JP3229407B2 - メールサービス装置 - Google Patents

メールサービス装置

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JP3229407B2
JP3229407B2 JP35083892A JP35083892A JP3229407B2 JP 3229407 B2 JP3229407 B2 JP 3229407B2 JP 35083892 A JP35083892 A JP 35083892A JP 35083892 A JP35083892 A JP 35083892A JP 3229407 B2 JP3229407 B2 JP 3229407B2
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    • H04M1/64Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
    • H04M1/642Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations storing speech in digital form
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    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
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    • H04M1/26Devices for calling a subscriber
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    • H04M1/2745Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously with provision for storing more than one subscriber number at a time, e.g. using toothed disc using static electronic memories, e.g. chips
    • H04M1/2749Automatic dialling or redialling systems, e.g. on off-hook or redial on busy
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
    • H04M3/53Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
    • H04M3/533Voice mail systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Meter Arrangements (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メール機能を有するメ
ールサービス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声蓄積装置を有し、いわゆ
る代行発信サービスを行う電話システムにおいては、利
用者が指定した時刻に、指定した宛先に録音した伝言メ
ッセージを送出するようになっている。しかし、この場
合、予め時間帯と通話期間と相手番号が分かっていて通
話料金が計算できるのにもかかわらず、それを利用者に
通知しておらず、料金管理の点において、情報が不十分
であった。すなわち、例えば「あと5秒短ければ、1度
数の料金分少なくて伝言できるので、もう少し要領よく
まとめ直そう、あるいは少し早口で話そう」というコス
ト節約の気持ちを利用者に喚起することがなく、知らな
いうちに無駄なコスト負担を招いてしまうという欠点が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 そこで、本発明は、伝
言メッセージに関する通話時のコストを利用者に伝える
ことができ、コスト節約を促すことができるメールサー
ビス装置を提供するものである。
【0004】一般に、上述のような代行発信サービスを
利用する場合としては、どうしても伝えたいことがある
場合や、自分がこれから電話をかけられない場所に行く
場合、あるいは何回もダイヤルするのが面倒だ等々とい
った理由によるものと想定される。そして、この場合の
メッセージは、相手とリアルタイムに話をする必要がな
いとか、今日中に伝われば時間は問わないという程度の
