JP3229625B2 - ベンチュリア防除方法 - Google Patents
ベンチュリア防除方法Info
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- JP3229625B2 JP3229625B2 JP23359891A JP23359891A JP3229625B2 JP 3229625 B2 JP3229625 B2 JP 3229625B2 JP 23359891 A JP23359891 A JP 23359891A JP 23359891 A JP23359891 A JP 23359891A JP 3229625 B2 JP3229625 B2 JP 3229625B2
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- venturia
- dimethylpyrimidine
- anilino
- control method
- contamination
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N43/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
- A01N43/48—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
- A01N43/54—1,3-Diazines; Hydrogenated 1,3-diazines
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
Description
【０００１】本発明は殺菌活性（fungicidal activit
y）を有するアニリノピリミジンに関する。
y）を有するアニリノピリミジンに関する。
【０００２】東ドイツ特許１５１,４０４に殺菌活性を
有するアニリノピリミジンのグループが記載されてい
る。
有するアニリノピリミジンのグループが記載されてい
る。
【０００３】この化合物が活性であると言われているリ
ストに載っている種はフィトフトーラ・インフェスタン
ス（Phytophthora infestans）、アスペルギルス・ニガ
ー（Aspergillus niger）、ボツリチス・シネリア（Bot
rytis cinerea）、エリシフェ・グラミニス（Erysiphe
graminis）およびリゾクトニア・ソラニ（Rhizoctonia
solani）である。多数の化合物について試験データが示
されているが特許の中で例示されている化学的に最も簡
単な化合物の、すなわち２−アニリノ−４,６−ジメチ
ルピリミジンについては生物活性は示されていない。
ストに載っている種はフィトフトーラ・インフェスタン
ス（Phytophthora infestans）、アスペルギルス・ニガ
ー（Aspergillus niger）、ボツリチス・シネリア（Bot
rytis cinerea）、エリシフェ・グラミニス（Erysiphe
graminis）およびリゾクトニア・ソラニ（Rhizoctonia
solani）である。多数の化合物について試験データが示
されているが特許の中で例示されている化学的に最も簡
単な化合物の、すなわち２−アニリノ−４,６−ジメチ
ルピリミジンについては生物活性は示されていない。
【０００４】欧州特許(ＥＰ）２７０ １１１には、殺菌
活性を有する別のアニリノピリミジンが開示されてい
る。五つの試験実施例がこの特許出願に示されている。
これらの実施例では２−アニリノ−４,６−ジメチルピ
リミジンは比較化合物として使用されている。この出願
の化合物についてのものであって開示されたものの活性
は、ボツリチス・シネリア（Botrytis cinerea）、アル
ターナリア・ビラシコーラ（Alternaria brassicol
a）、シュードペロノスポーラ・キューベンシス（Pseud
operonospora cubensis）、ピリキュラリア・オリゼ（P
yricularia oryzae）およびリゾクトニア・ソラニ（Rhi
zoctonia solani）に対してのものである。これらの実
施例では、２−アニリノ−４,６−ジメチルピリミジン
は単にボツリチス・シネリアにのみ著しい活性を示し
た。この先行技術から、誰もが２−アニリノ−４,６−
ジメチルピリミジンがボツリチス・シネリアに対して起
こり得る以外は有用な殺菌活性を有しているとは期待し
ていなかった。さて、本発明者らは驚くべきことに２−
アニリノ−４,６−ジメチルピリミジンがベンチュリア
種、特にリンゴ黒星病菌であるベンチュリア・イナエク
アリスに対して優れた活性を有することを発見した。
活性を有する別のアニリノピリミジンが開示されてい
る。五つの試験実施例がこの特許出願に示されている。
これらの実施例では２−アニリノ−４,６−ジメチルピ
リミジンは比較化合物として使用されている。この出願
の化合物についてのものであって開示されたものの活性
は、ボツリチス・シネリア（Botrytis cinerea）、アル
ターナリア・ビラシコーラ（Alternaria brassicol
a）、シュードペロノスポーラ・キューベンシス（Pseud
operonospora cubensis）、ピリキュラリア・オリゼ（P
