JP3229334B2 - クレープ紙の製造装置における除塵装置 - Google Patents

クレープ紙の製造装置における除塵装置

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クレープ紙の製造装置における除塵装置に
関する。
本発明はより詳細には、ウェブの形成後に脱水及び場
合によっては部分的な乾燥が適切に加熱された乾燥シリ
ンダに対して適用されるような形式の、クレープ紙の連
続的な製造装置に関する。乾燥後は、このウェブは、適
当な角度でもってシリンダ表面に当接するクレープブレ
ード手段によってシリンダから剥離される。このように
して剥がされかつクレープされたウェブは長手方向に巻
取機へと案内される。
かくして、トイレットペーパー、ペーパータオル、薄
紙、紙ナプキン等、家庭用もしくは衛生用のセルロース
綿又はティッシュペーパーが製造される。
シリンダに当接するクレープブレードはウェブの剥ぎ
取りとクレープ線の形成を許容する。それは、またパル
プの質、ウェブの乾燥率、場合によっては柔軟性を改良
する柔軟剤の混入に従って多少の量の塵および紙の繊維
のくずを生じる。このような塵や繊維の一部は、高速で
あるがゆえに各面に沿った空気の層を作り出す紙の進行
に追従する傾向がある。この運動する空気塊は多くの塵
を運ぶ。
しかしながら、なお多量の塵又は繊維屑がクレープブ
レードのレベルの進行する紙ウェブとシリンダ間のこれ
ら二つの表面下部に開放される。
このように開放された塵は、紙の製造設備上及びこの
設備を配した建物内に集積する。これらは装置の周りで
働く又は建物内の近傍で働くオペレーターにとって好ま
しくない環境状態を作り出す。
更に、これらの塵や繊維屑は、とりわけクレープブレ
ードと乾燥シリンダの間、もしくは装置の又はそれが蓄
積される建物のすべての別の領域において生じることの
ありうる小さな火花で着火を起す強可燃性材料を形成す
る。
乾燥シリンダは通常加熱装置を備えているから、この
加熱装置も設備に蓄積した塵の別の潜在的発火源とな
る。
最後に、これら好ましくない繊維質粒子は、装置の機
能を乱したり又は製造される紙の質に影響を与える。
塵の分散を抑制するため、これらの塵が建物全体に拡
散したりしないように装置そのものを密閉することが既
に提案されている。加熱シリンダと巻取機間の装置の部
分並び巻紙それ自体上にフードを配置するものである。
これらの囲い内部には、好ましい空気の流れを作り出す
よう吸入凾が用意される。これらの手段は機械室に向か
っての塵の逃げを防ぎそして事故の危険を低くするため
には比較的有効である。しかしながら、塵及び繊維屑が
装置に蓄積されること自体は解決すべき重要な問題のま
まである。
塵の蓄積はクレープブレードの近傍及びその直下に位
置する領域において特に重要であることは理解されよ
う。
米国特許第5,011,574号明細書においては、空気の取
り入れ口がクレープブレードの近傍に配置された吸引に
よる除塵装置を備えたクレープ紙の製造装置が既に提案
されている。
欧州特許出願公開第0,310,161号明細書では、紙ウェ
ブの進行を追う様な空気層によって、運搬される塵を吸
入するようにされた装置が開示されている。
米国特許5,466,298号明細書では、圧縮空気が紙ウェ
ブの片面の近傍に吹きつけられ、それによって紙ウェブ
の進行を追いかける空気塊の流れと対立させるような紙
ウェブの除塵装置について記載している。圧縮空気と混
合されることによって、この空気の塊は止められ、次に
隣接する吸入装置によって吸入されるのである。
これらの技術の全ては、設備の周りに開放されそして
装置上に蓄積される塵の量を減少するものではあるが、
膨大な量の空気による処理と除塵を必要とする。吸収凾
は制御が難しいという欠点を有する。特にそれらは塵又
は繊維の集塊によって簡単に塞がってしまう。更には、
局部的な作動のために、それらは紙のクレープ操作の際
に塵の形成によって生じる問題に対してグローバルな解
決策を提供しない。
紙のクレープの際に生ずる塵の発生によってもたらさ
れた問題に一つの解決策を与えるため、本発明では前記
したような形式の装置に一つの除塵装置を提案する。本
発明は、シリンダと巻取機との間のウェブの下の、紙ウ
