JP3229181B2 - 室内空気清浄機 - Google Patents

室内空気清浄機

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JP3229181B2
JP3229181B2 JP32184495A JP32184495A JP3229181B2 JP 3229181 B2 JP3229181 B2 JP 3229181B2 JP 32184495 A JP32184495 A JP 32184495A JP 32184495 A JP32184495 A JP 32184495A JP 3229181 B2 JP3229181 B2 JP 3229181B2
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村 英 生 西
井 康 晴 細
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Uchida Yoko Co Ltd
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Uchida Yoko Co Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室内清浄機に係り、
特に上部に灰皿を有し、かつ本体のスリム化を図った室
内空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィス家具には応接セットとし
てテーブルとは別にソファの傍に上部に灰皿を有する比
較的大きな竪形状の箱形灰皿が設置されることがある。
このような竪形状の箱形灰皿には、煙などによる汚染空
気を浄化し、清浄化した空気として排出するようにする
ための空気清浄機を内蔵したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこうした
空気清浄機に用いられる集塵セルは、例えば特公平7−
67412号公報に開示されているように、一般に水平
または垂直に配置されているために外観形状が大きくな
り、オフィス家具としての融合が図かり難く、設備機器
としてオフィスの中では大型のために場所をとり、かさ
張る存在となっている。
【0004】したがって設置した場合の室内占有面積も
大きなものとなっており、加えて従来の灰皿を有する室
内空気気清浄機においては、空気清浄の際にタバコの吸
い殻や灰が飛び散るなどの問題が生じていた。
【0005】本発明は、可能な限り室内の占有面積を少
なくすることができ、効率よく汚損空気を吸引浄化する
ことのできる空気清浄機を提供することを課題としてな
されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として本発明は、箱状に形成されたケース本体と、この
ケース本体内に該ケース本体の投影面積よりも大きい表
面積を有して斜めに配設された集塵セルと、この集塵セ
ルを通して空気を吸引するファンと、前記ケース本体の
上部に固設された灰皿載置台と、この灰皿載置台に載置
される灰皿ユニットとを有し、この灰皿ユニットは、前
記灰皿載置台に間隔をおいて載置される灰皿受けと、こ
の灰皿受けに空気の流通を許容するよう周縁が係止され
る灰皿本体と、多数の穴を有する蓋板とで構成され、前
記ファンの駆動により前記蓋板の穴、灰皿受けと灰皿本
体周縁との間、および灰皿受けと灰皿載置台との間を通
じてタバコ喫煙による煙や汚れた空気をそれぞれケース
本体内の空洞部へ吸入して浄化するようにしたことを特
徴とする。また必要により前記ケース本体の上部で前記
灰皿載置台の周囲にテーブルを設けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1乃至図14に示
す実施の形態を参照して説明する。
【0008】図1および図2は上部に灰皿を載置した室
内空気清浄機の一実施形態の外観平面図および立面図を
示しており、図において1は灰皿ユニット、2A(また
は2B)はテーブル、3はケース本体、4はキャスタで
ある。またケース本体3内の5は集塵セル、6はACモ
ータ、7は高圧トランス、8はファン(シロッコファ
ン)、9はキャスタ4を取付けるための底板である。
【0009】図3は図2の縦断側面図を示すもので、ケ
ース本体3は角筒状を有する箱形状のもので、その上部
には灰皿ユニット1が載置され、ケース本体3の内部の
中程から下部にかけてケース本体3の投影面積よりも大
きい表面積を持つ前記集塵セル5が傾斜状態に配置され
ている。
【0010】例えばケース本体3の投影面積=W350
mm×D350mmに対して集塵セル5の表面積(水平
面積)=W320mm×D410mmのように集塵セル
5の方が大きく形成されている。そして集塵セル5の下
方位置には前記シロッコファン8がACモータ7と同軸
に取付けられている。10はテーブル連結金具であり、
その下にプレフィルター11が取付けられている。
【0011】また1c(図1参照)は灰皿ユニット1の
蓋板1cで、多数(図示では8個)の穴1dを有してお
り、12はケース本体3の上部の灰皿載置台3aと灰皿
ユニット1との間の間隙を示し、13はケース本体3内
の空洞部である。
【0012】したがってタバコ喫煙による煙および汚れ
た空気は斜線矢印のように蓋板1cの穴1dや間隙12
から入り、フィルタF(メッシュフィルタ)を通ってケ
ース本体3内に空洞部13を通じACモータ6の駆動に
よるシロッコファン8の回転で吸い込まれると、その上
部にある集塵セル5においてその流れが遮切られ、ここ
で空気と塵とをイオン化し、流れの途中でイオン化され
た塵が正負に帯電された電極板に吸着されて除塵がなさ
れる。
【0013】そして白矢印のように清浄化された空気の
みがシロッコファン8の回転でケース本体3の下部から
外へ排出される。
【0014】ここで灰皿ユニット1のケース本体3の上
部への取付けおよびその位置関係を示すA部詳細は図4
のようになっている。すなわちケース本体3の上部に灰
皿載置台3aが断面L字状の取付金具14を介して止め
ネジ15および16等により固着されており、灰皿ユニ
ット1を構成する灰皿受け1a、灰皿本体1b、蓋板1
cのうちの灰皿受け1aの周縁1eが灰皿載置台3aの
突起3bの内側に載置されることにより灰皿受け1a、
灰皿本体1b、蓋板1cが順に重ねられた状態となって
灰皿ユニット1が構成される。またテーブル2はケース
本体3の上部の灰皿載置台3aの周囲に嵌合するように
テーブル連結金具10を介して止めネジ16および17
等により固着されている。そしてこの場合のタバコ喫煙
による煙および汚れた空気は斜線矢印のように流れるこ
とになる。
【0015】なお図4では空気の流れを一部分のみ示し
たが、灰皿ユニット1全体から見ると図5に矢印で示す
ように流れてケース本体3内に吸い込まれるようにな
る。
【0016】図6は図1、図2に示した本発明による空
気清浄機の灰皿ユニット1とケース本体3を分解した斜
視図を示すもので、ケース本体3の下隅部には前述のよ
うに4個のキャスタ4が取着されている。ケース本体3
には扉3cがあってこれを外すことにより内部の集塵セ
ル5の清掃、交換等のメンテナンスができるようになっ
ている。
【0017】ケース本体3の上面には必要に応じテーブ
ル2A(または2B)が4個のテーブル連結金具10を
介して取付けられるようになっており、角型テーブルの
場合は2Aが、また丸型テーブルの場合は2Bが適用さ
れるが、いずれも真中に明けられた穴2aは灰皿載置台
3aに嵌め込まれる。すなわち、ケース本体3の上面に
はテーブル2A(または2B)の有無に係わらずアルミ
製の灰皿載置台3aが取付けられ、その上に前述の灰皿
ユニット1が載置される。
【0018】灰皿ユニット1が載置される場合は、ユニ
ット1を構成する灰皿受け1a(アルミ製)、灰皿本体
1b(吸い殻入れ)、蓋板1cからなる部品の最も下側
になる灰皿受け1aの中央の大穴1a−1に灰皿本体1
bが嵌め込まれたとき灰皿本体1bの周縁が灰皿受け1
aの大穴1a−1の下部に近接して設けられた複数の突
起1a−2に係止されて抜け止めされ、また最も上側と
なる蓋板1cは大穴1a−1に嵌合して大穴1a−1の
段部において抜け止めされるように取り付けられて図1
乃至図4に示した空気清浄機が得られる。
【0019】なお、灰皿受け1aの突起1a−2を爪状
とせずに大穴1a−1の全周にわたって鍔状に設け、こ
の鍔状部分の上方位置に小孔をあけておき、鍔状部分に
灰皿本体1bの周縁を掛止するようにしてもよい。こう
すれば、火の消えていないタバコの吸殻を灰皿本体1b
内に捨てられても、早期に消えさせることができる。
【0020】灰皿載置台3aの上に灰皿ユニット1の代
わりにガラス天板18を載置することもでき、この場合
には図7に示すように空気が流れ、汚れた空気は矢印で
示すように間隙12からケース本体3内に入るようにな
る。
【0021】図8は本発明による室内空気清浄機におい
てケース本体3の下部にキャスタ4の代わりに移動しな
い固定型とする場合に用いる台19の斜視図を示す。
【0022】また図9は図8において台19をさらに高
台20とすることにより立席においても使用可能とした
ものである。
【0023】図10〜図14は、本発明の図6および図
8、図9に示したような部品を適宜組み合わせることに
より得られる種々の実施形態を示している。
【0024】すなわち、例えば図10はケース本体3の
上部にガラス天板18を載置した場合の外観であり、図
11は灰皿ユニット1を載置した外観である。また図1
2は図10におけるケース本体3の上部に角型テーブル
2Aを設けるとともに下部にキャスタ4の代わりに台1
9を設けたものであり、図13は図12におけるケース
本体3の上部に角形テーブル2Aを配置したものであ
る。さらに図14は丸形テーブル2Bを載置し、下部に
は高台20を連結したものを示している。
【0025】したがって本発明による室内空気清浄機
は、それぞれの目的に応じて灰皿付き、ガラス天板付
き、あるいはそれに加えてテーブル付きとするなど種々
の形態を選択して使用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ケ
ース本体内に集塵セルを斜めに配置した構成としたの
で、ケース本体がスリムとなり、オフィス家具との融合
が図れ、オフィスなどにおいて灰皿付き空気清浄機とし
て場所をとらずに使用することができる。
【0027】また灰皿の上部と側面にそれぞれ穴や間隙
を有することにより灰皿使用形態時に灰が飛び散ること
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる室内空気清浄機の一実施形態を
示す平面図。
【図2】図1の外観立面図。
【図3】図2の断面図。
【図4】図3のA部詳細図。
【図5】本発明による室内空気清浄機の灰皿ユニット部
分の室内空気の流れを示す断面図。
【図6】本発明による室内空気清浄機の灰皿ユニットの
取付関係を示す分解斜視図
【図7】本発明の室内空気清浄機に用いる灰皿ユニット
部分をガラス天板に変えた場合の室内空気の流れを示す
断面図。
【図8】本発明による室内空気清浄機のケース本体の下
部に取付ける台の斜視図。
【図9】図8の台を高台とした場合の斜視図。
【図10】本発明の室内空気清浄機のキャスタ付きケー
ス本体の上部にガラス天板を載置した場合の外観斜視
図。
【図11】同、灰皿ユニットを含む外観斜視図。
【図12】図10のケース本体の上部に角型テーブル
を、下部にキャスタの代わりに台を設けた場合の外観斜
視図。
【図13】同、灰皿ユニットを含む外観斜視図。
【図14】図12のケース本体の上部に丸型テーブル
を、下部にキャスタの代わりに高台を設けた場合の外観
斜視図。
【符号の説明】
1 灰皿ユニット 1a 灰皿受け 1b 灰皿本体 1c 蓋板 1d 穴 2A、2B テーブル 3 ケース本体 3a 灰皿載置台 3b 突起 5 集塵セル 10 連結金具 12 間隙 13 空洞部 14 取付金具 18 ガラス天板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B03C 3/00 - 3/88 A24F 19/00 A24F 19/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱状に形成されたケース本体と、このケー
    ス本体内に該ケース本体の投影面積よりも大きい表面積
    を有して斜めに配設された集塵セルと、この集塵セルを
    通して空気を吸引するファンと、前記ケース本体の上部
    に固設された灰皿載置台と、この灰皿載置台に載置され
    る灰皿ユニットとを有し、この灰皿ユニットは、前記灰
    皿載置台に間隔をおいて載置される灰皿受けと、この灰
    皿受けに空気の流通を許容するよう周縁が係止される灰
    皿本体と、多数の穴を有する蓋板とで構成され、前記フ
    ァンの駆動により前記蓋板の穴、灰皿受けと灰皿本体周
    縁との間、および灰皿受けと灰皿載置台との間を通じて
    タバコ喫煙による煙や汚れた空気をそれぞれケース本体
    内の空洞部へ吸入して浄化するようにしたことを特徴と
    する室内空気清浄機。
  2. 【請求項2】前記ケース本体の上部で前記灰皿載置台の
    周囲にテーブルを有している請求項1記載の室内空気清
    浄機。
JP32184495A 1995-12-11 1995-12-11 室内空気清浄機 Expired - Lifetime JP3229181B2 (ja)

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JP4115595B2 (ja) * 1998-07-29 2008-07-09 松下エコシステムズ株式会社 空気清浄機
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