JP2002291708A - 電子血圧計 - Google Patents
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/68—Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
- A61B5/6801—Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be attached to or worn on the body surface
- A61B5/6802—Sensor mounted on worn items
- A61B5/681—Wristwatch-type devices
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/02—Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
- A61B5/021—Measuring pressure in heart or blood vessels
- A61B5/022—Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers
- A61B5/02233—Occluders specially adapted therefor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 手首での測定において測定精度を高めた電子
血圧計を提供する。 【解決手段】 カフ1Aは、手首の尺骨部側に対する圧
迫力を橈骨部側に対する圧迫力よりも高くする高圧迫構
造を有する。高圧迫構造は、カフ1Aの幅W1よりも狭
い幅W2の小圧迫物10を尺骨部に相対する側に設けて
なる。小圧迫物10はカフ1Aの表面より突出する。カ
フ1Aを手首に装着すると、小圧迫物10は、カフ1A
の内圧よりも高い圧力で尺骨部を圧迫する。
血圧計を提供する。 【解決手段】 カフ1Aは、手首の尺骨部側に対する圧
迫力を橈骨部側に対する圧迫力よりも高くする高圧迫構
造を有する。高圧迫構造は、カフ1Aの幅W1よりも狭
い幅W2の小圧迫物10を尺骨部に相対する側に設けて
なる。小圧迫物10はカフ1Aの表面より突出する。カ
フ1Aを手首に装着すると、小圧迫物10は、カフ1A
の内圧よりも高い圧力で尺骨部を圧迫する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手首での血圧を測
定する電子血圧計に関する。
定する電子血圧計に関する。
【0002】
【従来の技術】手首で測定する電子血圧計は一般的に、
手首に巻付けるカフと、このカフに一体に又はカフと分
離された本体とからなる。カフには生体部位の脈波情報
を抽出する脈波センサが設けられ、本体には血圧値等を
表示する表示器、測定開始等を指示する操作部等が設け
られている。
手首に巻付けるカフと、このカフに一体に又はカフと分
離された本体とからなる。カフには生体部位の脈波情報
を抽出する脈波センサが設けられ、本体には血圧値等を
表示する表示器、測定開始等を指示する操作部等が設け
られている。
【0003】ところで、図10に示すように、手首30
には橈骨31、尺骨32、橈骨動脈33、尺骨動脈34
が存在している。橈骨動脈33と尺骨動脈34は、手首
30での生体表面からの深さは異なっており、一般に橈
骨動脈33が尺骨動脈34より手首30の表面近くに位
置する。
には橈骨31、尺骨32、橈骨動脈33、尺骨動脈34
が存在している。橈骨動脈33と尺骨動脈34は、手首
30での生体表面からの深さは異なっており、一般に橈
骨動脈33が尺骨動脈34より手首30の表面近くに位
置する。
【0004】従って、橈骨動脈33と尺骨動脈34とで
は、その阻血されるカフ圧は異なっており、手首30の
表面近くにある橈骨動脈33が尺骨動脈34より低いカ
フ圧で阻血されることになる。
は、その阻血されるカフ圧は異なっており、手首30の
表面近くにある橈骨動脈33が尺骨動脈34より低いカ
フ圧で阻血されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の手首血圧計で
は、手首30に巻付けたカフで橈骨動脈33と尺骨動脈
34を同時に圧迫し、脈波信号を取得している。このた
め、橈骨動脈33に着目すると、橈骨動脈33が完全に
阻血されたカフ圧(即ち最高血圧)に達していても、尺
骨動脈34はまだ阻血されていないことがあり、尺骨動