ェブの進行方向へ横方向に配置された空気内に浮遊する
繊維の粒子を捕らえ移動する水膜を形成する手段を有す
ることを特徴とする。
このような装置を利用すると数多くの利点がある: −水幕形成手段は、実質的に垂直な隔壁とこの隔壁に沿
って、連続的に均質でかつ永久的な水のフィルムを形成
するように配置されて堰を備えた水の供給手段とを有し
ている; −水幕形成手段はクレープブレードの下方に配置され
る。かくしてこのレベルに発生した塵および繊維の屑を
捕らえることができる; −隔壁を流れれる液体の受け入れ及び排出のためのコレ
クタが隔壁の下方部に空気の通路を形成しつつ配置され
ている;それは好ましくは底部が使った水の回収槽へ向
かっての液体の流れを許容するため傾斜している桶によ
って構成されている;それは、乾燥シリンダの前方のプ
レス部および湿潤部の下に配置されている。このコレク
タは、水幕から落ちる繊維の屑を排出させる水の噴霧系
を備えている; −水幕を形成する手段を取り巻く領域内に少なくとも下
方への空気の流れを発生するための手段が備えられてい
る。これらの手段は、また、空中に浮遊する繊維質粒子
の補足に都合がよい; −特に、紙ウェブの進行運動に追従する空気流の剥がれ
を生ずるように紙ウェブの下面の近傍に空気の流れを発
生する手段があり、この手段は、ブレードの近傍かつ下
部に配置されて圧縮又は加圧空気の注入機構によって構
成されている; −空気の流れを発生すると共に浮遊状の粒子の一部を排
出するための別の手段が水幕の後方に配置された吸入凾
によって構成されており、水幕、装置の湿潤部と分離す
る仕切り、シリンダ及び床面とによって画定された囲い
内にあり、特には障壁とコレクタ間の通路から生ずる空
気を吸入する; −特に装置内には、紙の落下を回収するためそれ自体は
公知の破損紙槽があるが、空気の注入機構が水幕の下部
にかつそれと間隔を置いて配置されていて、水幕に沿っ
て破損紙槽へ向かう空気の運動を生ずるよう下方を向い
ている。この前提の下に空気の吸入凾が空気の注入機構
の下部に配置されている。この場合、本発明による解決
は、ウェブの意図的な又はそうでない破断の際の紙の落
下を破損紙槽の方へ排出するため特に有効である; −通常「フオイル(foil)」という用語で表現され、ウ
ェブと接触することなくかつウェブの下方に位置した空
気力学的ガイドが、ウェブの切断ブレードの直下に配置
されそして厚さ測定装置に向かって延びている。この配
置は、近傍への空気の注入にかかわらずウェブの大きな
安定性を保証する。この支持装置は、好ましくは横軸周
りに搖動する部分を有していて、クレープブレードの取
り替え又は清掃のため加熱シリンダからウェブをとるた
め切断ブレードを使用する際、破損紙槽へ向かう通路を
開く。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照しな
がら詳細な説明を読むと、明らかとなろう。
第1図は、本発明によるクレープ紙の製造装置の一側
面からの模式図である; 第2図は、本発明による水幕形成手段の一実施例を斜
視的に示す模式図である: 第1図には、クレープ紙の連続的製造のための設備10
の一部が示されている。
より詳細には、図示の装置は「ヤンキー」という名で
公知の乾燥シリンダ12付の製紙装置の下流にある乾燥部
位を示している。乾燥シリンダ12は第1図においてその
横軸A1の周りに時計方向に駆動される。
プレスシリンダ14が乾燥シリンダ12のシリンダ状外表
面に対して未だ湿っているウェブを当接する。上流にあ
る噴霧系17が、予め適当な接着層を形成する。
シリンダ12の上方部を覆う加熱ボックス18はシリンダ
12と連携してウェブを乾燥する。ウェブは95%程度乾燥
されそして紙ウェブとなり、シリンダ12から剥がされ
る。
このため、ドクターとも呼ばれるクレープブレード20
がシリンダ12の外表面16に対して当接される。かくして
シリンダから剥がされクレープされた紙ウェブは巻紙26
を構成させる巻き込み機24の前方へと長手方向に案内さ
れる。ウェブの案内手段23がブレード20の下流に用意さ
れていて、ウェブを安定させる機能をも有する。これら
の手段23は、「フォイル」とも呼ばれるウェブの上方に
