JP3235316B2 - Icテスタのパターン制御方法 - Google Patents

Icテスタのパターン制御方法

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雅一 知久
義広 足立
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安藤電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ICテスタにおい
て、パターンアドレスの発生を制御する方法についての
ものである。
【0002】
【従来の技術】次に、一般にICテスタで使用されてい
るテストパターンのコントロールコマンド部を図5アに
示す。図5アで、コントロールコマンドはパターンアド
レスごとに記述され、図示を省略したテストパターンは
コントロールコマンドの内容にしたがって発生順序が制
御される。図5アでは、パターンアドレスは0,1,2
…と進み、例えば、図5アの「NOOP」はそのアドレ
スの順番にしたがって図示を省略したパターン発生を行
う。「LOOP 5 ST EN」では、そのアドレス
を(5+1)回実行することを示し、ループ回数は任意
に変えられる。
【0003】マイクロインストラクションコントロール
(以下、MICという。)方法は、図5アのコントロー
ルコマンド部の「NOOP」を圧縮して、パターンのア
ドレス発生を行うものである。
【0004】次に、MIC方法によるアドレス発生の構
成を図3に示し、その動作を図4を参照して説明する。
図3の10はMICアドレス発生部、20はMICメモ
リ、30はパターンアドレスカウンタ、40はループカ
ウンタ、50はアドレス一致検出回路である。図3で、
MICアドレス発生部10にはMICアドレスポインタ
としてMICアドレスの相対0番地が入れられ、アドレ
ス一致検出回路50にはスタートさせたいパターンアド
レスポインタとしてPST点が入力される。
【0005】MICメモリ20には、圧縮されたテスト
パターンのコントロールデータが格納されている。パタ
ーンアドレスカウンタ30はMICメモリ20の出力を
入力とし、パターンアドレスを発生する。ループカウン
タ40はMICメモリ20の出力を入力とし、圧縮され
たアドレスの回数またはループコマンド回数分繰り返す
ものである。
【0006】次に、図3の動作を図4に示す。テストを
開始すると、図4のステップ2AでMICメモリ20に
圧縮されたデータを転送し、ステップ2BでMICアド
レス発生部10にMICプログラムの相対0番地である
MICアドレスポインタをセットする。ステップ2Cで
アドレス一致検出回路50にパターンアドレスポインタ
をセットする。
【0007】ステップ2Dで、各々のアドレスポインタ
が設定された後、MICアドレス発生部10から、MI
Cアドレス101がMICメモリ20をアクセスする。
パターンアドレスカウンタ30はMICメモリ出力20
aにより制御され、パターンアドレス301を発生させ
る。また、MICメモリの出力20bにより、ループカ
ウンタ40を制御して、次のMICアドレスを決定する
情報401をMICアドレス発生部10に入力する。
【0008】ステップ2Eで、アドレス一致検出回路5
0でパターンアドレス301とPSTを比較し、アドレ
スの一致が検出されるまでの間、フリーランサイクル動
作をし、一致が検出されて初めて実際のパターンが走行
し、テストが実行される。図4の動作による図5アのテ
ストパターンアドレスとコントロールコマンドに対応す
るMICメモリの内容を図5のイに示す。図5イで、M
ICメモリの内容はテストパターンのコントロールコマ
ンドを圧縮して作られる。
【0009】図5ア・図5イの例では、コントロールコ
マンドのアドレス1〜6までの「NOOP」をMICメ
モリのアドレス1で「LOOP 5 ST EN」と圧
縮している。また、MICコマンド内の「LOOP」が
テストパターンコントロールコマンドの「NOOP」を
圧縮したものなのか、テストパターンコントロールコマ
ンドそのものかは、パターンアドレスポインタロードビ
ット(PLB)図5イ(3)に記述される。
【0010】図5イのMICアドレス「0」では、MI
Cメモリのパターンアドレス図5イ(5)に記述してあ
る「0」を図3のパターンアドレスカウンタ30にロー
ドする。MICアドレスでは、パターンアドレスカウン
タ30の値をループ回数(図5イ(4))+1インクリ
メントする。
【0011】次のMICアドレス「2」では、パターン
アドレスカウンタ30に「7」をロードし、その値を6
回保持する。このように、MICメモリの内容を実行す
ることにより、テストパターンのアドレスを発生する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のICテスタのパ
ターン制御方法では、パターンアドレスが圧縮されてM
ICメモリにMICアドレスとして格納されているが、
PST点がパターンアドレスの深い位置に指定された場
合、MICアドレス発生部ではMICアドレスの0番地
からパターンを走行させるため、パターンアドレスの一
致検出まで多大なフリーランサイクルが存在し、テスト
時間が長くなるという問題がある。
【0013】この発明はICテスタのパターンアドレス
発生において、パターン走行開始アドレス(以下、PS
T点と言う)を指定した場合に、PST点指定に伴うフ
リーランサイクルを取り除き、実際にPST点からパタ
ーンを走行させ、テスト時間全体の高速化を図るICテ
スタのパターン制御方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明では、テストパターン情報11に基づい
て、パターンアドレスとMICアドレス及び残ループ回
数とが対応づけて格納される対応テーブル1と、対応テ
ーブル1の出力とループカウンタ5の出力を入力とする
MICアドレス発生部2と、MICアドレス発生部2の
出力を入力とするMICメモリ3と、MICメモリ3の
出力を入力とし、パターンメモリのアドレスを発生する
パターンアドレスカウンタ4と、対応テーブル1の出力