脈34をも完全に阻血するには、カフ圧を更に高くする
必要がある。
は、手首30に巻付けたカフで橈骨動脈33と尺骨動脈
34を同時に圧迫し、脈波信号を取得している。このた
め、橈骨動脈33に着目すると、橈骨動脈33が完全に
阻血されたカフ圧(即ち最高血圧)に達していても、尺
骨動脈34はまだ阻血されていないことがあり、尺骨動
脈34をも完全に阻血するには、カフ圧を更に高くする
必要がある。
【0006】ところが、従来の手首血圧計のカフは、全
体にわたって同一空気系の圧迫帯であるため、手首30
に対する圧迫面の圧力が橈骨部側と尺骨部側で同じにな
り、橈骨動脈33と尺骨動脈34の深さや構造の違いに
より、橈骨動脈33と尺骨動脈34への圧迫力が異な
る。このため、脈波センサで得られる脈波情報は、橈骨
動脈33からの脈波情報と尺骨動脈34からの脈波情報
が合成されたものになってしまう。つまり、従来の手首
血圧計用のカフで得られた脈波信号による包絡線は、図
11(時間、カフ圧、脈波信号の相関関係を示すグラ
フ)に示すように、最初に橈骨動脈33からの脈波信号
が現れ、続いて尺骨動脈34からの脈波信号が現れる二
峰性(図9参照)を持つことが多く、これが正確な血圧
決定を困難にする原因となっていた。
体にわたって同一空気系の圧迫帯であるため、手首30
に対する圧迫面の圧力が橈骨部側と尺骨部側で同じにな
り、橈骨動脈33と尺骨動脈34の深さや構造の違いに
より、橈骨動脈33と尺骨動脈34への圧迫力が異な
る。このため、脈波センサで得られる脈波情報は、橈骨
動脈33からの脈波情報と尺骨動脈34からの脈波情報
が合成されたものになってしまう。つまり、従来の手首
血圧計用のカフで得られた脈波信号による包絡線は、図
11(時間、カフ圧、脈波信号の相関関係を示すグラ
フ)に示すように、最初に橈骨動脈33からの脈波信号
が現れ、続いて尺骨動脈34からの脈波信号が現れる二
峰性(図9参照)を持つことが多く、これが正確な血圧
決定を困難にする原因となっていた。
【0007】従って、本発明は、そのような問題点に着
目してなされたもので、手首での測定において測定精度
を高めた電子血圧計を提供することを目的とする。
目してなされたもので、手首での測定において測定精度
を高めた電子血圧計を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電子血圧計は、手首に装着されて当該手首
を圧迫する圧迫帯と、この圧迫帯の圧力情報から脈波情
報を抽出する脈波抽出手段と、脈波抽出手段により抽出
された脈波情報に基づいて血行動態を測定する測定手段
と、測定手段により得られた測定結果を表示する表示器
とを備えるものにおいて、前記圧迫帯が手首の尺骨部側
に対する圧迫力を橈骨部側に対する圧迫力よりも高くす
る高圧迫構造を有することを特徴とする。
に、本発明の電子血圧計は、手首に装着されて当該手首
を圧迫する圧迫帯と、この圧迫帯の圧力情報から脈波情
報を抽出する脈波抽出手段と、脈波抽出手段により抽出
された脈波情報に基づいて血行動態を測定する測定手段
と、測定手段により得られた測定結果を表示する表示器
とを備えるものにおいて、前記圧迫帯が手首の尺骨部側
に対する圧迫力を橈骨部側に対する圧迫力よりも高くす
る高圧迫構造を有することを特徴とする。
【0009】この電子血圧計では、圧迫帯を手首に装着
すると、高圧迫構造により尺骨部が橈骨部よりも強い力
で圧迫される。前記したように、尺骨動脈は橈骨動脈に
比べて生体表面よりも内方に位置するが、尺骨動脈が強
い力で圧迫されるため、結果的に橈骨動脈及び尺骨動脈
への圧迫力がほぼ同じになり、橈骨動脈及び尺骨動脈が
共に阻血される。その結果、血圧測定時には、橈骨動脈
からの脈波情報のみを取り出すことができ、正確な血圧
測定を行うことができる。
すると、高圧迫構造により尺骨部が橈骨部よりも強い力
で圧迫される。前記したように、尺骨動脈は橈骨動脈に
比べて生体表面よりも内方に位置するが、尺骨動脈が強
い力で圧迫されるため、結果的に橈骨動脈及び尺骨動脈
への圧迫力がほぼ同じになり、橈骨動脈及び尺骨動脈が
共に阻血される。その結果、血圧測定時には、橈骨動脈
からの脈波情報のみを取り出すことができ、正確な血圧
測定を行うことができる。
【0010】この電子血圧計における高圧迫構造として
は、例えば圧迫帯の幅よりも狭い幅の小圧迫物を尺骨部
に相対する側に設けてなるものである。更に、小圧迫物
としては、非圧縮性の物質、又は圧迫帯の空気系とは分
離した空気袋が示される。なお、非圧縮性の物質とは、
