JPH0385174A - 医療用針及びこれを用いた医療用具 - Google Patents

医療用針及びこれを用いた医療用具

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JPH0385174A
JPH0385174A JP1223725A JP22372589A JPH0385174A JP H0385174 A JPH0385174 A JP H0385174A JP 1223725 A JP1223725 A JP 1223725A JP 22372589 A JP22372589 A JP 22372589A JP H0385174 A JPH0385174 A JP H0385174A
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    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/158Needles for infusions; Accessories therefor, e.g. for inserting infusion needles, or for holding them on the body

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、医療用針及びこれを用いた医療用具に関する
〔従来の技術〕
タンパ−プルーフ性、衛生面などを保証した医療用針と
して1本出願人による医療用針が知られている(特開昭
60−241452号公報参照)。
この医療用針aは、第5図に示すように、中空針すの基
端側を支持すると共に接続用チューブCを中空針すと連
通ずるように接続したハブdと、先端を閉塞し基端を開
放して前記ハブdから露出している中空針すを密封する
プロテクタeとで構成され、このプロテクタeとハブd
との間にタンパ−ルーフ性(−度使用状態になった事実
をあとで確認出来ること)を確保するための分離可能な
開封部fをブロッキング結合してなるものである。この
医療用針aでは、使用時にプロテクタeとハブdとにブ
ロッキング結合しているカプラーfを開封して中空針す
を露出して使用する。
〔発明が解決しようとする課題1 しかしながら、上述の医療用針aでは、いずれも−度カ
ブラーfを開封したり、薄い被膜を破ってプロテクタe
から中空針すを露出すると、再びプロテクタe内に中空
針すを容易に外れないように収納することができない、
従って、医療用針aを使用した後に、投棄する際中空針
すが露出したままになることが多く、投棄作業が危険な
状態になる。特に、最近は一度使用した医療用針aは、
再使用せず、そのまま投棄するケースがほとんどである
から、その投棄する量も多く、投棄作業時に上述のよう
な危険な状態に遭遇する機会が多くなっている。
そこで1本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
タンバープルーフ性及び衛生面等を保証したものであり
ながら、−度開封して使用した後であっても、再び中空
針をプロテクタ内に容易に外れないように収納出来る医
療用針及びこれを用いた医療用具を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段1 上記課題を解決するため、本発明の医療用針は、中空針
の基端側を支持すると共にチューブを前記中空針と連通
ずるように接続したハブと、先端を閉塞し基端を開放し
てなり前記ハブから突出している前記中空針を蜜月する
プロテクタと、該プロテクタと前記ハブとの間に液密に
設けられた分離可能な開封部と、少なくとも前記プロテ
クタ及び前記ハブのいずれか一方に設けられ前記プロテ
クタと前記ハブとを接続することが可能な接続部とから
なるものである。
又、接続部は開封部の外周面に設けられた管状体である
のが望ましい。
又、管状体は熱滅菌される際開封部にブロッキングしな
い材質にて構成されるのが望ましい本発明の医療用具は
、液体等を収納可能な容器に上記医療用針を接続したも
のである。
〔作  用〕
上記構成になる医療用針によれば、開封部を開封してプ
ロテクタとハブを分離し、プロテクタから中空針を引き
抜いて中空針を露出し、この中空針を使用し、該使用後
の中空針を再びプロテクタに収納すると共にプロテクタ
とハブとを接続部により容易に外れないように接続する
ことが出来る。
又、接続部が開封部の外周面に設けられた管状体である
と1分離後のプロテクタとハブとの嵌脱が容易になり、
更に、管状体が熱滅菌された際開封部にブロッキングし
ない材質であると、開封部の開封が容易になり、開封後
