JP2000338139A - 波形表示装置 - Google Patents

波形表示装置

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JP2000338139A
JP2000338139A JP11145158A JP14515899A JP2000338139A JP 2000338139 A JP2000338139 A JP 2000338139A JP 11145158 A JP11145158 A JP 11145158A JP 14515899 A JP14515899 A JP 14515899A JP 2000338139 A JP2000338139 A JP 2000338139A
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浩一 山本
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耕一 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力信号の任意かつ複数の波形部位同士を容
易に比較することが可能な波形表示装置を提供する。 【解決手段】 入力信号をデータ化した信号波形データ
を記憶する波形メモリと、入力信号の信号波形W1を表
示する表示部3とを備え、表示部3の表示画面を分割し
て複数の分割表示画面12,13を表示し、分割表示画
面12,13毎に信号波形W1,W1を表示可能に構成
されている波形表示装置において、入力信号の任意かつ
複数の波形部位にそれぞれ対応する信号波形データを波
形メモリから読み出して複数の波形部位を複数の分割表
示画面12,13にそれぞれ表示可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号をデータ
化した信号波形データに基づく信号波形を表示する波形
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の波形表示装置として、図9に示
す波形記録装置51が従来から知られている。この波形
記録装置51は、入力信号Sをデータ化した波形データ
DW の記録や、波形データDW に基づく信号波形の表示
などを実行可能に構成されている。具体的には、波形記
録装置51は、入力信号Sの信号波形に対応する波形デ
ータDW を生成する測定部2と、波形データDW に基づ
く信号波形などを表示する表示部3と、キー31a〜3
1eからなるファンクションキー部31(図11参照)
などが配列された操作部4と、波形データDW のフロッ
ピーディスク(以下、「FD」という)への記録やFD
からの読み出しを実行するフロッピーディスクドライブ
(以下、「FDD」という)5と、測定部2の測定制御
および表示部3の表示制御などを実行する制御部56
と、波形データDW を一時的に記憶するRAM57と、
制御部56の動作プログラムなどを記憶するROM58
とを備えている。
【0003】この波形記録装置51は、いわゆるトリガ
機能を有しており、このトリガ機能実行時には、波形デ
ータDW の記録・表示は、測定部2に入力される入力信
号Sのレベルが所定の電圧範囲を外れた時点や、所定の
設定値を上向き(+方向)または下向き(−方向)で横
切った時点で開始される。例えば図10に示す入力信号
S1が例えば±0.1Vの電圧範囲を外れたときにトリ
ガ機能によって記録・表示を行う際には、まず、操作部
4の所定のキーを操作することにより、図12に示す波
形表示画面71を表示部3に表示させる。この状態で
は、制御部56は、入力信号S1の電圧値が±0.1V
の電圧範囲を外れた時間t1の時点で、測定部2から出
力される波形データDW のRAM57への記憶を開始す
る共に、その波形データDW に基づく信号波形W1を表
示部3の波形表示画面71に逐次表示させる。
【0004】また、波形記録装置51では、波形データ
DW の記録が完了した後に、RAM57に記憶されてい
る波形データDW に基づく信号波形の任意の波形部位を
範囲指定して拡大表示することもできる。具体的には、
まず、波形データDW に基づく信号波形W1を波形表示
画面71に表示した状態でファンクションキー部31の
キー31eを操作して、図11に示す表示範囲指定用画
面61を表示部3に表示させる。この場合、表示範囲指
定用画面61は2分割表示され、上側の分割表示画面に
は、波形データDW に基づく信号波形の任意の波形部位
を範囲指定可能に信号波形全体を表示する全体表示画面
62が表示され、下側の表示画面には、全体表示画面6
2上で範囲指定された波形部位を時間軸方向に拡大して
表示する拡大表示画面63が表示される。また、表示範
囲指定用画面61には、拡大表示すべき波形部位を全体
表示画面62上で範囲指定するためのカーソル表示64
a,64bが表示される。
【0005】この際に、制御部56は、RAM57から
波形データDW を読み込むと共に、読み込んだ波形デー
タDW に基づいて、図11に示すように、全体表示画面
62に信号波形W1全体を表示させる。同時に、制御部
56は、この際に全体表示画面62上でカーソル表示6
4a,64bによって範囲指定されている信号波形W1
