JP3229957B2 - 破り得るシール部材、およびそれを含む流体通路およびシステム - Google Patents
破り得るシール部材、およびそれを含む流体通路およびシステムInfo
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- JP3229957B2 JP3229957B2 JP51567693A JP51567693A JP3229957B2 JP 3229957 B2 JP3229957 B2 JP 3229957B2 JP 51567693 A JP51567693 A JP 51567693A JP 51567693 A JP51567693 A JP 51567693A JP 3229957 B2 JP3229957 B2 JP 3229957B2
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- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/22—Valves or arrangement of valves
- A61M39/221—Frangible or pierceable closures within tubing
Description
許容するための破れ易いシール、すなわち破壊可能な栓
に関する。より具体的には、本発明は、複数の隔離され
た容器、例えば血液バッグの間に液体連通を提供するた
めの、破れ易いシールに関する。
を別々に貯蔵することが望ましいことがある。それらの
成分は、分離され、そして以下包括的に、破れ易いシー
ル(それは、中に該別々の成分が貯蔵されるものである
各容器の間に連通を提供するために、破られる。)と呼
ぶものによって隔離されることができる。
血が使用されるのは稀である。代わりに、血液を効果的
に利用するために、血液は各成分へと分離され、該種々
の成分が別々のバッグ内に入れられる。
れており、そして完全にそれ自身の外部から操作するこ
とができ且つそれにおいては複数のプラスチックの血液
バッグが連結管によって相互に連結されているものであ
る、いわゆるマルチバッグが提供されている。全血は、
収集バッグ内へ収集され、そうして各成分を分離するた
め遠心に付される。しかしながら、連結管内へ未分離の
血液が散らばるのを防止するために、破ることのできる
シールが備えられている。
知られている手順が、末期腎臓病の処置のために用いら
れている。この持続的外来腹膜透析法の手順は、カテー
テルが一旦外科的に患者内に埋め込まれたら、患者の自
己療法技術となるよう意図されたものである。この手順
においては、透析液は、患者の腹腔内に注入される。こ
の透析液は、カテーテルに連結することのできるバッグ
内に貯蔵されている。
管が、血液バッグ間又は透析溶液とカテーテルとの間に
それぞれ連通を達成するために、用いられている。
互いに連通できるようにするための、連結パイプと、第
1の血液バッグを第2の血液バッグに連結するための連
結管(該連結管は、シール部を有する該連結パイプ内に
ぴったり嵌め込まれ固定されている(第2の血液バッグ
の側のその一端は、該連結管内にぴったり嵌め込まれ固
定されている))と、そして該連通パイプに該シール部
とその該固定された末端との間に形成された破壊可能な
小さな厚みの部分とからなる機構が論じられている。第
1のバッグと第2のバッグの間の連通は、該小さい厚み
の部分において連通パイプを破壊することによって達成
される。
する可撓性の管のための破れ易い再シール可能な栓が開
示されている。可撓性の管(例えば血液バッグを連結す
るためのチューブ)内の、閉鎖端を有する管状の部分
と、該閉鎖端の外部上に担持され且つ該可撓性の管の内
側に配置された細長い一般に硬質の部材とからなるもの
であるバルブ手段が提供されている。該可撓性の管の外
側から該細長い部材を手で操作することによって該栓の
末端の開口を許容するために、破れ易い手段が備えられ
ている。
するために、該閉鎖端の開口後に該管状部内にシール関
係にて嵌め込むのに適合させてある。該細長い、一般的
に硬質の部材は、その長さに沿って流通路を提供するた
め、長手方向の羽根を担持している。反対向きの関係に