とMICメモリ3の出力を入力とするループカウンタ5
を備え、スタートさせたいパターンアドレスをセットす
ると、セットされたパターンアドレスがMICメモリ3
内のMICアドレスにおいて圧縮ループ中かどうかを判
定し、圧縮ループ中であれば、対応テーブルで、セット
したパターンアドレスに対応するMICアドレスの残ル
ープ回数をループカウンタ5にセットして、パターンア
ドレスカウンタ4にパターンアドレスポインタをセット
し、圧縮ループ中でなければ、MICメモリ3からルー
プ回数とパターンアドレスポインタをセットして、セッ
トされたパターンアドレスからパターンをスタートす
る。
【0015】
【作用】次に、この発明によるアドレス発生の構成を図
1に示す。図1の1は対応テーブル、2はMICアドレ
ス発生部、3はMICメモリ、4はパターンアドレスカ
ウンタ、5はループカウンタである。次に、対応テーブ
ルの例を図6に示す。図6で、対応テーブル1はテスト
パターン情報11からのパターンアドレスに対する圧縮
されたMICアドレス及びパターンアドレスに展開した
ときの残りループ回数から構成される。
【0016】次に、図1の動作を、図2のフローチャー
トを参照して説明する。図2はテスト命令を実行してか
ら実際のパターンが走行するまでのフローチャートであ
り、テスト命令が実行されると、ステップ5AでMIC
メモリ3にパターンメモリのアドレスを制御するMIC
コントロールデータが書き込まれる。ステップ5Bで、
MICアドレス発生部2には対応テーブル1からPST
点に対応するMICアドレスがMICアドレスポインタ
1bとして入力される。
【0017】ステップ5Cで、PST点が圧縮ループ中
にあるかどうかを判定し、MICメモリ3のコントロー
ルデータの圧縮ループ中にPST点がある場合は、ステ
ップ5Dで、対応テーブル1から残りループ回数をルー
プ回数初期値1aとしてループカウンタ5に入力され、
ステップ5Eで、パターンアドレスカウンタ4にパター
ンアドレスポインタをセットする。また、PST点がM
ICメモリ3のコントロールデータの圧縮ループ中にな
いの場合には、ステップ5Fで、MICメモリ3からそ
れぞれパターンアドレスポインタ3aとループ回数3b
が出力される。
【0018】次にテスト命令の実施例について図2と図
6により説明する。図6の対応テーブルは図5アのテス
トパターンのコントロールコマンドと図5イのMICメ
モリ3の内容から作られ、テストパターンに付加され
る。
【0019】次に図5アのテストパターンのコントロー
ルデータにおいて、PST点をパターンアドレスの3番
地に指定した時について説明する。テストスタート後、
MICメモリにコントロールデータが転送され、次に図
6の対応テーブルからPST点に対応するMICアドレ
スの1番地がMICアドレスポインタとしてセットされ
る。次にPST点が圧縮ループ中であるかの判断は、図
5イでMICメモリ3のパターンアドレスポインタロー
ドビット(以下、PLBという。)を読み、「0」で圧
縮ループ、「1」で非圧縮ループと判断する。
【0020】ここで、MICアドレスの1番地のPLB
は「0」であり、圧縮ループ中となるので、図6の対応
テーブルからPST点に対応する残りループ回数の3が
ループ回数初期値としてセットされ、次にPST点をパ
ターンアドレスポインタにセットし、パターンアドレス
の3番地からパターンを走行させる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、テスト命令でPST
点を指定した場合、PST点がMICプログラム上のど
のアドレスに対応するのかを認識しておくことにより、
指定のPST点から実際にパターンを走行させることが
できるので、従来のテスト時間でかかっていたパターン
アドレスの一致検出までのフリーランサイクルを取り除
くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるICテスタのパターン制御方法
の構成図である。
【図2】この発明によるテスト命令実行時のフローチャ
ートである。
【図3】従来技術のよるICテスタのパターン制御方法
の構成図である。
【図4】従来技術によるテスト命令実行時のフローチャ
ートである。
【図5】この発明による対応テーブルの作成例である。
【図6】対応テーブルの例である。
【符号の説明】
1 対応テーブル 2 MICアドレス発生部 3 MICメモリ 4 パターンアドレスカウンタ 5 ループカウンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テストパターン情報(11)に基づいて、
    パターンアドレスとMICアドレス及び残ループ回数と
    が対応づけて格納される対応テーブル(1)と、対応テ
    ーブル(1)の出力とループカウンタ(5)の出力を入
    力とするMICアドレス発生部(2)と、MICアドレ
    ス発生部(2)の出力を入力とするMICメモリ(3)
    と、MICメモリ(3)の出力を入力とし、パターンメ
    モリのアドレスを発生するパターンアドレスカウンタ
    (4)と、対応テーブル(1)の出力とMICメモリ
    (3)の出力を入力とするループカウンタ(5)を備
    え、 スタートさせたいパターンアドレスをセットすると、セ
    ットされたパターンアドレスがMICメモリ(3)内の
    MICアドレスにおいて圧縮ループ中かどうかを判定
    し、圧縮ループ中であれば、対応テーブルで、セットし
    たパターンアドレスに対応するMICアドレスの残ルー
    プ回数をループカウンタ(5)にセットして、パターン
    アドレスカウンタ(4)にパターンアドレスポインタを
    セットし、圧縮ループ中でなければ、MICメモリ
    (3)からループ回数とパターンアドレスポインタをセ
    ットして、セットされたパターンアドレスからパターン
    をスタートすることを特徴とするICテスタのパターン
    制御方法。
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