JP2605145B2 - 電子血圧計 - Google Patents
電子血圧計Info
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- JP2605145B2 JP2605145B2 JP1258797A JP25879789A JP2605145B2 JP 2605145 B2 JP2605145 B2 JP 2605145B2 JP 1258797 A JP1258797 A JP 1258797A JP 25879789 A JP25879789 A JP 25879789A JP 2605145 B2 JP2605145 B2 JP 2605145B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電子血圧計に関するものである。
［従来の技術］ 従来、電子血圧計としては、コロトコフ音の認識に基
づいて血圧を測定する（以下Ｋ音法と言う）血圧計とカ
フ圧の振動脈波から血圧を測定する（オシロメトリツク
法、以下OSC法と言う）血圧計とがある。又、最近では
Ｋ音法による測定結果が信頼出来る値か否かをOSC法に
よりチエツクする血圧計も提案されている。
づいて血圧を測定する（以下Ｋ音法と言う）血圧計とカ
フ圧の振動脈波から血圧を測定する（オシロメトリツク
法、以下OSC法と言う）血圧計とがある。又、最近では
Ｋ音法による測定結果が信頼出来る値か否かをOSC法に
よりチエツクする血圧計も提案されている。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来の電子血圧計では、Ｋ音法又
はOSC法のいずれかの方式に依存しているため、例えば
Ｋ音方式の血圧計において、Ｋ音が極度に弱いためにＫ
音が検出できない人、脈が強い人、又は透析患者で動脈
シヤントノイズが大きくＫ音が最低血圧以下まで検出さ
れる人等について正確な測定ができないという問題があ
つた。一方、OSC法の血圧計においては、振動脈波が小
さい人、カフがゆるく巻かれたり細い腕に大きめのカフ
が巻かれた場合、あるいは測定中の血圧の変化が大きい
場合等に正確な測定ができないという問題があつた。
はOSC法のいずれかの方式に依存しているため、例えば
Ｋ音方式の血圧計において、Ｋ音が極度に弱いためにＫ
音が検出できない人、脈が強い人、又は透析患者で動脈
シヤントノイズが大きくＫ音が最低血圧以下まで検出さ
れる人等について正確な測定ができないという問題があ
つた。一方、OSC法の血圧計においては、振動脈波が小
さい人、カフがゆるく巻かれたり細い腕に大きめのカフ
が巻かれた場合、あるいは測定中の血圧の変化が大きい
場合等に正確な測定ができないという問題があつた。
本発明は、このような従来の電子血圧計の問題点に鑑
みてなされたものであつて、測定不能を極力なくし正確
な血圧値を表示する電子血圧計を提供する。
みてなされたものであつて、測定不能を極力なくし正確
な血圧値を表示する電子血圧計を提供する。
［課題を解決するための手段］ この課題を解決するために、本発明の電子血圧計は、
カフ減圧時にコロトコフ音の発生あるいは消滅に基づい
て血圧を測定する第１の血圧測定手段と、前記カフ減圧
時のカフの振動脈波信号に基づいて血圧を測定する第２
の血圧測定手段と、前記コロトコフ音の発生時期あるい
は消滅時期と前記振動脈波による所定血圧値の検出時期
との関係に対応して、前記第１の血圧測定手段と第２の
血圧測定手段との測定血圧値を選択して表示する血圧値
選択手段とを備える。
カフ減圧時にコロトコフ音の発生あるいは消滅に基づい
て血圧を測定する第１の血圧測定手段と、前記カフ減圧
時のカフの振動脈波信号に基づいて血圧を測定する第２
の血圧測定手段と、前記コロトコフ音の発生時期あるい
は消滅時期と前記振動脈波による所定血圧値の検出時期
との関係に対応して、前記第１の血圧測定手段と第２の
血圧測定手段との測定血圧値を選択して表示する血圧値
選択手段とを備える。
ここで、前記第２の血圧測定手段による平均血圧値の
検出までに前記第１の血圧測定手段によりコロトコフ音
が全く検出されない場合、前記血圧値選択手段は前記第
２の血圧測定手段による最高血圧値及び最低血圧値を選
択し、前記平均血圧値の検出までにコロトコフ音の検出
