JP2002518098A - 容器用メンブレンポート - Google Patents

容器用メンブレンポート

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JP2002518098A
JP2002518098A JP2000554326A JP2000554326A JP2002518098A JP 2002518098 A JP2002518098 A JP 2002518098A JP 2000554326 A JP2000554326 A JP 2000554326A JP 2000554326 A JP2000554326 A JP 2000554326A JP 2002518098 A JP2002518098 A JP 2002518098A
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キヤスパリー，グレン・エイ
ソーンダズ，ラルフ・イー
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Abbott Laboratories
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    • A61J1/00—Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
    • A61J1/05—Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes for collecting, storing or administering blood, plasma or medical fluids ; Infusion or perfusion containers
    • A61J1/10—Bag-type containers
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S206/00—Special receptacle or package
    • Y10S206/807—Tamper proof
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S215/00—Bottles and jars
    • Y10S215/901—Tamper-resistant structure

Abstract

(57)【要約】 メンブレンポートは貫通内腔を規定するフローポート部分を含む。フローポート部分の幅広部分に脆性コネクター部分を取付ける。フローポート部分の内側に規定される内腔に穿孔可能なメンブレンを配置し、流体が前記内腔を流れないようにする。脆性コネクター部分にカバー部分を取付ける。カバー部分はフローポート部分の第１の端部を流体密閉するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 発明の技術分野 本発明は一般には連動容器用アクセスポートに関し、より詳細には穿孔可能な
メンブレンと、脆性除去可能な外側カバー部分をもち、カバー部分を除去して穿
孔部材をメンブレンに挿入し、容器の内容物に流体接触するまでアクセスポート
のメンブレンが密閉状態に維持されるように構成されたアクセスポートに関する
。
【０００２】 発明の背景及び従来技術の技術的問題 患者の健康管理のための静注液等の投与は１個以上のアクセスポートをもち、
その一部を穿孔可能なメンブレンエレメントにより密閉した溶液容器を使用する
ことにより一般に実施されている。このような穿孔可能なメンブレンは接触が必
要になるまで容器の内容物を密閉する機能をもち、メンブレンは連動チューブセ
ットのスパイクや皮下注射針等の穿孔部材を使用することにより穿孔可能である
。穿孔部材はメンブレンを貫通して穿孔部材の中空内部を容器の内側に流体連結
するように操作することができる。こうして穿孔部材により簡便且つ効率的にア
クセスポートに液体を流すことができる。
【０００３】 容器の内側の溶液の汚染を避けるために、容器の穿孔可能なメンブレンは一般
に容器の内容物を使用する時点までメンブレンを覆い、汚染から密閉する適当な
オーバーキャップ又はクロージャーを備える。当然のことながら、このような保
護クロージャーを備えると、容器の製造コストが増す。更に、保護クロージャー
は容器の取り扱いに伴う不注意による損傷を受けることがあり、クロージャーの
