JP3233162B2 - 給糸体の保管ステーション - Google Patents
給糸体の保管ステーションInfo
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- JP3233162B2 JP3233162B2 JP06244691A JP6244691A JP3233162B2 JP 3233162 B2 JP3233162 B2 JP 3233162B2 JP 06244691 A JP06244691 A JP 06244691A JP 6244691 A JP6244691 A JP 6244691A JP 3233162 B2 JP3233162 B2 JP 3233162B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/06—Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
- B65H67/064—Supplying or transporting cross-wound packages, also combined with transporting the empty core
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Looms (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織機によこ糸を供給す
るための給糸体を保管するステーションに関する。
るための給糸体を保管するステーションに関する。
【0002】
【従来の技術】織物工場における多数の織機は、稼動効
率を考慮して複数列に配置されまた隣り合う二列の織機
が互いに反対方向を向くように、すなわち織機の送り出
し側または巻き取り側が互いに対向するように配置され
る。各織機に供給されるよこ糸のための給糸体を保持す
る給糸スタンドもまた各織機の向きに応じて給糸体受け
入れ方向が定められる。これらの織機に対し、給糸体を
保管ステーションから給糸スタンドへ運びかつこれに供
給する搬送車を、織機の列方向で、かつ、各織機の列を
各々同一方向に移動させる場合、給糸スタンドにおける
給糸体の受け入れ方向と搬送車の移動方向との相対関係
が、織機の向きに応じて異なることになる。
率を考慮して複数列に配置されまた隣り合う二列の織機
が互いに反対方向を向くように、すなわち織機の送り出
し側または巻き取り側が互いに対向するように配置され
る。各織機に供給されるよこ糸のための給糸体を保持す
る給糸スタンドもまた各織機の向きに応じて給糸体受け
入れ方向が定められる。これらの織機に対し、給糸体を
保管ステーションから給糸スタンドへ運びかつこれに供
給する搬送車を、織機の列方向で、かつ、各織機の列を
各々同一方向に移動させる場合、給糸スタンドにおける
給糸体の受け入れ方向と搬送車の移動方向との相対関係
が、織機の向きに応じて異なることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、搬送車が
給糸体を要求する給糸スタンドに到着したとき、把持し
ている給糸体の向きすなわちそのボビンの軸線方向が、
給糸体受け入れ方向に一致するように、予め前記相対関
係を考慮して設定されなければならない。従来、給糸体
は前記相対関係を考慮し、相対関係毎に特定の方向に向
けられた状態、言い換えれば、搬送車に保持された給糸
体が、搬送車によって給糸体を要求している給糸スタン
ドまで搬送されたとき、保持されている給糸体のボビン
の軸線方向が給糸スタンドの給糸体受け入れ方向に一致
するような方向に向けられた状態で、搬送車の移動経路
に沿って、保管ステーション内に予め配置されている。
搬送車は、保管ステーション内で特定の方向に向けられ
た給糸体の近傍に選択的に止められ、給糸体を受け取
り、その後前記給糸体を給糸スタンドに運び、これを前
記給糸スタンドに配置する。しかし、保管ステーション
に複数の特定の向きの給糸体を前記搬送車の移動経路に
沿って準備しておくことは、保管ステーションのスペー
スを有効に利用する上での障害となる。本発明は、給糸
体の保管ステーションの保管スペースの有効利用を図る
ことを目的とする。
給糸体を要求する給糸スタンドに到着したとき、把持し
ている給糸体の向きすなわちそのボビンの軸線方向が、
給糸体受け入れ方向に一致するように、予め前記相対関
係を考慮して設定されなければならない。従来、給糸体
は前記相対関係を考慮し、相対関係毎に特定の方向に向
けられた状態、言い換えれば、搬送車に保持された給糸
体が、搬送車によって給糸体を要求している給糸スタン
ドまで搬送されたとき、保持されている給糸体のボビン
の軸線方向が給糸スタンドの給糸体受け入れ方向に一致
するような方向に向けられた状態で、搬送車の移動経路
に沿って、保管ステーション内に予め配置されている。
搬送車は、保管ステーション内で特定の方向に向けられ
た給糸体の近傍に選択的に止められ、給糸体を受け取
り、その後前記給糸体を給糸スタンドに運び、これを前
記給糸スタンドに配置する。しかし、保管ステーション
に複数の特定の向きの給糸体を前記搬送車の移動経路に
沿って準備しておくことは、保管ステーションのスペー
スを有効に利用する上での障害となる。本発明は、給糸
体の保管ステーションの保管スペースの有効利用を図る
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段、発明の作用および効果】
本発明は、織機へのよこ糸の供給のために搬送車で給糸
スタンドへ運ばれる給糸体の保管ステーションであっ
て、前記搬送車に渡される給糸体を前記給糸スタンドの
給糸体受け入れ方向に対応する方向に向けるための方向
変換装置を備える。本発明によれば、例えば一の給糸体
群を一方向に向けて一箇所に配置、保管しておき、方向
変換装置によって給糸体の向きを各給糸スタンドの給糸
体受け入れ方向に対応するように設定することができ
る。このことから、予め複数の給糸体群を異なる向きに
向けて複数箇所に配置、保管しておく必要がなく、ま
た、保管スペースを小さいものとすることができ、した
がって、また、保管ステーションのスペースの有効利用
