JP3178195B2 - 連続血圧モニタ装置 - Google Patents
連続血圧モニタ装置Info
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- JP3178195B2 JP3178195B2 JP28458393A JP28458393A JP3178195B2 JP 3178195 B2 JP3178195 B2 JP 3178195B2 JP 28458393 A JP28458393 A JP 28458393A JP 28458393 A JP28458393 A JP 28458393A JP 3178195 B2 JP3178195 B2 JP 3178195B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、連続的に血圧変動を
モニタし得る連続血圧モニタ装置に関する。
モニタし得る連続血圧モニタ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の連続血圧モニタ装置は、生体の一
部を圧迫するカフ、このカフを加圧する加圧手段、前記
カフの圧力を検出する圧力センサ、前記カフを減圧する
排気手段、徐々加圧過程もしくは徐々排気過程で脈波振
幅あるいはコロトコフ音等の生体情報を検出する手段、
この生体情報とカフ圧に基づいて血圧値を決定する血圧
決定手段及び血圧値を表示する表示手段からなる血圧測
定装置を備え、カフを生体に装着した状態で、一定時間
間隔で、この血圧測定装置を動作させて、連続的に血圧
をモニタし得るようにしている。
部を圧迫するカフ、このカフを加圧する加圧手段、前記
カフの圧力を検出する圧力センサ、前記カフを減圧する
排気手段、徐々加圧過程もしくは徐々排気過程で脈波振
幅あるいはコロトコフ音等の生体情報を検出する手段、
この生体情報とカフ圧に基づいて血圧値を決定する血圧
決定手段及び血圧値を表示する表示手段からなる血圧測
定装置を備え、カフを生体に装着した状態で、一定時間
間隔で、この血圧測定装置を動作させて、連続的に血圧
をモニタし得るようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の連続血
圧モニタ装置は、短い周期で血圧測定を繰り返す必要が
ある。また血圧測定中には、生体の一部が最高血圧値以
上の圧力で圧迫される。さらに血圧変動の有無にかかわ
らず、短周期で血圧測定を繰り返すので、被検者に苦痛
を強いるばかりでなく、不必要な測定を行うという問題
がある。
圧モニタ装置は、短い周期で血圧測定を繰り返す必要が
ある。また血圧測定中には、生体の一部が最高血圧値以
上の圧力で圧迫される。さらに血圧変動の有無にかかわ
らず、短周期で血圧測定を繰り返すので、被検者に苦痛
を強いるばかりでなく、不必要な測定を行うという問題
がある。
【０００４】この発明は、上記問題点に着目してなされ
たものであって、血圧変動の大きい場合にのみ測定を行
い、被検者の苦痛を柔げ得る連続血圧モニタ装置を提供
することを目的としている。
たものであって、血圧変動の大きい場合にのみ測定を行
い、被検者の苦痛を柔げ得る連続血圧モニタ装置を提供
することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明の連続
血圧モニタ装置は、生体の一部を圧迫するカフ、このカ
フを加圧する加圧手段、前記カフの圧力を検出する圧力
センサ、前記カフを減圧する排気手段、徐々加圧過程も
しくは徐々排気過程で生体情報を検出する手段、前記生
体情報に基づいて血圧値を決定する血圧決定手段及び血
圧値を表示する表示手段からなる血圧測定装置と、生体
の二部位で脈波を検出する脈波検出手段または一方の一
部位にて心電波形を検出する心電波形検出手段と、検出
された脈波または心電波形から前記生体の二部位間を脈
波が伝播する時間または速度を決定する手段と、決定さ
れた伝播時間または速度から血圧変動値を決定する手段
と、決定された血圧変動値が所定の値になったことを判
定する手段とを備え、判定手段出力に応答して、前記測
定を開始するようにしている。
血圧モニタ装置は、生体の一部を圧迫するカフ、このカ
フを加圧する加圧手段、前記カフの圧力を検出する圧力
センサ、前記カフを減圧する排気手段、徐々加圧過程も
しくは徐々排気過程で生体情報を検出する手段、前記生
体情報に基づいて血圧値を決定する血圧決定手段及び血
