JP2906827B2 - ダブルツイスタの芯管供給システム - Google Patents

ダブルツイスタの芯管供給システム

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博志 美馬
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダブルツイスタの芯管
供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】給糸パッケージから解舒される糸に撚を
加え、その糸を巻取部の芯管に巻取って巻取パッケージ
を形成するダブルツイスタには、スピンドル上の空の給
糸パッケージを新たなものと交換する給糸交換、クレー
ドル上の満玉の巻取パッケージを芯管と交換する玉揚
げ、給糸交換した給糸パッケージの糸をスピンドルに通
す糸通し、糸通しされた糸をクレードル上の芯管に導い
て固定する糸掛けの各種作業が要求されるため、本出願
人はこれら一連の作業を人手に代って行う処理ロボット
を先に開示した(特開平2−243470号)。
【0003】この処理ロボットは、特に玉揚げを行うた
めに図5ないし図6に示すように構成されている。図示
するように、巻取パッケージが満玉になると、巻取パッ
ケージ1を回転ドラム2から引き上げるためにクレード
ル3がエアシリンダ4によって引き上げられ、表示ラン
プ5が点灯する。処理ロボットはダブルツイスタ6に沿
って走行する台車7を備え、走行中に点灯状態の表示ラ
ンプ5をセンサ8により検知するとその錘で停止して作
業を開始する。
【0004】先ず、クレードル3の操作レバー9および
パッケージガイド10がダブルツイスタ6側へ回動し、
操作レバー9がクレードル3の開閉レバー3aを開く。
これにより巻取パッケージ1はクレードル3から落下
し、パッケージガイド10に案内されて搬出コンベア1
1上に転がり、搬出コンベア11によって搬出される。
パッケージガイド10は元の位置に戻るが、操作レバー
9はそのままの状態を維持する。
【0005】次いで、芯管供給アーム12がダブルツイ
スタ6側へ回動し、ダブルツイスタ側のストッカ13に
収容されている芯管14を抜き取ってクレードル3に運
ぶ。操作レバー9が開閉レバー3aを閉じることにより
芯管14がクレードル3に支持され、芯管供給アーム1
2および操作レバー9が元の位置に戻って玉揚げ作業が
完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記芯管の
供給システムに着目した場合、ストッカから芯管を供給
するようにしているため、作業員が各錘のストッカ内に
おける芯管の残量を監視し、その都度芯管を補給しなけ
ればならなかった。また、ストッカを各錘に設置しなけ
ればならないため、コストがかさみ、しかも芯管供給ア
ームが円滑に作動するようにストッカとクレードルの位
置関係を各錘ごとに調整チェックしなければならないと
いう問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、ストッカを不要
にでき、労力およびコストの減少が図れるダブルツイス
タの芯管供給システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ダブルツイスタに沿って給糸パッケージを
搬送するコンベアにより芯管を給糸パッケージと一緒に
搬送し、該給糸パッケージをダブルツイスタのスピンド
ル上の空の給糸パッケージと交換する給糸交換の際に、
上記芯管をクレードルに供給するようにしたことを特徴
としている。
【0009】
【作用】上記構成によれば、芯管がコンベアによって給
糸パッケージと一緒に運ばれ、給糸交換の際に芯管がク
レードルに供給されるため、各錘に設置されていたスト
ッカが不要となり、各錘ごとの芯管の残量の監視や補給
等が不要になり、労力およびコストの減少が図れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0011】図1において、6は並設された複数の錘か
らなるダブルツイスタで、各錘において下方のスピンド
ル15に支持された給糸パッケージ16から解舒されつ
つ加撚される糸を糸ガイド17、フィードローラ18等
を介して上方へ導き、クレードル3に支持され回転ドラ
ム2と接触して回転する芯管14に巻取り、巻取パッケ