接触することなく位置する空気力学的な案内によって構
成されていて、それ自体クレープブレードの上方に配置
されてウェブの切断ブレード19の下流に延びている。図
示の装置では「フォイル23」は切断ブレード19の直下に
配置された木靴23′状の上流部を有し、この上流部に
は、横軸周りの搖動部23″が続いている。この搖動部2
3″は通路を開くことができ、クレープブレードを取り
替えたり清掃する必要のある時に、ブレード19によって
ウェブを切断することによりウェブのシリンダからの連
続的な剥離を許容する。このようにして、この開口は製
造を再開するまでウェブを排除する。
紙22のクレープ操作は、シリンダ12に下部のとりわけ
紙ウェブ22の下方領域に、紙の塵と繊維屑を多数発生さ
せる。ウェブの剥ぎ取り点に関して下流にある清掃ブレ
ード32によっても同様に別材質の塵および屑が発生す
る。
本発明によれば、設備10はある領域28を有し、この領
域内に気流が作られ、気流は塵のトラップ30を形成する
水幕手段方向へと発生した塵の大部分を案内する。
この領域28は、その上方前方を紙ウェブ22によって区
画される。クレープブレード20の後方においてこの領域
は、ウェブ22が剥がされるところのシリンダ表面16によ
って区画される。この表面16は清掃ブレード32によって
清掃されるもので、清掃ブレードはクレープブレード20
の後方に配置されていて、紙ウェブ22の剥ぎ取り後シリ
ンダ12上に存在するすべての痕跡を消去する。
この清掃ブレード32の直下に水幕手段30が配置されて
いる。実質的に垂直な隔壁36の前面に沿って水が流れ、
隔壁36は更に後方気流領域28を区画している。この隔壁
36は薄鉄板またはプラスチック材料製の板から構成さ
れ、好ましくは、水幕による繊維質粒子の補足後の下方
への移動の際、引っ掛かりによる凹凸が発生しないよう
に磨くか滑らかにされている。
水幕手段30は更に詳細には第2図に示され、これによ
ると、隔壁36の上方縁に沿って延びる水平供給樋31が示
されている。この樋31はそれが水、好ましくは浄化水で
満たされると、隔壁36の前方面34上に水幕を流すよう
に、下方に折曲された堰を形成する前方縁35によってそ
の全長に亘って縁取られている。流れの質を改善し均質
に乱れたフィルムを形成するように、堰の下方縁は鋸歯
状とされている。実際上、装置のメートル幅当たり5〜
10m3/h間に考慮される流量による乱流フィルムは、繊維
又は紙粉の蓄積を避けられる。
隔壁36は平らでなく、その下方部38は後方に曲げられ
た凸状をなす。それは、空気の通路58を形成しつつ、蓄
積した塵の排出コレクタを形成している。このコレクタ
40は液体の受部によって形成されており、その底部44は
傾斜して、製紙装置の湿潤部の方を向いている。それ
は、屑の排出を助ける浄化水が供給される散水系42を有
している。この散水系は隔壁36の下方部38の下部に配置
されていて、それによって、コレクタ40は隔壁36の後方
に広がっている。
隔壁36の延長内でかつ下流にウェブが意図的に又はそ
うでなく破損されて時に生じた紙の落下物を回収するた
めの破損紙槽48の入口46がある。この破損紙槽48はクレ
ープブレード20によって紙からむしられた繊維の一部も
集めるが、このようなむしられた繊維の重量は、クレー
プブレード20の周りの気流によっては移動されなかった
大きさのものである。
気流領域25の上流には破損紙槽48の上方のかつ巻き付
け機24へ向かって案内される紙ウェブ22の下方に横方向
の橋部50がある。この橋部は装置へのオペレータのアク
セスを許容するものであるが、前方に気流領域28を画定
する滑らかな垂直版52を備えて人体保護部を有してい
る。
この橋部50は、気流領域28の上流において紙ウェブ22
の下方に位置したスペース54内にオペレータがアクセス
できるようにする。
本発明によれば、気流領域28内には、塵をとりわけ水
幕手段30の方向に案内させる空気の流れを確立するため
の手段が用意されている。
つまり、この気流領域28内に、クレープブレード20の
直下に配置され紙ウェブ22と水幕30との間の下方へと圧
縮又は加圧空気を注入する。第1の空気注入系56により
上方から下方への第1の空気流が作られる。この空気は
