JP2007063131A - 含嗽剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長期保存条件下でも安定な含嗽剤を提供する。
【解決手段】 ヨウ素−シクロデキストリン包接化物100質量部に対しヨウ素溶解助剤を5〜30質量部含有し、溶媒が炭素数2〜6の多価アルコールである含嗽剤、および炭素数2〜6の多価アルコール溶液に、ヨウ素溶解助剤、ヨウ素およびシクロデキストリンとを溶解してなる含嗽剤である。いずれも簡便に調製することができ、しかも得られる含嗽剤および消毒剤は保存安定性に優れる。
【選択図】なし

Description

本発明は、少なくともヨウ素溶解助剤、ヨウ素およびシクロデキストリンとを多価アルコールに溶解した含嗽剤、並びにヨウ素溶解助剤およびヨウ素−シクロデキストリン包接化物を多価アルコールに溶解した含嗽剤に関する。
従来より、ヨウ素の殺菌・防カビ・消毒・防腐剤としての効用は公知である。このようなヨウ素製剤として、ヨウ素をβ−シクロデキストリンで包接した化合物が開発され、各種の用途に使用されている。例えば、特許文献1には、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物を用いた消臭、殺菌剤が、特許文献2には、ヨウ素のβ−シクロデキストリン包接物を多価アルコールに7〜10mg/ml溶解させてなる殺菌剤を含有することを特徴とする、含嗽剤組成物が開示されている。
ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の製造方法には制限が無いが、一般にはヨウ素が水に不溶であるためヨウ素溶解助剤を含む水溶液にヨウ素を溶解し、この溶液にβ−シクロデキストリンを添加し、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物を沈殿として析出させている。例えば上記特許文献1では、上記方法によって、ヨウ素とシクロデキストリンとがおよそ等モル含まれるヨウ素−シクロデキストリン包接化物を得ている。また、特許文献2では、ヨウ素溶解助剤の配合量をヨウ素1モルに対してヨウ素溶解助剤1.5〜5モルの割合で溶解し、これにヨウ素1モルに対して0.67〜100モルのシクロデキストリンを添加してヨウ素−シクロデキストリン包接化物を調製している。なお、特許文献2の方法では、ヨウ素1モルにシクロデキストリン0.67〜100モルが包接されるヨウ素−シクロデキストリン包接化物を得ている。
このように、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物は、ヨウ素溶解助剤を含有する溶液から固体として析出させて得ており、本来、ヨウ素溶解助剤含有水溶液には溶解しない。このため、該包接化物を高濃度溶液に調製するには、例えば特許文献1のように水やエタノールよりも極性の低い、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール系溶液を使用する必要がある。上記特許文献1の実施例では、この方法によって5w/v%のヨウ素−シクロデキストリン包接化物溶液を調製している。
特公昭61−4810号公報 特開2002−193719号公報
しかしながら、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物を多価アルコールを使用して溶解すると、長期保存の際に沈殿物が生成する場合がある。このため、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物溶液を含嗽剤として使用する場合には、沈殿の発生によって含嗽剤の商品価値が著しく損なわれる。
また、従来はヨウ素−シクロデキストリン包接化物を水溶液中に沈殿させ、これを単離した後に溶媒に溶解してヨウ素−シクロデキストリン包接化物溶液を調製し、これを含嗽剤組成物として使用していたが、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物を単離することなくヨウ素−シクロデキストリン包接化物を含有する含嗽剤を調製できれば便利である。
このように、長期保存時の安定性に優れ、かつ簡便に調製できるヨウ素とシクロデキストリンとを含有する含嗽剤の開発が望まれる。
