JPH02170784A - 液晶パネルを駆動するためのラインメモリ回路 - Google Patents

液晶パネルを駆動するためのラインメモリ回路

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JPH02170784A
JPH02170784A JP63326472A JP32647288A JPH02170784A JP H02170784 A JPH02170784 A JP H02170784A JP 63326472 A JP63326472 A JP 63326472A JP 32647288 A JP32647288 A JP 32647288A JP H02170784 A JPH02170784 A JP H02170784A
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lines
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line
liquid crystal
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JP63326472A
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Tokutaro Kusada
草田 徳太郎
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/02Improving the quality of display appearance
    • G09G2320/0247Flicker reduction other than flicker reduction circuits used for single beam cathode-ray tubes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はラインメモリ回路、特に薄膜トランジスタ(
T P T)アレイを用いたアクティブマトリクス表示
型の液晶パネルを駆動するためのラインメモリ回路に関
し、さらに特定的には、高速線順次方式で液晶パネルに
含まれる一連の信号電極に信号を印加するための液晶パ
ネル駆動用のラインメモリ回路の構成に関する。
[従来の技術] 液晶を用いた表示素子は低電圧駆動が可能なため、低消
費電力性などが要求される用途に用いられるようになっ
てきている。このような用途の1つに液晶をマトリクス
状に配列し、各液晶にビデオ信号を順次印加して駆動す
ることにより画像を表示する液晶パネルがある。
しかしながら、一般に液晶を動作させるためには交流駆
動をする必要がある。このため、液晶に印加される信号
の極性を予め定められた一定の周期で反転させることが
行なわれている。すなわち、液晶パネルを駆動する場合
、ゲートライン(液晶パネルにおける1行の液晶素子が
接続されている行を選択するための信号線)を順次走査
し、1フイールドで全ゲートラインを走査することが行
なわれるが、この場合ゲートラインの走査に従って1水
平期間ごとにビデオ信号の極性が反転させられる構成が
とられる。ゲートラインの数が多く、1フイールドの期
間内ですべてのゲートラインを走査できない場合、この
所定の1フイ一ルド期間内にすべてのゲートラインを走
査するための方法として従来から、倍速線順次方式とイ
ンターレース方式と呼ばれる2つの方式が行なわれてい
る。
倍速線順次方式は、第15図に示すように、ゲートライ
ンを2本ずつ対にして走査を行ない、フィールドごとに
このゲートラインの対を交替する。
フィールドAにおいては、ゲートラインgl、g2が対
をなして同時に走査され、ゲートラインg3、g4が同
時に対をなして走査される。以下同様にゲートラインg
5.  g6.が対をなして走査され、ゲートラインg
7.g8が対をなして走査される。このとき、ゲートラ
インgl、g2は正極性の信号が各液晶に印加され、ゲ
ートラインg3、g4の液晶には負極性の信号が印加さ
れ、ゲートラインg5.g6の液晶には正極性の信号が
印加される。次のフィールドBにおいては、ゲートライ
ンg2.g3が対をなして走査され、ゲートラインg4
.g5が対をなして走査される。そのフィールドBにお
いては、ゲートラインg2゜g3の液晶画素へは負極性
の信号が印加され、ゲートラインg4.g5の液晶画素
には正極性の信号が印加される。以下、フィールドC,
D、Eにおいてそれぞれ対をなすゲートラインが切換え
られ、走査される。この倍速線順次方式においては、1
本のゲートラインに接続される液晶画素に対する信号極
性は2フイールド(1フレーム)ごとに切換えられる構
成となっている。1水平期間(IH)は、1本のゲート
ラインに接続される液晶画素がすべて駆動されている時
間であり、通常のラスク走査方式の表示装置の1水平走
査期間に対応する。また、1フイールドは周波数60H
zである。この倍速線順次方式の場合、1フイールドの
期間内にすべてのゲートラインを走査することができる
ため、動画に対する応答が優れている。
インターレース方式は、第16図に示すように、各フィ
ールドにおいてゲートラインを1本おきに走査し、2フ
イールドですべてのゲートラインが走査されるようにゲ
ートラインを走査する方式である。すなわち、このイン
ターレース方式においては、第16図に示すようにフィ
ールドAにおいて奇数のゲートラインg1.g3.g5
.g7が走査され、次のフィールドBにおいて偶数のゲ
ートラインg2.g4.g6.g8が走査される。
液晶パネルのカラーフィルタがデルタ配列(液晶パネル
における画素の任意の正三角形の各頂点に互いに異なる
色すなわちR(赤)、G(緑)およびB(青)のカラー
フィルタが配列される構成)を有し、かつ液晶へ信号電
位を印加するための信号電極がジグザグ状に配設されて
いる場合、ゲートラインの奇数ラインと偶数ラインでは
、1.5画素分のずれが生じることになる。このためゲ
ートラインの奇数ラインと偶数ラインを同一タイミング
で駆動することはできないものの、このインターレース
方式においては、各フィールドにおいてゲートラインの
奇数ラインのみまたは偶数ラインのみが走査されるため
、フィールドごとに1゜5画素分駆動タイミングをずら
せば、カラーフィルタのデルタ配列に対する補正を行な
うことができ、水平解像度を改善することができる。
[発明が解決しようとする課題] 上述の倍速線順次方式においては、ゲートラインが2本
ずつ対をなしてすなわち奇数ゲートラインと偶数ゲート
ラインが同時に走査されるため、カラー表示用液晶パネ
ルのカラーフィルタがデルタ配列となっている場合、こ
のデルタ配列に対する補正を行なうことができず、水平
解像度が劣化する。
また、インターレース方式においては、1フイールドに
全ゲートラインの半分のゲートラインしか走査されない
ため、走査されてていないゲートラインは前回のフィー
ルド時に与えられた画像情報を次のフィールドにおける
走査により更新されるまで保持していることになる。す
なわち、各液晶画素は1フレ一ム間画像情報を保持して
いることになるため、動画に対する応答性が劣化する。
さらに、倍速線順次方式およびインターレース方式はと
もに、第15図および第16図に示すように液晶を交流
駆動するために必要とされる信号の極性反転の周期が2
フレームすなわち15Hzであるため、フリッカが生じ
やすいという欠点が生じる。
[課題を解決するための手段] 上述のような倍速線順次方式およびインターレース方式
が有する欠点、すなわちデルタ配列の補正、動画に対す
る応答性、フリッカの発生は高速線順次方式により解決
することができる。この高速線順次方式とは、1水平期
間で2本のゲートラインを走査するが、ゲートラインを
2水量時に走査するのではなく、1水平期間の半分の期
