JP3237804B2 - ファンクションジェネレータのパラメータ設定装置 - Google Patents
ファンクションジェネレータのパラメータ設定装置Info
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Description
生するファンクションジェネレータのパラメータ設定装
置に関し、更に詳しくは、周波数や周期、振幅、オフセ
ットなどの設定キーの割り付け方式に関するものであ
る。
ットなどを予め設定し、その設定値に基づいた正弦波や
パルス波を発生するように構成したファンクションジェ
ネレータがある。そしてこの種のファンクションジェネ
レータの出力周波数範囲は、例えば0.001 Hzから20M
Hzまでと広範囲のものがある。
ファンクションジェネレータで周波数を設定する場合、
常套的には高い周波数設定の場合は周波数で設定し、低
い周波数設定の場合は周期で設定するが、キー・スペー
スファクターなどの制約から、周波数設定用の周波数キ
ーと周期設定用の周期キーを個別に両方持つものはな
く、いずれか一方の設定キーでまかなっている。このた
め、例えば周波数設定用のキーだけしか設けられていな
いものでは、周期で設定したい場合は、周波数から周期
への逆数計算を必要とし、設定に係る操作が大変煩わし
いという問題があった。
周期のような項目には限らない。例えば、出力信号の振
幅やオフセットと、電圧のハイレベルやローレベルの場
合も裏腹の関係にあり、振幅やオフセットは出力電圧の
ハイレベルとローレベルを規定することによっても設定
可能である。そして通常はハイレベルとローレベルの設
定によって振幅やオフセットを設定しているが、やはり
逆計算が必要であり、大変煩わしいという問題がある。
裏の関係にある設定項目を1つのキーに割り付け、設定
項目を簡単に切り換え所望の設定を容易に行うことので
きるファンクションジェネレータのパラメータ設定装置
を提供することにある。
るために本発明では、発生する正弦波やパルス波の周波
数、周期、振幅、オフセット、電圧ハイレベル値、電圧
ローレベル値等がそれぞれ設定可能なファンクションジ
ェネレータにおいて、各種キーと表示部を備えたパネル
部と、この表示部に表示する表示項目を記憶しておく表
示項目記憶メモリと、前記表示部に表示する数値および
単位を記憶しておく設定値記憶メモリと、押下キーを検
出し前記表示項目記憶メモリの内容と比較して一致する
場合は表示項目記憶メモリの内容を当該キーの裏側の項
目に書き替え、その裏側の項目を表示項目表示部に表示
し、一致しない場合は前記表示項目記憶メモリの内容を
更新して表示項目表示部の表示を当該押下キーに対応し
た表示にする機能と、前記表示項目記憶メモリの内容に
基づき設定値記憶メモリから設定値データを読み出し前
記表示部に表示する機能を有する制御部を具備し、周波
数キーは周波数設定と周期設定とに交互に切り替わり、
振幅キーは振幅設定から電圧ハイレベル設定または電圧
ローレベル設定へ、オフセットキーはオフセット設定か
ら電圧ローレベル設定または電圧ハイレベル設定へ可逆
的に切り替わるように構成したことを特徴する。
関係にあるものは1つの設定キーで設定できるようにし
た。表示されている項目と同じ設定キーが押下された場
合には、当該設定キーの表裏の関係にある他方の項目に
切り替わる。表示されている項目と異なる設定キーが押
下された場合は押下キーの項目そのものが表示される。
表示される内容は各記憶メモリに記憶された内容、すな
わち項目、数値、単位である。
図1は本発明に係るパラメータ設定装置の一実施例を示
す構成図である。図において、10はパネル部、20は
表示項目記憶メモリ、21は設定値記憶メモリ、22は
制御部である。
15、振幅キー16、位相キー17、オフセットキー1
8、テンキー部19から成る。表示部11は、表示項目
を表示する表示項目表示部12と、数値を表示する数値
表示部13と、単位を表示する単位表示部14より構成
され、数値表示部13は通常薄膜トランジスタ(TF
T)方式の液晶表示器が使用される。周波数キー15は
周波数あるいは周期を設定する際に押すキー、振幅キー
16は振幅と電圧ハイレベル値を設定する際に押すキ
ー、位相キー17は位相を設定する際に押すキー、オフ
セットキー18はオフセットと電圧ローレベル値を設定
する際に押すキーである。テンキー部19は数値および
