JP3237456U - ベッドパッド - Google Patents

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晶子 陶山
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Abstract

【課題】利用者に与える感触を低下させたり、マットレスに対して早期にずれ止め機能が低下するなどのことのないずれ止め機能を備えたベッドパッドを提供する。【解決手段】ベッドパッド7は、マットレスの上に設けられるものであって、上面と、上面の反対側の下面とを有するベッドパッド本体を備え、下面の布地9には、マットレスに対するベッドパッド本体の摩擦抵抗を増大させる防滑繊維が用いられている。【選択図】図4

Description

この考案は、ベッド装置のマットレスの上面に敷いて用いられるベッドパッドに関する。
一般に、ベッド装置はベッド本体を有し、このベッド本体にはマットレスが載置されている。前記マットレスの上面には、このマットレス上に仰臥する利用者に与える感触、保温性、吸湿、発散、さらにはマットレスの上面が早期に損傷するのを防止するなどの目的のためにベッドパッドが載置される。そして、このベッドパッドはシーツによって覆われる。
前記マットレスの上面に載置されたベッドパッドは、前記シーツ上に仰臥した利用者が寝返りを打つなどして動くことにで、前記マットレスや前記シーツに対して徐々にずれ動いてずれ量が多くなり、その結果、前記ベッドパッドが捲れてしまうということがある。
そこで、前記ベッドパッドの上下両面にすべり止め機能を持たせ、このベッドパッドが前記マットレス上でずれ動き難いようにするということが行われている。
従来、前記ベッドパッドが前記マットレス上でずれ動き難いようにするためには、すべり止め機能を有する、たとえばアクリル系樹脂と生ゴムとの混合物を発泡させた発泡樹脂を、十字状或いは円形状にして前記ベッドパッドの上下面に所定間隔で付着或いは接着により溶着するなどして点在させることで、多数のずれ止め部を形成するということが行われていた。
特開2004-57377号公報
しかしながら、前記ベッドパッドの上下面に多数のずれ止め部を点在させる構造において、前記ベッドパッドとの接触抵抗を大きくする場合には、前記ずれ止め部を大きくしたり、数を多くするなどして摩擦抵抗を増大させなければならない。ずれ止め部を大きくしたり、数を多くすると、その感触が利用者に伝わり易くなるから、寝心地の低下を招くということがある。
しかも、発泡樹脂を前記ベッドパッドに付着させたり、接着により溶着するなどして設けた前記ずれ止め部材は、前記ベッドパッドと前記マットレスの上面とに生じる摩擦抵抗によってすり減ったり、剥離するなどして早期にずれ止め効果が低減し易いということがある。
この考案は、利用者に与える感触を低下させたり、マットレスに対して早期にずれ止め機能が低下するなどのことのないずれ止め機能を備えたベッドパッドを提供することにある。
一実施形態に係るベッドパッドは、マットレスの上に設けられるものであって、上面と、前記上面の反対側の下面とを有するベッドパッド本体を備え、前記下面の布地には、前記マットレスに対する前記ベッドパッド本体の摩擦抵抗を増大させる防滑繊維が用いられている。
前記布地は、前記防滑繊維と、前記防滑繊維に比べて摩擦抵抗の小さな他の繊維とを所定の割合で編んで形成されていてもよい。
前記防滑繊維はポリウレタン繊維であり、前記他の繊維はポリエステル繊維であってもよい。
前記ベッドパッドは、前記ベッドパッド本体を覆うシーツを有し、前記シーツは、前記上面の全体と、前記下面の周辺部とを覆う扁平袋状であってもよい。
前記ベッドパッド本体は、シート状の芯材の表裏両面をそれぞれ一対の布地で覆い、これら三者をキルティングによって一体化するとともに、これら三者の周縁部をテープエッジで縫合して形成されていてもよい。
この考案によれば、使用中に利用者が寝返りを打つなどしても前記ベッドパッドが前記マットレスに対してずれ動き難いばかりか、前記マットレスに対する摩擦抵抗を増大させるために、前記ベッドパッドの布地に防滑繊維を用いているため、利用者に違和感を与えることがないばかりか、前記マットレスとの接触抵抗によって早期に損傷するということもない。