yricularia oryzae）およびリゾクトニア・ソラニ（Rhi
zoctonia solani）に対してのものである。これらの実
施例では、２−アニリノ−４,６−ジメチルピリミジン
は単にボツリチス・シネリアにのみ著しい活性を示し
た。この先行技術から、誰もが２−アニリノ−４,６−
ジメチルピリミジンがボツリチス・シネリアに対して起
こり得る以外は有用な殺菌活性を有しているとは期待し
ていなかった。さて、本発明者らは驚くべきことに２−
アニリノ−４,６−ジメチルピリミジンがベンチュリア
種、特にリンゴ黒星病菌であるベンチュリア・イナエク
アリスに対して優れた活性を有することを発見した。
【０００５】従って本発明によればベンチュリア種（Ve
nturia spp.）、特にベンチュリア・イナエクアリス（V
enturia inaequalis）による汚染場所または汚染を受け
やすい場所において、２−アニリノ−４,６−ジメチル
ピリミジンをその場所に適用することからなるベンチュ
リアの防除方法を提供するものである。
nturia spp.）、特にベンチュリア・イナエクアリス（V
enturia inaequalis）による汚染場所または汚染を受け
やすい場所において、２−アニリノ−４,６−ジメチル
ピリミジンをその場所に適用することからなるベンチュ
リアの防除方法を提供するものである。
【０００６】また本発明は、ベンチュリア種、特にベン
チュリア・イナエクアリスを防除するための２−アニリ
ノ−４,６−ジメチルピリミジンの用途を提供するもの
である。
チュリア・イナエクアリスを防除するための２−アニリ
ノ−４,６−ジメチルピリミジンの用途を提供するもの
である。
【０００７】本化合物は殺菌剤を樹木に適用する慣用の
方法で使用することができる。一般に使用に先立って水
で所望の濃度に希釈される慣用的な農薬濃縮液に処方さ
れる。通常、濃縮液は従来の界面活性剤を含有してお
り、例えば水中の懸濁液または湿潤粉末の形態で使用す
ることができる。
方法で使用することができる。一般に使用に先立って水
で所望の濃度に希釈される慣用的な農薬濃縮液に処方さ
れる。通常、濃縮液は従来の界面活性剤を含有してお
り、例えば水中の懸濁液または湿潤粉末の形態で使用す
ることができる。
【０００８】使用する割合は広範囲に変化しうるが、本
化合物は通常５〜２００ｇ活性成分／ヘクトリッター、
好ましくは２０〜１００ｇ／ヘクトリッターの噴霧液濃
度で使用する。
化合物は通常５〜２００ｇ活性成分／ヘクトリッター、
好ましくは２０〜１００ｇ／ヘクトリッターの噴霧液濃
度で使用する。
【０００９】本発明を次の実施例を挙げて説明する。 〔実施例１〕２−アニリノ−４,６−ジメチルピリミジ
ンの湿潤粉末状濃縮物を水で希釈し、次いで４０ｇ活性
成分／ヘクトリッターの割合でベンチュリア・イナエク
アリスで汚染された区画のりんごの木に噴霧するのに使
用された。
ンの湿潤粉末状濃縮物を水で希釈し、次いで４０ｇ活性
成分／ヘクトリッターの割合でベンチュリア・イナエク
アリスで汚染された区画のりんごの木に噴霧するのに使
用された。
【００１０】試験はドイツの二つの異なる場所で行われ
た。二つの場所は３本の木からなる三つの反復の区画か
らなっていた。実験１では９回噴霧を行った。葉上の汚
染は８回目の噴霧後１０日間調査され、果実上の汚染は
最後の噴霧後７週間調査された。実験２では７回噴霧を
行った。葉上の汚染は最後の噴霧後１日間調査され、果
実上の汚染は最後の噴霧後８週間調査された。実験結果
は次の如くである：
た。二つの場所は３本の木からなる三つの反復の区画か
らなっていた。実験１では９回噴霧を行った。葉上の汚
染は８回目の噴霧後１０日間調査され、果実上の汚染は
最後の噴霧後７週間調査された。実験２では７回噴霧を
行った。葉上の汚染は最後の噴霧後１日間調査され、果
実上の汚染は最後の噴霧後８週間調査された。実験結果
は次の如くである：
【００１１】
【表１】 ２−アニリノ−４,６−ジメチルピリミジンが未処理の
木に比べてベンチュリア・イナエクアリスに対し優れた
抑制効果を与えることが分かるであろう。
木に比べてベンチュリア・イナエクアリスに対し優れた
抑制効果を与えることが分かるであろう。
【００１２】〔実施例２〕２−アニリノ−４,６−ジメ
チルピリミジンの湿潤粉末状濃縮液を水で希釈し、次い
で３０〜４０ｇ活性成分／ヘクトリッターの割合でベン
チュリア・イナエクアリスで汚染された区画のりんごの
木に噴霧するのに使用された。
チルピリミジンの湿潤粉末状濃縮液を水で希釈し、次い
で３０〜４０ｇ活性成分／ヘクトリッターの割合でベン
チュリア・イナエクアリスで汚染された区画のりんごの
木に噴霧するのに使用された。
【００１３】試験は３本の木からなる三つの反復の区画
からなっているベルギーの場所で行われた。葉上の汚染
は、最後の噴霧後７日間調査された。実験結果は次の如
くである：
からなっているベルギーの場所で行われた。葉上の汚染
は、最後の噴霧後７日間調査された。実験結果は次の如
くである：
【００１４】
【表２】
【００１５】１＝２,３−ジシアノ−１,４−ジチアアン
トラキノン ２＝エチレンビスジチオカーバメートの亜鉛アンモニウ
ム錯塩−ポリ（エチレンチウラムジスルフィド） ３＝エチレンビスジチオカーバメートの銅およびマンガ
ンの金属錯体 ４＝１,２,３,６−テトラヒドロ−Ｎ−（トリクロロメ