間の間一方のゲートラインを走査し、残りの半分の水平
期間に残りの他方のゲートラインを走査し、これにより
1水平期間で2本のゲートラインを走査する点において
倍速線順次方式と異なっている。すなわち第17図に示
すように、この高速線順次方式においては、ゲートライ
ンg1およびg2がそれぞれ対をなして選択され、この
1水平期間の前半の期間の間ゲートラインg1が走査さ
れ、残りの水平期間でゲートラインg2が走査される。
この高速線順次方式においては、ゲートラインが1本ず
つ走査されるため、デルタ配列の補正を行なうことがで
き、しかも1水平期間で2本のゲートラインが走査され
るため、1フイ一ルド期間内ですべてのゲートラインを
走査することができ、動画に対する応答も早くなる。さ
らに、ゲートラインは1本ずつ独立に走査されるため、
1/2水平期間つまり1本のゲートラインの走査が完了
した時点でビデオ信号の極性を反転することが可能とな
り、液晶の交流駆動のために必要とされる信号の極性反
転の周期は1フレームすなわち30Hzと高速化するこ
とができ、液晶パネルのフリッカを改善することができ
る。すなわち、第17図に示すように、フレームA、 
B、 C,D、 Hの各々に対してゲートラインの信号
極性を反転することが可能となり、信号の極性反転周期
は1フレームとなる。
しかしながら、この高速線順次方式は、1/2水平期間
にゲートライン1本に接続される画素に対応するビデオ
信号をソースドライバ(液晶パネルの液晶の信号電極へ
信号電位を伝達するための装置)に供給して液晶パネル
を駆動する必要が生じる。すなわち、ソースドライバへ
は与えられたビデオ信号をそのままでは供給することが
できず、1水平期間のビデオ信号を1/2水平期間のビ
デオ信号に時間圧縮するなどの処理が必要となる。
また、カラーフィルタのデルタ配列を補正するる必要が
あるが、このD/A変換される前にデジタル極性切換え
が行なわれる。このデジタル極性切換回路においては、
極性切換信号に応じてデータのビット値の反転・非反転
が行なわれ、このデジタル極性切換回路を通過したビデ
オデータをD/A変換することによりビデオ信号の極性
が切換えられる。従来、ビデオ信号の極性切換えの構成
としてはアナログビデオ信号を反転増幅器と非反転増幅
器へ印加し、それぞれの増幅器出力を極性切換信号によ
りアナログスイッチを用いて切換えて出力する構成がと
られていた。したがってこのアナログ形態で極性切換え
を行なう構成の場合、反転増幅器、非反転増幅器および
アナログスイッチと3点の装置が必要とされ、回路規模
が大きくなる。
デジタル極性切換回路においては、ビデオデータのビッ
ト値の反転、非反転は排他的論理和(Ex−OR)ゲー
トなどを用いて切換信号により選択的に行なうことがで
き、D/A変換後に増幅器を1つ設けるだけでよいため
、非反転増幅器およ対をなす第2のゲートライン用とに
同時に並行して2種類のビデオ信号を導出する手段と、
この2種類の導出されたビデオ信号を、第1のゲートラ
イン、第2のゲートライン、これらの第1および第2の
ゲートラインの各々に対してソースラインに関し奇数ソ
ース線、偶数ソース線、および前半のソース線、および
後半のソース線の8個のグループに分割して記憶する手
段と、この記憶手段から第1のゲートラインに対して前
半のソース線に伝達されるべき画素データ、後半のソー
スラインに伝達されるべき画素データを交互に読出し、
この第1のゲートラインに関する読出しが終了した後、
第2のゲートラインについて第1のゲートラインと同様
の順序で画素データを読出す手段と、この読出手段から
与えられた画素データをソース線の前半および後半の少
なくとも2つのグループに対応して設けられたソースド
ライバへそれぞれ交互に伝達する手段と、このソースド
ライバ出力を液晶パネルのソース線へ伝達するための互
いに交差しないように配列される信号線とを備える。
[作用] 1水平期間のビデオ信号からゲートラインの第1のライ
ン用と第2のライン用とに並列に同時に2種類の信号を
導出し、この導出された2種類のビデオ信号データを記
憶手段に書込み、この1/2水平期間にこの記憶手段か
らゲートライン1本に対応するビデオ信号データを読出
して画素駆動手段であるソースドライバへ印加すれば、
高速線順次方式による液晶パネルの駆動が可能となる。
また、記憶手段からの画素データ読出しの際、ゲートラ
イン1本に対応するビデオ信号データをソースラインの
前半と後半とに分けてそれぞれ交互に読出すことにより
、ソースラインの前半、後半をそれぞれ駆動するソース
ドライバに交互にビデオ信号を供給することができ、こ
れによりソースドライバの動作速度を規定するクロック
周波数を1/2に抑制することが可能となり、高速線順
次方式においても従来方式と同一のクロック周波数でソ
ースドライバを動作させることができ、ソースドライバ
のリニア特性の向上および消費電力の低減が得られる。
[発明の実施例] まずこの発明の具体的構成について説明する前に、この
発明による液晶パネル駆動用のラインメモリ回路の動作
について原理的に説明する。液晶パネルのカラーフィル
タがデルタ配列であり、この液晶画素の信号電極が液晶
パネルにおいてジグザグ状に配設されている場合、ゲー
トラインの奇数ラインと偶数ラインとでは、この画素の
配列が1.5画素分ずれている。したがって、1水平期
間のビデオ信号をアナログ−デジタル(A/D)変換し
て2本のゲートライン用のビデオ信号を導出する場合、
A/Dの動作タイミングを与えるクロックのタイミング
をゲートラインの奇数ラインと偶数ラインとで1.5画
素分ずらす必要がある。
実際上は、液晶パネルの1画素あたり、ビデオ信号は1
クロツクでA/D変換されるため、A/D変換器へ与え
られるクロックはゲートラインの奇数ラインと偶数ライ
ンとで1.5クロツク分ずらす。
ビデオ信号の赤(R)、緑(G)および青(B)の各色
信号はゲートラインの奇数ライン用と偶数ライン用との
2本ずつに分割され、上述の1.5クロツクのタイミン
グずれて1水平期間同時に並行してA/D変換される。
ビデオ信号のRGB各色に対応して設けられたA/D変
換器の直後に3ステートバツフアを設け、この3ステー
トバツフアの動作タイミングを制御することにより、A
/D変換器から出力されるRGB各色のデータ出力タイ
ミングを制御して液晶パネルのカラーフィルタの配列の
順序と同一の配列順序でRGB各色のビデオデータを出
力する。
この上述の動作によりゲートラインの奇数ラインに対し
て1水平期間のビデオ信号データ、偶数ゲートライン用
に1水平期間の画素データを形成する。このようにして
形成された1水平期間に対応するデータ列はゲートライ
ンの奇数ラインと偶数ラインとに分割されているため、
このまま奇数ライン用のメモリと偶数ライン用のメモリ
との2つのメモリのそれぞれビデオデータを書込む構成
の場合、データをメモリから読出す際には1/2水平期
間は片側のメモリだけからのデータ読出動作となり、メ
モリアクセスの効率が悪く、またデータ書込時に要した
時間(1水平期間に対応する時間)の半分の時間でビデ
オデータをメモリから読出す必要がある。そこで、デー
タ読出時もデータ書込時と同様にメモリアクセスするこ
とができるように、メモリへビデオデータを書込む前に
データ列の変換を行なう。具体的には、ゲートラインの
奇数ラインと偶数ラインとに分割されたデータ列をソー
スラインの奇数ラインに対応するビデオデータとソース
ラインの偶数ラインに対応するビデオデータとに再分配
する。ソースドライバに供給されるビデオ信号は、ソー
スラインの奇数ラインとソースラインの偶数ラインの画
素用ビデオデータが交互に現われる画素データとなるた
め、前述のデータ列変換を行なった場合、メモリからの
データ読出しは奇数ソースライン用ビデオデータと偶数
ソースライン用とデオデータとに対し交互に行なわれる
ため、奇数ソースライン用ビデオデータを記憶するメモ