密閉保全性を損ない、容器が使用に適さなくなる。
【０００４】 本発明は穿孔可能なメンブレンと、効率的且つ経済的な使用を助長する一体的
保護カバーをもち、容器の通常取り扱い及び使用におけるその密閉保全性を維持
するように構成された改良型アクセスポートエレメントに関する。
【０００５】 発明の要約 本発明の原理を具体化するメンブレンポートは静注液用軟質バッグ等の公知構
造の連動容器に取付けるように構成されている。メンブレンポートはチューブセ
ット又は他の流体処理装置を容器の内側に流体連通させるための連動穿孔ピン等
のエレメントにより穿孔可能な一体的メンブレンエレメントを含む。特に、メン
ブレンポートはカバー部分を除去するまでポートの密閉保全性を維持するように
ポートに脆性除去可能に結合した一体的カバー部分を備える。カバー部分は容器
の内容物に接触することが必要になったときに簡便に操作及び除去できるように
構成されている。
【０００６】 図例の態様によると、本発明のメンブレンポートはほぼ管状のフローポート部
分をもつポート本体と、フローポート部分の一端を密閉する除去可能なカバー部
分を含む。フローポート部分は管状ポート部分に流体を流すことができるように
公知構造の連動穿孔部材により穿孔可能なメンブレンを含む。このような穿孔部
材（「スパイク」とも言う）は一般にメンブレンポートを装着する容器の内容物
に接触できるように連動チューブセットに結合している。
【０００７】 メンブレンポートのカバー部分は脆性コネクター部分によりフローポートに除
去可能に結合している。コネクター部分を破壊することにより、カバー部分をフ
ローポート部分から分離し、カバー部分により密閉されていたフローポート部分
の端部から穿孔可能なメンブレンに接触することができる。好適態様では、カバ
ー部分はカバー部分を操作してコネクター部分の破壊により除去するためにつま
み易くするように少なくとも１個の外側に延びる突起を含む。
【０００８】 本発明の一態様では、フローポート部分は外側に延び、好ましくは外側にフレ
ア状の負荷吸収領域を含み、これに脆性コネクター部分を結合する。この構造に
より、フローポート部分とカバー部分の間に環状スペースが規定される。負荷吸
収領域はフローポート部分の開放可能な端部と穿孔可能なメンブレンの中間に配
置される。負荷吸収領域を設けると、カバー部分を除去する必要に応じてコネク
ター部分を破壊できるように維持しながら、コネクター部分の早期破壊を減らす
ことができることが判明した。
【０００９】 好適形態では、管状フローポート部分は負荷吸収領域から外側に延びる挿入セ
クションを含み、挿入セクションはチューブセットに連動するスパイク等の穿孔
部材を受容するように構成される。挿入セクションは穿孔部材をフローポート部
分に挿入してポートのメンブレンを穿孔するにつれてその移動を案内するように
機能することが望ましい。挿入セクションは脆性コネクター部分からフローポー
ト部分の内側通路を隔離及び分離し、カバー部分の除去に伴う「接触汚染」を避
け易くするように機能することも望ましい。
【００１０】 本発明の他の特徴及び利点は以下の詳細な説明、添付図面及び特許請求の範囲
から自明である。
【００１１】 図面の簡単な説明 添付図面は明細書の一部とし、明細書全体を通して類似部分には類似参照番号
を使用する。 図１は、本発明の原理を具体化するメンブレンポートをもつ容器の側面図であ
る； 図２は、本発明のメンブレンポートの側面図である； 図３は、成形後でカバー部分の密閉前の状態を示した本発明のメンブレンポー
トの横断面図である； 図４は、メンブレンポートの拡大部分横断面図である； 図５は、本発明の代替態様により構成したメンブレンポートをもつ容器の側面
図である； 図６は、本発明のメンブレンポートの代替態様の側面図である； 図７は、成形後でカバー部分の密閉前の状態を示した本発明のメンブレンポー
トの代替態様の横断面図である。
【００１２】 好適態様の説明 本発明は種々の実施形態が可能であるが、本発明の数種の好適態様を図面に示
し、以下に説明する。本明細書の開示は本発明の例示とみなすべきであり、具体
的に説明する特定態様に発明を限定するものではないと理解すべきである。
【００１３】 図１は本発明の原理を具体化するメンブレンポート１０を示し、連動流体容器
１２に取付けた典型的用途を示している。容器１２は静注液等を保存、取り扱い
及び／又は投与するために多用される公知型である。容器１２は種々の構造が可
能であり、例えばポリマーびん、ガラスびん、アンプル及びチューブ等が挙げら