チルチオ）フタルイミド
トラキノン ２＝エチレンビスジチオカーバメートの亜鉛アンモニウ
ム錯塩−ポリ（エチレンチウラムジスルフィド） ３＝エチレンビスジチオカーバメートの銅およびマンガ
ンの金属錯体 ４＝１,２,３,６−テトラヒドロ−Ｎ−（トリクロロメ
チルチオ）フタルイミド
フロントページの続き (72)発明者 ハインツ・ヘルバート・アウグスト・ハ ーゲマイスター ドイツ連邦共和国ヴエー−1000ベルリー ン65．ミユラーシユトラーセ170／178. シエーリング・アクチエンゲゼルシヤフ ト内 (56)参考文献 特開 平７−252238（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−141971（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−294665（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−162703（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−211069（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−226963（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A01N 43/54 ＣＡ（ＳＴＮ)
Claims (2)
- 【請求項１】 ベンチュリア種による汚染場所または汚
染を受けやすい場所において、２−アニリノ−４,６−
ジメチルピリミジンをその場所に適用することからなる
ベンチュリアの防除方法。 - 【請求項２】 ベンチュリア種がベンチュリア・イナエ
クアリスである請求項１記載の防除方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB90202078 | 1990-09-15 | ||
| GB909020207A GB9020207D0 (en) | 1990-09-15 | 1990-09-15 | Fungicides |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04247001A JPH04247001A (ja) | 1992-09-03 |
| JP3229625B2 true JP3229625B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=10682275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23359891A Expired - Lifetime JP3229625B2 (ja) | 1990-09-15 | 1991-09-13 | ベンチュリア防除方法 |
Country Status (24)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5389636A (ja) |
| JP (1) | JP3229625B2 (ja) |
| KR (1) | KR0165122B1 (ja) |
| AT (1) | AT397335B (ja) |
| AU (1) | AU640042B2 (ja) |
| BE (1) | BE1004053A3 (ja) |
| BG (1) | BG60085B2 (ja) |
| CA (1) | CA2051489C (ja) |
| CH (1) | CH683061A5 (ja) |
| CZ (1) | CZ282618B6 (ja) |
| DE (1) | DE4130573B4 (ja) |
| DK (1) | DK176442B1 (ja) |
| FR (1) | FR2666722B1 (ja) |
| GB (2) | GB9020207D0 (ja) |
| GR (1) | GR1001020B (ja) |
| HU (1) | HU206597B (ja) |
| IL (1) | IL99484A (ja) |
| IT (1) | IT1257476B (ja) |
| NL (1) | NL194633C (ja) |
| NZ (1) | NZ239749A (ja) |
| PT (1) | PT98952B (ja) |
| RU (1) | RU2059366C1 (ja) |
| YU (1) | YU48060B (ja) |
| ZA (1) | ZA917313B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2258615B (en) * | 1991-08-13 | 1995-02-08 | Schering Ag | Fungicides |
| DE4318372B4 (de) * | 1992-06-10 | 2010-10-28 | BASF Agro B.V., Arnhem (NL)-Wädenswil-Branch | Fungizide Mischungen |
