JP3230732B2 - 回転ドラム式鋳造品冷却装置 - Google Patents
回転ドラム式鋳造品冷却装置Info
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- JP3230732B2 JP3230732B2 JP20224097A JP20224097A JP3230732B2 JP 3230732 B2 JP3230732 B2 JP 3230732B2 JP 20224097 A JP20224097 A JP 20224097A JP 20224097 A JP20224097 A JP 20224097A JP 3230732 B2 JP3230732 B2 JP 3230732B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary drum
- casting
- water
- type casting
- drum type
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、型バラシをした鋳
型砂と鋳造品とを回転ドラム内に投入し、鋳型砂に散水
をしながら鋳型砂及び鋳造品を回転転動させて鋳型砂と
鋳造品との接触により鋳造品を冷却する回転ドラム式鋳
造品冷却装置に関する。
型砂と鋳造品とを回転ドラム内に投入し、鋳型砂に散水
をしながら鋳型砂及び鋳造品を回転転動させて鋳型砂と
鋳造品との接触により鋳造品を冷却する回転ドラム式鋳
造品冷却装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記のような回転ドラム式鋳造品
冷却装置は回転ドラムの投入口側から排出口側に亘って
回転ドラム内を貫通するワイヤー張設し、このワイヤー
に水配管を沿わせて取付け、回転ドラム内の所定位置に
水配管に連通する散水ノズルを設けて投入された鋳型砂
に散水をするようにしている。
冷却装置は回転ドラムの投入口側から排出口側に亘って
回転ドラム内を貫通するワイヤー張設し、このワイヤー
に水配管を沿わせて取付け、回転ドラム内の所定位置に
水配管に連通する散水ノズルを設けて投入された鋳型砂
に散水をするようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような回転ドラ
ム式鋳造品冷却装置を使用した場合、回転ドラムの回転
に伴って鋳造品及び鋳型砂が大きく転動されて鋳造品の
方案部（湯口、湯道等）が水配管に引掛かり、水配管を
損傷させるという問題があった。本発明は上記の問題に
鑑みて成されたもので、冷却される鋳造品の方案部分が
引掛かって水配管を損傷させるような不都合が起ること
のない回転ドラム式鋳造品冷却装置を提供することを目
的とする。
ム式鋳造品冷却装置を使用した場合、回転ドラムの回転
に伴って鋳造品及び鋳型砂が大きく転動されて鋳造品の
方案部（湯口、湯道等）が水配管に引掛かり、水配管を
損傷させるという問題があった。本発明は上記の問題に
鑑みて成されたもので、冷却される鋳造品の方案部分が
引掛かって水配管を損傷させるような不都合が起ること
のない回転ドラム式鋳造品冷却装置を提供することを目
的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における回転ドラム式鋳造品冷却装置は、内
部に送りリードを取付けた回転ドラムの投入口に、型バ
ラシをした鋳型砂及び鋳造品を搬送するコンベヤの先端
を臨ませると共に該投入口の外側に直進型散水ノズルを
該回転ドラム内部に向けて配置し、該直進型散水ノズル
を水圧安定機を介して水源に連通したことを特徴とする
ものである。
めに本発明における回転ドラム式鋳造品冷却装置は、内
部に送りリードを取付けた回転ドラムの投入口に、型バ
ラシをした鋳型砂及び鋳造品を搬送するコンベヤの先端
を臨ませると共に該投入口の外側に直進型散水ノズルを
該回転ドラム内部に向けて配置し、該直進型散水ノズル
を水圧安定機を介して水源に連通したことを特徴とする
ものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図において符号１は図示され
ない回転ローラに支持されて回転される回転ドラムであ
って、該回転ドラム１内には送りリード２が取付けられ