ものが多い。
【0005】一方、現在の市外通話系では、NTT(日
本電信電話株式会社)に加えていわゆる新電電(以下、
NCCという)3社の通信サービスが提供されている。
このNCCは、それぞれ独自の通話料金を設定している
ので、同じところに発呼するにしても、通話料金はそれ
ぞれ異なる。
【0006】しかしながら、従来は、代行発信を市外に
行うとき、NCC利用を考慮に入れていなかった。ま
た、緊急度がなく時間帯をずらしても良い伝言でも、相
手話中に遭遇すると、相手に接続するまで、すぐに繰り
返し動作を行う。そのため、もう少し後に発信すれば通
話料金が安くなるのに高いまま発信してしまうことがあ
った。
【0007】そこで、本発明は、安い回線や時間帯を選
んで代行発信を行うことができるメールサービス装置を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声の録音を
行って伝言メッセージとして保持する音声蓄積手段と、
録音した音声に対応付けて伝言先電話番号と伝言発信時
刻を設定する伝言情報管理手段と、伝言先電話番号と伝
言発信時刻から通話料金を計算する通話料金計算手段と
を有し、伝言メッセージの録音中に、通話料金を表示す
るメールサービス装置である。 また、本発明は、音声の
録音を行う音声蓄積手段と、録音した音声に対応付けて
伝言先電話番号と伝言発信時刻を設定する伝言情報管理
手段と、録音にかかった時間と伝言発信時間と電話番号
から予め通話料金を計算する通話料金計算手段と、伝言
発信時刻に設定された伝言先電話番号をダイヤルして対
応する伝言を音声蓄積手段から送出する音声送出制御手
段とを有し、伝言発信時に、通話料金が最も安い回線へ
のアクセス番号を伝言先電話番号に付加して発信するメ
ールサービス装置である。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例を示すブロック
図であり、N本の外線とM個の内線端末を収容するボタ
ン電話装置を示している。
【0010】この実施例において、その制御の中心とな
るボタン電話装置の主装置1は、アナログ回線2にダイ
ヤルを送出したり、アナログ回線2からの着信やPB信
号を検出するアナログ回線インタフェース4と、ISD
N回線3を接続するT点インタフェース5と、専用電話
機21を内線として収容するための専用電話機インタフ
ェース6と、ISDN電話機50を接続するS点インタ
フェース7と、アナログの一般電話機40やファクシミ
リに呼出信号を送ったり、それらからのダイヤルパルス
やPB信号を検出する一般電話機インタフェース8と、
外線と内線間の通話路を交換/接続する通話路スイッチ
9と、このボタン電話装置の動作を制御するマイクロプ
ロセッサ等からなる制御装置10と、システムの動作を
記述したプログラム等を保持するROM11と、システ
ムの運用データ、端末毎の設定データや課金情報を保持
するRAM12と、保留音、ダイヤル音、PB信号音を
発生させるための音源情報13と、通話音声や応答メッ
セージを録音、再生するための音声蓄積装置14と、時
間を計時して制御装置10にタイムアウトのイベントを
通知する計時装置15と、スピーカなどの拡声装置17
への音声信号出力を制御するスイッチ16とを有する。
【0011】図2は、このボタン電話装置1に収容され
る専用電話機21の構成を示すブロック図である。
【0012】この専用電話機21は、主装置1との間で
制御チャネルと情報チャネルを確立する通信インタフェ
ース22と、専用電話機21の動作を制御する制御装置
23と、ダイヤル等の各種情報を表示する表示器24
と、拡声受話のためのスピーカ25と、ハンズフリー送
話のためのマイク26と、通話を行うための送受話器2
7と、スピーカ25およびマイク26と送受話器27と
を切替えるスピーチネットワーク28と、ダイヤル入力
を行うためのダイヤルボタン29と、保留や各種データ
設定時に使用する機能ボタン30と、外線捕捉や応答に
用いる外線ボタン31とを有している。
【0013】次に、以下の説明における用語を定義す
る。
【0014】まず、「イベント」とは、使用者の動作
(ハンドセットの上げ下げ)、外線からの着信、計時装
置15からのタイムアウト等をいうものであり、「状
態」とは、制御装置の処理過程において、イベントを待
っている段階をいうものとする。また、「アイドル」と
は、端末が使われていなくて着信も受けていない状態を
いい、「オフフック」とは、アイドル状態からハンドセ
ットを上げる/スピーカボタンを押下することをいうも
のとする。さらに、「オンフック」とは、ハンドセット
通話時にハンドセットを下す/スピーカ受話時のスピー
カボタン押下ことをいい、「特番操作」とは、内外線発
