JP3231938U - 切断用アタッチメント - Google Patents
切断用アタッチメント Download PDFInfo
- Publication number
- JP3231938U JP3231938U JP2021000654U JP2021000654U JP3231938U JP 3231938 U JP3231938 U JP 3231938U JP 2021000654 U JP2021000654 U JP 2021000654U JP 2021000654 U JP2021000654 U JP 2021000654U JP 3231938 U JP3231938 U JP 3231938U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- base
- cutting blade
- corrugated cardboard
- die roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
【課題】段ボールシートの所望の位置を容易に切断することができる切断用アタッチメントを提供する。【解決手段】ダイロールとアンビルロールとの間に段ボールシートを通過させ、この段ボールシートを部分的に切断するロータリーダイカッターにおいて、ダイロールの周面に配置される切断用アタッチメント10であって、ダイロールの周方向に沿って延び、かつダイロールの軸方向に間隔を空けて配置される複数の切断ユニット1を備えており、切断ユニットが、ダイロールの周面に固定される長尺状の基盤11と、基盤の一方側の端部に固定される第1切断刃12と、基盤の第1切断刃が配置されるよりも他方側で、基盤の長手方向に沿って移動可能に配置される第2切断刃13とを備える。【選択図】図1
Description
本考案は、切断用アタッチメントに関する。
一般に、段ボール箱に組み立てられる段ボールシートは、複数のフラップが間隔を空けて配置されている。フラップ間の隙間は、通常、ロータリーダイカッター等を用いて形成される。
ロータリーダイカッターは、ダイロールとアンビルロールとを備えており、ダイロールの周面に打抜形成板が設けられている。ロータリーダイカッターは、ダイロールとアンビルロールとの間を通過する段ボールシートを打抜形成板によって打ち抜き加工することで、フラップ間に隙間(切り溝)を形成する。
今日では、段ボールシートの切り溝を所望の形状に形成できるように、ダイロールの周面に、フラップ片角部切断刃が突設された刃台を配置する技術が発案されている(特開2004−98219号公報参照)。
特許文献1には、段ボールシートのフラップの形状に対応する刃台を選択したうえで、この刃台を刃取付部に着脱自在に装着することで、種々のサイズの段ボールシートに所望の切り溝を形成できることが記載されている。
しかしながら、この構成によると、フラップのサイズ毎に刃台を用意しておくことを要する。
本考案は、このような不都合に鑑みてなされたものであり、段ボールシートの所望の位置を容易に切断することができる切断用アタッチメントを提供することを目的とする。
本考案の一態様に係る切断用アタッチメントは、ダイロールとアンビルロールとの間に段ボールシートを通過させ、この段ボールシートを部分的に切断するロータリーダイカッターにおいて、上記ダイロールの周面に配置される切断用アタッチメントであって、上記ダイロールの周方向に沿って延び、かつ上記ダイロールの軸方向に間隔を空けて配置される複数の切断ユニットを備えており、上記切断ユニットが、上記ダイロールの周面に固定される長尺状の基盤と、上記基盤の一方側の端部に固定される第1切断刃と、上記基盤の上記第1切断刃が配置されるよりも他方側で、上記基盤の長手方向に沿って移動可能に配置される第2切断刃とを備える。
本考案の一態様に係る切断用アタッチメントは、段ボールシートの所望の位置を容易に切断することができる。
[本考案の実施形態の説明]
最初に本考案の実施態様を列記して説明する。
最初に本考案の実施態様を列記して説明する。
本考案の一態様に係る切断用アタッチメントは、ダイロールとアンビルロールとの間に段ボールシートを通過させ、この段ボールシートを部分的に切断するロータリーダイカッターにおいて、上記ダイロールの周面に配置される切断用アタッチメントであって、上記ダイロールの周方向に沿って延び、かつ上記ダイロールの軸方向に間隔を空けて配置される複数の切断ユニットを備えており、上記切断ユニットが、上記ダイロールの周面に固定される長尺状の基盤と、上記基盤の一方側の端部に固定される第1切断刃と、上記基盤の上記第1切断刃が配置されるよりも他方側で、上記基盤の長手方向に沿って移動可能に配置される第2切断刃とを備える。
