JP3199719B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3199719B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野 本発明は、複数のノズルを有する印字ヘッドによりイ
ンクを吐出して画像を記録する記録部により画像を記録
出力するための画像処理装置に関するものである。
[従来の技術] この種の装置としては、複写装置が挙げられる。
通常、この種の装置でもつて、原稿画像を移動させよ
うとすると、先ず、原稿画像を読取り、全部或いはオペ
レータの指定した部分をメモリ等に記憶する。
その後、2枚目の原稿画像を読取り記録するとき、該
原稿画像を移動すべき位置においては先に記憶させたメ
モリからのデータを読み出して印刷部に出力する。
[発明が解決しようとしている課題] 通常、印字ヘッドは、複数の画素を同時に記録できる
ようにするため、複数のノズルを配列したものが用いら
れる。このような印字ヘッドは、製造上の精度のバラツ
キが原因となってインクの着弾位置や粒径が異なり、そ
の結果、記録画像中にムラが発生することが知られてい
る。このような画像のムラに対して、画像データを各ノ
ズルと対応させて補正する技術が知られている。
上記のように、先に読み取って得られた画像データ
と、後に読み取って得られた画像データとを合成して記
録出力するとき、合成された画像の記録位置を指定によ
り移動させた場合、合成される画像と印字ヘッドのノズ
ルとの対応位置を指定して合成を行う場合、印字ヘッド
の各ノズルの特性に対応させた補正が行えなくなり、そ
の結果、印字ヘッドのムラを低減させることができなく
なってしまうという問題があった。
また、実際に印刷処理を行う印刷部が例えば2値記録
の場合、階調再現するためには、メモリより読み込んだ
画像データをデイザ法や誤差拡散法等の公知の2値化手
段でもつて2値データに変換した後印刷部に出力しなけ
ればならない。従って、例えば、1画素を256階調とし
て読み込む場合には、8ビツト必要になるので、先のメ
モリの容量は膨大なものとなる。
本発明はかかる従来技術に鑑みなされたものであり、
画像の記録位置の指定による合成を行う場合に、印字ヘ
ッドの各ノズルの特性にとるムラの低減を図り、再現性
の高い画像を出力することが可能な画像処理装置を提供
しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この課題を解決する本発明の画像処理装置は以下に示
す構成を備える。すなわち、 印字ヘッドに設けられた複数のノズルからインク液滴
を吐出して画像を記録する記録部を有し、第1の画像デ
ータにより記録される画像を、第2の画像データにより
記録される画像領域中の操作者により指示された合成位
置に合成し、前記記録部により印刷させる画像処理装置
であって、 画像データを構成する各画素データを、前記各画素デ
ータを記録する際に使用するノズルに対応した前記印字
ヘッドの濃度ムラを補正するための補正データを用いて
濃度情報を変更することにより補正する補正手段と、 前記第1の画像データが合成される合成位置を操作者
が指示するための指示手段と、 アドレスに応じて画像データを格納する画像メモリ
と、 前記第1の画像データを構成する各画素データを、前
記指示手段によって指示された前記合成位置によって決
定される各ノズル位置に合わせて、前記補正手段により
補正を行わせる第1の補正制御手段と、 前記第1の補正制御手段により補正された前記第1の
画像データを、前記画像メモリ中の、前記第2の画像デ
ータの合成位置に対応するアドレスに格納する格納手段
と、 入力される第2の画像データを構成する各画素データ
を、記録に使用する各ノズル位置に合わせて、前記補正
手段により補正を行わせる第2の補正制御手段と、 前記画像メモリ中の補正された第1の画像データを、
前記第2の画像データ中の合成される位置に合成し、前
記記録部で印刷される合成画像データを生成する制御手
段とを備える。
[作用] かかる本発明の構成において、第1の画像データによ
り記録される画像を合成するために、画像メモリに格納
する際、その画像を合成しようとする第2の画像データ
の合成される位置にしたがって補正しておく。この補正
は、画像データを構成する各画素データを、各画素デー
タを記録する際に使用するノズルに対応した印字ヘッド