ージ1を形成するようになっている。なお、4はクレー
ドル3を引き上げるエアシリンダ、5は表示ランプ、1
1は玉揚げれた巻取パッケージ1の搬出コンベアであ
る。
【0012】ダブルツイスタ6の前部にはこれに沿って
給糸パッケージ16を循環移送するコンベア19が設置
されている。このコンベア19はトレイ20を案内する
フレーム21と、このトレイ20を移送するベルト22
とから主に構成され、トレイ20には上部に給糸パッケ
ージ16を挿立させるためのペグ23が突設されてい
る。給糸パッケージ16はいわゆる二段給糸パッケージ
であり、トレイ20のペグ23に挿立される筒状のホル
ダ24に2個の給糸パッケージ16a,16bを上下に
装着して構成されている。なお、ホルダ24上の上下の
給糸パッケージ16a,16b間にはスペーサ25が装
着され、ホルダ24の上端部には上下の給糸パッケージ
16a,16bから解舒される糸ya,ybをスピンド
ル15に導くためのトップキャップ26が設けられてい
る。
【0013】上記コンベア19上には、図4に示すよう
に給糸交換されて移送されて来る空の給糸パッケージ1
6Bを新たな給糸パッケージ16Aと交換する交換ステ
ーション27と、交換された給糸パッケージ16Aの上
下の給糸パッケージ16a,16bから糸端ya,yb
を引き出してトップキャップ26に巻き付ける口出しス
テーション28と、口出しされた給糸パッケージ16A
上に芯管14を載せる芯管供給ステーション(芯管供給
部)29とが移送方向に順に設置されている。芯管供給
ステーション29には芯管14を塔状に積層したものを
ストックすると共にこれより芯管14を1本ずつ切り出
す芯管供給装置30が装備され、切り出されて落下する
芯管14が給糸パッケージ16Aの上部、すなわちホル
ダ24部分に挿立されるようになっている。
【0014】一方、ダブルツイスタ6の前部には処理ロ
ボットを構成する台車7が上記コンベア19と平行に走
行自在に設けられている。この台車7は正面U字形状に
形成され(図2参照)、ダブルツイスタ6の上下部に設
けたガイドレール31上を走行する車輪32を備えてい
る。この台車7は点灯した表示ランプ5をセンサ8によ
り検知すると、その錘の前で停止し、コンベア19上を
トレイ20と共に移送されて来る給糸パッケージ16A
を検知してトレイストッパ33により停止させるように
なっている。
【0015】また、台車7には給糸パッケージ16A上
に載っている芯管14を受取ってクレードル3に供給す
るアーム40が設けられ、このアーム40は芯管14を
受取る受取アーム34と、その受取られた芯管14を受
取アーム34から受取ってクレードル3に受渡す受渡ア
ーム35とから主に構成されている。受取アーム34は
図2に示すように台車7の前面部においてコンベア19
の移送方向と同一平面上を実線で示す受取位置から仮想
線で示す受渡位置までのほぼ90度の範囲で回動するよ
うに設けられ、先端部には給糸パッケージ16A上に挿
立されている芯管14の上端部を把持するチャッカ36
が設けられている。この場合、受取アーム34が受渡位
置まで回動すると、これに伴って芯管14が水平にな
り、受渡アーム35の回動軌跡上に位置されるように設
定されている。
【0016】受渡アーム35は台車7の片側の内側壁に
おいてコンベア19の移送方向と直交する平面上を図1
に実線で示す待機位置からクレードル位置まで回動する
ように設けられ、先端部には芯管14の中央部を把持す
るチャッカ37が設けられている。この場合、受渡アー
ム35は待機位置からクレードル位置まで回動する途中
で受渡位置にある受取アーム34から芯管14を受取
り、その受取った芯管14をクレードル位置でクレード
ル3に受渡すように設定されている。
【0017】なお、台車には図5で示したものと同様に
クレードル3の操作レバー9およびパッケージガイド1
0が設けられている。また、台車7には給糸交換や糸通
し等の作業を行う装置も設けられているが、これらは従
来の処理ロボットのものと同様であるため説明を省略す
る。
【0018】次に実施例の作用を述べる。コンベア19
上の口出しステーション28で口出しされた給糸パッケ
ージ16Aが芯管供給部である芯管供給ステーション2
9に至ると、芯管供給装置30から芯管14が切り出さ
れ、切り出された芯管14は給糸パッケージ16A上に
落下してホルダ24に挿立される。そして、芯管14は