本発明者は、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物について詳細に検討した結果、炭素数2〜6の多価アルコールを使用し、かつ該溶液に含まれるヨウ素−シクロデキストリン包接化物100質量部に対してヨウ素溶解助剤を5〜30質量部含有させると、極めて溶液の安定性を向上させうることを見出し、このようなヨウ素−シクロデキストリン包接化物溶液が含嗽剤として好適であることを見出し、本発明を完成させた。
また、本発明者は、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の製造方法について詳細に検討した結果、水に代えて炭素数2〜6の多価アルコールを溶媒として使用すると、ヨウ素溶解助剤やヨウ素の溶解性に優れ、簡便にヨウ素とシクロデキストリンとを含有する溶液が形成され、かつ該溶液に溶解するヨウ素とシクロデキストリンとが包接化物を形成しているか否かを問わず、従来のヨウ素−シクロデキストリン包接化物と同様に含嗽剤として好適に使用できることを見出し、本発明を完成させた。しかもヨウ素とシクロデキストリンとが該多価アルコール中に溶解しているため、従来のヨウ素−シクロデキストリン包接化物を多価アルコールに溶解した含嗽剤よりも溶液の安定性に優れ、長期保存時にも含嗽剤の沈殿物の発生を極めて効率的に抑制できる。
本発明によれば、ヨウ素溶解助剤とヨウ素−シクロデキストリン包接化物とを含むことで安定性に優れ、長期保存条件下や冷蔵保存時にも沈殿の析出や有効ヨウ素減少量を効率的に抑制される。
また、本発明によれば、ヨウ素溶解助剤とヨウ素およびシクロデキストリンとを多価アルコールに溶解させたことで、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物を単離することなく殺菌力に優れる含嗽剤を得ることができる。該含嗽剤は、従来のヨウ素−シクロデキストリン包接化物を含む含嗽剤と同様に使用することができ、かつ安定性に優れるため、長期保存条件下や冷蔵保存時にも沈殿の析出を効率的に抑制することができる。
本発明の第一は、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物100質量部に対しヨウ素溶解助剤を5〜30質量部含有し、溶媒が炭素数2〜6の多価アルコールであることを特徴とする、含嗽剤である。
本発明で含嗽剤に使用し得るヨウ素−シクロデキストリン包接化物は、シクロデキストリンにヨウ素を包接した化合物である。
ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の調製に用いるヨウ素は、特に制限されるものでなく、市販品をそのまま使用することができる。
また、該包接化物を構成するシクロデキストリンとしても特に制限されるものではなく、市販品をそのまま使用しても、またはデンプンにBacillus macerans由来のアミラーゼを作用させることなどの公知の方法によって製造してもよい。なお、本明細書において、「シクロデキストリン」は、それぞれ6、7及び8個の環状α−(1→4)結合したD−グルコピラノース単位から構成されるα−、β−及びγ−シクロデキストリンを包含するのみならず、例えば、メチル体、プロピル体、モノアセチル体、トリアセチル体及びモノクロロトリアジニル体等の、これらの化学修飾体をも包含するものである。本発明において使用されるシクロデキストリンの市販品の具体例としては、CAVAMAX W6及びCAVAMAX W6 Pharma(いずれも、ワッカーケミカルズ イーストアジア株式会社製)として市販されるα−シクロデキストリン;CAVAMAX W7及びCAVAMAX W7 PHARMA(いずれも、ワッカーケミカルズ イーストアジア株式会社製)として市販されるβ−シクロデキストリン;CAVAMAX W8、CAVAMAX W8 Food及びCAVAMAX W8 Pharma(いずれも、ワッカーケミカルズ イーストアジア株式会社製)として市販されるγ−シクロデキストリン;CAVASOL W7 M、CAVASOL W7 M Pharma及びCAVASOL W7 M TL(いずれも、ワッカーケミカルズ イーストアジア株式会社製)として市販されるメチル−β−シクロデキストリン;CAVASOL W7 HP及びCAVASOL W7 HP Pharma(いずれも、ワッカーケミカルズ イーストアジア株式会社製)として市販されるヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン;CAVASOL W7 A(いずれも、ワッカーケミカルズ イーストアジア株式会社製)として市販されるモノアセチル−β−シクロデキストリン;CAVASOL W7 TA(いずれも、ワッカーケミカルズ イーストアジア株式会社製)として市販されるトリアセチル−β−シクロデキストリン;ならびにCAVASOL W7 MCT(いずれも、ワッカーケミカルズ イーストアジア株式会社製)として市販されるモノクロロトリアジニル−β−シクロデキストリンなどが挙げられる。