JP2003290156A - 生体情報計測装置 - Google Patents

生体情報計測装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の動脈を的確に圧迫して生体情報の計測
を行う。 【解決手段】 少なくとも2本の動脈と動脈間に位置す
る腱とが存在する生体部位に装着されて上記両動脈を流
体袋2で圧迫して生体情報を計測する生体情報計測装置
である。流体袋2は各動脈に対応する数及び位置にある
複数の流体袋2a,2bで形成され、相互に連通してい
る複数の流体袋2a,2bは夫々動脈圧迫方向において
複数層からなる積層構造となっている。各動脈は個別の
流体袋2a,2bで圧迫する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血圧や脈波などの生
体情報の計測に用いる生体情報計測装置、殊に人体の手
首や足首を流体袋で圧迫して生体情報の計測を行う生体
情報計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生体情報計測装置として血圧測定装置が
一般的であるが、このカフ圧迫法による血圧測定装置
は、カフで動脈が完全に閉塞するまで加圧し、その後、
徐々に減圧してカフ圧に重畳した動脈の脈波信号を捉え
てその振幅変化を基に最高・最低血圧を判定したり、あ
るいは一定速度で加圧しながら脈波信号を抽出して最高
・最低血圧を判定する。この時、圧迫する部品としては
主に上腕や手首などが用いられるが、最近は手首を圧迫
するタイプのものが小型で携帯性に優れるために注目さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、手首でカフ
圧迫法により測定を行う場合、上腕動脈から分岐した橈
骨動脈と尺骨動脈とを同時に一定速度で加圧、あるいは
阻血した後に一定速度で減圧して、捉えた脈波信号から
血圧を判定する。
【0004】しかし、手首には図18に示すように、上
腕動脈から分岐した橈骨動脈14と尺骨動脈15のほか
に、橈骨12や尺骨13、腱6が存在しており、殊に腱
6が橈骨動脈14と尺骨動脈15の間に存在しており、
橈骨動脈14と尺骨動脈15とをカフ1(流体袋2)で
圧迫する場合、腱6も同時に圧迫することになる。この
ためにカフ圧をかなり高くしないことには橈骨動脈14
と尺骨動脈15を同時に阻血することができない。
【0005】また、橈骨動脈14と尺骨動脈15とでは
阻血に必要なカフ圧が異なっているために、動脈信号に
ノイズが混入しやすく、血圧判定精度を高くすることが
できない。
【0006】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは複数の動脈を的確に
圧迫して生体情報の計測を行うことができる生体情報計
測装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、少な
くとも2本の動脈と動脈間に位置する腱が存在する生体
部位に装着されて上記両動脈を流体袋で圧迫して生体情
報を計測する生体情報計測装置において、流体袋は各動
脈に対応する数及び位置にある複数の流体袋で形成され
ているとともに、相互に連通している複数の流体袋は夫
々動脈圧迫方向において複数層からなる積層構造となっ
ていることに特徴を有している。各動脈を個別の流体袋
で圧迫するようにしたものである。
【0008】この場合、複数の流体袋は夫々3層以上の
積層構造となっていることが好ましく、また複数の流体
袋は生体部位への巻き付け周方向において生体側となる
内周側の長さよりも外周側の長さが大となっていること
が好ましい。
【0009】また、複数の流体袋は対応する動脈の生体
における深さに応じて層数が異なっていたり、対応する
動脈の生体における深さに応じて層間接続用の穴径が異
なっていてもよい。
【0010】さらに複数の流体袋が3層以上の積層構造
である場合、生体側となる内周側の層間接続用の穴の径
が外周側の層間接続用の穴の径よりも大となっているこ
とが好ましい。
【0011】また、複数の流体袋で構成された流体袋が