圧値を表示する表示手段からなる血圧測定装置と、生体
の二部位で脈波を検出する脈波検出手段または一方の一
部位にて心電波形を検出する心電波形検出手段と、検出
された脈波または心電波形から前記生体の二部位間を脈
波が伝播する時間または速度を決定する手段と、決定さ
れた伝播時間または速度から血圧変動値を決定する手段
と、決定された血圧変動値が所定の値になったことを判
定する手段とを備え、判定手段出力に応答して、前記測
定を開始するようにしている。
【０００６】一般に連続血圧モニタを行うのは、大きく
変動した血圧値を知りたいためである。したがって、こ
の連続血圧モニタ装置では、常時は、脈波等の伝播時間
（速度）を検出し、この伝播時間等から血圧変動値を決
定し、さらにこの血圧変動値が所定値に達したか判定
し、一定以上の場合に血圧変動大として、血圧測定装置
の動作を開始させ、そこで血圧測定を行う。したがって
血圧変動の大なる時にのみ測定がなされ、カフによる生
体圧迫があるが、それ以外変動の少ない時は、血圧測定
装置を動作させないので、被検者に与える苦痛が軽減で
き、無用な測定の繰り返しを回避できる。
変動した血圧値を知りたいためである。したがって、こ
の連続血圧モニタ装置では、常時は、脈波等の伝播時間
（速度）を検出し、この伝播時間等から血圧変動値を決
定し、さらにこの血圧変動値が所定値に達したか判定
し、一定以上の場合に血圧変動大として、血圧測定装置
の動作を開始させ、そこで血圧測定を行う。したがって
血圧変動の大なる時にのみ測定がなされ、カフによる生
体圧迫があるが、それ以外変動の少ない時は、血圧測定
装置を動作させないので、被検者に与える苦痛が軽減で
き、無用な測定の繰り返しを回避できる。
【０００７】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図１は、この発明の一実施例を示す連続血
圧モニタ装置のブロック図である。この連続血圧モニタ
装置は、血圧測定部（血圧測定装置）２０Ａと、血圧連
続モニタ部２０Ｂとから構成されている。血圧測定部２
０Ａは、カフ１と、カフ１の圧力を検出する圧力センサ
２と、圧力センサ２の出力をデジタル信号に変換するＡ
／Ｄ変換器３と、カフ１を加圧する加圧ポンプ４と、こ
の加圧ポンプを駆動する駆動回路５と、カフ１の圧力を
排気する排気弁６と、その駆動回路７と、ＣＰＵ８と、
血圧値を表示する表示器９とから構成されている。この
血圧測定部２０Ａは、圧力センサ２の出力の静圧分に重
畳される脈波成分を抽出し、カフ圧と脈波振幅列データ
から最高血圧値と最低血圧値を決定するものであり、こ
の部分は、すでによく知られた一般の血圧測定装置と特
に変わるところはない。したがって、この血圧測定部２
０Ａは、コロトコフ音検出による血圧決定方法を採用す
るもの等、他の測定原理を採用するものであってもよ
い。
に説明する。図１は、この発明の一実施例を示す連続血
圧モニタ装置のブロック図である。この連続血圧モニタ
装置は、血圧測定部（血圧測定装置）２０Ａと、血圧連
続モニタ部２０Ｂとから構成されている。血圧測定部２
０Ａは、カフ１と、カフ１の圧力を検出する圧力センサ
２と、圧力センサ２の出力をデジタル信号に変換するＡ
／Ｄ変換器３と、カフ１を加圧する加圧ポンプ４と、こ
の加圧ポンプを駆動する駆動回路５と、カフ１の圧力を
排気する排気弁６と、その駆動回路７と、ＣＰＵ８と、
血圧値を表示する表示器９とから構成されている。この
血圧測定部２０Ａは、圧力センサ２の出力の静圧分に重
畳される脈波成分を抽出し、カフ圧と脈波振幅列データ
から最高血圧値と最低血圧値を決定するものであり、こ
の部分は、すでによく知られた一般の血圧測定装置と特
に変わるところはない。したがって、この血圧測定部２
０Ａは、コロトコフ音検出による血圧決定方法を採用す
るもの等、他の測定原理を採用するものであってもよ
い。
【０００８】血圧変動モニタ部２０Ｂは、それぞれ身体
の異なる二部位に装着される２個の脈波センサ１０、１
１と、これら脈波センサ１０、１１の出力をデジタル信
号に変換して、ＣＰＵ８に入力するＡ／Ｄ変換器１２、
１３と、ＣＰＵ８と、血圧変動量を表示する表示器９と
から構成されている。なお、血圧測定部２０Ａと血圧変
動モニタ部２０ＢのＣＰＵと表示器は、兼用されてい
る。
の異なる二部位に装着される２個の脈波センサ１０、１
１と、これら脈波センサ１０、１１の出力をデジタル信
号に変換して、ＣＰＵ８に入力するＡ／Ｄ変換器１２、
