JP2018183253A - ベッドパッド - Google Patents

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裕弘 山口
Yasuhiro Yamaguchi
裕弘 山口
晶子 陶山
Akiko Suyama
晶子 陶山
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Abstract

【課題】この発明はマットレスに対してずれ動き難いばかりか、長期にわたって性能が維持できるベッドパッドを提供することにある。【解決手段】マットレスの上面に設けられるベッドパッドであって、ベッドパッドの少なくともマットレスに接触する面の布地には、マットレスに対するベッドパッドの摩擦抵抗を増大させるポリウレタン繊維15が用いられている。【選択図】 図1

Description

この発明はベッド装置のマットレスの上面に敷いて用いられるベッドパッドに関する。
一般に、ベッド装置はベッド本体を有し、このベッド本体にはマットレスが載置されている。前記マットレスの上面には、このマットレス上に仰臥する利用者に与える感触、保温性、吸湿、発散、さらにはマットレスの上面が早期に損傷するのを防止するなどの目的のためにベッドパッドが載置される。そして、このベッドパッドはシーツによって覆われる。
前記マットレスの上面に載置されたベッドパッドは、前記シーツ上に仰臥した利用者が寝返りを打つなどして動くことにで、前記マットレスや前記シーツに対して徐々にずれ動いてずれ量が多くなり、その結果、前記ベッドパッドが捲れてしまうということがある。
そこで、前記ベッドパッドの上下両面にすべり止め機能を持たせ、このベッドパッドが前記マットレス上でずれ動き難いようにするということが行われている。
従来、前記ベッドパッドが前記マットレス上でずれ動き難いようにするためには、すべり止め機能を有する、たとえばアクリル系樹脂と生ゴムとの混合物を発泡させた発泡樹脂を、十字状或いは円形状にして前記ベッドパッドの上下面に所定間隔で付着或いは接着により溶着するなどして点在させることで、多数のずれ止め部を形成するということが行われていた。
特開2004−57377号公報
しかしながら、前記ベッドパッドの上下面に多数のずれ止め部を点在させる構造において、前記ベッドパッドとの接触抵抗を大きくする場合には、前記ずれ止め部を大きくし足り、数を多くするなどして摩擦抵抗を増大させなければならない。ずれ止め部を大きくしたり、数を多くすると、その感触が利用者に伝わり易くなるから、寝心地の低下を招くということがある。
しかも、発泡樹脂を前記ベッドパッドに付着させたり、接着により溶着するなどして設けた前記ずれ止め部材は、前記ベッドパッドと前記マットレスの上面とに生じる摩擦抵抗によってすり減ったり、剥離するなどして早期にずれ止め効果が低減し易いということがある。
この発明は、利用者に与える感触を低下させたり、マットレスに対して早期にずれ止め機能が低下するなどのことのないずれ止め機能を備えたベッドパッドを提供することにある。
この発明は、マットレスの上面に設けられるベッドパッドであって、
前記ベッドパッドの少なくとも前記マットレスに接触する面の布地には、前記マットレスに対する前記ベッドパッドの摩擦抵抗を増大させる防滑繊維が用いられていることを特徴とするベッドパッドにある。
この発明によれば、使用中に利用者が寝返りを打つなどしての前記ベッドパッドが前記マットレスに対してずれ動き難いばかりか、前記マットレスに対する摩擦抵抗を増大させるために、前記ベッドパッドの布地に防滑繊維を用いているため、利用者に違和感を与えることがないばかりか、前記マットレスとの接触抵抗によって早期に損傷するということもない。
この発明の一実施の形態を示すベッド装置の斜視図。 マットレス上に敷設されたベッドパッドと、このベッドパッドを被覆するカバーを示す分解斜視図。 カバーが装着されたベッドパッドを下面側から見た斜視図。 ベッドパッドの一部を拡大した断面図。 ベッドパッドを構成する布地の一部の繊維を示す拡大図。
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1はベッド装置1を示し、このベッド装置1はベッド本体2を備えている。このベッド本体2はマットレス3が載置される基部4を有し、この基部4の長手方向の一端にはヘッドボード5が立設されている。
