JP3230273B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3230273B2 JP06013892A JP6013892A JP3230273B2 JP 3230273 B2 JP3230273 B2 JP 3230273B2 JP 06013892 A JP06013892 A JP 06013892A JP 6013892 A JP6013892 A JP 6013892A JP 3230273 B2 JP3230273 B2 JP 3230273B2
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和彦 長谷川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置、更
に詳しくは記録紙として感熱紙を使用できるタイプのフ
ァクシミリ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱紙対応のファクシミリ装置は、普通
紙対応のものに比較すると、そのプリンター部分の構造
が簡易、コンパクトで、しかも安価に製作できるため、
広く普及している。そして、この感熱紙対応のもので
は、印字出力される画像の濃度が感熱紙の種類によって
相違する事態が生じるため、一般にはファクシミリ装置
のメーカーが、そのファクシミリ装置に適合する感熱紙
の種類を指定し、その感熱紙を使用するようにユーザー
に要請しているのが通例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、ファクシミリ装置に適した感熱紙の種類をメー
カー側が指定しても、ユーザーが実際に使用する感熱紙
はその指定されたものであるとは限らず、他の種類の感
熱紙を使用する場合も多々ある。その一方で、従来のフ
ァクシミリ装置では、指定感熱紙以外の感熱紙が使用さ
れる場合に対処するための手段は何ら設けられていない
のが実情であった。従って、従来では、メーカー指定以
外の感熱紙を用いた場合には、印字出力される画像の濃
度が不当に高く或いは低くなったりする等して、適切な
濃度で美麗な画像を印字出力できないような難点を生じ
ていた。
【0004】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、メーカー指定以外の感熱紙を使用する場合であって
も、印字出力される画像の濃度を所望の適正な濃度に調
整することができて、画像を美麗な状態で印字出力する
ことができるファクシミリ装置を提供することを、その
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された本発明に係るファクシミリ装置は、感熱紙
への印字出力が可能なプリンターヘッドを備えたファク
シミリ装置であって、前記プリンターヘッドに供給され
る印字素子駆動信号のパルス幅を変更設定自在なパルス
幅設定手段と、前記印字素子駆動信号のパルス幅毎に、
主走査方向についての黒画素の割合を複数段階に変化さ
せた、一連の濃淡パターンの試験画像データを印字出力
する手段とを備えている。
【0006】
【作用】上記構成を特徴とする本発明に係るファクシミ
リ装置においては、プリンターヘッドに供給される印字
素子駆動信号のパルス幅を複数種類のパルス幅に変更さ
せて、画素の割合を変化させた場合には、主走査方向の
黒画素の割合を予め設定されたパターンに複数段階で変
化させた、一連の濃淡パターンの試験画像データを印字
出力するので、印字出力された試験画像データを確認す
れば、ファクシミリ装置にセットされた感熱紙に対し
て、何れのパルス幅の画像が好ましいのかが一瞥して判
断できる。したがって、そのような画像データが得られ
るように、パルス幅設定手段を設定操作すれば、写真な
どの中間調の濃淡も加味した、ユーザが所望する最適な
濃度の美麗な画像が印字出力出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係るファクシミリ装置F全
体のハード構成の一例を示すブロック図、図2は印字出
力部の構成の一例を示す説明図、図3は複数種類のパル
ス幅の印字素子駆動信号の例を示す説明図である。この
ファクシミリ装置Fは、キー操作部2の操作等に応じて
印字出力部3やその他の各部を後述する所定の状態に制
御する信号処理部4が、ファクシミリ通信制御部1に接
続されて構成されている。ここで、ファクシミリ通信制
御部1は、電話回線Lに接続された回線制御部1a、画
像データ送受信用のモデム1b、プロトコル信号の送受
信を行うためのプロトコル信号生成回路1c、及びプロ
トコル信号検出回路1d等を備えたものである。
【0008】信号処理部4は、CPU等で構成されたも