の波形部位を時間軸方向に拡大して拡大表示画面63に
表示させる。次に、ファンクションキー部31のキー3
1aを操作する。この状態では、カーソル表示64aに
よって範囲指定の始点が設定可能となり、キー31c,
31dを操作することによりカーソル表示64aを任意
の部位に移動させる。同様にして、キー31bを操作
し、キー31c,31dを操作することによりカーソル
表示64bを範囲指定の終点に移動させる。これによ
り、拡大表示画面63には、カーソル表示64a,64
bによって範囲指定された信号波形W1の所定波形部位
が時間軸方向に拡大して表示される。この後、キー31
eを操作すると、図12に示すように、波形表示画面7
1が表示部3に表示され、表示範囲指定用画面61上で
範囲指定した信号波形W1が波形表示画面71に表示さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の波形
記録装置51には、以下の問題点がある。すなわち、従
来の波形記録装置51では、新たに入力された入力信号
Sに基づく信号波形W1を波形表示画面71に表示させ
たり、記録完了した波形データDW に基づく信号波形W
1の任意の波形部位を表示範囲指定用画面61上で範囲
指定して波形表示画面71に拡大表示させたりすること
ができる。しかし、波形データDW に基づく信号波形W
1における任意かつ複数の波形部位を表示部3に同時に
表示することができない。このため、信号波形W1にお
ける任意の波形部位同士の比較が困難となる結果、例え
ば、近似する過渡応答波形が複数含まれる信号波形W1
において、複数の過渡応答波形同士を比較することによ
り、異常な過渡応答波形が含まれていないかを発見する
のが困難であるという問題点がある。
【0007】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、入力信号の任意かつ複数の波形部位同士を
容易に比較することが可能な波形表示装置を提供するこ
とを主目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の波形表示装置は、入力信号をデータ化した
信号波形データを記憶する波形メモリと、入力信号の信
号波形を表示する表示部とを備え、表示部の表示画面を
分割して複数の分割表示画面を表示し、分割表示画面毎
に信号波形を表示可能に構成されている波形表示装置に
おいて、入力信号の任意かつ複数の波形部位にそれぞれ
対応する信号波形データを波形メモリから読み出してそ
の複数の波形部位を複数の分割表示画面にそれぞれ表示
可能に構成したことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の波形表示装置は、請求項1
記載の波形表示装置において、複数の分割画面にそれぞ
れ表示した複数の波形部位を各々の任意の波形部位に同
期させて表示することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の波形表示装置は、請求項1
または2記載の波形表示装置において、複数の分割画面
にそれぞれ表示した複数の波形部位のうち任意の2つ以
上を複数の分割画面のいずれか1つに重ね合わせて表示
することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の波形表示装置は、請求項1
から3のいずれかに記載の波形表示装置において、複数
の波形部位を互いに同期してスクロール表示することを
特徴とする。
【0012】請求項5記載の波形表示装置は、請求項1
から4のいずれかに記載の波形表示装置において、波形
メモリに記憶されている入力信号の信号波形を1の分割
表示画面に表示し、その1の分割表示画面上で複数の波
形部位を範囲指定可能に構成されていることを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る波形表示装置を波形記録装置に適用した好適な
発明の実施の形態について説明する。なお、従来の波形
記録装置51と同一の構成要素については同一の符号を
付して重複した説明を省略する。
【0014】最初に、図9のブロック図を参照して、本
発明の実施の形態に係る波形記録装置1の電気的な構成
について説明する。
【0015】同図に示すように、波形記録装置1は、測
定部2、表示部3、操作部4、FDD5、制御部6、R
AM7およびROM8を備えて構成されている。測定部
2は、入力信号Sをアナログ−ディジタル変換して波形
データDW を生成すると共に、その波形データDW を制
御部6に出力する。表示部3は、LCDパネルまたはブ
ラウン管(CRT)で構成され、制御部6の制御下で波
形データDW に基づく信号波形などを表示する。操作部
4には、使用状況に応じて各種機能が割り当てられると
共に割り当てられた機能を示す機能表示が表示部3に表
示されるキー31a〜31eからなるファンクションキ
ー部31や、表示部3に表示された信号波形を左右方向
にスクロールさせるためのジョグダイヤルやシャトルダ
イヤルなどの各種キーが配列されている。FDD5は、
波形データDW のFDへの記録、およびFDに記録され
た波形データDW の読込みを実行する。制御部6は、入
力した波形データDW のRAM7への記憶制御、その波
