JP3232961U - アニュラス形状を有するシート - Google Patents

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Abstract

【課題】ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を十分に同調可能な、ターンテーブルと前記ターンテーブル上に載置される記録媒体との間に介在させる滑り止めシートとして使用できる、アニュラス形状を有するシートを提供する。【解決手段】ターンテーブルと前記ターンテーブル上に載置される記録媒体との間に介在させ使用する、アニュラス形状を有するシートであって、アニュラス形状を有するシートは、アニュラス形状を有する基材と基材よりもタック性を有する樹脂とを備える。滑り止めシートとして使用可能なアニュラス形状を有するシートは、基材における一方の主面上に樹脂が非連続に存在していることで、ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を、同調し易くできる。【選択図】図1

Description

本考案は、ターンテーブルと前記ターンテーブル上に載置される記録媒体との間に介在させ滑り止めシートとして使用可能な、アニュラス形状を有するシートに関する。
レコード盤や光ディスク(例えば、CD、SACD、DVD、Blu−ray Disc(登録商標))などの記録媒体から音声データや映像データなどの各種データを読み取るため、レコードプレーヤーや光ディスクプレーヤーのターンテーブル上にこれら記録媒体を載置し回転させる。このとき、記録媒体から正確にデータを読み取るためには、ターンテーブルの回転と、前記ターンテーブル上に載置されている記録媒体の回転とが同調する必要がある。しかし、ターンテーブルと記録媒体の摩擦抵抗が小さい場合や、ターンテーブルの回転速度が早い場合など、ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を、同調し難いことがあった。
このような問題を解決可能な従来技術として、ターンテーブルと前記ターンテーブル上に載置される記録媒体との間に滑り止めシートを介在させことが行われている。このような滑り止めシートの具体例として、特開2000−182306号(特許文献1)には、アニュラス形状を有するシート本体の主面上の全てを覆うように、ウレタンゴム層を設けてなる滑り止めシートが開示されている。
特開2000−182306号
本願出願人が従来技術について検討したところ、例えば特許文献1が開示する滑り止めシートを用いたとしても、なおもターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を十分に同調できないことを見出した。
本考案は、「(請求項1)ターンテーブルと前記ターンテーブル上に載置される記録媒体との間に介在させ使用する、アニュラス形状を有するシートであって、前記アニュラス形状を有するシートは、アニュラス形状を有する基材と前記基材よりもタック性を有する樹脂とを備えており、前記基材における一方の主面上に、前記樹脂が非連続に存在している、アニュラス形状を有するシート。
(請求項2)前記樹脂がピンドット模様をなし前記主面上に存在している、請求項1に記載のアニュラス形状を有するシート。
(請求項3)前記基材におけるもう一方の主面上にも前記樹脂が非連続に存在している、請求項1または請求項2に記載のアニュラス形状を有するシート。
(請求項4)前記基材におけるもう一方の主面上に接着剤層を有する、請求項1または請求項2に記載のアニュラス形状を有するシート。」である。
本願出願人が検討したところ「ターンテーブルと前記ターンテーブル上に載置される記録媒体との間に介在させ使用する、アニュラス形状を有するシートであって、前記アニュラス形状を有するシートは、アニュラス形状を有する基材と前記基材よりもタック性を有する樹脂とを備える」、滑り止めシートとして使用可能なアニュラス形状を有するシートについて、前記基材における一方の主面上に前記樹脂が非連続に存在していることで、ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を、同調し易くできることを見出した。
そして、前記樹脂がピンドット模様をなし主面上に存在していることで、ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を、より同調し易くできることを見出した。
また、基材におけるもう一方の主面上にも、前記樹脂が非連続に存在していることで、ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を、より一層同調し易くできることを見出した。
更に、基材におけるもう一方の主面上に接着剤層を有する場合には、当該接着層によってアニュラス形状を有するシートを、ターンテーブル上あるいは記録媒体に接着して固定できる。その結果、ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を、より一層同調し易くできることを見出した。