単位を入力するための複数のキーより構成されている。
部12に表示されている項目を記憶するメモリである。
設定値記憶メモリ21は周波数、周期、振幅値オフセッ
ト、電圧ハイレベル、電圧ローレベルなどの各値を記憶
するメモリである。制御部22は、押下されたキーを検
出する機能と、表示部11に数字や表示項目、単位を表
示するための制御および処理を行う機能を有するもの
で、通常マイクロプロセッサとその周辺回路から構成さ
れたものが使用される。
図10を参照して次に説明する。ここでは、図2に示す
ような設定を行う場合を例にとって説明する。まず、図
3のように、表示項目が周波数「FREQ」で、数値が2.00
0000、単位がMHzと表示されているものとする。以下
図10の動作フローに関連して説明する。
はキーが押されたことを検知し(ステップa)、表示項
目記憶メモリ20の内容を読み出す(ステップb)。 (2) 制御部22は押されたキーと表示項目の内容を比較
し(ステップc)、一致するかどうかを判定する(ステ
ップd)。 (3) この場合は一致するので、表示項目記憶メモリ20
の内容を周波数の裏側の設定項目である周期表示に書き
替える(ステップe)。これと同時に制御部22は表示
項目表示部12に「PERIOD」を反転表示させ(ステップ
f)、設定値記憶メモリ21から現在の周期の値500.00
0nsec (500E-9秒)を読み出し(ステップi)、数値表
示部13に500.000 を、単位表示部14にnsecを表示さ
せる(ステップj)。これにより表示は図7のように変
わる。図7の表示状態の時、テンキー部19から数値入
力を行い周期を設定することができる。
押すと、前述の(1) 〜(3) の手順と同様に制御部22は
押されたキーを検出し現在の表示項目と比較する。押さ
れたキーと表示項目が一致するので、制御部22は表示
項目を再び裏側の設定項目である周波数に切り替え、設
定値記憶メモリ21から設定値データすなわち現在の周
波数の値2.000000MHzを読み出し数値表示部13に2.
000000を、単位表示部14にMHzを表示させる。これ
により表示は図3の表示に切り替わる。 (5) 図3の表示の時に振幅キー16を押すと、表示項目
と押下キーとが異なるため、制御部22は表示項目記憶
メモリ20の内容を振幅に書き替え(ステップg)、表
示項目表示部12の振幅を表わす「AMPL」を反転表示さ
せる(ステップh)。 (6) その後同様に設定値記憶メモリ21から現在の振幅
設定値2.000 Vpp(ピークツーピーク電圧)を表示さ
せる。すなわち、数値表示部13に2.000 を、単位表示
部14にVppを表示させる。表示は図5のようにな
る。
押すと、表示項目と押下キーが一致するため制御部22
は振幅の裏側の設定項目である電圧ハイレベル値を表示
させる。すなわち、図8に示すように数値表示部13に
1.000 を、単位表示部14にVを表示させる。電圧レベ
ルを表わす表示として「HI LEVEL」が反転表示となる。 (8) 図8の表示の時オフセットキー18を押すと、表示
項目と押下キーとが異なるため、図9に示すような表示
に変わり、電圧ローレベル値-1.000が数値表示部13
に、Vが単位表示部14に表示される。また電圧レベル
を表わす表示としては「LO LEVEL」が反転表示される。
なお、振幅とオフセットは、それぞれ電圧ハイレベル値
と電圧ローレベル値と表裏の関係にあり、そのため前記
(7) および(8) の切り替えが可能となっている。
8を押すと、表示項目と押下キーが一致するため、表示
は裏側の表示項目であるオフセット表示になり、図6の
ような表示に切り替わる。 (10)位相キー17を押下した場合は図4のような表示と
なる。すなわち、表示項目表示部12には位相を表わす
表示「PHASE 」が反転表示され、数値表示部13には設
定値記憶メモリ21に記憶されたデータ(例えば90.00
0)が表示され、単位表示部14にはdeg がそれぞれ表
示される。ただし、位相キーには裏側の設定項目がない
ため、再度位相キーを押下しても表示は変わらない。
圧ハイレベル値、オフセットは電圧ローレベル値に限定
されるものではなく、振幅は電圧ローレベル値、オフセ
ットは電圧ハイレベル値という表裏関係にすることもで
きる。また、周波数キーや振幅キー、オフセットキーは
それぞれ表裏関係にある2つの切り替え可能なキーであ
ることを視覚的に訴える表示、例えば下側のキーの外形