図2と図3に示すように、前記マットレス3の上面にはシーツ6によって覆われたベッドパッド7が敷設されている。シーツ6によって覆われたベッドパッド7をベッドパッド体10とする。
このベッドパッド7は図4に示すように綿などのクッション材によってシート状に形成された芯材8の上面と下面をそれぞれ布地9によって被覆し、これら芯材8と一対の布地9の三者をキルティングライン11によって一体的に縫製するとともに、周縁部を図2に示すようにテープエッジ12によって縫合して平面形状が前記マットレス3に対応する矩形状に形成されている。
前記ベッドパッド7を構成する一対の布地9には前記マットレス3に対する摩擦抵抗を増大させるために防滑繊維が用いられている。図5は前記布地9の一部の拡大図であって、前記布地9は前記防滑繊維として摩擦抵抗の大きなポリウレタン繊維15が用いられている。
つまり、前記布地9は、前記ポリウレタン繊維15と、比較的強度が高いポリエステル繊維16とを、前記ポリウレタン繊維15が前記ポリエステル繊維16よりも前記布地9に占める面積が大きくなるよう編んで構成されている。
たとえば、前記ポリウレタン繊維15の屈曲度合を前記ポリエステル繊維16の屈曲度合よりも大きくし、前記布地9の表面積に占める前記ポリエステル繊維16の面積を大きくすることで、前記布地9の摩擦抵抗を増大させている。
前記ポリウレタン繊維15と前記ポリエステル繊維16によって前記布地9を編む場合、その布地9に伸縮性がほとんどない状態と、伸縮性を有する状態との編み方があるが、この実施の形態では伸縮性がほとんどない状態で編んで前記布地9としている。
なお、前記マットレス3の上面に摩擦抵抗の小さな布地が使用される場合、前記ベッドパッド7の布地9の前記ポリエステル繊維16の割合を増大させれば、前記ベッドパッド7が前記マットレス3に対してすべり難いようにできる。
この実施の形態では、前記ポリウレタン繊維15が39%、前記ポリエステル繊維16が61%の割合(この実施の形態では重量比)で前記布地9が編まれている。
前記布地9を用いて構成された前記ベッドパッド7には前記シーツ6が被覆される。このシーツ6は、図2と図3に示すように前記ベッドパッド7の上面は全面を覆い、下面は周辺部だけを覆う保持部6aを有する扁平な袋状に形成されている。
つまり、前記シーツ6は、従来のベッド用のシーツのように前記マットレス3の外周面を覆い、下端部を前記マットレス3の下面側に折り込むボックス形状のものとは構造が相違している。
それによって、前記シーツ6が装着された前記ベッドパッド7を前記マットレス3の上面に敷設すると、前記ベッドパッド7は、その下面の前記保持部6aによって覆われた周辺部を除く部分が前記マットレス3の上面に接触することになる。
このように構成された前記ベッドパッド7によれば、前記マットレス3に対して滑り難くするために、前記ベッドパッド7を構成する布地9に防滑繊維であるポリウレタン繊維15を用いるようにした。
そのため、前記ベッドパッド7に発泡樹脂を付着させたり、接着により溶着するなどしてずれ止め部とした場合のように、利用者に異物感を与えることがないから、寝心地の低下を招くことなく利用することができる。
前記布地9は前記ポリウレタン繊維15を用いて編んで防滑性能を高めている。そのため、長期にわたって使用することで、前記ベッドパッド7が前記マットレス3に擦られても、前記ポリウレタン繊維15は摩耗し難いから、滑り止め機能が低下するということがほとんどない。
つまり、従来のように発泡樹脂を前記布地9に付着させてずれ止め部とした場合のように、早期に摩耗したり、剥離するなどのことが生じ難いため、前記ベッドパッド7の滑り止め機能を長期にわたって維持することができる。
前記ベッドパッド7を被覆した前記シーツ6は、前記ベッドパッド7の上面の全体を覆うものの、下面は前記保持部6aによって周辺部だけを覆う扁平状の構造となっている。
そのため、前記シーツ6を、前記マットレス3の外周面を覆う大きさのボックス形状にした場合に比べて小さくできるから、使用時に前記シーツ6に皺が生じ難いばかりか、経済的である。
前記ベッドパッド7の下面の周辺部は、前記シーツ6の保持部6aによって前記マットレス3との非接触部分となる。そのため、前記ベッドパッド7の下面の周辺部は前記マットレス3の上面に直接接触することがないから、前記マットレス3に対して滑り易い状態が維持される。