圧迫帯と手首との間に挟まれた場合に、空気ほどは圧縮
されないが、手首内に存在する尺骨動脈を十分に閉鎖す
る適度の硬さを有するものである。これに該当する物質
としては、ゲル、高分子ポリマー、ゴム、水溶液、袋で
閉鎖された液体、スポンジ等である。
は、例えば圧迫帯の幅よりも狭い幅の小圧迫物を尺骨部
に相対する側に設けてなるものである。更に、小圧迫物
としては、非圧縮性の物質、又は圧迫帯の空気系とは分
離した空気袋が示される。なお、非圧縮性の物質とは、
圧迫帯と手首との間に挟まれた場合に、空気ほどは圧縮
されないが、手首内に存在する尺骨動脈を十分に閉鎖す
る適度の硬さを有するものである。これに該当する物質
としては、ゲル、高分子ポリマー、ゴム、水溶液、袋で
閉鎖された液体、スポンジ等である。
【0011】一方、別形態の電子血圧計は、手首に装着
されて当該手首を圧迫する圧迫帯と、この圧迫帯の圧力
情報から脈波情報を抽出する脈波抽出手段と、脈波抽出
手段により抽出された脈波情報に基づいて血行動態を測
定する測定手段と、測定手段により得られた測定結果を
表示する表示器とを備えるものにおいて、前記圧迫帯が
手首の尺骨部側の脈拍振動を吸収する振動吸収構造を有
することを特徴とする。
されて当該手首を圧迫する圧迫帯と、この圧迫帯の圧力
情報から脈波情報を抽出する脈波抽出手段と、脈波抽出
手段により抽出された脈波情報に基づいて血行動態を測
定する測定手段と、測定手段により得られた測定結果を
表示する表示器とを備えるものにおいて、前記圧迫帯が
手首の尺骨部側の脈拍振動を吸収する振動吸収構造を有
することを特徴とする。
【0012】この電子血圧計では、圧迫帯を手首に装着
すると、振動吸収構造により尺骨動脈からの脈拍振動が
吸収される。つまり、橈骨動脈が阻血されるのに対し、
尺骨動脈が完全に阻血されない状態であっても、尺骨動
脈からの脈拍振動が振動吸収構造により吸収されるの
で、その結果として、橈骨動脈の脈波情報のみを取り出
すことができ、同様に正確な血圧測定を行うことができ
る。
すると、振動吸収構造により尺骨動脈からの脈拍振動が
吸収される。つまり、橈骨動脈が阻血されるのに対し、
尺骨動脈が完全に阻血されない状態であっても、尺骨動
脈からの脈拍振動が振動吸収構造により吸収されるの
で、その結果として、橈骨動脈の脈波情報のみを取り出
すことができ、同様に正確な血圧測定を行うことができ
る。
【0013】この電子血圧計における振動吸収構造は、
例えば振動吸収物を尺骨部に相対する側に設けてなるも
のである。この振動吸収物としては、衝撃吸収ゲルが例
示され、衝撃吸収ゲルは、例えば高分子ポリマーからな
る。
例えば振動吸収物を尺骨部に相対する側に設けてなるも
のである。この振動吸収物としては、衝撃吸収ゲルが例
示され、衝撃吸収ゲルは、例えば高分子ポリマーからな
る。
【0014】また、本発明において、測定手段により測
定される血行動態とは、血圧(最高血圧及び最低血圧)
又は血管状態を指す。
定される血行動態とは、血圧(最高血圧及び最低血圧)
又は血管状態を指す。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0016】その一実施形態に係る電子血圧計の斜視図
を図1に示す。この電子血圧計は、手首で血圧を測定す
るもので、手首に装着する圧迫帯(カフ)1と、このカ
フ1に一体に又は着脱可能に取付けられた本体2とから
なる。カフ1は、空気の出入による膨張・収縮する空気
袋と、形状保持用のカーラと、手首の脈波情報を抽出す
る脈波センサとを有する。本体2は、血圧値や測定異常
等を表示する表示器3と、測定開始等を指示する操作部
4とを有する。
を図1に示す。この電子血圧計は、手首で血圧を測定す
るもので、手首に装着する圧迫帯(カフ)1と、このカ
フ1に一体に又は着脱可能に取付けられた本体2とから
なる。カフ1は、空気の出入による膨張・収縮する空気
袋と、形状保持用のカーラと、手首の脈波情報を抽出す
る脈波センサとを有する。本体2は、血圧値や測定異常
等を表示する表示器3と、測定開始等を指示する操作部
4とを有する。
【0017】この電子血圧計におけるカフ1の形態例を
図2〔一部省略平面図(a)、一部省略側面図(b)〕
に示す。このカフ1Aは、手首の尺骨部側に対する圧迫
力を橈骨部側に対する圧迫力よりも高くする高圧迫構造
を有するもので、ここでは高圧迫構造は、圧迫帯の幅よ
りも狭い幅の小圧迫物10を尺骨部に相対する側に設け
てなる。小圧迫物10は、カフ1Aの一端部寄りに位置
してカフ1Aの表面より突出し、カフ1Aを手首に装着