リと偶数ソースライン用ビデオデータを記憶するメモリ
と2つ設けておき、前述のデータ列の変換を行なった場
合、この2つのメモリからのデータ読出しは交互に行な
われることになり、メモリアクセスの効率が改善され、
またデータ書込に要した時間と同じ時間でデータを読出
すことが可能となる。
ビデオ信号は連続的に処理しなければ液晶パネルを駆動
して画像を表示することはできないため、前述のソース
ラインの奇数用ビデオデータを記憶するためのメモリと
偶数のソースライン用ビデオデータを記憶するためのメ
モリと2つ設けられたメモリをもう1対設け、一方の対
のメモリに書込動作が行なわれている場合には他方の対
のメモリは読出動作を行なうように構成し、1水平期間
ごとに書込動作と読出動作をこの2対のメモリで交互に
切換える。この切換構成により、片側の1対のメモリに
ビデオデータが書込まれている間もう1対のメモリから
は書込動作と並行してデータ読出しが行なわれることに
なり、ビデオ信号を連続的に処理できることになる。
データ列のメモリへの書込時のアドレスは、同一メモリ
内でソースラインの前半・後半およびゲートラインの奇
数ライン・偶数ラインの分離および切換えが容易に行な
えるように、1水平期間の画素数(1本のゲートライン
に接続される液晶画素の数)をNとしたとき、ソースラ
インの前半・後半を切換えるための切換ビットXを、X
≧(J−。
g 2  (N / 4 )とし、一方ゲートラインの
奇数ライン・偶数ラインを切換えるためのビットYをY
−X+1とする。データ列変換後のとデオデータは、ゲ
ートラインの奇数ライン用のビデオデータおよびゲート
ラインの偶数ライン用のビデオデータが交互に書込まれ
ることになる。すなわちデータ列変換においてたとえば
奇数のソースラインに対してはゲートラインの奇数ライ
ン、ゲートラインの偶数ラインが交互に書込まれ、同様
に偶数ソースラインに対してもゲートラインの奇数ライ
ン、偶数ライン用のとデオデータがそれぞれ交互に書込
まれる。したがって、1/2水平期間はゲートラインの
奇数ライン・偶数ラインを切換えるためのビットYのリ
セット、セットを交互に繰返しながら書込アドレスを1
つずつ増分させる。これにより、1/2水平期間におい
てメモリにゲートラインの奇数ライン用ビデオデータが
書込まれる領域は切換ビットYのリセット値に対応し、
偶数のゲートライン用のビデオデータは切換ビットYが
セットされたアドレスすなわちメモリの後半の領域に記
憶される。ソースラインの前半・後半の切換えを行なう
ための切換ビットXは前半の1/2水平期間と後半の1
/2水平期間でそれぞれリセット、セットする。これに
より、前半の1/2水平期間においてはメモリの書込位
置を前半の1/2水平期間と後半の1/2水平期間とで
異ならすことが可能となる。この結果、1対のメモリに
おいて、2本のゲートラインに対応する領域、奇数のソ
ースラインに対応する領域、偶数のソースラインに対応
する領域、の8つの領域に分割されたことになり、各こ
の8分割された領域の各々に対応するビデオデータが書
込まれることになる。
ビデオデータをメモリから読出す場合、読出されたデー
タ配列はソースドライバへ供給するビデオ信号の順序と
する必要があるため、1/2水平期間においてソースラ
インの前半・後半切換ビットXのリセット、セットを交
互に繰返しなから読出アドレスを1つずつ増分させる。
ゲートラインの奇数ライン・偶数ラインの切換ビットY
は、前半の1/2水平期間と後半の172水平期間とで
その時のフィールドに応じてリセットまたはセットされ
る。すなわち成るフィールドにおいては、前半の2分の
1水平期間において切換ビットYがリセットされ、後半
の1/2水平期間で切換ビットYがセットされる。また
別のフィールドにおいては、前半の1/2水平期間で切
換ビットYがセットされ、後半の1/2水平期間で切換
ビットYがリセットされる。
上述の続出アドレスに従ってメモリより読出されたビデ
オデータはデジタル信号であり、一方、ソースドライバ
へはアナログ信号の形態で印加するため、デジタル−ア
ナログ(D/A)変換されためには、ゲートラインの奇
数ラインと偶数ラインとに対してはビデオ信号が1.5
画素分タイミングがずれている必要があるため、たとえ
1本のゲートラインのビデオ信号から2本のゲートライ
ンのビデオ信号を生成したとしても、この2種類のビデ
オ信号をそのままソースドライバへ供給することはでき
ず、何らかの信号処理が必要となる。
さらに、1/2水平期間に1本のゲートラインを走査し
、このゲートラインに対する信号電位を各液晶画素へ伝
達する必要があるため、この信号電位を各液晶画素へ伝
達するソースドライバを従来の線順次方式およびインタ
ーライン方式の2倍のクロック周波数で動作させる必要
があり、リニア特製の劣化、消費電力の増加などが生じ
ることになる。
そこで、この発明による液晶パネル駆動用ラインメモリ
回路においては、以下の構成がとられる。
すなわちこの発明による液晶パネル駆動用のラインメモ
リ回路は、1水平期間のビデオ信号から第1のゲートラ
イン用とこの第1のゲートラインとび非反転増幅器の2
種類の増幅器を2つを設ける必要がなく、ビデオ信号を
A/D変換してデジタル処理する構成の場合、このよう
な極性切換回路を少ない部品点数で実現することができ
る。
デジタル極性切換回路を通過したビデオデータは、RG
B各色のビデオ信号にD/A変換する必要がある。この
ため、読出されたデータ列内の色順序に合わせて、D/
A変換器の前段に設けられたラッチ回路を動作させるこ
とにより各色のデータを対応のD/A変換器へ与えてそ
れぞれのD/A変換器でアナログビデオ信号に変換する
。このようにして得られたアナログビデオ信号は高速線
順次方式用のビデオ信号であり、1/2水平期間時間で
ゲートライン1本に対応するビデオ信号をソースドライ
バに供給することができる。
なお、上述の構成において、RGBB色のビデオ信号は
、それぞれ各色対応に設けられたA/D変換器を用いて
ビデオデジタルデータに変換し、各A/D変換器後段に
設けられた3ステートバツフアの動作タイミングを調整
してRGBB色のビデオ信号を1本のデータ列に変換し
た後所望のデジタル処理を施し、この後再び1本のデー
タ列をラッチ回路を用いてこの動作タイミングを調整し
てRGB各色対応に設けられたD/A変換器に対し各色
のデジタルビデオデータを振分けてアナログビデオ信号
に変換する構成がとられる。上述の構成により、3ステ
ートバツフアとラッチ回路との間のデジタル処理回路部
分は各色データを分割することなく一括処理を行なうこ
とができ、部品点数を削減することができる。次にこの
発明の一実施例について図面を参照して詳細に説明する
今、この発明の一実施例として、第2図に示すように、
液晶パネル47の水平方向の画素数がRlG、 B併せ
て640個、垂直方向の画素数が480個であり、この
液晶パネルのカラーフィルタの配列は第3図に示すよう
なデルタ配列である場合を考える。さらに、液晶パネル
47を駆動するためのソースドライバとして、液晶パネ
ルのソースラインの奇数ライン、偶数ラインおよびソー
スラインの前半部分、後半部分からなる4つのグループ
のそれぞれを駆動するために4個のソースドライバ43
.44.45および46が設けられる場合の構成を考え
る。すなわち、第2図を参照してソースドライバ43が
ソースラインの前半部分の奇数のソースラインへ信号を
印加し、ソースドライバ44がソースラインの後半部分
の奇数ラインへビデオ信号を供給する。ソースドライバ
45は前半部分の偶数のソースラインへビデオ信号供給
し、ソースドライバ46は後半部分の偶数のソースライ
ンをビデオ信号を供給する。ここで、ソースラインは前
述のごとく640本設けられており、各ソースラインに
は工ないし640の番号が順次付されているものとする
。さらに、第2図の構成において、液晶パネル47のB