装置の両端から多量に誘導される。第一の空気注入系56
によって作られたこの空気流は更に、紙ウェブ22の進行
によって紙ウェブ22の下面に沿って流れる気流の少なく
とも一部の引き剥がしを生ずる。ブレード19の直下流の
空気力学的な支持装置23が空気注入装置56の有効な作動
を許容する。この手段が存在しないとウェブは安定性を
欠き、注入される空気量を制限する必要が生ずる。
この領域28の下方に二つの吸入領域が作られる。一方
は、水幕の隔壁36の下方部38とコレクタ40との間に設け
られた狭くなった通路58内に重量な空気流を作り出す。
このため、実質的に垂直な仕切り62が隔壁36の後方に
配置されていて、実質的に閉じた囲い60を画定するよう
になっている。この囲い60は長手方向前方は障壁36によ
って、後方は分離仕切り62によって、垂直方向上方はシ
リンダによって、下方はコレクタ40の上面44によって画
定されている。
この囲い60は吸入凾64によって気流領域28により低圧
に維持される。このようにして、気流領域28と後方囲い
60との間の水幕の下方に通路58を通る重要な吸入が生じ
る。この吸入凾はこの囲いレベルの発生する塵や湿気の
粒子を除去する機能も有する。それは適当なセパレータ
を通じて真空源に連絡されて、気流内に発生する基本的
には繊維質の及び液体の粒子を除去する。ケースを通る
空気量はメートル巾当り1000〜3000m3/hに考慮される。
各面に示されるように、トラップ30の隔壁36の下部38
は凸状で後方へ湾曲しており、それによって上方から後
方に流れる気流は隔壁36の表面と接触しようとし、その
ため、気流が運ぶ塵は、トラップ30の前面34に沿って流
れる水のフィルム又は幕によって捕らえられる。
水幕の水が隔壁36の下方に到達すると、それは気流の
置部分が通るところの空間58を、水のバリヤーを形成し
つつ通り、排出コレクタ40上に落ちる。
第1図に見られるように、第2の吸入凾66が破損紙槽
48の入り口レベル46に配置されている。気流領域28の比
較的下部に配置されることで、上流において後方囲い60
に吸収されなかった気流の一部を回収するようにされて
いる。それは、また、破損紙槽48内の浮遊塵を吸入する
ことができる。
本発明の装置は、気流領域28内に紙ウェブ22の進行と
は反対方向の流れを作る手段を有しており、それによっ
て、この気流領域28の外へ塵が逃げることがないように
される。
このため、橋部50に人体保護部に沿って薄板52が配置
されていて、これは紙ウェブ22と共に、気流領域28と橋
50の上方に画定されたスペース54との間に一つの空間72
を画定する。
紙ウェブ22の下面70をにらむこの薄板52の上方縁に沿
って第2の圧縮又は加圧空気系74が配置されていて、気
流領域28の内部方向に空気を噴出するようになってい
る。より詳細には、この空気は水幕方向に対して実質的
に下方のかつ後方へ行われる。
この領域28の下方の空気の吸入で作り出された負圧作
用と組み合わさって、空間72のレベルにおいて、紙ウェ
ブ22の下面に沿って空間54から気流領域28方向への流れ
ができる。云いかえれば、紙ウェブ22の進行とは反対方
向に、ある流れが確立する。こうして、この空気の流れ
は紙ウェブ22の進行に追従するような気流の剥離をもた
らす。この気流は、気流領域28の内部下方へとそれ、通
路58を通って、あるいは第2の吸入装置66を通って吸入
される。
かくして、気流領域28の配置は、紙のクレープによっ
て作り出される塵の大部分を水幕30により回収し、排出
コレクター40によって排出する。
塵を排出する空気吸入凾のみを使用する装置と比較し
て、塵を大気中にまきちらさぬために処理されねばなら
ない循環に必要な空気量を大幅に減少することができ
る。これは大きな経済上の利点である。
水幕は実質的に垂直な隔壁上をフィルム上に流れるよ
うに構成したが、同等の他の技術によっても良いことが
理解されよう。
以上に記載した塵の回収・排出システムは既存の設備
上に採用し得る利点を更に有する。それは更に、設備が
密閉型の公知の装置にも使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21H 27/00 - 27/42 D21G 3/00 - 3/04