があった場合は、前記血圧値選択手段は前記第１の血圧
測定手段による最高血圧値を選択する。
検出までに前記第１の血圧測定手段によりコロトコフ音
が全く検出されない場合、前記血圧値選択手段は前記第
２の血圧測定手段による最高血圧値及び最低血圧値を選
択し、前記平均血圧値の検出までにコロトコフ音の検出
があった場合は、前記血圧値選択手段は前記第１の血圧
測定手段による最高血圧値を選択する。
また、｛平均血圧値−（最高血圧値−平均血圧値）｝
以下の圧力値でコロトコフ音が検出されている場合は、
前記血圧値選択手段は前記第２の血圧測定手段による最
低血圧値を選択し、｛平均血圧値−（最高血圧値−平均
血圧値）｝以上の血圧値でコロトコフ音が消滅する場合
は、前記第１の血圧測定手段による最低血圧値を選択す
る。
以下の圧力値でコロトコフ音が検出されている場合は、
前記血圧値選択手段は前記第２の血圧測定手段による最
低血圧値を選択し、｛平均血圧値−（最高血圧値−平均
血圧値）｝以上の血圧値でコロトコフ音が消滅する場合
は、前記第１の血圧測定手段による最低血圧値を選択す
る。
また、前記第２の血圧測定手段による最低血圧認識後
に約15mmHg減圧した後にコロトコフ音が検出されている
場合、前記血圧値選択手段は前記第２の血圧測定手段に
よる最低血圧値を選択し、または約15mmHg減圧する時ま
でにコロトコフ音が消滅する場合は、前記第１の血圧測
定手段による最低血圧値を選択することを特徴とする請
求項第１項記載の電子血圧計。
に約15mmHg減圧した後にコロトコフ音が検出されている
場合、前記血圧値選択手段は前記第２の血圧測定手段に
よる最低血圧値を選択し、または約15mmHg減圧する時ま
でにコロトコフ音が消滅する場合は、前記第１の血圧測
定手段による最低血圧値を選択することを特徴とする請
求項第１項記載の電子血圧計。
さらに、本発明の電子血圧計は、前記第１の血圧測定
手段による測定結果の表示か前記第２の血圧測定手段に
よる測定結果の表示かを表示する表示手段および指示す
る指示手段を更に備える。
手段による測定結果の表示か前記第２の血圧測定手段に
よる測定結果の表示かを表示する表示手段および指示す
る指示手段を更に備える。
［作用］ かかる構成において、OSC法による血圧測定とＫ音法
による血圧測定を共に行い、コロトコフ音の発生時期と
前記振動脈波による所定血圧値の検出時期との関係に対
応して、測定血圧値を選択して表示することにより、Ｋ
音法あるいはOSC法の一方では血圧測定が不可能な場合
でも血圧計測が可能となり、又Ｋ音法,OSC法のどちらの
測定値かをマーク表示することにより、測定値の信頼性
を確認でき、更にＫ音法,OSC法それぞれの血圧値を指示
により表示できるようにすることで、Ｋ音法,OSC法おの
おのの血圧値を比較することが可能となる。従つて、測
定不能を極力なくし正確な血圧値を表示することが出来
る。
による血圧測定を共に行い、コロトコフ音の発生時期と
前記振動脈波による所定血圧値の検出時期との関係に対
応して、測定血圧値を選択して表示することにより、Ｋ
音法あるいはOSC法の一方では血圧測定が不可能な場合
でも血圧計測が可能となり、又Ｋ音法,OSC法のどちらの
測定値かをマーク表示することにより、測定値の信頼性
を確認でき、更にＫ音法,OSC法それぞれの血圧値を指示
により表示できるようにすることで、Ｋ音法,OSC法おの
おのの血圧値を比較することが可能となる。従つて、測
定不能を極力なくし正確な血圧値を表示することが出来
る。
［実施例］ 第１図は本実施例の電子血圧計の特徴部分の構成を示
すブロツク図である。尚、カフの加圧・減圧制御部や電
源部等は図示されていない。
すブロツク図である。尚、カフの加圧・減圧制御部や電
源部等は図示されていない。
10はコロトコフ音（Ｋ音）測定部であり、血流音を集
音するマイクロフオン11と出力電圧を増幅する増幅器12
とコロトコフ音に対応する所定帯域を透過するバンドパ
スフイルタ13とA/D変換器14とから成つている。ここ
で、増幅器12は所定帯域を増幅するものであることが好
ましい。20はカフ圧・脈波測定部であり、圧力センサ21
と増幅器22とバンドパスフイルタ23とA/D変換器24とか
ら成り、バンドパスフイルタ23を通さない信号はカフ圧
そのものであり、バンドパスフイルタ23を通したものは
