JP3237020B2 - 樹脂製磁性板の製造方法 - Google Patents

樹脂製磁性板の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製図板などに使用される
樹脂製磁性板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、板片によって製図用紙を支持す
ることのできる製図板は公知である。そして、紙製ハニ
カムなどの心材を、表面を構成する木製合板、裏面を構
成する木製合板、および外周の端面を構成する4本の木
製枠材にて囲みそれらを互いに接着し、且つ表面に磁性
を有するシートを接着してなる製図板の製造方法も公知
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な製図板にあっては、各部材を接着して構成しているた
め接着の剥がれのおそれがあり、また組付け工程、接着
工程など多くの工程が必要となり、製造が繁雑であるこ
とから製図板自体高価なものとなり、また量産性にも劣
るものであった。本発明は、上記のような不具合の解消
を図ることを目的とするものであり、多くの部材また多
くの工程を必要としない強度の優れた製図板を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
不具合の解消を図ることを目的とするものである。すな
わち、第1発明は、熱可塑性樹脂からなる可塑化された
予備成形体を、表壁,裏壁および端壁の成形キャビティ
を形成した分割形式の金型内で中空成形する方法におい
て、予備成形体の少なくとも表壁にあたる全面を磁性層
として全面が磁性層の表壁,裏壁および端壁を一体に
構成した中空板を成形することを特徴とする樹脂製磁性
板の製造方法に関する。
【0005】また、第2発明は、熱可塑性樹脂からなる
可塑化された予備成形体を、表壁,裏壁および端壁の成
形キャビティを形成した分割形式の金型内で中空成形す
方法において、金型の表壁を成形するキャビティに表
壁の全面にわたる磁性シートを予め配置して磁性シー
トが全面に接着された表壁,裏壁および端壁を一体に構
成した中空板を成形することを特徴とする樹脂製磁性板
の製造方法に関する。
【0006】また、第3発明は、熱可塑性樹脂からなる
可塑化された予備成形体を、表壁,裏壁および端壁の成
形キャティを形成した分割形式の金型内で中空成形す
ることにより、表壁,裏壁および端壁を一体に構成した
中空板を成形し、上記中空板の中空部に磁性を有する充
填材を注入したことを特徴とする樹脂製磁性板の製造方
法に関する。
【0007】
【作用】本発明にあっては、熱可塑性樹脂からなる可塑
化された予備成形体を、表壁,裏壁および端壁の成形キ
ャビティを形成した分割形式の金型内で中空成形するこ
とにより、表壁、裏壁および端壁を一体に成形するの
で、樹脂製磁性板の基本構成部材はひとつの熱可塑性樹
脂部材のみで構成され、多くの部材また多くの工程を必
要としない。そして一体構造なので剛性などの強度に優
れる。
【0008】また、第1発明にあっては樹脂製磁性板を
構成する少なくとも表壁の全面が磁性を有し、第2発明
にあっては樹脂製磁性板を構成する壁の面が磁性シ
ートにより磁性を有し、また、第3発明にあっては樹脂
製磁性板を構成する壁内部の充填材が磁性を有するの
で、磁性部分の組み付け工程が簡略化される。そして、
この樹脂製磁性板の表壁にはその全面にわたって金属片
またはマグネットとの間に製図用紙、ポスターが支持さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の幾つかの
実施例を説明する。
【0010】[第1実施例]第1実施例は第1発明の態
様を例示するものであり、製造方法を示す図1,図2、
および製造された製図板を示す図7に基づいて第1実施
例を説明する。図1において、1,2は分割形式の金
型、3,4は金型1,2の内部に形成されたキャビティ
である。キャビティ3は製図板の表壁を成形するための
キャビティであるとともに製図板の周囲に位置する端壁
を成形する端壁成形キャビティ3Aが形成される。一
方、キャビティ4は製図板の裏壁を成形するためのキャ
ビティであるとともに製図板の周囲に位置する端壁を成
形する端壁成形キャビティ4Aが形成される。5,6
は、金型1,2の合わせ面に形成されたピンチオフ部で
あり、7は可塑化された筒状、またはシート状の予備成
形体である。予備成形体7は、ABS樹脂などの硬質熱
可塑性樹脂からなる樹脂層7Aと、フェライトなどの磁
性材とポリエチレンなどの熱可塑性樹脂からなる樹脂と
の混合物である磁性層7Bとからなる。
【0011】以下に製造方法を説明する。まず図1のよ