形データDW に基づく信号波形の表示部3への表示制
御、並びに、FDD5に対するFDへの波形データDW
の記録制御および波形データDW の読出し制御などを実
行する。RAM7は、本発明における波形メモリに相当
し、複数の信号波形にそれぞれ対応する波形データDW
を独立して記憶可能に構成されている。ROM8は、制
御部6の動作プログラムなどを記憶する。
【0016】次に、波形記録装置1の全体的な動作につ
いて説明する。なお、以下の説明において、図10に示
す入力信号S1についての波形データDW の記録が完了
し、その波形データDW がRAM7に既に記憶されてい
るものとし、かつ、トリガ測定によって入力信号S1の
記録が開始された時間を便宜上同図に示す時間t1とす
る。また、波形記録装置51の有する機能と同一の機能
については重複した説明を省略し、以下、図10に示す
入力信号S1における時間t1,t4の波形部位をそれ
ぞれ先頭波形部位とする過渡応答波形同士を比較する場
合の表示方法について、各図を参照して説明する。
【0017】まず、操作部4の所定キーを操作すること
により、図1に示す波形表示画面11を表示部3に表示
させる。この場合、波形表示画面11には、本発明にお
ける分割表示画面にそれぞれ相当し上下方向に並べられ
た第1表示画面12および第2表示画面13が表示され
る。また、波形表示画面11には、第1表示画面12ま
たは第2表示画面13に表示される信号波形の所定部位
を指定するためのカーソル表示14と、カーソル表示1
4で指定された波形部位についての記録開始時からの経
過時間およびその振幅値を表示するカーソル読取表示1
5と、そのカーソル読取表示機能が選択割付けされた表
示画面を示す選択画面表示16とが表示される。この場
合、カーソル表示14は、選択画面表示16が表示され
ている両表示画面12,13のいずれか一方にのみ表示
され、ファンクションキー部31のキー31d,31e
の操作に応じて左右に移動する。
【0018】次いで、操作部4の所定キーを操作して、
両表示画面12,13における時間軸レンジを設定す
る。この場合、時間軸フルスケールを例えば5秒に設定
する。次に、図11に示すように、所定キー操作によっ
て入力信号S1の信号波形W1を両表示画面12,13
に表示させる。この際には、制御部6は、RAM7から
波形データDW を読み出すと共に、両表示画面12,1
3の左端に、その波形データDW に基づく信号波形W1
における先頭波形部位(図10における時間t1の時点
で記録開始された波形部位)をそれぞれ表示し、かつ5
秒の記録時間に相当する波形部位を表示させる。次に、
ファンクションキー部31のキー31cを操作すること
により、図2に示すように、選択画面表示16を第2表
示画面13側に移動する。この状態では、操作部4のジ
ョグダイヤルまたはシャトルダイヤルを操作することに
よって第2表示画面13の信号波形W1を画面左右方向
にスクロールすることができる。次いで、例えばシャト
ルダイヤルを右回転することにより、図3に示すよう
に、第2表示画面13の信号波形W1を画面左側に向け
てスクロールする。
【0019】次に、図4に示すように、第1表示画面1
2の信号波形W1における時間t1の時点の波形部位
と、第2表示画面13の信号波形W1における時間t4
の時点の波形部位とが波形表示画面11の上下方向に並
んだときに、キー31aを操作する。この状態では、第
1表示画面12の信号波形W1と第2表示画面13の信
号波形W1とが同期して表示され、以後、ジョグダイヤ
ルまたはシャトルダイヤルを操作した際には、両信号波
形W1,W1が連動して同一方向にスクロールする。次
いで、シャトルダイヤルをさらに右回転することによ
り、図5に示すように、信号波形W1における時間t2
〜t3に相当する波形部位が第1表示画面12に表示さ
れ、信号波形W1における時間t5〜t6に相当する波
形部位が第2表示画面13に表示される。
【0020】この場合、オペレータは、第1表示画面1
2および第2表示画面13にそれぞれ表示された信号波
形W1,W1を比較することによって、その相違点を容
易に識別することができる。例えば、信号波形W1にお
ける時間t4の波形部位を先頭波形部位とする過渡応答
波形の0Vに収束するまでの時間が、時間t1の波形部
位を先頭波形部位とする過渡応答波形と比較して数秒遅
れていることを容易に判別することができる。このよう
に、この波形記録装置1によれば、波形データDW に基
づく信号波形W1の任意の2箇所の波形部位を、波形表
示画面11の上下に分割表示した第1表示画面12およ
び第2表示画面13にそれぞれ表示することにより、信
号波形W1の任意の2箇所の波形部位同士を容易に比較
することができる。また、第1表示画面12の信号波形
W1と第2表示画面13の信号波形W1とを同期してス
クロール表示することにより、減衰振動が長時間に亘る
過渡応答波形などを比較する際にも、オペレータに対し
て、その相違点を極めて容易に識別させることができ
る。
【0021】また、波形記録装置1では、信号波形W1
全体を表示部3に表示させた状態で、両表示画面12,
13にそれぞれ表示すべき波形部位を範囲指定すること
もできる。この際には、まず、図6に示すように、表示