これらのうち、安全性などを考慮すると、食品添加物として認可されるβ−シクロデキストリン及びγ−シクロデキストリンならびにこれらの化学修飾体が好ましく使用され、特にヨウ素−シクロデキストリン包接化物内へのヨウ素の包接量の調製が容易である点を考慮すると、β−シクロデキストリン及びこの化学修飾体がシクロデキストリンとして最も好ましく使用される。
ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の製造方法としても特に制限はなく、特開昭51−88625号公報、特開2002−193719号公報などに記載される方法で調製することができる。なお、ヨウ素を水に溶解するために使用するヨウ素溶解助剤としては、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化マグネシウム、ヨウ化カルシウム、ヨウ化バリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化バリウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭化マグネシウム、臭化カルシウム、臭化バリウム等が挙げられる。これらのうち、ヨウ素の溶解性に優れる点で、ヨウ化ナトリウムまたはヨウ化カリウムを使用することが好ましい。上記ヨウ素溶解助剤は、単独で使用されてもあるいは2種以上の混合物の形態で使用されてもよいが、好ましくは単独で使用される。
本発明で好適に使用しうるヨウ素−シクロデキストリン包接化物としては、好ましくは有効ヨウ素5〜35質量%のヨウ素−シクロデキストリン包接化物である。人手が容易であること、および溶液に調製した場合の保存安定性に優れるからである。なお、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物としては、例えばβ−シクロデキストリンとヨウ素の包接体(日宝化学株式会社製、製品名「BCDI−20」(有効ヨウ素量20質量%含有品))の粉末を使用することもできる。
本発明の含嗽剤に使用する溶媒としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ヘキサメチレングリコールなどの炭素数2〜6の多価アルコールの一種を単独で、または2種以上を混合して使用することが好ましい。より好ましくは、エチレングリコールまたはプロピレングリコールであり、特にはプロピレングリコールである。ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の溶解性に優れると共に、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の安定性に優れるからである。
該含嗽剤中のヨウ素−シクロデキストリン包接化物の濃度に制限はない。しかしながら、含嗽剤として使用し得る際の薬効や刺激性、溶液の安定性などを考慮すると、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の濃度は、1〜30質量%であることが好ましく,より好ましくは2〜25質量%、特に好ましくは2〜20質量%である。
本発明の含嗽剤は、上記範囲のヨウ素−シクロデキストリン包接化物濃度において、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物100質量部に対してヨウ素溶解助剤を5〜30質量部、好ましくは10〜30質量部、より好ましくは15〜20質量部を含有することを特徴とする。上記したように、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の調製時にはヨウ素溶解助剤を含有する水溶液が使用されるが、該水溶液中でヨウ素−シクロデキストリン包接化物が沈殿することから明らかなように、本来ヨウ素溶解助剤によってヨウ素−シクロデキストリン包接化物の析出を防止することはできない。