JP7071632B2 - 成形体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の内装部材などに利用する成形体、及びその製造方法に関する。
ドアトリム等の自動車内装部材の成形技術として、特許文献1には、1枚の発泡樹脂シートを再加熱して軟化状態としたものを一対の分割金型の間に配置し、両方の金型から発泡樹脂シートを減圧吸引することによって発泡樹脂シートを二次発泡させて発泡成形体に厚肉部を形成する技術が開示されている。
特開2001-310380号公報
このように自動車内装部材として使用される一体成形体は、需要者によって視認される面(意匠面)に、何らかの注意喚起を促すためのマーク(コーションマーク)を付与する場合がある。しかし、意匠面に表皮部材が装着されている場合、接着剤などによる貼付では、表皮部材からコーションマークが剥離しやすいといった不具合が生じていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、表皮部材が装着される成形体であっても、需要者に対するマークが適切に付与された成形体を提供することを目的とする。
本発明によれば、樹脂シートと、これに装着された表皮部材を備える成形体であって、前記表皮部材側の面が意匠面であり、前記意匠面は、凹部と凸部で構成されたマークが付されたマーク領域を含み、前記凹部に対応する前記表皮部材には、前記樹脂シートの樹脂が含浸されている、成形体が提供される。
本発明では、成形体の意匠面に、凹部と凸部で構成されたマークが付されたマーク領域を形成するため、接着剤などを使用した場合のようにマークが剥離するということがない。また、マーク領域の凹部では表皮部材に樹脂が含浸しているため、凹部の形成時における表皮部材の毛倒れが定着し、時間の経過とともに視認性が低下することを防ぐことができる。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記マーク領域の凸部の厚みは、前記意匠面において前記マーク領域の外側の一般領域の厚みより小さい。
好ましくは、前記樹脂シートは、発泡樹脂シートである。
本発明の別の形態では、配置工程と、成形工程を含み、前記配置工程では、第1金型と第2金型の間に樹脂シートと表皮部材を配置し、前記成形工程では、前記第1金型と前記第2金型により、前記樹脂シートと前記表皮部材を成形し、第1金型及び第2金型の互いに対向する面のいずれか一方には、凹部形成部と凸部形成部を備えるマーク形成部が設けられており、前記成形工程において、前記マーク形成部により前記表皮部材及び前記樹脂シートを加圧することによって、凹部と凸部で構成されたマークが付されたマーク領域を形成する、方法が提供される。
好ましくは、前記樹脂シートは、発泡樹脂シートであり、前記方法は、膨張工程をさらに備え、前記膨張工程では、前記第1金型及び前記第2金型の間に空間が設けられるように前記第1金型及び前記第2金型を近接させ、近接した前記第1金型及び前記第2金型の両方から前記樹脂シートを減圧吸引することによって、前記樹脂シートを前記空間内に膨張させる。
図1Aは、本発明の実施形態に係る成形体24の斜視図である。図1Bは、図1Aにおける点線部の拡大図である。図1Cは、図1AにおけるX-X線での断面図である。 成形体24の製造において利用可能な発泡成形機1の一例を示す。 図3Aおよび図3Bは、第1金型21および第2金型22の斜視図である。図3Cは、図3Bにおける点線部の拡大図である。 第1金型21、第2金型22、発泡樹脂シート23、および表皮部材28との配置を示す図である。 図4の状態から、第1金型21によって発泡樹脂シート23を減圧吸引した状態を示す図である。 図5の状態から、第1金型21および第2金型22を互いに近接させた状態を示す図である。 図6の状態から、第2金型22によって発泡樹脂シート23を減圧吸引した状態を示す図である。 第1金型21および第2金型22から成形体24を取り出した状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴事項について独立して発明が成立する。
1.成形体24
図1A~図1Cを参照して、本発明の一実施形態の成形体24について説明する。成形体24は、発泡樹脂シート23と表皮部材28から構成されており、断面凹状に形成されている。成形体24を構成する発泡樹脂の発泡倍率は、例えば1.5~6倍とすることができるが、その例に限定されない。
表皮部材28は、成形体24における意匠面Dに装着されている。表皮部材28は、一例では、通気性を有する不織布で構成され、具体的にはナイロン繊維、セルロース繊維、アラミド繊維などを挙げることができるが、その例に限定されない。
意匠面Dには、図1Bに示すように、凹部5と凸部7で構成されたマークが付されたマーク領域D1が形成されている。マーク領域D1は凹部5および凸部7の形状によって、予め定められたマークが視認されるように構成されている。