当該切断用アタッチメントは、上記切断ユニットが、上記基盤の一方側の端部に固定される第1切断刃と、上記基盤の上記第1切断刃が配置されるよりも他方側で、上記基盤の長手方向に沿って移動可能に配置される第2切断刃とを備えるので、上記第1切断刃と上記第2切断刃との間隔を容易に調節することができる。そのため、当該切断用アタッチメントは、上記複数の切断ユニットを上記ダイロールの軸方向に所望の間隔で配置することで、段ボールシートの所望の位置を容易に切断することができる。より詳しくは、段ボールシートのフラップ間の所望の位置を容易に切断することができる。
上記基盤が、その長手方向に沿って延びるガイド孔を有しており、上記第2切断刃が、上記ガイド孔内を移動可能に設けられているとよい。このように、上記基盤が、その長手方向に沿って延びるガイド孔を有しており、上記第2切断刃が、上記ガイド孔内を移動可能に設けられていることによって、上記第1切断刃と上記第2切断刃との間隔をより容易に調節することができる。
上記基盤が、上記ガイド孔に沿って第1目盛りを有しているとよい。このように、上記基盤が、上記ガイド孔に沿って第1目盛りを有していることによって、上記第1切断刃と上記第2切断刃との間隔を段ボールシートのサイズに合わせて容易かつ確実に調節することができる。
上記第1切断刃及び上記第2切断刃が、A式の段ボール箱に組み立てられる段ボールシートの隣接するフラップ同士の基端部に切込みを形成するものであるとよい。A式の段ボール箱は、蓋部に組み立てられる上側フラップと底部に組み立てられる下側フラップとが高さ方向に対向して配置されている。そのため、当該切断用アタッチメントによると、例えば上記第1切断刃によって隣接する上側フラップ同士の基端部に切込みを形成し、かつ上記第2切断刃によって隣接する下側フラップ同士の基端部に切込みを形成することが容易である。
当該切断用アタッチメントは、上記ダイロールの軸方向に沿って延びる位置決めユニットをさらに備えており、上記位置決めユニットが、上記複数の切断ユニットの長手方向の端部と当接する第1側縁を有しており、上記第1側縁に沿って第2目盛りが設けられているとよい。このように、当該切断用アタッチメントは、上記ダイロールの軸方向に沿って延びる位置決めユニットをさらに備えており、上記位置決めユニットが、上記複数の切断ユニットの長手方向の端部と当接する第1側縁を有しており、上記第1側縁に沿って第2目盛りが設けられていることで、上記複数の切断ユニット同士の間隔を段ボールシートのサイズに合わせて容易かつ確実に調節することができる。
[本考案の実施形態の詳細]
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
[第一実施形態]
<切断用アタッチメント>
図1から図3の切断用アタッチメント10は、図4に示すように、ダイロール20とアンビルロール30との間に段ボールシートSを通過させ、この段ボールシートSを部分的に切断するロータリーダイカッター100において、ダイロール20の周面に配置される。すなわち、当該切断用アタッチメント10は、外周面同士が向かい合うようにアンビルロール30と平行に配置されるダイロール20の外周面に配置されるものであり、ダイロール20とアンビルロール30との隙間を通過する段ボールシートSに対して、その厚さ方向に貫通する切込みを形成する。ダイロール20は、円筒状の本体21と、本体21の外周面に配置される当該切断用アタッチメント10とを有している。本体21の外周面には、当該切断用アタッチメント10を取り付けるための複数のネジ穴(不図示)が設けられている。ダイロール20とアンビルロール30とは、段ボールシートSの厚さよりもやや狭い程度に離間して配置されている。ダイロール20とアンビルロール30とは、回転軸を中心として互いに逆回転することで、両者の隙間に段ボールシートSを通過させる。
<切断用アタッチメント>
