JP2792985B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2792985B2 JP2023359A JP2335990A JP2792985B2 JP 2792985 B2 JP2792985 B2 JP 2792985B2 JP 2023359 A JP2023359 A JP 2023359A JP 2335990 A JP2335990 A JP 2335990A JP 2792985 B2 JP2792985 B2 JP 2792985B2
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正人 水根
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Sanyo Denki Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は感熱記録方式のファクシミリ装置に関する。
(ロ) 従来の技術 最新の感熱記録方式のファクシミリ装置に於いては、
複数の発熱素子で構成されるサーマルヘッドの温度を検
出する手段を設け、検出した温度に基づき発熱素子への
通電時間を制御することにより、印字濃度が均一になる
よう構成されている(例えば実公昭57−31074号公報参
照)。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところで従来の温度による通電時間の制御は、第3図
に示すように例えばヘッド温度が40℃と60℃で区別し、
発熱素子への通電時間を3段階に制御している。この場
合0℃〜40℃迄は同一の通電時間に設定されている為、
周囲温度が常温であれば適切な濃度で印字されるが、周
囲温度が0℃近辺では十分な発熱が得られず十分な濃度
が得られないという問題が有った。
そこでこの点を解決する方法として、サーマルヘッド
の温度検出レベルを16段階程度に区分し、より細かく制
御することが考えられるが、この様にすると周囲温度の
影響は受けなくなり、0℃近辺でも所定の濃度が得られ
る。しかし印字データによっては多くの発熱素子を一度
に駆動することがあり、サーマルヘッドの温度が上昇す
るので、次のラインを印字する時には通電時間を短くす
るよう制御すると、そのラインの印字濃度が薄くなり、
結果的に印字終了時には濃度むらが発生するという問題
が有る。特に中間調記録を行なう場合に濃度むらが目立
ち易かった。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は上述の問題点を解消するべくなされたもの
で、記録ヘッドの温度を検出する手段と、検出した温度
に基づき印字パルス幅を設定する手段と、前の印字ライ
ンの印字パルス幅と新しく設定したパルス幅を比較する
手段と、比較の結果パルス幅の異なっている回数を計数
する手段と、計数手段の値が所定数に達する迄は前のラ
インと同じパルス幅で印字を行ない、所定数に達すると
新しく設定したパルス幅で印字を行なうよう制御する制
御手段で構成したものである。
(ホ) 作用 本発明は上述の如く構成したので、印字データにより
サーマルヘッドの温度が一時的に上下したとしても、ヒ
ステリシスを持たせたことにより直に対応せず、濃度む
らの発生を抑え均一な濃度での印字が可能となる。
(ヘ) 実施例 以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
(1)はファクシミリ装置全体を制御する制御回路
で、マイクロプロセッサで構成されており、処理プログ
ラムが記憶されたプログラムメモリ(2)のプログラム
に従って各部を制御している。又制御回路(1)では読
取った送信原稿データの信号処理及び受信した信号の処
理も併せて行っている。(3)は送信原稿を光学的に読
み取り、読み取った白黒データを電気信号に変換して制
御回路(1)に供給する読取部で、原稿移送機構、レン
ズ機構、照明機構及びイメージセンサ等で構成されてい
る。(4)は受信信号に基づき制御回路(1)の制御の
下にサーマルヘッド等の記録ヘッドを駆動し印字を行な
う記録部で、記録紙及び記録紙移送機構と記録ヘッドで
構成されている。又この記録部(4)には記録ヘッドの
温度を検出する手段が設けられ、検出した温度データを
制御回路(1)に供給している。更に記録部(4)では
記録ヘッドへの通電時間を印字する印字パルス幅で制御
し、発熱素子の発熱量を制御することにより印字濃度の
調整を行なっている。(5)は読取部(3)で読み取っ
た原稿データ或は信号処理されたデータ等が記憶される
データメモリで、データの読み書きが制御回路(1)の
制御の下で行なわれる。
(6)は送信キー、受信キー、モードキー及びテンキ
ー等で構成されるキーボードで、キー信号を取り込んだ
制御回路(1)は、キー信号に応じてプログラムメモリ
(2)のプログラムに従い制御する。(7)はキーボー
ド(6)より入力されたデータ或は制御回路(1)で処
理されたデータ等が表示される表示器で、液晶表示器で
構成される。(8)は電話回線(L)に送出する信号を
変調し、又電話回線(L)よりの信号を復調するモデム
回路で、回線切換回路(9)に接続されている。回線切
換回路(9)は電話回線(L)にモデム回路(8)と電
話機(10)を切換接続するようリレー回路で構成され、
制御回路(1)により切換制御されている。又この回線
切換回路(9)には、着信のベル信号を検出することに
より、着信検出信号を発生する着信検出回路が内蔵され
