JPS6227978B2 - - Google Patents
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- JPS6227978B2 JPS6227978B2 JP2088279A JP2088279A JPS6227978B2 JP S6227978 B2 JPS6227978 B2 JP S6227978B2 JP 2088279 A JP2088279 A JP 2088279A JP 2088279 A JP2088279 A JP 2088279A JP S6227978 B2 JPS6227978 B2 JP S6227978B2
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- Japan
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- synthetic resin
- foamed synthetic
- mold
- resin layer
- multilayer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多層函状成形品の製造方法に係り、さ
らに詳しくは、非発泡合成樹脂層、発泡合成樹脂
層および非発泡合成樹脂層からなる多層函状体の
製造方法に関する。
らに詳しくは、非発泡合成樹脂層、発泡合成樹脂
層および非発泡合成樹脂層からなる多層函状体の
製造方法に関する。
従来より第４図に示す如く、非発泡合成樹脂に
て中空構造の函状成形品を成形し、ついでこの成
形品の一部に穴を穿設し、該穴から中空部内に発
泡合成樹脂を充填し、そして該穴を塞いで、非発
泡合成樹脂層、発泡合成樹脂層および非発泡合成
樹脂層からなる多層函状体を製造する方法が知ら
れているが上記方法は種々の欠点を有する。
て中空構造の函状成形品を成形し、ついでこの成
形品の一部に穴を穿設し、該穴から中空部内に発
泡合成樹脂を充填し、そして該穴を塞いで、非発
泡合成樹脂層、発泡合成樹脂層および非発泡合成
樹脂層からなる多層函状体を製造する方法が知ら
れているが上記方法は種々の欠点を有する。
即ち中空構造の函状成形品を成形した後、穴の
穿設工程、該穴からの発泡合成樹脂充填工程、そ
して該穴の塞ぎ工程等多くの工程を要し、また充
填装置が必要であり、函状体を安価に提供するこ
とができない。さらに発泡合成樹脂を中空部内に
均一に充填することが困難であり、とくに複雑な
形状の函状成形品や中空部が一部狭小に形成され
ている函状成形品等に充填する場合、内部に不規
則な中空部が生じ易く、また充填圧が各部所によ
つて不均一になることから、強度的または重量的
に不均一な函状体しか得られず、さらには過度な
充填圧が加わつた箇所が変形する恐れがある。
穿設工程、該穴からの発泡合成樹脂充填工程、そ
して該穴の塞ぎ工程等多くの工程を要し、また充
填装置が必要であり、函状体を安価に提供するこ
とができない。さらに発泡合成樹脂を中空部内に
均一に充填することが困難であり、とくに複雑な
形状の函状成形品や中空部が一部狭小に形成され
ている函状成形品等に充填する場合、内部に不規
則な中空部が生じ易く、また充填圧が各部所によ
つて不均一になることから、強度的または重量的
に不均一な函状体しか得られず、さらには過度な
充填圧が加わつた箇所が変形する恐れがある。
本発明は上記の欠点を解消し、均質な多層函状
体を簡単に製造する方法に関し、非発泡合成樹脂
層および発泡合成樹脂層からなる多層パリスンを
同時溶融押出により形成し、押出された前記多層
パリスンを挾むように、一方の半型のキヤビテイ
面が他方の半型の対応するキヤビテイ面に突出し
ている分割形式の金型を閉鎖し、金型内のパリス
ンを膨張させ、非発泡合成樹脂層、発泡合成樹脂
層および非発泡合成樹脂層からなる多層函状体の
製造方法に関する。
体を簡単に製造する方法に関し、非発泡合成樹脂
層および発泡合成樹脂層からなる多層パリスンを
同時溶融押出により形成し、押出された前記多層
パリスンを挾むように、一方の半型のキヤビテイ
面が他方の半型の対応するキヤビテイ面に突出し
ている分割形式の金型を閉鎖し、金型内のパリス
ンを膨張させ、非発泡合成樹脂層、発泡合成樹脂
層および非発泡合成樹脂層からなる多層函状体の
製造方法に関する。
本発明の目的は従来の如く穴の穿設工程、発泡
合成樹脂充填工程、該穴の塞ぎ工程等を必要とし
ない簡単な多層函状体の製造方法を提供すること
にある。
合成樹脂充填工程、該穴の塞ぎ工程等を必要とし
ない簡単な多層函状体の製造方法を提供すること
にある。
本発明の第２の目的は従来必要であつた発泡合
成樹脂の充填装置およびその付属装置を全く必要
とせず、合理的に多層函状体を製造でき、均質な
多層函状体を安価に提供することにある。
成樹脂の充填装置およびその付属装置を全く必要
とせず、合理的に多層函状体を製造でき、均質な
多層函状体を安価に提供することにある。
本発明の第３の目的は内部の発泡合成樹脂層が
所望するように均質で、寸法精度に優れ機械的強
度、重量等のバランスがとれた多層函状体を得る
ことにある。
所望するように均質で、寸法精度に優れ機械的強
度、重量等のバランスがとれた多層函状体を得る
ことにある。
以下本発明を図面に基づき説明するに、ポリエ
チレン等の熱可塑性合成樹脂を一方の押出機１内
で溶融混練し、他方の押出機２内で発泡剤を混合
した発泡性合成樹脂を溶融混練する。それぞれ溶
融混練された合成樹脂をダイ３内にて合流接合し
非発泡合成樹脂層６および発泡合成樹脂層７から