図1から図3の切断用アタッチメント10は、図4に示すように、ダイロール20とアンビルロール30との間に段ボールシートSを通過させ、この段ボールシートSを部分的に切断するロータリーダイカッター100において、ダイロール20の周面に配置される。すなわち、当該切断用アタッチメント10は、外周面同士が向かい合うようにアンビルロール30と平行に配置されるダイロール20の外周面に配置されるものであり、ダイロール20とアンビルロール30との隙間を通過する段ボールシートSに対して、その厚さ方向に貫通する切込みを形成する。ダイロール20は、円筒状の本体21と、本体21の外周面に配置される当該切断用アタッチメント10とを有している。本体21の外周面には、当該切断用アタッチメント10を取り付けるための複数のネジ穴(不図示)が設けられている。ダイロール20とアンビルロール30とは、段ボールシートSの厚さよりもやや狭い程度に離間して配置されている。ダイロール20とアンビルロール30とは、回転軸を中心として互いに逆回転することで、両者の隙間に段ボールシートSを通過させる。
当該切断用アタッチメント10は、ダイロール20の周方向に沿って延び、かつダイロール20の軸方向に間隔を空けて配置される複数の切断ユニット1を備える。切断ユニット1は、ダイロール20の周面(より詳しくは外周面)に固定される長尺状の基盤11と、基盤11の一方側の端部に固定される第1切断刃12と、基盤11の第1切断刃12が配置されるよりも他方側で、基盤11の長手方向に沿って移動可能に配置される第2切断刃13とを備える。
(基盤)
基盤11は、部分円筒状である。基盤11は、その内周面が本体21の外周面と当接するよう、一方向に湾曲している。基盤11は、湾曲方向(ダイロール20の周方向に沿う方向)を長手方向とする長尺状である。基盤11の形成材料としては、特に限定されるものではないが、木材、合成樹脂、金属等が挙げられる。
基盤11は、部分円筒状である。基盤11は、その内周面が本体21の外周面と当接するよう、一方向に湾曲している。基盤11は、湾曲方向(ダイロール20の周方向に沿う方向)を長手方向とする長尺状である。基盤11の形成材料としては、特に限定されるものではないが、木材、合成樹脂、金属等が挙げられる。
基盤11は、第2切断刃13を移動可能に保持するためのガイド部15を有する。また、基盤11は、長手方向の両端部に取付用開口16を有する。
ガイド部15は、第1切断刃12が固定されている位置よりも長手方向の他方側(第1切断刃12が配置されている端部の反対側)に設けられている。ガイド部15は、基盤11の長手方向に沿って延びるガイド孔15aと、ガイド孔15aと平行に延びる一対のスライド孔15bとを有する。一対のスライド孔15bは、ガイド孔15aを挟んで対向する位置に設けられている。
ガイド部15は、ガイド孔15aに沿って第1目盛り15cを有する。当該切断用アタッチメント10にあっては、後述するように、第2切断刃13が、ガイド孔15a内を移動可能に設けられている。そのため、当該切断用アタッチメント10は、ガイド孔15aに沿って第1目盛り15cが設けられていることで、第1切断刃12と第2切断刃13との間隔を段ボールシートSのサイズに合わせて容易かつ確実に調節することができる。なお、第1目盛り15cは、第1切断刃12と第2切断刃13との間隔を調節するために用いられる。そのため、第1目盛り15cは、第1切断刃12が固定されている位置を基準とした距離を計測できるように設けられていることが好ましい。
図3に示すように、取付用開口16は、ネジ等の軸部材19によって切断ユニット1を本体21に取り付けるために用いられる。取付用開口16には、軸部材19の軸部が挿入される。取付用開口16(より詳しくは取付用開口16の側縁)は、軸部材19を本体21に設けられているネジ穴に挿入した状態で、軸部材19の頭部と係合する。取付用開口16は、ダイロール20の軸方向における切断ユニット1の配置を調節しやすいように、基盤11の短手方向に延びる長尺状、例えば長円状、であることが好ましい。
(第1切断刃)
第1切断刃12は、平板状である。第1切断刃12は、基盤11の外周面からこの外周面と垂直な方向に突出している。第1切断刃12は、基盤11の長手方向(つまり、ダイロール20の周方向)に延びている。
第1切断刃12は、平板状である。第1切断刃12は、基盤11の外周面からこの外周面と垂直な方向に突出している。第1切断刃12は、基盤11の長手方向(つまり、ダイロール20の周方向)に延びている。