本考案にかかるアニュラス形状を有するシートの実施態様であって、その主面を写した写真である。 本考案にかかるアニュラス形状を有するシートの別の実施態様であって、その主面を写した写真である。 図1に図示した本考案にかかるアニュラス形状を有するシートを、レコードプレーヤーのターンテーブル上に載置した態様を写した写真である。 図2に図示した本考案にかかるアニュラス形状を有するシートを、光ディスクプレーヤーのターンテーブル上に接着して固定した態様を写した写真である。 図2に示した本考案にかかるアニュラス形状を有するシートを、光ディスクに接着して固定した態様を写した写真である。
本明細書で説明する各値は特に記載のない限り、求める値よりも一桁小さな値まで求め、当該値を四捨五入することで求める値を算出した。具体例として、小数第一位までが求める値である場合、測定によって小数第二位まで値を求め、得られた小数第二位の値を四捨五入することで小数第一位までの値を算出し、この値を求める値とした。
本考案でいうアニュラス形状とは、一方の主面ともう一方の主面ならびに厚さを有する円盤状の形状を有し、その中心に円形の開口を有する形状を指す。なお、本考案にかかるアニュラス形状を有するシート(および、本考案にかかるアニュラス形状を有する基材)の外周を成す円の中心と、前記円形の開口の外周の中心とは同一である。以降、本考案にかかるアニュラス形状を有するシートを「シート」と略し、本考案にかかるアニュラス形状を有する基材を「基材」と略すことがある。
本考案にかかる基材の種類は適宜選択でき、紙、フィルム、合成紙、不織布、織物、編物、金属板などであることができる。なお、基材はこれらを組み合わせたものであってもよく、例えば、紙の両主面にフィルムをラミネートした積層体であってもよい。
基材の直径や、基材の中心に存在する円形の開口の直径(内径)の大きさは、シートの用途に合わせ適宜調整できる。具体的には、基材の直径はシートの直径と同一であることができ、基材の内径はシートの内径と同一であることができる。
基材の厚さは適宜調整でき、シートの用途に合わせ適宜調整できる。具体的には、下限値は0μmより大きく100μm以上であることができ、200μm以上であることができる。また、上限値は1000μm以下であることができ、900μm以下であることができ、800μm以下であることができ、700μm以下であることができ、600μm以下であることができ、500μm以下であることができ、400μm以下であることができ、300μm以下であることができる。なお、本明細書でいう厚さは、測定対象物の主面におけるランダムに選択した10個所において、外側マイクロメータを用いて測定した両主面間の距離の平均値を指す。
本考案でいう基材よりもタック性を有する樹脂とは、基材の主面を構成する成分よりも、記録媒体におけるシートと接触する主面に対するタック性に富む樹脂であり、基材の主面上に突起物として存在しており、ターンテーブルあるいは記録媒体に対しスパイクの如く作用するためか、主として滑り止めの役割を担う。また、本考案でいうタック性とは記録媒体を保持する性能を指し、以下の方法で評価できる。
(タック性の評価方法)
(1)基材と同じ大きさの、本考案にかかる樹脂で構成されたアニュラス形状を有する平板を用意する。
(2)基材における一方の主面を重力方向と垂直を成す状態にし、前記主面上に記録媒体を載置する。
(3)記録媒体ごと基材を傾けてゆき、基材の主面から記録媒体が滑落した時における、重力方向と垂直を成す方向に対し前記一方の主面が成している角度Aを測定する。
(4)基材の代わりに前記平板を用いて、上述した(2)〜(3)の測定を行い、重力方向と垂直を成す方向に対し前記平板における一方の主面が成している角度Bを測定する。
(5)角度Bが角度Aよりも大きい場合、前記樹脂は前記基材よりもタック性を有すると判断できる。
本考案にかかる樹脂の種類は、基材の主面を構成する成分と記録媒体の主面を構成する成分との組み合わせに合わせ適宜選択できるものであるが、例えば、アクリル樹脂やウレタン樹脂などの有機樹脂、あるいは、シリコン樹脂を使用できる。特にタック性に優れる点、樹脂が接触することに起因するターンテーブルや記録媒体の劣化を防止できる点、耐熱性に富み高温条件下でも安定して使用でき車載用途などにも適する点から、シリコン樹脂を用いるのが好ましい。
シートを構成する、アニュラス形状を有する基材と前記基材よりもタック性を有する樹脂との組み合わせは、上述したように適宜選択する。具体例として、記録媒体がレコード盤や光ディスクである場合には、紙からなる基材とシリコン樹脂との組み合わせであることができる。
本考案では、基材における一方の主面上に、前記基材よりもタック性を有する樹脂が非連続に存在していることを特徴とする。ここでいう非連続とは、基材における一方の主面上全てを覆うことなく前記樹脂が存在していることを意味する。つまり、本考案にかかるシートでは、前記樹脂が存在している側の主面に基材が部分的に露出していることを意味する。本構成を満足することによって、ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を、同調し易くできるアニュラス形状を有するシートを提供できる。
