JP3232015B2 - ガスコンロ - Google Patents

ガスコンロ

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JP3232015B2
JP3232015B2 JP01067897A JP1067897A JP3232015B2 JP 3232015 B2 JP3232015 B2 JP 3232015B2 JP 01067897 A JP01067897 A JP 01067897A JP 1067897 A JP1067897 A JP 1067897A JP 3232015 B2 JP3232015 B2 JP 3232015B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスコンロ、特に、
ガスバーナの炎孔部を包囲するように設けられる環状の
汁受け部の上に五徳が載置されてなるガスコンロに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】システムキッチン等において用いられる
ガスコンロは、図12に示すような、調理台や流し台に
連続するカウンタートップ(3) に形成した開口(30)に、
制御装置やバーナ等からなるコンロ部(4) が収容された
本体ケース(2) を落し込んで固定させる、所謂、ドロッ
プインコンロが一般的である。
【0003】具体的には、本体ケース(2) を開口(30)へ
落とし込んだ後、本体ケース(2) の開放部を被覆するよ
うに、汁受け部(220) を具えるトッププレート(22)が取
り付けられ、汁受け部(220) の外周域に五徳(5) が載置
されて構成される。五徳(5) は、一般に、鍋底を支える
複数の爪部(55)(55)の下端部が環状の連結枠(50)により
等間隔に連結されてなるもので、従来のものでは、カウ
ンタートップ(3) の上面よりも上方に突出するように取
り付けられていたトッププレート(22)の上に、さらに五
徳(5) を載置させる構成であったから、五徳(5) の爪部
(55)の上面は、カウンタートップ(3) よりも40〜50
mm高く突出する態様となっていた。
【0004】ところで、このような従来のカウンタート
ップ(3) と、五徳(5) の爪部(55)の上面とには段差が生
じていたため、五徳(5) とカウンタートップ(3) との間
で鍋等を移動させにくく、又、全体の外観がすっきりし
ないという問題があり、この為に、例えば特開平7-1588
65号公報には、図13に示すように、本体ケース(2)、
汁受け部(220) さらには、汁受け部(220) の上面に載置
される五徳(5) とが、枠体(29)を介してカウンタートッ
プ(3) に設けた開口(30)内に収容される構成が開示され
ている。これにより、五徳(5) の爪部(55)の上面とカウ
ンタートップ(3) とが略面一となり、ガスコンロの外観
がすっきりするとともに鍋等の調理容器の移動もスムー
ズに行える。
【0005】又、ドロップインコンロに限らず、流し台
のガス台に乗せて使用するテーブルコンロにおいても、
五徳を前記流し台上面及びテーブルコンロのトッププレ
ートよりも上方へ突出させたくないという要望が高まっ
て来ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな対応がなされる一方で次のような問題が新たに生じ
てきた。即ち、上記各タイプのコンロのうち、例えば図
13に示すコンロでは、汁受け部(220) とその上に載置
される五徳(5) とが、開口(30)内にてカウンタートップ
(3) の上面よりも下位に設定されるとともに、バーナの
炎孔部(40)の位置も前記カウンタートップ(3) の上面よ
りも低いため、炎孔部(40)からの炎の熱が、汁受け部(2
20) 内にこもり、この汁受け部(220) とつながるトップ
プレート(22)、及びカウンタートップ(3) が熱伝導によ
り過熱される可能性があるという問題がある。
【0007】この問題については、上記したドロップイ
ンコンロにかぎらず、通常のテーブルコンロについても
言える問題である。つまり、バーナの炎孔部(40)の位置
がトッププレート(22)の上面よりも低く、且つ五徳(5)
の被加熱物(鍋等の調理容器等)を置く上面の位置がト
ッププレート(22)の上面と同等、又はより低いガスコン
ロにあっては、炎孔部(40)から炎の熱が、汁受け部(22
0)内にこもると共に汁受け部(220)とつながるトッププ
レート(22)が輻射熱により加熱され、過熱状態となる。
そして、更には、トッププレート(22)からの熱伝導でカ
ウンタートップ(3)まで過熱され得ることから、このよ
うなガスコンロにおいて、器体が過度に熱せられないよ
うにする必要がある。請求項1記載の発明は、『バーナ
の炎孔部の周囲に配設され且底面とそれを囲む周壁とか
らなる汁受け部と、調理容器を支持するための五徳とを
具備し、前記炎孔部の位置が前記汁受け部を備えるトッ
ププレートの上面よりも低く設定されたガスコンロ』に
おいて、前記汁受け部及びそれに連設される部材が、前
記炎孔部からの炎による輻射熱によって過度に熱せられ
ることのないようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために講じた請求項1記載の発明は、『前記五徳は、