を図ることができる。
本発明は、織機へのよこ糸の供給のために搬送車で給糸
スタンドへ運ばれる給糸体の保管ステーションであっ
て、前記搬送車に渡される給糸体を前記給糸スタンドの
給糸体受け入れ方向に対応する方向に向けるための方向
変換装置を備える。本発明によれば、例えば一の給糸体
群を一方向に向けて一箇所に配置、保管しておき、方向
変換装置によって給糸体の向きを各給糸スタンドの給糸
体受け入れ方向に対応するように設定することができ
る。このことから、予め複数の給糸体群を異なる向きに
向けて複数箇所に配置、保管しておく必要がなく、ま
た、保管スペースを小さいものとすることができ、した
がって、また、保管ステーションのスペースの有効利用
を図ることができる。
【0005】前記方向変換装置は、例えば、前記給糸体
を保持する保持部材と、前記保持部材を支持する回転板
とを備える。これによれば、前記回転板を角度的に回転
させて、前記保持部材に保持された給糸体を所要の方向
に向けることができる。
を保持する保持部材と、前記保持部材を支持する回転板
とを備える。これによれば、前記回転板を角度的に回転
させて、前記保持部材に保持された給糸体を所要の方向
に向けることができる。
【0006】前記搬送車および前記給糸体は、それぞ
れ、一対の把持部材および該把持部材が把持可能の被把
持部を有し、また、前記方向変換装置は前記給糸体を保
持する保持部材と、前記保持部材を支持する回転板と、
前記回転板を支持しかつ前記回転板の回転軸線から偏心
した軸線の周りに回転可能である他の回転板とを含み、
前記被把持部が前記偏心軸線上にあるものとすることが
できる。これによれば、保管ステーションに配置された
給糸体の受け渡しのために前記回転板を回転させて前記
保持部材を前記給糸体に向けてこれを保持した後、回転
板を回転させて被把持部を他の回転板の回転軸線上に位
置させ、さらに、他の回転板を回転させて前記保持部材
に保持された給糸体を所要の方向に向けることができ
る。他の回転板が回転している間、保持された給糸体の
被把持部は上下および横のいずれの方向へも変位しない
で前記偏心軸線の周りに回転することから、前記給糸体
がどのような向きにあっても搬送車の把持部材で前記被
把持部を把持し得るように設定することができる。
れ、一対の把持部材および該把持部材が把持可能の被把
持部を有し、また、前記方向変換装置は前記給糸体を保
持する保持部材と、前記保持部材を支持する回転板と、
前記回転板を支持しかつ前記回転板の回転軸線から偏心
した軸線の周りに回転可能である他の回転板とを含み、
前記被把持部が前記偏心軸線上にあるものとすることが
できる。これによれば、保管ステーションに配置された
給糸体の受け渡しのために前記回転板を回転させて前記
保持部材を前記給糸体に向けてこれを保持した後、回転
板を回転させて被把持部を他の回転板の回転軸線上に位
置させ、さらに、他の回転板を回転させて前記保持部材
に保持された給糸体を所要の方向に向けることができ
る。他の回転板が回転している間、保持された給糸体の
被把持部は上下および横のいずれの方向へも変位しない
で前記偏心軸線の周りに回転することから、前記給糸体
がどのような向きにあっても搬送車の把持部材で前記被
把持部を把持し得るように設定することができる。
【0007】
【実施例】織物工場を概略的に示す図1を参照すると、
前記織物工場は、多数の織機12が複数列に設置された
織機設置領域10と、各織機12に供給されるよこ糸の
給糸体16を保管する保管ステーション14とを備え
る。保管ステーション14内の給糸体16は、搬送車、
図示の例では、前記織物工場の天井に取り付けられたレ
ール18に懸架され該レールに沿って矢印方向へ走行可
能のドッファと称される搬送車20により、各織機12
の側方に配置されレール18の真下に位置する給糸スタ
ンド22に運ばれかつ該給糸スタンドに設置される。
前記織物工場は、多数の織機12が複数列に設置された
織機設置領域10と、各織機12に供給されるよこ糸の
給糸体16を保管する保管ステーション14とを備え
る。保管ステーション14内の給糸体16は、搬送車、
図示の例では、前記織物工場の天井に取り付けられたレ
ール18に懸架され該レールに沿って矢印方向へ走行可
能のドッファと称される搬送車20により、各織機12
の側方に配置されレール18の真下に位置する給糸スタ
ンド22に運ばれかつ該給糸スタンドに設置される。
【0009】図示の例では、保管ステーション14内に
三つの糸種の給糸体16が準備され、各織機12には三
つの糸種のうちの二つの糸種の給糸体16が供給され
る。このため、各織機12の側方には二つの糸種に対応
する二台の給糸スタンド22が配置されている。いうま
でもなく、本発明は、単一の糸種の給糸体が供給される
場合、すなわち一台の給糸スタンドが使用される場合に
も適用可能である。
三つの糸種の給糸体16が準備され、各織機12には三
つの糸種のうちの二つの糸種の給糸体16が供給され
る。このため、各織機12の側方には二つの糸種に対応
する二台の給糸スタンド22が配置されている。いうま
でもなく、本発明は、単一の糸種の給糸体が供給される
場合、すなわち一台の給糸スタンドが使用される場合に
も適用可能である。
【0010】図2に示すように、各給糸スタンド22
は、よこ糸を各織機12にスムーズに供給することがで
きるように、給糸体16を所定の方向に受け入れる。よ
り詳細には、各給糸スタンド22は三つの給糸体16を
これらのボビン24の軸線がヤーンガイド(作図の都合
上、点で示した)26で交わりかつ各ボビンの小径の端
部がヤーンガイド26に向くように支持する。
は、よこ糸を各織機12にスムーズに供給することがで
きるように、給糸体16を所定の方向に受け入れる。よ
り詳細には、各給糸スタンド22は三つの給糸体16を
これらのボビン24の軸線がヤーンガイド(作図の都合
上、点で示した)26で交わりかつ各ボビンの小径の端
部がヤーンガイド26に向くように支持する。
【0011】各給糸体16にはその搬送および保持のた
めにトレイ28が取り付けられている。トレイ28は、
全体に正三角形の平面形状を有する板部材28aと、こ
の板部材のほぼ中央部から突出する、給糸体16のボビ