脈波の波高値となる。尚、脈波によるOSC法において
は、脈波の波高値ではなくその面積により血圧認識を行
つてもよい。
音するマイクロフオン11と出力電圧を増幅する増幅器12
とコロトコフ音に対応する所定帯域を透過するバンドパ
スフイルタ13とA/D変換器14とから成つている。ここ
で、増幅器12は所定帯域を増幅するものであることが好
ましい。20はカフ圧・脈波測定部であり、圧力センサ21
と増幅器22とバンドパスフイルタ23とA/D変換器24とか
ら成り、バンドパスフイルタ23を通さない信号はカフ圧
そのものであり、バンドパスフイルタ23を通したものは
脈波の波高値となる。尚、脈波によるOSC法において
は、脈波の波高値ではなくその面積により血圧認識を行
つてもよい。
30は上記コロトコフ音測定部10からのデータとカフ圧
・脈波測定部20からのデータとから最高血圧及び最低血
圧を認識する制御部であり、演算・制御用のCPU31とCPU
31の制御プログラムを格納するROMと補助記憶及び入力
データ保存用のRAMと入力あるいは出力インタフエース3
4,35とから成っている。40は測定結果を表示する液晶等
による表示器、50はオペレータの指示を入力するキー入
力部であり、測定のモードを切り換えるモードスイツチ
51や電源スイツチ52等を有している。
・脈波測定部20からのデータとから最高血圧及び最低血
圧を認識する制御部であり、演算・制御用のCPU31とCPU
31の制御プログラムを格納するROMと補助記憶及び入力
データ保存用のRAMと入力あるいは出力インタフエース3
4,35とから成っている。40は測定結果を表示する液晶等
による表示器、50はオペレータの指示を入力するキー入
力部であり、測定のモードを切り換えるモードスイツチ
51や電源スイツチ52等を有している。
第２図は本実施例の電子電圧計の測定手順を示すフロ
ーチヤートである。
ーチヤートである。
まず、パワーオン後ステツプS21で血圧計の初期化、
例えばカフ圧の零設定等を行う。ステツプS22でカフの
加圧を開始し、ステツプS23で所定値（最高血圧より高
い値）まで加圧後、ステツプS24で減圧を開始する。減
圧時にステツプS25でコロトコフ音測定部10よりのコト
ロコフ音とカフ圧・脈波測定部20よりのカフ圧，脈波波
高値を計測時刻毎に対応させてRAM33に記憶する。ステ
ツプS26でデータ収集の終了、例えば拍ごとにコロトコ
フ音測定部10からの信号の最大値と最小値とを求め、
（最大値−最小値）からピークツーピーク値が連続して
３拍所定しきい値以下になつた時期を待ち、この条件が
成立するとデータの収集を止めステツプS27に進む。
例えばカフ圧の零設定等を行う。ステツプS22でカフの
加圧を開始し、ステツプS23で所定値（最高血圧より高
い値）まで加圧後、ステツプS24で減圧を開始する。減
圧時にステツプS25でコロトコフ音測定部10よりのコト
ロコフ音とカフ圧・脈波測定部20よりのカフ圧，脈波波
高値を計測時刻毎に対応させてRAM33に記憶する。ステ
ツプS26でデータ収集の終了、例えば拍ごとにコロトコ
フ音測定部10からの信号の最大値と最小値とを求め、
（最大値−最小値）からピークツーピーク値が連続して
３拍所定しきい値以下になつた時期を待ち、この条件が
成立するとデータの収集を止めステツプS27に進む。
ステツプS27ではコロトコフ音による最高血圧値及び
最低血圧値の算出が行なわれる。算出の一例を挙げれ
ば、２拍続いてコロトコフ音が発生した最初のカフ圧を
最高血圧、５拍続いてコロトコフ音が消えた最初のカフ
圧を最低血圧とする。
最低血圧値の算出が行なわれる。算出の一例を挙げれ
ば、２拍続いてコロトコフ音が発生した最初のカフ圧を
最高血圧、５拍続いてコロトコフ音が消えた最初のカフ
圧を最低血圧とする。
ステツプS28では脈波による最高血圧値，平均血圧値
及び最低血圧値の算出が行なわれる。算出の一例を挙げ
れば、脈波波高値の最大の時点を平均血圧値、最大波高
値の40％を越えた時点を最高血圧値、最大波高値の70％
以下になつた時点を最低血圧値とする。
及び最低血圧値の算出が行なわれる。算出の一例を挙げ
れば、脈波波高値の最大の時点を平均血圧値、最大波高
値の40％を越えた時点を最高血圧値、最大波高値の70％
以下になつた時点を最低血圧値とする。