第1切断刃12の突出高さとしては、特に限定されないが、例えば5mm以上2cm以下程度とすることができる。第1切断刃12の長さ(基盤11の長手方向に沿う長さ)としては、特に限定されないが、例えば1cm以上5cm以下程度とすることができる。第1切断刃12の幅(基盤11の短手方向に沿う長さ)としては、特に限定されないが、例えば0.2mm以上3mm以下程度とすることができる。
第1切断刃12の先端の刃部分の形状としては、特に限定されるものではなく、例えば鋸歯状、直線状等が挙げられ、鋸歯状が好ましい。
(第2切断刃)
第2切断刃13は、平板状である。第2切断刃13は、基盤11の外周面からこの外周面と垂直な方向に突出している。第2切断刃13は、基盤11の長手方向(つまり、ダイロール20の周方向)に延びている。すなわち、第1切断刃12と第2切断刃13とは平行に配置されている。
第2切断刃13は、平板状である。第2切断刃13は、基盤11の外周面からこの外周面と垂直な方向に突出している。第2切断刃13は、基盤11の長手方向(つまり、ダイロール20の周方向)に延びている。すなわち、第1切断刃12と第2切断刃13とは平行に配置されている。
第1切断刃12及び第2切断刃13は、A式の段ボール箱に組み立てられる段ボールシートSの隣接するフラップ同士の基端部に切込みを形成するものであることが好ましい。従来、A式の段ボール箱に組み立てられる段ボールシートは、隣接するフラップ同士が一定の隙間を空けて配置されている。このため、4枚の上側フラップを折り曲げて組み立てられる蓋部、及び4枚の下側フラップを折り曲げて組み立てられる底部の4つの角部には、隙間が生じやすい。この隙間が存在すると、段ボール箱の気密性が低下すると共に、段ボール箱内に異物が混入しやすくなる。これに対し、隣接する上側フラップ同士の基端部、及び隣接する下側フラップ同士の基端部の間の間隔を小さくすることで、段ボール箱の気密性を高め、かつこの段ボール箱内への異物の混入を抑制することができる。この点、当該切断用アタッチメント10は、例えば第1切断刃12によって隣接する上側フラップ同士の基端部に切込みを形成し、かつ第2切断刃13によって隣接する下側フラップ同士の基端部に切込みを形成することが容易である。そのため、当該切断用アタッチメント10によると、隣接する上側フラップ同士の基端部、及び隣接する下側フラップ同士の基端部の間の間隔を容易に小さくすることができる。
第1切断刃12と第2切断刃13とは、同一平面内に配置されていることが好ましい。すなわち、第1切断刃12と第2切断刃13とは、ダイロール20の軸方向における位置が同じであることが好ましい。この構成によると、隣接する上側フラップ同士の基端部、及び隣接する下側フラップ同士の基端部に切込みを容易に形成することができる。
第2切断刃13の突出高さ、長さ(基盤11の長手方向に沿う長さ)及び幅(基盤11の短手方向に沿う長さ)としては、特に限定されるものではなく、例えば第1切断刃12と同様とすることができる。第2切断刃13の先端の刃部分の形状としては、特に限定されるものではなく、例えば鋸歯状、直線状等が挙げられ、鋸歯状が好ましい。
上述のように、第2切断刃13は、ガイド孔15a内を移動可能に設けられている。以下、第2切断刃13をガイド孔15a内で移動させる機構について説明する。図1及び図2に示すように、切断ユニット1は、第2切断刃13を支持する支持板17と、支持板17を基盤11に移動可能に固定する一対の固定部材18とを有する。支持板17は、基盤11の内周面側に配置されている。固定部材18としては、例えばネジ等の軸部材が用いられる。固定部材18は、基盤11の外周面側から支持板17に螺合されている。固定部材18は、スライド孔15bを通って支持板17に挿入されている。固定部材18の頭部は、スライド孔15b(より詳しくはスライド孔15bの側縁)に係合している。切断ユニット1は、固定部材18とスライド孔15bとの係合を緩め、第2切断刃13が所望の位置に配置されるように支持板17を基盤11の長手方向にスライドさせた後、再度固定部材18とスライド孔15bとを係合することで、第2切断刃13を所望の位置で固定することができる。
当該切断用アタッチメント10は、第2切断刃13が、ガイド孔15a内を移動可能に設けられているので、第1切断刃12と第2切断刃13との間隔をより容易に調節することができる。
<ロータリーダイカッターによる加工例>
次に、ロータリーダイカッター100を用いた段ボールシートSの加工例について説明する。
次に、ロータリーダイカッター100を用いた段ボールシートSの加工例について説明する。