の一部が見えるような二段重ね形式のキーにして、操作
感をよくするようにしてもよい。
裏の関係、すなわち周波数に対する周期、あるいは振幅
とオフセットに対する電圧ハイレベルと電圧ローレベル
のような表裏の関係にあるキーは兼用させているため、
少ないキーですっきりしたパネル面を構成することがで
きる。また、裏側のキーが不必要なユーザにとっては、
キーの重複押下を行わなければ裏側は現れないので、表
側のパラメータだけを見たり、設定したりすることがで
きる。更に、表裏関係にあるパラメータが裏側にあるの
で直感的に意味と位置を関連付けることができ、簡単な
操作で切り替えることができる。
示す構成図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】発生する正弦波やパルス波の周波数、周
期、振幅、オフセット、電圧ハイレベル値、電圧ローレ
ベル値等がそれぞれ設定可能なファンクションジェネレ
ータにおいて、 周波数キー、振幅キー、オフセットキーと、表示項目と
数値と単位を表示する表示部を備えたパネル部と、 前記表示部に表示する表示項目を記憶しておく表示項目
記憶メモリと、 前記表示部に表示する数値および単位を記憶しておく設
定値記憶メモリと、 押下されたキーを検出し前記表示項目記憶メモリの内容
と比較し、一致する場合は表示項目記憶メモリの内容を
当該キーの裏側の項目に書き替え、その裏側の項目を表
示項目表示部に表示し、一致しない場合は前記表示項目
記憶メモリの内容を更新し、表示項目表示部の表示を当
該押下キーに対応した表示にする機能と、前記表示項目
記憶メモリの内容に基づき設定値記憶メモリから設定値
データを読み出し前記表示部に表示する機能を有する制
御部を具備し、周波数キーを続けて押下した場合には押
下するごとに周期設定と周波数設定とに交互に切り替わ
り、振幅キーは振幅設定から電圧ハイレベル設定または
電圧ローレベル設定へ切り替わると共にその電圧ハイレ
ベル設定または電圧ローレベル設定から振幅設定へ切り
替わり、オフセットキーはオフセット設定から電圧ロー
レベル設定または電圧ハイレベル設定へ切り替わると共
にその電圧ローレベル設定または電圧ハイレベル設定か
らオフセット設定へ切り替わるように構成したことを特
徴とするファンクションジェネレータのパラメータ設定
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05430794A JP3237804B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | ファンクションジェネレータのパラメータ設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05430794A JP3237804B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | ファンクションジェネレータのパラメータ設定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07261903A JPH07261903A (ja) | 1995-10-13 |
JP3237804B2 true JP3237804B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=12966923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05430794A Expired - Fee Related JP3237804B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | ファンクションジェネレータのパラメータ設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3237804B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP05430794A patent/JP3237804B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07261903A (ja) | 1995-10-13 |
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