JPH05186933A - トランスファテール形成方法 - Google Patents
トランスファテール形成方法Info
- Publication number
- JPH05186933A JPH05186933A JP2162792A JP2162792A JPH05186933A JP H05186933 A JPH05186933 A JP H05186933A JP 2162792 A JP2162792 A JP 2162792A JP 2162792 A JP2162792 A JP 2162792A JP H05186933 A JPH05186933 A JP H05186933A
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- weft
- tail
- transfer tail
- feeder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 再使用に供すべき糸切れした給糸体の尻糸の
修復作業を必要としないトランスファテールの形成方法
を提供すること。 【構成】 給糸スタンド(10)に支持された、よこ糸
を繰り出し中の給糸体(12)と、予備の給糸体(1
4)との間に、よこ糸の繰り出しが終了する直前にトラ
ンスファテールを形成する。
修復作業を必要としないトランスファテールの形成方法
を提供すること。 【構成】 給糸スタンド(10)に支持された、よこ糸
を繰り出し中の給糸体(12)と、予備の給糸体(1
4)との間に、よこ糸の繰り出しが終了する直前にトラ
ンスファテールを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給糸スタンドに支持さ
れた、織機へのよこ糸の供給のためにこれを繰り出して
いる給糸体と、予備の給糸体との間にトランスファテー
ルを形成する方法に関する。
れた、織機へのよこ糸の供給のためにこれを繰り出して
いる給糸体と、予備の給糸体との間にトランスファテー
ルを形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、織機へのよこ糸の供給のため、給
糸スタンドに支持された一対の給糸体の間にこれらの給
糸体から伸びる糸端を互いに結び合わせて成るトランス
ファテールが予め形成されている(特開昭63−227
832号)。
糸スタンドに支持された一対の給糸体の間にこれらの給
糸体から伸びる糸端を互いに結び合わせて成るトランス
ファテールが予め形成されている(特開昭63−227
832号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】トランスファテールを
予め形成しておくことにより、一方の給糸体のよこ糸が
消費されたときすなわち一方の給糸体からよこ糸の繰り
出しが終了した後、前記トランスファテールを介して直
ちに、他の一方の予備の給糸体からのよこ糸の繰り出し
を行なうことができ、これにより、織機へのよこ糸の供
給を滞りなく連続的に行なうことができる。ところで、
繰り出し中のよこ糸が切断すること、すなわち糸切れを
生じることがある。糸切れが生じると織機の運転が停止
され、よこ糸を織機の緯入れ装置に導く案内装置による
前記トランスファテールの吸引動作および糸切れのあっ
た給糸体の糸端(尻糸)の切断操作の後、前記予備の給
糸体からよこ糸が繰り出され、織機の運転が再開され
る。
予め形成しておくことにより、一方の給糸体のよこ糸が
消費されたときすなわち一方の給糸体からよこ糸の繰り
出しが終了した後、前記トランスファテールを介して直
ちに、他の一方の予備の給糸体からのよこ糸の繰り出し
を行なうことができ、これにより、織機へのよこ糸の供
給を滞りなく連続的に行なうことができる。ところで、
繰り出し中のよこ糸が切断すること、すなわち糸切れを
生じることがある。糸切れが生じると織機の運転が停止
され、よこ糸を織機の緯入れ装置に導く案内装置による
前記トランスファテールの吸引動作および糸切れのあっ
た給糸体の糸端(尻糸)の切断操作の後、前記予備の給
糸体からよこ糸が繰り出され、織機の運転が再開され
る。
【0004】糸切れが例えばよこ糸の繰り出し直後に発
生したときは、よこ糸の消費量は僅かであるため、糸切
れのあった給糸体は不良のよこ糸部分が除去された後、
再使用に供される。しかし、糸切れがあった給糸体の尻
糸は前記切断操作により長さが短くなっており、このま
まではトランスファテールを形成するためのノッタによ