ある一対の羽根は、該硬質の部材の中心部の末端の後方
へと延び、そして該可撓性の管は、該破れ易い手段が壊
されて該硬質の部材が該管状部から分離されたときに該
反対向きの羽根を受けて弾力的に保持するよう配置され
た穴部を備える。
れている。該硬質の部材を取り囲んでいる該可撓性の管
は、そのときは、該破れ易い手段が壊され該硬質の部材
が該管状部から分離された後に長い方の羽根を受けて弾
力的に保持するよう配置された、円錐形の部分を備える
ことができる。
該構造を再び閉じるために、該管状部の該穴の中にぴっ
たり嵌め込むための先細りとなった部分をも含む。こう
して、この論じられている破れ易いシールはまた、破れ
易い再シール可能な栓としても機能する。
る、該穴内への該細長い部材の偶発的な完全挿入を防止
するために、該細長い、硬質の部材から外方へと突出す
るスパイスが備えられている。該スパイスは、該細長い
部材がその適当な深さにまで挿入されたとき該管状部の
末端に支えられて、更なる挿入を阻止する。
めの、別の破れ易い、再シール可能な栓が論じられてい
る。
管状部及び該閉鎖端にもぎ取り可能に取り付けられた細
長い、一般的に硬質のハンドルという、2つの部分より
なる、もぎ取りバルブの形態の別の破れ易いシールが論
じられている。該細長いハンドルは、一旦該細長いハン
ドルが折られた後は該可撓性の管の内表面に摩擦接触し
て該細長い把手が、移動して閉じた位置へと戻るのを阻
止する、突起を有する。
と組み合わせて使用してよい。該バルブは、該細長い、
一般的に硬質の把手をもぎ取り、そして該管をそれ自身
の前後へと折り返すことによって該硬質の把手に該管を
下降させる(すなわち、「歩行」させる)ことによっ
て、開けられる。該もぎ取り把手の突起は、該把手が戻
って該管状部と接触することのないこと及びバルブが開
いたままであることを保証するために、該管の内側と十
分な摩擦接触を有する。
ルを提供する。この目的のため、本発明は、一層均一な
破断を有する液体流路のための破れ易いシールを提供す
る。更に、本発明は、当該シールの破断後に一層大きい
流れ面積を有する、液体流路の破れ易いシールを提供す
る。
ックの細長い部材又は柄を備えた、硬質の、プラスチッ
クの管状シール部材よりなる、破れ易いシール部材を提
供する。該シール部材は、その外部より該柄が軸方向に
延びているものである、閉鎖端を含む。該シール部材及
び柄は、非ポリ塩化ビニル材料で形成されている。
材料がポリカーボネートであると規定する。
方に延びる突起つきの羽根を含むことを規定する。該柄
の基部には、該柄から外方に突出している数個の「飛控
え」が含まれている。これらの飛控えは、該破れ易いシ
ール部材が配置されているチューブ内において、底部の
内部リブにかみ合うよう構成されている。これらの飛控
えは、それらが該可撓性の管の内表面に摩擦接触するよ
うに設計されている。該管がそれ自身の上に外部から前
後に折り返されるとき、柄は一方向にのみ移動し、そし
て飛控えの前縁の各々のかど並びに底部の内部リブが、
該柄が一旦壊された後は該柄が閉じた配置へと戻るのを
阻止する。
と延びている突起が含まれている。これらの突起は、破
断前には該管の内部表面とは干渉しないが、該管が折り
返されるや、該突起は僅かに小さい内径を有する該管の
コンパートメント又はチャンバーの内側に摩擦かみ合い
する。このチャンバーはまた、第2の内部リブよりな
る。該管を前後へ折り返すと、パチッという音と共に該
柄が折れ、該柄は該管内を上行して、該管状部から次第
に分離する。
通がなされるべき管状のハウジング及びその中に配置さ
れた破れ易いシール部材よりなる、破れ易いシールを提
供する。該管状のハウジングは、破断していない破れ易
いシール部材がその中に配置されるものである第1の直
径及び第1の内部リブを有する一のチャンバーと、第2
の内部リブを有する隣接チャンバーとからなる。該破れ
易いシール部材は、上述の通りであり、そして該管状シ
ール部材は、該第1のチャンバーの内部に密封かみ合い
状態に固定されている。
第1のチャンバーに対して減少した直径を有するもので
ある、管状ハウジングを提供する。
ーブによって液体連通のために互いに連結された2つの
容器よりなる送り出しシステムであって、該チューブが