したときに尺骨部に相対するように位置決めされてい
る。
図2〔一部省略平面図(a)、一部省略側面図(b)〕
に示す。このカフ1Aは、手首の尺骨部側に対する圧迫
力を橈骨部側に対する圧迫力よりも高くする高圧迫構造
を有するもので、ここでは高圧迫構造は、圧迫帯の幅よ
りも狭い幅の小圧迫物10を尺骨部に相対する側に設け
てなる。小圧迫物10は、カフ1Aの一端部寄りに位置
してカフ1Aの表面より突出し、カフ1Aを手首に装着
したときに尺骨部に相対するように位置決めされてい
る。
【0018】小圧迫物10の幅W2は、カフ1Aの幅W
1の約1/2に設定されている。具体的な寸法例を示す
と、小圧迫物10の幅W2は30〜40mm、長さD1
は10〜20mmである。また、カフ1Aの硬さを10
0mm/kgとすると、小圧迫物10の硬さは200m
m/kgである。
1の約1/2に設定されている。具体的な寸法例を示す
と、小圧迫物10の幅W2は30〜40mm、長さD1
は10〜20mmである。また、カフ1Aの硬さを10
0mm/kgとすると、小圧迫物10の硬さは200m
m/kgである。
【0019】この電子血圧計におけるカフ1の別の形態
例を図3〔一部省略平面図(a)、一部省略側面図
(b)〕に示す。このカフ1Bは、手首の尺骨部側の脈
拍振動を吸収する振動吸収構造を有するもので、ここで
は振動吸収構造は、振動吸収物11を尺骨部に相対する
側に設けてなる。振動吸収物11は、前記したように例
えば高分子ポリマーからなる衝撃吸収ゲルである。この
振動吸収物11は、カフ1Bの一端部寄りにて全幅にわ
たって設けられており、カフ1Bの表面より幾分突出す
る。振動吸収物11の長さD2は、前記小圧迫物10の
長さD1と同じく、10〜20mmである。
例を図3〔一部省略平面図(a)、一部省略側面図
(b)〕に示す。このカフ1Bは、手首の尺骨部側の脈
拍振動を吸収する振動吸収構造を有するもので、ここで
は振動吸収構造は、振動吸収物11を尺骨部に相対する
側に設けてなる。振動吸収物11は、前記したように例
えば高分子ポリマーからなる衝撃吸収ゲルである。この
振動吸収物11は、カフ1Bの一端部寄りにて全幅にわ
たって設けられており、カフ1Bの表面より幾分突出す
る。振動吸収物11の長さD2は、前記小圧迫物10の
長さD1と同じく、10〜20mmである。
【0020】なお、振動吸収物11はカフ1Bの表面か
ら突出する必要はなく、図3の(c)に示すように、振
動吸収物11の表面とカフ1Bの表面がほぼ面一になっ
ていてもよい。
ら突出する必要はなく、図3の(c)に示すように、振
動吸収物11の表面とカフ1Bの表面がほぼ面一になっ
ていてもよい。
【0021】この実施形態に係る電子血圧計の全体の概
略構成のブロック図を図4に示す。ここでの電子血圧計
は、手首に装着されて手首を圧迫するためのカフ1(上
記カフ1A又は1B)と、このカフ1内を加圧する加圧
ポンプ21と、カフ1内を減圧する排気弁(圧力制御手
段)22と、カフ1内の圧力を検出する圧力センサ(圧
力検出手段)23と、圧力センサ23からの出力を増幅
する増幅器24と、増幅器24の出力よりカフ圧信号に
含まれる脈波成分のみを抽出するフィルタ25と、増幅
器24及びフィルタ25からのアナログ信号をデジタル
信号に変換してCPU20に入力するA/D変換器26
と、算出された血圧値などを表示する表示器27と、加
圧ポンプ21、排気弁22及び表示器27などを制御す
るCPU20とを備える。
略構成のブロック図を図4に示す。ここでの電子血圧計
は、手首に装着されて手首を圧迫するためのカフ1(上
記カフ1A又は1B)と、このカフ1内を加圧する加圧
ポンプ21と、カフ1内を減圧する排気弁(圧力制御手
段)22と、カフ1内の圧力を検出する圧力センサ(圧
力検出手段)23と、圧力センサ23からの出力を増幅
する増幅器24と、増幅器24の出力よりカフ圧信号に
含まれる脈波成分のみを抽出するフィルタ25と、増幅
器24及びフィルタ25からのアナログ信号をデジタル
信号に変換してCPU20に入力するA/D変換器26
と、算出された血圧値などを表示する表示器27と、加
圧ポンプ21、排気弁22及び表示器27などを制御す
るCPU20とを備える。
【0022】CPU20は、圧力センサ23により検出
された脈波情報に基づいて血行動態(血圧や血管状態)
を測定する測定機能を有する。即ち、CPU20は取り
込まれるカフ圧信号に所定のアルゴリズムを適用して、
最高血圧及び最低血圧を決定する。
された脈波情報に基づいて血行動態(血圧や血管状態)
を測定する測定機能を有する。即ち、CPU20は取り
