JP3232835B2 - 直列並列変換回路 - Google Patents

直列並列変換回路

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JP3232835B2 JP31822693A JP31822693A JP3232835B2 JP 3232835 B2 JP3232835 B2 JP 3232835B2 JP 31822693 A JP31822693 A JP 31822693A JP 31822693 A JP31822693 A JP 31822693A JP 3232835 B2 JP3232835 B2 JP 3232835B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマトリクス駆動方式によ
る映像表示装置の電極駆動回路に使用される直列並列変
換回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年薄型ディスプレイはマトリクス駆動
方式が一般的となり,その駆動ブロックは低コスト,小
型化,低消費電力化等をめざしたLSI化が進んでい
る。
【0003】以下にマトリクス駆動方式映像表示装置の
電極駆動回路に用いられる従来の直列並列変換回路の説
明に先立ち,マトリクス駆動方式映像表示装置の一例に
ついて図8,図9を用いて説明する。図8は駆動装置の
ブロック図、図9(a)は表示パネル、(b)は各電極
のタイミング図である。
【0004】入力されたRGB映像信号は,A/D変換
回路20で逐次デジタルデータに変換され,直列並列変
換回路21は逐次送られてくるデータを1水平期間分蓄
積し,電極数分の並列データとして出力する。並列出力
されたデータは変調ドライブ回路22によって表示パネ
ル23の電極をドライブするのである。
【0005】表示パネル23は,1電極で複数色をドラ
イブするものであり,図9のように1つの電極で1水平
期間にR,G,Bの3色2ドット分を時分割ドライブす
る。つまり,ある時刻において各電極は同一色を同時に
ドライブ(すなわち第1電極がR1をドライブしている
時,第2電極はR3を第n電極はR2n−1をドライ
ブ)する。このように,1水平期間で各電極が各々6色
をドライブすることにより画像表示を行うものである。
【0006】上述したマトリクス駆動方式映像表示装置
に用いられる従来の直列並列変換回路について図10を
参照しながら説明する。
【0007】図10において,31は第1ラインメモリ
部で,複数のフリップフロップ群で構成され,RGBデ
ータを1水平期間順次蓄積するものである。30はラッ
チパルス発生部で,水平同期信号を初期化信号として,
第1ラインメモリ部31の個々のフリップフロップ群に
対するラッチパルスを発生するものである。33は第2
ラインメモリ部で,第1ラインメモリ部31と同数のフ
リップフロップで構成され,第1ラインメモリ部31の
出力データを水平同期信号により転送,ラッチするもの
である。34はスイッチング部で,複数の6入力1出力
セレクタ(34a〜34n)で構成され,第2ラインメ
モリ部33からの各出力データ(R,G,B,R,G,
B)群の内1色のデータを切替選択するものである。3
5は切替信号発生部で,水平同期信号を初期化信号とし
て,スイッチング部34への切替信号を発生するもので
ある。
【0008】次に,上記構成による動作を図8,図9,
図10を用いて説明する。A/D変換回路20より転送
されたRGBデータは,ラッチパルス発生部30におい
て,A/D変換回路20からの転送タイミングと水平同
期信号により発生されたラッチパルス30a〜30nに
よって,第1ラインメモリ部31に1水平期間分のデー
タが順次書き込まれる。第1ラインメモリ部31に書き
込まれたデータは,第1ラインメモリ部31の全フリッ
プフロップへの書き込みが終了した後,次の水平同期信
号によって一斉に第2ラインメモリ部33へ転送され,
記憶される。第2ラインメモリ部33に記憶されたデー
タはスイッチング部34により各々R,G,B,R,
G,Bが順次切替信号発生部35からの切り替え信号に
よって切り替えられ,次段の変調ドライブ回路22へ出
力されるのである。このようにして,1水平期間に第1
電極〜第n電極で各々R,G,B,R,G,Bの6色が
同時に時分割ドライブされるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように,従来の直