うに、樹脂層7Aと磁性層7Bの材料をそれぞれ別の押
出機(図示せず)にて溶融混練し、ひとつの押出ヘッド
(図示せず)より、樹脂層7Aと磁性層7Bとからなる
可塑化された筒状の予備成形体7を押出す。そして、押
出された予備成形体7は分割形式の金型1、2の間に配
置する。次いで図2のように、金型1、2の型締めをお
こない、金型1,2のピンチオフ部4,5に、樹脂層7
Aを有する部分と磁性層7Bを有する部分との境界部分
を挟持する。次いで、予備成形体7内に吹込み針8より
圧力流体を吹き込むことにより、予備成形体7をキャビ
ティ3,4の形状に対応して膨脹して、中空二重壁構造
の製図板57を中空成形する。これによって、表壁、裏
壁および端壁を一体に成形される。次いで、金型1,2
内にて成形された製図板57を型内冷却した後、金型
1,2から取り出し、金型1,2から取り出した製図板
57の周囲のピンチオフ部4,5部分に発生したバリ7
1を除去する。
【0012】図7は上記のように製造された製図板57
を示すものであり、製図板の表壁57Bと端壁57Aの
一部は、内外面が樹脂層7Aで形成され、その内部は磁
性層7Bで形成される。一方、製図板の裏壁57Cと端
壁57Aの一部は、樹脂層7Aで形成される。第1実施
例では、多層状の予備成形体を用いる例を示したが、第
1発明では磁性層7B単層の予備成形体を用いることも
できる。
【0013】[第2実施例]第2実施例は第2発明の態
様を例示するものであり、製造方法を示す図3,図4、
および製造された製図板を示す図8に基づいて第2実施
例を説明する。第2実施例は、製図板の磁性部分が磁性
シート19にて構成されること、また、予備成形体17
がABS樹脂などの硬質熱可塑性樹脂からなる樹脂にて
構成されることにおいて、第1実施例と相違する。その
他の製造装置は第1実施例と基本的に同様である。
【0014】以下に製造方法を説明する。まず図3のよ
うに、ABS樹脂などの硬質熱可塑性樹脂を押出機(図
示せず)にて溶融混練し、押出ヘッド(図示せず)よ
り、可塑化された筒状の予備成形体17を押出す。そし
て、押出された予備成形体17は分割形式の金型11、
12の間に配置する。また、磁性シート19は、表壁を
成形するためのキャビティ13に予め配置される。この
とき、金型11は金属で構成されているので磁性シート
19は磁性によって仮止めされる。また、磁性シート1
9は、磁性層19Aと表皮層19Bとからなり、表皮層
19B側がキャビティ13に接触するよう配置される。
次いで図4のように、金型11、12の型締めをおこな
い、予備成形体17内に吹込み針18より圧力流体を吹
き込むことにより、予備成形体17をキャビティ13,
14の形状に対応して膨脹して、中空二重壁構造の製図
板67を中空成形する。このとき、表壁を成形するため
のキャビティ13,裏壁を成形するためのキャビティ1
4,端壁を成形する端壁成形キャビティ13A,14A
にて、製図板の表壁,裏壁および端壁は一体に成形され
るとともに、磁性シート19は予備成形体17の膨脹に
より、溶着接合される。次いで、金型11,12内にて
成形された製図板67を型内冷却した後、金型11,1
2から取り出す。
【0015】図8は上記のように製造された製図板67
を示すものであり、製図板の表壁67B,裏壁57Cお
よび端壁57Aは一体の樹脂にて構成され、表壁67B
には磁性シート19が取り付けられている。
【0016】[第3実施例]第3実施例は第3発明の態
様を例示するものであり、製造方法を示す図5,図6、
および製造された製図板を示す図9に基づいて第3実施
例を説明する。第3実施例は、製図板の磁性部分が充填
材33にて構成されること、また、予備成形体17がA
BS樹脂などの硬質熱可塑性樹脂からなる樹脂にて構成
されることにおいて、第1実施例と相違する。その他の
中空成形に関する製造装置は第1実施例と基本的に同様
である。
【0017】以下に製造方法を説明する。まず図5中、
鎖線で示すように、ABS樹脂などの硬質熱可塑性樹脂
を押出機(図示せず)にて溶融混練し、押出ヘッド10
より、可塑化された筒状の予備成形体27を押出す。そ
して、押出された予備成形体27は対向して開かれた分
割形式の金型21、22の間に配置する。次いで、金型
21、22の型締めをおこない、予備成形体27内に吹
込み針28より圧力流体を吹き込むことにより、予備成
形体27をキャビティ23,24の形状に対応して膨脹
して、中空二重壁構造の製図板77を中空成形する。こ
のとき、図5中、実線で示すように予備成形体27は、
表壁を成形するためのキャビティ23,裏壁を成形する
ためのキャビティ24,端壁を成形する端壁成形キャビ
ティ23A,24Aの形状に対応して膨脹して、製図板