れるが、これらに限定するものではない。添付図面に示す本発明の態様では、容
器１２は容器の内容積を規定するようにその周辺部をヒートシール又は他の方法
で結合した１層以上の軟質ポリマー材料から構成される軟質パウチである。
【００１４】 容器はヒートシール、接着剤による固定又は他の適当な手段等によりメンブレ
ンポート１０を固定するフランジ付きポートマウント１４を含むことができる。
ポートマウント１４はほぼ管状構造であるため、メンブレンポート１０と容器１
２の内側の間に流体連通を提供する。
【００１５】 容器１２の内容物は公知構造のチューブセット（図示せず）により患者に投与
することができる。チューブセットは容器１２の内側とチューブセットの間に流
体連通を提供するために使用される穿孔部材（例えば公知構造のスパイク）を含
むことが好ましい。穿孔部材は本明細書に詳述するように、メンブレンポート１
０のメンブレンを貫通するように構成された先鋭中空ピン又はスパイクエレメン
トを含むことが好ましい。メンブレンポート１０は特に容器１２の内容物に接触
する前に汚染に対するポートの密閉保全性を維持しながらこのような穿孔部材を
メンブレンポートに挿入し易くするように構成されている。
【００１６】 特に図２〜４を参照し、このように使い易いメンブレンポート１０の特徴を以
下に説明する。メンブレンポート１０はほぼ管状のフローポート部分１８と除去
可能なカバー部分２０を含む。メンブレンポート１０、フローポート部分１８及
びカバー部分２０の寸法と形状は特許請求の範囲に記載する本発明の範囲から逸
脱することなく変更できる。添付図面に示す本発明の態様では、メンブレンポー
ト１０はほぼ管状である。カバー部分２０はフローポート部分１８の第１の端部
１９を密閉するように構成されている。カバー部分２０はメンブレンポートを閉
鎖及び密閉し、カバー部分を除去するまで汚染から保護する。
【００１７】 カバー部分２０はカバー部分２０を除去し易くするために少なくとも１個の外
側に延びるグリップ突起２２を含むことができる。図例の態様では、２個の径方
向に対向するグリップ突起２２が配置されており、カバー部分をフローポート部
分１８に対して回転させてカバー部分２０を除去できるように、捩って指の力を
カバー部分に加え易いように構成されている。更に操作し易くするために、外部
リブ２４もカバー部分に備えることができる。
【００１８】 図３は図２に対して（メンブレンポートの縦軸の周囲に）９０°回転したメン
ブレンポート１０の横断面図を示す。図３は例えば射出成形による成形後のメン
ブレンポートを示しており、メンブレンポートの構造がこのように効率的形成を
助長するように構成されていることが理解されよう。成形後に構造を閉鎖及び密
閉することが必要であり、従って、図２及び３を比較すると、カバー部分２０の
端部が（例えば高周波ヒートシール又は他の公知方法により）密閉され、密閉端
２６を形成していることが認められよう。こうして、密閉端２６はフローポート
部分１８を閉鎖及び密閉し、使用前の汚染と漏れを防ぐ。
【００１９】 容器１２のポートマウント１４にメンブレンポート１８を取付け易くするため
に、容器１２のポートマウント１４に固定するための表面を提供するように径方
向外側に突出する環状取付フランジ３０をフローポート部分１８に備えることが
できる。より強い構造剛性をメンブレンポート１０に与えるために（図例の態様
では９０°間隔で）１個以上のリブ３２を取付フランジに備えることができる。
【００２０】 フローポート部分１８の内側を通る流体流はフローポート部分１８により規定
される内腔３４により得られる。図例の態様では、内腔３４は実質的にフローポ
ート部分１８の縦軸に沿って延びている。容器１２の内容物の密閉は内腔３４を
横断密閉する穿孔可能なメンブレン３６により提供される。メンブレン３６は例
えば上述のようにチューブセットの穿孔部材を突き刺し、管状フローポート部分
１８に流体を流すことができる。穿孔可能なメンブレン３６はヒートシールや接
着剤による結合等の公知技術を使用して内腔３４の内側に取付けた別個エレメン
トとすることができる。添付図面に示す本発明の態様では、穿孔可能なメンブレ
ン３６はメンブレンポート１０の他の部分と一体的に形成されている。メンブレ
ンポート１０を一体構造にし、例えばメンブレンポート１０と穿孔可能なメンブ
レン３６を１回の射出成形により形成すると、メンブレンポート１０のコストが
低減することが理解されよう。