調理容器を支持する為の複数の爪部を備え、該爪部の下
方部から垂下するように環状体を五徳と一体に設け、前
記環状体は、前記バーナの炎孔部からの輻射熱を遮る位
置に、前記汁受け部の周壁内面に沿って設けられてな
り、また、前記五徳の爪部上面の高さは、前記トッププ
レートの高さより少し高く設定されてなること』を特徴
としたものである。
【0009】五徳と一体に構成されている前記環状体
は、前記五徳を所定位置に載置した時に、前記汁受け部
の周壁内面に沿って配設されるとともに、前記バーナの
炎孔部からの輻射熱を遮る機能を有する構成としたか
ら、前記環状体は、前記汁受け部の周壁に沿った所定の
高さを有する筒体であると言える。この環状体を前記汁
受け部の周壁に沿って設けることにより、前記汁受け部
の周壁は、バーナの炎孔部からの輻射熱によって、直接
加熱されることがない。
【0010】このように、前記汁受け部の周壁は過度に
熱せられないから、それに直接又は間接的に連結されて
いる部材も過熱状態にはならない。請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明の構成のうち、『前記複数の爪
部は、前記環状体によって連結されている』構成とした
から、前記環状体は、五徳に設けられる複数の爪部を連
結する連結枠としても機能する。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明の構成のうち、『前記環状体と、前記汁受け部
の周壁内面との間に所定の間隙を設ける構成とした』か
ら、前記汁受け部の周壁は、前記間隙によって空気断熱
されることとなる。又、請求項4記載の発明のもので
は、請求項3に記載の発明の構成のうち、『前記環状体
の下端部と前記汁受け部の底部との間に、所定の間隙を
設けるようにした』ことによって、前記汁受け部と前記
環状体との間には、前記環状体の外面及び下端部に、前
記環状体の内外を連通する環状の通気間隙が生じ、この
通気間隙に、バーナの炎孔部に達する二次空気流が生じ
る。従って、前記汁受け部の周壁は、前記環状体による
輻射熱遮断効果に加えて、前記二次空気流による空冷作
用によって、その内面の温度上昇が確実に防止されるこ
ととなる。
【0012】又、前記バーナの炎孔部へ十分な二次空気
が供給されることとなる。請求項5記載の発明のもの
は、請求項1から4のいずれかに記載の発明の構成のう
ち、『前記汁受け部の上端周辺に前記五徳を載置する為
の五徳載置部を設け、一又は複数の前記五徳載置部を囲
む平面部を設け、前記五徳載置部に前記五徳の爪部の外
側端部に形成した係止部が載置される』ことを特徴とす
る。
【0013】このような構造のガスコンロにおいても、
請求項1から4の各発明に記載した環状体を前記汁受け
部の周壁内面に沿って配設することにより、前記汁受け
部の周壁内面はバーナの炎孔部からの炎の輻射熱によっ
て過度に熱せられることはない。
【0014】ここで平面部とは、通常、トッププレート
の周縁から一定範囲にある平面部を示す。請求項6記載
の発明のものは、請求項1又は請求項2記載の内、『前
記五徳が載置される五徳載置部は、前記汁受け部の前記
底面又は前記周壁の下部とされ、前記五徳載置部には前
記五徳の前記環状体が載置される』ことを特徴とする。
【0015】この構成のものでは、五徳の設置は、五徳
の環状体が五徳載置部である汁受け部の底面又は周壁の
下部に載置されることにより行われ、これにより請求項
1記載に加えて、五徳の環状体が、バーナの炎孔部から
汁受け部の周壁への輻射熱を、確実に遮蔽できるように
配置することができ、前記汁受け部の周壁及びそれに直
接又は間接的に連結されている部材の過熱が防止され
る。そして上記構成により、五徳自体の載置も容易とな
る。
【0016】請求項7記載の発明のものは、請求項6記
載のうち、『前記環状体と、前記汁受け部の周壁内面と
の間に所定の間隙を設けた』ことを特徴とする。この構
成のものでは、前記汁受け部の周壁は、前記間隙によっ
て空気断熱されることとなり、より一層に上記の過熱防
止ができる。請求項8記載の発明のものは、請求項7記
載のうち、『前記五徳載置部に載置される前記環状体と
五徳載置部との当接部位を除き、前記環状体の下辺部と
前記五徳載置部との間に、所定の間隙を設けた』ことを
特徴とする。この構成のものでは、請求項7記載の間隙
に加え、環状体の下辺部と五徳載置部との間に、所定の
間隙を設けるようにした。この所定の間隙が環状体の内
外を通気する通気部となる。これにより前記汁受け部と
前記環状体との間には、前記環状体の外面及びその下辺
部に、前記環状体の内外を連通する環状の通気間隙が生
じ、この通気間隙に、バーナの炎孔部に達する二次空気
流が生じる。従って、前記汁受け部の周壁は、前記環状
体による輻射熱遮断効果に加えて、前記二次空気流によ
る空冷作用によって、その内面の温度上昇が確実に防止
されることとなる。
【0017】請求項9記載の発明のものは、請求項8記
載のうち、『前記所定の間隙は、前記環状体の下辺部に
設けた脚部の間隙と前記五徳載置部とで規定される』こ
とを特徴とする。このものでは、環状体の下辺部に脚部
を設けることで、五徳載置部へ五徳を載置するとによ
り、五徳載置部と五徳の下側との間に、前記通気部とな
る前記所定の間隙が容易に生成される。このため五徳を
載置するだけで、この通気部が得られる。
【0018】請求項10記載の発明のものは、請求項8