基材における一方の主面上に存在する前記樹脂の態様は適宜選択できるが、具体例として、直線状、波線状、格子状、ランダム模様、ピンドット模様をなすなどドット状の態様で存在できる。特に、ピンドット模様をなす態様で存在している場合には、基材における一方の主面上の全体に同形状の前記樹脂が均一に分布して存在していることによって、ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を、より同調し易くできるアニュラス形状を有するシートを提供できる。なお、ここでいうピンドット模様とは、直線を用いて格子模様を作図することを想定した際の当該直線同士の交点上にドットが存在してなる模様を指す。
前記樹脂一つあたりの直径(各線の幅あるいは各ドットの直径)は適宜調整できるが、具体的には、下限値は0μmより大きく100μm以上であることができ、200μm以上であることができる。また、上限値は1000μm以下であることができ、900μm以下であることができ、800μm以下であることができ、700μm以下であることができ、600μm以下であることができ、500μm以下であることができる。また、前記樹脂同士の間隔(隣接する前記樹脂の中心同士がなす最短距離)は適宜調整できるが、具体的には、下限値は0μmより大きく1mm以上であることができ、2mm以上であることができる。また、上限値は5mm以下であることができ、4mm以下であることができ、3mm以下であることができる。
また、基材におけるもう一方の主面上にも、前記樹脂が非連続に存在しているのが好ましい。本構成を満足することによって、ターンテーブルとシートの間、そして、シートと記録媒体の間に、非連続に存在している前記樹脂が介在できる。その結果、ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を、より一層同調し易くできるアニュラス形状を有するシートを提供できる。特に、基材におけるもう一方の主面上にも、前記樹脂がピンドット模様をなす態様で存在している場合には、ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を、より一層同調し易くできるアニュラス形状を有するシートを提供でき好ましい。
基材におけるもう一方の主面上に接着剤層を有していてもよい。本構成を満足することによって、ターンテーブル上あるいは記録媒体にシートを接着して固定できる。その結果、ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を、より一層同調し易くできるアニュラス形状を有するシートを提供できる。ここでいう接着剤層とは、両面テープや接着剤の層を指すものであって、本考案にかかる「基材よりもタック性を有する樹脂」とは異なる成分からなる層である。
シートの直径は適宜調整できる。具体例として、レコード盤用の滑り止めシートとして使用する場合には、その直径はレコード盤(例えば、LP盤レコードやEP盤レコード)の直径以下の大きさであるように調整するのが好ましく、具体的には、下限値は0μmより大きく50mm以上であることができる。また、上限値は300mm以下であることができ、174mm以下であることができ、106mm以下であることができ、105mm以下であることができ、104mm以下であることができる。特に、前記直径が105mm以下である場合には、レコード盤の音声データが存在している部分にシートを接触させることなく使用でき好ましい。
また、光ディスク用の滑り止めシートとして使用する場合には、その直径は光ディスクの中央に存在するデータが記録されていない部分の直径以下の大きさであるように調整するのが好ましく、具体的には、下限値は0μmより大きく、光ディスクの中心に存在する円形の開口の直径より大きいことができる。また、上限値は45mm以下であることができ、36mm以下であることができ、35mm以下であることができ、34mm以下であることができる。特に、前記直径が35mm以下である場合には、光ディスクの中央に存在するデータが記録されていない部分を囲うように存在する円形の突起内へシートを収めることができ、ターンテーブルによる光ディスクの回転に悪影響を与えるのを防止でき好ましい。
シートの中心に存在する円形の開口の直径(シートの内径)は適宜調整できる。具体例として、レコード盤用の滑り止めシートとして使用する場合には、レコード盤の中心に存在する円形の開口の直径以上であるように調整するのが好ましい。具体的には、上限値はシートの直径より小さいものであり、下限値は6mm以上であることができ、7mm以上であることができ、8mm以上であることができる。
また、光ディスク用の滑り止めシートとして使用する場合には、光ディスクの中心に存在する円形の開口の直径以上であるように調整するのが好ましい。具体的には、上限値はシートの直径より小さいものであり、下限値は14mm以上であることができ、15mm以上であることができ、16mm以上であることができる。
シートの厚さは適宜調整できるが、ターンテーブルによる記録媒体の回転に悪影響を与えるのを防止できることから薄いのが好ましい。具体的には、下限値は0μmより大きく100μm以上であることができ、200μm以上であることができ、300μm以上であることができ、400μm以上であることがでる。また、上限値は1000μm以下であることができ、900μm以下であることができ、800μm以下であることができ、700μm以下であることができ、600μm以下であることができ、500μm以下であることができる。