しかしながら、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の多価アルコール溶液について詳細に検討したところ、該溶液にヨウ素溶解助剤を上記範囲で添加すると、極めてヨウ素−シクロデキストリン包接化物の安定性に優れることが判明したのである。その理由については明確でないが以下のように推定できる。β−シクロデキストリン包接化物は水やエタノールに難溶であり、ヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物は水に対して0.1質量%程度の溶解度に過ぎない。従って、ヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物溶液を放置した結果吸湿すると、含まれる水分によってヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物が沈殿する。一方、実際に含嗽剤中に発生する沈殿物を観察すると白色沈殿物が多く、褐色のヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物とは色調を異にする。このことは含嗽剤中のヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物からヨウ素が放出されヨウ素−β−シクロデキストリンとなって沈殿するものが多く含まれていることを意味する。ヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物は、水やエタノールが存在するとヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物に含まれるヨウ素と水やエタノールとが置換し、該包接化物に含まれるヨウ素が放出する。特に、ヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物は熱安定性に欠け、水分の存在下に加熱しても容易にヨウ素を放出する。従って、水やエタノールの存在によってヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物からのヨウ素の放出が促進される。更に、エタノールは還元性物質であるため、酸化性のヨウ素を還元してヨウ素イオンに変え、これが有効ヨウ素を提言する一因となる。このようなヨウ素の放出は、空洞のあるβ−シクロデキストリンの形成を促進し、これが結晶核となり沈殿生成の引き金となると考えられる。また、空洞にエタノールが取り込まれ、前述のβ−シクロデキストリン/エタノールが核になり、経時的に沈殿が生成成長してくるものと思われる。
これに対して、含嗽剤中にヨウ素溶解助剤が存在すると、このようなヨウ素の遊離を抑制し、ヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物の安定化を図ることができる。というのも、従来はヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物にはヨウ素のみが存在すると考えられたが、ヨウ素のほかにKIも包接され、その際のモル配合比はKI/I=0.6位であることが判明した。ヨウ素溶解助剤がKIの場合には水中ではIと反応してKIの形状で安定であるが、上記配合比ではKIを構成しないヨウ素が残存することになりヨウ素が放出しやすくなり、ヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物の安定性を欠く。溶液中に不足のKIを補うと、このようなヨウ素の安定化を図ることができ、引いてはヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物の安定化が図れる、と推定される。
また、本発明では溶媒として炭素数2〜6の多価アルコールを使用するため、水やエタノールよりもヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物の溶解性に優れるためより高濃度の溶液を調製することができる。しかしながら、濃度が高くなるほどシクロデキストリンやヨウ素−β−シクロデキストリン包接化物などの未溶解の微粉末が残存し、これが結晶核となって沈殿物を発生しやすい。このような微粉末は瀘過によって分別することができるが、多価アルコールは粘度が高いため瀘過は容易でない。本発明では炭素数2〜6の多価アルコールを使用することで、溶解性を確保し、かつ微粉末との瀘別処理を容易にして沈殿物の発生を効果的に抑制できると考えられる。