ている。また回転ドラム１の投入口３には型バラシをし
ながら鋳型砂Ｓ及び鋳造品Ｗを搬送する振動コンベヤ４
の先端が臨んで配置されていると共に該投入口３の外側
には直進型散水ノズル５が該回転ドラム１の内部に向け
て配設されている。該直進型散水ノズル５は水圧安定機
６を介して図示されない水源に連通されていて、直進型
散水ノズル５からは一定の軌跡Ｒをもって水が回転ドラ
ム１内の所定位置に散水されるようになっている。なお
前記直進型散水ノズル５は前記振動コンベヤ４の直上位
置を避けて回転ドラム１の回転中心よりも上方でかつ回
転方向に若干ずれた位置（図２参照）に配置されて、散
水の軌跡Ｒが回転ドラム１内の送りリード２に当らない
と共に転動する鋳造品Ｗに直接当たらない（直接当たる
と急冷されて鋳造品Ｗの材質を変えてしまう）ように回
転ドラム１の内壁下側部を散水目標位置Ｍとして設けら
れている。また符号７は冷却された鋳造品の排出口であ
り、鋳型砂Ｓは図示されないパンチング穴を介してコン
ベヤ８上に落下されるように構成されている。
基づいて詳しく説明する。図において符号１は図示され
ない回転ローラに支持されて回転される回転ドラムであ
って、該回転ドラム１内には送りリード２が取付けられ
ている。また回転ドラム１の投入口３には型バラシをし
ながら鋳型砂Ｓ及び鋳造品Ｗを搬送する振動コンベヤ４
の先端が臨んで配置されていると共に該投入口３の外側
には直進型散水ノズル５が該回転ドラム１の内部に向け
て配設されている。該直進型散水ノズル５は水圧安定機
６を介して図示されない水源に連通されていて、直進型
散水ノズル５からは一定の軌跡Ｒをもって水が回転ドラ
ム１内の所定位置に散水されるようになっている。なお
前記直進型散水ノズル５は前記振動コンベヤ４の直上位
置を避けて回転ドラム１の回転中心よりも上方でかつ回
転方向に若干ずれた位置（図２参照）に配置されて、散
水の軌跡Ｒが回転ドラム１内の送りリード２に当らない
と共に転動する鋳造品Ｗに直接当たらない（直接当たる
と急冷されて鋳造品Ｗの材質を変えてしまう）ように回
転ドラム１の内壁下側部を散水目標位置Ｍとして設けら
れている。また符号７は冷却された鋳造品の排出口であ
り、鋳型砂Ｓは図示されないパンチング穴を介してコン
ベヤ８上に落下されるように構成されている。
【０００６】このように構成されたものについて作動を
説明する。図１において回転ドラム１が連続回転され振
動コンベヤ４から型バラシされた高温状態の鋳型砂Ｓと
鋳造品Ｗが順次回転ドラム１内に投入される。投入され
た鋳型砂Ｓと鋳造品Ｗは送りリード２を介して排出口７
側に回転転動されながら移送され鋳型砂Ｓは図示されな
いパンチング穴からコンベヤ８に落下され、鋳造品Ｗは
排出口７から順次排出されてゆく。この間水圧安定機６
により所定圧にされた水が直進型散水ノズル５から回転
ドラム１内の所定位置（散水目標位置Ｍ）に向けて散水
され、水は点線のような軌跡Ｒをとって送りリード２に
当たることなく回転ドラム１の中央部の下側壁に散水さ
れる。これにより高温状態の鋳型砂Ｓがまず冷却されこ
の鋳型砂Ｓに鋳造品Ｗが転動接触することにより鋳造品
Ｗが冷却される作用が続けられ回転ドラム１の排出口７
から排出される際には所望の温度にまで冷却されてい
る。なお鋳造品Ｗは回転ドラム１内においては方案部が
引掛かる部材が存在しないため容易に転動移送されて、
散水された鋳型砂Ｓとの接触による冷却が効果的に成さ
れる。
説明する。図１において回転ドラム１が連続回転され振
動コンベヤ４から型バラシされた高温状態の鋳型砂Ｓと
鋳造品Ｗが順次回転ドラム１内に投入される。投入され
た鋳型砂Ｓと鋳造品Ｗは送りリード２を介して排出口７
側に回転転動されながら移送され鋳型砂Ｓは図示されな
いパンチング穴からコンベヤ８に落下され、鋳造品Ｗは
排出口７から順次排出されてゆく。この間水圧安定機６
により所定圧にされた水が直進型散水ノズル５から回転
ドラム１内の所定位置（散水目標位置Ｍ）に向けて散水
され、水は点線のような軌跡Ｒをとって送りリード２に
当たることなく回転ドラム１の中央部の下側壁に散水さ
れる。これにより高温状態の鋳型砂Ｓがまず冷却されこ
の鋳型砂Ｓに鋳造品Ｗが転動接触することにより鋳造品
Ｗが冷却される作用が続けられ回転ドラム１の排出口７
から排出される際には所望の温度にまで冷却されてい
る。なお鋳造品Ｗは回転ドラム１内においては方案部が