る糸継ぎが不良に終わることがある。これは、尻糸に糸
片を継ぎ足すか、または給糸体の内部から糸を解舒する
ことにより解消されるが、このような尻糸の修復作業は
製織効率を低下させる。本発明の目的は、再使用に供す
べき糸切れした給糸体の尻糸の修復作業を必要としない
トランスファテールの形成方法を提供することにある。
生したときは、よこ糸の消費量は僅かであるため、糸切
れのあった給糸体は不良のよこ糸部分が除去された後、
再使用に供される。しかし、糸切れがあった給糸体の尻
糸は前記切断操作により長さが短くなっており、このま
まではトランスファテールを形成するためのノッタによ
る糸継ぎが不良に終わることがある。これは、尻糸に糸
片を継ぎ足すか、または給糸体の内部から糸を解舒する
ことにより解消されるが、このような尻糸の修復作業は
製織効率を低下させる。本発明の目的は、再使用に供す
べき糸切れした給糸体の尻糸の修復作業を必要としない
トランスファテールの形成方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、給糸スタンド
に支持された、よこ糸を繰り出し中の給糸体と、予備の
給糸体との間に、前記よこ糸の繰り出しが終了する直前
にトランスファテールを形成することを特徴とする。
に支持された、よこ糸を繰り出し中の給糸体と、予備の
給糸体との間に、前記よこ糸の繰り出しが終了する直前
にトランスファテールを形成することを特徴とする。
【0006】
【発明の作用および効果】本発明によれば、給糸体から
のよこ糸の繰り出しの終了直前にトランスファテールを
形成することから、よこ糸の切断がトランスファテール
の形成前にあれば、予備の給糸体からの新たなよこ糸の
繰り出しに際して尻糸の切断作業が行なわれることはな
く、また、トランスファテールの形成後であれば、糸切
れのあった給糸体の尻糸は切断されるが、よこ糸の残量
は極めて少ないため、前記給糸体の再使用を不要とする
ことができる。したがって、いずれの場合も、給糸体の
尻糸の修復作業は不要である。
のよこ糸の繰り出しの終了直前にトランスファテールを
形成することから、よこ糸の切断がトランスファテール
の形成前にあれば、予備の給糸体からの新たなよこ糸の
繰り出しに際して尻糸の切断作業が行なわれることはな
く、また、トランスファテールの形成後であれば、糸切
れのあった給糸体の尻糸は切断されるが、よこ糸の残量
は極めて少ないため、前記給糸体の再使用を不要とする
ことができる。したがって、いずれの場合も、給糸体の
尻糸の修復作業は不要である。
【0007】
【実施例】図1を参照すると、織機(図示せず)へのよ
こ糸の供給のために前記織機の近傍に設置され、複数の
給糸体、図示の例では3つの給糸体12〜16を支持す
る給糸スタンド10が概略的に示されている。
こ糸の供給のために前記織機の近傍に設置され、複数の
給糸体、図示の例では3つの給糸体12〜16を支持す
る給糸スタンド10が概略的に示されている。
【0008】前記織機へのよこ糸の供給は、前記織機に
設けられたよこ糸吸引機能を有する案内装置18を介し
て、給糸スタンド10に支持された1つの給糸体12か
らよこ糸13を引き出し、これを前記織機の緯入れ装置
に導くことにより行なわれる。案内装置18を介してよ
こ糸13を引き出された給糸体12と、これに隣接する
予備の給糸体14との間に、本発明に従ってトランスフ
ァテールが形成される。前記トランスファテールの形成
のため、よこ糸繰り出し中の給糸体12の糸端(尻糸)
12aおよび予備の給糸体14の糸端(頭糸)14aを
それぞれ吸引、保持する一対の吸引管20,22と、こ
れらの尻糸12aおよび頭糸14aを相互に結び合わせ
るためのノッタ24とが設置されている。
設けられたよこ糸吸引機能を有する案内装置18を介し
て、給糸スタンド10に支持された1つの給糸体12か
らよこ糸13を引き出し、これを前記織機の緯入れ装置
に導くことにより行なわれる。案内装置18を介してよ
こ糸13を引き出された給糸体12と、これに隣接する
予備の給糸体14との間に、本発明に従ってトランスフ
ァテールが形成される。前記トランスファテールの形成
のため、よこ糸繰り出し中の給糸体12の糸端(尻糸)
12aおよび予備の給糸体14の糸端(頭糸)14aを
それぞれ吸引、保持する一対の吸引管20,22と、こ
れらの尻糸12aおよび頭糸14aを相互に結び合わせ
るためのノッタ24とが設置されている。
【0009】給糸スタンド10はポスト26と、ポスト
26に回転可能に支持されかつ回転軸線の周りに等角度