記載のうち、『前記所定の間隙は、前記五徳載置部に設
けた凹部もしくは凸部と前記環状体の下辺部とで規定さ
れる』ことを特徴とする。このものでは、請求項9記載
とは逆に、五徳載置部側に凹部もしくは凸部を設け、環
状体の下辺部との間で容易に通気部となる前記所定の間
隙が生成される。このため五徳を載置するだけで、この
通気部が得られる。
【0019】請求項11記載の発明のものは、請求項1
から10のいずれかに記載の発明の構成のうち、『前記
汁受け部の周壁において、前記環状体外面に対向する部
位に、前記周壁の内外部を通気する通気孔を備えた』こ
とを特徴とする。この構成のものでは、周壁に内外部を
通気する通気孔を設けたから、汁受け部の内部側の空気
は、この内部側で滞留することなく、前記通気孔を介し
て容易に外部へ排出される。これにより、上記した環状
体による周壁への遮熱等に加えて、汁受け部の内外部が
通気され、汁受け部の温度上昇がより一層に抑制され
る。
【0020】請求項12記載の発明のものは、請求項1
2記載の発明の構成のうち、『前記周壁の前記通気孔
は、前記周壁の内部に張り出す隆起部の下面に形成され
たルーバー孔である』ことを特徴とする。この構成のも
のでは、通気孔として、周壁が内部に張り出す隆起部の
下面に形成のルーバ孔としたから、煮汁が汁受け部の周
壁内面に降りかかっても、その自重により隆起部に沿っ
て落ち、煮汁がこのルーバ孔を通ってコンロ内部側への
侵入することが阻止される。このことは、特に周壁が傾
斜した汁受け部で効果的である。そしてこのルーバ孔を
経て通気され、汁受け部の温度上昇が抑制される一方、
このルーバ孔は塑性変形加工などにより容易に形成する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、汁受け部の周壁に沿って配設した環
状体が、バーナからの炎による熱を遮断することによ
り、汁受け部の周壁内面やそれに続く天板の過熱を防止
することができる。請求項2記載の発明は、前記環状体
を、前記五徳の複数の爪部を連結させる連結枠として利
用できるようにしたから、前記爪部は前記環状体によっ
て連結されることとなり、前記爪部を連結する為の連結
枠を別途用意する必要がない。
【0022】請求項3記載の発明は、筒状の環状体と前
記汁受け部の周壁との間に設けられた間隙によって空気
断熱されるから、汁受け部の周壁の過熱防止効果が一層
向上する。請求項4記載の発明は、請求項1から3記載
の発明の効果に加えて、十分な二次空気の供給通気路が
確保できるので、燃焼空気不足によるバーナの不完全燃
焼が防止できるという効果が加わった。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
効果に加えて、ガスコンロの収まりが良く、すっきりし
た外観にし上げることができる。又、上記各請求項の効
果と同様に、汁受け部の周壁内面が過熱される不都合は
ない。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項1の効果に
加え、環状体を五徳載置部に載置させることで、五徳の
環状体が、バーナの炎孔部から汁受け部の周壁への輻射
熱を、確実に遮蔽できるように配置することができる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の効果に加え、環
状体と、汁受け部の周壁内面との間に所定の間隙を設け
て空気断熱を図ったから、より一層に汁受け部の周壁の
過熱防止効果が向上する。請求項8記載の発明は、請求
項7の効果に加え、環状体の下辺部と五徳載置部との間
に所定の間隙を設けたから、バーナに対する通気通路が
確保され、二次空気の供給に加えて、この通気による冷
却効果により汁受け部及び連設部材の過熱がより一層に
抑制される。請求項9記載の発明は、請求項8記載の効
果に加え、五徳を載置するだけで、環状体の下辺部に設
けた脚部の間隙により、容易に通気させることができ
る。請求項10記載の発明は、請求項9記載と同様に、
五徳を載置するだけで、五徳載置部に設けた凹部又は凸
部により、容易に通気させることができる。請求項11
記載の発明は、汁受け部の周壁に内外部を通気する通気
孔を設けたから、請求項1から10の効果に加えて、汁
受け部の周壁内面やそれに続く天板の過熱をより一層に
防止することができる。請求項12記載の発明は、請求
項11の効果に加えて、煮汁が汁受け部からコンロ内部
へ侵入することが防止できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。本発明実施の形態のものは、図6に
示すように五徳(5)の爪部(15)上面の高さをトッププレ
ート(21)の高さより少し高く設定しており、この構成以
外は、以下に述べるとおりである。すなわち、図1に示
すように、バーナ(10)、制御装置、バルブ装置(11)等を
収容する上方開放の箱体である本体ケース(2) と、本体
ケース(2) の上方開放部を閉塞するトッププレート(21)
とからなり、本体ケース(2)を、流し台や調理台等に連
続するカウンタートップ(31)に形成した開口(30)に嵌め
込んで固定する、所謂、ドロップインコンロに実施した
ものである。
【0026】本体ケース(2) の前面部には、操作つまみ
部を具備する前面パネル(図示せず)が設けられてお