管状のハウジング(これは今度は該容器の一つに結合さ
れている)に結合されているものであるシステムを提供
する。該管状ハウジングは、好ましくは上述の通りであ
る。該管状ハウジング内に配置されているのは、上述の
通りの破れ易いシール部材である。
該管状のシール部材は、それが加熱滅菌の間に該管状ハ
ウジングの該内壁にそこへの融合によってシールされる
よう、バッグのシートへの該管状ハウジングの高周波シ
ールを許容するに十分な深さで、しかし該管状の破れ易
いシール部材が該高周波シール領域の外側に配置される
状態で、該管状ハウジングの内側に圧入ばめされてい
る。そのような融合又は接着性は、例えばドイツ特許第
32 38 836号に記述されており、その技術は引用により
ここに完全に導入される。
の詳細な記述に記述されており並びにこれと図面とから
明らかであろう。
血液バッグシステムを図示する。
材を透視図で示す。
示す。
するためのカニューレハウジングを長手方向の断面図で
図示する。
カニューレを長手方向の断面図で図示する。
ーレを長手方向の断面図で図示する。
Y字形カニューレを長手方向の断面図で図示する。
カニューレを長手方向の断面図で図示する。
(該導管は2つの保持リブを含む)内に密封かみ合い状
態に固定されているものである。液体流路のための、破
れ易いシールが提供できる。該破れ易いシール部材は、
閉鎖端を有する管状のシール部材と、該閉鎖端の外部に
一体に取り付けられてそこから軸方向に延びる柄とを含
むことができる。
加熱例えば加熱滅菌の間に該液体流路導管に接着するよ
う、非ポリ塩化ビニル材料で一体成形することができ
る。更に、該柄は、該シール部材から該柄が分離したと
き、該導管の内部の底部リブが当該飛控えとかみ合って
該柄及びシール部材を分離された配置に維持し、一方当
該突起が該導管の該末端触を閉塞させることを該導管の
内部の最上部リブが阻止するよう、構成され配置された
突起及び飛控えを有する羽根を備えることができる。
血液バッグシステム20がが図示されている。勿論、図示
したシステム20は、単に本発明を適用することのできる
多くの用途を説明するものに過ぎない。
バッグ22は、可撓性のポリ塩化ビニル(PVC)チューブ
よりなる導管28によって空のバッグ24から隔離された抗
凝固剤溶液を、最初に収容している。供血者チューブ26
を通して全血をバッグ22内へ収集した後、該複式血液バ
ッグシステムは、血漿から血球を分離し又は沈降させる
ために遠心される。次いで、血漿は、該破れ易いシール
40の破断の後に抽出装置で該収集バッグ22より第2のバ
ッグ24内へと搾られる。
が、バッー22とバッグ24との間に液体連通のために固定
されている。それを介してチューブ28が該バッグ22に固
定されているものである管状ハウジング30の中には、破
れ易いシール部材40が配置されており、それによって2
つのバッグ22及び24の間に破れ易いシールが提供され
る。
との間の液体連通を阻止する。しかしながら、シール40
の適当な破断があると、バッグ22とバッグ24との間に液
体連通が許容される。血液バッグシステムに関しては、
破れ易いシールが一旦破断した後は、流れの信頼できる
維持を保証することが特に重要である。その上、該シー
ル内における血流抑制を最小限に止めることが重要であ
る。
シール部材40が、本発明によって提供される。図2乃至
4を参照して、該破れ易いシール部材40が、今や一層詳
細に記述されよう。
シール部材42とそこから延びた細長い硬質の部材又は柄
44とを含む。該管状のシール部材42は、一般的に、その
外部から軸方向に該柄44が延びているものである閉鎖端
46を有する管状部よりなる。
の基部において該柄44を流路47に沿って破断することが
可能である。これは、該柄44がシール部材42の閉鎖端46
から分離されることを許容し、それによってそこを通る
流れを許容する。
チック材料、例えばポリカーボネートを選択することに
よって一層容易になり且つ信頼性が高まる。ポリカーボ
ネートは、その硬度及び寸法が加熱滅菌の間も不変のま
まに留まることから、好ましい材料である。
厚みが、断面図において、該管状部の外側から内側へと
減少するものであるシール膜47よりなる。該膜は、破断