この考案の一実施形態を示すベッド装置の斜視図。 マットレス上に敷設されたベッドパッドと、このベッドパッドを被覆するカバーを示す分解斜視図。 カバーが装着されたベッドパッドを下面側から見た斜視図。 ベッドパッドの一部を拡大した断面図。 ベッドパッドを構成する布地の一部の繊維を示す拡大図。
以下、この考案の一実施形態につき図面を参照しながら説明する。
図1は、ベッド装置1を示す。このベッド装置1は、ベッド本体2を備えている。このベッド本体2は、マットレス3が載置される基部4を有し、この基部4の長手方向の一端にはヘッドボード5が立設されている。
図2と図3に示すように、マットレス3の上面にはシーツ6によって覆われたベッドパッド7が敷設されている。シーツ6によって覆われたベッドパッド7をベッドパッド体10と呼ぶ。
このベッドパッド7は、図4に示すように綿などのクッション材によってシート状に形成された芯材8の上面と下面をそれぞれ布地9によって被覆し、これら芯材8と一対の布地9の三者をキルティングライン11によって一体的に縫製するとともに、周縁部を図2に示すようにテープエッジ12によって縫合して平面形状が前記マットレス3に対応する矩形状に形成されている。
ベッドパッド7を構成する一対の布地9には、マットレス3に対する摩擦抵抗を増大させるために防滑繊維が用いられている。図5は、布地9の一部の拡大図である。布地9においては、前記防滑繊維として、摩擦抵抗の大きなポリウレタン繊維15が用いられている。
つまり、布地9は、ポリウレタン繊維15と、比較的強度が高いポリエステル繊維16とを、ポリウレタン繊維15がポリエステル繊維16よりも布地9に占める面積が大きくなるように編んで構成されている。
たとえば、ポリウレタン繊維15の屈曲度合をポリエステル繊維16の屈曲度合よりも大きくし、布地9の表面積に占めるポリエステル繊維16の面積を大きくすることで、布地9の摩擦抵抗を増大させている。
ポリウレタン繊維15とポリエステル繊維16によって布地9を編む場合、その布地9に伸縮性がほとんどない状態と、伸縮性を有する状態との編み方があるが、この実施形態では伸縮性がほとんどない状態で編んで布地9が構成されている。
なお、マットレス3の上面に摩擦抵抗の小さな布地が使用される場合、ベッドパッド7の布地9のポリエステル繊維16の割合を増大させれば、ベッドパッド7がマットレス3に対してすべり難いようにできる。
この実施形態では、ポリウレタン繊維15が39%、ポリエステル繊維16が61%の割合(この実施形態では重量比)で布地9が編まれている。
布地9を用いて構成されたベッドパッド7は、シーツ6によって被覆される。このシーツ6は、図2と図3に示すように、ベッドパッド7の上面の全面を覆うとともに、下面の周辺部だけを覆う保持部6aを有する扁平な袋状に形成されている。
つまり、シーツ6は、従来のベッド用のシーツのようにマットレス3の外周面を覆い、下端部をマットレス3の下面側に折り込むボックス形状のものとは構造が相違している。
それによって、シーツ6が装着されたベッドパッド7をマットレス3の上面に敷設すると、ベッドパッド7は、その下面の保持部6aによって覆われた周辺部を除く部分がマットレス3の上面に接触することになる。
このように構成されたベッドパッド7によれば、マットレス3に対して滑り難くするために、ベッドパッド7を構成する布地9に防滑繊維であるポリウレタン繊維15を用いるようにした。
そのため、ベッドパッド7に発泡樹脂を付着させたり、接着により溶着するなどしてずれ止め部とした場合のように、利用者に異物感を与えることがないから、寝心地の低下を招くことなく利用することができる。
布地9はポリウレタン繊維15を用いて編んで防滑性能を高めている。そのため、長期にわたって使用することで、ベッドパッド7がマットレス3に擦られても、ポリウレタン繊維15は摩耗し難いから、滑り止め機能が低下するということがほとんどない。
つまり、従来のように発泡樹脂を布地9に付着させてずれ止め部とした場合のように、早期に摩耗したり、剥離するなどのことが生じ難いため、ベッドパッド7の滑り止め機能を長期にわたって維持することができる。
ベッドパッド7を被覆したシーツ6は、ベッドパッド7の上面の全体を覆うものの、下面は保持部6aによって周辺部だけを覆う扁平状の構造となっている。
そのため、シーツ6を、マットレス3の外周面を覆う大きさのボックス形状にした場合に比べて小さくできるから、使用時にシーツ6に皺が生じ難いばかりか、経済的である。