範囲指定用画面21を表示部3に表示させる。この場
合、表示範囲指定用画面21には、時間軸レンジの設定
値に応じて信号波形W1の全体または一部を表示する全
体表示画面22と、全体表示画面22上で範囲指定され
た信号波形W1の所定波形部位を表示する選択範囲確認
用画面23とが表示される。また、全体表示画面22に
は、波形表示画面11における第1表示画面12に表示
させる信号波形W1の所定波形部位を範囲指定するため
のカーソル表示24a,24bが表示される。
【0022】次いで、所定キー操作によって入力信号S
1の信号波形W1を全体表示画面22に表示させる。こ
の際には、制御部6は、RAM7から波形データDW を
読み出すと共に、読み出した波形データDW に基づく信
号波形W1を全体表示画面22に表示する。同時に、制
御部6は、この際に全体表示画面22上でカーソル表示
24a,24bによって範囲指定されている信号波形W
1の所定波形部位を時間軸方向に拡大して選択範囲確認
用画面23に表示する。次に、ファンクションキー部3
1のキー31aを操作する。この状態では、カーソル表
示24aによって範囲指定の始点が設定可能となり、キ
ー31c,31dを操作することによりカーソル表示2
4aを任意の部位に移動させる。同様にして、キー31
bを操作し、キー31c,31dを操作することにより
カーソル表示24bを範囲指定の終点に移動させる。こ
れにより、選択範囲確認用画面23には、カーソル表示
24a,24bによって範囲指定された信号波形W1が
時間軸方向に拡大して表示される。
【0023】次いで、キー31eを操作すると、波形表
示画面11における第1表示画面12に表示すべき信号
波形W1の表示範囲が確定すると共に、図7に示すよう
に、全体表示画面22にカーソル表示25が表示され
る。この場合、カーソル表示25は、波形表示画面11
における第2表示画面13に表示させる信号波形W1の
範囲を指定するためのものであって、カーソル表示24
a,24bによって既に範囲指定された記録時間と等し
い記録時間に相当する波形部位を範囲指定可能に表示さ
れる。次に、キー31c,31dを操作することによ
り、時間t4〜t6に相当する波形部位をカーソル表示
25で範囲指定する。この際に、制御部6は、カーソル
表示25によって範囲指定された波形部位の信号波形W
1を時間軸方向に拡大して選択範囲確認用画面23に表
示する。
【0024】次いで、キー31eを操作することによ
り、カーソル表示24a,24b,25による範囲指定
が確定する。この際には、図8に示すように、制御部6
は、カーソル表示24a,24bによって範囲指定され
た時間t1〜t3に相当する波形部位と、カーソル表示
25によって範囲指定された時間t4〜t6に相当する
波形部位とを両表示画面12,13にそれぞれ表示す
る。この状態では、スクロール表示についても、前述し
た表示処理と同様にして行われる。このように、波形記
録装置1によれば、全体表示画面22に表示した信号波
形W1の任意の波形部位を範囲指定できるため、対比す
べき波形部位を容易に範囲指定することができる。
【0025】また、図8に示す状態で所定キーを操作す
ることにより、範囲指定した時間t1〜t3に相当する
波形部位と、範囲指定した時間t4〜t6に相当する波
形部位とが、例えば、第1表示画面12に重ね合わせて
表示される。この場合には、両波形部位における相違点
の識別が極めて容易となる。なお、この場合にも、両波
形部位を同期させてスクロール表示することもでき、相
対比する両波形部位の記録時間が長時間に亘る場合であ
っても、オペレータに対して、両波形部位の相違点を確
実かつ極めて容易に識別させることができる。
【0026】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されない。例えば、本発明の実施の形態では、波形表
示画面11を上下に分割した第1表示画面12および第
2表示画面13に信号波形W1,W1をそれぞれ表示す
る例について説明したが、本発明における分割表示画面
は、これに限定されず、波形表示画面を左右方向に分割
したり、3つ以上に分割して各々の分割表示画面に異な
る信号波形をそれぞれ表示させてもよい。また、別々に
記録した複数の信号波形の各々の任意の波形部位を独立
して範囲指定できるように構成することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の波形表示
装置によれば、入力信号の任意かつ複数の波形部位にそ
れぞれ対応する信号波形データを波形メモリから読み出
してその複数の波形部位を複数の分割表示画面にそれぞ
れ表示することにより、信号波形の任意かつ複数の波形
部位同士を容易に比較することができる。
【0028】また、請求項2記載の波形表示装置によれ
ば、複数の分割画面にそれぞれ表示した複数の波形部位
を各々の任意の波形部位に同期させて表示することによ
り、信号波形の任意かつ複数の波形部位同士をより容易
に比較することができる。
【0029】さらに、請求項3記載の波形表示装置によ
れば、複数の分割画面にそれぞれ表示した複数の波形部
位のうち任意の2つ以上を複数の分割画面のいずれか1
つに重ね合わせて表示することにより、両波形部位にお
ける相違点の識別を極めて容易に行うことができる。