生体の腱の圧迫用の圧迫部を上記の複数の流体袋間に備
えていてもよく、この場合、圧迫部は腱の圧迫方向にお
いて複数の層からなる積層構造となった流体袋で形成さ
れていることや、更には圧迫部の積層数が動脈圧迫用の
流体袋の積層数より多いことが好ましい。圧迫部の積層
数が動脈圧迫用の流体袋の積層数と同じある時には圧迫
部の側壁長が動脈圧迫用の流体袋の側壁長より大である
ことが好ましい。
【0012】また、上記圧迫部は流体袋に付設された弾
性体で形成されているとともにその生体側となる内周側
が対応する生体部位形状に沿った湾曲形状となっていて
もよい。
【0013】流体袋におけるポンプとの接続用の接続口
が複数の流体袋間に位置していることが好ましい。
【0014】また、流体袋がその収縮時における流体通
路確保用のスペーサを内蔵しているものであってもよ
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図1は本発明に係る生体情報計測
装置において用いている動脈圧迫用の流体袋2の断面構
造を示しており、ポリウレタンやシリコンなどの可撓性
材料で作られた厚さ約0.2mmほどのシート状のもの
を熱溶着などによる貼り合わせ、あるいはブロー成形な
どで形成した上記流体袋2は複数層(図1に示す例では
2層)を積層したものとして形成された2つの流体袋2
a,2bを外層側で連通させた構造となっている。
【0016】そして、この流体袋1は、図2に示すよう
に、ポンプ10が組み込まれた計測装置(血圧計)本体
5に連結されたカフ1内に合成樹脂製のクリップ板4で
外周側が覆われた状態で配設されて、ポンプ10にチュ
ーブを介して接続されている。図中8,9はカフ11に
おける外布である。
【0017】カフ1を人体の手首7の周囲に周回させて
面ファスナーなどで係着させ、この状態でポンプ10を
作動させて流体袋2に流体(空気)を送り込めば、流体
袋2は膨張して伸縮性の高い外布8を介して手首を圧迫
するが、この時、流体袋2aを橈骨動脈14上に、流体
袋2bを尺骨動脈15上に位置させ、両流体袋2a,2
bの間の部分を腱6上に位置させることで、流体袋2a
は橈骨12との間で橈骨動脈14を確実に圧迫し、流体
袋2bは尺骨13との間で尺骨動脈15を確実に圧迫す
る。また、腱6の両側において流体袋2a,2bが膨張
して圧迫を行うために、腱6が流体袋2a,2b間に嵌
り込むような形になることから、流体袋2の膨張でカフ
1が手首7の周方向にずれ動いてしまうこともない。
【0018】しかも各流体袋2a,2bは積層構造とな
っており、その膨張方向が動脈14,15の圧迫方向に
なっている上に、生体との接触面が平面となっているた
めに、動脈14,15の圧迫を効果的に行うことができ
る。
【0019】図3は流体袋2a,2bを共に3層の積層
構造とするとともに、手首7側となる内周側の周方向長
Liよりも手首7から遠い側となる外周側の周方向長L
oを長くすることで、手首7に周回させた状態での流体
袋2の膨張時に流体袋2a,2bが動脈14,15をよ
り確実に圧迫するようにしたものであり、また手首7に
周回させた時に流体袋2に生じる皺が少なくなって圧迫
の不均一や圧力制御不備が生じにくくなるようにしたも
のである。
【0020】図4に示す流体袋2は、橈骨動脈14上に
位置させることになる流体袋2aを3層で、尺骨動脈1
5上に位置させることにある流体袋2bを4層で構成し
たものを示している。一般に橈骨動脈14よりも尺骨動
脈15の方が手首7の表面から深い位置にあって圧迫し
にくいために、橈骨動脈14の脈波よりも尺骨動脈15
の脈波の方が高圧で出現し、血圧判定に誤差が生じやす
いという問題があるが、流体袋2bの層数を流体袋2a
の層数を増やして尺骨動脈15の圧迫力を高くできるよ
うにしておくことで、血圧判定の誤差を低減することが
できる。
【0021】図5に示すように、流体袋2aの層間接続
用の穴の径Daよりも、流体袋2bの層間接続用の穴の
径Dbを小さくしておいても、膨張させた時の流体袋2
bのストロークを流体袋2aのストロークより大きくす
ることができるために、尺骨動脈15の圧迫力不足を補
うことができる。