図5に示すように、ロータリーダイカッター100を用いるに先立って、1枚の段ボールシートに対し、一般的なロータリーダイカッターやスロッタを用いて、切り溝201及び罫線202を加工し、段ボールシートS1を得る。この段ボールシートS1は、A式の箱体に組み立て可能であり、切り溝201を挟んで4つのフラップ203が配置されている。但し、この段ボールシートS1は、切り溝201が隣接するフラップ203同士の基端縁までは設けられていない。
この段ボールシートS1に対して、ロータリーダイカッター100を用いて加工を行うことで、図6に示すように、各切り溝201の底部から延出する細幅の切込み204を備える段ボールシートS2を形成することができる。
なお、段ボールシートS2は、糊代部205が側面パネル206よりも幅広に設けられている。そのため、この糊代部205にも切込み204を形成することで、段ボール箱の蓋部及び底部を容易に形成しつつ、この蓋部及び底部の角部に隙間が生じることを抑制しやすい。
<利点>
当該切断用アタッチメント10は、切断ユニット1が、基盤11の一方側の端部に固定される第1切断刃12と、基盤11の第1切断刃12が配置されるよりも他方側で、基盤11の長手方向に沿って移動可能に配置される第2切断刃13とを備えるので、第1切断刃12と第2切断刃13との間隔を容易に調節することができる。そのため、当該切断用アタッチメント10は、複数の切断ユニット1をダイロール20の軸方向に所望の間隔で配置することで、段ボールシートSの所望の位置を容易に切断することができる。より詳しくは、段ボールシートSのフラップ間の所望の位置を容易に切断することができる。
当該切断用アタッチメント10は、切断ユニット1が、基盤11の一方側の端部に固定される第1切断刃12と、基盤11の第1切断刃12が配置されるよりも他方側で、基盤11の長手方向に沿って移動可能に配置される第2切断刃13とを備えるので、第1切断刃12と第2切断刃13との間隔を容易に調節することができる。そのため、当該切断用アタッチメント10は、複数の切断ユニット1をダイロール20の軸方向に所望の間隔で配置することで、段ボールシートSの所望の位置を容易に切断することができる。より詳しくは、段ボールシートSのフラップ間の所望の位置を容易に切断することができる。
[第二実施形態]
<切断用アタッチメント>
図7の切断用アタッチメント40は、複数の切断ユニット1と、位置決めユニット41とを備えている。切断ユニット1としては、図1及び図2の切断ユニット1と同様の構成とすることができるため、同一符号を付して説明を省略する。
<切断用アタッチメント>
図7の切断用アタッチメント40は、複数の切断ユニット1と、位置決めユニット41とを備えている。切断ユニット1としては、図1及び図2の切断ユニット1と同様の構成とすることができるため、同一符号を付して説明を省略する。
位置決めユニット41は、ダイロール20の軸方向に沿って延びている。位置決めユニット41は、複数の切断ユニット1の長手方向の端部と当接する第1側縁41aを有している。複数の切断ユニット1は、例えば第1切断刃12が配置されている側の端縁で位置決めユニット41と当接している。第1側縁41aは、ダイロール20の軸方向に沿って直線状に配置されている。位置決めユニット41は、第1側縁41aに沿って第2目盛り41bを有している。位置決めユニット41の形成材料としては、特に限定されるものではないが、木材、合成樹脂、金属等が挙げられる。
<利点>
当該切断用アタッチメント40は、ダイロール20の軸方向に沿って延びる位置決めユニット41を備えており、位置決めユニット41が、複数の切断ユニット1の長手方向の端部と当接する第1側縁41aを有しており、第1側縁41aに沿って第2目盛り41bが設けられているので、複数の切断ユニット1同士の間隔を段ボールシートのサイズに合わせて容易かつ確実に調節することができる。
当該切断用アタッチメント40は、ダイロール20の軸方向に沿って延びる位置決めユニット41を備えており、位置決めユニット41が、複数の切断ユニット1の長手方向の端部と当接する第1側縁41aを有しており、第1側縁41aに沿って第2目盛り41bが設けられているので、複数の切断ユニット1同士の間隔を段ボールシートのサイズに合わせて容易かつ確実に調節することができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本考案の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本考案の範囲に属するものと解釈されるべきである。