り、前記つまみ部を操作することによって、本体ケース
(2) 内に設けられている制御基板の制御回路に各種信号
が入力され、それにより、前記バルブ装置(11)としての
電磁弁や点火装置等の出力装置からの出力が制御される
こととなり、バーナ(10)の点火・消火及び火力調節等の
操作を行うことができる。
【0027】本体ケース(2) の上端開放部からは、第1
フランジ(23)が水平に且四方に張り出しており、この第
1フランジ(23)を、開口(30)の周縁に係止させることに
より、本体ケース(2) は、開口(30)内に係止状態に収容
されることとなる。このとき、第1フランジ(23)とカウ
ンタートップ(31)との隙間から煮汁等が侵入することの
ないように、第1フランジ(23)は、カウンタートップ(3
1)の開口(30)の周縁近傍に設けた水密用のパッキン(P)
を介在させて取り付けられる。
【0028】トッププレート(21)の、バーナ(10)の炎孔
部(14)の周辺に対応する箇所は、炎孔部(14)用の開口(2
0)が形成されている円形の底部(25)と、底部(25)の周囲
を囲む所定の高さを有する周壁(26)とからなる皿状の汁
受け部(210) となっており、汁受け部(210) の上端全域
には、トッププレート(21)の上端部よりも一段低い環状
段部(27)が形成され、これが五徳を載置する為の五徳載
置部となる。
【0029】そして、トッププレート(21)の上端から
は、第2フランジ(24)が外方に向かって水平に張り出し
ており、この第2フランジ(24)を、前述した本体ケース
(2) の第1フランジ(23)に重ねるとともにパッキン(P)
の上に載置させる態様で、カウンタートップ(31)の開口
(30)の周縁部に係止させる。これにより、本体ケース
(2) の上方開放部は、トッププレート(21)によって閉塞
されることとなる。
【0030】尚、請求項5の平面部は、この第2フラン
ジ(24)に相当する。五徳(5) は、図2に示すように、複
数の爪部(15)(15)が、一定の高さを有する円筒形の環状
体(1) によって一定間隔毎に連結された構成とした。
【0031】環状体(1) は耐熱材料によって爪部(15)と
は別体に成型されており、その高さは、トッププレート
(21)の汁受け部(210) の底部(25)から五徳載置部として
の環状段部(27)までの高さよりもやや低く設定されてい
るとともに、その直径は、底部(25)の直径よりもやや小
さく設定されている。爪部(15)の外側端部には、前述し
た環状段部(27)に係止させるための係止部(17)が各々形
成されており、係止部(17)よりも内側寄りの爪部(15)の
下面から環状体(1) が垂下するように、環状体(1) は爪
部(15)に溶接等により一体的に取り付けられている。環
状体(1) により連結された爪部(15)の係止部(17)の外側
端部相互を繋ぐ外接円は、環状段部(27)の内周円よりも
大きく設定されている。
【0032】爪部(15)の係止部(17)を環状段部(27)に載
置させることにより、五徳(5) はトッププレート(21)の
上に載置されることとなり、トッププレート(21)の汁受
け部(210) とともに開口(30)内に収容されることとな
る。
【0033】このとき、環状体(1) の直径は、上記した
ように、汁受け部(210) の底部(25)のそれよりも小さく
設定されているから、周壁(26)の内面と環状体(1) との
間には、その直径差分に相当する隙間(S1)が形成され
る。又、環状体(1) の高さは、上記したように、汁受け
部(210) の底部(25)から環状段部(27)までの高さよりも
やや低く設定されているとともに、環状体(1) の上端は
環状段部(27)と略同じ高さに設定されているから、環状
段部(27)に載置させた爪部(15)から垂下する環状体(1)
の下端部と底部(25)との間には、隙間(S2)が形成される
こととなる。
【0034】前記操作つまみ部を操作してバーナ(10)を
点火させると、図3に示すように、炎孔部(14)の回りに
炎(F) が形成され、この炎(F) からの熱が実線で示す矢
印の如く汁受け部(210) の周壁(26)に向かって輻射され
る。この輻射熱は、五徳(5)に設けてある環状体(1) に
よって、遮熱されることとなるから、汁受け部(210)の
周壁(26)は直接加熱されることがない。従って、カウン
タートップ(31)へ熱が及びにくい。
【0035】又、この実施の形態のものでは、五徳(5)
がカウンタートップ(31)から上方へ突出しないように、
五徳(5) をトッププレート(21)の汁受け部(210) ととも
に内に深く落とし込む形式としたから、バーナ(10)の炎
孔部(14)に燃焼用空気が入りにくいという問題もある。
しかしながら、上記した五徳(5) を設けることで、環状
体(1) と汁受け部(210) の周壁(26)との間の間隙(S1)、
及び、環状体(1) の下端と汁受け部(210) の底部(25)と
の間の間隙(S2)とからなる二次空気供給路が確保される
こととなり、バーナ(10)の燃焼による排気ドラフト作用
により、外方から供給される二次空気は、同図の二点鎖
線で示すように、五徳(5) の爪部(15)と爪部(15)との間
から、前記二次空気供給路を通って、炎孔部(14)へ供給
されることとなる。そして、燃焼排気は、環状体(1) の
内方に形成される排気路を通って、爪部(15)と爪部(15)