従来は、含嗽剤の調製時には均一に溶解していても、経時的に、または保冷などによってヨウ素−シクロデキストリン包接化物の沈殿物を発生しやすかったのであるが、本発明によれば、このような沈殿物の発生を効果的に抑制された含嗽剤となる。
本発明の含嗽剤中のヨウ素溶解助剤の添加量が、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物100質量部に対して5質量部を下回ると含嗽剤の安定性にかけ、経時的にヨウ素−シクロデキストリン包接化物の沈殿が発生する場合がある。一方、30質量部を上回っても安定性に変化はなく、かえってヨウ素溶解助剤による弊害が発生する場合がある。
本発明の含嗽剤に添加し得るヨウ素溶解助剤としては、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の製造工程で使用し得る上記溶解助剤を好適に使用することができる。この際、本発明の含嗽剤に添加されるヨウ素溶解助剤としては、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物製造時に使用されるヨウ素溶解助剤と同じであっても異なっていてもよい。より好ましくは、上記したヨウ素溶解助剤の中でもヨウ化ナトリウムまたはヨウ化カリウム、特にはヨウ化カリウムである。
なお、本発明の含嗽剤における前記ヨウ素溶解助剤の濃度は、0.01〜2.0モル濃度、より好ましくは0.01〜1.5モル濃度である。前記したようにヨウ素−シクロデキストリン包接化物にはヨウ素溶解助剤も包接される可能性があるが、その包接量などはヨウ素−シクロデキストリン包接化物の製造方法その他によって変動する場合がある。含嗽剤に含まれる全てのヨウ素溶解助剤の濃度が、上記範囲にあれば含嗽剤の安定性に優れる。この趣旨より、該ヨウ素溶解助剤の濃度は使用した包接化物に含まれるヨウ素溶解助剤の含有量も含む値である。
本発明の含嗽剤の調製方法としては特に制限されないが、例えば、上記した多価アルコール、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物、ヨウ素溶解助剤を使用し、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物を炭素数2〜6の多価アルコールに溶解する工程と、ヨウ素溶解助剤を添加してヨウ素−シクロデキストリン包接化物100質量部に対する溶解助剤濃度を5〜30質量部とする工程とを行うことで調製することができる。
具体的には、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物を上記多価アルコールに添加し、温度10〜70℃、より好ましくは20〜60℃に加温し、および撹拌してヨウ素−シクロデキストリン包接化物の溶解を促進する。次いで、ヨウ素溶解助剤を添加してヨウ素−シクロデキストリン包接化物100質量部に対する溶解助剤濃度を5〜30質量部とする。ヨウ素溶解助剤は、予め上記多価アルコールに溶解させ、該溶解助剤溶液を前記ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の多価アルコール溶液に添加して、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物に対する溶解助剤濃度を調製すればよい。該溶解助剤の添加量は、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物100質量部に対して5〜30質量部、好ましくは10〜30質量部、特に好ましくは15〜20質量部である。5質量部を下回るとヨウ素−シクロデキストリン包接化物溶液の安定性にかけ、経時的にヨウ素−シクロデキストリン包接化物の沈殿が発生する場合があり、一方、30質量部を上回っても安定性に変化はなく、無駄である。
なお、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物を炭素数2〜6の多価アルコールに溶解する工程と、ヨウ素溶解助剤を添加してヨウ素−シクロデキストリン包接化物100質量部に対する溶解助剤濃度を5〜30質量部とする工程とはいずれを先に行ってもよく、同時に行ってもよい。例えば、上記多価アルコールに上記配合量となるように所定量のヨウ素溶解助剤を溶解し、次いで該溶液にヨウ素−シクロデキストリン包接化物を添加し、加温などによってヨウ素−シクロデキストリン包接化物を溶解してもよいし、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物とヨウ素溶解助剤との所定配合量の混合物に上記多価アルコールを添加し、加温などによってヨウ素−シクロデキストリン包接化物を溶解してもよい。
