JP3230951U - 車道境界バリアの構造改善 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝撃緩衝性と安定性の高い車道境界バリアの構造を提供する。
【解決手段】複数の中空の防護柵10を備え、各防護柵は円形凸状の前部及び円形凹状の後部を含む。複数の防護柵は伸縮性を有する少なくとも1つの軟性部材13が縦続接続することで前後が接続する単鎖型バリア構造を形成する。各防護柵の第一側面には第一結合部材を設置し、第二側面には第二結合部材22を設置し、第一結合部材及び第二結合部材は互いに適合する相補的な断面形状を有する。2つの防護柵は第一結合部材及び第二結合部材を相互に嵌着することで結合モードを形成し、且つ結合モードでは2つの防護柵が互いの第一側面及び第二側面を結合するように接触し、2組の単鎖型バリア構造が二本鎖結合型バリア構造を構成する。
【選択図】図5

Description

本考案は、カート、バイク、自動車のレース場の設備に関し、更に詳しくは、レース場の車道を分割すると共に車両の衝突時の衝撃力を和らげるバリア構造に関する。
従来の特許文献では、例えば、下記特許文献1の「車道境界と車両衝突の影響を軽減するために使用されるバリア構造」という記載がある。前記バリア構造は複数の中空の防護柵を備え、各防護柵は円形凸状の前部及び円形凹状の後部を含み、複数の防護柵の前後を連結する。また、一定程度の伸縮性を有する軟性部材を縦続接続することで、複数の防護柵を相互に連結し、レース場の車道に合わせて直線形や湾曲形のバリアを配置する。
米国特許出願公開第US6439801B1号明細書
しかしながら、前記バリア構造の欠点は、複数の防護柵は単鎖型で縦続接続し、すなわち、車両が衝突した場合、衝突した防護柵及びその隣の防護柵が上または下に向けて動かされ、これが強い反作用力をもたらす。上に向けて動かされると車両のボンネットやフロントガラス、さらにはドライバーに衝突し、下に動かされると車体の下方にめり込んで車両がひっくり返ることがあった。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に至った。
本考案は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本考案は、車道境界バリアの構造改善を提供することを主目的とする。
上記目的を達成するための主たる考案は、複数の中空の防護柵を備え、各前記防護柵は円形凸状の前部及び円形凹状の後部を含む。複数の前記防護柵は伸縮性を有する少なくとも1つの軟性部材が縦続接続することで前後が接続する単鎖型バリア構造を形成する。各前記防護柵の第一側面には第一結合部材を設置し、第二側面には第二結合部材を設置し、前記第一結合部材及び前記第二結合部材は互いに適合する相補的な断面形状を有する。2つの前記防護柵は前記第一結合部材及び前記第二結合部材を相互に嵌着することで結合モードを形成し、且つ結合モードでは2つの前記防護柵が互いの前記第一側面及び前記第二側面を結合するように接触し、2組の前記単鎖型バリア構造が二本鎖結合型バリア構造を構成することを特徴とする車道境界バリアの構造改善である。
本考案によれば、次のような効果がある。
本考案に係る二本鎖結合型バリア構造の利点は、単鎖型バリア構造の厚さが増し、バリア構造の衝撃緩衝性及び安定性が高まる点である。衝撃緩衝性が高まることで車両の衝突時に保護作用を発生し、安定性が高いため車両がバリア構造が衝突しても上や下に動かされにくくなり、後方に動くことで衝突力を吸収する。先行技術の単鎖型バリア構造では衝突を受けた際に大きく動かされ、車体が故障したり、ドライバーが怪我をするという問題を回避または軽減する。
本考案の結合部材によりバリア構造が単鎖型または二本鎖結合型の応用の自由度を確保し、現場でのバリアの配置の必要に応じて全単鎖型、全二本鎖結合型、或いは単鎖及び二本鎖結合交互使用型を選択する。
本考案を応用する特に好適な例としてカート、バイク、或いは自動車のレース場の車道の境界として使用し、レース参加者及び観衆の安全を確保するが、これらに限られない。これは一般道、駐車場、埠頭、走路等の境界や分割にも応用可能である。
本明細書及び図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
本考案の一実施形態に係るバリア構造の第一視角を示す外観斜視図である。 本考案の一実施形態に係るバリア構造の第二視角を示す外観斜視図である。 本考案の一実施形態に係るバリア構造の防護柵を示す縦断面図である。 本考案の一実施形態に係るバリア構造の防護柵を示す横断面図である。 本考案の二つ防護柵を一つバリアユニットに組み合わせる傾斜展開図である。 本考案の二つ防護柵を一つバリアユニットに組み合わせる組立外観図である。 本考案の二つ防護柵を一つバリアユニットに組み合わせる組立断面図である。 本考案のバリア構造が直線車道境界としての上面概略図である。 本考案のバリア構造が湾曲車道境界としての上面概略図である。
以下、本開示の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本開示は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。実施例中の各種異なる部材は説明しやすい比率、サイズ、変形量、または移動量に描写しており、実際の部材の比率に基づいて描写しているわけではない。以下の説明において、類似する部材は同じ符号を以って表示し、複数の同じ部材も1つの符号で表示する。
以下、図面を参照しつつ、本考案に係る車道境界バリアの構造改善について具体的に説明する。
本考案に係るバリア構造は複数の中空の防護柵10を備え、各防護柵10は円形凸状の前部11及び円形凹状の後部12を含み、複数の防護柵10は伸縮性を有する軟性部材13を縦続接続することで前後を接続する(図1乃至図4)。
各防護柵10の第一側面15には第一結合部材21を設置し、第二側面16には第二結合部材22を設置し、前記第一結合部材21及び前記第二結合部材22は互いに適合する相補的な断面形状を有する。図中では、前記第一結合部材21及び前記第二結合部材22は凹部及び凸部であり、その形状は垂直状、横線状、またはブロック状を呈する。前記第一結合部材21及び前記第二結合部材22は前記第一側面15及び前記第二側面16の中央領域または辺側領域に位置する。本考案の図中では、前記凹部及び前記凸部は横線状を呈し、数量は2つであり、上下に配列し、且つ前記防護柵10の前部11及び後部12に接近するように延長する。
2つの防護柵10は側面の前記第一結合部材21及び前記第二結合部材22が互いに接続することで結合モードを形成する。結合モードでは、2つの防護柵10の互いの第一側面15及び第二側面16が結合するように接触し、好ましくは、前記接触は第一側面15及び第二側面16が全面的に接触する(図5乃至図7)。
複数の防護柵10は一定程度の伸縮性を有する軟性部材13が縦続接続することで前後が接続する単鎖型バリア構造31を形成する。前記第一結合部材21及び前記第二結合部材22が相互に嵌着することで2組の単鎖型バリア構造31が二本鎖結合型バリア構造32に改変され、レース場の車道に合わせて直線形または湾曲形にバリアを配置する(図8と図9)。
本考案に係る二本鎖結合型バリア構造32の利点は、単鎖型バリア構造の厚さを増すことで、バリア構造の衝撃緩衝性及び安定性が高まる点である。衝撃緩衝性が高まることで、車両が衝突した際に保護作用を発生させ、安定性が高まることで車両が衝突してもバリア構造が上や下に動きにくくなり、後方に動くことで衝突力を吸収し、先行技術による単鎖型バリア構造31では衝突時に大きく動き、車体やドライバーが傷付くという問題を回避または減少する。また、本考案の結合部材はバリア構造が単鎖型または二本鎖結合型の応用の自由度を確保し、現地のバリアの配置の必要に応じて全単鎖型、全二本鎖結合型、或いは単鎖及び二本鎖結合交互使用型を選択する。
上記説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本考案の各部構成は、上記実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
10 防護柵
11 前部
12 後部
13 軟性部材
15 第一側面
16 第二側面
21 第一結合部材
22 第二結合部材
31 単鎖型バリア構造
32 二本鎖結合型バリア構造