ので、当該信号処理部4には、キー操作部2や印字出力
部3の他、画像読取部5、液晶表示器等で構成された表
示部6、及び記憶部7等が接続されている。このうち、
印字出力部3としては感熱紙Kへの印字出力が可能なも
のの一例としてサーマルプリンターが適用されるが、そ
の構成は図2に示すように、プリンターヘッドHに一列
状態に配設された複数の印字素子3a・・の個々に対し
て、駆動回路3bから画素データに応じた印字素子駆動
信号Sを送信することにより印字素子3aを発熱させる
ものである。この印字素子3aの発熱量は、印字素子駆
動信号Sのパルス幅に応じて増減するものであるが、前
記駆動回路3bは、印字素子駆動信号Sを例えば図3に
示すパルス幅1〜6の如く、相互にそのパルス幅が相違
する複数種類の信号態様に変更できるように構成されて
いる。かかるパルス幅の変更手段としては、一定幅のパ
ルスを基準パルスとして、その基準パルスの幅を逓倍す
ることによりその全体の幅を変化させる方法、或いはパ
ルス幅をタイマー制御で変化させる方法等を適宜適用す
ればよい。
【0009】キー操作部2は、テンキーその他の一般操
作キー以外として、前記印字出力部3の印字素子駆動信
号Sのパルス幅を所定の幅に設定するためのパルス幅設
定スイッチ2aや、後述の試験印字を行うときに操作す
るための試験印字スタートスイッチ2bが設けられてい
る。これら各スイッチ2a、2bは、それ専用のワンタ
ッチキー又はディップスイッチ等として、或いはファン
クションキーとテンキーとの組合せ操作で実行できるよ
うに構成されている。
【0010】記憶部7は、ROMやRAM等で構成され
たシステムメモリ7a以外として、印字パターン用メモ
リ7bやフォントデータ格納メモリ7c等を備えてい
る。このうち、印字パターン用メモリ7bは、試験印字
を行うための試験画像のデータを記憶させておくための
もので、フォントデータ格納メモリ7cはかかる印字パ
ターン用メモリ7bに所定のコードで入力されたデータ
を画像データとしてイメージ出力させるためのものであ
る。
【0011】信号処理部4は、キー操作部2の試験印字
スタートスイッチ2bが操作されたときには、記憶部7
の印字パターン用メモリ7bに登録された試験画像デー
タを印字出力部3で印字出力させるように制御するもの
である。但し、その際、印字出力部3では、複数種類の
異なるパルス幅の印字素子駆動信号Sが印字素子3aに
順次供給されることにより、一つの試験画像データが、
所定のフォームに即した態様で、異なるパルス幅毎に順
次感熱紙Kに印字出力されるように制御すべく構成され
ている。また、信号処理部4は、前記試験印字を行うと
き以外においては、印字出力部3における印字素子駆動
信号Sのパルス幅がパルス幅設定スイッチ2aで指定さ
れたパルス幅となるように制御するものである。
【0012】次に、以上の構成のファクシミリ装置Fの
使用例、並びに作用について説明する。先ず、メーカー
指定とは異なる感熱紙Kを記録紙として用いる場合は、
その感熱紙Kを印字出力部3の所定位置へセットした後
に、キー操作部2の試験印字スタートスイッチ2bを操
作することにより試験印字を行う。かかる試験印字で
は、例えば図3で示した合計6段階のパルス幅の印字素
子駆動信号Sが駆動回路3bから印字素子3aに順次供
給されることにより、印字パターン用メモリ7bに格納
されている試験画像データが、予め定められた所定のフ
ォームで、合計6種類のパターンで印字出力されること
となる。
【0013】
【0014】次いで、上記のように実際に使用する感熱
紙Kに最適な印字素子駆動信号Sのパルス幅が、例えば
パルス幅1〜6のうちのパルス幅4であると判断した場
合には、キー操作部2のパルス幅設定スイッチ2aを操
作することにより、印字出力部3における印字素子駆動
信号Sのパルス幅をパルス幅4とするように指定すれば
よい。かかる指定操作を行えば、以後、ファクシミリ受
信モード或いはコピーモードで所定の画像を感熱紙Kに
印字出力させる際に、その感熱紙Kに最適なパルス幅の
印字素子駆動信号Sを用いることができ、印字出力され
た画像の濃度を最良の状態にすることができる。図5の
フローチャートのステップ100〜107は、上記一連
の動作手順の一例を示すものである。
【0015】図6(a)は、印字素子駆動信号Sのパル
ス幅を1から6に順次変化させて試験印字を行う場合に
おいて、パルス幅1〜6の各試験印字を行う際に、試験
画像における黒画素の割合を順次1〜7の複数段階に変
化させて、パルス幅の変化とともに、黒画素数も変化さ
せた試験印字を行った場合を示すものである。感熱紙に
印字出力される画像の濃度は、印字素子駆動信号のパル
ス幅のみならず、黒画素の割合に応じても変化するもの
であるため、例えば写真等の中間階調の画像を印字出力
する場合には、黒画素の割合も勘案して印字素子駆動信
