JP3232180B2 - 扉 枠 - Google Patents

扉 枠

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JP3232180B2
JP3232180B2 JP29505693A JP29505693A JP3232180B2 JP 3232180 B2 JP3232180 B2 JP 3232180B2 JP 29505693 A JP29505693 A JP 29505693A JP 29505693 A JP29505693 A JP 29505693A JP 3232180 B2 JP3232180 B2 JP 3232180B2
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door frame
decorative
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door
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継正 住岡
哲朗 中ノ森
義弘 太田
進 山内
光弘 山川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉枠に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、扉体の側端部が挿入される凹溝を
備えた扉枠にあっては、切削加工によって扉枠本体の表
面に凹溝を凹設するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、切削加工によって凹溝を凹設する
と、凹溝の縁部にササクレが生じると共に凹溝の表面模
様が扉枠本体の表面木目と異なる柄となって表れて一体
感を図ることができないという問題があった。また、切
削加工によって形成された凹溝の表面に塗装を施した
り、化粧フィルムを貼ったりすることも考えられるが、
仕上げ作業が困難で手間がかかるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、手間取ることなく外観に統一感を持たせた状
態で凹溝や化粧カバーを設けることができる扉枠を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、扉体1の側端部が挿入される凹溝2を
備えた扉枠Aであって、表面に柄3が設けられた扉枠本
体4の外面に上下方向に沿って凹所5を凹設し、この凹
所5に嵌め込まれる嵌め込み部6aを有して断面凹状に
形成された化粧部材6の表面に、扉枠本体4の表面に設
けられた柄3と同じ柄付けを施すと共に、上記化粧部材
6の嵌め込み部6aの外面から外側方に向けて突片13
を突設させ、化粧部材6の嵌め込み部6aを扉枠本体4
の凹所5に嵌め込むことによって凹溝2を形成したもの
である。
【0006】また、請求項2記載のものにあっては、扉
体1の上部に設けられた走行ローラ7が走行自在に嵌め
込まれる上レール8を開口部の上部に設置された扉枠本
体4に設け、扉枠本体4の表面に柄3を設け、上レール
の本体8aとこの本体8aより下方に突設された化粧
片9を覆うように上レール8に化粧カバー10を被着
し、この化粧カバー10の表面に扉枠本体4の表面に設
けられた柄3と同じ柄を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0007】また、請求項3記載のものにあっては、上
レール8の外面に設けられた係止部11を化粧カバー1
0の内面に設けられた被係止部12に係止して上レール
8と化粧カバー10とを相互に連結したことを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】しかして、断面凹状に形成された化粧部材6を
扉枠本体4に凹設された凹所5に設置することで扉枠本
体4に凹溝2を設けることができるものであり、しか
も、化粧部材6の外面には扉枠本体4の表面に設けられ
た柄3と同じ柄付けが表面に施されているので、化粧部
材6を取付けて凹溝2を形成するようにしたといえど
も、表面の柄3が合った状態で扉枠本体4と一体感を持
たせて凹溝2を形成することができる。
【0009】また、請求項2記載のものにあっても、上
レール8より下方に突設された化粧片9を覆うように上
レール8に化粧カバー10を被着し、この化粧カバー1
0の表面に扉枠本体4の表面に設けられた柄3と同じ柄
を設けてあることで扉枠本体4との一体感を図りながら
化粧片9を化粧カバー10にて覆うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。引き戸のような扉体1が開閉自在に設置され
る開口部の内周縁には扉枠本体4が設置されている。扉
枠本体4は開口部の両端に設置された一対の縦枠4a
と、縦枠4aの上部間に架設された横枠4bとで構成さ
れており、縦枠4aには長手方向に沿って凹所5が凹設
され、この凹所5には化粧部材6が取付けられている。
【0011】扉枠本体4を構成する縦枠4aの表面には
木目のような柄3が設けられている。縦枠4aに凹設さ
れた凹所5に設置される化粧部材6は図2に示されるよ
うに樹脂成形品にて形成されており、断面コ字状の嵌め
込み部6aの両端よりフランジ6bを外側方に向けて突
設して断面略凹状に形成されている。嵌め込み部6aの
外面からは外側方に向けて突片13が突設されている。
この化粧部材6の外面には扉枠本体4を構成する縦枠4
aの表面に設けられた柄3と同じ柄3が表面に施されて
おり、嵌め込み部aを凹所5に嵌め込んで凹所5に取
付けた場合、縦枠4aの表面の柄3と化粧部材6の表面
の柄3とが合って一体感が図られるようになっている。
【0012】横枠4bの中央部には図3に示されるよう
に長手方向に沿って上レール8が取付けられており、こ
の上レール8には扉体1の上部に設けられた走行ローラ
7が走行自在に係止されている。上レール8は図5に示
されるように走行ローラ7を走行自在に支持する支持片
14を一対備えた本体8aの一端部より下方に向けて化
粧片9が突設されており、化粧片9の下部には上レール
8に吊り下げ保持された扉体1の外面に当接される気密
材15が取付けられる取付部16が設けられている。
【0013】上レール8には上レール8を覆うように化
粧カバー10が取付けられている。この化粧カバー10
は図4に示されるように上レール8の本体8aを覆うよ
うに配置される本体カバー部10aと化粧片9を覆うよ
うに配置されるカバー片10bとで構成されており、少
なくともカバー片10bの外面には扉枠本体4を構成す
る横枠4bの表面に設けられた柄3と同じ柄3が設けら
れている。つまり、扉枠本体4を構成する横枠4bと一
体感を持たせるようにして化粧カバー10を設置できる
ようになっている。
【0014】化粧カバー10は本体カバー部10aを上
レール8の本体8aに被せると共にカバー片10bを上
レール8の化粧片9に被せて上レール8の内側より下地
17に向けて固着具18を打入することで上レール8と
共に固定されている。つまり、上レール8の化粧片9を
覆うにあたって従来にあっては、図7に示されるように
上レール8の取付けとは別に固着具18によって化粧カ
バー材30を横枠4bに連結固定するようにしていた
が、本実施例のものにあっては、上レール8の取付けと
同時に化粧カバー10の取付けを行うことができるよう
になっている。
【0015】図6は他の実施例を示すものであり、この
ものにあっては、上レール8の外面に設けられた係止部
11と化粧カバー10の内面に設けられた被係止部12
とを係合させることで上レール8と化粧カバー10とを
相互に連結することができるようになっている。図示さ
れた実施例にあっては、係止部11として上レール8の
外面より係止突起19を突設し、被係止部12として化
粧カバー10の内面に係止溝20を設けるようにしたも
のを示しているが、被係止部12として化粧カバー10
の内面より係止突起19を突設し、係止部11として上
レール8の外面に係止溝20を設けるようにしてあって
もよいものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように、扉体の側端部が
挿入される凹溝を備えた扉枠であって、表面に柄が設け
られた扉枠本体の外面に上下方向に沿って凹所を凹設
し、この凹所に嵌め込まれる嵌め込み部を有して断面凹
状に形成された化粧部材の表面に、扉枠本体の表面に設
けられた柄と同じ柄付けを施すと共に、上記化粧部材の
嵌め込み部の外面から外側方に向けて突片を突設させ、
化粧部材の嵌め込み部を扉枠本体の凹所に嵌め込むこと
によって凹溝を形成してあるので、化粧部材を扉枠本体
に凹設された凹所に設置することで手間取ることなく簡
易に扉枠本体に凹溝を設けることができ、しかも、化粧
部材の外面には扉枠本体の表面に設けられた柄と同じ柄
付けが表面に施されているので、化粧部材を取付けて凹
溝を形成するようにしたといえども、表面の柄が合った
状態で扉枠本体と一体感を持たせて凹溝を形成すること
ができるものである。さらに、化粧部材の嵌め込み部を
扉枠本体の凹所に嵌め込んで化粧部材を扉枠本体に設置
するにあたって、化粧部材の嵌め込み部の外面から外側
方に向けて突設する突片が扉枠本体の凹所の内側面に当
接することにより、化粧部材ががたつくのを防止するこ
とができるものである。
【0017】また、扉体の上部に設けられた走行ローラ
が走行自在に嵌め込まれる上レールを開口部の上部に設
置された扉枠本体に設け、扉枠本体の表面に柄を設け、
上レールの本体とこの本体より下方に突設された化粧片
を覆うように上レールに化粧カバーを被着し、この化
粧カバーの表面に扉枠本体の表面に設けられた柄と同じ
柄を設けたものにあっては、化粧カバーの表面に扉枠本
体の表面に設けられた柄と同じ柄を設けてあることで扉
枠本体との一体感を図りながら化粧片を化粧カバーにて
覆うことができるものである。しかも、上レールと化粧
カバーとを下地へ固定するにあたって、上レールの取付
けと同時に化粧カバーの取付けを行うことができるもの
である。
【0018】また、上レールの外面に設けられた係止部
を化粧カバーの内面に設けられた被係止部に係止したも
のにあっては、上レールの係止部と化粧カバーの被係止
部とを相互に係合させることで上レールと化粧カバーと
を連結することができ、化粧カバーを釘固定にて取付け
るような必要がないものであり、化粧カバーの取付けを
手間取ることなく簡易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部破断した斜視図で
ある。
【図2】同上に用いられる化粧部材の一部破断した斜視
図である。
【図3】化粧カバーの設置状態を示す断面図である。
【図4】化粧カバーの一部破断した斜視図である。
【図5】レールの一部破断した斜視図である。
【図6】化粧カバーとレールの他の実施例を示す一部破
断した斜視図である。
【図7】従来例の断面図である。
【符号の説明】
A 扉枠 1 扉体 2 凹溝 3 柄 4 扉枠本体 5 凹所 6 化粧部材6a 嵌め込み部 7 走行ローラ 8 上レール8a 本体 9 化粧片 10 化粧カバー 11 係止部 12 被係止部13 突片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 進 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 山川 光弘 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−13693(JP,U) 実開 平4−100779(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 19/02 E04D 15/06 E06B 1/52