の表壁,裏壁および端壁は一体に成形される。また、キ
ャビティ24に突設したポケット成形キャビティ24B
にてポケット凹部84が成形される。その後、金型2
1,22内にて成形された製図板77を型内冷却した
後、金型21,22から取り出す。次いで図6のよう
に、中空成形された製図板77を充填治具30,31に
て保持し、充填の孔26に充填ノズル32を取付け、製
図板77内の中空部にフェライトなどの磁性材と発泡性
ウレタン樹脂などの樹脂との混合物からなる磁性を有す
る充填材33を注入した後、発泡させる。充填に際して
は、中空成形時に吹込み針28にて穿設された孔26を
利用することができる。
【0018】図9は上記のように製造された製図板77
を示すものであり、製図板の表壁77B,裏壁77Cお
よび端壁77Aは一体の樹脂にて構成され、その壁内に
は磁性を有する充填材33が構成される。
【0019】[第4実施例]第4実施例は第1実施例お
よび第2実施例の変化例を例示するものであり、製図板
の使用状態を示す図10、および製造された製図板を示
す図11、図12に基づいて第4実施例を説明する。一
般的に製図板107は、製図台101の上に取り付けら
れる。具体的にはガイド102またレール103の一部
と製図板107の端部付近とで固着され、また、照明1
04も製図板107の端付近とで固着される。よって、
製図板107の端部付近はそれらの固着に充分耐えられ
る程度の強度が要求される。本発明にあっては、表壁、
裏壁および端壁を単一の熱可塑性樹脂にて一体に構成す
るので、それらの固着に充分耐えられる程度の強度が要
求される。第1実施例および第2実施例においては、さ
らに圧潰に耐えることを目的として、図12に示すよう
に、中空部内に充填材83を充填することができる。充
填材の充填手段は基本的に図6に示す方法が適用され
る。なお、充填材は、ウレタン樹脂などの樹脂系充填材
のほか、コンクリートなどの無機系充填材であってもよ
い。さらに、軽量性を維持するため、それらの充填材は
発泡充填材が好ましい。また、充填孔は図11にて示す
ようにシール材89にて封鎖される。
【0020】また、一般的に製図板107を使用する
際、ペン,定規,消しゴム,用紙などの収納場所がなく
不便である。第1実施例および第2実施例においては、
図11,図12に示すように裏壁87Cに一体に形成し
たポケット凹部84により、それらの付属品を収納する
ことができる。ポケット凹部84の成形手段は基本的に
図5に示す方法が適用される。なお、85は、ポケット
凹部84の外面に取付けられた仕切り板である。
【0021】また、図12に示すような磁性層89Aと
表皮層89Bとからなる磁性シート89は、中空成形
後、金型から製図板を取出した後、接着することもでき
る。その際には、図5において磁性シートをキャビティ
に仮止めしない以外、製図板の成形手段は基本的に図5
に示す方法が適用される。
【0022】[変化例]以上、製図板の製造方法につい
て説明したが、本発明の製造物は製図板以外に、黒板、
掲示板、パーテーション、またデスクやキャビネットの
天板,側板などを構成する樹脂製磁性板が製造できる。
そして、製図用紙,メモ用紙,ポスターを金属片にて取
り付けたり、さらには別部材のマグネットを使用しない
で小物を磁性板に取り付けることができる。第1実施例
において、磁性層7Bは、バリウム系,ストロンチウム
系,鉛系フェライトなどの磁性材とポリエチレン系樹
脂,エチレン―プロピレン系エラストマーなどの熱可塑
性樹脂との混合物であり、夏可塑性樹脂100重量部に
対して磁性材110〜1800重量部混合することが成
形性の面で好ましい。第2実施例において、磁性層19
Aは、バリウム系,ストロンチウム系,鉛系フェライト
などの磁性材とSBR,プチルゴム,クロロプレンゴム
などの加硫ゴムまたは上記熱可塑性樹脂との混合物であ
り、加硫ゴムまたは熱可塑性樹脂100重量部に対して
磁性材を1400〜2000重量部混合することが製図
用紙などの用紙を取り付ける機能面で好ましい。第3実
施例において、充填材33は、バリウム系,ストロンチ
ウム系,鉛系フェライトなどの磁性材と発泡ウレタン樹
脂,発泡ポリスチレン樹脂,発泡コンクリートなどの発
泡材との混合物であり、発泡材が樹脂の場合、混合比は
発泡材100重量部に対して磁性材110〜2800重
量部混合し、発泡倍率は2〜150部であり、発泡材が
無機質の場合、混合比は発泡材100重量部に対して磁
性材を40〜1000重量部混合し、発泡倍率は1.5
〜50倍であることが充填性の面より好ましい。
【0023】
【発明の効果】本発明にあっては、表壁,裏壁および端
壁の成形キャティを形成した分割形式の金型内で中空成