より具体的には、凹部5は、マークの輪郭、およびその内部の形状を示す線を形成する。凸部7は、凹部5によって囲われた領域を形成する。このように、凹部5および凸部7からマーク領域D1が形成される。意匠面Dは、さらに、マーク領域D1の外側の領域として一般領域D2を有する。
図1Cに示すように、マーク領域D1は、一般領域D2と比較して、その厚みが小さくなるように構成されている。すなわち、凹部5および凸部7は、一般領域D2よりもその厚みが小さい。さらに、凹部5は、凸部7よりもその厚みが小さくなるように構成されている。このように、凹部5および凸部7を意匠面Dにおける一般領域D2よりも厚みが小さくなるように形成することで、マーク領域D1が示すマークの視認性が確保されている。
表皮部材28における凹部5に対応する凹部対応部29には、発泡樹脂シート23の樹脂が含浸されている。このようにマーク領域D1における凹部5に対応する表皮部材28に樹脂が含浸していることで、凹部5の形成時に発生した凹部対応部29における毛倒れが定着するとともに、含浸した樹脂により光沢が発生する。これにより、意匠面Dに形成されたマーク領域D1の視認性が向上する。
2.発泡成形機1の構成
図2を参照して、本発明の実施形態における成形体24の製造方法の実施に利用可能な発泡成形機1について説明する。発泡成形機1は、樹脂供給装置2と、Tダイ18と、第1金型21と、第2金型22とを備える。樹脂供給装置2は、ホッパー12と、押出機13と、インジェクタ16と、アキュームレータ17を備える。押出機13とアキュームレータ17は、連結管25を介して連結される。アキュームレータ17とTダイ18は、連結管27を介して連結される。
以下、各構成について詳細に説明する。
<ホッパー12,押出機13>
ホッパー12は、原料樹脂11を押出機13のシリンダ13a内に投入するために用いられる。原料樹脂11の形態は、特に限定されないが、通常は、ペレット状である。原料樹脂は、例えばポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂であり、ポリオレフィンとしては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体及びその混合物などが挙げられる。
原料樹脂11は、ホッパー12からシリンダ13a内に投入された後、シリンダ13a内で加熱されることによって溶融されて溶融樹脂になる。また、シリンダ13a内に配置されたスクリューの回転によってシリンダ13aの先端に向けて搬送される。スクリューは、シリンダ13a内に配置され、その回転によって溶融樹脂を混練しながら搬送する。スクリューの基端にはギア装置が設けられており、ギア装置によってスクリューが回転駆動される。シリンダ13a内に配置されるスクリューの数は、1本でもよく、2本以上であってもよい。
<インジェクタ16>
シリンダ13aには、シリンダ13a内に発泡剤を注入するためのインジェクタ16が設けられる。インジェクタ16から注入される発泡剤は、物理発泡剤、化学発泡剤、及びその混合物が挙げられるが、物理発泡剤が好ましい。物理発泡剤としては、空気、炭酸ガス、窒素ガス、水等の無機系物理発泡剤、およびブタン、ペンタン、ヘキサン、ジクロロメタン、ジクロロエタン等の有機系物理発泡剤、さらにはそれらの超臨界流体を用いることができる。
超臨界流体としては、二酸化炭素、窒素などを用いて作ることが好ましく、窒素であれば臨界温度-149.1℃、臨界圧力3.4MPa以上、二酸化炭素であれば臨界温度31℃、臨界圧力7.4MPa以上とすることにより得られる。化学発泡剤としては、酸(例:クエン酸又はその塩)と塩基(例:重曹)との化学反応により炭酸ガスを発生させるものが挙げられる。化学発泡剤は、インジェクタ16から注入する代わりに、ホッパー12から投入してもよい。
<アキュームレータ17、Tダイ18>
原料樹脂と発泡剤が溶融混練されてなる発泡樹脂は、シリンダ13aの樹脂押出口から押し出され、連結管25を通じてアキュームレータ17内に注入される。アキュームレータ17は、シリンダ17aとその内部で摺動可能なピストン17bを備えており、シリンダ17a内に発泡樹脂が貯留可能になっている。そして、シリンダ17a内に発泡樹脂が所定量貯留された後にピストン17bを移動させることによって、連結管27を通じて発泡樹脂をTダイ18内に設けられたスリットから押し出して垂下させて発泡樹脂シート23を形成する。
<第1及び第2金型21,22>
図3A~図3Cを参照して、第1金型21および第2金型22について説明する。第1金型21は、対向面21aにキャビティ21bを形成する凹状金型として構成される。それに対して、第2金型22は、対向面22aにコア22bを形成する凸状金型として構成される。第1金型21および第2金型22は、キャビティ21bとコア22bが互いに対向するように配置される。