【0022】図6に示すものは、層間接続用の穴を手首
7側よりも外周側の方が小さく(Da1<Da2、Db
1<Db2)なるようにすることで、上層側でストロー
クを確保し、下層側でストロークは小さいものの手首7
をフラットに圧迫することができるようにして、圧迫有
効面積を確保できるようにしたものである。
【0023】なお、上記図4〜図6に示した各構成を組
み合わせると、より好ましい結果を得ることができる。
【0024】図7に他例を示す。ここでは橈骨動脈14
の圧迫用の流体袋2aと尺骨動脈15の圧迫用の流体袋
2bとの間に、腱6の圧迫用の小さな流体袋2cを設け
て、これら流体袋2a,2b,2cを外層側で連通させ
ている。流体袋2aと流体袋2bとの間の隙間で生じる
圧迫不十分な領域を流体袋2cで補うことで、動脈1
4,15をより確実に圧迫することができるようにした
ものである。
【0025】上記流体袋2cは、図8に示すように多層
構造としてもよく、この場合、腱6をより強く圧迫する
ことができる。また、図に示すように流体袋2cの積層
数を流体袋2a,2bの積層数より多くしておくと、腱
6の圧迫をより強くすることができる。なお、図9に示
すように、流体袋2cの積層数が流体袋2a,2bの積
層数と同じであっても、流体袋2cの側壁の長さを長く
しておけば、流体袋2の断面積が流体袋2a,2bより
小さいために、腱6の圧迫を十分強くすることができ
る。
【0026】図10に示すように、流体袋2a,2bの
間に流体袋2cに代えて、腱圧迫用の弾性体3を配置し
てもよい。この場合、弾性体3を腱6の形状に沿う腕脚
形状としておくことで、弾性体3の存在が流体袋2が周
方向に位置ずれしてしまう原因になってしまうことを防
ぐことができる。
【0027】図11に別の例を示す。これは流体袋2に
おけるポンプ10との接続のための接続口16を流体袋
2の周方向の中央位置(好ましくは周方向と直交する方
向においても中央位置となるところ)に配置した例を示
しており、この場合、流体袋2aと流体袋2bとにバラ
ンスよく流体を送り込むことができる。
【0028】図12に示すものは、流体袋2a,2b間
を連通させている部分の断面積が小さく、この部分を通
じて流体袋2a,2bに流体を送り込む場合、流体袋2
a,2bが収縮している状態では上記連通部分で圧力損
失が生じることに鑑み、流体袋2a,2bの最外層で相
互に連通している部分に、中央部が切欠23となってい
るスペーサ22を入れて、収縮時にも所定の断面積以上
の流路が確保されるようにしている。スペーサ22とし
ては、厚さ0.2mm程度のウレタンシートを好適に用
いることができる。
【0029】スペーサ22に代えて、図13に示すよう
に流体袋2a,2bの内面に突条24を設けたり、ある
いは図14に示すように、流体袋2a,2bの内面に溝
25を設けたり、図15に示すように、流体袋2a,2
bの内面に多孔質材26を配置することによって、収縮
時にも所定の断面積以上の流路が確保されるようにして
もよい。
【0030】また、図16に示すように、接続口16周
辺にチャンバー27を設けるようにしてもよい。
【0031】図17は流体袋2の外周に配置するクリッ
プ板4の一部にくり抜き部28を設けたものを示してい
る。クリップ板4と流体袋2との密着性が良くなること
から、流体まわりがより一層改善される。なお、図示例
ではクリップ板4と手首7との曲率が合わない領域、つ
まりクリップ板4の曲率半径が最も小さい領域付近にく
り抜き部28を一つ設けているが、複数のくり抜き部2
8を設けても良く、くり抜き部28を設ける位置やくり
抜き部28の形状等、図示例に限定されるものではな
い。
【0032】また、以上の各例では手首に装着して橈骨
動脈と尺骨動脈とを確実に圧迫するものを示したが、指
や足首、足指などにおいても2本の動脈が存在するとと
もにその間に腱などの硬い組織が存在していることか
ら、これらの部分に適用させたものであってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明においては、少なく
とも2本の動脈と動脈間に位置する腱が存在する生体部