の濃度ムラを補正するための補正データを用いて濃度情
報を変更することにより補正するものである。そして、
実際の第2の画像データと画像メモリに格納された第1
の画像データを指示された位置に合成する。この際、第
2の画像データに対しても、第1の画像データと同様に
して補正しておく。
[実施例] 以下、添付図面に従つて本発明に係る実施例を詳細に
説明する。
第2図は本実施例における複写装置の構成を示す。実
施例の装置は大きく分けて、原稿読取り部10(以下、ス
キヤナ部という)とプリンタ部3とで構成されている。
スキヤナ部10において、原稿はその読取り面を下にし
て、プラテンガラス17上に置く。そして、光源15でその
原稿面を照射し、反射光を読み取り素子CCDを搭載するC
CDユニツト16により色分解して、光電変換し、画像信号
に変換する。その変換された画像信号は、マイクロコン
ピユータが組み込まれるコントロール基盤2により画像
処理され、プリンタ部3へ転送される。尚、図示の符号
11は原稿押え圧板である。
さて、プリンタ3は、スキヤナ10により発生される画
像信号に基づき、記録紙上にカラー可視像を再生するも
のであつて、記録紙はロール紙29およびカセツト20に入
つたカツト紙のどちらかが選択可能である。
ロール紙29は、複写動作がスタートすると、ローラ3
0、26、27により搬送され、先端がプラテン29上の所定
位置にきたとき、停止するようになつている。そして、
レール36に沿つて、紙面に垂直方向に移動する印字ヘツ
ド37を搭載したキヤリツジユニツト34の移動により、そ
の用紙上に画像情報を所定巾ずつ繰り返し、印字する。
印字ヘツド37は、インクジエツト方式の印字ヘツドで、
紙上手前からブラック,イエロー,マゼンタ,シアンの
4つのヘツドが並んでいる。本実施例は1回に同時に印
字可能な巾は、256画素(本装置は1インチ当り400画素
なので約16mm)である。そしてキヤリツジ34が奥方向へ
の1回の移動により1ライン印字が終了するとキヤリツ
ジ34は手前に戻される。それと同時に、用紙はローラ28
により1ライン分(256画素分)搬送、すなわち副走査
方向に搬送され、次のラインの印刷に備える。
以上の動作を繰り返して、1枚分の画像が印字され、
その印字された紙が機外のトレイ23に排出される。尚、
このとき、カツター31が用紙の送り量に対応して必要サ
イズ分で用紙をカツトしている。
インクタンク35は、各印字ヘツドへインクを供給する
為のものである。
また、記録紙としてカツト紙が選択された場合には、
ローラ24により取り出されたのち、ローラ25により搬送
され、ロール紙同様に印字される。
また、ローラ32は手差しコピーの用紙搬送ローラであ
る。
コントローラ基板2はスキヤナ部のコピー動作の制御
を行なうと同時に、各種画像処理を行なつている。
次に、第1図に本実施例のスキヤナ10のコントロール
基板2上の画像処理部を示し、以下これを説明する。
読み取り素子CCD100は原稿からの反射光を光電変換し
て、RGB3色の色成分信号(各8ビツトで構成される)を
出力する素子である。
CCD100によって読み取られた画像信号は、入力画像処
理部101で処理される(暗電流除去、シエーデイング補
正処理等が行なわれる)。また、CCD100による主走査方
向(CCDの各画素の並び方向)の変倍も周知の技術によ
り行なわれる。尚、副走査方向の変倍はCCD副走査方向
の移動速度の制御により行なう。
さて、入力画像処理部101から出力されたRGB各データ
は、変換回路102に入力され、ここでYMC信号に変換され
る。
そして、各部を制御するコントローラであるCPU130
は、YMC信号に変換されたところで色情報を読み取る事
が出来る。従つて、色変換等の元の色情報は、CPUによ
り制御が可能となつている。
さて、変換回路102によつてYMCに変換された信号は、
比較回路104に入力される。この比較回路104は、入力し
た注目画素の色とCPU130により設定した色(或る程度の
幅がある)と比較し、その範囲内に入っているか否か判
別するものである。この判別結果の信号をセレクタ105
に出力している。そして、その判別(比較)結果は、セ
レクタ105へ選択信号として出力されている。
セレクタ105には、先の変換回路102より出力されたま
まのデータと、後述する色変換回路103で変換されたデ
ータとが供給されている。そして、セレクタ105は、比