形することにより、表壁、裏壁および端壁を一体に成形
するので、樹脂製磁性板の基本構成部材はひとつの熱可
塑性樹脂部材のみで構成され、多くの部材また多くの工
程を必要としない。そして一体構造なので剛性などの強
度に優れる。よって、樹脂製磁性板の端付近にガイド,
レール,照明などの部材を固着するに際しても充分耐え
られる程度の強度が得られる。
【0024】また、第1発明にあっては樹脂製磁性板を
構成する少なくとも表壁の全面が磁性を有し、第2発明
にあっては樹脂製磁性板を構成する壁の面が磁性シ
ートにより磁性を有し、また、第3発明にあっては樹脂
製磁性板を構成する壁内部の充填材が磁性を有するの
で、磁性部分の組み付け工程が簡略化される。そして、
この樹脂製磁性板の表壁にはその全面にわたって金属片
またはマグネットとの間に製図用紙、ポスターが支持さ
れる。
【0025】よって、本発明によれば、製図板,黒板,
掲示板,パーテーション,また、デスクの天板,背板,
側板などを構成する樹脂製磁性板を効率よく製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における予備成形体を配置
した金型横断面略図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるブロー成形状態の
金型横断面略図である。
【図3】本発明の第2実施例における予備成形体を配置
した金型横断面略図である。
【図4】本発明の第2実施例におけるブロー成形状態の
金型横断面略図である。
【図5】本発明の第3実施例におけるブロー成形後型開
きした状態の金型横断面略図である。
【図6】本発明の第3実施例における中空部への充填工
程を示す製図板横断面略図である。
【図7】本発明の第1実施例にて製造された製図板の要
部拡大断面図である。
【図8】本発明の第2実施例にて製造された製図板の要
部拡大断面図である。
【図9】本発明の第3実施例にて製造された製図板の要
部拡大断面図である。
【図10】製図板の使用状態を示す斜視図である。
【図11】本発明の第4実施例における製図板の背面か
らみた状態を示す斜視図である。
【図12】図11のA−A線拡大断面図である。
【符号の説明】
1,2,11,12,21,22 金型 3,4,13,14,23,24 キャビティ 3A,4A,13A,14A,23A,24A 端壁成
形キャビティ 5,6 ピンチオフ部 7,17,27 予備成形体 7A 樹脂層 7B 磁性層 8,18,28 吹込み針 10 押出ヘッド 19 磁性シート 19A,89A 磁性層 19B,89B 表皮層 24B ポケット成形キャビティ 26 孔 30,31 充填治具 32 充填ノズル 33,93 充填材 57, 67, 77, 87,107 製図板 57A,67A,77A,87A 製図板の端壁 57B,67B,77B,87B 製図板の表壁 57C,67C,77C,87C 製図板の裏壁 71 バリ 84 ポケット凹部 85 仕切り板 86 シール材 101 製図台 102 ガイド 103 レール 104 照明

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂からなる可塑化された予備
    成形体を、表壁,裏壁および端壁の成形キャビティを形
    成した分割形式の金型内で中空成形する方法において、
    予備成形体の少なくとも表壁にあたる全面を磁性層とし
    全面が磁性層の表壁,裏壁および端壁を一体に構成
    した中空板を成形することを特徴とする樹脂製磁性板の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂からなる可塑化された予備
    成形体を、表壁,裏壁および端壁の成形キャビティを形
    成した分割形式の金型内で中空成形する方法において、
    金型の表壁を成形するキャビティに表壁の全面にわたる
    磁性シートを予め配置して磁性シートが全面に接着さ
    れた表壁,裏壁および端壁を一体に構成した中空板を成
    形することを特徴とする樹脂製磁性板の製造方法。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂からなる可塑化された予備
    成形体を、表壁,裏壁および端壁の成形キャティを形
    成した分割形式の金型内で中空成形することにより、表
    壁,裏壁および端壁を一体に構成した中空板を成形し、
    上記中空板の中空部に磁性を有する充填材を注入したこ
    とを特徴とする樹脂製磁性板の製造方法。
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