１３と、ＣＰＵ８と、血圧変動量を表示する表示器９と
から構成されている。なお、血圧測定部２０Ａと血圧変
動モニタ部２０ＢのＣＰＵと表示器は、兼用されてい
る。
【０００９】血圧変動モニタ部２０Ｂにおいて、各脈波
センサ１０、１１で脈波成分を検出すると、図２に示す
ように、心臓に近い側の脈波センサ１０の出力（Ａ）に
対し、末梢側に装着された脈波センサ１１の出力（Ｂ）
は、同一波形に対し時間差ｔを持つ。ＣＰＵ８は、この
２つの脈波センサ１０、１１の脈波の時間差（二部位間
を脈波が伝播する速度）は、図３に示すように血圧値と
相関があることが知られている。すなわち、血圧値が変
動しなければ時間差も変動しないが、血圧値が大きく変
動すると、時間差ｔも変動することとなる。図３の例
で、血圧値がＢＰ1 からＢＰ2 へ変動すると、時間差も
ｔ1 からｔ2 に変動する。それゆえ、この血圧変動モニ
タ部２０Ｂは、２つの脈波センサ１０、１１の出力の脈
波の時間差ｔを求め、この時間差がどの程度変動するか
を求めることにより、血圧変動量をモニタするようにし
ている。
センサ１０、１１で脈波成分を検出すると、図２に示す
ように、心臓に近い側の脈波センサ１０の出力（Ａ）に
対し、末梢側に装着された脈波センサ１１の出力（Ｂ）
は、同一波形に対し時間差ｔを持つ。ＣＰＵ８は、この
２つの脈波センサ１０、１１の脈波の時間差（二部位間
を脈波が伝播する速度）は、図３に示すように血圧値と
相関があることが知られている。すなわち、血圧値が変
動しなければ時間差も変動しないが、血圧値が大きく変
動すると、時間差ｔも変動することとなる。図３の例
で、血圧値がＢＰ1 からＢＰ2 へ変動すると、時間差も
ｔ1 からｔ2 に変動する。それゆえ、この血圧変動モニ
タ部２０Ｂは、２つの脈波センサ１０、１１の出力の脈
波の時間差ｔを求め、この時間差がどの程度変動するか
を求めることにより、血圧変動量をモニタするようにし
ている。
【００１０】次に、上記実施例連続血圧モニタ装置の全
体動作を図４、図５に示すフロー図を参照して説明す
る。被検者にカフ１及び脈波センサ１０、１１を装着し
た状態で、スタートスイッチをＯＮして、動作をスター
トさせると、血圧測定部２０Ａで初期値血圧測定を行う
（ステップＳＴ１）。この血圧測定は、加圧ポンプ４を
ＯＮして、カフ１の圧力を所定の目標値まで加圧し、そ
の後、加圧ポンプ４をＯＦＦして、排気弁６による微速
排気し、圧力センサ２で検出されるカフ圧を連続的に取
り込み、ＣＰＵ８でカフの静圧と脈波成分を分離し、時
間順次にカフ圧と脈波振幅を求め、よく知られたアルゴ
リズムによる振動法により、最高血圧、最低血圧を決定
し、その最高血圧、最低血圧を初期値として表示器９に
表示するとともに、ＣＰＵ８のメモリに記憶する（ステ
ップＳＴ２）。
体動作を図４、図５に示すフロー図を参照して説明す
る。被検者にカフ１及び脈波センサ１０、１１を装着し
た状態で、スタートスイッチをＯＮして、動作をスター
トさせると、血圧測定部２０Ａで初期値血圧測定を行う
（ステップＳＴ１）。この血圧測定は、加圧ポンプ４を
ＯＮして、カフ１の圧力を所定の目標値まで加圧し、そ
の後、加圧ポンプ４をＯＦＦして、排気弁６による微速
排気し、圧力センサ２で検出されるカフ圧を連続的に取
り込み、ＣＰＵ８でカフの静圧と脈波成分を分離し、時
間順次にカフ圧と脈波振幅を求め、よく知られたアルゴ
リズムによる振動法により、最高血圧、最低血圧を決定
し、その最高血圧、最低血圧を初期値として表示器９に
表示するとともに、ＣＰＵ８のメモリに記憶する（ステ
ップＳＴ２）。
【００１１】以後は、血圧変動量測定に移る（ステップ
ＳＴ３）。この処理は、その詳細ルーチンを図５に示し
ており、先ず、両脈波センサ１０、１１より脈波信号を
取り込み（ステップ３１）、取り込んだ両脈波信号が最
初のものである場合（ステップＳＴ３２）、脈波時間差
ｔ1 を算出し、記憶する（ステップＳＴ３３）。その
後、所定時間をおいて、両脈波信号を取り込み（ステッ
プＳＴ３４）、脈波時間差ｔを算出し、記憶する（ステ
ップＳＴ３５）。そして、時間差変化量（ｔ−ｔ 1 ）を
算出し（ステップＳＴ３６）、この時間差変化量に対応
して、予め記憶してある血圧変動量テーブルのある算出
式より、対応する血圧変動量を算出する（ステップＳＴ
３７）。最後に、脈波時間差ｔを、次回における前回時
間差ｔ1 として記憶し（ステップＳＴ３８）、メインル