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉体の側端部が挿入される凹溝を備えた
    扉枠であって、表面に柄が設けられた扉枠本体の外面に
    上下方向に沿って凹所を凹設し、この凹所に嵌め込まれ
    る嵌め込み部を有して断面凹状に形成された化粧部材の
    表面に、扉枠本体の表面に設けられた柄と同じ柄付け
    施すと共に、上記化粧部材の嵌め込み部の外面から外側
    方に向けて突片を突設させ、化粧部材の嵌め込み部を扉
    枠本体の凹所に嵌め込むことによって凹溝を形成して成
    ることを特徴とする扉枠。
  2. 【請求項2】 扉体の上部に設けられた走行ローラが走
    行自在に嵌め込まれる上レールを開口部の上部に設置さ
    れた扉枠本体に設け、扉枠本体の表面に柄を設け、上レ
    ールの本体とこの本体より下方に突設された化粧片
    覆うように上レールに化粧カバーを被着し、この化粧カ
    バーの表面に扉枠本体の表面に設けられた柄と同じ柄を
    設けて成ることを特徴とする扉枠。
  3. 【請求項3】 上レールの外面に設けられた係止部を化
    粧カバーの内面に設けられた被係止部に係止して成るこ
    とを特徴とする請求項2記載の扉枠。
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