本発明の第二は、炭素数2〜6の多価アルコール溶液に、ヨウ素溶解助剤、ヨウ素およびシクロデキストリンとを溶解してなる含嗽剤である。
従来は、水を溶媒として使用し、ヨウ素溶解助剤やヨウ素を溶解させ、溶液中に形成されるヨウ素−シクロデキストリン包接化物が水やヨウ素溶解助剤含有水溶液に難溶であるため、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物を沈殿として析出し、これを分別することでヨウ素−シクロデキストリン包接化物を得ていた。従って、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物溶液を調製するには、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物を単離し、ついでこれを溶媒に溶解する工程が必要であった。しかしながら、本発明によれば、ヨウ素とシクロデキストリンとが共に上記多価アルコールに溶解しているため、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物を単離することなく、ヨウ素とシクロデキストリンとが溶解する溶液を調製することができる。なお、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物は多価アルコールに溶解しやすいため、両者がヨウ素−シクロデキストリン包接化物を形成しているか否かを判断することは困難である。このため、両者が包接化物を形成するかの問題を回避するため「ヨウ素−シクロデキストリン溶液」とした。なお、溶媒として多価アルコールを使用した場合であっても、水を溶媒とした場合と同様に、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物が形成されると推定される。一方、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物が多価アルコールに溶解した場合の該化合物の形態については不明であるが、例えば前記特許文献1に示すように、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の多価アルコール溶液はヨウ素の徐放性が期待され、実際に含嗽剤や殺菌剤として使用できる。このため多価アルコール溶液中でもヨウ素−シクロデキストリン包接化物として存在しうると推定される。従って、本発明の製造方法によれば、該溶液中でヨウ素−シクロデキストリン包接化物が形成される場合もある。なお、本願第二の発明で使用するヨウ素、ヨウ素溶解助剤、シクロデキストリン、および炭素数2〜6の多価アルコールは、第一の発明で記載したものを使用することができる。
本発明の含嗽剤におけるヨウ素溶解助剤濃度は、0.5〜30質量%、より好ましくは0.8〜25質量%である。ヨウ素は多価アルコールに溶解するためヨウ素溶解助剤を添加することなくヨウ素を多価アルコール中に溶解させることもできる。しかしながら、ヨウ素溶解助剤が含まれているとヨウ素の溶解性が向上し、かつ得られる含嗽剤の安定性が向上することが判明したのである。ヨウ素溶解助剤の濃度が0.5質量%を下回るとヨウ素の溶解性が低下する場合があり、一方、25質量%を超えても溶解性や含嗽剤の安定性がそれ以上向上することが少なく、不利である。
ヨウ素の添加量は、含嗽剤に0.01〜1.5モル濃度、より好ましくは0.02〜1.0モル濃度である。上記多価アルコール溶液に対するヨウ素の溶解性は高いが、1.5モル濃度を上回るとヨウ素濃度または形成され得るヨウ素−シクロデキストリン包接化物の濃度が高くなりすぎ、形成されたヨウ素−シクロデキストリン包接化物の溶解性が低下する場合がある。一方、0.01モル濃度を下回っても含嗽剤は調製できるが、有効ヨウ素濃度が低くなりすぎて、含嗽剤として不利である。