引掛かる部材が存在しないため容易に転動移送されて、
散水された鋳型砂Ｓとの接触による冷却が効果的に成さ
れる。
【０００７】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、内部に送りリードを取付けた回転ドラムの投入口
に、型バラシをした鋳型砂及び鋳造品を搬送するコンベ
ヤの先端を臨ませると共に該投入口の外側に直進型散水
ノズルを該回転ドラム内部に向けて配置し、該直進型散
水ノズルを水圧安定機を介して水源に連通した構成にし
たから、鋳型砂への散水を適確に成して鋳造品の冷却を
効果的に成すと共に鋳造品が回転ドラム内において引掛
って他の部材（水配管）を損傷させるといった不都合が
なくなる。
に、内部に送りリードを取付けた回転ドラムの投入口
に、型バラシをした鋳型砂及び鋳造品を搬送するコンベ
ヤの先端を臨ませると共に該投入口の外側に直進型散水
ノズルを該回転ドラム内部に向けて配置し、該直進型散
水ノズルを水圧安定機を介して水源に連通した構成にし
たから、鋳型砂への散水を適確に成して鋳造品の冷却を
効果的に成すと共に鋳造品が回転ドラム内において引掛
って他の部材（水配管）を損傷させるといった不都合が
なくなる。
【図１】本発明の実施の形態を示す縦断面図である。
【図２】図１におけるＡーＡ矢視図である。
１ 回転ドラム ２ 送りリード ３ 投入口 ４ 振動コンベヤ ５ 直進型散水ノズル ６ 水圧安定機 Ｒ 散水の軌跡 Ｓ 鋳型砂 Ｗ 鋳造品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B22D 30/00 B22D 29/00
Claims (2)
- 【請求項１】 内部に送りリード２を取付けた回転ドラ
ム１の投入口３に、型バラシをした鋳型砂Ｓ及び鋳造品
Ｗを搬送するコンベヤ４の先端を臨ませると共に該投入
口３の外側に直進型散水ノズル５を該回転ドラム１内部
に向けて配置し、該直進型散水ノズル５を水圧安定機６
を介して水源に連通したことを特徴とする回転ドラム式
鋳造品冷却装置。 - 【請求項２】前記直進型散水ノズル５の配置位置が前記
回転ドラム１の回転中心よりも上方でかつ回転方向にず
れた位置であることを特徴とする請求項１記載の回転ド
ラム式鋳造品冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20224097A JP3230732B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 回転ドラム式鋳造品冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20224097A JP3230732B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 回転ドラム式鋳造品冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1133704A JPH1133704A (ja) | 1999-02-09 |
| JP3230732B2 true JP3230732B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=16454283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20224097A Expired - Fee Related JP3230732B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 回転ドラム式鋳造品冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3230732B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP20224097A patent/JP3230732B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1133704A (ja) | 1999-02-09 |
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