位に装着されて上記両動脈を流体袋で圧迫して生体情報
を計測する生体情報計測装置において、流体袋は各動脈
に対応する数及び位置にある複数の流体袋で形成されて
いるために、各動脈が個別の流体袋で圧迫されるもので
あり、動脈間に位置する腱で動脈の圧迫が阻害されてし
まったり周方向にずれが生じてしまうようなことがな
く、しかも相互に連通している複数の流体袋は夫々動脈
圧迫方向において複数層からなる積層構造となってい
て、各流体袋は動脈の圧迫方向に膨張するものであり、
生体との接触面も平面で形成することができるために、
複数の動脈の圧迫を効果的に行うことができるものであ
る。
【0034】この場合、複数の流体袋は夫々3層以上の
積層構造となっていると、圧迫力を高くすることができ
る。
【0035】また複数の流体袋は生体部位への巻き付け
周方向において生体側となる内周側の長さよりも外周側
の長さが大となっていると、生体部位に巻き付けた時、
流体袋の膨張による圧迫力を適切に動脈に伝えることが
できる上に、流体袋に生じる皺が少なくなるために、皺
が生じることによる弊害を少なくすることができる。
【0036】また、複数の流体袋は対応する動脈の生体
における深さに応じて層数が異なっていたり、対応する
動脈の生体における深さに応じて層間接続用の穴径が異
なっていると、深い位置にある動脈に対する動脈への圧
迫力を強くすることができる。
【0037】さらに複数の流体袋が3層以上の積層構造
である場合、生体側となる内周側の層間接続用の穴の径
が外周側の層間接続用の穴の径よりも大となっているこ
とが好ましい。外周側でストロークを確保しつつ、内周
側で生体をフラットに圧迫することができる。
【0038】また、複数の流体袋で構成された流体袋が
生体の腱の圧迫用の圧迫部を上記の複数の流体袋間に備
えていると、腱が動脈の圧迫の邪魔になってしまう状態
を避けることができる。
【0039】この場合、圧迫部は腱の圧迫方向において
複数の層からなる積層構造となった流体袋で形成されて
いると、動脈圧迫用の流体袋と同時に圧迫部も膨張させ
ることができる。
【0040】しかも圧迫部の積層数が動脈圧迫用の流体
袋の積層数より多いと、腱の圧迫を効果的に行うことが
できる。圧迫部の積層数が動脈圧迫用の流体袋の積層数
と同じでも圧迫部の側壁長が動脈圧迫用の流体袋の側壁
長より大であれば、腱の圧迫を効果的に行うことができ
る。
【0041】また、上記圧迫部は流体袋に付設された弾
性体で形成されているとともにその生体側となる内周側
が対応する生体部位形状に沿った湾曲形状となっていて
もよい。腱の圧迫をずれが生じたりすることなく行うこ
とができる。
【0042】流体袋におけるポンプとの接続用の接続口
が複数の流体袋間に位置していることが各流体袋をバラ
ンス良く膨張させることができる点で好ましい。
【0043】また、流体袋がその収縮時における流体通
路確保用のスペーサを内蔵していると、圧力損失を少な
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例における流体袋の断
面図である。
【図2】同上の全体構成を示す断面図である。
【図3】他例の流体袋の断面図である。
【図4】さらに他例の流体袋の断面図である。
【図5】別の例の流体袋の断面図である。
【図6】さらに別の例の流体袋の断面図である。
【図7】他の例の流体袋の断面図である。
【図8】さらに他の例の流体袋の断面図である。
【図9】別の例の流体袋の断面図である。
【図10】さらに別の例の流体袋の断面図である。
【図11】(a)(b)は他の例の流体袋の平面図と断面図で
ある。
【図12】(a)(b)は更に他の例の流体袋の平面図と断面
図である。
【図13】(a)(b)は別の例の流体袋の平面図と断面図で
ある。
【図14】(a)(b)はさらに別の例の流体袋の平面図と断
面図である。
【図15】(a)(b)は他の例の流体袋の平面図と断面図で
ある。
【図16】(a)(b)は更に他の例の流体袋の平面図と断面
図である。
【図17】クリップ板の斜視図である。