信のための番号以外の押下、または特別に割り当てたボ
タンの押下をいう。また、「端末」とは、本システムの
内線に収容される機器の総称をいうものとする。
【0015】図3は、本実施例における内線の運用デー
タの一例を示す模式図である。
【0016】この運用データとしては、0〜4までの種
別を示す電話機タイプと、内線番号と、不在の有無およ
び転送先内線番号を示す不在設定と、不在の内容を表示
するための不在メッセージと、その内線の対応メールボ
ックス番号と、例えば発信について0〜5の種別を示す
サービスクラスとが用意されている。
【0017】図4は、本実施例におけるシステム共通の
運用データのうち、メールが滞留した場合の処理に関す
るものを示す模式図である。
【0018】図示のように、メールが滞留した場合の
「発信規制」、「メール登録制限」、「メッセージ表
示」、「警報音」、「符号化法変換」、「発信時送出
(発信時に当該発信端末に対応した滞留メールを送出す
る)」、「不在時送出(不在設定時の着呼端末に対応し
た滞留メールを送出する)」の各処理に対し、実行する
か否か、および実行する場合の滞留メール数に対する制
限値とが設定されている。つまり、図4中の「可否」が
可となっている処理について、滞留メールの数が制限値
以上になった時点で、各処理を実行する。
【0019】次に、図5は、本システムのメール機能に
用いる管理テーブルを示す模式図である。まず、図5の
各欄の用語を説明する。
【0020】「メールボックス」は、メール機能の基本
構成要素で、ここにポストしたり、ここから読み出した
りする。通常、各電話機に1個割当てる。他にシステム
共通で用いる広報用などがある。
【0021】次に、「メールボックス番号」は、メール
ボックスを一意に識別するための識別子であり、「アド
レス」は、そのメッセージが保持されている領域を示す
音声蓄積装置14上の管理アドレスであり、「メール番
号」は、メールボックス毎に管理するための情報であ
り、本システムでは、ひとつのメールボックスに登録可
能な数(例えば50個)を定義できる。
【0022】また、「登録日時」は、そのメールが登録
された日時であり、聞き取り時にメールに先立ち音声と
してアナウンスされる。「登録者番号」は、そのメール
を登録した者の番号であり、内線ならば、端末の内線番
号を記憶し、発呼者番号が通知される外線ならば、その
番号を記憶する。また、発呼者番号が通知されない外線
ならば、PB信号による番号通知があれば、それを記憶
する。
【0023】また、「聞き取り状態」とは、既に聞き取
られている場合は、最初に聞き取られた日時を示し、未
だ聞き取られていない場合は、その旨を示す。「配送日
時」とは、自動的に他の端末や外線に送出する場合の日
時を示す。また、「符号化方法」は、32Kbps A
DPCM方式/その他の方式である。
【0024】本システムでは、メールの登録、聞き取
り、削除の際に、この管理テーブルを更新するものであ
る。
【0025】次に、図6〜図14は、本実施例における
制御装置10の処理の流れを説明するフローチャートで
ある。
【0026】(1)未聞き取りのメールをもつ端末から
他へのメール登録をするとき アイドル状態(S101)の端末で、イベントの発生を
監視し(S102)、それが特番操作のメール登録であ
ったならば、利用者に宛先のメールボックス番号を入力
させ、そこに保持されているメール個数を見る(S10
3)。それがシステムで許容されている個数(この場
合、50)を越える場合には、登録できない旨のガイダ
ンスを送出し(S104)、アイドル状態のままとす
る。
【0027】なお、ガイダンスは、RAM12、音源情
報13または音声蓄積装置14に予め保持しておくもの
とする。なお、この点については、これ以後も同様であ
るものとする。
【0028】また、S103で、該当する端末のメール
個数が許容範囲にあれば、発信規制を行うモードになっ
ているかどうかを判断する(S105)。これは、図4
に示したシステム共通の運用データを表した管理テーブ
ルによる。
【0029】そして、もし操作端末に対するメール個数
が制限値以上で、処理を行うモードになっていたら、S
106で、発信のサービスクラスを変更する(例えば、
「規制無し」から「内線のみ」に変更する)。
【0030】次に、S107、S108で、メッセージ
表示の必要があるかどうかを判断して、ある場合には、
メールを聞き取るように促すメッセージを端末が表示す
るように制御する。
【0031】同様に、S109、S110で、メールが
溜っていることを示す警報音送出の制御を行う。
【0032】さらに、S111で、登録制限の判断を行
い、制限が必要な場合は、メール登録の要求を拒否して