、 G、 Rはそれぞれ画素の色を示し、各B、G、H
の下に付されている番号がソースラインの番号を示して
いるものとする。
上述のように液晶パネル47のソースラインの数は水平
画素数と同様640本であり、ゲートライン数は垂直画
素数と同一の480本であり、ソースラインはカラーフ
ィルタがデルタ配列されているため、第3図に示すよう
に液晶パネル47内をジグザク状に配設されており、1
本のソースラインがそれぞれゲートラインにおける同一
の色の液晶を駆動する構成がとられる。
また、第2図に明確に示すように、ソースドライバ43
〜46の信号出力端子と液晶パネル47内のソースライ
ンとの接続は互いに交差しないように配設される。
第3図に具体的に示されているように液晶パネル47の
画素48の配列は奇数ゲートラインと偶数ゲートライン
とで1.5画素分ずれている。
液晶パネル47のそれぞれのソースラインを駆動するた
めのソースドライバ43〜46の各々は第4図に示され
るような構成を有する。第4図を参照してソースドライ
バは、スタートパルスφ3に応答して起動され、クロッ
クφ4に応答してその出力端子からの選択活性化信号が
1つずつシフトされるシフトレジスタ49と、シフトレ
ジスタ49からの選択活性信号に応答してビデオ信号V
1〜v3の各々を伝達するアナログスイッチ5〇−1〜
50−mと、アナログスイッチ50 (50−1〜50
−m)を介して与えられたビデオ信号をサンプルし保持
し、すべてのソースラインの信号を保持した時点でこれ
らの保持したビデオ信号を対応のソースラインへ供給す
るアナログサンプル/ホールド回路51とを備える。ア
ナログスイッチ50はシフトレジスタ49からの選択活
性信号に応答して順次オン状態となり、対応のビデオ信
号をアナログサンプル/ホールド回路51へ伝達する。
ビデオ信号v1〜v3の各々は色R,G。
B各色のビデオ信号に対応しており、それぞれの色のビ
デオ信号は並列して伝達される。したがって、この構成
においては、たとえばRビデオ信号がアナログサンプル
/ホールド回路51へ伝達される場合には、残りの色の
ビデオ信号は伝達されず、常に1つの色のすなわち1つ
の画素のビデオ信号のみがアナログスイッチ50を介し
てアナログサンプル/ホールド回路51へ伝達される。
さらにシフトレジスタ49は液晶パネルの1行すなわち
1本のゲートラインの画素数640の174を駆動する
ために、160段(m−160)段のシフトレジスタ構
成となる。アナログサンプル/ホールド回路51はアナ
ログスイッチ50を介して伝達された信号をソースライ
ンへ供給している動作と並行してサンプリングおよびホ
ールド動作を行なう。
ソースドライバ43〜46の各々へビデオ信号を供給す
るラインメモリ回路42(第2図参照)の具体的構成を
第1図に示す。第1図を参照してラインメモリ回路42
は、1水平期間のビデオ信号vII r v& r ”
Gから奇数ゲートラインおよび偶数ゲートライン用の2
行(2本のゲートライン)分のビデオ信号を導出するブ
ロック100と、ブロック100からの2本のゲートラ
イン分のビデオ信号をそれぞれ偶数のソースラインのビ
デオ信号と奇数のソースラインのビデオ信号とに選択的
に整列させたデータ列を導出するデータ列変換回路13
と、データ列変換回路13からの奇数ソースライン用ビ
デオ信号データおよび偶数ソースライン用ビデオ信号デ
ータをさらに前半のソースライン用のビデオ信号データ
、後半のソースライン用ビデオ信号データに分割し、合
計8つのグループ(奇数ゲートライン、偶数ゲートライ
ン、奇数ソースライン、偶数ソースライン、前半のソー
スライン、および後半のソースラインからなる8つのグ
ループ)に分割して記憶し、かつ1本のゲートラインに
関して前半のソースラインおよび後半のソースライン用
のビデオ信号データをそれぞれ交互に読出すメモリブロ
ック200と、メモリブロック200からのビデオ信号
データを偶数ゲートラインと奇数ゲートラインとで信号
の極性を切換えるための極性切換回路27.28と、極
性切換回路27.28からのビデオ信号データを受け、
1列のビデオ信号データ列からR,G、B各色それぞれ
の3列のビデオ信号データを導出するブロック300と
を備える。
2本のゲートライン用のビデオ信号データを導出するブ
ロック100は、アナログビデオ信号VG + v* 
* ”aのそれぞれを所定のタイミングでサンプリング
し、デジタル信号に変換するA/D変換器1〜6と、A
/D変換器1〜6の各々を所定のタイミングで取込んで
出力する3ステートバツフア7〜12とを備える。A/
D変換器1〜3は1本のゲートライン(たとえば奇数ゲ
ートライン)に対応するビデオ信号データを導出するた
めものであり、A/D変換器4〜6は他方のゲートライ
ン(たとえば偶数ゲートライン)のビデオ信号データを
導出するためものである。バッファ7〜9およびバッフ
ァ10〜12はそれぞれのグループにおいて、信号を取
込んで出力するタイミングが異なっており、3列のビデ
オ信号データ(R。
G、 B信号データに対応)を1列のデータ列に変換す
る。
メモリブロック200は、奇数ソースラインに供給され
るべきビデオ信号データを記憶するためのメモリと偶数
ソースラインに供給されるべきビデオ信号を記憶するメ
モリとからなる1対およびメモリへの書込動作と読出動
作とを並行して行なうために同様のメモリが1対、合計
4個のラインメモリ18,19.20および21を含む
。メモリ18.19は対をなして動作し、メモリ20゜
21が対をなして動作する。すなわち、メモリ18.1
9へのデータ書込みが行なわれている間メモリ20.2
1からデータの読出しが行なわれる。
メモリ18.20へはたとえば奇数ソースラインへ供給
されるべきビデオ信号データが書込まれ、メモリ19.
21へはたとえば偶数ソースラインへ供給されるべきビ
デオ信号データが記憶される。
データ列変換回路13とメモリ18.20との間には、
データ列変換回路13の出力データ列を受ける3ステー
トバッファ14.15と、バッファ14.15出力のい
ずれか一方を選択的にメモリ18.20の一方へ伝達す
るとともに、メモリへの書込みが行なわれていないメモ
リの出力バスを極性切換回路27へ接続するデータバス
マルチプレクサ25が設けられる。メモリ19.21と
データ列変換回路13との間には、データ列変換回路1
3の出力を伝達する3ステートバツフア16゜17と、
メモリ19.21へのバッファ16,17からの書込経
路およびメモリ19.21からの読出経路を選択的に極
性切換回路28へ接続するデータバスマルチプレクサ2
6が設けられる。3ステートバツフア14の出力はメモ
リ18へ伝達され、3ステートバツフア15の出力はメ
モリ20へ伝達される。3ステートバツフア16の出力
はメモリ19へ伝達され、3ステートバツフア17の出
力はメモリ21へ伝達される。ブタ−バスマルチブレフ
サ25は、メモリ18ヘバツフア14からのデータが書
込まれている間、メモリ20の出力を極性切換回路27
へ伝達する。同様に、データバスマルチプレクサ26は
、たとえばバッファ16の出力がメモリ19へ書込まれ
ている間、メモリ21の出力を極性切換回路28へ伝達
する。
この構成により書込データと読出データとの競合がデー
タバス上で生じることが防止される。メモリ18〜21
の各々は書込アドレスを与える書込アドレス発生回路2
3と、メモリ18〜21の読出アドレスを与えるための
続出アドレス発生回路24と、書込アドレス発生回路2
3および読出アドレス発生回路24からのアドレス信号
をそれぞれメモリ18.19およびメモリ20.21の
一方へ各メモリの読出動作および書込動作に応じて選択
的に伝達するアドレスバス切換回路22が設けられる。
アドレスバス切換回路22は、メモリ18.19が書込
動作を行なっている場合アドレス発生回路23の出力を
伝達し、同時に読出アドレス発生回路24からのアドレ
スをメモリ20゜21へ伝達する。すなわち、アドレス