ン24に挿入可能でありかつこれに係止可能である管状
の支持軸28bとから成る(図8参照)。図示の搬送車
20は昇降可能の二対のアーム29を有する。給糸体1
6は各対のアーム29の折曲げ先端部をボビン24とト
レイ28の板部材28aに設けられた凹部31とに挿入
することにより搬送車20に把持され、この状態で搬送
される。
めにトレイ28が取り付けられている。トレイ28は、
全体に正三角形の平面形状を有する板部材28aと、こ
の板部材のほぼ中央部から突出する、給糸体16のボビ
ン24に挿入可能でありかつこれに係止可能である管状
の支持軸28bとから成る(図8参照)。図示の搬送車
20は昇降可能の二対のアーム29を有する。給糸体1
6は各対のアーム29の折曲げ先端部をボビン24とト
レイ28の板部材28aに設けられた凹部31とに挿入
することにより搬送車20に把持され、この状態で搬送
される。
【0012】各給糸スタンド22は、給糸体16を保持
すべくトレイの板部材28aの三角形の一頂点部33を
受け入れることができる三つのソケット30を備える。
三つのソケット30は、製織時、三つの給糸体16を搬
送車20からの給糸体16の受け取り位置、待機位置お
よび解舒位置にそれぞれ支持し、前記解舒位置における
給糸体16の糸が消費されたとき、または、糸切れがあ
るとき、他の位置へ順次に回転される。解舒位置にある
各給糸体16のよこ糸は、各ヤーンガイド26および各
よこ糸測長装置32を経て各織機12の各よこ糸噴出ノ
ズル34に導かれている。また、前記解舒位置にある給
糸体16の糸端(尻糸)と前記待機位置にある給糸体1
6の糸端(頭糸)とが、それぞれ吸引管(図示せず)に
よって保持され、ノッター(図示せず)へ導かれた後、
ノッターで互いに結ばれる。給糸体16のよこ糸の両糸
端は、トレイの板部材28aの他の二つの頂点部に設け
られた孔に通されており、前記尻糸と前記頭糸とを結ぶ
際、前記糸端が吸引管(図示せず)により前記孔から引
き出される。
すべくトレイの板部材28aの三角形の一頂点部33を
受け入れることができる三つのソケット30を備える。
三つのソケット30は、製織時、三つの給糸体16を搬
送車20からの給糸体16の受け取り位置、待機位置お
よび解舒位置にそれぞれ支持し、前記解舒位置における
給糸体16の糸が消費されたとき、または、糸切れがあ
るとき、他の位置へ順次に回転される。解舒位置にある
各給糸体16のよこ糸は、各ヤーンガイド26および各
よこ糸測長装置32を経て各織機12の各よこ糸噴出ノ
ズル34に導かれている。また、前記解舒位置にある給
糸体16の糸端(尻糸)と前記待機位置にある給糸体1
6の糸端(頭糸)とが、それぞれ吸引管(図示せず)に
よって保持され、ノッター(図示せず)へ導かれた後、
ノッターで互いに結ばれる。給糸体16のよこ糸の両糸
端は、トレイの板部材28aの他の二つの頂点部に設け
られた孔に通されており、前記尻糸と前記頭糸とを結ぶ
際、前記糸端が吸引管(図示せず)により前記孔から引
き出される。
【0013】互いに隣り合う二列の織機12は、例え
ば、図1において一点鎖線で囲まれた二つの織機12に
着目すると、これらの巻き取り側が互いに対向するよう
に配置されている。給糸スタンド22の給糸体受け入れ
方向は織機12の配置方向に従う。搬送車は織機の列毎
に設けられた各移動経路を同一方向に移動するので、前
記二つの織機における給糸スタンド22の給糸体受け入
れ方向と搬送車の移動方向との相対関係が180度異な
ることになる。このように給糸体の受け入れ方向と搬送
車の移動方向との相対関係が、給糸スタンド22によっ
て異なるので、給糸体16は予め要求のあった給糸スタ
ンド22の前記給糸体受け入れ方向に適合するように準
備される。
ば、図1において一点鎖線で囲まれた二つの織機12に
着目すると、これらの巻き取り側が互いに対向するよう
に配置されている。給糸スタンド22の給糸体受け入れ
方向は織機12の配置方向に従う。搬送車は織機の列毎
に設けられた各移動経路を同一方向に移動するので、前
記二つの織機における給糸スタンド22の給糸体受け入
れ方向と搬送車の移動方向との相対関係が180度異な
ることになる。このように給糸体の受け入れ方向と搬送
車の移動方向との相対関係が、給糸スタンド22によっ
て異なるので、給糸体16は予め要求のあった給糸スタ
ンド22の前記給糸体受け入れ方向に適合するように準
備される。
【0014】給糸体16を所要の方向に向けるため、給
糸体16の保管ステーション14および搬送車20の少
なくとも一方が給糸体16の方向を変換するための装置
を備える。
糸体16の保管ステーション14および搬送車20の少
なくとも一方が給糸体16の方向を変換するための装置
を備える。
【0015】図3を参照すると、保管ステーション14
内の三つの糸種の給糸体16が放射状にほぼ等角度で設
置された三台のベルトコンベヤ38上にそれぞれ配置さ
れている。より詳細には、各給糸体16は、トレイ2
8’の後記板部材28’aがコンベヤベルトに接しかつ
板部材28’aの前記一頂点部がベルトコンベヤ38の
下流側を向き、後記支持軸28’bが上方を向くように
配置されている。三台のベルトコンベヤ38上の給糸体
16はそれぞれ三台の案内装置40を経て、方向変換装
置42に引き渡される。トレイ28’は、図2に示すト
レイ28の板部材28aおよび支持軸28bと同様の板
部材28’aおよび支持軸28’bと、板部材28’a
の一頂点部と相対する辺の側に設けられたL板部28’
dと、該L板部に固定された円柱状の被把持部28’c
とを有し、他方、搬送車は、アーム29に代えて、被把
持部28’cを挟持することができる把持部材(図示せ
ず)を有する。
内の三つの糸種の給糸体16が放射状にほぼ等角度で設
置された三台のベルトコンベヤ38上にそれぞれ配置さ
れている。より詳細には、各給糸体16は、トレイ2
8’の後記板部材28’aがコンベヤベルトに接しかつ
板部材28’aの前記一頂点部がベルトコンベヤ38の
下流側を向き、後記支持軸28’bが上方を向くように
配置されている。三台のベルトコンベヤ38上の給糸体
16はそれぞれ三台の案内装置40を経て、方向変換装
置42に引き渡される。トレイ28’は、図2に示すト