較回路104からの信号が注目画素の色が設定した色の範
囲内にある旨の信号のとき、色変換回路103よりのデー
タを選択し、それ以外のときには変換回路102よりのデ
ータを選択して出力するようになつている。
主走査比較回路108および副走査比較回路109およびア
ンドゲート106,107でもつて、操作部等によつて指定さ
れた領域を示す領域信号発生回路を構成している。つま
り、画像信号の必要な部分のみを抽出して出力する為の
回路である。そして、その領域情報はCPU130により与え
られる。
出力画像処理回路113は、黒情報抽出やプリンタのイ
ンクの特性に応じた画像処理(下色除去処理等)を行な
う回路である。
画素補正回路114は、印字ヘツドに関する補正をする
回路である。実施例の印字ヘツドは、256画素の印字が
同時に可能な様に256個のインクジエツトノズルの集合
である。そのため、各ノズルの製造上の精度(穴径,穴
位置,穴方向)によつては、用紙上でのインクの粒径や
着弾点が不規則になる場合がり、全体としてムラとなつ
て見える事がある。これは、各ノズルより吐出するイン
ク量が均一でない等が原因である。
この画素補正回路114は、前後のノズルとの関係によ
り濃度情報を変更する事によりムラを見えにくくするよ
うに補正するためのものである。
尚、この画素補正回路114の具体的な構成は既に本願
出願人によつて提案されている。一例として説明するの
であれば、第7図に示す様に、各ノズルのアドレス情報
に対応して該ノズルのムラを補正するための補正データ
が書き込んであるルツクアツプテーブルを設けることで
容易に作成できる。只し、この場合、注目画素データを
対してどのルツクアツプテーブルを使用するかはCPU130
により自由に設定可能である。
ANDゲート106で切り抜かれた画像を後述する画像メモ
リ117に記憶するとき、実施例ではその記録位置が自由
に変更できる。そこで、その合成位置がわかれば、その
変更位置より注目画素が実際に印字ヘツドのどのノズル
に対応するのかが逆算できる。画像補正回路114では、
注目画素の濃度データをこうして求められたノズルに対
応するルツクアツプテーブルテーブルで補正するもので
ある。
画素補正回路114で補正された画像データは、次に2
値化回路115に取り込まれ、ここで2値化される。2値
化された画像信号は、CPU130よりの制御信号に応じて、
セレクタ116を通ってセレクタ121に入力される場合と、
画像メモリ117に記憶される場合とに分けられる。
画像メモリ117は合成処理を開始する都度、内部デー
タを全て“0"にリセツトされるようになつている。メモ
リ117に対する読み書きのためのアドレスはCPU130の制
御の基で動作するアドレス制御回路118により発生す
る。画像メモリ117は例えば原稿1枚分の容量を有して
おり、ANDゲート106を介して切り抜かれた部分画像の画
像メモリ117への書込み位置は、オペレータにより自由
に設定可能になつている。つまり、切り抜かれた部分画
像の配置位置を自由に変更可能になつている。
また、画像メモリ117からのデータ読み込み時には、
アドレス制御回路118は原稿画像と同期するように、画
像メモリの先頭位置から順次ラスタスキヤンするように
データを読み出される。読み出されたデータはセレクタ
121の一方の入力端子に供給されると共に、比較回路119
に出力されている。
セレクタ121は、画像メモリ117よりのデータか、又は
セレクタ116よりのデータのいずれかを選択し、プリン
タ3に出力する。このセレクタ121の選択信号は画像メ
モリ117より読み出された画像データを比較する比較回
路119の出力と、先に説明した主走査比較回路108と副走
査比較回路109により発生させられる領域制御信号をOR
ゲート120で論理和して得られた信号を採用している。
比較回路119は、画像メモリ117上の画像と、原稿台上
の原稿画像との切り抜き合成を行なう時に使用される。
つまり、例えば、画素毎に分解された文字情報等を画像
メモリに入れておき、文字情報のある時(C,M,Y,Kの各
情報のいづれかが0でない時)は、画像メモリ117の出
力をプリンタへ出力し、文字情報のない時は、原稿台上
の原稿画像情報をプリンタへ出力する為の回路である。
また、領域信号により、合成する場合は原稿台上の原
稿の画像の一部の領域へ画像メモリの情報をはめ込む事
になる。