のプロテクタとハブとの分離も容易になる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図乃至第4図に基づいて詳
述する。
第1図は本発明の医療用針を示す半裁縦断面図、第2図
は医療用針の開封部を開封してプロテクタと中空針材の
ハブとを分離した状態を示す半裁縦断面図、第3図は医
療用具の側面図、第4図は使用後の中空針材のハブをプ
ロテクタに収納する作業状態を示す側面図である。図に
おいて、1は医療用針を示し、該医療用針1は、中空針
2を支持するハブ3と、該ハブ3から突出している中空
針2を密封するプロテクタ4と、該プロテクタ4とハブ
3との間に液密に設けられた分離可能なカプラー(開封
部)5と、プロテクタ4に取り付けられた管状体(接続
部)6とからなる。
前記ハブ3の一端には、尖端2aを有している中空針2
の基端部2bが接着剤7、例えばエポキシ樹脂により固
着されている。このハブ3の他端には環状凹部3a及び
突出部3bが夫々形成されこの環状凹部3a及び突出部
3bに接続用チュブ8が接続されている。そして、これ
ら中空針2と接続用チューブ8とは連通している。
このハブ3から突出している部分の中空針2はプロテク
タ4により密封されるが、このハブ3とプロテクタ4と
の間は、前述のように、カプラー5を介在させ、両者を
熱滅菌(オートクレーブ滅菌)時にブロッキング(溶剤
や接着剤等の他の手段を介することなく、2つの部材が
熱滅菌時の熱等により互いに接着する現象を言う、)に
よりかしめ、これらハブ3とプロテクタ4とを液密に接
合している。
すなわち、カプラー5は、第1図に示すように、その略
中央部に周方向の薄肉部9を有する管状の部材である。
このカプラー5は、ハブ3及びプロテクタ4と別体で作
られているから。
薄肉部9は十分に小さな力で簡単に捩り切り得る薄さに
精密に作ることが可能になっている。
このカプラー5の薄肉部9の両側に延在する管状の脚部
10は、その一方が、ハブ5の先端部に形成された凹部
1)に嵌合され、その他方がプロテクタ4の基端部4a
に外嵌される。そして、熱滅菌時のような加熱処理によ
って、カプラー5の脚部IOを構成する材料が収縮して
、ハブ3の突出部12とプロテクタ4の基端部4aとを
夫々かしめ、すなわち、ブロッキングにより接着し、液
密性を保証し得るものである。又、カプラー5とハブ3
及びプロテクタ4との間が、上記ブロッキング接合のみ
では液密性、タンパ−プルーフ性を得るには不十分であ
る場合には、カプラー5とハブ3及びプロテクタ4との
間に接着剤を付与することも出来る。この場合の接着剤
は、無溶剤型接着剤を使用するのが好ましく、特にUV
硬化型接着剤を用いるのが良い。
前記管状体6は、カプラー5の略全外周面を覆うように
嵌合され、管状体6のプロテクタ4の先端部4aとカプ
ラー5との間に出来る満13に、管状体6の凸部6aが
嵌め込まれている。従って、この管状体6は、プロテク
タ4側に固定されるから、前述のカプラー5の薄肉部9
を破断して、プロテクタ4と中空針2付のハブ3とを分
離した際、プロテクタ4側に管状体6が付属するように
なる。医療用針1の使用後は、管状体6付のプロテクタ
4に中空針2付のハブ3を嵌合し、そのまま投棄する。
次に、各構成部材の材質について述べる。
カプラー5とハブ3及びプロテクタ4とは、前述のごと
くブロッキングを主作用として結合するのであるから、
両者の構成材料は互いにブロッキングするものが組み合
わせられる。逆に管状体6は、前述のごとく、カプラー
5と嵌脱するちのであるから、管状体6の構成材質はカ
プラー5とブロッキングしないものが組み合わせられる
又、カプラー5とハブ3及びプロテクタ4とは、互いに
熱収縮率の異なる材料を使用し、熱収縮率の差を利用し
た締め付けにより、ブロッキングをより堅固なものにす
ることがより好ましい、ハブ3及びプロテクタ4の材質
は通常熱収縮性のないものが使用され、ポリカーボネー
ト、塩化ビニル系樹脂、MBS樹脂などの材料で構成す
れば良く、熱滅菌時の変形防止、耐熱性向上の点から、
特にポリカーボネートで構成するのが好ましい、これに
対し、カプラー5は、ハブ3の凹部1)及び突出部12
とプロテクタ4の基端部4aとに嵌着され、これらを熱
収縮により液密性、タンバーブルーフ性を保証するよう
ブロッキングすることが要求される。その具体的な構成
材料は、塩化ビニル系樹脂、ポリカーボネート、MBS
*脂等が好適で、捩り切り易さの点で、特にポリ塩化ビ
ニルが好ましい。
又、管状体6は、熱収縮性がなくしかもカプラー5に使
用されている材質、ポリ塩化ビニルとブロッキングしな
い材質、例えば、ポリカーボネイトなどの材料で構成す
れば良い。