込まれるカフ圧信号に所定のアルゴリズムを適用して、
最高血圧及び最低血圧を決定する。
【0023】ここまでの構成は従来の血圧計と同様であ
る。この実施形態に係る電子血圧計は、カフ1が前記構
造のカフ1A又は1Bであることが特徴である。次に、
そのカフ1A及びカフ1Bを手首に装着したときの様態
をそれぞれ図5及び図6に示す。
る。この実施形態に係る電子血圧計は、カフ1が前記構
造のカフ1A又は1Bであることが特徴である。次に、
そのカフ1A及びカフ1Bを手首に装着したときの様態
をそれぞれ図5及び図6に示す。
【0024】図5は、カフ1Aを手首30に装着したと
きの概略断面図である。カフ1Aの装着状態では、小圧
迫物10が手首30の尺骨部に相対し、その適度な硬さ
により尺骨部が押圧される。カフ1Aの内圧が全体にわ
たって同じであっても、尺骨部側は小圧迫物10により
強く圧迫されるので、尺骨動脈34が橈骨動脈33に比
べて生体表面よりも内方に位置していても、橈骨動脈3
3と尺骨動脈34はほぼ同じ圧迫力で押圧され、共に阻
血される。その結果、血圧測定時には、橈骨動脈33に
よる信号のみを選択的に取り出せることになり、尺骨動
脈34からの信号が混入せず、正確な血圧測定を行うこ
とができる。
きの概略断面図である。カフ1Aの装着状態では、小圧
迫物10が手首30の尺骨部に相対し、その適度な硬さ
により尺骨部が押圧される。カフ1Aの内圧が全体にわ
たって同じであっても、尺骨部側は小圧迫物10により
強く圧迫されるので、尺骨動脈34が橈骨動脈33に比
べて生体表面よりも内方に位置していても、橈骨動脈3
3と尺骨動脈34はほぼ同じ圧迫力で押圧され、共に阻
血される。その結果、血圧測定時には、橈骨動脈33に
よる信号のみを選択的に取り出せることになり、尺骨動
脈34からの信号が混入せず、正確な血圧測定を行うこ
とができる。
【0025】一方、図6に示すように、カフ1Bを手首
30に装着したときは、振動吸収物11が尺骨部に相対
する。カフ1Bによる橈骨動脈33と尺骨動脈34への
圧迫力はほぼ同じであり、橈骨動脈33は阻血される
が、尺骨動脈34は完全に阻血されない。しかしなが
ら、尺骨動脈34からの脈拍振動が振動吸収物11によ
り吸収される。そのため、尺骨動脈34からの脈波信号
は圧力センサ23で検出されず、橈骨動脈33からの脈
波信号のみが圧力センサ23で検出され、結果的に橈骨
動脈33の信号のみを取り出すことができ、同様に正確
な血圧測定を行うことができる。
30に装着したときは、振動吸収物11が尺骨部に相対
する。カフ1Bによる橈骨動脈33と尺骨動脈34への
圧迫力はほぼ同じであり、橈骨動脈33は阻血される
が、尺骨動脈34は完全に阻血されない。しかしなが
ら、尺骨動脈34からの脈拍振動が振動吸収物11によ
り吸収される。そのため、尺骨動脈34からの脈波信号
は圧力センサ23で検出されず、橈骨動脈33からの脈
波信号のみが圧力センサ23で検出され、結果的に橈骨
動脈33の信号のみを取り出すことができ、同様に正確
な血圧測定を行うことができる。
【0026】次に、カフ1Aを手首30に装着したとき
の小圧迫物10の圧迫作用について、図7を参照して説
明する。前記したとおり、小圧迫物10の幅W2はカフ
1Aの幅W1よりも小さいので〔図2の(a)参照〕、
尺骨部側にはカフ1Aの内圧P1(橈骨部側の圧力と同
等)より高い圧力P2が加わることになる。この原理は
次のとおりである。
の小圧迫物10の圧迫作用について、図7を参照して説
明する。前記したとおり、小圧迫物10の幅W2はカフ
1Aの幅W1よりも小さいので〔図2の(a)参照〕、
尺骨部側にはカフ1Aの内圧P1(橈骨部側の圧力と同
等)より高い圧力P2が加わることになる。この原理は
次のとおりである。
【0027】図7において、カフ1Aにエア供給口7よ
りエアを供給すると、カフ1Aの空気袋が膨張し、カフ
1Aに内圧P1が生じる。この内圧P1は小圧迫物10
を介して生体押圧面40に加わり、小圧迫物10は圧力
P2で生体押圧面40を圧迫する。このとき、圧力P2
は内圧P1よりも大きい。
りエアを供給すると、カフ1Aの空気袋が膨張し、カフ
1Aに内圧P1が生じる。この内圧P1は小圧迫物10
を介して生体押圧面40に加わり、小圧迫物10は圧力
P2で生体押圧面40を圧迫する。このとき、圧力P2
は内圧P1よりも大きい。
【0028】ここで、カフ1Aの生体押圧面40と平行
な断面積S1、小圧迫物10の生体押圧面40と平行な
断面積S2とすると、圧力P2は次式で計算される。