アイドル状態とする。制限がない場合には、従来例のよ
うに登録処理を行う。
【0033】(2)メールの保持期間が一定時間以上に
なるとき S102でイベントが1分タイマ完了のときは、S12
1で符号化方法変更の必要があるかどうかを判断する。
これも、上記(1)と同様に、図4に示したシステム共
通の運用データを表した管理テーブルによる。なお、1
分タイマ完了イベントは、計時装置15が1分間隔で通
知するように、予め設定しておく。
【0034】符号化変更の必要がある場合には、S12
2〜S129において、全メールボックスの全てのメー
ルについて、登録日時から保存期間を算出して、それが
システム運用データの制限値以上かどうかを調べる。そ
して、制限値以上である場合は、音声蓄積装置14の一
部を作業領域として用い、圧縮率を変えて、再びメール
として登録する。再選登録の処理が全て終われば、日時
表示の更新等の他の処理を行う(S130)。
【0035】(3)発呼者番号が分かる外線から着信が
あり、その番号と同じ登録番号のメールがある場合 S102で、イベントが外線着信の場合は、不在設定の
状況によってメールを送出するモードかどうかを判断し
て(S131)、送出する場合、着信呼情報に発呼者番
号があるかどうかを判断して(S132)、発呼者番号
が分かるとき、全ての端末について、不在メッセージに
連絡先等の外線番号があるかどうかを調べる。これは、
端末iに対し(S133)、設定されている番号と発呼
者番号が同一かどうかを判断して(S134)、一致す
る場合は、不在設定した利用者からの通信である可能性
が高いので、応答して不在設定した端末に対応するメー
ルを送出する(S135)。なお、このとき、不在設定
した利用者以外からの着信であることも考えられるの
で、メール送出に先立って暗証番号を送るように制御し
てもよい。
【0036】また、発呼者番号と一致する不在メッセー
ジが、どのメールにもない場合は、従来通り着信応答方
式に従って着信音鳴動や表示の制御を行う(S13
7)。
【0037】(4)不在転送を設定している端末が内線
から呼び出された場合 S102で、イベントが内線着信の場合は、S141か
らS145で、不在時に送出するモードで発呼端末と転
送先が一致していたら、音声蓄積装置14と発呼端末を
接続してメールを送る。
【0038】また、不在時に転送するモードでない場合
や番号が一致しないときには、通常通りに転送先に着信
を回す(S146)。また、端末の設定が不在転送以外
のときは、これまでと同じである(S147〜S14
9)。
【0039】(5)メールを登録した内線相手に発呼す
るとき S102で、イベントが内線発信の場合、その端末に発
信音を送出し(S151)、状態を内線発信中とする
(S201)。
【0040】内線発信中状態でイベントを監視し(S2
02)、それがダイヤルであり、第1ダイヤルだったな
らば、発信音を停止する(S203、S204)。次
に、ダイヤルを保持し(S205)、システムの番号計
画により、ダイヤル終了かどうかを判断し(S20
6)、続きがあれば、内線発信中で次のイベントを待
つ。
【0041】S206でダイヤル終了であれば、発信時
メールを送出するモードかどうかを判断して、メールの
登録番号を発呼ダイヤルが同じであれば、そのメールを
送出する(S208〜S211)。
【0042】メールを送り終わったら、改めて従来通り
内線発信処理を行う(S212〜S214)。
【0043】(6)メールを登録した外線に発呼すると
き S102でイベントが外線発信のとき、メールの送出モ
ードを判断し(S161)。外線発呼する前にメールを
送る場合のために、疑似発信音を送出し(S162)、
外線を他の人が使わないように捕捉予約して(S16
3)、実際には外線を捕捉しないで、ダイヤル蓄積中に
進む(S301)。
【0044】メール送出モードでないときは、従来の外
線発信処理を行う(S164、S165)。
【0045】ダイヤル蓄積中でもイベントを監視して
(S302)、それがダイヤルのときは、ダイヤル間隔
タイマを開始し(S303)、第1ダイヤルのときは、
疑似発信音を停止する(S304、S305)。そし
て、ダイヤルを保持する(S306)。
【0046】こうして次々とダイヤルを蓄積していく
と、操作者の最終ダイヤル入力後、しばらくすると、S
302にてダイヤル間隔タイマ完了イベントが発生す
る。そうしたら、今まで蓄積したダイヤルとメールの登
録者番号を比較して、同じものがあったら、そのメール
を操作端末に送る(S311〜S314)。
【0047】メール送出が終わったら、捕捉予約をして
いた外線を捕捉し(S315)、操作端末とその外線を
接続し(S316)、蓄積したダイヤルを外線に送出す
る(S317)。
【0048】なお、以上の第1実施例において、さらに
種々の変形が可能である。例えば、上記S132で発呼
者番号を通知しない網の場合は、外線通話中になってか
ら、番号をPB信号で送出するようにガイダンスを流し
ても良い。このとき、システムでもっているPB信号受
信器で検出して、登録者番号と同じであったらメールを
送出する。
【0049】また、第1実施例では、図4に示す運用デ
ータテーブルの制限値と比較する対象を未聞き取りのメ
ールとしたが、聞き取りにかかわりなく、単に登録され
ているメールを対象としても良い。
【0050】さらに、第1実施例では、図4に示す制限
値として、数や保持期間を考慮していたが、これを個々
のメールボックスに割り当て可能な容量の残りやシステ
ム全体の残り容量にしても良い。
【0051】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0052】
【0053】
【0054】以下、この第2実施例について説明する。
なお、システム自体の構成は、上記第1実施例(図1、
図2)のものと同様であるものとし、以下同一符号によ
り説明する。
【0055】また、以下の説明において、新たに加わる
用語として、「伝言情報」とは、伝言識別子、伝言先電
話番号、発信日時、伝言時間をいうものとする。なお、
本システムでは、図15に示す形式でこれらを保持して
いる。
【0056】また、伝言サービスとは、音声蓄積装置に
登録したメッセージを設定時刻に指定した端末に送出す
る機能である。
【0057】次に、通話料金について説明する。本シス
テムでは、図16に示すように、対地番号(距離別時間
差法から料金を求めるときに必要な局番)に対応して、
複数(A、B、C、D)の電話回線会社の「通話時間対
料金」データをもっている。なお、このデータは、各回
線の料金体系が変更される度に更新するようにしてい
る。
【0058】図17、図18は、この第2実施例の動作
を示すフローチャートである。
【0059】制御装置10は、各端末の状態を監視し、
常にイベントを待っている(S401)。ここでアイド
ル状態にある端末の利用者が伝言サービスを行おうとし
て特番を押下する。次の操作(S402)が伝言の新規
登録ならば、伝言識別子を新たに決め、伝言情報の領域
を確保して(S403)、S405に進む。また、S4
02において、既存伝言の修正ならば、その識別子の指
定を受けて(S404)、S405に進む。
【0060】S405では、利用者に更新項目の指定を
させ、それが伝言内容だったならば、録音時間を初期化
して時間を測定するとともに(S406)、録音を始め
(S407)、伝言録音中状態(S500)とする。
【0061】また、S405では、更新項目に対応し
て、それぞれ発信時刻の更新(S408)と伝言相手の
更新(S409)を行い、通話料金を計算して利用者の
電話機21に表示する(S410)。
【0062】伝言録音中状態(S500)においても、
イベント発生を監視していて(S501)、1秒タイマ
のタイムアウトであったら、電話機21の録音時間表示
を更新する(S502)。
【0063】このとき、図15のデータから通話料金が
更新されるタイミングかどうかを判断して(S50
3)、そのタイミングであったら、料金表示を更新し
(S504)、録音を続ける。
【0064】伝言録音中状態にて、イベントが録音終了
操作であったら、電話機21と音声蓄積装置14との間
を切断し、伝言時間等を更新して(S505)、アイド
ル状態に戻す。
【0065】なお、以上の第2実施例において、さらに
種々の変形が可能である。例えば、音声蓄積装置14を
外部に有し、他のシステムと共用するようにしても良
い。この場合、音声蓄積装置とインタフェースする手段
を新たに設ける。また、通話料金の表示は、可聴的表現
でもよく、1度数に対応して電話機のスピーカ25から
音を発生させても良い。さらに、本機能をボタン電話の
ような交換装置ではなく、単独電話機で実現するように
しても良い。
【0066】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】なお、この第3実施例におけるシステム自
体の構成は、上記第1実施例(図1、図2)のものと同
様であるものとし、以下同一符号により説明する。
【0072】また、以下の説明において、新たに加わる
用語として、「RBT」とは、リングバックトーンすな
わち呼出音の意であり、呼出信号が送出されていること
を発呼者に知らせる音である。さらに、通話料金につい
ては、上記第2実施例と同様に、各NCCが図16に示
すようなデータにより管理されているものとする。
【0073】図19〜図22は、本実施例の動作を示す