なる多層パリスン５とし、前記発泡合成樹脂層が
内側に位置する状態でダイフエイス４より押出
す。このとき、溶融混練された発泡性合成樹脂
は、押出機２内では発泡せず、ダイフエイス４よ
り押出された際に発泡させるのが所望の多層パリ
スン５を得るのに好ましい。ついで押出された多
層パリスン５を挾むように、一方の半型８ａのキ
ヤビテイ面９ａが、他方の半型８ｂに対応するキ
ヤビテイ面９ｂに突出している分割形式の金型８
を閉鎖し、ついで吹込ノズル１０にて圧縮空気等
の圧力流体を金型８内の多層パリスン５に圧入し
該多層パリスン５を膨張させる。すなわち、分割
形式の金型を閉鎖していくことにより一方の半型
８ａの突出したキヤビテイ面９ａにて多層パリス
ン５の一方を押して扁平状に変形させ、また金型
閉鎖完了前において吹込ノズル１０をパリスン５
に突き刺し金型内のパリスンを膨張させキヤビテ
イ面に密着させることにより函状に成形するとと
もに金型閉鎖を完了することにより互いの対向接
近したキヤビテイ面にて内側の発泡合成樹脂層同
志を接合して一体化させるついで成形品を冷却し
て金型８を開き成形品を取出し、第２図に示すよ
うな非発泡合成樹脂層１２、発泡合成樹脂層１３
および非発泡合成樹脂層１４からなる多層函状体
１１が得られる。
チレン等の熱可塑性合成樹脂を一方の押出機１内
で溶融混練し、他方の押出機２内で発泡剤を混合
した発泡性合成樹脂を溶融混練する。それぞれ溶
融混練された合成樹脂をダイ３内にて合流接合し
非発泡合成樹脂層６および発泡合成樹脂層７から
なる多層パリスン５とし、前記発泡合成樹脂層が
内側に位置する状態でダイフエイス４より押出
す。このとき、溶融混練された発泡性合成樹脂
は、押出機２内では発泡せず、ダイフエイス４よ
り押出された際に発泡させるのが所望の多層パリ
スン５を得るのに好ましい。ついで押出された多
層パリスン５を挾むように、一方の半型８ａのキ
ヤビテイ面９ａが、他方の半型８ｂに対応するキ
ヤビテイ面９ｂに突出している分割形式の金型８
を閉鎖し、ついで吹込ノズル１０にて圧縮空気等
の圧力流体を金型８内の多層パリスン５に圧入し
該多層パリスン５を膨張させる。すなわち、分割
形式の金型を閉鎖していくことにより一方の半型
８ａの突出したキヤビテイ面９ａにて多層パリス
ン５の一方を押して扁平状に変形させ、また金型
閉鎖完了前において吹込ノズル１０をパリスン５
に突き刺し金型内のパリスンを膨張させキヤビテ
イ面に密着させることにより函状に成形するとと
もに金型閉鎖を完了することにより互いの対向接
近したキヤビテイ面にて内側の発泡合成樹脂層同
志を接合して一体化させるついで成形品を冷却し
て金型８を開き成形品を取出し、第２図に示すよ
うな非発泡合成樹脂層１２、発泡合成樹脂層１３
および非発泡合成樹脂層１４からなる多層函状体
１１が得られる。
本発明において多層函状体とは電気製品、事務
機、工具その他のハウジング部材、ケース、トレ
ー、コンテナー等であり、その用途、使用形態に
より全体形状は適宜に構成される。例えば第３図
に示す如く、物品を構成するリセス１５を構成し
たり、適宜に発泡合成樹脂層１３の間に中空層１
６を構成しても本発明は達成される。また本発明
で使用される合成樹脂とは、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリアミド、塩化ビニル、エチレン
―酢酸ビニル共重合体等の熱可塑性合成樹脂であ
る。尚、非発泡合成樹脂層６と発泡合成樹脂層７
とを同種の合成樹脂で構成したり、非発泡合成樹
脂層６と発泡合成樹脂層７との間に接着剤層を構
成する等の公知手段にて層間接着強度を向上する
こともできる。
機、工具その他のハウジング部材、ケース、トレ
ー、コンテナー等であり、その用途、使用形態に
より全体形状は適宜に構成される。例えば第３図
に示す如く、物品を構成するリセス１５を構成し
たり、適宜に発泡合成樹脂層１３の間に中空層１
６を構成しても本発明は達成される。また本発明
で使用される合成樹脂とは、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリアミド、塩化ビニル、エチレン
―酢酸ビニル共重合体等の熱可塑性合成樹脂であ
る。尚、非発泡合成樹脂層６と発泡合成樹脂層７
とを同種の合成樹脂で構成したり、非発泡合成樹
脂層６と発泡合成樹脂層７との間に接着剤層を構
成する等の公知手段にて層間接着強度を向上する
こともできる。
上記の如く本発明の製造方法によれば、従来の
ような穴の穿設工程、発泡合成樹脂充填工程、穴
の塞ぎ工程等を全く必要とせず、またそれにとも
なう充填装置およびそれにともなう付属装置等を
必要としないので、簡単に多層函状体が製造でき
該多層函状体を安価に提供することができる。ま
た本発明の製造方法によれば、内部の発泡合成樹
脂層１３が所望するように均質であり、寸法精度
に優れ、機械的強度、重量等バランスのとれた多
層函状体ゆ得ることができる。また、互いに対向
接近したキヤビテイ面の間隙の設定を調整するこ
により自由に壁厚また壁面形状とした多層函状体
を得ることができる。さらに多層函状体は非発泡
合成樹脂層６および発泡合成樹脂層７からなる多
層パリスン５より成形されるので、多層函状体の
内部に位置する発泡合成樹脂の発泡倍率を所望に
より高く（例えば５倍以上）することもでき、緩
衝性に優れ軽量な多層函状体を得ることもでき
る。
ような穴の穿設工程、発泡合成樹脂充填工程、穴
の塞ぎ工程等を全く必要とせず、またそれにとも
なう充填装置およびそれにともなう付属装置等を
必要としないので、簡単に多層函状体が製造でき
該多層函状体を安価に提供することができる。ま