列並列変換回路では,構成要素が1水平期間分のフリッ
プフロップで構成された第1ラインメモリ部31及び第
2ラインメモリ部33と,電極数分の6入力1出力セレ
クタ群のスイッチング部34であるため,回路規模が大
きくコストが高いという課題があった。例えばRGB各
8ビットの1ライン640ドットフルカラー表示を行う
場合にはフリップフロップだけで10万ゲートを大きく
越えるゲート規模となるのである。
【0010】本発明の直列並列変換回路は上記従来の課
題に鑑み,回路の集積化及び規模の削減を行い,大幅な
コストダウンを可能とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,RGB画像信号を1水平期間記憶する複数のシフト
レジスタで構成された第1のラインメモリ部と,前記ラ
インメモリ部が1水平期間分の信号を記憶完了後,次の
水平期間までに転送,記憶する,第1のラインメモリ部
と同数のシフトレジスタで構成される第2のラインメモ
リ部により構成されたことを特徴とする。
【0012】また本発明の直列変換回路は,複数のRA
Mにより構成され,映像データを1水平期間順次書き込
み,書き込み完了後次の水平期間に読み出しを行う,1
つのアドレスに1画素分のRGB信号を記憶する複数の
RAMにより構成され,1水平期間ごとに書き込み,読
み出し動作を繰り返すラインメモリ部と,前記ラインメ
モリ部から読み出された映像データのうち何れか1色の
データを切替選択し,出力するデータ切替部と,フリッ
プフロップ等からなる複数の記憶素子が前記データ切替
部の出力データラインに対し,各々並列接続されること
により構成され,前記データ切替部で選択されたデータ
を各々記憶する第1表示メモリ部と,前記第1表示メモ
リ部と同数の記憶素子で構成され,前記第1表示メモリ
部の全記憶素子にデータを記憶完了後,その各出力デー
タを変調ドライブ処理するために再記憶する第2表示メ
モリ部とにより構成されたことを特徴とする。
【0013】また本発明の直列変換回路は,シフトレジ
スタ等により構成され,入力されるRGBデータ列を順
次記憶し,1ワードが複数の同一色データで構成される
データ列に変換して出力するデータ変換部と,複数のR
AMにより構成され前記データ変換部からのデータを1
水平期間書き込み,書き込み完了後次の水平期間に読み
出しを行い,1水平期間毎に書き込み,読み出し動作を
繰り返すラインメモリ部と,フリップフロップ等からな
る複数の記憶素子が前記ラインメモリ部の出力データラ
インに対し各々並列接続されることにより構成され,前
記ラインメモリ部からの読み出しデータを変調ドライブ
処理するために記憶する表示メモリ部とにより構成され
たことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の直列並列変換回路は従来フリップフロ
ップにより構成されていたラインメモリ部をシフトレジ
スタの構成にすることにより,スイッチング部を削減す
ることができ,回路規模を削除することが可能となりコ
ストダウンを行うことができるのである。
【0015】また本発明の直列並列変換回路は,従来フ
リップフロップにより構成されていたラインメモリ部を
RAMに置き換えることにより回路の集積化が行え,ま
た,従来1水平期間分のフリップフロップにより構成さ
れていた第2ラインメモリ部と電極数分のスイッチング
回路で構成していたスイッチング部を電極数分のフリッ
プフロップ群2つにすることで回路規模を削減すること
が可能となり大幅なコストダウンが可能となるのであ
る。
【0016】また本発明の直列並列変換回路は,従来フ
リップフロップにより構成されていたラインメモリ部を
RAMに置き換えることにより回路の集積化が行え,ま
た,従来1水平期間分のフリップフロップにより構成さ
れていた第2ラインメモリ部と電極数分のスイッチング
回路で構成していたスイッチング部を電極数分のフリッ
プフロップ群1つにすることで回路規模を削減すること
が可能となり大幅なコストダウンが可能となるのであ
る。
【0017】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の直列並列変換回路の第1の実
施例について図1,図8,図9を参照しながら説明す
る。
【0018】図1において40は,データ変換部で,全
段のA/D変換部より転送されたRGBデータをR1,
G1,B1,R2,G2,B2..というように直列デ