の間隔をおかれた複数のアーム28とを備える。図示の
例では、3つのアーム28が互いに120度の角度間隔
をおかれており、3つのアーム28は、それぞれ、よこ
糸繰り出し中の給糸体12、これに隣接する予備の給糸
体14および残りの給糸体16を、図上において、右下
方位置(解舒位置)、左下方位置(待機位置)および上
方位置(交換位置)に支持している。各アーム28は、
前記給糸体のよこ糸が消費された後、反時計方向へ12
0度回転される。
26に回転可能に支持されかつ回転軸線の周りに等角度
の間隔をおかれた複数のアーム28とを備える。図示の
例では、3つのアーム28が互いに120度の角度間隔
をおかれており、3つのアーム28は、それぞれ、よこ
糸繰り出し中の給糸体12、これに隣接する予備の給糸
体14および残りの給糸体16を、図上において、右下
方位置(解舒位置)、左下方位置(待機位置)および上
方位置(交換位置)に支持している。各アーム28は、
前記給糸体のよこ糸が消費された後、反時計方向へ12
0度回転される。
【0010】アーム28の回転動作に伴なって給糸体1
2および給糸体14がそれぞれ前記解舒位置および前記
待機位置におかれるとき、図1に想像線で示すように、
両給糸体の尻糸12aおよび頭糸14aがこれらの糸の
垂れ下がり線上に開口する吸引管20,22に吸引され
かつ保持される。
2および給糸体14がそれぞれ前記解舒位置および前記
待機位置におかれるとき、図1に想像線で示すように、
両給糸体の尻糸12aおよび頭糸14aがこれらの糸の
垂れ下がり線上に開口する吸引管20,22に吸引され
かつ保持される。
【0011】給糸体12のよこ糸13の繰り出しが終了
する直前、より詳細には前記トランスファテールの形成
に要する時間以前に、図1に実線で示すように、給糸体
12の尻糸12aと給糸体14の頭糸14aとをノッタ
24の作業領域で互いに交差させるべく、これらの糸端
を吸引・保持する両吸引管20,22を図上の左上方位
置および右上方位置へそれぞれ移動させ、次いで、ノッ
タ24を作動させて糸継ぎを行ないトランスファテール
を形成する。前記トランスファテールの形成に要する時
間としては、例えば30秒間、好ましくはよこ糸13の
繰り出し終了時刻を算出するために用いられ、給糸体1
2の巻径を感知する巻径センサのような機器(図示せ
ず)の作動誤差を考慮に入れて1ないし2分間に設定す
ることができる。
する直前、より詳細には前記トランスファテールの形成
に要する時間以前に、図1に実線で示すように、給糸体
12の尻糸12aと給糸体14の頭糸14aとをノッタ
24の作業領域で互いに交差させるべく、これらの糸端
を吸引・保持する両吸引管20,22を図上の左上方位
置および右上方位置へそれぞれ移動させ、次いで、ノッ
タ24を作動させて糸継ぎを行ないトランスファテール
を形成する。前記トランスファテールの形成に要する時
間としては、例えば30秒間、好ましくはよこ糸13の
繰り出し終了時刻を算出するために用いられ、給糸体1
2の巻径を感知する巻径センサのような機器(図示せ
ず)の作動誤差を考慮に入れて1ないし2分間に設定す
ることができる。
【0012】よこ糸の繰り出しが終了直前であること
は、ボビンの周面に向けて設置した反射式光電センサに
よる前記ボビンの周面からの光の反射量の検知によって
知ることができる。前記ボビンにおける糸層が少なくな
ったとき、光の反射量が増大する。また、1つの給糸体
12のよこ糸量に相当するピック数や1つの給糸体を消
費するための時間が予めわかっていれば、よこ糸繰り出
し中のピック数や時間を積算し、積算値と前記よこ糸量
に対応するピック数や消費に要する時間との差が所定の
値になったときに、トランスファテールを形成するよう
にしてもよい。前記トランスファテールの形成後、両吸
引管20,22は元の位置(前記想像線で示す位置)に
戻される。
は、ボビンの周面に向けて設置した反射式光電センサに
よる前記ボビンの周面からの光の反射量の検知によって
知ることができる。前記ボビンにおける糸層が少なくな
ったとき、光の反射量が増大する。また、1つの給糸体
12のよこ糸量に相当するピック数や1つの給糸体を消
費するための時間が予めわかっていれば、よこ糸繰り出
し中のピック数や時間を積算し、積算値と前記よこ糸量
に対応するピック数や消費に要する時間との差が所定の
値になったときに、トランスファテールを形成するよう
にしてもよい。前記トランスファテールの形成後、両吸
引管20,22は元の位置(前記想像線で示す位置)に
戻される。