| GB9817354D0 (en) * | 1998-08-11 | 1998-10-07 | Agrevo Env Health Ltd | Liquid formulation |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DD151404A1 (de) * | 1980-06-13 | 1981-10-21 | Friedrich Franke | Fungizide mittel |
| DE3614060A1 (de) * | 1986-04-23 | 1987-10-29 | Schering Ag | Pyrimidin-derivate, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als fungizide |
| JPH0784445B2 (ja) * | 1986-12-03 | 1995-09-13 | クミアイ化学工業株式会社 | ピリミジン誘導体および農園芸用殺菌剤 |
-
1990
- 1990-09-15 GB GB909020207A patent/GB9020207D0/en active Pending
-
1991
- 1991-08-15 GB GB9117627A patent/GB2248019B/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-09 AU AU83771/91A patent/AU640042B2/en not_active Expired
- 1991-09-11 NZ NZ239749A patent/NZ239749A/xx not_active IP Right Cessation
- 1991-09-11 CH CH2680/91A patent/CH683061A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1991-09-12 YU YU151991A patent/YU48060B/sh unknown
- 1991-09-12 AT AT0182691A patent/AT397335B/de not_active IP Right Cessation
- 1991-09-12 GR GR910100378A patent/GR1001020B/el not_active IP Right Cessation
- 1991-09-12 PT PT98952A patent/PT98952B/pt not_active IP Right Cessation
- 1991-09-13 IT ITMI912430A patent/IT1257476B/it active IP Right Grant
- 1991-09-13 DE DE4130573A patent/DE4130573B4/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-13 ZA ZA917313A patent/ZA917313B/xx unknown
- 1991-09-13 HU HU912962A patent/HU206597B/hu unknown
- 1991-09-13 RU SU915001525A patent/RU2059366C1/ru active
- 1991-09-13 JP JP23359891A patent/JP3229625B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-13 DK DK199101597A patent/DK176442B1/da not_active IP Right Cessation
- 1991-09-13 NL NL9101551A patent/NL194633C/nl not_active IP Right Cessation
- 1991-09-13 BG BG095105A patent/BG60085B2/bg unknown
- 1991-09-13 FR FR9111328A patent/FR2666722B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-13 CZ CS912817A patent/CZ282618B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1991-09-13 BE BE9100849A patent/BE1004053A3/fr not_active IP Right Cessation
- 1991-09-14 KR KR1019910016057A patent/KR0165122B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-09-15 IL IL9948491A patent/IL99484A/en not_active IP Right Cessation
- 1991-09-16 CA CA002051489A patent/CA2051489C/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-04-25 US US08/232,487 patent/US5389636A/en not_active Expired - Lifetime
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