Claims (10)

  1. バリア構造が複数の中空の防護柵を備え、各前記防護柵は円形凸状の前部及び円形凹状の後部を含み、複数の前記防護柵は伸縮性を有する少なくとも1つの軟性部材が縦続接続することで前後が接続する単鎖型バリア構造を呈する車道境界バリアの構造改善であって、
    各前記安全の第一側面には第一結合部材を設置し、各前記防護柵の第二側面には第二結合部材を設置し、前記第一結合部材及び前記第二結合部材は互いに適合する相補的な断面形状を有し、
    2つの前記防護柵は前記第一結合部材及び前記第二結合部材を相互に接合することで結合モードを形成し、前記結合モードでは、2つの前記防護柵は互いの前記第一側面及び前記第二側面が結合するように接触し、これにより、2組の前記単鎖型バリア構造が二本鎖結合型バリア構造を構成することを特徴とする車道境界バリアの構造改善。
  2. 前記第一結合部材及び前記第二結合部材はそれぞれ凹部及び凸部であることを特徴とする請求項1に記載の車道境界バリアの構造改善。
  3. 前記第一結合部材及び前記第二結合部材は垂直状を呈することを特徴とする請求項1または2に記載の車道境界バリアの構造改善。
  4. 前記第一結合部材及び前記第二結合部材は横線状を呈することを特徴とする請求項1または2に記載の車道境界バリアの構造改善。
  5. 前記第一結合部材及び前記第二結合部材の数量は2つであり、上下に配列することを特徴とする請求項4に記載の車道境界バリアの構造改善。
  6. 前記第一結合部材及び前記第二結合部材は前記防護柵に接近する前記前部及び前記後部まで延長することを特徴とする請求項5に記載の車道境界バリアの構造改善。
  7. 前記第一結合部材及び前記第二結合部材はブロック状を呈することを特徴とする請求項1に記載の車道境界バリアの構造改善。
  8. 前記第一結合部材及び前記第二結合部材は前記第一側面及び前記第二側面の中央領域に位置することを特徴とする請求項1に記載の車道境界バリアの構造改善。
  9. 前記第一結合部材及び前記第二結合部材は前記第一側面及び前記第二側面の辺側領域に位置することを特徴とする請求項1に記載の車道境界バリアの構造改善。
  10. 前記接触は第一側面及び第二側面が全面的に接触することを特徴とする請求項1に記載の車道境界バリアの構造改善。
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