た本発明の製造方法によれば、内部の発泡合成樹
脂層１３が所望するように均質であり、寸法精度
に優れ、機械的強度、重量等バランスのとれた多
層函状体ゆ得ることができる。また、互いに対向
接近したキヤビテイ面の間隙の設定を調整するこ
により自由に壁厚また壁面形状とした多層函状体
を得ることができる。さらに多層函状体は非発泡
合成樹脂層６および発泡合成樹脂層７からなる多
層パリスン５より成形されるので、多層函状体の
内部に位置する発泡合成樹脂の発泡倍率を所望に
より高く（例えば５倍以上）することもでき、緩
衝性に優れ軽量な多層函状体を得ることもでき
る。
第１図は本発明の一実施例を示す金型断面図、
第２図は本発明の製造方法にて得られた多層函状
体の一部破断斜視図、第３図は本発明の製造方法
にて得られた多層函状体の他例を示す要部断面図
第４図は従来の製造方法にて得られる多層函状体
の一部破断正面図である。 １，２…押出機、５…多層パリスン、８…金
型、１０…多層函状体。
第２図は本発明の製造方法にて得られた多層函状
体の一部破断斜視図、第３図は本発明の製造方法
にて得られた多層函状体の他例を示す要部断面図
第４図は従来の製造方法にて得られる多層函状体
の一部破断正面図である。 １，２…押出機、５…多層パリスン、８…金
型、１０…多層函状体。
Claims (1)
- １ 非発泡合成樹脂層および発泡合成樹脂層から
なる多層パリスンを前記発泡合成樹脂層が内側に
位置する状態で同時溶融押出により形成し、押出
された前記多層パリスンを挾むように、一方の半
型のキヤビテイ面が他方の半型のキヤビテイ面に
突出している分割形式の金型を閉鎖していくこと
により一方の半型の突出したキヤビテイ面にて多
層パリスンの一方を押して扁平状に変形させ、ま
た金型内のパリスンを膨張させキヤビテイ面に密
着させることにより函状に成形するとともに金型
閉鎖を完了することにより互いの対向接近したキ
ヤビテイ面にて内側の発泡合成樹脂層同志を接合
して一体化させることを特徴とする多層函状体の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2088279A JPS55116549A (en) | 1979-02-26 | 1979-02-26 | Method of producing multiilayer boxxshaped body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2088279A JPS55116549A (en) | 1979-02-26 | 1979-02-26 | Method of producing multiilayer boxxshaped body |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55116549A JPS55116549A (en) | 1980-09-08 |
| JPS6227978B2 true JPS6227978B2 (ja) | 1987-06-17 |
Family
ID=12039558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2088279A Granted JPS55116549A (en) | 1979-02-26 | 1979-02-26 | Method of producing multiilayer boxxshaped body |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55116549A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001179805A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Jsp Corp | 多層ポリエチレン系樹脂発泡成形体の製造方法 |
| JP2012025114A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Kyoraku Co Ltd | 多層発泡体の製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5316369A (en) * | 1989-02-15 | 1994-05-31 | Koito Industries, Ltd. | Seat arm rest capable of housing television receiver therein |
-
1979
- 1979-02-26 JP JP2088279A patent/JPS55116549A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001179805A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Jsp Corp | 多層ポリエチレン系樹脂発泡成形体の製造方法 |
| JP2012025114A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Kyoraku Co Ltd | 多層発泡体の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55116549A (en) | 1980-09-08 |
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