上記実施形態は、本考案の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本考案の範囲に属するものと解釈されるべきである。
上記第2切断刃の移動機構は、上記実施形態に記載の構成に限定されるものではない。例えば上記基盤が、その長手方向に延びるガイドレールを有しており、上記第2切断刃がこのガイドレールに沿って移動可能に構成されていてもよい。
上記第2切断刃を容易かつ確実に位置決めできる観点からは、上記基盤には、上述の第1目盛りが設けられていることが好ましい。但し、本考案においては、例えばダイロールの本体に目盛りを設けておくことで第2切断刃の位置を調節することも可能である。
当該切断用アタッチメントによって切断される段ボールシートは、A式の段ボール箱に組み立て可能な段ボールシートに限定されない。
以上のように、本考案の一態様に係る切断用アタッチメントは、段ボールシートを部分的に切断するのに適している。
1 切断ユニット
10、40 切断用アタッチメント
11 基盤
12 第1切断刃
13 第2切断刃
15 ガイド部
15a ガイド孔
15b スライド孔
15c 第1目盛り
16 取付用開口
17 支持板
18 固定部材
19 軸部材
20 切断ユニット
21 本体
30 アンビルロール
41 位置決めユニット
41a 第1側縁
41b 第2目盛り
100 ロータリーダイカッター
201 切り溝
202 罫線
203 フラップ
204 切込み
205 糊代部
206 側面パネル
S、S1、S2 段ボールシート
10、40 切断用アタッチメント
11 基盤
12 第1切断刃
13 第2切断刃
15 ガイド部
15a ガイド孔
15b スライド孔
15c 第1目盛り
16 取付用開口
17 支持板
18 固定部材
19 軸部材
20 切断ユニット
21 本体
30 アンビルロール
41 位置決めユニット
41a 第1側縁
41b 第2目盛り
100 ロータリーダイカッター
201 切り溝
202 罫線
203 フラップ
204 切込み
205 糊代部
206 側面パネル
S、S1、S2 段ボールシート
Claims (5)
- ダイロールとアンビルロールとの間に段ボールシートを通過させ、この段ボールシートを部分的に切断するロータリーダイカッターにおいて、上記ダイロールの周面に配置される切断用アタッチメントであって、
上記ダイロールの周方向に沿って延び、かつ上記ダイロールの軸方向に間隔を空けて配置される複数の切断ユニットを備えており、
上記切断ユニットが、
上記ダイロールの周面に固定される長尺状の基盤と、
上記基盤の一方側の端部に固定される第1切断刃と、
上記基盤の上記第1切断刃が配置されるよりも他方側で、上記基盤の長手方向に沿って移動可能に配置される第2切断刃と
を備える切断用アタッチメント。 - 上記基盤が、その長手方向に沿って延びるガイド孔を有しており、
上記第2切断刃が、上記ガイド孔内を移動可能に設けられている請求項1に記載の切断用アタッチメント。 - 上記基盤が、上記ガイド孔に沿って第1目盛りを有している請求項2に記載の切断用アタッチメント。
- 上記第1切断刃及び上記第2切断刃が、A式の段ボール箱に組み立てられる段ボールシートの隣接するフラップ同士の基端部に切込みを形成するものである請求項1、請求項2又は請求項3に記載の切断用アタッチメント。
- 上記ダイロールの軸方向に沿って延びる位置決めユニットをさらに備えており、
上記位置決めユニットが、
上記複数の切断ユニットの長手方向の端部と当接する第1側縁を有しており、
上記第1側縁に沿って第2目盛りが設けられている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の切断用アタッチメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021000654U JP3231938U (ja) | 2021-02-26 | 2021-02-26 | 切断用アタッチメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021000654U JP3231938U (ja) | 2021-02-26 | 2021-02-26 | 切断用アタッチメント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3231938U true JP3231938U (ja) | 2021-05-06 |