CPU130は各種制御を行なう為のもので、CCD100の読み
取り位置を制御する主走査モータ(CCD直角方向に動か
す)制御回路135や副走査モータ制御回路136の制御や、
画像処理部の各レジスタ制御132及び操作部インタフエ
ース131を介して操作/表示部133及び領域指定を行なう
デジタイザ134の制御を行なう。
第3図により、本実施例により得られる合成複写画像
の例を示す。
第3図(A)〜(C)はそれぞれ原稿画像であつて、
同図(A)及び(C)の一部を切り抜き、同図(B)の
画像に合成させ、同図(D)のような画像を得ようとす
るものである。尚、同図(A)の破線で示す部分画像30
0を同図(C)の画像302に合成させるときには枠なしの
合成とし、同図(B)の部分画像301の場合には枠付き
合成とする。
同図(D)で、原稿画像302の読み取り及び印字のラ
インは〜であり、前述の様に1ライン256画素同時
印字である。
そして、合成出力の為の同図(A)の原稿の読み取り
は、印字ヘツドの補正である画素補正回路の出力と、メ
モリ出力の画素位置が合致する必要がある為、図示の
(1)〜(4)の様に読み取り、その中を領域指定手段
で指定された領域(点線部分)を切り取つて画像メモリ
117に記憶する。同図(B)の原稿についても同様であ
る。
第4図に第3図に示した合成複写画像を得る為の本実
施例の操作部133の表示画面の推移を示し、以下これを
説明する。
本実施例の操作部133には、図示の様な液晶タツチパ
ネルデイスプレイ部と、テレキー部、機能キー部、コピ
ースタート/ストツプキー等により構成されており、機
能キーで機能を選び、タツチパネルデイスプレイで表示
に従つて、機能の詳細を設定し、コピースタートキーに
より複写画像を得るものである。
まず、合成指示がされると、状態401の表示画面にな
り、第3図(A)の原稿をデジタイザ上に装着して、指
定領域を指示する。領域を指示し、OKキーを押すと状態
402のようになる。
尚、本実施例ではタツチパネルデイスプレイであるの
で、丸で囲んだ、例えば状態401の“OK"の様な表示をキ
ー表示とし、その上のタツチパネルが押されるとキー処
理を行なう。
さて、状態402において、指定した領域を枠をつける
かどうか設定する。
本実施例では、枠なしであるので、枠なしを指定する
と、状態403となり、エリア内の色をイエロー,マゼン
タ,シアン,ブラック,レツド,ブルー,グリーン,ホ
ワイトの内から指定する。
そして、別の領域を指定したい場合は、次エリアキー
403を押すと、エリア1の設定と同様に、状態404〜406
の様に指定する。この場合(第3図(B)の原稿の部分
画像領域をエリア2としている)領域は、枠付きとした
ので、状態406で枠の色を指定している。
そして、合成する領域(この場合は2つ)の指定が終
わると、合成する場所指定を行うためデジタイザ134上
に第3図(C)の原稿をおき、エリア1の合成する場所
の先頭を指定する(状態407)。
次に状態408のようになり、エリア1の複写画像上で
の大きさを倍率で指定する(状態408)。図示に示す如
く、縦横それぞれ独立して倍率指定が行なえるようにな
つている。
そして、状態409,410に示すように、エリア2につい
ても同様に、場所と倍率を指定する。この後、表示パネ
ルは状態411のようになり、出力が画像の倍率を記録サ
イズを指定することで行なう。図示の場合には、A4サイ
ズの原稿画像をA1サイズにする例である。
次に画面は状態412のようになり、操作者にエリア1
の原稿、つまり第3図(A)の原稿をプラテンガラスに
載置するよう指示する。そして、スタートキーをタツチ
することで、そのエリア1の部分画像が読取られ、それ
が指定した色として画像メモリ117の指定された位置に
格納される。
次に、原稿台上にエリア2の原稿、つまり第3図
(B)の原稿をセツトし同様に読み込ませ、画像メモリ
117に格納する(状態413)。
そして、最後に、表示パネルは状態414のようにな
り、操作者に第3図(C)の原稿をプラテンガラス17上
に置くよう指示する。この後、枚数を不図示のテンキー
により指定し、そして不図示のコピースタートキーを押
すことにより、第3図(D)に示すような合成画像を指
定枚数分出力する。
次に、第5図のフローチヤートに従つて、本実施例の
CPU130の読取り画像を画像メモリ117へ記憶させる動作
手順を説明する。
タツチパネル上のスタートキーが押されると(ステツ