レイ28の板部材28aおよび支持軸28bと同様の板
部材28’aおよび支持軸28’bと、板部材28’a
の一頂点部と相対する辺の側に設けられたL板部28’
dと、該L板部に固定された円柱状の被把持部28’c
とを有し、他方、搬送車は、アーム29に代えて、被把
持部28’cを挟持することができる把持部材(図示せ
ず)を有する。
【0016】図4に示すように、各案内装置40は、各
ベルトコンベヤ38と方向変換装置42との間に配置さ
れ、各ベルトコンベヤ38の下流端部から滑り落ちる給
糸体16を受ける。案内装置40は、トレイの前記板部
材が滑動可能の傾斜面40aと、トレイの前記板部材の
一頂点部を先頭に落下するように案内する一対の案内壁
40b(図4)とを有し、給糸体16を方向変換装置4
2へ案内する。
ベルトコンベヤ38と方向変換装置42との間に配置さ
れ、各ベルトコンベヤ38の下流端部から滑り落ちる給
糸体16を受ける。案内装置40は、トレイの前記板部
材が滑動可能の傾斜面40aと、トレイの前記板部材の
一頂点部を先頭に落下するように案内する一対の案内壁
40b(図4)とを有し、給糸体16を方向変換装置4
2へ案内する。
【0017】ところで、図示の例では、給糸体16の搬
送車20および給糸スタンド22に対する受け渡しは、
給糸体16のボビン24が水平を維持された状態で行な
われる。また、給糸スタンド22の給糸体受け入れ方向
は搬送車20のレール18に対して直角な水平方向であ
る。この例の外に、織機の種類、糸種等の相違によっ
て、前記ボビンが水平以外の傾き状態を維持される場合
および前記給糸体受け入れ方向がレール18に対して直
角以外の角度で交差する方向である場合がある。前者の
場合には、構造を変更したトレイを用い、また、後者の
場合には、前記方向変換装置により給糸体16の回転角
度を調整すればよい。
送車20および給糸スタンド22に対する受け渡しは、
給糸体16のボビン24が水平を維持された状態で行な
われる。また、給糸スタンド22の給糸体受け入れ方向
は搬送車20のレール18に対して直角な水平方向であ
る。この例の外に、織機の種類、糸種等の相違によっ
て、前記ボビンが水平以外の傾き状態を維持される場合
および前記給糸体受け入れ方向がレール18に対して直
角以外の角度で交差する方向である場合がある。前者の
場合には、構造を変更したトレイを用い、また、後者の
場合には、前記方向変換装置により給糸体16の回転角
度を調整すればよい。
【0018】方向変換装置42は、給糸体16を保持す
るための保持部材44と、保持部材44を支持する回転
板46と、回転板46を支持しかつ回転板46の回転軸
線から偏心した軸線の周りに回転可能の他の回転板48
とを備える。図示の例では、両回転板46,48はそれ
ぞれ小径および大径の円盤から成る。
るための保持部材44と、保持部材44を支持する回転
板46と、回転板46を支持しかつ回転板46の回転軸
線から偏心した軸線の周りに回転可能の他の回転板48
とを備える。図示の例では、両回転板46,48はそれ
ぞれ小径および大径の円盤から成る。
【0019】図示の保持部材44は全体に板状を呈し、
横方向に伸びるピン49を介して回転板46の中央部に
枢着された下端部と、トレイの板部材28’aの一頂点
部33を受け入れることができるほぼ正三角形の凹所5
0が設けられた上端部とを有する。凹所50は保持部材
44の上端に開放している。保持部材44は、これをピ
ン49の周りに揺動させることにより傾斜させまたこれ
を垂直にすることができ、また、傾斜および垂直の両状
態を維持することができる。
横方向に伸びるピン49を介して回転板46の中央部に
枢着された下端部と、トレイの板部材28’aの一頂点
部33を受け入れることができるほぼ正三角形の凹所5
0が設けられた上端部とを有する。凹所50は保持部材
44の上端に開放している。保持部材44は、これをピ
ン49の周りに揺動させることにより傾斜させまたこれ
を垂直にすることができ、また、傾斜および垂直の両状
態を維持することができる。
【0020】保持部材44は、小径の回転板46を回転
させることにより、所要の案内装置40に向けられる。
給糸体16の受け取りのために所定の案内装置40に向
けられかつ傾斜された保持部材44の傾斜角度は、案内
装置40の傾斜面40aの傾斜角度と同一であり、傾斜
状態では、保持部材44の上端部が傾斜面40aの斜め
下方において近接する。このことから、傾斜面40aを
滑り落ちた給糸体16は、そのトレイの板部材28’a
の一頂点部33において、傾斜面40aの下方で待ち受
ける保持部材44の凹所50に嵌合し、これにより、保
持部材44に保持される(図4)。次いで、保持部材4
4が垂直状態にされた後(図5)、小径の回転板46を
回転させて被把持部28’cを大径の回転板48の回転
軸線52上に位置させる。さらに、大径の回転板48を
回転させることにより、給糸体16を要求する給糸スタ
ンド22の給糸体受け入れ方向に応じて給糸体16の向
きすなわちボビン24の向きを変える(図6)。
させることにより、所要の案内装置40に向けられる。
給糸体16の受け取りのために所定の案内装置40に向
けられかつ傾斜された保持部材44の傾斜角度は、案内
装置40の傾斜面40aの傾斜角度と同一であり、傾斜
状態では、保持部材44の上端部が傾斜面40aの斜め
下方において近接する。このことから、傾斜面40aを
滑り落ちた給糸体16は、そのトレイの板部材28’a
の一頂点部33において、傾斜面40aの下方で待ち受
ける保持部材44の凹所50に嵌合し、これにより、保
持部材44に保持される(図4)。次いで、保持部材4
4が垂直状態にされた後(図5)、小径の回転板46を
回転させて被把持部28’cを大径の回転板48の回転
軸線52上に位置させる。さらに、大径の回転板48を
回転させることにより、給糸体16を要求する給糸スタ
ンド22の給糸体受け入れ方向に応じて給糸体16の向
きすなわちボビン24の向きを変える(図6)。
【0021】前記搬送車の把持部材はレール18の下方
にあり、また、回転軸線52はレール18と交差してい
る。前記したように大径の回転板48を回転させると
き、予め、トレイの被把持部28’cの軸線は大径の回
転板48の回転軸線52上に位置決めされるため、被把
持部28’cは大径の回転板48を回転させるとき、常
に、回転軸線52の周りに回転する。したがって、これ
によれば、どのような向きの給糸体16も搬送車に保持
することができる。なお、いずれのトレイ28,28’
もアーム29を有する搬送車20が適用可能であり、ま
た、アーム29を有する搬送車20を使用するときは、
180度回転位相の異なる2通りの給糸体16の向きの
設定が可能となる。小径の回転板46を省略し、大径の
回転板48のみを設けるようにしてもよい。このとき、
各ベルトコンベヤ38および各案内装置40の各中心線
が大径の回転板48の回転軸線52と交差するように、
各ベルトコンベヤ38および各案内装置40が設置され
る。
にあり、また、回転軸線52はレール18と交差してい
る。前記したように大径の回転板48を回転させると
き、予め、トレイの被把持部28’cの軸線は大径の回
転板48の回転軸線52上に位置決めされるため、被把
持部28’cは大径の回転板48を回転させるとき、常
に、回転軸線52の周りに回転する。したがって、これ
によれば、どのような向きの給糸体16も搬送車に保持
することができる。なお、いずれのトレイ28,28’
もアーム29を有する搬送車20が適用可能であり、ま
た、アーム29を有する搬送車20を使用するときは、
180度回転位相の異なる2通りの給糸体16の向きの
設定が可能となる。小径の回転板46を省略し、大径の
回転板48のみを設けるようにしてもよい。このとき、
各ベルトコンベヤ38および各案内装置40の各中心線
が大径の回転板48の回転軸線52と交差するように、
各ベルトコンベヤ38および各案内装置40が設置され
る。
【0022】再び図2を参照して、搬送車20について
説明する。搬送車20は、レール18を走行する部分で
ある本体54と、給糸体16の方向変換装置を構成す
る、本体54から下方に伸びる回転軸部56および該回
転軸部に固定された回転部58と、回転部58から伸び
る巻き取り可能の二対のワイヤ60とを含み、各対のア
ーム29は各対のワイヤ60の下端に固定されたアーム
保持部62に揺動可能に取り付けられている。回転部5
8をその軸線の周りに回転させることにより、両アーム
29に保持された給糸体16の向きを変更することがで
きる。二対のアーム29を一対のアームに代え、かつ、
前記一対のアームのためのアーム保持部を回転軸部56
に直接固定して成る搬送車を用いることができる。回転
部58を回転させることにより、両アーム29に保持さ
れた給糸体16の向きを変更することができる。
説明する。搬送車20は、レール18を走行する部分で
ある本体54と、給糸体16の方向変換装置を構成す
る、本体54から下方に伸びる回転軸部56および該回
転軸部に固定された回転部58と、回転部58から伸び
る巻き取り可能の二対のワイヤ60とを含み、各対のア
ーム29は各対のワイヤ60の下端に固定されたアーム
保持部62に揺動可能に取り付けられている。回転部5
8をその軸線の周りに回転させることにより、両アーム
29に保持された給糸体16の向きを変更することがで
きる。二対のアーム29を一対のアームに代え、かつ、
前記一対のアームのためのアーム保持部を回転軸部56
に直接固定して成る搬送車を用いることができる。回転
部58を回転させることにより、両アーム29に保持さ
れた給糸体16の向きを変更することができる。
【0023】図示の搬送車20による給糸体の搬送、供
給は次のようにして行なうことができる。まず、保管ス
テーション14において、揺動により互いに開かれた一
対のアーム29を下降させ、次に両アーム29を閉じて
これらの端部をボビン24および凹部31に差し込み、
その後、両アーム29を引き上げる。次に、搬送車20
を目的の給糸スタンド22に向けて走行させる。搬送車
20を、例えば給糸体16を保持していない他の一対の
アームが目的の給糸スタンド22の上方に位置するよう
に止め、給糸スタンド22に保持されたボビン24を回
収すべく、給糸体16を保持していない前記他の一対の
アームを下降させ、ボビン24をトレイ28とともに保
持した後上昇させる。給糸体16が予め保管ステーショ
ン14において所要の方向に向けられていないときまた
は保管ステーションが前記した方向変換装置を有せずか
つ所要の方向に向けられていない場合は、その後、回転
部58を180度回転させることによって、給糸体16
を所要の方向に向けると同時に、保持した給糸体16を
給糸スタンド22の真上に位置させる。次に、図7およ
び図8に順を追って示すように、ワイヤ60を繰り出し
て給糸体16を下降させ、ボビン24を取り去った後の
ソケット30に前記給糸体のトレイの一頂点部33を挿
入する。なお、給糸体16が所要の方向に向けられてい
るときは、ボビン24の回収後、回転部58を回転させ
ずに、保持した給糸体16が給糸スタンド22の真上に
位置するまで搬送車20をレール18に沿ってそのまま
移動させる。
給は次のようにして行なうことができる。まず、保管ス
テーション14において、揺動により互いに開かれた一
対のアーム29を下降させ、次に両アーム29を閉じて
これらの端部をボビン24および凹部31に差し込み、
その後、両アーム29を引き上げる。次に、搬送車20
を目的の給糸スタンド22に向けて走行させる。搬送車
20を、例えば給糸体16を保持していない他の一対の
アームが目的の給糸スタンド22の上方に位置するよう
に止め、給糸スタンド22に保持されたボビン24を回
収すべく、給糸体16を保持していない前記他の一対の
アームを下降させ、ボビン24をトレイ28とともに保
持した後上昇させる。給糸体16が予め保管ステーショ
ン14において所要の方向に向けられていないときまた
は保管ステーションが前記した方向変換装置を有せずか
つ所要の方向に向けられていない場合は、その後、回転
部58を180度回転させることによって、給糸体16
を所要の方向に向けると同時に、保持した給糸体16を
給糸スタンド22の真上に位置させる。次に、図7およ
び図8に順を追って示すように、ワイヤ60を繰り出し
て給糸体16を下降させ、ボビン24を取り去った後の
ソケット30に前記給糸体のトレイの一頂点部33を挿
入する。なお、給糸体16が所要の方向に向けられてい
るときは、ボビン24の回収後、回転部58を回転させ
ずに、保持した給糸体16が給糸スタンド22の真上に
位置するまで搬送車20をレール18に沿ってそのまま
移動させる。
【0024】図7および図8に示すように、ソケット3
0はその側方の一部および上端に開放する、トレイ28
の一頂点部33の平面形状にほぼ等しい平面形状すなわ
ち三角形状の凹所63を有し、また、その上端部は、一
頂点部33を受け入れ易くするために上方に向けて広が
っている。
0はその側方の一部および上端に開放する、トレイ28
の一頂点部33の平面形状にほぼ等しい平面形状すなわ
ち三角形状の凹所63を有し、また、その上端部は、一
頂点部33を受け入れ易くするために上方に向けて広が
っている。
【0025】さらに、トレイ28は、ソケット30に受
け入れられた一頂点部33が抜け出さないようにするた
めのロック部材64を備える。ロック部材64は、トレ
イ28の板部材28aに設けられその凹部31から一頂
点部33に向けて伸びる長孔66および凹部31に配置
されている。ロック部材64は、搬送車20の一方のア
ーム29の先端部に当接可能の上端部と、他の一方のア
ーム29の側に突出する突起68を有する下端部とを備
える板部材から成り、長孔66を横切る軸70の周りに
回転することができる。ロック部材64は、図8の断面
図でみて、時計方向へのばね力を付与されている。
け入れられた一頂点部33が抜け出さないようにするた
めのロック部材64を備える。ロック部材64は、トレ
イ28の板部材28aに設けられその凹部31から一頂
点部33に向けて伸びる長孔66および凹部31に配置
されている。ロック部材64は、搬送車20の一方のア
ーム29の先端部に当接可能の上端部と、他の一方のア
ーム29の側に突出する突起68を有する下端部とを備
える板部材から成り、長孔66を横切る軸70の周りに
回転することができる。ロック部材64は、図8の断面
図でみて、時計方向へのばね力を付与されている。
【0026】給糸体16が搬送車20の両アーム29で
把持されるとき、ロック部材64は図7および図8に示
す状態すなわち一方のアーム29による押圧力を受けて
角度的に回転し、その下端部が長孔66から部分的に突
出した状態にある。ソケット30は、また、ロック部材
64の下部が通過可能の切欠き72と、ロック部材64
の突起68が嵌合可能の孔74を有する。このことか
ら、図7(c)および図8(c)に示すように、両アー
ム29が互いに開く方向へ揺動され、ボビン24および
凹部31から離れると、前記ロック部材64は前記ばね
力のために時計方向へ揺動する。その結果、突起68が
孔74に嵌合し、トレイ28のソケット30からの抜け
出しが阻止される。言うまでもなく、トレイ28したが
ってボビン24または給糸体16をソケット30から取
り外すときは、搬送車20の両アーム29を互いに閉じ
る方向へ揺動させ、これらをボビン24およびトレイの
凹所31に挿入すると、ロック部材64が前記ばね力に
抗して反時計方向へ角度的に回転し、突起68が孔74
から抜ける。これにより、トレイ28をソケットの凹所
63から引き出すことができる。
把持されるとき、ロック部材64は図7および図8に示
す状態すなわち一方のアーム29による押圧力を受けて
角度的に回転し、その下端部が長孔66から部分的に突
出した状態にある。ソケット30は、また、ロック部材
64の下部が通過可能の切欠き72と、ロック部材64
の突起68が嵌合可能の孔74を有する。このことか
ら、図7(c)および図8(c)に示すように、両アー
ム29が互いに開く方向へ揺動され、ボビン24および
凹部31から離れると、前記ロック部材64は前記ばね
力のために時計方向へ揺動する。その結果、突起68が
孔74に嵌合し、トレイ28のソケット30からの抜け
出しが阻止される。言うまでもなく、トレイ28したが
ってボビン24または給糸体16をソケット30から取
り外すときは、搬送車20の両アーム29を互いに閉じ
る方向へ揺動させ、これらをボビン24およびトレイの
凹所31に挿入すると、ロック部材64が前記ばね力に
抗して反時計方向へ角度的に回転し、突起68が孔74
から抜ける。これにより、トレイ28をソケットの凹所
63から引き出すことができる。
【0027】その後、アーム29を上昇させ、搬送車2
0を保管ステーション14に戻す。
0を保管ステーション14に戻す。
【0028】一対のアームのみまたは一組の把持部材の
みを有する前記搬送車の例の場合は、言うまでもなく、
他の搬送車によるボビン24の回収後に前記給糸スタン
ドに給糸体を供給する。この場合、搬送の途中または前
記給糸スタンドの上方で、搬送給糸体の向きを変えるべ
く前記アームまたは把持部材を回転させる。
みを有する前記搬送車の例の場合は、言うまでもなく、
他の搬送車によるボビン24の回収後に前記給糸スタン
ドに給糸体を供給する。この場合、搬送の途中または前
記給糸スタンドの上方で、搬送給糸体の向きを変えるべ
く前記アームまたは把持部材を回転させる。
【0029】保管ステーション14には、搬送車20の
経路上に、持ち帰ったボビン24の受け取り装置64が
設けられており、ここにボビン24を置いた後、再び、
給糸体の供給の用に供される。なお、各織機に例えば二
台の給糸スタンドが配置されており、しかも、二台の給
糸スタンドで各給糸体受け入れ方向が異なる場合、受け
入れ方向と搬送車の移動方向との相対関係も異なること
になる。したがって、このような場合にも給糸体の向き
が、給糸スタンドの受け入れ方向に対応するように方向
変換装置によって設定されなければならない。
経路上に、持ち帰ったボビン24の受け取り装置64が
設けられており、ここにボビン24を置いた後、再び、
給糸体の供給の用に供される。なお、各織機に例えば二
台の給糸スタンドが配置されており、しかも、二台の給
糸スタンドで各給糸体受け入れ方向が異なる場合、受け
入れ方向と搬送車の移動方向との相対関係も異なること
になる。したがって、このような場合にも給糸体の向き
が、給糸スタンドの受け入れ方向に対応するように方向
変換装置によって設定されなければならない。
【図1】本発明が適用される保管ステーションおよび搬
送車を概略的に示す織物工場の平面図である。
送車を概略的に示す織物工場の平面図である。
【図2】搬送車および給糸スタンドの正面図である。
【図3】保管ステーションにおける方向変換装置の概略
的な平面図である。
的な平面図である。
【図4】保持部材が傾斜状態にあるときの図3の方向変
換装置の拡大正面図である。
換装置の拡大正面図である。
【図5】保持部材が垂直状態にあるときの拡大正面図で
ある。
ある。
【図6】回転後の保持部材の拡大正面図である。
【図7】給糸スタンドの直上にある給糸体が給糸スタン
ドに取り付けられるまでの経過を示す部分正面図であっ
て、(a)は給糸体が給糸スタンドの直上にある状態、
(b)および(c)は給糸体が給糸スタンドに受け入れ
られた状態を示す。
ドに取り付けられるまでの経過を示す部分正面図であっ
て、(a)は給糸体が給糸スタンドの直上にある状態、
(b)および(c)は給糸体が給糸スタンドに受け入れ
られた状態を示す。
【図8】給糸スタンドの直上にある給糸体が給糸スタン
ドに取り付けられるまでの経過を示す部分断面図であっ
て、(a)は給糸体が給糸スタンドの直上にある状態、
(b)および(c)は給糸体が給糸スタンドに受け入れ
られた状態を示す。
ドに取り付けられるまでの経過を示す部分断面図であっ
て、(a)は給糸体が給糸スタンドの直上にある状態、
(b)および(c)は給糸体が給糸スタンドに受け入れ
られた状態を示す。
12 織機 14 保管ステーション 16 給糸体 20 搬送車 22 給糸スタンド 44 保持部材 46,48 回転板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D03D 47/34 D03D 47/34 (56)参考文献 特開 平1−256468(JP,A) 特開 昭59−57866(JP,A) 特開 昭51−109345(JP,A) 特開 平2−104748(JP,A) 特開 平2−104745(JP,A) 特開 平1−317965(JP,A) 実開 昭62−41084(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03D 49/00 B65G 1/04 555 B65H 67/06 D03D 47/34
Claims (3)
- 【請求項1】 織機へのよこ糸の供給のためにその給糸
スタンドへ搬送車で運ばれる給糸体の保管ステーション
であって、前記搬送車に渡される給糸体を前記給糸スタ
ンドの給糸体受け入れ方向に対応する方向に向けるため
の方向変換装置を備える、給糸体保管ステーション。 - 【請求項2】 前記方向変換装置は、前記給糸体を保持
する保持部材と、前記保持部材を支持する回転板とを含
む、請求項(1)に記載の給糸体保管ステーション。 - 【請求項3】 前記搬送車および前記給糸体は、それぞ
れ、一対の把持部材および該把持部材が把持可能の被把
持部を有し、また、前記方向変換装置は前記給糸体を保
持する保持部材と、前記保持部材を支持する回転板と、
前記回転板を支持しかつ前記回転板の回転軸線から偏心
した前記給糸体の被把持部の軸線の周りに回転可能であ
る他の回転板とを含む、請求項(1)に記載の給糸体保
管ステーション。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06244691A JP3233162B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 給糸体の保管ステーション |
US07/843,592 US5226922A (en) | 1991-03-05 | 1992-02-28 | Carrier and storage station for weft packages |
EP92301840A EP0502705A1 (en) | 1991-03-05 | 1992-03-04 | Storage station for weft packages carrier and weaving factory |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06244691A JP3233162B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 給糸体の保管ステーション |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001216856A Division JP3369551B2 (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 給糸体の搬送車 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04281045A JPH04281045A (ja) | 1992-10-06 |
JP3233162B2 true JP3233162B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=13200447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06244691A Expired - Fee Related JP3233162B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 給糸体の保管ステーション |
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EP (1) | EP0502705A1 (ja) |
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FR2682094B1 (fr) * | 1991-10-02 | 1995-04-14 | Superba Sa | Ratelier pour supporter des bobines de fil textile. |
DE19608789A1 (de) * | 1996-03-07 | 1997-09-18 | Rieter Ingolstadt Spinnerei | Spinnereimaschine mit einem Hülsenmagazin |