バス切換回路22は読出動作を行なっているメモリへ読
出アドレス発生回路24からの読出アドレスを伝達し、
書込動作を行なっているメモリへ書込アドレス発生回路
23からの書込アドレスを伝達する。
ブロック300は、極性切換回路27.28を介して出
力された1列のデータ列から3列のビデオ信号(R,G
、  Bビデオ信号)に変換するために、D型フリップ
フロップからなるラッチ回路29〜34と、ラッチ回路
29〜34の出力の各々をそれぞれ所定のタイミングで
アナログ信号に変換するD/A変換器35〜40を含む
。ラッチ回路29〜31およびラッチ32〜34は各々
各グループにおいてそのラッチタイミンクが異なってお
り、極性切換回路27.28からそれぞれ出力される1
列のデータ列から所定のタイミングでラッチ動作を行な
うことにより、それぞれ対応の色のビデオ信号データの
みをラッチする。すなわち、ラッチ回路29.32はB
ビデオ信号データをラッチし、ラッチ回路30.33は
Rビデオ信号データをラッチし、ラッチ回路31.34
はGビデオ信号データをラッチする。
各ブロックの動作タイミングを制御するために、ライン
メモリ用スタート信号φs1に応答して駆動され、ライ
ンメモリ用クロック信号φC1に応答して動作タイミン
クが規定され、予め定められたタイミングで各種制御信
号を導出する制御回路41が設けられる。次に各回路ブ
ロックの動作について説明する。但し以下の説明におい
ては、説明を簡単にするために、一方の回路の動作すな
わち偶数用のゲートラインまたは奇数のゲートラインお
よび1組のメモリの動作について説明する。
まず、第5図および第6図を参照して1水平期間のビデ
オ信号から偶数ゲートライン用および奇数ゲートライン
用のデジタルビデオ信号データを導出する動作について
説明する。第5図を参照すると1本のゲートラインに対
応するビデオ信号データを導出するための構成が示され
る。第5図を参照して、ラインメモリクロックφ2に応
答してA/D変換動作を行なうA/D変換器52−54
と、それぞれ互いに異なるタイミングでデータの取込お
よび出力を行なう3ステートバツフア55〜57が示さ
れる。3ステートバツフア55は制御信号GBに応答し
てデータの取込みおよび出力動作を行ない、バッファ5
6は制御信号GRに応答してデータの取込みおよび出力
動作を行ない、バッファ57は制御信号GGに応答して
データの取込みおよび出力動作を行なう。アナログビデ
オ信号v6.v、、vGの各々は、A/D変換器52〜
54の各々においてラインメモリクロックφ2に応答し
てこのクロック信号φ2の立上がりでサンプリングされ
、次のクロックの立下がりに応答してデジタルビデオ信
号データとして出力される。3ステートバツフア55〜
57の各々はそれぞれ制御信号GB、GR,GGが“L
°レベルになったときに与えられた信号を出力する。こ
の制御信号GB、GR,CGは第6図Ce)、(f)。
(g)に示されるように互いに重なり合わない3相のク
ロックを構成しており、したがってバッファ55〜57
から出力されるデータ列は、液晶パネルのカラーフィル
タの色配列と同じ順序を有する。
R,G、B各色対応に設けられたA/D変換器は同一の
クロックで駆動されているが、ゲートラインの奇数ライ
ン用と偶数ライン用とではこのクロック位相は以下の理
由により180″異なっている。上述の構成では、液晶
パネルの水平方向の1画素分のビデオ信号データをA/
D変換器の1クロツクでサンプリングして出力しており
、デルタ配列のカラーフィルタの場合、ゲートラインの
奇数ラインと偶数ラインとではその色画素の配列が1.
5画素分ずれているため、この1.5画素分のずれは、
クロック信号において1.5クロツク周期のずれとなる
。1.5クロツク周期の相違は、1クロツク周期のずれ
にクロック位相180°を加算したものに等しく、1ク
ロツク周期のずれは、クロック位相が360°つまりO
oと同一であるため、結局ゲートラインの奇数ライン用
と偶数ライン用とでは、A/D変換器のクロック位相は
180°ずらせばよいことになる。したがってバッファ
55〜57すなわち第1図のバッファ7〜9とバッファ
10〜12のそれぞれの活性化タイミングはラインメモ
リクロックφ2の半クロツク分互いにずれていることに
なる。このバッファ55〜57からラインメモリクロッ
クφ2の1クロツクに1色のビデオ信号データが出力さ
れるため、第6図(k)に示すように、1列の合成デー
タ列がデータ列変換回路13へ与えられることになる。
このように1本のデジタルデータ列とすることにより、
高速のデジタル処理を3色−括して行なうことが可能と
なり、回路点数を低減することが可能となる。このバッ
ファ7〜9およびバッファ10〜12で形成された奇数
ゲートライン用および偶数ゲートライン用のデジタルビ
デオ信号データ列はデータ列変換回路13へ与えられ、
そこでソースラインの奇数ラインに印加されるデジタル
信号データ列およびソースラインの偶数ラインに印加さ
れるデジタル信号データ列に変換される。次にこのデー
タ列変換回路13の具体的構成および動作について第7
図および第8図を参照して説明する。
第7図を参照してデジタルデータ列変換回路13は、奇
数ゲートライン10用に導出されたビデオ信号データ列
を受けるたとえばD型フリップフロップからなるラッチ
回路58と、偶数ゲートライン用に導出されたビデオ信
号データ列を受けるたとえばD型フリップフロップから
なるラック回路59と、ラッチ回路58.59からの信
号を受け、選択信号SELに応答して伝達経路を切換え
るデジタルバス切換回路60と、デジタルバス切換回路
60からの信号をラッチするたとえばD型フリップフロ
ップからなるラッチ回路61を備える。ラッチ回路61
から奇数ソースラインに印加されるべきデータ列が出力
され、デジタルバス切換回路60からさらに、そのまま
他方のデータバスを介して偶数ソースラインに印加され
るべきデジタルデータ信号列が出力される。ラッチ回路
58.59および61はラインメモリクロックφ2に応
答してラッチ動作を行なう。デジタルバス切換回路60
へ印加される選択信号SELはラインメモリクロックφ
2の2倍の周期を有している。
次に動作について説明する。
第8図に示すように、ゲートラインの奇数ライン用のデ
ジタル信号データとゲートラインの偶数ライン用のデジ
タル信号データ列とは互いに1゜5クロツクその出力タ
イミングがずれている(第8図(b)および(C)参照
)。この互いに1゜5クロツク位相のずれている奇数ゲ
ートライン用デジタル信号データ列および偶数ゲートラ
イン用デジタル信号データ列はそれぞれラッチ58.5
9へ印加され、同一のラインメモリクロックφ2でラッ
チされる。ラッチ回路58.59はD型フリップフロッ
プにより構成されているため、各ラッチ回路58.59
から出力されるデータ列は1クロツクずれとなる(第8
図(d)、(e)参照)。この1クロツク位相のずれた
データ列をデジタルバス切換回路60において選択信号
SELに応答して入替える。すなわち、デジタルバス切
換回路60における入出力の接続経路を切換えることに
より、デジタルバス切換回路60からは第8図(g)、
  (h)に示すように奇数ソースラインへ印加される
べきデジタル信号データ列および偶数ソースラインへ印
加されるべきデジタル信号データ列が出力される。この
とき、偶数ゲートラインと奇数ゲートライン用のデジタ
ル信号データが各データ列において交互に現われている
。このデジタルバス切換回路60からの出力信号は、第
8図に示すように1クロツク分位相がずれているため、
このデジタルデータをこのままメモリに書込む際にはそ
れぞれの書込動作を1クロツクずらして行なう必要があ
り、またメモリの書込アドレスも同様に1クロツクずら
して発生させる必要がある。
したがってこの構成をとる場合には、回路規模が大きく
なるという欠点が発生する。したがって、これらのクロ