ステツプS29で上記ステツプS27,S28で算出した値か
ら、コロトコフ音が平均血圧値の前に検出されたか否か
をチエツクし、もしなければステツプS33に進んで、最
高血圧，最低血圧共に脈波による算出値を表示する。コ
ロトコフ音があつて脈波により最低血圧認識後一定圧力
（本例では約15mmHg）降下してもコロトコフ音がある場
合は、ステツプS29→S30→S32に進んで最高血圧値はコ
ロトコフ音による値、最低血圧値は脈波によるものを表
示する。尚、上記一定圧力は実際は次式： ｛（平均血圧値−（最高血圧値−平均血圧値）｝ から求められ、統計的には平均約15mmHgとなるが、この
値は固定されたものではなく以下の説明においても他の
適当な値が選ばれて良い。
ら、コロトコフ音が平均血圧値の前に検出されたか否か
をチエツクし、もしなければステツプS33に進んで、最
高血圧，最低血圧共に脈波による算出値を表示する。コ
ロトコフ音があつて脈波により最低血圧認識後一定圧力
（本例では約15mmHg）降下してもコロトコフ音がある場
合は、ステツプS29→S30→S32に進んで最高血圧値はコ
ロトコフ音による値、最低血圧値は脈波によるものを表
示する。尚、上記一定圧力は実際は次式： ｛（平均血圧値−（最高血圧値−平均血圧値）｝ から求められ、統計的には平均約15mmHgとなるが、この
値は固定されたものではなく以下の説明においても他の
適当な値が選ばれて良い。
脈波による最低血圧認識後の約15mmHg内でコロトコフ
音が消滅する場合は、ステツプS29→S30→S31と進んで
最高血圧、最低血圧共にコロトコフ音による値を表示す
る。尚、各表示においては第３図に示すように、最高血
圧（SYS），最低血圧（DIA）がコロトコフ音あるいは脈
波いづれにより認識された値かを報知するため、コロト
コフ音の場合は、脈波の場合はが表示される。
音が消滅する場合は、ステツプS29→S30→S31と進んで
最高血圧、最低血圧共にコロトコフ音による値を表示す
る。尚、各表示においては第３図に示すように、最高血
圧（SYS），最低血圧（DIA）がコロトコフ音あるいは脈
波いづれにより認識された値かを報知するため、コロト
コフ音の場合は、脈波の場合はが表示される。
ステツプS34ではモードスイツチ51がコロトコフ音に
よる値、あるいは脈波による値の表示のモードになつた
か否かをチエツクし、コロトコフ音指定であれば（図中
Ｋ側）、ステツプS34→S35→S36に進んで、上記条件に
関係なくコロトコフ音による値を表示する。脈波指定で
あれば（図中OSC側）、ステツプS34→S35→S37に進ん
で、上記条件に関係なく脈波による値を表示する。ステ
ツプS38で終了（あるいはクリア）か否かをチエツク
し、終了であればステツプS30に戻り再度表示を行う。
よる値、あるいは脈波による値の表示のモードになつた
か否かをチエツクし、コロトコフ音指定であれば（図中
Ｋ側）、ステツプS34→S35→S36に進んで、上記条件に
関係なくコロトコフ音による値を表示する。脈波指定で
あれば（図中OSC側）、ステツプS34→S35→S37に進ん
で、上記条件に関係なく脈波による値を表示する。ステ
ツプS38で終了（あるいはクリア）か否かをチエツク
し、終了であればステツプS30に戻り再度表示を行う。
尚、本実施例ではＫ音法による測定の信頼性の判断か
らOSC法の測定結果を表示したが、逆にOSC法における波
高値が所定しきい値より小さい場合には、Ｋ音法の測定
結果を表示する等の方法も本発明に含まれるのは自明で
ある。
らOSC法の測定結果を表示したが、逆にOSC法における波
高値が所定しきい値より小さい場合には、Ｋ音法の測定
結果を表示する等の方法も本発明に含まれるのは自明で
ある。
［発明の効果］ 本発明により、測定不能を極力なくし正確な血圧値を
表示する電子血圧計を提供できる。
表示する電子血圧計を提供できる。
詳細には、OSC法による平均血圧値までにＫ音が検出
されなかつた場合、Ｋ音法による血圧測定は困難であ
り、このような時にＫ音法による不正確な血圧値を表示
することなくOSC法による血圧値を表示することで、よ
り高精度な血圧測定が可能であり又、再度血圧測定する
必要がなくなる。又、OSC法による最低血圧値認識後た
とえば約15mmHg以上減圧してもＫ音が検出されている場