【図18】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 カフ 2 流体袋 2a 流体袋 2b 流体袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜元 学 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 岩井 伸夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4C017 AA08 AB02 AD14

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2本の動脈と動脈間に位置す
    る腱が存在する生体部位に装着されて上記両動脈を流体
    袋で圧迫して生体情報を計測する生体情報計測装置にお
    いて、流体袋は各動脈に対応する数及び位置にある複数
    の流体袋で形成されているとともに、相互に連通してい
    る複数の流体袋は夫々動脈圧迫方向において複数層から
    なる積層構造となっていることを特徴とする生体情報計
    測装置。
  2. 【請求項2】 複数の流体袋は夫々3層以上の積層構造
    となっていることを特徴とする請求項1記載の生体情報
    計測装置。
  3. 【請求項3】 複数の流体袋は生体部位への巻き付け周
    方向において生体側となる内周側の長さよりも外周側の
    長さが大となっていることを特徴とする請求項1または
    2記載の生体情報計測装置。
  4. 【請求項4】 複数の流体袋は対応する動脈の生体にお
    ける深さに応じて層数が異なっていることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかの項に記載の生体情報計測装
    置。
  5. 【請求項5】 複数の流体袋は対応する動脈の生体にお
    ける深さに応じて層間接続用の穴径が異なっていること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の生体
    情報計測装置。
  6. 【請求項6】 複数の流体袋は3層以上の積層構造であ
    るとともに、生体側となる内周側の層間接続用の穴の径
    が外周側の層間接続用の穴の径よりも大となっているこ
    とを特徴とするを特徴とする請求項1〜3のいずれかの
    項に記載の生体情報計測装置。
  7. 【請求項7】 複数の流体袋で構成された流体袋は生体
    の腱の圧迫用の圧迫部を上記の複数の流体袋間に備えて
    いることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記
    載の生体情報計測装置。
  8. 【請求項8】 圧迫部は腱の圧迫方向において複数の層
    からなる積層構造となった流体袋で形成されていること
    を特徴とする請求項7記載の生体情報計測装置。
  9. 【請求項9】 圧迫部の積層数が動脈圧迫用の流体袋の
    積層数より多いことを特徴とする請求項8記載の生体情
    報計測装置。
  10. 【請求項10】 圧迫部の積層数は動脈圧迫用の流体袋
    の積層数と同じであり且つ圧迫部の側壁長が動脈圧迫用
    の流体袋の側壁長より大であるを特徴とする請求項8記
    載の生体情報計測装置。
  11. 【請求項11】 圧迫部は流体袋に付設された弾性体で
    形成されているとともにその生体側となる内周側が対応
    する生体部位形状に沿った湾曲形状となっていることを
    特徴とする請求項7記載の生体情報計測装置。
  12. 【請求項12】 流体袋におけるポンプとの接続用の接
    続口が複数の流体袋間に位置していることを特徴とする
    請求項1〜11のいずれかの項に記載の生体情報計測装
    置。
  13. 【請求項13】 流体袋はその収縮時における流体通路
    確保用のスペーサを内蔵していることを特徴とする請求
    項1〜12のいずれかの項に記載の生体情報計測装置。
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