プS501)、原稿の倍率を計算し(ステツプS502)、エリ
ア1の倍率を計算する(ステツプS503)。そして、倍率
のパラメータを変倍回路に設定し(ステツプS504)、そ
の倍率に応じたモータスピードを計算して、主走査モー
タ制御部回路135及び副走査モータ制御回路136へ設定す
る(ステツプS505)。
そして、色変換指定に基づく色変換情報を色変換回路
103に設定し(ステツプS506)、そして画像メモリ117に
対するメモリ制御情報(書き込み指定、書き込みスター
トアドレス等)としてアドレス制御回路118に設定し
(ステツプS507)する。そして、原稿の大きさ、倍率、
原稿の合成位置等により1ライン中のどこに合成画像が
くるか演算する(ステツプS508)。そして、領域指定回
路である主走査比較回路108及び副走査比較回路109に領
域値を設定する(ステツプS509)。この後、読み取り開
始位置まで、CCD100を移動する(ステツプS510)。そし
て、読み取り動作及び画像メモリ117への記憶を行なう
(ステツプS511)。
そして、次の読み取り領域を演算し(ステツプS51
2)、領域が終了するまで読み取り及び記憶を繰り返す
(ステツプS513)。
次に、第6図のフローチヤートに従い、合成複写画像
を得るコピー動作についてCPU130の動作を説明する。
スタートキーが押されると、変倍回路に倍率に合つた
パラメータを設定する(ステツプS601)。そして、CCD1
00の移動速度を決め主・副方向へのモータのスピードを
設定する(ステツプS602)。そして、合成ライン数を演
算し、記憶しておく(ステツプS603)。
次に、プリンタを起動して、用紙の搬送等を行なわせ
る(ステツプS604)。そして、ライン数カウンタ(作業
用記憶素子上にある)を“0"にクリアする(ステツプS6
05)。
そして、前述の合成ライン数か判断し、合成ライン数
であれば、画像メモリ117上の読み出し部分のアドレス
を計算して(ステツプS607)、アドレス制御回路に設定
し(ステツプS608)、合成部分の領域信号を発生する為
の比較回路119にパラメータを設定する(ステツプS60
9)。そして、1ライン分の読み取り及びプリントを行
なう(ステツプS610)。そして、スキヤナ及びプリンタ
共に1ライン分移動する(ステツプS611)。そして、ラ
イン数カウンタを1アツプし(ステツプS612)、コピー
終了まで以上の動作を続け(ステツプS613)、コピーが
終了するとプリント用紙を排出して、コピー動作を終了
する(ステツプS614)。
上述した本実施例においては、合成する画像を指定す
る度に、画像メモリ117に登録する方法を行なつたが、
原稿台上に全ての原稿を載置しておいて(例えば、第3
図(D)の出力画像を得るのであれば、同図(C)の原
稿を基準点において、同図(A)及び(B)の原稿を同
図(C)の領域外の原稿台に置く)、その状態で座標を
指定し(例えば、投影したり、原稿台ガラスの下から見
る方法)、コピースタート時に、まず同図(A),
(B)の原稿を実施例と同様に読み取つて、メモリに記
憶し、その後、同図(C)の原稿を読み取りながら合成
複写する事も可能である。
以上説明した様に本実施例によれば、原稿画像を画像
記憶装置に記憶する時に、合成複写画像として印刷され
る時のプリンタの印刷特性を加味したデータに補正し、
そして2値化するので、再現性のよい複写画像が得られ
ると共に、記憶メモリの容量も少なくて済むようにな
る。また、合成回路も4ビツト(4色分)の比較で済む
ので、回路構成が簡単で安価なものになる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、画像の記録位置
の指定による合成を行う場合に、印字ヘッドの各ノズル
の特性にとるムラの低減を図り、再現性の高い画像を出
力することが可能になる。特に、合成する位置、すなわ
ち、使用することになるノズル位置に応じて、合成する
画像を構成する各画素のデータの補正が最適なものとな
るので、良好な合成画像を印刷することが可能になる。
また、合成する画像データについて、2値化後のデー
タを格納するようにすることで合成に用いる画像メモリ
の容量も少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例における制御回路図、 第2図は本実施例における複写装置のブロツク構成図、 第3図(A)〜(D)は実施例における合成画像の生成