シクロデキストリンの含有量は、ヨウ素1モルに対して0.5〜1.5モル、より好ましくは0.5〜1.0モルである。この範囲であれば、シクロデキストリンに対するヨウ素包接量を調整しながらヨウ素−シクロデキストリン包接化物を形成させることができる。溶液は、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の形成を促進するため温度10〜70℃、より好ましくは20〜60℃に加温してもよい。なお、該溶液は、更に瀘過などによって含まれる微粉末などを瀘別すると沈殿の原因となりやすい結晶核を効率的に除去でき、好ましい。
本発明の製造方法で調製される含嗽剤は、極めてヨウ素とシクロデキストリンとの安定性に優れる。この結果、従来は、調製時には均一に溶解していても経時的に、または保冷などによってヨウ素−シクロデキストリン包接化物の沈殿物を発生しやすかったのであるが、このような沈殿物の発生を効果的に抑制することができる。
本願第一および第二の発明に係る含嗽剤には、適当量の香料、甘味料、乳化剤、保湿剤などを含有させることができる。なお、その場合であってもこれら添加量は、水溶液やアルコール溶液として添加することは避けるべきである。水やアルコールの添加によってヨウ素−シクロデキストリン包接化物の沈殿形成を回避するためである。
本発明の含嗽剤は、一回に2〜4mlを水で15〜30倍に希釈し、口中に含ませて使用する。該含嗽剤は、ヨウ素−シクロデキストリン包接化物を含み、この包接化物はヨウ素を徐々に放出するため、その効果が長持間に亘って期待でき、かつ皮膚や粘膜に対する刺激が少ない。このため、含嗽剤以外にも口中裂病、抜歯後の消毒に対しても効果的な殺菌作用を示す。
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、これらの実施例は何ら本発明を制限するものではない。
(実施例1)
200mlメスフラスコにプロピレングリコール(PG)145ml、ヨウ化カリウム(KI)0.03モルを仕込み、KIを室温で溶解した。ここに、β−シクロデキストリン包接化物(有効ヨウ素量20質量%含有品)10.5gを添加し撹拌溶解した後PGを加えて全体を200mlとし、KIを添加してKI濃度を0.036モル濃度とした。この溶液をガラスフィルター(11G4)で濾過した。得られた溶液を含嗽剤とした。
次いで、該含嗽剤を2本のガラス瓶(密栓付き)に移し、一方を室温に、他方を40℃の恒温槽に6ヶ月間静置し終日変化を測定した。いずれも6ヶ月間沈殿の生成は認められなかった。また、有効ヨウ素量も初期濃度の98%以上を保持していた。
(実施例2)
300ml三角フラスコ(擦り合せ密栓付き)にPGを135ml、KIを0.02モルを入れ、室温でKIを溶解した。ここに、乳鉢で粉砕したβ−シクロデキストリン包接化物(有効ヨウ素量20質量%含有品)8.75gを添加し溶解した後、全体で150mlとなるようにPGを追加し、さらにKIを添加してKI濃度を0.036モル濃度とした。該溶液をガラスフィルター(11G4)で濾過した溶液を含嗽剤とした。
該含嗽剤を、1本はガラス(G)瓶に、2本はポリプロピレン(PP)容器に3等分して移し、PP1本は室温に、残り2本は40℃恒温槽に静置し、6ヶ月間の熱安定性試験を行った。いずれも6ヶ月間沈殿の生成は認められず、かつ、有効ヨウ素量も初期濃度の98%以上を保持していた。
(比較例1)
無水エタノール(abs.EtOH)を40ml添加した分量だけPGを減量した以外は実施例1と同様の処理をして比較含嗽剤を得た。該含嗽剤を室温に放置したものは6ヶ月後にも沈殿の生成は認められなかったが、40℃に保持したサンプルはいずれも6日目には沈殿が生成していた。
(比較例2)
abs.EtOHを60ml添加した分量だけPGを減量した以外は実施例2と同様の処理をして比較含嗽剤を得た。該含嗽剤を室温に放置したものは6ヶ月後にも沈殿の生成は認められなかったが、40℃に保持したサンプルはいずれも6日目には沈殿が生成していた。
(比較例3)
100mlメスフラスコにKIを0.786g及び水5mlを仕込み、KIを溶解しておき、ここにヨウ素1.000gを添加溶解した(KI/I水溶液)。別にβ−シクロデキストリン(β−CD)を4.486gをPGを72.3mlに溶解したものを先のKI/I水溶液に加え、次いで、abs.EtOHを20mlを加え、水で全体を100mlとした。これを比較含嗽剤とした。
該含嗽剤を40℃恒温槽に静置し6ヶ月間の熱安定性試験を行ったところ、3ヶ月経過時点で沈殿の生成を認めた。
(比較例4)
KIを添加しない以外は実施例1と同様の処理をして比較含嗽剤を得た。
該含嗽剤は、40℃保持1日で、有効ヨウ素量が初期の濃度の90%を下回っており、6ヶ月経過後は沈殿の生成は認められないものの濃度は62%までに低下していた。