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾燥シリンダ(12)、ドクタを形成するブ
    レード(20)、及び巻取機(24)を有し、乾燥後の紙ウ
    ェブがドクタによって乾燥シリンダから剥がされ、そし
    て巻取機によって巻紙にされる、除塵設備を備えたクレ
    ープ紙を連続的に製造する装置であって、空中に浮遊す
    る繊維質粒子を捕らえそして移動するための水幕を形成
    する手段(30)がシリンダ(12)と巻取機(24)との間
    の紙ウェブの下方に紙ウェブの進行方向を横切るように
    配置されていることを特徴とするクレープ紙を連続的に
    製造する装置。
  2. 【請求項2】前記手段(30)は、実質的に垂直な隔壁
    (36)と、この隔壁(36)の一方の側面(34)上に水幕
    を形成するように配置された堰を備えた水の供給手段を
    有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】隔壁(36)に沿った水の流れは乱流である
    ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記手段(30)はクレープブレード(20)
    の下部近傍に配置されていることを特徴とする先行する
    請求項のいずれか一つに記載の装置。
  5. 【請求項5】好ましくは水の散布系(42)を備えた液体
    コレクター(40)が、空気の通路(58)を兼ねて、隔壁
    (36)の下方に配置されていることを特徴とする請求項
    4に記載の装置。
  6. 【請求項6】少なくとも前記手段(30)を取り巻く領域
    (28)内に繊維質の粒子を捕らえ易くするよう、下方へ
    の気流を発生させるための手段を有することを特徴とす
    る先行する請求項のいずれか一つに記載の装置。
  7. 【請求項7】ブレード(20)の上流の紙ウェブ(22)の
    下面(70)の近傍に気流を作りそして紙ウェブ(22)の
    進行動に追従する空気流の剥離をもたらすために、ブレ
    ード(20)の下部近傍に配置された圧縮空気又は加圧空
    気の注入手段(56)を有する請求項4〜6のいずれか一
    つに記載の装置。
  8. 【請求項8】前記側面(34)の後方において、隔壁(3
    6)に沿って配置された空気及び繊維質粒子の吸入凾(6
    4)を有し、それによって空気が隔壁(36)、実質的に
    垂直な分離壁(62)、シリンダ(12)及び床面とによっ
    て画定された囲い(60)内に、とりわけ通路(58)から
    吸入されることを特徴とする請求項4〜7のいずれか一
    つに記載の装置。
  9. 【請求項9】落下した紙を回収するための公知の破損紙
    槽を有し、この破損紙槽へ手段(30)に沿う空気の運動
    をもたらすために、下方を向き、手段(30)の下部にあ
    る間隔で配置された空気の注入手段(74)を有すること
    を特徴とする請求項4〜8のいずれか一つに記載の装
    置。
  10. 【請求項10】落下した紙を回収するための公知の破損
    紙槽を有し、空気の注入手段(74)の下部に配置された
    空気及び繊維質粒子の吸入凾(66)を有することを特徴
    とする請求項4〜9のいずれか一つに記載の装置。
  11. 【請求項11】クレープブレード(20)の上方に配置さ
    れたウェブの切断ブレード(19)を有し、ウェブの切断
    ブレードから下方へと延びる、ウェブと接触することの
    ない空気力学的ガイドを有することを特徴とする先行す
    る請求項のいずれか一つに記載の装置。
  12. 【請求項12】クレープブレードによるかわりに、切断
    ブレード(19)によるウェブの切り離しがあった場合、
    ウェブの排出通路を開くように横軸周りの搖動部を該支
    持装置が有することを特徴とする先行する請求項のいず
    れか一つに記載の装置。
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