ックずれの補正を行なうことなくメモリへ書込むために
、デジタルバス切換回路60からの出力信号データ列の
うち1クロツク分位相の進んでいるデジタルデータ列(
第7図および第8図においては、奇数ソースラインへ印
加されるべきデジタル信号データ列)をD型フリップフ
ロップからなるラッチ回路61により再度ラッチし、こ
れにより1クロツク分伝搬を遅延させることにより、偶
数ソースラインへ印加されるビデオ信号データ列および
奇数ソースラインへ印加されるべきビデオ信号データ列
のタイミングを一致させることができる。この結果、デ
ジタルデータをメモリに書込む際、それぞれの書込動作
(奇数ソースライン用および偶数ソースライン用)を同
時に行なうことができるとともに、メモリに対する書込
アドレスを1つの書込アドレス発生回路より発生してそ
れぞれのメモリへ分配することができるため、部品点数
を低減することができる。次にメモリブロック200の
データの書込みおよび読出動作について説明する。
ビデオ信号は連続的に処理する必要があるため、奇数ソ
ースライン用メモリと偶数ソースライン用メモリをそれ
ぞれ2個ずつ設け、それぞれのメモリの読出動作と書込
動作を1水平期間ごとに切換える。このメモリ(18〜
21)のそれぞれの容量は、書込アドレス、読出アドレ
ス、ソースラインの前半・後半切換ビットX1ゲートラ
インの奇数ライン・偶数ライン切換ビットYより求める
ことができる。今、1水平期間の画素数Nが前述のよう
に640とすると、ソースラインの前半・後半切換ビッ
トXは、 X≧見Ogz  (N/4)−止Ogz  (160)
、よりX−8が求められる。一方、ゲートラインの奇数
ライン・偶数ライン切換ビットYは、Y繻X+1−8+
1−9、 となる。したがって、メモリ1個あたりの記憶容(Y+
1) 量は2   より、1024ワードとなる。このワード
長はA/D変換器およびD/A変換器の分解能に従って
定められる。
メモリ18〜21への書込動作と読出動作は1水平期間
ごとに切換えられる。このメモリ18〜21へのデータ
書込みおよび読出動作を選択的に切換え、読出データと
書込データとの衝突が生じないように、各メモリの前段
に設けられた3ステートバツフア14〜17と、メモリ
18〜21の各々の読出経路に設けられたデータバスマ
ルチプレクサ25.26とでデータの書込みおよび読出
しが選択的に制御される。すなわちこのメモリ18.1
9への書込動作の場合、このメモリ18゜19直前に設
けられた3ステートバツフア14゜16をイネーブル状
態とし、データ列変換回路13からのビデオ信号データ
列をメモリ18.19へ書込む。逆に、メモリ18.1
9の読出動作を行なう場合、この前段に設けられた3ス
テートバッファ14.16をディスエーブル状態とし、
メモリ18.19から読出されたデータがデータ列変換
回路13からのデータと衝突しないようされる。
また、各メモリの後段(読出経路における後段)に設け
られたデータバスマルチプレクサ25,26は常に、メ
モリ18〜21のうち読出動作が行なわれているメモリ
が接続されているデータバスを選択し、この選択したデ
ータバスを後段の極性切換回路27.28へ接続する。
したがってデータバスマルチプレクサ25.26へ与え
られる切換制御信号はメモリ18〜21へ与えられる書
込読出制御信号RWと同期した制御信号となり、1水平
期間ごとにそのデータバスの接続経路が切換えられる。
書込アドレス発生回路23からのメモリへの書込位置を
指定する書込アドレスは、第9A図に示すように、デー
タ列変換回路13から出力されるデータの出力タイミン
グに合わせてゲートラインの奇数ライン・偶数ライン切
換ビットYをリセット、セットを繰返しながら1つずつ
増分される。同様にソースライン前半・後半切換ビット
Xが前半の1/2水平期間でリセット状態とされ、後半
の1/2水平期間でセット状態とされる。
この切換ビットXを切換えた時点で“下位アドレス” 
(切換ビットX、Yを除くアドレス)がリセットされる
具体的には、前半の1/2水平期間の書込アドレスは0
. 2  +0. 1.2Y+1.・・・N/4−1.
2Y+N/4−1となり、後半の1/2水平X    
  X   Y 期間は2  +0. 2  +2  +0. 2X+1
. 2X + 2 Y + 1.・・・2  +N/4
−1.2X+2”+N/4−1となる。前述のごとく1
水平期間の画素数Nが640の場合、第9A図に示すご
とく前半の1/2水平期間に発生される書込アドレスは
0.512.1.513.・・・159.671となり
、後半の1/2水平期間は256,768゜257.7
69.・・・、415,927となる。第9A図に示す
ように、奇数ソースライン用のビデオデータ列および偶
数ソースライン用のビデオデータ列はともに奇数ゲート
ライン用ビデオ信号データ、偶数ゲートライン用ビデオ
信号データが交互に現われており、かつ書込アドレスが
それぞれ切換ビットX、Yにより切換えられている。こ
のため、第9B図に示すように、前半の1/2水平期間
においてはメモリの領域A1と領域B1へ交互にビデオ
信号データが書込まれることになり、後半の1/2水平
期間においてはメモリの領域A2と領域B2とへ交互に
ビデオ信号データが書込まれることになる。ここで第9
B図において領域Aは偶数のゲートライン用のビデオデ
ジタル信号領域を格納する領域であり、領域Bは奇数の
ゲートライン用のビデオデジタル信号データを格納する
領域である。したがって奇数のソースライン用のメモリ
および複数のソースライン用のメモリの各々において領
域が4分割されており、合計8つの領域に分割されてビ
デオ信号データが記憶される構成となる。
メモリ18ないし21からデジタルデータを読出すため
のアドレスは、読出アドレス発生回路24から発生され
てアドレスバス切換回路22を介して読出動作中のメモ
リへ伝達される。この読出アドレス発生回路24が発生
する読出アドレスは、第10A図に示すごとくソースラ
インの前半や後半切換ビットXをリセット、セットしな
がら1つずつ増分される。また、前半の1/2水平期間
がゲートラインの奇数ラインであれば、ゲートラインの
奇数・偶数ライン切換ビットYはリセットされ、後半の
1/2水平期間がゲートラインの偶数ラインであればゲ
ートラインの奇数ライン・偶数ライン切換ビットYはセ
ットされる。すなわちデータ続出時においては、ゲート
ラインが奇数ラインであれば切換ビットYはリセットさ
れ、ゲートラインが偶数ラインであれば切換ビットYが
セットされる。
ここで、液晶パネルのカラーフィルタの配列されている
色の順序がBGRとすると、上述の読出アドレスによっ
て読出されたビデオ信号データの色順序は、ソースライ
ンの奇数ライン側はB、R。
R,G、G、B・・・となり、偶数のソースライン側に
おいて読出されたデータの色順序はG、B、B。
R,R,Gとなる。したがってこの読出されたビデオデ
ジタル信号データ列をこのままD/A変換してアナログ
ビデオ信号にした場合、同一の色信号が隣接することに
なるため、信号を切換えて液晶パネルを駆動するための
ソースドライバへ選択的に伝達するための余裕が存在し
なくなる。そこで、データ読出時においては、ソースラ
インの前半・後半切換ビットXをデータ書込時と逆にセ
ット−リセットを繰返しながら1つずつ増分する。
すなわち、ソースラインの後半のデータからソースドラ
イバに取込ませるようにすれば、ソースラインの奇数ラ
イン側はビデオデジタルデータの配列はR,B、G、R
,B、Gとなり、一方ソースラインの偶数ライン側はB
、G、R,B、G、Rとなる。この配列により、液晶パ
ネルのカラーフィルタの色の配列順・序と同一となり、
ソースドライバへの信号の分配を容易に行なうことがで
きる。
具体的には、前半の172水平期間が奇数ゲートライン
に対するビデオ信号データであれば、続出アドレスは、
2X+0.0.2X+1.1.・・・2X+N/4−1
.N/4−1となり、後半の1/2水平期間がゲートラ
インの偶数ライン用のデジタルビデオデータの場合には
、続出アドレスは2Y+2X+0,2Y+0,2Y+2
X+1,2Y+1.−.2Y+2x+N/4−1.2Y
十N/4−1となる。実際に上述の値を具体的に示せば
第10A図に示されるように、前半の1/2水平期間は
読出アドレスが256.0.257,1゜・・・、41
5.159となり、後半の1/2水早期間の読出アドレ
スは768,512,769,513、・・・、927
,671となる。すなわち第10B図に示すように、奇
数ソースライン用のメモリからはゲートラインが偶数ラ
インの場合は領域A2. Al、の順で順次交互にデー
タが読出され、奇数ゲートラインの場合には、領域B2
.Bl。
の順序で交互にデータが読出される。偶数ソースライン
用メモリにおいても同様であり、第10B図(B)のよ
うな態様でデータが各領域A2’AI’またはB2’ 
、Bl’の順序で順次交互に読出される。上述の構成の
ようにしてアドレスを発生するが、これによりメモリに
対する読出アドレスと書込アドレスはソースラインの奇
数ライン用メそりおよびソースラインの偶数ライン用メ
モリのどちらのメモリについても同一のアドレスとする
ことができるので、書込用および読出用それぞれ1個の
アドレス発生回路を設け、このアドレス発生回路からの
アドレスを単にアドレスバス切換回路22を介して分配
するだけでビデオ信号データの書込みおよび読出しを行
なうことができる。
データバスマルチプレクサ25.26を介して読出され
たデータはデジタル極性回路27.28で各デジタルビ
デオ信号データのビット値の反転がとられる。デジタル
極性切換回路27.28の具体的構成の一例を第11図
に示す。
第11図を参照してデジタル極性切換回路は8個のEx
−ORゲート62−1〜62−8を備える。この第11
図に示す構成はビデオデジタル信号データが8ビツトの
構成の場合が示されている。
すなわち1画素のデジタルデータが8ビツトの場合が示
される。Ex−ORゲート62−1〜62−8のそれぞ
れの一方入力に極性切換信号PCが制御回路41から印
加される。E x−ORゲートは通常、その両人力のビ
ット値が不一致の場合に“Hルベルの信号を出力し、両
人力のビット値が一致している場合には“L″レベル信
号を出力する。したがって、極性切換信号PCが“L”
の場合、Ex−ORゲート62−1〜62−8の各々は
入力ビデオデジタル信号データをそのまま通過させ、極
性切換信号PCが“Hoの場合、与えられたビデオデジ
タルデータのビット値を反転して出力する。この極性切
換信号PCは第12図に示すように前半の1/2水平期
間と後半の1/2水平期間とでその信号レベルが切換え
られる構成となっている。すなわち、極性切換信号PC
の周期は1水年期間である。したがって、前半の1/2
水平期間と後半の1/2水平期間とで信号の極性が18
0°ずれた形となる。これにより、奇数ゲートラインと
偶数ゲートラインドで信号極性が反転することができ、
高速線順次方式における信号切換えを得ることができる
。極性切換回路27.28を通過した信号は、1列のデ
ジタルビデオデータ列である。この1列のデジタルデー
タ列をR,G、  B各色対応に設けられたD/A変換
器35〜40のそれぞれへ分配するために、デジタル信
号がデータ列はD型フリップフロップからなるラッチ回
路29〜34へ伝達され、そこで互いに異なるタイミン
グでラッチされ、R,G、B各色対応の並列な3列のデ
ジタルビデオ信号データに変換される。奇数ソースライ
ンへ伝達されるべきビデオ信号を導出する経路と偶数ソ
ースラインへ伝達されるべきビデオ信号を導出する経路
とはその動作が同一であるため、一方の動作について第
13図および第14図を参照してこの動作について説明
する。
第13図を参照して、B信号をラッチするDフリップフ
ロップからなるラッチ回路63と、R信号をラッチする
Dフリップフロップ型のラッチ回路64と、G信号をラ
ッチするDフリップフロップからなるラッチ回路65を
考える。各ラッチ回路63〜65の各々には各ラッチ出
力をアナログ信号に変換するA/D変換器66〜68が
設けられる。ラッチ回路63はラッチ制御信号LBに応
答してラッチ動作を行ない、ラッチ回路64はラッチ制
御信号LRに応答してラッチ動作を行ないい、ラッチ回
路65はラッチ制御信号LGに応答してラッチ動作を行
なう。この制御信号LB、LR,LGは第14図(c)
、(d)および(e)に示すようにその位相が各々ずれ
ており、互いに重なり合わない3相のクロック信号を形
成しており、各LB、LR,LG信号の周期はラインメ
モリクロックφ2の2倍の周期を有している。まずデー
タ極性反転回路から出力された合成データ列が第14図
(b)にしめすようにR,B、 G、 R。
・・・の配列順序であるとする。この場合、制御信号L
Rに応答してラッチ回路64がラッチ動作を行ない、続
いてラッチ回路65.63がこの順にデータのラッチ動
作を行なう。ラッチ回路63〜65の各々はそれぞれラ
インメモリクロックφ2の3クロツクごとにラッチ動作
を行なうため、各ラッチ回路63〜65のデータ保持期
間はラインメモリクロックφ2の3クロツク期間となる
。各D/A変換器35〜40(66〜68)の出力信号
はそれぞれ対応のソースドライバ43〜46へ伝達され
る。第2図に示すソースドライバ43〜46のうち、前
半のソースラインへ接続されるソースドライバ43.4
5は同一のクロックで動作し、後半のソース・ラインに
接続されるソースドライバ44.46は同一のクロック
で動作する。したがって、奇数ソースラインに関しては
後半のソースドライバと前半用のソースドライバとが交
互にデータの取込みを行ない、同様に偶数のソースライ
ンに接続されるソースドライバ45.46においても交
互にデータの取込みを行なう。このソースドライバ43
〜46の各々を駆動するクロック信号φ4.φ4に応答
して各D/A変換器35〜40から出力されたデータが
対応のソースドライバ内のアナログサンプル/ホールド
回路51でサンプルされホールドされる。このとき、第
14図(j)、  (k)に示すように、ソースドライ
バのクロックφ4.φ4の周期はラインメモリ用クロッ
クφ2の周期の2倍を有しており、各ソースドライバは
倍速線順次方式およびインターレース方式と同様の動作
速度で動作することが可能となる。
すなわち、第4図、第14図を参照して、奇数のソース
ラインに接続されるソースドライバにおいては、まず後
半のソースライン駆動用ソースドライバが動作し、R信
号(R321)をサンプルし、次に前半のソースライン
駆動用のソースドライバが動作し、B信号(B1)をサ
ンプルする。以下順次G323、R3、B525、G5
がそれぞれサンプルされる。このサンプル動作は、それ
ぞれのソースドライバに含まれるアナログスイッチ50
 (50−1〜50−m)の各々を順次オン状態とする
ことにより行なわれているため、各D/A変換器66〜
68(35〜40)の出力が同時に出力されていても、
この信号線は3列並行に配列され、順次アナログスイッ
チに接続されているため、3出力のうちの1つの色に対
応するビデオ信号のみがアナログサンプル/ホールド回
路51でサンプルされることになる。アナログサンプル
/ホールド回路51においては、1行のゲートラインに
関してそれぞれ与えられた信号のサンプル/ホールド動
作がすべて完了した後、そのデータを対応のソースライ
ン上へ伝達する。上述の動作により、各ソースドライバ
を従来の倍速線順次方式およびインターレース方式と同
様の動作速度で動作させながら高速線順次方式で液晶パ
ルスを駆動することが可能となる。
[発明の効果コ 以上のようにこの発明によれば、1水平期間のビデオ信
号から偶数ゲートライン用および奇数ゲートライン用の
2組のビデオ信号を導出し、この導出された2組のゲー
トライン用のビデオ信号をそれぞれ奇数のソースライン
へ伝達されるべきビデオ信号と偶数のソースラインへ伝
達されるべきビデオ信号、前半のソースラインへ伝達さ
れるべきビデオ信号、後半のソースラインへ伝達される
べきビデオ信号と分割して記憶し、かつこの分割して記
憶されたデータを1本のゲートラインにつき前半のソー
スライン用のビデオ信号と後半のソースライン用ビデオ
信号と順次交互に読出し、液晶パネルの前半のソースラ
インおよび後半のソースラインへ信号を伝達するように
設けられかつ互いにその出力信号線が交差しないように
液晶パネル周辺に配置されたソースドライバへ交互にビ
デオ信号を伝達して液晶パネルを駆動するように構成し
ているため、液晶パネル駆動用のソースドライバを従来
の倍速線順次方式およびインターレース方式と同様の動
作速度で動作させながら、高速線順次方式で液晶パネル
を駆動することができ、水平解像度の向上、動画に対す
る応答性の改善およびフリッカの改善を得ることが可能
となり、少ない部品点数で大画面高画質の液晶パネルを
高品質で駆動することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である高速線順次方式用の
ビデオ信号を導出するラインメモリ回路の具体的構成の
一例を示すブロック図である。第2図は第1図に示すラ
インメモリ回路によって駆動される液晶パネルの概略構
成を示す図であり、液晶パネルとソースドライバとの配
置を概略的に示す図である。第3図は第2図に示す液晶
パネルの部分的な要部の構成を拡大して示す図であり、
液晶パネルの画素配列であるデルタ配列およびカラーフ
ィルタの色配列の一例を示す図である。第4図は第3図
に示す液晶パネルを駆動するソースドライバの構成の一
例を示す図である。第5図は第1図に示すラインメモリ
回路における1水平期間のビデオ信号から奇数ゲートラ
イン用および偶数ゲートライン用の2組のビデオ信号デ
ータを導出するための構成を示すブロック図である。第
6図は第5図に示すA/D変換器および3ステートバツ
フアの動作を示すタイミングチャート図である。第7図
は第1図に示すラインメモリ回路のデータ列変換回路の
具体的構成の一例を示すブロック図である。第8図は第
7図に示すデータ列変換回路の動作を示すタイミングチ
ャート図である。 第9A図はデータ列変換回路により1列のデータ列に変
換されたデータ列をメモリへ書込む動作を示すタイミン
グチャート図である。第9B図は各メモリへのデータの
書込動作を模式的に示し、各メモリにおける書込領域を
模式的に示す図である。 第10A図は第1図に示すメモリからデータを読出す動
作を示すタイミングチャート図である。第10B図は第
10A図のタイミングチャートに示す動作をメモリの領
域において模式的に示す図である。第11図は第1図に
示すラインメモリ回路に含まれる極性切換回路の構成の
一例を示す図である。第12図は第11図に示す極性切
換回路の動作を示すタイミングチャート図である。第1
3図は第1図に示すラインメモリ回路に含まれる1列の
データ列からR,G、83色対応のビデオ信号に変換す
るためのブロックの構成の一例を示す図である。第14
図は第13図に示すラッチ回路およびD/A変換器の動
作を示すタイミングチャート図および各D/A変換器出
力を第4図に示すソースドライバでサンプリングするた
めの動作を示すタイミングチャート図である。第15図
は倍速線順次方式におけるゲートラインの走査順序およ
び極性反転を示す図である。第16図はインターレース
方式におけるゲートラインの走査順序および極性反転を
示す図である。第17図は高速線順次方式におけるゲー
トラインの走査順序および極性反転を示す図である。 図において、1. 2. 3.4. 5.6. 52゜
53.54はA/D変換器、7.8.9. 10゜11
.12,14,15,16,17,55,56.57は
3ステートバツフア、13はデータ列変換回路、18,
19,20.21はメモリ、22はアドレスバス切換回
路、23は書込アドレス発生回路、24は読出アドレス
発生回路、25゜26はデータバスマルチプレクサ、2
7.28は極性切換回路、29,30,31,32,3
3゜34.58,59.61.63,64.65はDフ
リップフロップを用いたラッチ回路、35,36.37
,38.39.40,66.67.68はD/A変換器
、41はラインメモリコントロール回路、42はライン
メモリ回路、43.44゜45.46はソースドライバ
、47は液晶パネル、48は液晶パネルの1画素、49
はシフトレジスタ、50はアナログスイッチ、51はア
ナログサンプル/ホールド回路、60はデータバス切換
回路、62はEx−ORゲート、100は1水平期間の
ビデオ信号から奇数ゲートライン用および偶数ゲートラ
イン用の2つのビデオ信号データを導出するブロック、
200はゲートライン2本分のビデオ信号データをソー
スラインの前半、後半および奇数ソースラインおよび偶
数ソースラインの合計8つの領域に分割して記憶し、か
つ順次1本のゲートラインについて後半のソースライン
、後半のソースラインと交互に読出すためのブロック、
300は1列のデータ列からR,G、 83色それぞれ
のビデオ信号データに並列に変換するためのブロックで
ある。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アクティブマトリクス表示型液晶パネルを駆動するため
    の装置であって、前記液晶パネルは複数の画素と、前記
    複数の画素の各々へ信号電位を伝達するための複数のソ
    ース線と、前記複数のソース線と交差する方向に配設さ
    れて前記複数の画素の1行を選択する信号を伝達する複
    数のゲート線とを有しており、かつ前記複数のソース線
    は、奇数ソース線グループ、偶数ソース線グループに分
    割されかつ前半のソース線グループおよび後半のソース
    線グループの4種類のグループに分割されるように連続
    的に増加する番号が付されており、前記複数の画素の1
    行に対応するビデオ信号を受け、受けた1行のビデオ信
    号から第1の行および前記第1の行と対をなす第2の行
    に接続される画素に表示されるべき信号データを導出す
    る手段、前記信号データ導出手段出力を受け、受けたビ
    デオ信号データを前記第1の行、前記第2の行、前記奇
    数ソース線グループ、前記偶数ソース線グループ、前記
    前半のソース線グループおよび前記後半のソース線グル
    ープの各々に伝達される信号データのグループに分割し
    て記憶する手段、前記記憶手段から、前記第1の行につ
    いて、前記前半のソース線グループ内の奇数ソース線、
    前記後半のソース線グループ内の奇数ソース線、前記前
    半のソース線グループの偶数ソース線、および前記後半
    のソース線グループの信号データを順次子め定められた
    順序で読出し、かつ続いて前記第2の行に関して前記第
    1の行の信号データ読出しと同じ順序で読出す手段、 少なくとも前記前半のソース線グループのソース線、前
    記後半のソース線グループのソース線のそれぞれのグル
    ープに対応して設けられ、受けた信号をラッチした後予
    め定められたタイミングで同時に出力する複数の画素駆
    動手段、 前記読出手段出力を、前記複数の画素駆動手段のうち対
    応の駆動手段へ前記前半のソース線グループおよび前記
    後半のソース線グループの信号データを交互に伝達する
    手段、および 互いに交差しないように配列され、前記複数の画素駆動
    手段出力を前記複数のソース線の各々へ伝達する複数の
    信号線を備える、液晶パネルを駆動するためのラインメ
    モリ回路。
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