それによって、前記ベッドパッド7を前記マットレス3上に敷設する際、前記ベッドパッド7の周辺部の一部と、前記マットレス3の周辺部の一部との位置合わせを比較的容易に行うことができる。
つまり、前記ベッドパッド7を前記マットレス3に対して容易に位置決めできるから、ベッドメーキングも容易に行うことができる。
しかも、ベッドメーキングに際しては、前記シーツ6が装着された前記ベッドパッド7を前記マットレス3の上面に敷設するだけである。そのため、ボックス型のシーツを用いた従来のように、そのシーツの周辺部を、前記マットレス3を持ち上げて下面に差し込むということをせずに済むから、ベッドメーキングを容易に行うことができるということもある。
病院やホテルなどではベッド装置1の設置台数が多い。そのため、上述したようにベッドメーキング時に、前記ベッドパッド7を前記マットレス3の上面に置くだけであれば、ベッドメーキング作業の能率を大幅に向上させることができる。
また、従来はベッドパッドの四隅部にゴム紐を設け、ベッドメーキング時にはマットレスを持ち上げながら、前記ゴム紐をマットレスの四隅部に掛けて前記ベッドパッドをマットレス上に設置するということが行われていた。
しかしながら、本願では前記シーツ6が装着された前記ベッドパッド7を、上述したように、前記マットレス3の上面に置くだけであるから、そのことによってもベッドメーキング作業の能率を大幅に向上させることができる。
また、ベッド装置1はその基部4の一側或いは二側を室内の壁に沿わせて設置されることがある。そのような場合であっても、ベッドメーキングに際し、前記シーツ6が装着された前記ベッドパッド7を前記マットレス3の上面に置くだけでよいから、ベッドメーキング作業を容易かつ能率よく行うことができる。
上述した一実施の形態ではベッドパッド7を構成する上下2枚の布地9に防滑繊維としてのポリウレタン繊維15を織り込むようにしたが、前記ベッドパッド7をマットレス3の上面に敷いたときに、このマットレス3の上面に接触する前記ベッドパッド7の下面となる一方の布地9だけに前記ポリウレタン繊維15を織り込むようにしてもよい。
前記ベッドパッド7の布地9を編むために用いられる前記ポリウレタン繊維15と前記ポリエステル繊維16の割合は重量比に限定されるものではなく、たとえばマットレス3の上面の平滑度などに応じて必要とされる摩擦抵抗が得られるよう、布地9に占める前記ポリウレタン繊維15と前記ポリエステル繊維16の面積比で設定するようにしてもよい。
さらに、防滑繊維としてはポリウレタン繊維以外の化学繊維であってもよく、また防滑繊維とで布地を構成する繊維としては前記ポリエステル繊維以外の化学繊維や天然繊維などであっても差し支えない。
1…ベッド装置、3…マットレス、6…シーツ、7…ベッドパッド、9…布地、15…ポリウレタン繊維(防滑繊維)、16…ポリエステル繊維。

Claims (5)

  1. マットレスの上面に設けられるベッドパッドであって、
    前記ベッドパッドの少なくとも前記マットレスに接触する面の布地には、前記マットレスに対する前記ベッドパッドの摩擦抵抗を増大させる防滑繊維が用いられていることを特徴とするベッドパッド。
  2. 前記布地は、前記防滑繊維と、この防滑繊維に比べて摩擦抵抗の小さな他の繊維とを所定の割合で編んで形成されていることを特徴とする請求項1記載のベッドパッド。
  3. 前記防滑繊維はポリウレタン繊維であることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載のベッドパッド。
  4. 前記ベッドパッドを覆うシーツを有し、
    前記シーツは、前記ベッドパッドの前記マットレスに接触する面と反対側の面の全体と、前記ベッドパッドの前記マットレスに接触する面の周辺部を覆う扁平袋状であることを特徴とする請求項1記載のベッドパッド。
  5. 前記ベッドパッドはシート状の芯材の表裏両面をそれぞれ一対の布地で覆い、これら三者をキルティングによって一体化するとともに、これら三者の周縁部をテープエッジで縫合して形成されていることを特徴とする請求項1記載のベッドパッド。
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