【００２１】 例えば、本発明のメンブレンポートの一般態様はポリマー材料、例えばポリ塩
化ビニル（ＰＶＣ）から構成され、内腔内径約０．２１５インチであり、密閉端
２６の形成前の長さ約１．４インチである。この態様では、穿孔可能なメンブレ
ン３６は約０．０２インチの実質的に均一な厚みをもつ。メンブレンポート１０
の形成材料は当業者に自明の通り、変更できる。更に、メンブレンポート１０の
寸法と形状も本発明の精神と範囲から逸脱することなく変更できる。メンブレン
３６はフローポート部分１８を密閉し、容器１２の内容物を容器１２の内側に収
容するような寸法とすることが理解されよう。メンブレン３６は、過度の力を加
えずに適当な穿孔部材を突き刺すことができるように十分な薄さでありながら、
容器の取り扱い中に容器１２の内側に生じる常圧に対してその密閉保全性を維持
するように構成することも好ましい。
【００２２】 更に図２〜４を参照すると、メンブレンポート１０はカバー部分２０をフロー
ポート部分１８に除去可能に結合する脆性コネクター部分４０を含み、カバー部
分２０をコネクター部分４０に完全に結合すると、カバー部分２０はメンブレン
ポート１０をその外部環境から密閉する。図４の部分横断面図に最も明瞭に示す
ように、フローポート部分１８は幅広に外側に延びるか又は外側にフレア状の負
荷吸収領域４２を含むことができる。図４に示す態様では、カバー部分２０はコ
ネクター部分４０により負荷吸収領域４２の厚みの大きいほうの部分に結合され
、カバー部分２０とフローポート部分１８の間に環状スペース４４を規定してい
る。負荷吸収領域４２を設け、カバー部分２０をコネクター部分４０によりこの
領域に結合すると、メンブレンポート１０はコネクター部分４０の早期破壊を生
じることなく、カバー部分２０に加えられる容器１２の通常取り扱い中に生じる
負荷と同等の負荷に耐えられることが判明した。同時に、この構造はカバー部分
を捩ってトルクを加えることによりカバー部分を除去し易い。比較的幅広の負荷
吸収領域４２は捩ってカバー部分２０を除去する簡便な操作を保ちながら、ある
程度ベローズ型ばねとして作用し、カバー部分２０により加えられる負荷を吸収
し、脆性コネクター部分を歪から保護すると考えられる。カバー部分２０を除去
すると、フローポート部分１８の内腔３４と穿孔可能なメンブレン３６が露出し
、穿孔可能なメンブレン３６を穿孔して容器１２の内側と流体連通させるために
フローポート部分１８に穿孔部材を挿入できる。
【００２３】 本発明のメンブレンポートの上記態様では、コネクター部分４０は厚さ約０．
００９インチである。
【００２４】 図例の態様によると、フローポート部分１８の負荷吸収領域４２はフローポー
ト部分１８の穿孔可能なメンブレン３６と第１の端部１９、即ちカバー部分２０
により被覆密閉される端部の中間に配置されている。上述のように、フローポー
ト部分１８の第１の端部１９は挿入セクション１８’を規定するように負荷吸収
領域４２から延びていることが好ましく、前記挿入セクションは穿孔部材を受容
し、フローポート部分１８により規定される内腔３４の内側を前進するにつれて
穿孔部材の移動を案内するように構成される。挿入セクション１８’は更に、穿
孔部材をメンブレン３６に係合させ、次いで穿孔できるように構成される。挿入
セクション１８’は内腔３４を脆性コネクター部分４０から分離し、「スパイキ
ング」中、即ち穿孔部材を容器１２の内側に挿入する間に「接触汚染」を避ける
ように機能する。
【００２５】 本発明の代替態様を図５〜７に参照番号１１０で示す。本発明のこの態様の要
素と上記態様に記載したような連動コンポーネントは対応参照番号に１００を加
えた番号で示す。
【００２６】 メンブレンポート１１０はメンブレンポート１１０を取付け可能なポートマウ
ント１１４をもつ連動容器１１２に配置した状態を示す。容器１１２はメンブレ
ンポート１１０にほぼ隣接して配置された補助アクセスポート１１５を含むもの
として示す。
【００２７】 特に図６及び７に示すように、メンブレンポート１１０は管状フローポート部
分１１８とフローポート部分に除去可能に結合したカバー部分１２０を含む。カ
バー部分１２０はカバー部分１２０を除去するためにつまみ易い少なくとも１個
の外側に延びるグリップ突起１１２を含むことが好ましい。カバー部分をつまみ
易くするために１個以上の外部リブ１２４も配置することができる。先述した態
様と同様に、図７の横断面図はカバー部分の端部が開いた状態の成形後のメンブ
レンポート１１０を示しており、図６は例えば高周波ヒートシール等による密閉