な断面積S1、小圧迫物10の生体押圧面40と平行な
断面積S2とすると、圧力P2は次式で計算される。
【0029】P2=(S1/S2)×P1 即ち、例えばS1/S2を2/1とすると、内圧P1の
2倍の圧力P2が生体押圧面40に加わることになる。
2倍の圧力P2が生体押圧面40に加わることになる。
【0030】この原理を利用し、小圧迫物10の幅W2
をカフ1Aの幅W1の数分の1(例えば1/2)とする
ことにより、尺骨部にはW1/W2の圧力が加わること
になる。従って、通常考えられる最低血圧(例えば50
mmHg)以下で、尺骨動脈34が閉鎖されるように幅
W1,W2を設定することにより、尺骨動脈34は橈骨
動脈33より低いカフ内圧で閉鎖することになる。その
結果、血圧測定時には、橈骨動脈33による信号のみ選
択的に取り出せることになり、高精度の血圧測定を行う
ことができる。
をカフ1Aの幅W1の数分の1(例えば1/2)とする
ことにより、尺骨部にはW1/W2の圧力が加わること
になる。従って、通常考えられる最低血圧(例えば50
mmHg)以下で、尺骨動脈34が閉鎖されるように幅
W1,W2を設定することにより、尺骨動脈34は橈骨
動脈33より低いカフ内圧で閉鎖することになる。その
結果、血圧測定時には、橈骨動脈33による信号のみ選
択的に取り出せることになり、高精度の血圧測定を行う
ことができる。
【0031】このように、カフ1A又はカフ1Bを使用
すれば、正確な血圧測定を行うことができるが、カフ1
A又はカフ1Bで得られた脈波信号は、図8(時間、カ
フ圧、脈波信号の相関関係を示すグラフ)に示すよう
に、二峰性を持つ従来の場合(図11)に比べて、尺骨
動脈からの脈波信号が混入せず、橈骨動脈からの脈波信
号のみとなる。
すれば、正確な血圧測定を行うことができるが、カフ1
A又はカフ1Bで得られた脈波信号は、図8(時間、カ
フ圧、脈波信号の相関関係を示すグラフ)に示すよう
に、二峰性を持つ従来の場合(図11)に比べて、尺骨
動脈からの脈波信号が混入せず、橈骨動脈からの脈波信
号のみとなる。
【0032】また換言すると、従来は図9において、血
圧測定時に橈骨動脈からの脈波信号(実線)に続いて尺
骨動脈からの脈波信号(点線)が示現していたが、上記
カフ1A又は1Bを使用することで、尺骨動脈からの脈
波信号が現れなくなる。
圧測定時に橈骨動脈からの脈波信号(実線)に続いて尺
骨動脈からの脈波信号(点線)が示現していたが、上記
カフ1A又は1Bを使用することで、尺骨動脈からの脈
波信号が現れなくなる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子血圧
計によれば、高圧迫構造を有する圧迫帯、又は振動吸収
構造を有する圧迫帯のいずれを備えるものであっても、
血圧測定時には、橈骨動脈による脈波情報のみを取り出
すことができ、正確な血圧測定を行うことができる。
計によれば、高圧迫構造を有する圧迫帯、又は振動吸収
構造を有する圧迫帯のいずれを備えるものであっても、
血圧測定時には、橈骨動脈による脈波情報のみを取り出
すことができ、正確な血圧測定を行うことができる。
【図1】実施形態に係る電子血圧計の斜視図である。
【図2】同電子血圧計において、高圧迫構造を有するカ
フの形態例を示す一部省略平面図(a)、及びその一部
省略側面図(b)である。
フの形態例を示す一部省略平面図(a)、及びその一部
省略側面図(b)である。
【図3】同電子血圧計において、振動吸収構造を有する
カフの別の形態例を示す一部省略平面図(a)、その一
部省略側面図(b)、及び当該カフの変形例を示す一部
省略側面図(c)である。
カフの別の形態例を示す一部省略平面図(a)、その一
部省略側面図(b)、及び当該カフの変形例を示す一部
省略側面図(c)である。
【図4】同電子血圧計の全体の概略構成を示すブロック
図である。
図である。
【図5】図2のカフを手首に装着したときの様態を示す
概略断面図である。
概略断面図である。
【図6】図3のカフを手首に装着したときの様態を示す
概略断面図である。
概略断面図である。
【図7】図2のカフを手首に装着したときの小圧迫物に
よる圧迫作用を説明する図である。
よる圧迫作用を説明する図である。
【図8】図2のカフ又は図3のカフを使用したときに得
られる時間、カフ圧、脈波信号の相関関係を示すグラフ
である。
られる時間、カフ圧、脈波信号の相関関係を示すグラフ
である。
【図9】従来例に係る電子血圧計のカフを使用したとき
に得られる脈波信号を示す図である。
に得られる脈波信号を示す図である。