フローチャートである。
【0074】制御装置10は、各端末の状態を管理し、
常にイベントを待っている(S601)。ここで、アイ
ドル状態の端末の利用者が伝言サービスを行おうとして
特番を押下したとする。
【0075】制御装置10は、音声蓄積装置14上で登
録に必要な領域を確保する(S602)。なお、確保し
た領域には、伝言識別子を与え、管理に用いる。その
後、利用者に発生を促すガイダンスを表示して、音声録
音を開始し(S603)、時間を計測する。
【0076】録音が終了したら、伝言する相手の電話番
号を入力させて、録音時間と一緒に、伝言情報としてR
AM12に保持し(S604)、状態を時刻指定操作待
ちに遷移させる(S700)。
【0077】時刻指定操作待ち(S700)において
も、イベント発生を監視しており(S701)、利用者
がダイヤルボタンを数字で入力したら、それを保持し
(S702)、次の操作を待つ。
【0078】S701において、利用者の操作が確定操
作であったら、数字が4桁入力されているかどうかを判
断する(S703)。数字が正しく入力されていたら、
それを時刻として認識し、その時刻の通話料金と、その
時刻に近い時間帯の通話料金とを計算して比較する(S
704)。指定時刻が最も安かったら、伝言時刻として
設定し(S705)、アイドル状態とする。指定時刻よ
り安い時間帯があったら、その旨を電話機に表示して利
用者に通知し(S706)、利用者の修正/確定操作を
待つ。
【0079】また、S703で数字が4桁入力されてい
なかったら、システムによる自動設定として、最も安い
時刻を伝言時刻として設定し(S707)、アイドル状
態に戻す。
【0080】なお、S701において、取消操作を行う
と、伝言情報をクリアして(S708)、アイドル状態
に戻す。
【0081】このように、伝言発信の設定が行われた
後、アイドル状態で1分タイマのタイムアウトが発生す
ると、電話機の時計表示を更新する(S605)。続い
て、伝言情報を検索して、発信時刻中に現在の時刻と一
致するものがあるかどうかを調べる(S606)。
【0082】そして、一致するものがあったら、伝言先
が外線かどうかを判断する(S607)、そして、外線
ならば、空き外線を捕捉して(S608)、通話料金の
一番安い回線を決定して(S609)、その回線へのア
クセス番号をダイヤルし(S610)、続けて伝言先番
号をダイヤルする(S611)。ダイヤルを全て送出し
たら、相手不応答と判断するためのRBT時間タイマを
起動し(S612)、外線応答待ちに状態遷移する。
【0083】この外線応答待ち(S800)で、イベン
ト発生を監視し(S801)、回線の極性反転やRBT
の停止等で相手応答を検出したら、対応する登録伝言を
送出し(S802)、外線通話中状態(S900)に遷
移する。
【0084】S801において、イベントが相手話中や
RBT時間タイマのタイムアウトのときは、伝言時刻を
変更する(S803)。変更時間が、それまでの値に一
定時間を加えた値とするが、できるだけ安い時間帯に発
信したいので、通話料金が安いときほど、頻繁に発信す
るように設定する。
【0085】このようにして、伝言時刻を更新したら、
外線に対して切断処理を行う(S804)。
【0086】なお、S800の状態でも、取消操作が有
効である(S805)。
【0087】最後に、外線通話中(S900)において
も、やはりイベントを監視し(S901)、音声蓄積装
置14からの終了通知、相手の切断検出、取消操作によ
って、伝言情報をクリアし(S902)、通話を切断す
る(S903)。
【0088】なお、以上の第3実施例において、さらに
種々の変形が可能である。例えば、音声蓄積装置14を
外部に有し、他のシステムと共用するようにしても良
い。この場合、音声蓄積装置とインタフェースする手段
を新たに設ける。また、本機能をボタン電話のような交
換装置ではなく、単独電話機で実現するようにしても良
い。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項
、請求項2によれば、伝言メッセージの録音中に通話
料金を表示することから、伝言発信において、事前に料
金管理を行うことが可能であり、各利用者に対してコス
ト節約の気持ちを喚起でき、結果的に通話料金の節約が
可能となる効果がある。
【0090】また、本発明の請求項3〜請求項6によれ
ば、伝言発信時に通話料金が最も安い回線へのアクセス
番号を伝言先電話番号に付加して発信することにより、
通話料金を節約することができる効果がある。
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例の専用電話機を示すブロック図
である。