との間から排気されることとなる。
【0036】尚、この場合、燃焼給排気の障害とならな
い限り、環状体(1) の上端辺は高い程良く、且、環状体
(1) の下端辺は低い程良い。このように、この実施の形
態のものでは、トッププレート(21)及びカウンタートッ
プ(31)の過熱を防止するとともに、燃焼空気を安定して
供給すると同時に燃焼排気を排気させることができるの
で、図1に示すように五徳(5) に載置される鍋(6) へバ
ーナ(10)からの熱を効率良く伝えることができる。
【0037】尚、この実施の形態のものでは、環状体
(1) は爪部(15)とは別体に成型して溶接により一体化さ
せたが、環状体(1) と爪部(15)とは一体的に成型するこ
ともできる。図4及び図5は、他の実施の形態を示すも
のである。この例では、五徳(5) の連結枠(51)と爪部(5
2)を線材で一体的に形成するとともに、環状体(1) は、
その上端から水平フランジ(103) を全域に渡って外方へ
張り出して略逆L字状の断面を有するように構成したも
のである。そして、前記水平フランジ(103) に五徳(5)
の枠体(51)が溶接等で取り付けられている。
【0038】前記水平フランジ(103) の外周縁からは、
複数の突出片(101) が部分的に外方へ突出しており、各
突出片(101) の突出端部からは垂下片(102) が下方へ垂
下するように設けられている。この垂下片(102) を環状
段部(27)に載置させることにより、五徳(5) は、図5に
示すように、トッププレート(21)の上に載置されること
となる。このとき、隣り合う垂下片(102)(102)間に生じ
る隙間から、二次空気が、同図の二点鎖線に示すように
供給されることとなる。
【0039】図7は更に他の実施の形態を示し、このも
のでは汁受け部(210) の周壁(26)において、環状体(1)
の外側の面(1a)に対向する周壁(26a) に、周壁の内部に
張り出した隆起部(28)が形成され、この隆起部(28)の下
面にルーバ孔(28a) を設けた。隆起部(28)は、汁受け部
(210) における環状段部(27)のすぐ下に位置付けられ、
塑性加工により膨出変形されると共に、ルーバ孔(28a)
が切り起しされて形成されている。また隆起部(28)は周
壁(26)の周方向に沿って複数箇所設けられ、これにより
各隆起部(28)に対応したルーバ孔(28a) が、周壁(26)の
内外部をそれぞれ貫設される。ルーバ孔(28a) の開口形
状はこれに対応して、円弧状或は略台形状とに形成され
ており、いずれも開口が下向きで汁受け部(210) の底部
(25)へ臨むよう形成されている。
【0040】汁受け部(210) の内部(下方)(D) の空気
は、図の二点鎖線に示すように、ルーバ孔(28a) を経て
汁受け部(210) の外部である上方へ排出される。また一
部は、上記した実施の形態のように、バーナの二次空気
として、環状体(1) の下端部と汁受け部(210) の底部(2
5)との間隙を通って、炎孔部(14)側へ供給される。従っ
て、本実施の形態においては、内部(D) の空気は、汁受
け部(210) の内部(下方)側で滞留することなく、外部
へ排出されて通気されるため、汁受け部(210)の温度上
昇が抑制される。そしてさらに、内部(D) において上記
通気により、本体ケース(2) の加熱が防止されると共
に、カウンタートップ(31)側への温度上昇が抑制され
る。このように本実施の形態では、前述の実施の形態と
同様に、環状体(1) により、炎(F) の輻射熱が周壁(26)
側へ到達することを阻止して、汁受け部(210) の過熱を
防止することに加え、ルーバ孔(28a) による通気を行う
ことで、より一層の温度上昇を抑制することができる。
更に、ルーバ孔(28a) も、環状体(1) により輻射熱を直
接受けない。
【0041】なお、ルーバ孔(28a) は、周壁(26)のでき
るだけ上部に設けることにより、内部(D) の空気を外部
へ容易に排出させることができる。またルーバ孔(28a)
は、隆起部(28)が周壁の内部に張り出すと共に、その下
面に底部(25)側へ開口して設けられているため、流下し
た煮汁は、隆起部(28)に付着してもルーバ孔(28a) に流
入せず、その自重により流下して底部(25)で貯留され
る。このため煮汁が内部(D) へ侵入することが阻止され
る。尚、このことは、図例のように特に周壁(26)が傾斜
して形成された汁受け部(210) を採用する場合に効果的
である。
【0042】次に示す図8は、図7の変形例とする更に
他の実施の形態を示している。このものでは、環状体(1
01) の外側の面(101a)に対向する汁受け部の周壁(126a)
にルーバ孔(128) が設けられる一方、五徳(105) は、そ
の環状体(101) が汁受け部の底部(125) 、即ち五徳載置
部へ直接に載置された構成を示している。五徳(105)の
環状体(101) の下辺部には、複数の脚部(110) が図(紙
面)の手前から奥の方向に設けられ、脚部(110) の下端
が底部(125) に当接する。またこれにより、脚部(110)
と脚部(110) との間でスリット(110a)が形成され、五徳
(105) が載置されると、このスリット(110a)の上縁部
(即ち環状体(101) の下辺部である)(101b)と底部(12
5) との間で、バーナ側とカウンタートップ側とを通気