【0030】また、請求項4記載の波形表示装置によれ
ば、複数の波形部位を互いに同期してスクロール表示す
ることにより、減衰振動が長時間に亘る過渡応答波形な
どを比較する際にも、オペレータに対して、その相違点
を確実かつ極めて容易に識別させることができる。
【0031】また、請求項5記載の波形表示装置によれ
ば、1の分割表示画面上で複数の波形部位を範囲指定可
能に構成したことにより、比較対象の波形部位を容易に
範囲指定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】波形表示画面11の第1表示画面12および第
2表示画面13に波形データDW に基づく信号波形W1
をそれぞれ表示させたときの表示部3の表示画面図であ
る。
【図2】選択画面表示16を第2表示画面13側に移動
させたときの表示部3の表示画面図である。
【図3】第2表示画面13の信号波形W1をスクロール
表示しているときの表示部3の表示画面図である。
【図4】第1表示画面12の信号波形W1における時間
t1に相当する波形部位と第2表示画面13の信号波形
W1における時間t4に相当する波形部位とが上下方向
に並んだときの表示部3の表示画面図である。
【図5】両表示画面12,13の信号波形W1,W1を
同期してスクロール表示したときの表示部3の表示画面
図である。
【図6】第1表示画面12に表示すべき信号波形W1の
波形部位を表示範囲指定用画面21上で範囲指定したと
きの表示部3の表示画面図である。
【図7】第2表示画面13に表示すべき信号波形W1の
波形部位を表示範囲指定用画面21上で範囲指定したと
きの表示部3の表示画面図である。
【図8】範囲指定された信号波形W1の所定波形部位を
両表示画面12,13にそれぞれ表示したときの表示画
面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る波形記録装置1およ
び従来の波形記録装置51の電気的構成を示すブロック
図である。
【図10】波形データDW の基となる入力信号S1の一
例を示す信号波形図である。
【図11】波形表示画面71に表示すべき信号波形W1
の波形部位を表示範囲指定用画面61上で範囲指定して
いるときの表示部3の表示画面図である。
【図12】範囲指定された信号波形W1を波形表示画面
71に表示したときの表示部3の表示画面図である。
【符号の説明】
1 波形記録装置 3 表示部 6 制御部 7 RAM 11 波形表示画面 12 第1表示画面 13 第2表示画面 21 表示範囲指定用画面 22 全体表示画面 23 選択範囲確認用画面 24a,24b カーソル表示 25 カーソル表示 DW 波形データ S,S1 入力信号 W1 信号波形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 耕一 長野県上田市大字小泉字桜町81番地 日置 電機株式会社内 (72)発明者 東方 史彦 長野県上田市大字小泉字桜町81番地 日置 電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号をデータ化した信号波形データ
    を記憶する波形メモリと、前記入力信号の信号波形を表
    示する表示部とを備え、前記表示部の表示画面を分割し
    て複数の分割表示画面を表示し、前記分割表示画面毎に
    前記信号波形を表示可能に構成されている波形表示装置
    において、 前記入力信号の任意かつ複数の波形部位にそれぞれ対応
    する前記信号波形データを前記波形メモリから読み出し
    て当該複数の波形部位を前記複数の分割表示画面にそれ
    ぞれ表示可能に構成したことを特徴とする波形表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数の分割画面にそれぞれ表示した
    前記複数の波形部位を各々の任意の波形部位に同期させ
    て表示することを特徴とする請求項1記載の波形表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複数の分割画面にそれぞれ表示した
    前記複数の波形部位のうち任意の2つ以上を当該複数の
    分割画面のいずれか1つに重ね合わせて表示することを
    特徴とする請求項1または2記載の波形表示装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の波形部位を互いに同期してス
    クロール表示することを特徴とする請求項1から3のい
    ずれかに記載の波形表示装置。
  5. 【請求項5】 前記波形メモリに記憶されている前記入
    力信号の信号波形を1の前記分割表示画面に表示し、そ
    の1の分割表示画面上で前記複数の波形部位を範囲指定
    可能に構成されていることを特徴とする請求項1から4
    のいずれかに記載の波形表示装置。
JP14515899A 1999-05-25 1999-05-25 波形表示装置 Expired - Fee Related JP4455692B2 (ja)

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