が、円筒状の部分43の直径を有する流路に対応するもの
である最も薄い領域に沿って起こるように設計されてい
る。この構造によって、破断は、該膜の厚みが最小限47
である、与えられた円に沿って局限するよう強制され
る。
また、柄44の運動に対し強い機械的抵抗を有する破れ易
いシール部材40を与えそして該柄44のサイズを減少させ
ることを許容する。図6乃至9に図示したように、該柄
44の中心の軸部分54のこの減少された直径は、液体のた
めの明らかに妨げのない環状の流路を該柄44と該管状ハ
ウジング30の内径との間に提供する。図示した血液バッ
グへの適用においては、この流路の断面は、先の配列の
断面の2倍を超える。
は、好ましくはそこから放射状に延びた、その外側末端
に4つの突起52がそれぞれ形成されている4枚の羽根50
を含む。これらの突起52は、該破れ易いシールが該柄44
の前後への曲げによって一旦破られた後は、導管の第2
のチャンバー62の内壁と摩擦かみ合いするように働く。
ブ50とかみ合い、一方該突起52は制限された第2のコン
パートメント62にかみ合う。連続的な前後への曲げは、
「歩行」によって又は「爬行」によって、該柄44をして
管状部42から離れるように管状もしくはチューブ状のハ
ウジング30を上行させる。最上部の内部リブ53は、該チ
ューブに嵌まっているハウジング64の末端部が突起52に
よっては塞がれないよう、該柄の前進を制限する。該最
上部及び底部の内部リブは、柄44及び管状のシール部材
42を間隔を開けて離れた関係に維持する。
の前進は、やはり柄44から放射状に延びているものであ
る4つの飛控え58の存在によって容易にされる。これら
の飛控え58は、それらが管状もしくはチューブ状のハウ
ジング30内への該破れ易いシール部材40の軸方向の挿入
を容易にし並びに曲げの間における爬行効果を効率化す
るよう、前縁のかど59を備えて設計されている。
いシールが有利な又は不利な流れ方向を受ける状況にお
いては、特に適用できる。該液体がいかなる方向に流れ
ても、柄44は、該シール部材42から分離した状態に保持
される。
れている。図示されているように、該管状ハウジング30
は、一般的に管状であり3つの互いに連結された軸方向
に並べられたチャンバー60、62及び64を含む。第1のチ
ャンバー60は、バッグ22のシールの縁にある開口内に
(すなわちそのシートとシートの間に)密着するよう、
そしてその中に例えば高周波熔接等の手段によってシー
ルされるよう、構成されている。それは内部リブ50を含
む。このリブ50は、前述のように、一旦該柄が該管状シ
ール部材42から分離された後は、柄44の該前縁のかど59
とかみ合うよう構成されている。
ー60の内径に比して比較的小さい内径を有し、そしても
う一つの内部リブ53を含む。このリブ53は、前述のよう
に、柄44の前進を制限するために構成されている。
小さい内径、並びに可撓性チューブ28と嵌まりあうよう
減少された外径を有する。この減少された内径は、第2
の内部リブ53により、柄44の突起52によって閉塞される
ことから護られている。
ール部材42から分離されていないならば且つそれまで
は、柄44の前縁のかど59が底部の内部リブ50にかみ合わ
ないような長さを有するように構成されている。更に、
該長さは、一旦該飛控え58がそのようにリブ50とかみ合
った後は、該シール部材42中の破断開口を通る十分な流
れを保証するよう、柄44がシール部材42からある距離を
空けて維持されるように選択される。
が図示されている。図6に示されているように、最初
に、該破れ易いシール部材40が、図示された管状のハウ
ジング30のような適当な管状のハウジング内に、該チャ
ンバー60の壁の内部に該管状のシール部材42が密封的に
固定されるように、固定される。この密封かみ合いは、
加熱滅菌の間にPVC管状ハウジング30への非PVCシール部
材42の融合又は接着によって提供される。柄44の突起52
は、管状のハウジングに接着しない。なぜなら、突起52
の全体的直径に比して、チャンバー60の内径が十分に大
きいからである。
44の前後への折り曲げによって破断した後は、該柄44
は、突起52が第2のチャンバー内に捕捉されるまで、シ
ール部材42から離れるよう「歩行」又は「爬行」させら