第1金型21の対向面21aの周端部には、キャビティ21bを取り囲むようにピンチオフ部21cが設けられている。また、第2金型22の対向面22aの周端部には、コア22bを取り囲むようにピンチオフ部22cが設けられている。第1金型21および第2金型22を互いに近接させると、図6に示すように、ピンチオフ部21cとピンチオフ部22cとが接触し、対向面21aおよび対向面22aによって密閉空間Sが形成されるように構成されている。
図3Bに示すように、第2金型22の対向面22aには、マーク形成部20が形成されている。詳細は後述するが、成形体24を製造する工程において、マーク形成部20が密閉空間S内に収容された発泡樹脂シート23および表皮部材28を加圧することにより、成形体24の意匠面Dにマーク領域D1が形成される。
図3Cに示すように、マーク形成部20は、凹部形成部20aと凸部形成部20bを備える。凹部形成部20aは、対向面22aを基準として凸部形成部20bよりも突出するように構成される。このようにすることで、成形体24を製造する工程において、密閉空間S内に収容された発泡樹脂シート23および表皮部材28を加圧する際、凹部形成部20aによって成形体24に凹部5が形成され、凸部形成部20bによって凸部7が形成される。
本実施形態では、マーク形成部20は第2金型22とは別部材で構成されている。このようにすることで、マーク形成部20の形状を変更するだけで、成形体24に付与するマークを変更することが可能となる。ただし、この例に限定されることはなく、第2金型22とマーク形成部20は一体として形成されていてもよい。
第1金型21および第2金型22には、図2に示すように、多数の減圧吸引孔21d、22dが設けられている。詳細は後述するが、密閉空間S内に収容された発泡樹脂シート23を減圧吸引孔21d、22dから減圧吸引することにより、第1金型21の対向面21a、および第2金型22の対向面22aに沿った形状に発泡樹脂シート23を賦形することが可能となっている。
3.成形体24の製造方法
図4~図8を参照して、本発明の実施形態における成形体24の製造方法について説明する。本実施形態の方法は、配置工程と、成形工程と、膨張工程と、仕上げ工程を備える。以下、詳細に説明する。
(1)配置工程
配置工程では、図4に示すように、溶融状態の発泡樹脂をTダイ18のスリットから押し出して垂下させて形成した1枚の発泡樹脂シート23を第1金型21,第2金型22間に配置する。第2金型22側には、さらに、表皮部材28が配置される。
ここで、Tダイ18から垂下された発泡樹脂シート23は、成形前に室温にまで冷却されて固化されることがなく、固化された発泡樹脂シート23が成形前に加熱されることもない。また、発泡樹脂シート23は、スリットから押し出された直後は全体がほぼ均一の温度であり、垂下されている間に大気によって表面から徐々に冷却される。
発泡樹脂シート23は、厚さ方向の中央に向かうほど大気による冷却の影響を受けにくくなるので、厚さ方向の中央に向かうほど温度が上昇して粘度が低くなるという性質を有する。発泡樹脂シート23の肉厚は、特に限定されないが、例えば、0.5~5mmであり、好ましくは、1~3mmである。
(2)成形工程
成形工程では、第1吸引工程と、金型近接工程をこの順で実行することによって行う。第1吸引工程では、図5に示すように、第1金型21により発泡樹脂シート23を減圧吸引する。これにより、発泡樹脂シート23が第1金型21のキャビティ21bに沿った形状に賦形する。
金型近接工程では、図6に示すように、第1金型21および第2金型22を近接させる。上述したように、第1金型21および第2金型22を近接させると、第1金型21に設けられたピンチオフ部21cと、第2金型22に設けられたピンチオフ部22cとが接触し、対向面21aおよび対向面22aに囲まれる密閉空間Sが形成される。密閉空間Sの体積は特に限定されないが、発泡樹脂シート23の体積の1.1~4.0倍であることが好ましい。発泡樹脂シート23及び表皮部材28のうち密閉空間S外にある部位はバリ23a、バリ28aとなる。
このとき、第2金型22の対向面22aに形成されたマーク形成部20によって、表皮部材28および発泡樹脂シート23が加圧されてマーク領域D1が形成される。上述したように、凹部形成部20aは、凸部形成部20bよりも突出するように構成されており、凹部形成部20aと接触する表皮部材28には、発泡樹脂シート23の樹脂が含浸することとなる。
ここで、好ましくは、凹部形成部20aの突出方向の高さは、密閉空間Sの厚み(すなわち、対向面21aと対向面22aとの間隔)と一致するように構成される。このようにすることで、凹部形成部20aに対応する発泡樹脂シート23にかかる圧力を高めることができ、成形体24の凹部5に対応する表皮部材28(図1Cにおける凹部対応部29に相当)により多くの樹脂を含浸することが可能となる。