【0013】前記よこ糸の繰り出しの終了直前の給糸体
12におけるよこ糸の残量は、前記トランスファテール
の形成後に糸切れが生じた場合、給糸体12の尻糸12
aを切断し、不良の糸層を除去した後、これを再使用に
供するには十分でない。したがって、給糸体12を再び
使用する必要はなく、再使用の際に生じる尻糸12aの
切断に伴なう長さ不足は考慮する必要がない。また、前
記トランスファテールの形成前に糸切れが発生したとき
は、予備の給糸体14からよこ糸15の引き出しが行な
われる。糸切れが発生したとき、給糸体14の頭糸14
aを吸引保持する吸引管22が図1の実線の位置へ移動
し、また、案内装置18が、この移動位置における吸引
管22の近傍へ移動し、頭糸14aを吸引する。トラン
スファテールの形成前にあっては、糸切れのあった給糸
体12の尻糸12aに切断処理は施されず、したがって
前記したような長さ不足はなく、給糸体12の再使用に
不都合は生じない。
12におけるよこ糸の残量は、前記トランスファテール
の形成後に糸切れが生じた場合、給糸体12の尻糸12
aを切断し、不良の糸層を除去した後、これを再使用に
供するには十分でない。したがって、給糸体12を再び
使用する必要はなく、再使用の際に生じる尻糸12aの
切断に伴なう長さ不足は考慮する必要がない。また、前
記トランスファテールの形成前に糸切れが発生したとき
は、予備の給糸体14からよこ糸15の引き出しが行な
われる。糸切れが発生したとき、給糸体14の頭糸14
aを吸引保持する吸引管22が図1の実線の位置へ移動
し、また、案内装置18が、この移動位置における吸引
管22の近傍へ移動し、頭糸14aを吸引する。トラン
スファテールの形成前にあっては、糸切れのあった給糸
体12の尻糸12aに切断処理は施されず、したがって
前記したような長さ不足はなく、給糸体12の再使用に
不都合は生じない。
【0014】前記解舒位置の給糸体12のよこ糸が消費
されると、図2に示すように、トランスファテールを介
して待機位置の給糸体14からよこ糸が自動的に繰り出
されると共に、全アーム28が120度の角度を回転さ
れ、給糸体14、給糸体16および給糸体12のよこ糸
の消費後に残るボビン30が、前記解舒位置、前記待機
位置および前記交換位置をそれぞれ占める。前記アーム
の回転動作の間、給糸体14からのよこ糸の繰り出しは
継続され、よこ糸繰り出し中の給糸体14の尻糸14b
および予備の給糸体16の頭糸16aがそれぞれ吸引管
20,22に吸引・保持される。なお、尻糸14bが吸
引管22の近傍を通過する際の該吸引管による尻糸14
bの吸引を防止するため、尻糸14bの通過時、吸引管
22の吸引動作を一時停止する。また、尻糸14bおよ
び頭糸16aが吸引管20,22に一旦吸引されれば、
その後のトランスファテールの形成に際しての吸引管2
0,22の移動までは、糸切れ防止のために吸引管2
0,22の吸引力を低くするか、または吸引動作を停止
することが望ましい。
されると、図2に示すように、トランスファテールを介
して待機位置の給糸体14からよこ糸が自動的に繰り出
されると共に、全アーム28が120度の角度を回転さ
れ、給糸体14、給糸体16および給糸体12のよこ糸
の消費後に残るボビン30が、前記解舒位置、前記待機
位置および前記交換位置をそれぞれ占める。前記アーム
の回転動作の間、給糸体14からのよこ糸の繰り出しは
継続され、よこ糸繰り出し中の給糸体14の尻糸14b
および予備の給糸体16の頭糸16aがそれぞれ吸引管
20,22に吸引・保持される。なお、尻糸14bが吸
引管22の近傍を通過する際の該吸引管による尻糸14
bの吸引を防止するため、尻糸14bの通過時、吸引管
22の吸引動作を一時停止する。また、尻糸14bおよ
び頭糸16aが吸引管20,22に一旦吸引されれば、
その後のトランスファテールの形成に際しての吸引管2
0,22の移動までは、糸切れ防止のために吸引管2
0,22の吸引力を低くするか、または吸引動作を停止
することが望ましい。
【0015】前記交換位置のボビン30は、例えば、前
記織機が設置された織布工場の天井を織機の列に沿って
走行可能に設置される給糸体搬送装置(図示せず)を操
作することにより、矢印方向へ向けて移動、回収され、
また、ボビン30の回収後、新たな給糸体が補充され
る。
記織機が設置された織布工場の天井を織機の列に沿って
走行可能に設置される給糸体搬送装置(図示せず)を操
作することにより、矢印方向へ向けて移動、回収され、
また、ボビン30の回収後、新たな給糸体が補充され
る。