する通気間隙が生成される。
【0043】この五徳(105) の載置により、環状体(10
1) がバーナの炎孔部から汁受け部の周壁への輻射熱
を、確実に遮蔽できるよう配置することができる。また
環状体(101) と周壁(126) との間に間隙を設けるように
したから、この間隙により断熱効果が得られる。そして
五徳(105) の環状体(101) に脚部(110) によるスリット
(110a)が形成され、底部(125) との間で通気間隙を設け
るようにしたから、この通気間隙を通じてカウンタート
ップ(131) 側と炎孔部側とが連通し通気される。更にこ
の実施の形態においても、ルーバ孔(128) を形成する隆
起部(127) が周壁(126) の内面側に張り出して設けたか
ら、汁受け部の内部(下方)側の空気は、滞留すること
なくルーバ孔(128) を経て汁受け部の外部側へ容易に排
出される。従って、これらにより、図7と同様に、汁受
け部はもとより、図例の本体ケース(102) ひいてはカウ
ンタートップ(131) の温度上昇が抑制され過熱防止され
る。
【0044】次に示す図9は、図8の変形例であり、図
8と同様に、五徳載置部を汁受け部の底部(125) とする
ものであるが、前記した通気間隙を形成するために、底
部(125) 側に上方へ膨出形成された複数の突状部(125a)
を設けた点と、これに対応して環状体(101) の下辺(即
ち環状体(101) の下辺部である)(101b)を平坦状とした
点とにおいて、図8と相違する。突状部(125a)は、底部
(125) の周縁を図(紙面)の手前から奥の方向に複数箇
所に設けられている。これにより、突状部(125a)と突状
部(125a)との間で形成される間隙と、環状体(101) の下
辺(101b)とで通気間隙が形成され、図8と同様に、カウ
ンタートップ(131) 側と炎孔部側とが連通し通気され
る。そして同様に、この図例でもルーバ孔(128) が設け
られたから、汁受け部の内部(下方)側の空気は、ルー
バ孔(128) から汁受け部の外部側へ容易に排出され、こ
れらにより、汁受け部及び本体ケース(102) ひいてはカ
ウンタートップ(131) の温度上昇が抑制され過熱防止さ
れる。
【0045】次に示す図10では、図8における環状体
(101) に脚部(110) を備えた五徳(105) を、汁受け部の
周壁(126) 下部に五徳載置部としての段部(126b)へ載置
したものである。この実施の形態においても、五徳(10
5) の載置により、環状体(101) がバーナの炎孔部から
汁受け部の周壁への輻射熱を、確実に遮蔽できるよう配
置することができる。そして環状体(101) と周壁(126)
との間に間隙を設けるようにしたから、この間隙により
断熱効果が得られる。更に図8と同様に五徳(105) の環
状体(101) に脚部(110) によるスリット(110a)が形成さ
れ、段部(126b)との間で通気間隙を設けるようにしたか
ら、この通気間隙を通じてカウンタートップ(131) 側と
炎孔部側とが連通し通気される。また、この実施の形態
においても、ルーバ孔(128) を設けたから、汁受け部の
内部(下方)側の空気は、滞留することなくルーバ孔(1
28) を経て汁受け部の外部側へ容易に排出される。従っ
て、これらにより、汁受け部はもとより、本体ケース(1
02) ひいてはカウンタートップ(131) の温度上昇が抑制
され過熱防止される。
【0046】更に図11は、図10の変形例であり、図
10と同様に、五徳載置部を周壁(126) の下部に形成し
た段部(126b)とするものであるが、前記した通気間隙を
形成するために、段部(126b)側に上方へ膨出形成された
複数の突状部(126c)を設けた点と、これに対応して環状
体(101) の下辺(即ち環状体(101) の下辺部である)(1
01b)を平坦状とした点とにおいて、図10と相違する。
突状部(126c)は、段部(126b)を図(紙面)の手前から奥
の方向に複数箇所に設けられている。これにより、突状
部(126c)と突状部(126c)との間で形成される間隙と、環
状体(101) の下辺(101b)とで通気間隙が形成され、図1
0と同様に、カウンタートップ(131) 側と炎孔部側とが
連通し通気される。そして同様に、この図例でもルーバ
孔(128)が設けられたから、汁受け部の内部(下部)側
の空気は、ルーバ孔(128) から汁受け部の外部側へ容易
に排出され、これらにより、汁受け部及び本体ケース(1
02) ひいてはカウンタートップ(131) の温度上昇が抑制
され過熱防止される。
【0047】図9から図11における上記した通気間隙
は、五徳(105) の脚部(110) や、突状部(125a), (126
c) の高さや形状により、種々設定することができる。
そして図7から図11に示した構成、特にルーバ孔(28
a) 及び、ルーバ孔(128) 、或は五徳(105) の載置態様
は、図1から図6の構成に代えて用いることは言うまで
もなく、これらを任意に組み合わせて構成することがで
きる。また、図7から図11において、通気孔としての
上記ルーバ孔(28a) ,(128) を採用しない構成としても
よい。
【0048】なお、上記ルーバ孔(28a) ,(128) は、環
状体(1) ,(101) の外側の面に対向する汁受け部(210)