合は、亢進状態及び脈の極度に強い人又は動脈シヤント
音の大きい人によく見られる傾向で、このような場合は
OSC法の最低血圧値が本来の血圧値により近く、OSC法の
最低血圧値を表示することにより、より高精度な血圧測
定が可能となる。
されなかつた場合、Ｋ音法による血圧測定は困難であ
り、このような時にＫ音法による不正確な血圧値を表示
することなくOSC法による血圧値を表示することで、よ
り高精度な血圧測定が可能であり又、再度血圧測定する
必要がなくなる。又、OSC法による最低血圧値認識後た
とえば約15mmHg以上減圧してもＫ音が検出されている場
合は、亢進状態及び脈の極度に強い人又は動脈シヤント
音の大きい人によく見られる傾向で、このような場合は
OSC法の最低血圧値が本来の血圧値により近く、OSC法の
最低血圧値を表示することにより、より高精度な血圧測
定が可能となる。
又、Ｋ音法,OSC法は測定方法が異つており一般的に血
圧値は一致しない。そこで血圧値がOSC法で決定された
値かＫ音法で決定された値かを知ることにより、又外部
からの指示によりＫ音法,OSC法の最高血圧値，最低血圧
値を知ることにより、個人個人にあつた血圧測定が可能
となる。
圧値は一致しない。そこで血圧値がOSC法で決定された
値かＫ音法で決定された値かを知ることにより、又外部
からの指示によりＫ音法,OSC法の最高血圧値，最低血圧
値を知ることにより、個人個人にあつた血圧測定が可能
となる。
第１図は本実施例の電子血圧計の特徴部分の構成を示す
ブロツク図、 第２図は本実施例の電子血圧計の測定手順を示すフロー
チヤート、 第３図は本実施例の電子血圧計の表示例を示す図であ
る。 図中の符号は、 11……マイクロフォン、 12……増幅器、 13,23……ハンドパスフィルタ、 14,24……A/D変換器、 21……圧力センサ、 22……増幅器、 30……制御部、 31……CPU、 32……ROM、 33……RAM、 34,35……インターフエース、 40……表示器、 50……キー入力部、 51……モードスイッチ である。
ブロツク図、 第２図は本実施例の電子血圧計の測定手順を示すフロー
チヤート、 第３図は本実施例の電子血圧計の表示例を示す図であ
る。 図中の符号は、 11……マイクロフォン、 12……増幅器、 13,23……ハンドパスフィルタ、 14,24……A/D変換器、 21……圧力センサ、 22……増幅器、 30……制御部、 31……CPU、 32……ROM、 33……RAM、 34,35……インターフエース、 40……表示器、 50……キー入力部、 51……モードスイッチ である。
Claims (4)
- 【請求項１】カフ減圧時にコロトコフ音の発生あるいは
消滅に基づいて血圧を測定する第１の血圧測定手段と、 前記カフ減圧時のカフの振動脈波信号に基づいて血圧を
測定する第２の血圧測定手段と、 前記コロトコフ音の発生時期あるいは消滅時期と前記振
動脈波による所定血圧値の検出時期とに基づく関係か
ら、前記第１の血圧測定手段により測定された血圧値と
前記第２の血圧手段により測定された血圧値との妥当性
を判断する判断手段と、 前記判断手段により妥当性があると判断された血圧値、
及び該血圧値が前記第１の血圧測定手段による測定値か
前記第２の血圧手段による測定値のいずれかである旨を
表示する手段と、を備えることを特徴とする電子血圧
計。 - 【請求項２】前記判断手段は、 前記第２の血圧測定手段による平均値の検出までに前記
第１の血圧手段によりコロトコフ音が全く検出されない
場合は、前記第２の血圧測定手段による最高血圧値及び
最低血圧値を妥当性があると判断し、 前記平均値の検出までにコロトコフ音の検出があった場
合は、前記第１の血圧測定手段による最高血圧値を妥当
性があると判断することを特徴とする請求項１記載の電
子血圧計。 - 【請求項３】前記判断手段は、 ｛平均値−（最高血圧値−平均血圧値）｝以下の圧力値
でコロトコフ音が検出されている場合は、前記第２の血
圧測定手段による最低血圧値を妥当性があると判断し、 ｛平均値−（最高血圧値−平均血圧値）｝以上の圧力値
でコロトコフ音が消滅する場合は、前記第１の血圧測定
手段による最低血圧値を妥当性があると判断することを
特徴とする請求項１記載の電子血圧計。 - 【請求項４】前記判断手段は、 前記第２の血圧測定手段による最低血圧認識後に約15mm