更に、接続用チューブ8は塩化ビニル系樹脂で構成され
、ポリカーボネート等で構成されるハブ3との間の接着
は、接続用チューブ8をハブ3の環状凹部3a内に嵌合
し、その肉刺の突出部3bとの間での滅菌時の熱を利用
したブロッキングにより行なわれる。
尚、前記プロテクタ4は、これに密封された中空針2表
面を確認するために透明性を有する必要があり、この点
でポリ塩化ビニルよりもポリカーボネートの方が好まし
い。
又、プロテクタ4は一般に肉厚が薄いため、熱により変
形しにくいポリカーボネートの方が好ましい、ポリ塩化
ビニルでは変形して中空針2を傷つけるおそれがある5 上記構成の医療用針1は、第3図に示すように、血液バ
ッグ14に接続用チューブ8を介して接続されて、医療
用具15を構成して使用される次に、上記構成になる医
療用具15の使用方法について述べる。ハブ3j5よび
プロテクタ4に手指それぞれをかけ、たがいに反対方向
に捩り力を加えると、カプラー5上に形成されている環
状の薄肉部9が捩り切られて、カプラー5の一部および
プロテクタ4と管状体6とは、ハブ3およびカプラー5
の残部から切り離され、この切離部分の除去により中空
針2が露出する。
この状態を第4図(イ)に示す、この中空針2の尖端2
aを患者に穿刺して常法に従い採血する、採血された血
液は、中空針2から接続用チューブ8を経て血液バッグ
14に採血される。このあと、血液バッグ14内の血液
等を使用して、医療用具15が必要なくなると、プロテ
クタ4内に中空針2を収納すると共に管状体6にハブ3
を嵌合する。そして、医療用針lは、血液バッグ15及
び接続用チューブ8と共に投棄される。
〔発明の効果J 以上詳述したように、本発明の医療用針は、開封部を開
封してプロテクタとハブとを分離し、プロテクタから中
空針を引き抜いて中空針を露出し、この中空針を使用し
、該使用後の中空針を再びプロテクタに収納すると共に
プロテクタとハブとを接続部により容易に外れにないよ
うに接続することが出来る。従って、タンパ−プルーフ
性及び衛生面等を保証したものでありながら、開封し使
用しても、再びプロテクタ内に中空針を容易に外れにな
いように収納することが出来る。このため、これら使用
済の医療用針を投棄する際、作業者を傷付けたりするこ
とがなく安全である。
又、接続部が開封部の外周面に設けられた管状体である
と、分離後のプロテクタとハブとの嵌脱が容易になり、
上述の効果に加えて、投棄作業がより簡単になる。更に
、管状体が熱滅菌された際、開封部にブロッキングしな
い材質であると、開封部の開封が容易になり、開封後の
プロテクタとハブとの分離も容易になり、上述の効果に
加えて、投棄作業がより簡単になる。
更に、上述のような医療用針を備えた医療用具もその投
棄に際し、安全かつ容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例を示し、第1図は本
発明の医療用針を示す半裁縦断面図、第2図は医療用針
の開封部を開封してプロテクタと中空針付のハブとを分
離した状態を示す半裁縦断面図、第3図は医療用具の側
面図、第4図は使用後の中空針付のハブをプロテクタに
収納する作業状態を示す側面図である。 第5図は従来の医療用針を示す第1図と同様の半裁縦断
面図である。 1、a・・・・・・医療用針  2、b・・・・・−中
空針3、d・・・・・・ハブ 4、e・・−・・−プロテクタ 5、f・・−・・・カプラー(開封部)6・−・・・・
管状体(接続部) 8、C・・・・・・接続用チューブ(チューブ)I4・
・・・・・血液バッグ(容器) 15・・・・・・医療用具

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)中空針の基端側を支持すると共にチューブを前記
    中空針と連通するように接続したハブと、先端を閉塞し
    基端を開放してなり前記ハブから突出している前記中空
    針を密封するプロテクタと、該プロテクタと前記ハブと
    の間に液密に設けられた分離可能な開封部と、少なくと
    も前記プロテクタ及び前記ハブのいずれか一方に設けら
    れ前記プロテクタと前記ハブとを接続することが可能な
    接続部とからなることを特徴とする医療用針。 (2)接続部は開封部の外周面に設けられた管状体であ
    る請求項(1)記載の医療用針。(3)管状体は熱滅菌
    される際開封部にブロッキングしない材質にて構成され
    る請求項(2)記載の医療用針。 (4)請求項(1)乃至(3)記載の医療用針を液体等
    を収納可能な容器に接続してなる医療用具。
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