ている。
次に斯る構成よりなる本発明の動作につき説明する。
着信が有り画像データを受信すると、制御回路(1)
は復号等の所定の信号処理を行なった後、記録部(4)
へデータを供給し記録ヘッドで記録を開始するが、この
際制御回路(1)は先ずステップ(S1)で記録ヘッドの
温度を検出し、ステップ(S2)で検出した温度に応じて
記録ヘッドの通電時間を規定する基準となるパルス幅を
決定する。この時制御回路(1)は検出した温度を予め
決められている16段階のどの区分になるか検出し、検出
した区分に対応したパルス幅を決定する。続いて制御回
路(1)はステップ(S3)に進み再度記録ヘッドの温度
を検出し、ステップ(S4)で検出した温度に応じた新規
のパルス幅を決定する。まだ印字が行なわれていないの
で、記録ヘッドの温度差はなくステップ(S2)(S4)で
決定されるパルス幅は同一となる。次にステップ(S5)
に進みステップ(S2)で決定した基準パルス幅とステッ
プ(S4)で決定した新規パルス幅との比較を行ない、等
しい場合ステップ(S6)に進むが、異なる場合ステップ
(S10)に進む。ステップ(S6)に進むとステップ(S
2)で決定した基準パルスを印字パルスに設定し、続い
てステップ(S7)で制御回路(1)内に構成したチェッ
クカウンタをクリアし、ステップ(S8)で一ライン分の
印字を行なう。この時記録ヘッドの発熱素子へはステッ
プ(S6)で設定した印字パルス幅による時間通電され発
熱して記録が行なわれる。
一ライン分の印字を終了すると、ステップ(S9)に進
み全ての印字が終了したか否かの判定を行ない、終了し
ていなければ次のラインを印字すべくステップ(S3)に
戻り記録ヘッドの温度を検出し、前述の同様の処理を繰
り返す。そしてステップ(S5)で前のラインを印字した
時のパルス幅とこれから印字するライン用に決定した新
規のパルス幅の比較を行ない、パルス幅が同一であれば
前述と同様にして同じ印字パルス幅で印字を行なうが、
異なる場合にはステップ(S10)に進み、チェックカウ
ンタの値が予め設定されている値の「255」以上か否か
判定し、オーバーしていなければステップ(S14)に進
みチェックカウンタを+1し、続いてステップ(S2)で
決定した基準パルス幅を印字パルス幅に設定した後ステ
ップ(S8)で印字を行う。この結果記録ヘッドの温度が
多少上昇してもチェックカウンタが所定数に達する迄
は、即ち255ライン分は同じ通電時間で発熱が行なわれ
るので、その間は濃度むらが発生することはない。
しかし255ライン印字しても尚ステップ(S5)で基準
パルスと新規パルスの一致が取れない場合、ステップ
(S10)でチェックカウンタがオーバーすることにな
り、ステップ(S10)よりステップ(S11)に進み新規パ
ルス幅を印字パルス幅に設定し、続いてステップ(S1
2)で新規パルス幅を基準パルス幅に設定し、ステップ
(S13)でチェックカウンタをクリアした後ステップ(S
8)に進み印字を行う。この場合ステップ(S11)で決定
された新規パルス幅で決定される時間発熱素子に通電が
行なわれ記録される。かくして記録ヘッドの温度に応じ
記録ヘッドへの通電が制御されるので、記録濃度が均一
となる。しかも検出温度を16段階に区分し制御している
ので、より細かい濃度制御が可能であり、0℃近辺でも
十分な濃度で記録を行なうことができる。ステップ(S1
2)で新たに基準パルス幅を決定したので、以後はこれ
をもとにステップ(S5)での判定が行なわれる。
尚チェックカウンタがオーバーする値を前述の実施例
では255ライン分に対応して「255」に設定したが、これ
に限定されず任意の値に設定することが可能である。
(ト) 発明の効果 上述の如く本発明のファクシミリ装置は、所定ライン
数分記録ヘッドの温度が変化した時、記録ヘッドへの通
電時間を制御しているので、記録ヘッドの一時的な温度
変化では記録濃度が変更されない為、濃度むらが発生す
ることがなく、均一な濃度で記録を行なうことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のファクシミリ装置の構成を示すブロッ
ク図、第2図は第1図の動作状態を示すフローチャー
ト、第3図は従来の記録ヘッドの温度検出を示す模式図
である。 (1)……制御回路、(3)……読取部、(4)……記
録部、(6)……キーボード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−66664(JP,A) 特開 平2−2030(JP,A) 特開 平1−103460(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/35 - 2/37 H04N 1/032

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録ヘッドの温度を検出する手段と、検出
    した温度に基づき印字パルス幅を設定する手段と、前の
    印字ラインの印字パルス幅と新しく設定したパルス幅を
    比較する手段と、比較の結果パルス幅の異なっている回
    数を計数する手段と、計数手段の値が所定数に達する迄
    は前のラインと同じパルス幅で印字を行ない、所定数に
    達すると新しく設定したパルス幅で印字を行なうよう制
    御する制御手段で構成した事を特徴とするファクシミリ
    装置。
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