ベッドパッド7の下面の周辺部は、シーツ6の保持部6aによってマットレス3との非接触部分となる。そのため、ベッドパッド7の下面の周辺部はマットレス3の上面に直接接触することがないから、マットレス3に対して滑り易い状態が維持される。
それによって、ベッドパッド7をマットレス3上に敷設する際、ベッドパッド7の周辺部の一部と、マットレス3の周辺部の一部との位置合わせを比較的容易に行うことができる。
つまり、ベッドパッド7をマットレス3に対して容易に位置決めできるから、ベッドメーキングも容易に行うことができる。
しかも、ベッドメーキングに際しては、シーツ6が装着されたベッドパッド7をマットレス3の上面に敷設するだけである。そのため、ボックス型のシーツを用いた従来のように、そのシーツの周辺部を、マットレス3を持ち上げて下面に差し込むということをせずに済むから、ベッドメーキングを容易に行うことができるという効果も奏する。
病院やホテルなどではベッド装置1の設置台数が多い。そのため、上述したようにベッドメーキング時に、ベッドパッド7をマットレス3の上面に置くだけであれば、ベッドメーキング作業の能率を大幅に向上させることができる。
また、従来はベッドパッドの四隅部にゴム紐を設け、ベッドメーキング時にはマットレスを持ち上げながら、ゴム紐をマットレスの四隅部に掛けてベッドパッドをマットレス上に設置するということが行われていた。
しかしながら、この実施形態では、シーツ6が装着されたベッドパッド7を、上述したように、マットレス3の上面に置くだけであるから、そのことによってもベッドメーキング作業の能率を大幅に向上させることができる。
また、ベッド装置1は、その基部4の一側或いは二側を室内の壁に沿わせて設置されることがある。そのような場合であっても、ベッドメーキングに際し、シーツ6が装着されたベッドパッド7をマットレス3の上面に置くだけでよいから、ベッドメーキング作業を容易かつ能率よく行うことができる。
上述した一実施の形態ではベッドパッド7を構成する上下2枚の布地9に防滑繊維としてのポリウレタン繊維15を織り込むようにしたが、ベッドパッド7をマットレス3の上面に敷いたときに、このマットレス3の上面に接触するベッドパッド7の下面となる一方の布地9だけにポリウレタン繊維15を織り込むようにしてもよい。
ベッドパッド7の布地9を編むために用いられるポリウレタン繊維15とポリエステル繊維16の割合は重量比に限定されるものではなく、たとえばマットレス3の上面の平滑度などに応じて必要とされる摩擦抵抗が得られるよう、布地9に占めるポリウレタン繊維15とポリエステル繊維16の面積比で設定するようにしてもよい。
さらに、防滑繊維としてはポリウレタン繊維以外の化学繊維であってもよく、また防滑繊維とで布地を構成する繊維としてはポリエステル繊維以外の化学繊維や天然繊維などであっても差し支えない。
1…ベッド装置、3…マットレス、6…シーツ、7…ベッドパッド、9…布地、15…ポリウレタン繊維(防滑繊維)、16…ポリエステル繊維。

Claims (5)

  1. マットレスの上に設けられるベッドパッドであって、
    上面と、前記上面の反対側の下面とを有するベッドパッド本体を備え、
    前記下面の布地には、前記マットレスに対する前記ベッドパッド本体の摩擦抵抗を増大させる防滑繊維が用いられていることを特徴とするベッドパッド。
  2. 前記布地は、前記防滑繊維と、前記防滑繊維に比べて摩擦抵抗の小さな他の繊維とを所定の割合で編んで形成されていることを特徴とする請求項1記載のベッドパッド。
  3. 前記防滑繊維はポリウレタン繊維であり、前記他の繊維はポリエステル繊維であることを特徴とする請求項1または2に記載のベッドパッド。
  4. 前記ベッドパッド本体を覆うシーツを有し、
    前記シーツは、前記上面の全体と、前記下面の周辺部とを覆う扁平袋状であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のベッドパッド。
  5. 前記ベッドパッド本体は、シート状の芯材の表裏両面をそれぞれ一対の布地で覆い、これら三者をキルティングによって一体化するとともに、これら三者の周縁部をテープエッジで縫合して形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のベッドパッド。
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