端１２６の形成後のカバー部分１２０を示すことが認められよう。
【００２８】 フローポート部分１１８は容器１１２のポートマウント１１４に取付け易くす
るために径方向外側に延びる環状取付けフランジ１３０を含む。フローポート部
分１１８を通る流れはその内腔１３４を通る。穿孔可能なメンブレン１３６が内
腔１３４を横断して延びており、適当な穿孔部材をメンブレン１３６に突き刺す
まで容器１１２の内容物を密閉する。
【００２９】 先述の態様と同様に、除去可能なカバー部分１２０は脆性環状コネクター部分
１４０によりフローポート部分１１８に除去可能に結合されている。コネクター
部分１４０はフローポート部分１１８の外側に突出し、好ましくは外側にフレア
状の負荷吸収領域１４２に結合している。この構成により、カバー部分１２０と
フローポート部分１１８の第１の端部１１９の間に環状スペース１４４が規定さ
れる。負荷吸収領域１４２はメンブレン１３６とカバー部分１２０により覆われ
たフローポート部分１１８の第１の端部１１９の中間に配置することが好ましい
。フローポート部分１１８は連動チューブセット等のメンブレン貫通エレメント
を受容する挿入セクション１１８’を規定するように負荷吸収領域１４２から延
びていることが好ましい。
【００３０】 以上の記載から、本発明の新規概念の真の精神と範囲から逸脱することなく多
数の変更及び変形を実施できることが認められよう。本明細書に具体的に記載し
た特定態様については何の制限もなく、あるいは推測すべきでないと理解された
い。本明細書の開示と特許請求の範囲は特許請求の範囲に該当する全変形を包含
する。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の原理を具体化するメンブレンポートをもつ容器の側面図である。
【図２】 本発明のメンブレンポートの側面図である。
【図３】 成形後でカバー部分の密閉前の状態を示した本発明のメンブレンポートの横断
面図である。
【図４】 メンブレンポートの拡大部分横断面図である。
【図５】 本発明の代替態様により構成したメンブレンポートをもつ容器の側面図である
。
【図６】 本発明のメンブレンポートの代替態様の側面図である。
【図７】 成形後でカバー部分の密閉前の状態を示した本発明のメンブレンポートの代替
態様の横断面図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 第１の端部と第２の端部をもち、前記第１の端部から前記第
    ２の端部まで貫通する内腔を規定しており、前記第２の端部が流体容器と係合す
    るように構成されたフローポート部分と、 第１の端部と第２の端部をもち、前記第２の端部が前記フローポート部分に取
    付けられている脆性コネクター部分と、 前記フローポート部分の内側に規定された前記内腔に配置されており、前記フ
    ローポート部分の内側に規定された前記内腔に流体を流さないように構成された
    穿孔可能なメンブレンと、 前記コネクター部分の前記第１の端部に取付けられており、前記フローポート
    部分の前記第１の端部を前記フローポート部分の外部環境から密閉するように構
    成されたカバー部分を含むメンブレンポートであって、前記脆性コネクター部分
    を破壊することにより前記カバー部分を前記メンブレンポートから除去し、前記
    フローポート部分の内側に規定された前記内腔と前記穿孔可能なメンブレンに接
    触できるように構成された前記メンブレンポート。
  2. 【請求項２】 前記フローポート部分が外側にフレア状の領域を含んでおり
    、前記コネクター部分の前記第２の端部が前記フローポート部分の前記外側にフ
    レア状の領域に取付けられている請求項１に記載のメンブレンポート。
  3. 【請求項３】 前記フローポート部分と前記カバー部分の間に環状スペース
    が規定されている請求項２に記載のメンブレンポート。
  4. 【請求項４】 前記フローポート部分がその第１の端部に沿って第１の外径
    をもち、前記フローポート部分が前記第１の外径よりも大きい第２の外径をもつ
    幅広領域をもち、前記幅広領域が前記フローポート部分の前記第１の端部と前記
    第２の端部の間に配置されており、前記コネクター部分の前記第２の端部が前記
    フローポート部分の前記幅広領域に取付けられている請求項１に記載のメンブレ
    ンポート。
  5. 【請求項５】 前記フローポート部分と前記カバー部分の間に環状スペース