れる。その時、それを通って血液成分等の液体が流れる
ことのできるものである羽根50を通して、4つの流通路
が備えられる。上述のように、柄44の形成における非ポ
リ塩化ビニル材料の使用は、直径の中心部分54の減少を
許容し、それによって羽根50を通る流通路の拡大を許容
する。
のような破れ易いシール部材はまた、必要な修正を行う
ことにより、Y字形管状ハウジング80中においても使用
できる。
変更及び修正が当業者に明らかであろうことが理解され
なければならない。そのような変更及び修正は、本発明
の精神及び範囲から外れることなく且つ伴う利益を損な
うことなく行うことができる。従って、そのような変更
及び修正は添付の請求の範囲に包含されるよう意図され
ている。
Claims (20)
- 【請求項1】破り得る部分(47)がある閉鎖端(46)を
有する硬質非ポリ塩化ビニルプラスチック製チューブ状
シール部材(42)と; チューブ状シール部材(42)と一体に形成され、そして
破り得る部分(47)の外側から軸方向に延び、その前後
への屈曲が破り得る部分(47)を破断してチューブ状部
材(42)の閉鎖端(46)に開口を形成するように構成さ
れている硬質非ポリ塩化ビニルプラスチック製の柄(4
4)と; 柄(44)上に形成されそしてそれから放射方向に延び、
各自突起(52)で終っている少なくとも2枚の羽根(5
0)と; 羽根(50)の他端において柄(44)上に形成され、そし
て羽根(50)から放射方向に延びる複数の延びた部材
(58); を備えている破り得るシール部材。 - 【請求項2】非ポリ塩化ビニルプラスチックはポリカー
ボネートである請求項1の破り得るシール部材。 - 【請求項3】チューブ状シール部材(42)の閉鎖端(4
6)はチューブ状シール部材(42)の外側縁からその中
心軸へ向かって次第に厚みが減少している請求項1の破
り得るシール部材。 - 【請求項4】閉鎖端(46)は、破り得る区域を形成しそ
して破り得る区域の破断がそれに沿って開始される経路
を提供する、閉鎖端(46)外縁の内側に配置された環状
縁を含んでいる請求項1の破り得るシール部材。 - 【請求項5】延びた部材(58)は飛控えである請求項1
の破り得るシール部材。 - 【請求項6】チューブ状ハウジング(30)およびチュー
ブ状ハウジング内に固定された破り得るシール部材(4
0)を備えている破り得るシールを有する流路であっ
て、該破り得るシール部材(40)は、 破り得る部分(47)がある閉鎖端(46)を有する硬質非
ポリ塩化ビニルプラスチック製チューブ状シール部材
(42)と; チューブ状シール部材(42)と一体に形成され、そして
破り得る部分(47)の外側から軸方向に延び、その前後
への屈曲が破り得る部分(47)を破断してチューブ状部
材(42)の閉鎖端(46)に開口を形成するように構成さ
れている硬質非ポリ塩化ビニルプラスチック製の柄(4
4)と; 柄(44)上に形成されそしてそれから放射方向に延び、
各自突起(52)で終っている複数の羽根(50)と; 羽根(50)の他端において柄(44)上に形成され、そし
て羽根(50)から放射方向に延びる複数の飛控え(5
8); を備えている前記流路。 - 【請求項7】非ポリ塩化ビニルプラスチックはポリカー
ボネートである請求項6の流路。 - 【請求項8】チューブ状シール部材(42)の閉鎖端(4
6)はチューブ状シール部材(42)の外側縁からその中
心軸へ向かって次第に厚みが減少している請求項6の流
路。 - 【請求項9】閉鎖端(46)は、破り得る区域を形成しそ
して破り得る区域の破断がそれに沿って開始される経路
を提供する、閉鎖端(46)外縁の内側に配置された環状
縁を含んでいる請求項6の流路。 - 【請求項10】飛控え(58)はかど(59)を持っている
請求項6の流路。 - 【請求項11】軸に沿って整列している第1,第2および
第3のチャンバー(60,62,64)を有し、第1のチャンバ
ー(60)は内部リブ(50)を有し、第2のチャンバー
(62)は第1および第3のチャンバー(60,64)を相互
連結し、第2のチャンバー(62)も内部リブ(53)を有
している実質上チューブ状のハウジング(30)と、チュ
ーブ状のハウジング(30)の第1のチャンバー(60)内