【図10】手首の内部を示す概略断面図である。
【図11】従来例に係る電子血圧計のカフを使用したと
きに得られる時間、カフ圧、脈波信号の相関関係を示す
グラフである。
きに得られる時間、カフ圧、脈波信号の相関関係を示す
グラフである。
1 カフ(圧迫帯) 1A カフ(圧迫帯) 1B カフ(圧迫帯) 2 本体 3 表示器 4 操作部 10 小圧迫物 11 振動吸収物 30 手首 31 橈骨 32 尺骨 33 橈骨動脈 34 尺骨動脈
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 孝英 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 株式会社オムロンライフサイエ ンス研究所内 (72)発明者 佐野 佳彦 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 株式会社オムロンライフサイエ ンス研究所内 (72)発明者 奥 正次郎 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 株式会社オムロンライフサイエ ンス研究所内 (72)発明者 小嶋 巌 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 株式会社オムロンライフサイエ ンス研究所内 (72)発明者 澤野井 幸哉 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 株式会社オムロンライフサイエ ンス研究所内 Fターム(参考) 4C017 AA08 AB02 AC03 AD14 AD25 FF08
Claims (8)
- 【請求項1】手首に装着されて当該手首を圧迫する圧迫
帯と、この圧迫帯の圧力情報から脈波情報を抽出する脈
波抽出手段と、脈波抽出手段により抽出された脈波情報
に基づいて血行動態を測定する測定手段と、測定手段に
より得られた測定結果を表示する表示器とを備える電子
血圧計において、 前記圧迫帯は、手首の尺骨部側に対する圧迫力を橈骨部
側に対する圧迫力よりも高くする高圧迫構造を有するこ
とを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項2】前記高圧迫構造は、圧迫帯の幅よりも狭い
幅の小圧迫物を尺骨部に相対する側に設けてなることを
特徴とする請求項1記載の電子血圧計。 - 【請求項3】前記小圧迫物は、非圧縮性の物質であるこ
とを特徴とする請求項2記載の電子血圧計。 - 【請求項4】前記小圧迫物は、圧迫帯の空気系とは分離
した空気袋であることを特徴とする請求項2記載の電子
血圧計。 - 【請求項5】手首に装着されて当該手首を圧迫する圧迫
帯と、この圧迫帯の圧力情報から脈波情報を抽出する脈
波抽出手段と、脈波抽出手段により抽出された脈波情報
に基づいて血行動態を測定する測定手段と、測定手段に
より得られた測定結果を表示する表示器とを備える電子
血圧計において、 前記圧迫帯は、手首の尺骨部側の脈拍振動を吸収する振
動吸収構造を有することを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項6】前記振動吸収構造は、振動吸収物を尺骨部
に相対する側に設けてなることを特徴とする請求項5記
載の電子血圧計。 - 【請求項7】前記振動吸収物は、衝撃吸収ゲルであるこ
とを特徴とする請求項6記載の電子血圧計。 - 【請求項8】前記衝撃吸収ゲルは、高分子ポリマーから
なることを特徴とする請求項7記載の電子血圧計。
Priority Applications (4)
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EP (1) | EP1247486A3 (ja) |
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US20060111637A1 (en) * | 2004-11-23 | 2006-05-25 | Jacober Jeffrey M | Wrist-mount blood pressure monitor with auditory feature |
KR101068116B1 (ko) * | 2008-05-23 | 2011-09-27 | (주)한별메디텍 | 비침습적 연속 혈압 및 동맥 탄성도 측정을 위한 요골 맥파센싱 장치 및 방법 |