ータに変換し,出力するものである。43は,第1ライ
ンメモリ部で,6段(1電極でR,G,B,R,G,B
の6色をドライブ)のシフトレジスタを電極数分直列接
続し,各6段目より出力を取り出せるシフトレジスタ群
で構成され,RGBデータを1水平期間順次記憶するも
のである。
【0019】41は,第1シフトパルス発生部で,水平
同期信号をもとに第1ラインメモリ部43のシフトパル
スを出力するものである。44は,第2ラインメモリ部
で,6段のシフトレジスタ群により構成され,第1ライ
ンメモリ部43からの各出力をそのシフトレジスタ群の
各入力とし,出力は各電極に対応する変調ドライブ回路
22へ接続することにより第1ラインメモリ部43の全
データを表示用に待避するものである。42は,第2シ
フトパルス発生部で,第2ラインメモリ部44へのシフ
トパルスを水平同期信号をもとに発生するものである。
【0020】次に上記に示した構成による動作を図1,
図2,図8,図9を参照しながら説明する。
【0021】前段のA/D変換回路20から転送された
RGBデータはデータ変換部40を介しR1,G1,B
1,R2,G2,B2,..の直列データに変換され,
順次,第1シフトパルス発生部41からのシフトパルス
によって第1ラインメモリ部43に記憶されていく。第
1ラインメモリ部43の全てのシフトレジスタに1水平
期間のデータが記憶された後,次の水平期間までの間に
第1シフトパルス発生部41と第2シフトパルス発生部
42から6つのシフトパルスが発生され(図2のA
部),第1ラインメモリ部43から順次第2ラインメモ
リ部44へ転送される。すなわち,第1ラインメモリ部
43に記憶されたR1,G1,B1,R2,G2,B2
のデータが43aの出力から第2ラインメモリ部44に
順次転送され,記憶される。また,同様にR2n−1,
G2n−1,B2n−1,R2n,G2n,B2nのデ
ータが43nの出力から第2ラインメモリ部44に順次
転送され,全ての第1ラインメモリ部43に記憶された
データは第2ラインメモリ部44に転送され,記憶され
るのである。
【0022】次の水平期間では,上記と同様に第1ライ
ンメモリ部43には順次RGBデータが記憶され,第2
ラインメモリ部44は第2シフトパルス発生部42より
シフトパルス(図2のB部)が発生され,第2ラインメ
モリ部44に記憶されているRGBデータが順次R,
G,B,R,G,Bの順に各電極に対応する変調ドライ
ブ回路へ出力され,1水平期間に第1電極〜第n電極で
各々R,G,B,R,G,Bの2ドット6色が同時に時
分割ドライブされるのである。
【0023】上記のように本発明の直列並列変換回路は
1つの電極が1水平期間に複数ドット,複数色(上記の
例では2ドット6色)を時分割ドライブすることに着目
し,第1ラインメモリ部43と第2ラインメモリ部44
をシフトレジスタの構成にし,第1ラインメモリ部43
から第2ラインメモリ部44への転送を6つのシフトパ
ルスで行うことによって,従来必要であったスイッチン
グ回路を削除することができ,回路規模の削減が可能と
なり,コストダウンを行うことができるものである。
【0024】(実施例2)次に,本発明の直列並列変換
回路の第2の実施例について図3,図4,図8,図9を
参照しながら説明する。
【0025】図3において1はラインメモリ部で,RG
Bデータを1水平期間順次記憶し,記憶完了後次の水平
期間に読み出し状態となる第1RAM2と,第1RAM
2と同様の動作をし,第1RAM2が書き込み状態の時
は読み出し状態に,読み出し状態の時は書き込み状態と
なる第2RAM3により構成され,両RAMとも1水平
期間毎に書き込み,読み出し動作を繰り返すものであ
る。
【0026】4は書き込みアドレス発生部でカウンタ等
により構成され,転送クロックから,第1RAM2及び
第2RAM3の書き込みアドレスを発生するものであ
る。5は読み出しアドレス発生部で,カウンタ等で構成
され,電極表示タイミング信号の表示期間に第1RAM
2及び第2RAM3の読み出しアドレスを発生するもの
である。6は第1アドレス切替部で,書き込みアドレス
発生部4からのアドレスと読み出しアドレス発生部5か
らアドレスを切り替え,第1RAM2のアドレスを出力
するものである。7は第2アドレス切替部で,書き込み
アドレス発生部4からのアドレスと読み出しアドレス発
生部5からアドレスを切り替え,第2RAM3のアドレ
スを出力するものである。
【0027】8はアドレス切り替え信号発生部で,水平