処理概要を説明するための図、 第4図は本実施例における画像合成に係る操作パネルの
表示内容の推移を示すず、 第5図は画像メモリへの記憶動作の制御フローチヤート
図、 第6図は合成コピー時の動作の制御フローチヤート図、 第7図は実施例における画素補正回路のブロツク構成図
である。 図中、2……制御基盤、3……プリンタ部、10……原稿
読取り装置、2……制御基板、100……CCD、101……入
力画像処理部、102……変換部、103……色変換回路、10
4……比較回路、106及び107……ANDゲート、108……主
走査比較回路、109……副走査比較回路、113……出力画
像処理回路、114……画素補正回路、115……2値化回
路、116及び121……セレクタ、117……画像メモリ、118
……アドレス制御回路、119……比較回路、120……ORゲ
ート、130……CPU、131……操作部インタフエース、132
……各レジスタ、133……操作/表示部、134……デジタ
イザ、135……主走査モータ制御回路、136……副走査モ
ータ制御回路である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドに設けられた複数のノズルから
    インク液滴を吐出して画像を記録する記録部を有し、第
    1の画像データにより記録される画像を、第2の画像デ
    ータにより記録される画像領域中の操作者により指示さ
    れた合成位置に合成し、前記記録部により印刷させる画
    像処理装置であって、 画像データを構成する各画素データを、前記各画素デー
    タを記録する際に使用するノズルに対応した前記印字ヘ
    ッドの濃度ムラを補正するための補正データを用いて濃
    度情報を変更することにより補正する補正手段と、 前記第1の画像データが合成される合成位置を操作者が
    指示するための指示手段と、 アドレスに応じて画像データを格納する画像メモリと、 前記第1の画像データを構成する各画素データを、前記
    指示手段によって指示された前記合成位置によって決定
    される各ノズル位置に合わせて、前記補正手段により補
    正を行わせる第1の補正制御手段と、 前記第1の補正制御手段により補正された前記第1の画
    像データを、前記画像メモリ中の、前記第2の画像デー
    タの合成位置に対応するアドレスに格納する格納手段
    と、 入力される第2の画像データを構成する各画素データ
    を、記録に使用する各ノズル位置に合わせて、前記補正
    手段により補正を行わせる第2の補正制御手段と、 前記画像メモリ中の補正された第1の画像データを、前
    記第2の画像データ中の合成される位置に合成し、前記
    記録部で印刷される合成画像データを生成する制御手段
    と を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】更に、前記補正手段で補正された画像デー
    タを2値化する2値化手段を備え、前記格納手段は当該
    2値化手段で2値化された画像データを前記画像メモリ
    に格納することを特徴とする請求項第1項に記載の画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記画像メモリ中の補正
    された第1の画像データと、補正された前記第2の画像
    データとを同期して入力し、前記補正された前記第1の
    画像データと補正された前記第2の画像データとを、前
    記指示された合成位置にしたがって選択的に前記記録部
    に出力することを特徴とする請求項第1項又は第2項に
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、記録媒体上の記録位置に
    対応したアドレスにしたがって前記画像メモリから補正
    された前記第1の画像データを読出すと共に、前記合成
    位置においては前記第1の画像データを選択し、それ以
    外は前記第2の画像データを選択し、前記記録部に出力
    することで合成画像を生成することを特徴とする請求項
    第3項に記載の画像処理装置。
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