    が規定されている請求項４に記載のメンブレンポート。
  6. 【請求項６】 内側スペースを規定しており、前記内側スペースに流体を流
    体保持するように構成された容器と、 前記容器に取付けられたメンブレンポートを含む流体容器であって、前記メン
    ブレンポートが、 第１の端部と第２の端部をもち、前記第１の端部から前記第２の端部まで貫通
    する内腔を規定しており、前記第２の端部が容器と係合しており、前記内腔が前
    記容器により規定される前記内側スペースと流体連通しているフローポート部分
    と、 第１の端部と第２の端部をもち、前記第２の端部が前記フローポート部分に取
    付けられている脆性コネクター部分と、 前記フローポート部分の内側に規定された前記内腔に配置されており、前記容
    器により規定される前記内側スペースを前記容器の外部環境から流体密閉するよ
    うに、前記フローポート部分の内側に規定された前記内腔に流体を流さないよう
    に構成された穿孔可能なメンブレンと、 前記コネクター部分の前記第１の端部に取付けられており、前記フローポート
    部分の前記第１の端部を前記フローポート部分の外部環境から密閉するように構
    成されたカバー部分を含み、前記脆性コネクター部分を破壊することにより前記
    カバー部分を前記メンブレンポートから除去し、前記フローポート部分の内側に
    規定された前記内腔と前記穿孔可能なメンブレンに接触できるように構成された
    前記流体容器。
  7. 【請求項７】 前記フローポート部分が外側にフレア状の領域を含んでおり
    、前記コネクター部分の前記第２の端部が前記フローポート部分の前記外側にフ
    レア状の領域に取付けられている請求項６に記載の流体容器。
  8. 【請求項８】 前記フローポート部分と前記カバー部分の間に環状スペース
    が規定されている請求項７に記載の流体容器。
  9. 【請求項９】 前記フローポート部分がその第１の端部に第１の外径をもち
    、前記フローポート部分が前記第１の外径よりも大きい第２の外径をもつ幅広領
    域をもち、前記幅広領域が前記フローポート部分の前記第１の端部と前記第２の
    端部の間に配置されており、前記コネクター部分の前記第２の端部が前記フロー
    ポート部分の前記幅広領域に取付けられている請求項６に記載の流体容器。
  10. 【請求項１０】 前記フローポート部分と前記カバー部分の間に環状スペー
    スが規定されている請求項９に記載の流体容器。
  11. 【請求項１１】 第１の端部と第２の端部をもち、前記第１の端部から前記
    第２の端部まで貫通する内腔を規定しており、前記第２の端部が流体容器と係合
    するように構成されており、その第１の端部に沿って第１の外径をもち、前記第
    １の外径よりも大きい第２の外径をもつ幅広部分をもち、前記幅広部分が前記第
    １の端部と前記第２の端部の間に配置されているフローポート部分と、 第１の端部と第２の端部をもち、前記第２の端部が前記フローポート部分の前
    記幅広部分に取付けられている脆性コネクター部分と、 前記フローポート部分の内側に規定された前記内腔に配置されており、前記フロ
    ーポート部分の内側に規定された前記内腔に流体を流さないように構成されてお
    り、前記フローポート部分の前記幅広部分と前記フローポート部分の前記第２の
    端部の末端の間に配置された穿孔可能なメンブレンと、 前記コネクター部分の前記第１の端部に取付けられており、前記フローポート
    部分の前記第１の端部を前記フローポート部分の外部環境から密閉するように構
    成されたカバー部分を含むメンブレンポートであって、前記脆性コネクター部分
    を破壊することにより前記カバー部分を前記メンブレンポートから除去し、前記
    フローポート部分の内側に規定された前記内腔と前記穿孔可能なメンブレンに接
    触できるように構成された前記メンブレンポート。
  12. 【請求項１２】 前記フローポート部分と前記カバー部分の間に環状スペー
    スが規定されている請求項１１に記載のメンブレンポート。
JP2000554326A 1998-06-18 1999-06-18 容器用メンブレンポート Withdrawn JP2002518098A (ja)

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