(実施例3)
723mlのプロピレングリコール(PG)に7.86gのKIを溶解し、乳鉢で粉砕したヨウ素10.0gを入れ溶解した。次いで44.86gのβ−シクロデキストリン(β−CD)を添加溶解し、356gのPGを加えた。これらをガラスフィルター(11G4)で濾過して含嗽剤を調製した。
次に、Brain Heart Infusion(BHI)agar(Difco)で継代培養したStaphylococus aureus 209P(SA)をBHIの斜面培地に接種し、24時間培養後、発育した集落から得た1白金耳の菌を2mlのBHI培地に浮遊させ、これを試験菌液とした。なお、菌濃度は、McFarlandのNo.5に合わせた。
前記含嗽剤は、滅菌生理食塩水で10倍、20倍、40倍、80倍、100倍に希釈し、溶液5mlに試験菌液0.1mlを加え、30秒間作用させた後、その1白金耳を5mlのBHI培地に摂取し、37℃、24時間培養し、発育の有無を判定した。肉眼で菌の発育が観察されたものを(+)、発育の認められなかったものを(−)とした。対照は滅菌生理食塩水を使用した。
同様にして、E.coli−25(E−coli)、Pseudomonas aeruginosa(PA)、Candida albicans(Candida)についても評価した。結果を表1に示す。
表1に示すように、本発明の含嗽剤は、少なくとも80倍希釈液であっても、上記試験菌に十分な殺菌力を示した。
Figure 2007063131
(実施例4)
165gのPGに1.65gKIを溶解し3等分した各々のKI/PG溶液に、乳鉢で粉砕したヨウ素0.76gを入れ溶解した。次いで2.82gのβ−CDを添加溶解し、35.6gのPGを加えて約95gのPG溶液を3本調製した。これらをガラスフィルター(11G4)で濾過し、濾液を含嗽剤とした。
該含嗽剤をガラス瓶(G)及びポリプロピレン容器(PP容器)に保存し、40℃恒温槽に6ヶ月間保持した。40℃恒温槽に入れる前に有効ヨウ素を測定し初期濃度とした。各々の、初期有効ヨウ素は8.15、8.10、8.16mg/mlであった。6ヶ月経過後も沈殿生成は認められず、かつ、有効ヨウ素も初期の濃度の98%以上を保持していた。
(比較例5)
0.55gKIを溶解する為に水3.6gを使ったことと、abs.EtOH 6mlを添加したことにより約9.6gPGを減量した以外は実施例4と同様の処理をして比較含嗽剤を調製した。該含嗽剤をガラス瓶に保存し40℃恒温槽に3ヶ月保持したところ、沈殿生成を認めた。
(比較例6)
KIを添加しない以外は実施例4と同様に処理して比較含嗽剤を得た。該含嗽剤を1.5ヶ月室温で保持したところ、有効ヨウ素が初期の82%に低下していた。
本発明によれば、安定性に優れる含嗽剤が簡便に調製でき、しかも口腔殺菌剤として有用である。

Claims (11)

  1. ヨウ素−シクロデキストリン包接化物100質量部に対しヨウ素溶解助剤を5〜30質量部含有し、溶媒が炭素数2〜6の多価アルコールであることを特徴とする、含嗽剤。
  2. 前記多価アルコールがプロピレングリコールである、請求項1記載の含嗽剤。
  3. 前記溶解助剤がヨウ化カリウムである、請求項1または2記載の含嗽剤。
  4. ヨウ素−シクロデキストリン包接化物の濃度が1〜30質量%である、請求項1〜3のいずれかに記載の含嗽剤。
  5. 前記ヨウ素溶解助剤の濃度は、0.01〜2.0モル濃度である、請求項1〜4のいずれかに記載の含嗽剤。
  6. 炭素数2〜6の多価アルコール溶液に、ヨウ素溶解助剤、ヨウ素およびシクロデキストリンとを溶解してなる含嗽剤。
  7. ヨウ素溶解助剤の濃度は0.5〜30質量%である、請求項6記載の含嗽剤。
  8. 前記ヨウ素の添加量は0.01〜1.5モル濃度である、請求項6または7記載の含嗽剤。
  9. 前記シクロデキストリンの含有量は、ヨウ素1モルに対して0.5〜1.5モルである、請求項6〜8のいずれかに記載の含嗽剤。
  10. 前記シクロデキストリンが、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリンおよびこれらの化学修飾体からなる群から選ばれる1種以上である、請求項6〜9のいずれかに記載の含嗽剤。
  11. 前記多価アルコールがプロピレングリコールである、請求項6〜10のいずれかに記載の含嗽剤。
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