給糸パッケージ16Aと一緒にコンベア19上をダブル
ツイスタ方向へ移送されることになる。
【0019】一方、台車7はダブルツイスタ6に沿って
巡回走行しており、点灯した表示ランプ5をセンサ8に
より検知すると、その錘の前で停止し、給糸交換に際し
て先ず玉揚げ作業を開始する。クレードル3の操作レバ
ー9およびパッケージガイド10が前方へ回動し、操作
レバー9がクレードル3の開閉レバー3aを開き、これ
によりクレードル3から落下する巻取パッケージ1をパ
ッケージガイド10が搬出コンベア11側ヘ転がす。パ
ッケージガイド10は元の位置に戻るが、操作レバー9
はそのままの状態を維持する。
【0020】これと並行してトレイストッパ33がコン
ベア19上を移送されて来る給糸パッケージ16Aを停
止させると、受取アーム34が給糸パッケージ16A上
の芯管14をチャッカ36で把持し、受渡位置まで回動
する。なお、受取アーム34は給糸パッケージ16A上
の芯管14と干渉しないこれよりも若干上方の位置で待
機しており、この待機位置から受取位置まで回動して給
糸パッケージ16A上の芯管14を受取るように設定さ
れている。
【0021】受取アーム34が芯管14を把持して受渡
位置に至ると、受渡アーム35が待機位置から前方のク
レードル位置まで回動し、その回動途中で先端のチャッ
カ37が受取アーム34上から芯管14を把持して受取
り、芯管14をクレードル位置に運ぶ。操作レーバー9
がクレードル3の開閉レバー3aを閉じ、クレードル3
が芯管14を支持すると、操作レバー9および受渡アー
ム35が元の待機位置に戻り、玉揚作業が終了する。
【0022】この様にコンベア19によって搬送される
給糸パッケージ16A上に芯管14を載せ、台車7に設
けた受取アーム34および受渡アーム35によって上記
芯管14をクレードル3に供給するようにしたので、各
錘に設置されていたストッカが不要となり、各錘ごとの
芯管の残量の監視や補給等が不要になり、労力およびコ
ストの減少が図れる。
【0023】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、芯管が給
糸パッケージと一緒に運ばれ、その給糸パッケージとの
給糸交換の際に芯管をクレードルに供給するようにした
ので、各錘に設置されていたストッカおよびそれに関連
する種々の作業が不要となり、労力およびコストの減少
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】芯管を載せた給糸パッケージの断面図である。
【図4】コンベア上の芯管供給ステーションを示す図で
ある。
【図5】従来の芯管供給システムを示す側面図である。
【図6】同システムの作動を示す側面図である。
【符号の説明】
6 ダブルツイスタ 7 台車 14 芯管 16A 給糸パッケージ 19 コンベア 40 アーム
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D01H 9/02 B65H 67/04 D01H 7/86 D01H 9/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダブルツイスタに沿って給糸パッケージ
    を搬送するコンベアにより芯管を給糸パッケージと一緒
    に搬送し、該給糸パッケージをダブルツイスタのスピン
    ドル上の空の給糸パッケージと交換する給糸交換の際
    に、上記芯管をクレードルに供給するようにしたことを
    特徴とするダブルツイスタの芯管供給システム。
  2. 【請求項2】 ダブルツイスタに沿って給糸パッケージ
    を搬送するコンベアの途中に設けられ給糸パッケージ上
    に芯管を載せる芯管供給部と、ダブルツイスタに沿って
    走行する台車に設けられ上記給糸パッケージ上から芯管
    を受取ってクレードルに供給するアームとを備えたこと
    を特徴とするダブルツイスタの芯管供給システム。
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JP7426307B2 (ja) * 2019-07-30 2024-02-01 Tmtマシナリー株式会社 パッケージ交換装置

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