(3) 膨張工程
膨張工程では、図7に示すように、第1金型21および第2金型22の両方から発泡樹脂シート23を減圧吸引する第2吸引工程を行う。これにより、密閉空間S内に発泡樹脂シート23を膨張させる。
第1金型21および第2金型22の両方から発泡樹脂シート23を減圧吸引すると、発泡樹脂シート23の発泡が促進されて発泡樹脂シート23が膨張する。発泡樹脂シート23は厚さ方向の中央付近での粘度が最も低い(流動性が最も高い)ので、厚さ方向の中央付近での発泡が特に促進されて発泡樹脂シート23が膨張する。その結果、厚さ方向の中央付近の層(中央層)での平均気泡径が大きく、表面近傍の表面層の平均気泡径が小さいという構成の成形体24が得られる。このような成形体24は、平均気泡径が大きい中央層が、平均気泡径が小さい表面層で挟まれたサンドイッチ構造となっているために、軽量且つ高剛性である。ここで、厚さ方向全体の平均気泡径は、例えば、100~2000μmである。表面層の平均気泡径は、例えば、80~500μmである。中央層の平均気泡径は、例えば、100~2000μmである。
(4) 仕上げ工程
仕上げ工程では、図8に示すように、第1金型21および第2金型22を開いて、バリ23a,バリ28aのついた成形体24を取り出し、バリ23a,28aを切除して、図1に示す成形体24が得られる。以上のようにして、発泡樹脂シート23に表皮部材28が装着された成形体24が形成される。
4.その他の実施形態
本発明の適用範囲は、上記実施形態に限定されない。例えば、第1金型21および第2金型22による減圧吸引は、第1金型21による減圧吸引を先に開始してもよく、第2金型22による減圧吸引を先に開始してもよく、第1金型21および第2金型22による減圧吸引を同時に開始してもよい。また、第1金型21による減圧吸引を先に停止してもよく、第2金型22による減圧吸引を先に停止してもよく、第1金型21および第2金型22による減圧吸引を同時に停止してもよい。第1金型21および第2金型22による減圧吸引は、第1金型21および第2金型22を近接させる前に開始してもよく、近接させた後に開始してもよい。
また、上記膨張工程は省略することができる。また、樹脂シートは発泡樹脂シートに限定されることはない。さらに、上記実施形態では、マーク領域D1の凸部7の厚みは、意匠面Dにおいてマーク領域の外側の一般領域D2の厚みより小さくしているが、この形態に限定されることはなく、凸部7の厚みを一般領域D2の厚みと同程度としてもよい。この場合、第2金型22に設けられるマーク形成部20の凸部形成部20bに連通するように減圧吸引孔22dを設けるのが好ましい。このようにすることで、発泡樹脂シート23をより適切にマーク形成部20に沿って形状に賦形することが可能となる。これらの場合においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
1 :発泡成形機
2 :樹脂供給装置
5 :凹部
7 :凸部
11 :原料樹脂
12 :ホッパー
13 :押出機
13a :シリンダ
16 :インジェクタ
17 :アキュームレータ
17a :シリンダ
17b :ピストン
18 :Tダイ
20 :マーク形成部
20a :凹部形成部
20b :凸部形成部
21 :第1金型
21a :対向面
21b :キャビティ
21c :ピンチオフ部
21d :減圧吸引孔
22 :第2金型
22a :対向面
22b :コア
22c :ピンチオフ部
22d :減圧吸引孔
23 :発泡樹脂シート
23a :バリ
24 :成形体
25 :連結管
27 :連結管
28 :表皮部材
28a :バリ
29 :凹部対応部

Claims (2)

  1. 成形体を製造する方法であって、
    配置工程と、成形工程を含み、
    前記配置工程では、第1金型と第2金型の間に樹脂シートと表皮部材を配置し、
    前記成形工程では、前記第1金型と前記第2金型により、前記樹脂シートと前記表皮部材を成形し、
    前記第1金型及び前記第2金型の互いに対向する面のいずれか一方には、凹部形成部と凸部形成部を備えるマーク形成部が設けられており、
    前記成形工程において、前記マーク形成部により前記表皮部材及び前記樹脂シートを加圧することによって、凹部と凸部で構成されたマークが付されたマーク領域を形成する、方法。
  2. 請求項に記載の方法であって、
    前記樹脂シートは、発泡樹脂シートであり、
    前記方法は、膨張工程をさらに備え、
    前記膨張工程では、前記第1金型及び前記第2金型の間に空間が設けられるように前記第1金型及び前記第2金型を近接させ、
    近接した前記第1金型及び前記第2金型の両方から前記樹脂シートを減圧吸引することによって、前記樹脂シートを前記空間内に膨張させる、方法。
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