同期信号により第1アドレス切り替え部6及び第2アド
レス切り替え部7への切り替え信号を発生するものであ
る。9はデータ切替部で,ラインメモリ部1より読み出
されたRGBデータのうち実際に時分割ドライブする色
データのみを選択し出力するものである。10はデータ
切替信号発生部で読み出しアドレス発生部5のアドレス
データによりデータ切替部9への切替信号を発生するも
のである。11は第1表示メモリ部で電極数分のフリッ
プフロップで構成され,データ切替部9により選択され
たデータをラッチ記憶するものである。
【0028】12はラッチパルス発生部で,読みだしア
ドレス発生部5の読みだしアドレスによって第1表示メ
モリ部11のラッチパルス12a〜12nを発生するも
のである。13は第2表示メモリ部で,電極数分のフリ
ップフロップで構成され,第1表示メモリ部11からの
出力データ11a〜11nを,変調ドライブ回路22へ
出力するために一時記憶するものである。14は転送パ
ルス発生部で,第1表示メモリ部11のすべてのフリッ
プフロップへ記憶が完了した後,第2表示メモリ部13
へデータを転送するためのパルスを電極表示タイミング
信号により発生するものである。
【0029】次に上記構成による動作を説明する。A/
D変換回路20から転送された1水平期間分のRGBデ
ータは書き込みアドレス発生部4により,A/D変換回
路20からの転送クロックに合わせて発生されたアドレ
スデータが第1アドレス切替部6を介し,第1RAM2
に供給されることにより第1RAM2に順次書き込まれ
る。1水平期間分の書き込みが完了するとアドレス切替
信号発生部8からの信号により第1RAM2は読みだし
状態に,第2RAM3は書き込み状態となり、次の水平
期間には,第2RAM3により上記と同様の書き込み動
作が繰り返される。
【0030】一方,読みだし状態となった第1RAM2
は,読みだしアドレス発生部5により発生されたアドレ
スによりRGBデータが順次読み出される。最初に読み
出されたR1,G1,B1データはデータ切替信号発生
部10からの信号によりデータ切替部9においてR1デ
ータのみが選択され,ラッチパルス発生部12からのラ
ッチパルス12aにより第1表示メモリ部11のフリッ
プフロップ11Aに記憶される。第1RAM2から2番
目に読み出されたR3,G3,B3データも同様にR3
のみが選択され,ラッチパルス12bによりフリップフ
ロップ11Bに記憶される。
【0031】以下同様にN番目に読み出されたデータR
2n−1,G2n−1,B2n−1はR2n−1データ
がラッチパルス12nによりフリップフロップ11Nに
記憶されるのである。R1,R3,..,R2n−1の
各データが第1表示メモリ部11のすべてのフリップフ
ロップに記憶完了後,転送パルス発生部14からの転送
パルス(図4のC部)により第1表示メモリ部11のデ
ータがすべて第2表示メモリ部13へ転送,記憶され
る。つまり,11Aのフリップフロップのデータ11a
は,13Aのフリップフロップに,11Nのデータ11
nは,13Nへ転送,記憶されるのである。
【0032】第2表示メモリ部13の出力13a,13
b,..,13nは後段の変調ドライブ回路22に入力
されることにより表示パネル23においてR1,R
3,..,R2n−1が同時にドライブされるのである
(図4の<1>の状態)。
【0033】R1,R3,..,R2n−1のデータが
第2表示メモリ部13に転送された後はラインメモリ部
1から読み出されたR1,G1,B1データはデータ切
替部9によりG1データのみが選択されラッチパルス1
2aにより第1表示メモリ部11のフリップフロップ1
1Aに記憶される。以降,上記動作が繰り返され,G
1,G3,..,G2n−1の各データが第1表示メモ
リ部11のフリップフロップすべてに記憶完了後転送パ
ルス(図4のD部)により第2表示メモリ部13へ転送
され表示パネル23においてG1,G3,..,G2n
−1がドライブされるのである(図4の<2>の状
態)。
【0034】以上のような動作がR,G,Bで繰り返さ
れ、1水平期間に第1電極〜第n電極で各々R,G,
B,R,G,Bの2ドット6色が順次,同時に時分割ド
ライブされるのである。
【0035】上記のように本発明の直列並列変換回路は
1つの電極が1水平期間に複数ドット,複数色(上記例
では2ドット6色)を時分割ドライブすることに着目
し,一つの色データを変調ドライブ(表示)中に次にド