に固定された硬質ポリ塩化ビニルプラスチック製の破り
得るシール部材(40)を備えている破り得るシールを有
する流体通路であって、前記破り得るシール部材(40)
は、 第1のチャンバー(60)の内部に対しシール係合に固定
され、そしてチューブ状ハウジング(30)の第2のチャ
ンバー(62)に面した破断し得る膜(47)を備えている
閉鎖端(46)を有するチューブ状シール部材(42)と; チューブ状シール部材(42)の破断し得る膜(47)へ接
続されそしてチューブ状ハウジング(30)の第2のチャ
ンバー(62)へ向かって破断し得る膜(47)から軸方向
に延びる柄(44)と; 柄(44)から放射方向に延びる複数の羽根(50)であっ
て、少なくとも2枚の羽根(50)はその末端に形成さ
れ、そして柄(44)がチューブ状シール部材(42)から
分離された時チューブ状ハウジング(30)の第2のチャ
ンバー(62)の内壁と摩擦係合するように構成されてい
る突起(52)を有する複数の羽根(50); を備えている前記流体通路。 - 【請求項12】チューブ状シール部材(42)の閉鎖端
(46)の破断し得る膜(47)は、膜(47)の破断がそれ
に沿って開始され得る経路を提供するようにチューブ状
シール部材(42)の外周の内側に配置されている環状縁
を含んでいる請求項11の流体通路。 - 【請求項13】使用する非ポリ塩化ビニルプラスチック
はポリカーボネートである請求項11の流体通路。 - 【請求項14】破断し得る膜(47)は羽根(50)の第2
の端に位置する複数の飛控え(58)を含んでいる請求項
11の流体通路。 - 【請求項15】2個の容器(22,24)と; 2個の容器(22,24)をその間の流体連通のため相互接
続する可撓性チューブ(28)と; 一方の容器(22)へ流体連通に固定された実質上チュー
ブ状のハウジング(30)であって、軸に沿って整列した
第1,第2および第3のチャンバー(60,62,64)を有し、
第2のチャンバー(62)は第1および第3のチャンバー
(60,64)を相互連結し、第1および第2のチャンバー
(60,62)はそれぞれ内部リブ(50,53)を持っている実
質上チューブ状のハウジング(30)と; チューブ状ハウジング(30)内に固定された非ポリ塩化
ビニルプラスチック製の破り得るシール部材(40);を
備え、 前記破り得るシール部材(40)は、 第1のチャンバー(60)の内部に対しシール係合に固定
され、そしてチューブ状ハウジング(30)の第2のチャ
ンバー(62)に面した破断し得る膜(47)を備えた閉鎖
端(46)を有するチューブ状シール部材(42)と; チューブ状シール部材(42)の破断し得る膜(47)へ接
続されそしてチューブ状ハウジング(30)の第2のチャ
ンバー(62)まで軸方向に延びる柄(44)と; 柄(44)から放射方向に延びる複数の羽根(50)であっ
て、少なくとも2枚の羽根(50)はその末端に形成さ
れ、そして柄(44)がチューブ状シール部材(42)から
分離された時チューブ状ハウジング(30)の第2のチャ
ンバー(62)の内壁と摩擦係合するように構成されてい
る突起(52)を有する複数の羽根(52);を備えている
流体移送システム。 - 【請求項16】破り得るシール部材(40)を形成するた
めに使用される非ポリ塩化ビニルプラスチックはポリカ
ーボネートである請求項15の流体移送システム。 - 【請求項17】チューブ状シール部材(42)の閉鎖端
(46)はチューブ状シール部材(42)の外縁からその中
心軸へ向かって次第に減少する厚みを有する請求項15の
流体移送システム。 - 【請求項18】破り得るシール部材(40)は羽根(50)
の第2の端に位置する複数の飛控え(58)を含んでいる
請求項15に液体移送システム。 - 【請求項19】飛控え(58)は第1のチャンバー(60)
の内部リブ(50)と摩擦係合するように設計されている
請求項15の流体移送システム。 - 【請求項20】飛控え(58)は破り得るシール部材(4
0)のチューブ状ハウジング(30)中への軸方向挿入を
容易にする傾斜縁を含んでいる請求項15の流体移送シス
テム。
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