以下、実施例によって本考案を具体的に説明するが、これらは本考案の範囲を必ずしも限定するものではない。
(アニュラス形状を有する基材の用意)
厚紙を打ち抜き、アニュラス形状を有する基材A(直径:104mm、内径:7mm)を用意した。また、前記厚紙よりも厚さの薄い紙を打ち抜き、アニュラス形状を有する基材B(直径:35mm、内径:15mm)を用意した。
基材Aにおける一方の主面上の全体およびもう一方の主面上の全体に、ピンドット模様をなすようにシリコン樹脂を印刷付与した。なお、各ドットの直径は0.8mmであり、隣接するドットの中心同士がなす最短距離は2mmであった。なお、後述する評価で使用した記録媒体に対し、使用したシリコン樹脂は基材を構成している厚紙よりもタック性を有するものであった。
このようにして、図1に図示したアニュラス形状を有するシートA(直径:104mm、内径:7mm、厚さ:500μm)を調製した。
実施例1と同様にして、基材Bにおける一方の主面上の全体のみに、ピンドット模様をなすようにシリコン樹脂を印刷付与した。なお、後述する評価で使用した記録媒体に対し、使用したシリコン樹脂は基材を構成している紙よりもタック性を有するものであった。
更に、もう一方の主面上の全てを覆うように接着剤を付与し、接着剤層を設けた。なお、接着剤層を構成する成分はシリコン樹脂と異なるものであった。
このようにして、図2に図示したアニュラス形状を有するシートB(直径:35mm、内径:15mm、厚さ:300μm)を調製した。
(評価1)
レコードプレーヤーのターンテーブル上に直接LPレコード盤を載置した。そして、この状態でレコードプレーヤーのターンテーブルを回転させてLPレコード盤を再生し、再生された音を基準とした。
次いで、図3に図示したように、レコードプレーヤーのターンテーブル上に実施例1で調製したアニュラス形状を有するシートAを載置し、その上にLPレコード盤を載置した。つまり、レコードプレーヤーのターンテーブルとLPレコード盤との間に、実施例1で調製したアニュラス形状を有するシートAを介在させた。そして、この状態でレコードプレーヤーのターンテーブルを回転させてLPレコード盤を再生し、再生された音と前記基準の音とを比較し評価した。
(評価2)
CDプレーヤーのターンテーブル上に直接オーディオCDを載置した。そして、この状態でCDプレーヤーのターンテーブルを回転させてオーディオCDを再生し、再生された音を基準とした。
次いで、図4に図示したように、CDプレーヤーのターンテーブル上に実施例2で調製したアニュラス形状を有するシートBを接着剤層を介し接着して固定し、その上にオーディオCDを載置した。つまり、CDプレーヤーのターンテーブルとオーディオCDとの間に、実施例2で調製したアニュラス形状を有するシートBを介在させた。そして、この状態でCDプレーヤーのターンテーブルを回転させてオーディオCDを再生し、再生された音と前記基準の音とを比較し評価した。
(評価3)
CDプレーヤーのターンテーブル上に直接オーディオCDを載置した。そして、この状態でCDプレーヤーのターンテーブルを回転させてオーディオCDを再生し、再生された音を基準とした。
次いで、図5に図示したように、オーディオCDの中央部分に実施例2で調製したアニュラス形状を有するシートBを接着剤層を介し接着して固定し、その状態のオーディオCDをCDプレーヤーのターンテーブル上に載置した。つまり、CDプレーヤーのターンテーブルとオーディオCDとの間に、実施例2で調製したアニュラス形状を有するシートBを介在させた。そして、この状態でCDプレーヤーのターンテーブルを回転させてオーディオCDを再生し、再生された音と前記基準の音とを比較し評価した。
上述の評価1〜評価3いずれにおいても、本考案にかかるアニュラス形状を有するシートを使用することによって、再生された音は高音から低音にかけ音の立ち上がりと立ち下がりが優れると感じられるものになり、また再生された音はダイナミックレンジが広く感じられるものになった。この理由として、ターンテーブルの回転と載置されている記録媒体の回転を十分に同調できたためだと考えられた。
本考案にかかるアニュラス形状を有するシートは、ターンテーブルと前記ターンテーブル上に載置される記録媒体との間に介在させて使用する、滑り止めシートとして使用できる。

Claims (4)

  1. ターンテーブルと前記ターンテーブル上に載置される記録媒体との間に介在させ使用する、アニュラス形状を有するシートであって、
    前記アニュラス形状を有するシートは、アニュラス形状を有する基材と前記基材よりもタック性を有する樹脂とを備えており、
    前記基材における一方の主面上に、前記樹脂が非連続に存在している、
    アニュラス形状を有するシート。
  2. 前記樹脂がピンドット模様をなし前記主面上に存在している、請求項1に記載のアニュラス形状を有するシート。
  3. 前記基材におけるもう一方の主面上にも前記樹脂が非連続に存在している、請求項1または請求項2に記載のアニュラス形状を有するシート。
  4. 前記基材におけるもう一方の主面上に接着剤層を有する、請求項1または請求項2に記載のアニュラス形状を有するシート。
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