ライブする色データを読み出すようにしたことで,従来
2水平期間分のフリップフロップで構成していた直列並
列変換回路をRAMと電極数分のフリップフロップ2段
で構成できるようになり,回路の集積化及び規模の削減
が可能となり従来比約50%の大幅なコストダウンを行
うことができるものである。
【0036】(実施例3)次に本発明の直列並列変換回
路の第3の実施例について,図5,図6,図7,図8,
図9を参照しながら説明する。なお,前記第2の実施例
と同様のものは同一番号を付与し説明を省略する。
【0037】15は,データ変換部で,シフトレジスタ
等により構成され,A/D変換回路20二より転送され
るRGBデータ列(図6の15a)をその転送クロック
により順次記憶し1ワードが3ドット分の同一色データ
で構成されるデータ列(図6の15b)に変換してライ
ンメモリ部1の第1RAM2または第2RAM3へ書き
込むものである。
【0038】16は読み出しアドレス発生部で,カウン
タ等で構成され,電極表示タイミング信号の表示ブラン
キング期間(ドライブ停止期間)に第1RAM2,第2
RAM3の読み出しアドレスを発生するものである。1
7は表示メモリ部で,電極数分のフリップフロップで構
成され,ラインメモリ部1より読み出されたデータを変
調ドライブ回路22へ出力するために順次ラッチ記憶す
るものである。18はラッチパルス発生部で,読み出し
アドレス発生部16の読み出しアドレスによって表示メ
モリ部のラッチパルス(18a,18b,..,18
n)を発生するものである。
【0039】次に上記構成による動作を説明する。A/
D変換回路20により転送されたRGBデータ列(図6
の15a)はデータ変換部15により1ワードが3ドッ
ト分の同一色データで構成されるデータ列(図6の15
b)に変換され順次第1RAM2に書き込まれる。1水
平期間分のデータの書き込みが完了すると次の水平期間
では第2RAM3が同様の書き込みモードとなり第1R
AM2は読み出しモードとなる。以降上記の動作が1水
平期間毎に繰り返されるのである。
【0040】読み出しモードの動作は,電極表示タイミ
ング信号の表示ブランキング期間(図7の斜線部)に読
み出しアドレス発生部16により発生されたアドレスに
よりラインメモリ部1よりデータが順次読み出される。
最初に読み出されたR1,R3,R5データはラッチパ
ルス発生部18からのラッチパルス18aにより表示メ
モリ部17のフリップフロップ17Aに記憶される。2
番目に読み出されたR7,R9,R11データも同様に
ラッチパルス18bにより表示メモリ部17のフリップ
フロップ17Bに記憶される。以下同様にして表示ブラ
ンキング期間(図7のA部)に表示メモリ部17のすべ
てのグリップフロップにRデータを読み出し,記憶され
るとその出力17a,17b,..,17nは後段の変
調ドライブ回路22に入力され,表示パネル23におい
てR1。R3,..,R2n−1が同時ドライブ(図7
のB部)されるのである。
【0041】Rデータが表示完了後次の表示ブランキン
グ期間(図7のC部)は上記と同様にG1,G
3,..,G2n−1が読み出され,表示期間(図7の
D部)にGデータが表示される。以上のような動作が
R,G,Bで繰り返されて1水平期間に第1電極から第
n電極で各々,R,G,B,R,G,B,の2ドット6
色が時分割ドライブされるのである。
【0042】上記のように本発明の直列並列変換装置は
電極表示のブランキング期間に次の表示データを読み出
すようにしたことで従来2水平期間分のフリップフロッ
プで構成していた直列並列変換回路をRAMと電極数分
のフリップフロップ1段で構成できるようになり回路の
集積化及び規模の削減が可能となりさらなるコストダウ
ンを行うことができるものである。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明の直列並列変換回路
は1水平期間分のフリップフロップ2段での構成を可能
にするもので,回路規模の削減が可能となりコストダウ
ンを行うことができるという効果を有する。
【0044】また本発明の直列並列変換回路はRAMと
電極数分のフリップフロップ2段での構成を可能とする
もので,回路の集積化及び規模の削減が可能となり大幅
なコストダウンを行うことができるという効果を有す
る。
【0045】さらに本発明の直列並列変換回路はRAM
と電極数分のフリップフロップ1段での構成を可能にす
るもので,さらなる回路規模の削減が可能となり,さら
なるコストダウンを行うことができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明の一実施例における直列並
列変換回路のブロック図
【図2】同直列並列変換回路のタイミングチャートを示
す図
【図3】本発明の第2の発明の一実施例における直列並
列変換回路のブロック図
【図4】同実施例における直列並列変換回路のタイミン
グチャートを示す図
【図5】本発明の第3の発明の一実施例における直列並
列変換回路のブロック図
【図6】同直列並列変換回路の書き込み時のタイミング
チャートを示す図
【図7】同直列並列変換回路の読み出し時のタイミング
チャートを示す図
【図8】マトリクス駆動方式映像表示装置の電極駆動回
路の一例を示すブロック図
【図9】(a) マトリクス駆動方式映像表示装置の表
示パネルの一部を示す図 (b) マトリクス駆動方式映像表示装置の電極の表示
タイミングを示す図
【図10】従来例における直列並列変換回路の構成を示
すブロック図
【符号の説明】
1 ラインメモリ部 2 第1RAM 3 第2RAM 5 読み出しアドレス発生部 9 データ切替部 11 第1表示メモリ部 13 第2表示メモリ部 16 読み出しアドレス発生部 17 表示メモリ部 43 第1ラインメモリ部 44 第2ラインメモリ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 和人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 三輪 哲司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 益盛 忠行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−119765(JP,A) 特開 昭57−78272(JP,A) 特開 昭62−194235(JP,A) 特開 昭63−220220(JP,A) 特開 昭60−17533(JP,A) 特開 平2−50721(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 9/00 H04N 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データを1水平期間順次書き込み,
    書き込み完了後次の水平期間に読み出しを行う,1つの
    アドレスに1画素分のRGB信号を記憶する複数のラン
    ダムアクセスメモリにより構成され,1水平期間ごとに
    書き込み,読み出し動作を繰り返すラインメモリ部と,
    前記ラインメモリ部から電極ドライブ期間にデータを読
    み出すためのアドレスを発生する読み出しアドレス発生
    部と, 前記ラインメモリ部から読み出された映像データのうち
    何れか1色のデータを切替選択し,出力するデータ切替
    部と,複数の記憶素子が前記データ切替部の出力データ
    ラインに対し各々並列接続されることにより構成され,
    前記データ切替部で選択されたデータを各々記憶する第
    1表示メモリ部と,前記第1表示メモリ部と同数の記憶
    素子で構成され,前記第1表示メモリ部の全記憶素子に
    データを記憶完了後,その各出力データを変調ドライブ
    処理するために再記憶する第2表示メモリ部とを備えた
    直列並列変換回路。
  2. 【請求項2】 入力されるRGBデータ列を順次記憶
    し,1ワードが複数の同一色データで構成されるデータ
    列に変換して出力するデータ変換部と,複数のランダム
    アクセスメモリにより構成され前記データ変換部からの
    データを1水平期間書き込み,書き込み完了後次の水平
    期間に読み出しを行い,1水平期間毎に書き込み,読み
    出し動作を繰り返すラインメモリ部と,前記ラインメモ
    リ部からドライブ停止期間にデータを読み出すためのア
    ドレスを発生する読み出しアドレス発生部と,複数の記
    憶素子が前記ラインメモリ部の出力データラインに対し
    各々並列接続されることにより構成され,前記ラインメ
    モリ部からの読み出しデータを変調ドライブ処理するた
    めに記憶する表示メモリ部とにより構成された直列並列
    変換回路。
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