Hg減圧した後にコロトコフ音が検出されている場合は、
前記第２の血圧測定手段による最低血圧値を妥当性があ
ると判断し、 約15mmHg減圧する時までにコロトコフ音が消滅する場合
は、前記第１の血圧測定手段による最低血圧値を妥当性
があると判断することを特徴とする請求項１記載の電子
血圧計。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1258797A JP2605145B2 (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 電子血圧計 |
| US07/591,410 US5103830A (en) | 1989-10-05 | 1990-10-01 | Electronic sphygmomanometer |
| EP90119108A EP0422512B1 (en) | 1989-10-05 | 1990-10-05 | Electronic sphygmomanometer |
| EP94113520A EP0643943A3 (en) | 1989-10-05 | 1990-10-05 | Sphygmomano electronic meter. |
| DE69029502T DE69029502T2 (de) | 1989-10-05 | 1990-10-05 | Elektronisches Sphygmomanometer |
| US07/800,073 US5218967A (en) | 1989-10-05 | 1991-11-27 | Electronic sphygmomanometer |
| US07/799,348 US5203341A (en) | 1989-10-05 | 1991-11-27 | Electronic sphygmomanometer |
| US08/001,585 US5447162A (en) | 1989-10-05 | 1993-04-19 | Electronic sphygmomanometer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1258797A JP2605145B2 (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 電子血圧計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03121043A JPH03121043A (ja) | 1991-05-23 |
| JP2605145B2 true JP2605145B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=17325201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1258797A Expired - Lifetime JP2605145B2 (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 電子血圧計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605145B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5632133B2 (ja) * | 2009-03-02 | 2014-11-26 | テルモ株式会社 | 血圧計 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63171539A (ja) * | 1987-01-10 | 1988-07-15 | コーリン電子株式会社 | 自動血圧測定装置 |
-
1989
- 1989-10-05 JP JP1258797A patent/JP2605145B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03121043A (ja) | 1991-05-23 |
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