【図3】上記第1実施例における内線の運用データの一
例を示す模式図である。
【図4】上記第1実施例におけるシステム共通の運用デ
ータのうち、メールが滞留した場合の処理に関するもの
を示す模式図である。
【図5】上記第1実施例のメール機能に用いる管理テー
ブルを示す模式図である。
【図6】上記第1実施例における制御装置の処理の流れ
を説明するフローチャートである。
【図7】上記第1実施例における制御装置の処理の流れ
を説明するフローチャートである。
【図8】上記第1実施例における制御装置の処理の流れ
を説明するフローチャートである。
【図9】上記第1実施例における制御装置の処理の流れ
を説明するフローチャートである。
【図10】上記第1実施例における制御装置の処理の流
れを説明するフローチャートである。
【図11】上記第1実施例における制御装置の処理の流
れを説明するフローチャートである。
【図12】上記第1実施例における制御装置の処理の流
れを説明するフローチャートである。
【図13】上記第1実施例における制御装置の処理の流
れを説明するフローチャートである。
【図14】上記第1実施例における制御装置の処理の流
れを説明するフローチャートである。
【図15】本発明の第2実施例における伝言情報の管理
形態を示す模式図である。
【図16】上記第2実施例における制御の対象となる複
数の電話回線会社の料金体系を示す模式図である。
【図17】上記第2実施例における制御装置の処理の流
れを説明するフローチャートである。
【図18】上記第2実施例における制御装置の処理の流
れを説明するフローチャートである。
【図19】本発明の第3実施例における制御装置の処理
の流れを説明するフローチャートである。
【図20】上記第3実施例における制御装置の処理の流
れを説明するフローチャートである。
【図21】上記第3実施例における制御装置の処理の流
れを説明するフローチャートである。
【図22】上記第3実施例における制御装置の処理の流
れを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…主装置、 9…通話路スイッチ、 10…制御装置、 14…音声蓄積装置、 15…計時装置、 17…拡声装置、 21…専用電話機、 40…一般電話機、 50…ISDN電話機。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声の録音を行って伝言メッセージとし
    て保持する音声蓄積手段と、録音した音声に対応付けて
    伝言先電話番号と伝言発信時刻を設定する伝言情報管理
    手段と、伝言先電話番号と伝言発信時刻から通話料金を
    計算する通話料金計算手段とを有し、 伝言メッセージの録音中に、通話料金を表示することを
    特徴とするメールサービス装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 伝言メッセージの録音中に、所定のタイミングで料金表
    示を更新することを特徴とするメールサービス装置。
  3. 【請求項3】 音声の録音を行う音声蓄積手段と、録音
    した音声に対応付けて伝言先電話番号と伝言発信時刻を
    設定する伝言情報管理手段と、録音にかかった時間と伝
    言発信時間と電話番号から予め通話料金を計算する通話
    料金計算手段と、伝言発信時刻に設定された伝言先電話
    番号をダイヤルして対応する伝言を音声蓄積手段から送
    出する音声送出制御手段とを有し、 伝言発信時に、通話料金が最も安い回線へのアクセス番
    号を伝言先電話番号に付加して発信することを特徴とす
    るメールサービス装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 操作者が伝言発信時刻を指定しないとき、通話料金が
    も安い時間帯を伝言発信時刻として設定することを特徴
    とするメールサービス装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 操作者が伝言発信時刻を指定したとき、その時刻の通話
    料金より安い通話料金の時間帯があれば、それを表示
    し、指定を修正して設定することを特徴とするメールサ
    ービス装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 伝言発信のダイヤル後、相手の話中、不応答を検出した
    とき、次に繰り返しダイヤルするまでの間隔を時間帯に
    よって変化させることを特徴とするメールサービス装
    置。
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