ーチンにリターンする。なお、２回目以降に、このサブ
ルーチンに入ると、ステップＳＴ３２の判定はＮＯであ
り、前回の時間差ｔ1 をすでに記憶してあるので、ステ
ップＳＴ３３、ＳＴ３４をスキップし、今回の時間差ｔ
のみを算出、記憶すればよい。
ＳＴ３）。この処理は、その詳細ルーチンを図５に示し
ており、先ず、両脈波センサ１０、１１より脈波信号を
取り込み（ステップ３１）、取り込んだ両脈波信号が最
初のものである場合（ステップＳＴ３２）、脈波時間差
ｔ1 を算出し、記憶する（ステップＳＴ３３）。その
後、所定時間をおいて、両脈波信号を取り込み（ステッ
プＳＴ３４）、脈波時間差ｔを算出し、記憶する（ステ
ップＳＴ３５）。そして、時間差変化量（ｔ−ｔ 1 ）を
算出し（ステップＳＴ３６）、この時間差変化量に対応
して、予め記憶してある血圧変動量テーブルのある算出
式より、対応する血圧変動量を算出する（ステップＳＴ
３７）。最後に、脈波時間差ｔを、次回における前回時
間差ｔ1 として記憶し（ステップＳＴ３８）、メインル
ーチンにリターンする。なお、２回目以降に、このサブ
ルーチンに入ると、ステップＳＴ３２の判定はＮＯであ
り、前回の時間差ｔ1 をすでに記憶してあるので、ステ
ップＳＴ３３、ＳＴ３４をスキップし、今回の時間差ｔ
のみを算出、記憶すればよい。
【００１２】図４に示すメインルーチンに戻ると、算出
した血圧変動量を表示器９に表示する（ステップＳＴ
４）とともに、変動量が予め設定する所定値以上である
か否かを判定し（ステップＳＴ５）、所定値以上でなけ
れば、ステップＳＴ３に戻り、血圧変動量測定、表示を
一定時間毎に繰り返す。ステップＳＴ５で、変動量が所
定値以上であると、血圧変動量が大であるので、血圧測
定部２０Ａに血圧測定開始の指令を出し、血圧測定を行
い（ステップＳＴ６）、測定した最高血圧、最低血圧を
表示器９に表示する（ステップＳＴ７）。そして、ステ
ップＳＴ３に戻り、再度血圧変動量の測定に移る。
した血圧変動量を表示器９に表示する（ステップＳＴ
４）とともに、変動量が予め設定する所定値以上である
か否かを判定し（ステップＳＴ５）、所定値以上でなけ
れば、ステップＳＴ３に戻り、血圧変動量測定、表示を
一定時間毎に繰り返す。ステップＳＴ５で、変動量が所
定値以上であると、血圧変動量が大であるので、血圧測
定部２０Ａに血圧測定開始の指令を出し、血圧測定を行
い（ステップＳＴ６）、測定した最高血圧、最低血圧を
表示器９に表示する（ステップＳＴ７）。そして、ステ
ップＳＴ３に戻り、再度血圧変動量の測定に移る。
【００１３】なお上記実施例において、脈波センサを２
個用い、伝播速度を算出しているが、一方は、一部位に
心電波形電極を設け、心電波形の伝播速度を算出し、こ
れにより血圧変動量を求めてもよい。また、血圧変動量
算出の基となる血圧値−時間差特性は、何回かの実際の
血圧測定時に、その血圧値と時間差を新たな特性として
記憶すれば、より正確な変動量の測定を行うことができ
る。
個用い、伝播速度を算出しているが、一方は、一部位に
心電波形電極を設け、心電波形の伝播速度を算出し、こ
れにより血圧変動量を求めてもよい。また、血圧変動量
算出の基となる血圧値−時間差特性は、何回かの実際の
血圧測定時に、その血圧値と時間差を新たな特性として
記憶すれば、より正確な変動量の測定を行うことができ
る。
【００１４】また、上記実施例において、血圧変動量が
所定値以上であると、血圧測定部を動作開始させるよう
にしているが、ブザー等の報知手段を備えておき、血圧
測定部の動作開始前に、報知手段を動作させることによ
り、被検者に、これから血圧測定部での測定を開始する
ことを知らせることができる。
所定値以上であると、血圧測定部を動作開始させるよう
にしているが、ブザー等の報知手段を備えておき、血圧
測定部の動作開始前に、報知手段を動作させることによ
り、被検者に、これから血圧測定部での測定を開始する
ことを知らせることができる。
【００１５】
【発明の効果】この発明によれば、血圧変動の連続モニ
タは、無負荷、無拘束のＰＷＶ法（脈波伝播速度法）を
用い、所定の血圧変動が発生した場合のみ血圧測定を行
う、としたので、被検者に苦痛を強いることなく、連続
血圧モニタができる。また、一拍毎に連続して、非常に
きめ細かく血圧モニタができる。また、所定の血圧変動
が発生した場合にのみ血圧測定を行うため、不必要な血
圧測定を行わない。さらに、血圧測定に一拍脈波による
短時間血圧測定法を用いることにより、低負荷（ほとん