US8123694B2 (en) * | 2008-07-18 | 2012-02-28 | Welch Allyn, Inc. | Electro pneumatic interface for blood pressure system |
US8114026B2 (en) * | 2009-06-23 | 2012-02-14 | Infarct Reduction Technologies Inc. | Methods and devices for remote ischemic preconditioning and near-continuous blood pressure monitoring |
US9801780B2 (en) * | 2009-06-23 | 2017-10-31 | Lifecuff Technologies Inc. | Methods and devices for remote ischemic conditioning via partial limb occlusion |
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US9308000B2 (en) | 2013-07-12 | 2016-04-12 | Vasoinnovations, Inc. | Method of transradial catheterization, device for ulnar artery compression, and method of use |
US10342551B2 (en) | 2013-07-12 | 2019-07-09 | Vasoinnovations Inc. | Method to stop bleeding, with short hemostasis duration using a low dose of anticoagulant |
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US10213214B2 (en) | 2013-07-12 | 2019-02-26 | Vasoinnovations, Inc. | Method to stop bleeding, with short hemostasis duration using a low dose of anticoagulant |
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WO2017023499A1 (en) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | Vasoinnovations, Inc. | Apparatus and method to stop bleeding |
WO2017039007A1 (ja) | 2015-09-03 | 2017-03-09 | テルモ株式会社 | 止血器具 |
US10596436B1 (en) | 2016-11-08 | 2020-03-24 | Airborne Athletics, Inc. | Basketball training system |
KR101945960B1 (ko) * | 2016-11-23 | 2019-02-08 | (주)참케어 | 손목 혈압계 |
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- 2001-03-30 JP JP2001098025A patent/JP2002291708A/ja active Pending
-
2002
- 2002-03-06 EP EP02005061A patent/EP1247486A3/en not_active Withdrawn
- 2002-03-22 US US10/103,130 patent/US20020147404A1/en not_active Abandoned
- 2002-03-28 CN CN02108313.4A patent/CN1378815A/zh active Pending
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---|---|
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EP1247486A2 (en) | 2002-10-09 |
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