【0016】なお、給糸スタンド10の各アーム28へ
の各給糸体の取り付けおよび該アームからのボビン30
の撤去を容易にするため、各給糸体のボビン30の一端
に保持部材(図示せず)が差し込まれている。また、各
給糸体の頭糸および尻糸の前記吸引管に対する位置決め
のため、前記保持部材に長短一対の支持ポスト32,3
4が設けられている。各ポスト32,34は、前記糸端
を捕捉し、また、適当な大きさの引張力をの作用下で前
記糸端を開放するマジックテープやスプリングテンサで
構成される先端部を有する。給糸体は頭糸および尻糸が
それぞれ前記先端部で捕捉された状態で前記保持部材ご
と、給糸体搬送装置によって搬送され、前記保持部材を
介してアーム28へ装着される。
の各給糸体の取り付けおよび該アームからのボビン30
の撤去を容易にするため、各給糸体のボビン30の一端
に保持部材(図示せず)が差し込まれている。また、各
給糸体の頭糸および尻糸の前記吸引管に対する位置決め
のため、前記保持部材に長短一対の支持ポスト32,3
4が設けられている。各ポスト32,34は、前記糸端
を捕捉し、また、適当な大きさの引張力をの作用下で前
記糸端を開放するマジックテープやスプリングテンサで
構成される先端部を有する。給糸体は頭糸および尻糸が
それぞれ前記先端部で捕捉された状態で前記保持部材ご
と、給糸体搬送装置によって搬送され、前記保持部材を
介してアーム28へ装着される。
【図1】トランスファテールの形成中における給糸スタ
ンドの概略的な正面図である。
ンドの概略的な正面図である。
【図2】給糸スタンドの各アームが反時計方向へ120
度回転された状態における給糸スタンドの概略正面図で
ある。
度回転された状態における給糸スタンドの概略正面図で
ある。
10 給糸スタンド 12,14,16 給糸体 13,15 よこ糸
Claims (1)
- 【請求項1】 給糸スタンド(10)に支持された、よ
こ糸を繰り出し中の給糸体(12)と、予備の給糸体
(14)との間に、前記よこ糸の繰り出しが終了する直
前にトランスファテールを形成する、トランスファテー
ル形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2162792A JPH05186933A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | トランスファテール形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2162792A JPH05186933A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | トランスファテール形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05186933A true JPH05186933A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=12060306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2162792A Pending JPH05186933A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | トランスファテール形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05186933A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019107006A1 (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-06 | Spiber株式会社 | 糸管理装置、糸管理方法、及びプログラム |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP2162792A patent/JPH05186933A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019107006A1 (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-06 | Spiber株式会社 | 糸管理装置、糸管理方法、及びプログラム |
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