の周壁(26),(126) において、バーナの近傍や過熱され
る恐れのある部位に対し、周方向の要所要所へ必要に応
じて設けることができる。また、このようなルーバ孔(2
8a) に代えて、通常の打ち抜き加工による貫通孔を設け
てこれを通気孔としてもよい。
【0049】尚、何れの実施の形態においても、汁受け
部の形状に応じて、環状体(1) の形状を変更できること
は言うまでもない。そして詳述したように、環状体(1)
は汁受け部(210) の周壁内面に沿ってバーナ炎孔部から
の輻射熱を遮熱するよう設けられるものであるが、図1
0や図11のように、環状体(101) の上端が汁受け部(2
10) の上面の外周鍔部(第2フランジ(24))よりも高く
延びて設けられているものの他、図1,3及び図5から
図9のように、環状体(1) ,(101) が外周鍔部よりも下
側に位置付けられるものであっても、遮熱機能を発揮す
る高さ寸法に設定されていれば良い。
【0050】又、上記各図では、一つのコンロ部しか表
していないが、1枚のトッププレート(21)に、3つの開
口を設けてなる3口コンロ用の五徳や、4つの開口を設
けてなる4口コンロ用の五徳等にも環状体(1) を設ける
ことは可能である。このような場合、五徳を例えば二分
割に分けるようにしても構わない。更に又、この実施の
形態では、トッププレート(21)に一体的に汁受け部(21
0)が形成された例で説明したが、汁受け部(210) を備え
ないトッププレートに、汁受け部(210) を備えた別体の
汁受け皿を、例えば、前記トップレートに具備させた環
状段部に着脱自在に載置するようにしても良い。
【0051】又、五徳の爪部上面の高さを、トッププレ
ートの高さより少し高く設定しておけば、調理容器が前
記爪部上でトッププレート側にずれた時でも排気が阻害
されることがない。この時、図6に示すように、爪部(1
5)の外端部から前記上面までは緩やかに傾斜するように
設定しておけば、五徳(5) とトッププレート(21)の周縁
の第2フランジ(24)との間で前記調理容器をスムーズに
移動させることができる。
【0052】その他、この実施の形態では、システムキ
ッチンに採用されるドロップインコンロに実施したが、
ドロップイン式以外のコンロ、例えば、テーブルコンロ
等の五徳としても使用することができ、環状体(1) によ
る輻射熱遮断効果に変わりはない。尚、以上説明した全
実施の形態において、環状体(1) ,(101) と周壁(26),
(126) との間に所定の間隙を設けるにあたり、五徳(5)
,(105) の爪部(15),(115) の外端が周壁(26),(126)
に当接しても、環状体(1) ,(101) と周壁(26),(126)
との間に断熱空間としての間隙が存在するようにして
ある。即ち、図6,8に示すように、爪部(15),(115)
の外端と周壁(26),(126) との距離g1よりも、環状体
(1) ,(101) と周壁(26),(126) との距離g2を大きく
設定してある。なお図例のように、周壁(26),(126) が
特に上広がりに傾斜している場合には、環状体(1) ,(1
01) の下辺部が周壁(26),(126) に当接してもその上で
は間隙ができる。従って、上記環状体(1) ,(101) と周
壁(26),(126) との距離はg2は、少なくとも環状体
(1) ,(101) の上辺部と周壁(26),(126) との距離が、
爪部(15),(115) の外端と周壁(26),(126) との距離g
1よりも大きければ良い。爪部(15),(115) の外端とそ
の外端が当接する周壁(26),(126) とは、周壁(26),(1
26) に設けた通気孔として隆起部(28),(127) の下面の
ルーバー孔(28a) ,(128) とした場合には、隆起部(2
8),(127) の内面としても良いし、或は隆起部(28),(1
27) を必要に応じて複数箇所設けた場合で、この隆起部
と隆起部との間に爪部(15),(115) が位置した場合に
は、爪部の外端は図8で想像線で示したようになる。
(なお図示していないが、他の図面においてもどうよう
に適用されることは言うまでもない。)又、環状体(1)
,(101) の下辺部(下端部)と汁受け部(210) の底部
又は五徳載置部との間に通気間隙を形成し、これと環状
体(1) ,(101) と周壁(26),(126) との間隙とを連通さ
せて空気に流れを生じさせる場合には、環状体(1) ,(1
01) の下辺部(下端部)も周壁(26),(126) から離れる
必要があるので、爪部(15),(115) の外端とこの周壁(2
6),(126) との距離g1よりも環状体(1) ,(101)の下
辺と周壁(26),(126) との距離g2が大きいこととな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態のドロップインコンロの内部
構造と五徳の爪部の一部を省略した断面図。
【図2】本発明実施の形態のドロップインコンロに使用
される五徳の斜視図。
【図3】図1の要部拡大断面図。
【図4】本発明実施の形態のドロップインコンロに使用
される環状体付き五徳の他の例を示す斜視図。
【図5】図4の五徳の使用状態を示す要部拡大断面図。
【図6】本発明実施の形態のドロップインコンロに使用
される五徳の変形例を示す要部拡大端面図。
【図7】本発明実施の他の形態にかかるドロップインコ
ンロの要部拡大断面図。
【図8】本発明実施の他の形態にかかるドロップインコ
ンロの要部拡大断面図。
【図9】本発明実施の他の形態にかかるドロップインコ
ンロの要部拡大断面図。
【図10】本発明実施の他の形態にかかるドロップイン
コンロの要部拡大断面図。
【図11】本発明実施の他の形態にかかるドロップイン
コンロの要部拡大断面図。
【図12】従来のドロップインコンロの内部構造を省略
した断面図。
【図13】五徳がカウンタートップから突出しないよう
に設定した従来のドロップインコンロの一例を示す内部
構造を省略した断面図。
【符号の説明】
(1) ・・・・環状体 (10)・・・・バーナ (14)・・・・炎孔部 (15)・・・・爪部 (17)・・・・係止部 (21)・・・・トッププレート (210) ・・・汁受け部 (25)・・・・底部 (26)・・・・周壁 (27)・・・・段部 (28a) ,(128) ・・・ルーバ孔 (31)・・・・カウンタートップ (30)・・・・開口 (5) ・・・・五徳 (S1)(S2)・・・・間隙 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 徳幸 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (72)発明者 西尾 憲行 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (72)発明者 浜中 英幸 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (72)発明者 都合 修 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−191728(JP,A) 実開 昭59−88612(JP,U) 実開 昭63−57411(JP,U) 実開 昭61−178118(JP,U) 実開 昭63−95007(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 15/10 F24C 15/34 F24C 3/00 A47J 77/08

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーナの炎孔部の周囲に配設され且底面と
    それを囲む周壁とからなる汁受け部と、調理容器を支持
    するための五徳とを具備し、前記炎孔部の位置が前記汁
    受け部を備えるトッププレートの上面よりも低く設定さ
    れたガスコンロにおいて、 前記五徳は、調理容器を支持する為の複数の爪部を備
    え、該爪部の下方部から垂下するように環状体を五徳と
    一体に設け、 前記環状体は、前記バーナの炎孔部からの輻射熱を遮る
    位置に、前記汁受け部の周壁内面に沿って設けられてな
    り、 また、前記五徳の爪部上面の高さは、前記トッププレー
    トの高さより少し高く設定されてなることを特徴とする
    ガスコンロ。
  2. 【請求項2】前記複数の爪部は、前記環状体によって連
    結されていることを特徴とする請求項1に記載のガスコ
    ンロ。
  3. 【請求項3】前記環状体と、前記汁受け部の周壁内面と
    の間に所定の間隙を設けた請求項1又は2に記載のガス
    コンロ。
  4. 【請求項4】前記環状体の下端部と前記汁受け部の底部
    との間に、所定の間隙を設けた請求項3に記載のガスコ
    ンロ。
  5. 【請求項5】前記汁受け部の上端周辺に前記五徳を載置
    する為の五徳載置部を設け、一又は複数の前記五徳載置
    部を囲む平面部を設け、前記五徳載置部に前記五徳の爪
    部の外側端部に形成した係止部が載置される、請求項1
    から4のいずれかに記載のガスコンロ。
  6. 【請求項6】前記五徳が載置される五徳載置部は、前記
    汁受け部の前記底面又は前記周壁の下部とされ、前記五
    徳載置部には前記五徳の前記環状体が載置される、請求
    項1又は請求項2記載のガスコンロ。
  7. 【請求項7】前記環状体と、前記汁受け部の周壁内面と
    の間に所定の間隙を設けた、請求項6記載のガスコン
    ロ。
  8. 【請求項8】前記五徳載置部に載置される前記環状体と
    前記五徳載置部との当接部位を除き、前記環状体の下辺
    部と前記五徳載置部との間に、所定の間隙を設けた、請
    求項7記載のガスコンロ。
  9. 【請求項9】前記所定の間隙は、前記環状体の下辺部に
    設けた脚部の間隙と前記五徳載置部とで規定される、請
    求項8記載のガスコンロ。
  10. 【請求項10】前記所定の間隙は、前記五徳載置部に設
    けた凹部もしくは凸部と前記環状体の下辺部とで規定さ
    れる、請求項8記載のガスコンロ。
  11. 【請求項11】前記汁受け部の周壁において、前記環状
    体外面に対向する部位に、前記周壁の内外部を通気する
    通気孔を備えた請求項1から10の何れか記載のガスコ
    ンロ。
  12. 【請求項12】前記周壁の前記通気孔は、前記周壁が内
    部に張り出す隆起部の下面に形成されたルーバー孔であ
    る請求項11記載のガスコンロ。
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