ど無負荷）で連続血圧モニタができる、という効果が得
られる。
タは、無負荷、無拘束のＰＷＶ法（脈波伝播速度法）を
用い、所定の血圧変動が発生した場合のみ血圧測定を行
う、としたので、被検者に苦痛を強いることなく、連続
血圧モニタができる。また、一拍毎に連続して、非常に
きめ細かく血圧モニタができる。また、所定の血圧変動
が発生した場合にのみ血圧測定を行うため、不必要な血
圧測定を行わない。さらに、血圧測定に一拍脈波による
短時間血圧測定法を用いることにより、低負荷（ほとん
ど無負荷）で連続血圧モニタができる、という効果が得
られる。
【図１】この発明の一実施例連続血圧モニタ装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】脈波センサによる脈波の時間差測定を説明する
ための波形図である。
ための波形図である。
【図３】血圧変動量測定を説明するための血圧値−時間
差特性を示す図である。
差特性を示す図である。
【図４】上記実施例連続血圧モニタ装置の動作を説明す
るためのメインフロー図である。
るためのメインフロー図である。
【図５】同メインフロー図の血圧変動量測定のサブルー
チンを示すフロー図である。
チンを示すフロー図である。
８ ＣＰＵ １０、１１ 脈波センサ ２０Ａ 血圧測定部 ２０Ｂ 血圧変動モニタ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 義徳 京都市右京区山ノ内山ノ下町24番地 株 式会社オムロンライフサイエンス研究所 内 (56)参考文献 特開 平５−207978（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−200440（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−213324（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−298336（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61B 5/00 - 5/0295
Claims (3)
- 【請求項１】生体の一部を圧迫するカフ、このカフを加
圧する加圧手段、前記カフの圧力を検出する圧力セン
サ、前記カフを減圧する排気手段、徐々加圧過程もしく
は徐々排気過程で生体情報を検出する手段、前記生体情
報に基づいて血圧値を決定する血圧決定手段及び血圧値
を表示する表示手段からなる血圧測定装置と、 生体の二部位で脈波を検出する脈波検出手段または一方
の一部位にて心電波形を検出する心電波形検出手段と、 検出された脈波または心電波形から前記生体の二部位間
を脈波が伝播する時間または速度を決定する手段と、 決定された伝播時間または速度から血圧変動値を決定す
る手段と、 決定された血圧変動値が所定の値になったことを判定す
る手段と、 を備え、判定手段出力に応答して、前記血圧測定装置の
測定を開始させるようにしたことを特徴とする連続血圧
モニタ装置。 - 【請求項２】前記判定手段出力に応答して、前記血圧測
定装置による測定開始を報知する報知手段を備えた請求
項１記載の連続血圧モニタ装置。 - 【請求項３】前記血圧変動値を決定する手段は、予め記
憶された伝播時間または速度と血圧変動値の関係から血
圧変動値を決定するものであり、複数回の測定データに
より、前記関係を補正する手段を備えた請求項１記載の
連続血圧モニタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28458393A JP3178195B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 連続血圧モニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28458393A JP3178195B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 連続血圧モニタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07136136A JPH07136136A (ja) | 1995-05-30 |