US7331087B2 (en) * | 2003-12-22 | 2008-02-19 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Activatable fastening system and web having elevated regions and functional material members |
US20060137070A1 (en) * | 2004-12-27 | 2006-06-29 | Kaiyuan Yang | Finger glove with single seam |
US20090318129A1 (en) * | 2008-04-22 | 2009-12-24 | Alister Watt | Mobile Communication Monitoring System |
CN104032456B (zh) * | 2014-05-20 | 2015-05-20 | 浙江理工大学 | 一种总线式实时纬线张力自动调节装置及其方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE426312B (sv) * | 1980-12-19 | 1982-12-27 | Stig A Larsson | Intergrerat hanteringssystem for kabel eller liknande strengformigt gods samt anvendning av detta system |
JPS58197323A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-17 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 紡機における巻糸パツケ−ジの搬送方法 |
EP0104298B1 (de) * | 1982-09-24 | 1987-04-01 | GebràDer Sulzer Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur logistischen Bedienung von Textilmaschinen |
CH661915A5 (de) * | 1982-09-27 | 1987-08-31 | Murata Machinery Ltd | Verfahren und einrichtung zum transportieren abgezogener garnwickel. |
JPS59192734A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-11-01 | Murata Mach Ltd | 糸の搬送システム |
IT1196605B (it) * | 1985-09-06 | 1988-11-16 | Murata Machinery Ltd | Apparecchiatura per inoltrare ed ispezionare rotoli di filati |
IT1186117B (it) * | 1985-11-29 | 1987-11-18 | Snia Fibre | Struttura di magazzino per bobine di filato |
US4924999A (en) * | 1987-07-21 | 1990-05-15 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Package transfer system |
JPH01317965A (ja) * | 1988-06-17 | 1989-12-22 | Murata Mach Ltd | 織機のヨコ糸交換システム |
CS270736B1 (en) * | 1988-07-04 | 1990-07-12 | Zdenka Ing Pacakova | Device for bobbins orientation with yarn winding |
JPH02139431A (ja) * | 1988-11-10 | 1990-05-29 | Murao & Co Ltd | 精紡機のボビン供給システム |
JPH02229229A (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-12 | Murata Mach Ltd | 糸の製造方法および製造装置 |
DE3906718A1 (de) * | 1989-03-03 | 1990-09-06 | Palitex Project Co Gmbh | Transport- und handhabungssystem fuer vielstellen-textilmaschinen insbesondere zwirnmaschinen |
JP3441185B2 (ja) * | 1994-09-30 | 2003-08-25 | 理想科学工業株式会社 | 感熱孔版印刷用原紙の穿孔方法 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP06244691A patent/JP3233162B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-02-28 US US07/843,592 patent/US5226922A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-04 EP EP92301840A patent/EP0502705A1/en not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5226922A (en) | 1993-07-13 |
JPH04281045A (ja) | 1992-10-06 |
EP0502705A1 (en) | 1992-09-09 |
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