号のパルス幅を決定することが好ましいが、同図に示す
試験印字では、そのような場合に最適である。同図
(b)は同図(a)から最適な画像、パルス幅を選択す
るための見本Maの一例を示すものである。かかる見本
Maを用いる場合には、その見本Maの濃度及びその濃
度変化パターンに最も近時するパターンの画像に対応す
るパルス幅を選択すればよい。
【0016】図7(a)は、図6(a)と同様に、黒画
素の割合を主走査方向へ1〜7段階に変化させるのに応
じて、印字素子駆動信号のパルス幅を副走査方向へ順次
1〜6段階に変化させて、試験印字を行った場合を示す
ものであるが、同図に示すものでは、図6(a)のよう
に異なったパルス幅毎の画像を複数出力するのとは異な
り、黒画素の割合とパルス幅との関係における画像の濃
度を一つのグラフ状態に纏めたものである。かかる態様
での試験印字によれば、図6(a)に示す場合よりも試
験印字に際しての記録紙のスペース効率がよく、又黒画
素の割合とパルス幅との相関関係における画像密度の判
断が容易となる等の利点が得られる。また、かかる場合
も、同図(b)に示す見本Mbとの比較により、最適な
パルス幅を選択可能である。
【0017】尚、上述した各実施例では、印字素子駆動
信号のパルス幅を6段階に変化させた場合について説明
したが、本発明は決してこれに限定されず、それ以下又
はそれ以上の段階数のパルス幅で試験印字させてもよ
い。その他、本発明は試験印字を行う場合の試験画像の
印字出力フォームも上記各図で示したパターンのものに
限定されない。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係るファクシミリ装置によれば、印字素子駆動信号
のパルス幅を変化させることによって、画素の濃度を変
化させた場合に、その濃度変化に応じて、主走査方向の
黒画素の割合を予め設定されたパターンに複数段階に変
化させた場合の一連の濃淡変化の印字パターンを、試験
画像データとして印字出力するので、この印字出力され
た試験画像データを見れば、ファクシミリ装置にセット
された感熱紙に対して、何れのパルス幅を選択して印字
出力した画像が好ましいかが一瞥して判断できる。した
がって、印字出力された試験画像データに基づいて、パ
ルス幅設定手段によって印字素子駆動信号のパルス幅を
設定操作すれば、指定以外の感熱紙を使用する場合であ
っても、中間調の濃淡変化も加味した濃度の美麗な画像
が得られるという格別な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置のハード構成の
一例を示すブロック図。
【図2】本発明に係るファクシミリ装置の印字出力部の
構成の一例を示す説明図。
【図3】複数種類のパルス幅の印字素子駆動信号の一例
を示す説明図。
【図4】メーカー指定以外の感熱紙を使用する場合の一
連の動作手順の一例を示すフローチャート。
【図5】(a)は試験画像の印字出力パターンの他の例
を示す説明図、(b)はその場合の見本の例を示す説明
図。
【図6】(a)は試験画像の印字出力パターンの他の例
を示す説明図、(b)はその場合の見本の例を示す説明
図。
【符号の説明】
2 キー操作部 2a パルス幅設定スイッチ 2b 試験印字スタートスイッチ 3 印字出力部 3a 印字素子 3b 駆動回路 4 信号処理部 7 記憶部 7b 印字パターン用メモリ H プリンターヘッド K 感熱紙 S 印字素子駆動信号 F ファクシミリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 弘康 京都市伏見区竹田向代町136番地 村田 機械株式会社本社工場内 (72)発明者 宮崎 仁一 京都市伏見区竹田向代町136番地 村田 機械株式会社本社工場内 (56)参考文献 特開 平2−274167(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/23 - 1/31

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感熱紙への印字出力が可能なプリンターヘ
    ッドを備えたファクシミリ装置であって、前記プリンタ
    ーヘッドに供給される印字素子駆動信号のパルス幅を変
    更設定自在なパルス幅設定手段と、前記印字素子駆動信
    号のパルス幅毎に、主走査方向についての黒画素の割合
    複数段階に変化させた、一連の濃淡パターンの試験画
    像データを印字出力する手段とを備えたことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
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