| JP3178195B2 true JP3178195B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=17680340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28458393A Expired - Fee Related JP3178195B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 連続血圧モニタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3178195B2 (ja) |
Families Citing this family (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996022050A1 (fr) * | 1995-01-17 | 1996-07-25 | Colin Corporation | Moniteur de pression sanguine |
| JP2000107146A (ja) * | 1998-10-07 | 2000-04-18 | Nippon Colin Co Ltd | 血圧監視装置 |
| EP1251775A1 (en) * | 2000-01-26 | 2002-10-30 | VSM Medtech Ltd. | Continuous blood pressure monitoring method and apparatus |
| CA2353779A1 (en) * | 2001-07-25 | 2003-01-25 | Ming Sun | Apparatus having redundant sensors for continuous monitoring of vital signs and related methods |
| US6893401B2 (en) | 2001-07-27 | 2005-05-17 | Vsm Medtech Ltd. | Continuous non-invasive blood pressure monitoring method and apparatus |
| US7455643B1 (en) | 2003-07-07 | 2008-11-25 | Nellcor Puritan Bennett Ireland | Continuous non-invasive blood pressure measurement apparatus and methods providing automatic recalibration |
| US8660799B2 (en) | 2008-06-30 | 2014-02-25 | Nellcor Puritan Bennett Ireland | Processing and detecting baseline changes in signals |
| US9687161B2 (en) | 2008-09-30 | 2017-06-27 | Nellcor Puritan Bennett Ireland | Systems and methods for maintaining blood pressure monitor calibration |
| US9314168B2 (en) | 2008-09-30 | 2016-04-19 | Nellcor Puritan Bennett Ireland | Detecting sleep events using localized blood pressure changes |
| US9301697B2 (en) | 2008-09-30 | 2016-04-05 | Nellcor Puritan Bennett Ireland | Systems and methods for recalibrating a non-invasive blood pressure monitor |
| US8216136B2 (en) | 2009-03-05 | 2012-07-10 | Nellcor Puritan Bennett Llc | Systems and methods for monitoring heart rate and blood pressure correlation |
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