Family
ID=75709609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021000654U Active JP3231938U (ja) | 2021-02-26 | 2021-02-26 | 切断用アタッチメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3231938U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102327098B1 (ko) * | 2021-06-11 | 2021-11-15 | 이종철 | 포장박스 손잡이 천공을 위한 사전 조립식 커터 조립체 |
KR102636884B1 (ko) * | 2023-08-22 | 2024-02-14 | 가산농업협동조합 | 과실 보호 봉투용 커팅 유닛 |
-
2021
- 2021-02-26 JP JP2021000654U patent/JP3231938U/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102327098B1 (ko) * | 2021-06-11 | 2021-11-15 | 이종철 | 포장박스 손잡이 천공을 위한 사전 조립식 커터 조립체 |
KR102636884B1 (ko) * | 2023-08-22 | 2024-02-14 | 가산농업협동조합 | 과실 보호 봉투용 커팅 유닛 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3231938U (ja) | 切断用アタッチメント | |
JP2011031515A (ja) | 罫入れ装置および罫入れ装置におけるカウンタプレート | |
JPH0939118A (ja) | 段ボール製函機における溝切り装置 | |
JP2017132058A (ja) | ロータリーダイカッタ | |
WO2011004695A1 (ja) | スロッタ、スロッタの切断方法、スロッタナイフ及び刃物台 | |
JP6054564B1 (ja) | 罫入ロール部材 | |
JP5351699B2 (ja) | エンボス加工用版部の取付構造 | |
KR20010070167A (ko) | 골판지로 만든 평판형 부재의 절단장치 | |
JP6205439B2 (ja) | ロータリーダイカッタ | |
JP3172907U (ja) | ロータリーダイカッター | |
WO2012121001A1 (ja) | 見出し形成用器具 | |
JP3556792B2 (ja) | ロータリダイカッタの切断具取付構造 | |
US6692425B2 (en) | Folding presser assembly | |
JPH08300300A (ja) | 目打ち装置 | |
JP2006272542A (ja) | 糊付機用スリッター | |
JP4446682B2 (ja) | 段ボールシート用ダイカッタ | |
JP3779387B2 (ja) | プラスチック段ボール用カット装置 | |
JP6482153B1 (ja) | 段ボールシート用抜き型および段ボールシート向け打ち抜き方法 | |
JP7409183B2 (ja) | 包装箱の製造方法 | |
JPH08215444A (ja) | 塗膜カット工具 | |
JP4198425B2 (ja) | ダンボールシートの切断加工装置 | |
JP6656452B2 (ja) | 段ボールシート用抜き型および段ボールシート向け打ち抜き方法 | |
JP4795494B1 (ja) | スロッタ用回転刃、スロッタ及び段ボール箱用シート体の製造方法 | |
JP6552081B1 (ja) | 段ボールシート用抜き型および段ボールシート向け打ち抜き方法 | |
JP2004142011A (ja) | 打抜き用面板の加工方法および加工装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3231938 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |