JP3232779B2 - 電子血圧計 - Google Patents
電子血圧計Info
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- electronic sphygmomanometer
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、センサを用いて腕帯内
の圧力変化を監視し血圧値を測定する電子血圧計に関す
るものである。
の圧力変化を監視し血圧値を測定する電子血圧計に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電子血圧計は、図４に示すよう
に、１は腕帯、２はポンプ、３は電磁弁、４は微量排気
弁、５は圧力センサ、６は制御装置、７は表示器、８は
加圧操作スイッチ、９は加圧設定スイッチから構成さ
れ、図５に示すように、加圧設定スイッチ９で予め予測
される最高血圧値より高い数値を被測定者が選び加圧ス
イッチ８を操作して測定が進行する。
に、１は腕帯、２はポンプ、３は電磁弁、４は微量排気
弁、５は圧力センサ、６は制御装置、７は表示器、８は
加圧操作スイッチ、９は加圧設定スイッチから構成さ
れ、図５に示すように、加圧設定スイッチ９で予め予測
される最高血圧値より高い数値を被測定者が選び加圧ス
イッチ８を操作して測定が進行する。
【０００３】又腕帯は、図６に示すように、圧迫帯１
１、金属リング１２、ベルベット式ファスナ（マジック
テープ）１３、エアー袋１４から構成され、金属リング
の他端部には、圧迫帯を折り返した抜け止め部１５があ
る。
１、金属リング１２、ベルベット式ファスナ（マジック
テープ）１３、エアー袋１４から構成され、金属リング
の他端部には、圧迫帯を折り返した抜け止め部１５があ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子血圧計で
は、血圧値の決定に重要な図７に示すようにエアー袋１
４内に発生する脈振動が本体内の圧力センサ表皮の圧迫
帯１１から外気に放出されて正しい血圧値が決定できな
いことがある。特に高年齢層では、前記脈振動が小さい
ために圧力センサが検出不可能な場合が多い。
は、血圧値の決定に重要な図７に示すようにエアー袋１
４内に発生する脈振動が本体内の圧力センサ表皮の圧迫
帯１１から外気に放出されて正しい血圧値が決定できな
いことがある。特に高年齢層では、前記脈振動が小さい
ために圧力センサが検出不可能な場合が多い。
【０００５】又腕帯の抜け止め部１５では、しばしば本
来の抜け防止の機能が図８に示すように充分発揮できな
いことがある。
来の抜け防止の機能が図８に示すように充分発揮できな
いことがある。
【０００６】又腕帯の金属リング１２では、図９に示す
ようにエアー袋１４の圧力が高くなると切断部が広がっ
て圧力が低くなるときに、被測定者の皮膚を噛み傷つけ
ることがあり、重大な欠点を有している。
ようにエアー袋１４の圧力が高くなると切断部が広がっ
て圧力が低くなるときに、被測定者の皮膚を噛み傷つけ
ることがあり、重大な欠点を有している。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、腕帯を腕にまいたときエアー袋
（ゴムのう）の外側に位置しかつ腕帯の長手方向に並べ
て配置した複数の弾性板を設け、圧迫体表面生地と同一
部材の環状構造の抜け止め部を設け、溶接などの手法に
より切断部を接合した金属リングを用いて課題を解決す
る。
題を解決するために、腕帯を腕にまいたときエアー袋
（ゴムのう）の外側に位置しかつ腕帯の長手方向に並べ
て配置した複数の弾性板を設け、圧迫体表面生地と同一
部材の環状構造の抜け止め部を設け、溶接などの手法に
より切断部を接合した金属リングを用いて課題を解決す
る。
【０００８】
【作用】本発明の具体的な作用を述べる。腕帯を腕にま
いたときエアー袋（ゴムのう）の外側に位置しかつ腕帯
の長手方向に並べて配置した複数の弾性板を設けること
により、脈振動の外部への放出をなくす。又圧迫帯表面
生地と同一部材の環状構造の抜け止め部を設ける。又金
属リング切断部の接合により、隙間をなくす。
いたときエアー袋（ゴムのう）の外側に位置しかつ腕帯
の長手方向に並べて配置した複数の弾性板を設けること
により、脈振動の外部への放出をなくす。又圧迫帯表面
生地と同一部材の環状構造の抜け止め部を設ける。又金
属リング切断部の接合により、隙間をなくす。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の電子血圧計の実施例を図をも
って説明する。
って説明する。
【００１０】図１に本実施例のブロック図を示す。図１
は、１は腕帯、２はポンプ、３は電磁弁、４は微量排気
弁、５は圧力センサ、６は制御装置、７は表示器、８は
加圧スイッチ、１０は記憶装置で構成される。
は、１は腕帯、２はポンプ、３は電磁弁、４は微量排気
弁、５は圧力センサ、６は制御装置、７は表示器、８は
加圧スイッチ、１０は記憶装置で構成される。
【００１１】図２は、本発明の手段をフローチャートに
示す。本発明は、測定された血圧値（最高血圧値）に＋
５０ｍｍＨｇした数値と予め制御装置内にセットされて
いる加圧設定値（例：１８０、２１０、２４０、２７
０）比較を行い最も近似した数値を次の加圧設定値（加
圧 ピーク値）として記憶装置に書き込みを行う。繰り
返し測定を行う度に同一の手段で判定を行う。
示す。本発明は、測定された血圧値（最高血圧値）に＋
５０ｍｍＨｇした数値と予め制御装置内にセットされて
いる加圧設定値（例：１８０、２１０、２４０、２７
０）比較を行い最も近似した数値を次の加圧設定値（加
圧 ピーク値）として記憶装置に書き込みを行う。繰り
返し測定を行う度に同一の手段で判定を行う。
【００１２】尚イニシャルな状態（初期電源投入時）で
は、一番適応性のよい１８０をセットしている。
は、一番適応性のよい１８０をセットしている。
【００１３】図３に、本発明の腕帯１の構造を示す。
【００１４】１１は圧迫帯、１３はベルベット式ファス
ナ、１４はエアー袋、１６は接合金属リング、１７は弾
性板、１８は環状抜け止め部で構成される。
ナ、１４はエアー袋、１６は接合金属リング、１７は弾
性板、１８は環状抜け止め部で構成される。
【００１５】この腕帯の弾性板１７は、微弱な脈振動値
を的確に圧力センサに伝達するための防御板であること
は言うまでもなく、折りたたみ性、収納性にも富んでい
る。
を的確に圧力センサに伝達するための防御板であること
は言うまでもなく、折りたたみ性、収納性にも富んでい
る。
【００１６】環状抜け止め部１８は、高周波ウエルダ製
造方法により端部を返して環状部を造り金属リングから
抜けることを防止している。従来の折り返し構造では抜
けることがあったが実施例環状抜け止め部１８はその課
題を解決していると共に高周波ウエルダ製造工程に一元
化できる利点も持っている。
造方法により端部を返して環状部を造り金属リングから
抜けることを防止している。従来の折り返し構造では抜
けることがあったが実施例環状抜け止め部１８はその課
題を解決していると共に高周波ウエルダ製造工程に一元
化できる利点も持っている。
【００１７】接合金属リング１６は、棒状鋼材を曲げ加
工した後にバット溶接方法などにより切断部を接合した
ものである。被測定者への安全を確保する構造部であ
る。
工した後にバット溶接方法などにより切断部を接合した
ものである。被測定者への安全を確保する構造部であ
る。
【００１８】
【発明の効果】本発明では、圧迫帯内のエアー袋（ゴム
のう）の背面に複数の弾性板を設けることにより、正確
な脈振動を検出でき正しい血圧値決定が行われる。又圧
迫帯表面生地と同一部材の環状構造を設けることによ
り、折り返えされた圧迫帯が容易に抜けることがなくな
る。
のう）の背面に複数の弾性板を設けることにより、正確
な脈振動を検出でき正しい血圧値決定が行われる。又圧
迫帯表面生地と同一部材の環状構造を設けることによ
り、折り返えされた圧迫帯が容易に抜けることがなくな
る。
【００１９】又金属リング切断部の接合により被測定者
の皮膚を噛み傷つけることをなくすことができる。
の皮膚を噛み傷つけることをなくすことができる。
【図１】本発明の電子血圧計のブロック図
【図２】本発明の電子血圧計のフローチャート
【図３】本発明の腕帯の構造図
【図４】従来の電子血圧計のブロック図
【図５】従来の電子血圧計のフローチャート
【図６】従来の腕帯の構造図
【図７】従来の腕帯で、脈振動が放出されることを示
す、上腕と腕帯の断面図
す、上腕と腕帯の断面図
【図８】従来の腕帯で、抜け止め部が抜ける状態を示す
図
図
【図９】従来の腕帯で、被測定者の皮膚を噛む構造を示
す図
す図
１ 腕帯 ２ ポンプ ３ 電磁弁 ４ 微量排気弁 ５ 圧力センサ ６ 制御装置 ７ 表示器 ８ 加圧スイッチ ９ 加圧設定スイッチ １０ 記憶装置 １１ 圧迫帯 １２ 金属リング １３ ベルベット式ファスナ １４ エアー袋 １５ 抜け止め部 １６ 接合金属リング １７ 弾性板 １８ 環状抜け止め部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61B 5/02 - 5/0295
Claims (3)
- 【請求項１】 腕帯と、この腕帯内の空気を加圧する加
圧装置と、前記腕帯内の空気を微速排気する微速排気弁
と、前記腕帯内の空気を急速排気する急速排気装置と、
前記腕帯内の空気圧力及び被測定者の脈振動圧力検出す
るセンサと、前記センサからの信号により血圧値を決定
する手段と、血圧値を表示する表示器と、操作スイッチ
を備える電子血圧計において、腕帯を腕にまいたときエ
アー袋（ゴムのう）の外側に位置しかつ腕帯の長手方向
に並べて配置した複数の弾性板を有することを特徴とす
る電子血圧計。 - 【請求項２】 腕帯の一端部に金属リングを設け、他端
部に圧迫帯表面生地と同一部材を折り返して環状に構成
した抜け止め部を設けたことを特徴とする請求項１記載
の電子血圧計。 - 【請求項３】 腕帯の折り返しに溶接などの手法により
切断部を接合した金属リングを用いたことを特徴とする
請求項１または２記載の電子血圧計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12912093A JP3232779B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 電子血圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12912093A JP3232779B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 電子血圧計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06335457A JPH06335457A (ja) | 1994-12-06 |
| JP3232779B2 true JP3232779B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=15001573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12912093A Expired - Fee Related JP3232779B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 電子血圧計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3232779B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105852835A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-08-17 | 南通理工学院 | 一种新型电子血压计 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5303939B2 (ja) * | 2008-01-23 | 2013-10-02 | オムロンヘルスケア株式会社 | 血圧計の測定精度確認システム |
| JP5640527B2 (ja) * | 2010-07-28 | 2014-12-17 | オムロンヘルスケア株式会社 | 血圧測定装置 |
| CN102379690A (zh) * | 2010-09-01 | 2012-03-21 | 陈哲 | 一种新型电子血压计 |
| CN102440771A (zh) * | 2010-10-08 | 2012-05-09 | 陈哲 | 一种新型电子血压计 |
| CN105796082B (zh) * | 2016-03-07 | 2018-11-27 | 深圳邦普医疗设备系统有限公司 | 一种气囊袖带以及包含该气囊袖带的电子血压计 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP12912093A patent/JP3232779B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105852835A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-08-17 | 南通理工学院 | 一种新型电子血压计 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06335457A (ja) | 1994-12-06 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |