JP3092112B1 - 吹出口/吸込口非分離型の空気清浄機 - Google Patents

吹出口/吸込口非分離型の空気清浄機

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JP3092112B1 JP12545199A JP12545199A JP3092112B1 JP 3092112 B1 JP3092112 B1 JP 3092112B1 JP 12545199 A JP12545199 A JP 12545199A JP 12545199 A JP12545199 A JP 12545199A JP 3092112 B1 JP3092112 B1 JP 3092112B1
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  • Treating Waste Gases (AREA)
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 使い勝手が良く、他の空調機器との干渉を生
じさせず、静寂性にも優れ、かつ、吹き出す風を人体に
感じさせない、皮膚や耳にも快適な空気清浄機を実現す
る。 【解決手段】 開示される空気清浄機は、装置箱体1
に、装置の外観を構成する通風用の正面開口部Kが設け
られ、この正面開口部Kは、何等隔壁を設けることなし
に、かつ、互いに同時刻的に、外部空気を吸い込む吸込
口として機能すると共に、清浄空気を外部に吐き出す吹
出口としても機能する。装置箱体1の内部では、集塵
部、送風部を通る空気流路が形成され、この空気流路上
で、外部空気を吸い込む装置内吸込口Kiと、清浄化さ
れた空気を吐き出す装置内吹出口Koとが、互いに分離
して設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気清浄機に係
り、詳しくは、吹出口/吸込口非分離型の空気清浄機に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス、レストラン、遊技施
設、工場、住宅等の建物の気密構造の向上に伴い、タバ
コの煙、トナー、紙粉、溶接ヒューム等の塵埃、悪臭、
その他有害な物質を含んだ汚れた空気が、オフィスや工
場等で働く人の健康を害し、設備や機器を汚す頻度を高
めており、このことが、新たな社会問題となっている。
そこで、オフィスや工場等の天井や壁や机等に設置し
て、空気中の塵埃(浮遊微粒子)や悪臭を除去する空気
清浄機が普及してきているが、従来の空気清浄機は、図
23に示すように、外部の汚れた空気を吸い込む吸込口
101と、清浄化された空気を外部に吐き出す吹出口1
02とが、必ず、互いに別異の部位に設けられている。
これら吸込口101と吹出口102とは、装置箱体に外
部から見えるように設けられていて、装置の外観を構成
する。なお、同図は、吸込口101が装置の正面に、吹
出口102が背面に設けられている例であるが、吸込口
101が装置の正面に、吹出口102が側面に設けられ
ているものもあり、反対に、吸込口101が装置の側面
に、吹出口102が正面に設けられているものもある。
また、吸込口101も、吹出口102も、共に正面に設
けられているものもあるが、必ず、互いに別個独立に設
けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空気清浄機(図23)にあっては、吹出口102が
装置の背面に設けられている場合、壁等に近づけて設置
することができない、という配置上の制約があり、使い
勝手が良くない、という問題がある。また、吹出口10
2が装置の正面に設けられている場合、吹出口102か
ら吹き出す風が、人体の顔や手等に直接当たると、人に
よっては不快感を覚える、という欠点もある。また、書
類等に直接当たると、紙が舞うか飛ばされてしまう、と
いう問題もある。また、ファンモータが吹出口102の
近くにあると、ファンモータの回転音が、吹出口102
から、外部に洩れ出てうるさいという、苦情もある。フ
ァンモータを吸込口から遠ざけてモータ騒音を小さくす
るには、装置箱体を大型化すれば良いが、これでは、近
年の装置小型化の要請に反することとなって不都合であ
る。小型化を維持したまま、ファンモータを吸込口から
遠ざけると、今度は、吸込口からモータ騒音が漏れ出て
ますますうるさくなる。また、居住空間としての室内
は、他の空調機器からの吹き出す風もあり、この風が、
空気清浄機から吹き出す風と干渉して、互いの機能上好
ましくない、という不都合もある。
【0004】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、使い勝手が良く、他の空調機器との干渉を生じ
させず、静寂性にも優れ、かつ、吹き出す風を人体に感
じさせない、皮膚や耳にも快適な空気清浄機を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、装置箱体の内部に、外部空
気に含まれる浮遊微粒子を捕集して除去する集塵手段
と、上記外部空気を上記集塵手段に導くと共に、該集塵
手段の作用により清浄化された空気を再び外部に吐き出
すための送風手段とが少なくとも収納されてなると共
に、上記装置箱体に、装置外観を構成する通風用の開口
部が設けられ、該通風用の開口部は、何等隔壁を設ける
ことなしに、互いに同時刻的に、外部空気を吸い込む吸
込口にもなり、かつ、清浄空気を外部に吐き出す吹出口
にもなる空気清浄機に係り、上記装置箱体の内部では、
上記集塵手段及び送風手段を通る空気流路が形成され、
空気流路で、外部空気を吸い込む装置内吸込口と、清
浄化された空気を吐き出す装置内吹出口とが、互いに分
離して設けられ、かつ、上記装置内吸込口は、その中心
軸を、上記開口部の中心軸に略一致させた状態で、上記
開口部のすぐ内側に設けられる一方、上記装置内吹出口
は、上記開口部周縁部のすぐ内側に複数個互いに離散的
に設けられ、各装置内吹出口は、その吹出面法線を、上
記開口部の開口面法線に略直交させてなることを特徴と
している。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の空気清浄機に係り、上記開口部の中央領域を経由し
て、上記外部空気が装置内に吸い込まれる一方、同時刻
的に、該開口部の周辺領域を経由して、装置内で清浄化
された空気が外部に吐き出される構成になされているこ
とを特徴としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の空気清浄機に係り、上記開口部が、略平坦な正面外
装板にのみ設けられていることを特徴としている。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の空気清浄機に係り、装置の外観を構成する通風用の
上記開口部には、パネル状のプレフィルタが取着されて
いることを特徴としている。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の空気清浄機に係り、上記集塵手段が、空気中の浮遊
微粒子をコロナ帯電させて静電捕集する電気的制御の集
塵手段であることを特徴としている。
【0010】また、請求項6記載の発明は、請求項1記
載の空気清浄機に係り、上記集塵手段が、空気中の浮遊
微粒子を捕捉する多孔性又は繊維性の集塵フィルタから
なることを特徴としている。
【0011】また、請求項7記載の発明は、請求項1記
載の空気清浄機に係り、上記装置箱体内の上記空気流路
には、外部空気中の異臭を除去する脱臭手段が付加され
ていることを特徴としている。
【0012】また、請求項8記載の発明は、請求項1記
載の空気清浄機に係り、上記脱臭手段が、空気中の異臭
を除去する多孔性又は繊維性の脱臭フィルタからなるこ
とを特徴としている。
【0013】また、請求項9記載の発明は、請求項1記
載の空気清浄機に係り、上記装置内吸込口には、パネル
のプレフィルタが取着され、上記装置内吹出口は、上
記開口部と上記パネル状のプレフィルタとの間に設けら
れていることを特徴としている。
【0014】また、請求項10記載の発明は、請求項1
記載の空気清浄機に係り、互いに離散的に配設された複
数の上記装置内吹出口から装置内に吹き出された清浄空
気は、全体として時計回り又は反時計回りの渦を形成し
て、上記開口部の周辺領域から外部に吐き出される構成
になされていることを特徴としている。
【0015】また、請求項11記載の発明は、請求項1
記載の空気清浄機に係り、上記開口部が、多角形の形状
に形成され、上記複数の装置内吹出口が、上記開口部の
多角形の角部毎に設けられていることを特徴としてい
る。
【0016】また、請求項12記載の発明は、請求項1
記載の空気清浄機に係り、上記装置箱体が、前面に広口
の第1の開口部、後面に第2の開口部を有し、上記集塵
手段を収納するための内箱体部と、前面に広口の第3の
開口部を有し、上記内箱体部を収納するための外箱体部
とからなり、上記内箱体部と外箱体部との間に所定の隙
間を設けることで、空気の吹出通路が形成され、かつ、
上記各装置内吹出口は、上記内箱体部の側面の前端側を
切り欠いて、あるいは、穿孔して形成されていることを
特徴としている。
【0017】また、請求項13記載の発明は、請求項1
記載の空気清浄機に係り、上記外箱体部が、上記内箱体
部を収納装着する本体部と、該本体部の後部に接合され
て上記送風手段を覆う裏蓋部とからなることを特徴とし
ている。
【0018】
【0019】
【0020】(作用) この発明の構成では、図22に示すように、装置箱体の
正面に、装置の外観を構成する通風用の開口部103が
設けられ、該開口部103が、空気の吹出口と吸込口と
を兼ねるので、壁等に近づけて設置しても、吹出口が壁
等によって塞がれる虞はない。それゆえ、使い勝手が良
い。また、開口部103とは反対側の裏面側(つまり、
開口部103から遠い裏面側)に、ファンモータを配備
するようにすれば、(送風ファンの風切り音を含む)モ
ータ騒音を緩和できるし、加えて、通風用の開口部をパ
ネル状のプレフィルタで塞ぐようにすれば、モータ騒音
が著しく弱められるので、気にならない程度の静寂性を
実現できる。また、装置内吹出口を、その法線が、開口
部のそれに略直交する態様で、設けるようにすれば、装
置内吹出口が、直接、正面側外方を向くことはなくなる
ので、さらに一段と静寂性を達成できる。また、吹き出
す風が、吸い込まれる風に勢いをそがれ、緩やかとなる
ので、人体(皮膚)は、吹き出す風をほとんど感じな
い。それゆえ、爽快である。同様に、他の空調機器との
干渉を生じさせることもない。また、全体として時計回
り又は反時計回りの渦流を発生させて、清浄空気を吹き
出すようにすれば、渦の内側に、タバコの煙等が吸い込
まれるため、タバコの煙等の吸引効率が著しく上昇する
という、実験結果も得られている。なお、この発明の空
気清浄機は、タバコの煙除去(分煙)の用途に限らず、
浮遊トナー除去、浮遊紙粉除去、浮遊溶接ヒューム除
去、悪臭除去のためにも用いることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である空気清浄機の外観
構成を示す斜視図、図2は、同空気清浄器の内部構成を
示す断面図、図3は、同空気清浄機を構成する装置箱体
を示す図で、プレフィルタ、集塵ユニット等の集塵部を
装着していない状態の装置箱体の外観構成を示す斜視
図、図4は、同装置箱体を、内箱体部と外箱体部、さら
に、同外箱体部を本体部と裏蓋部とに分解して示す外観
分解斜視図、図5は、図4の矢印B向から視た図で、同
内箱体部を背後から視た斜視図、図6は、図3の矢印A
方向(背面)から視た図で、同装置箱体を背後から視た
斜視図、図7は、図2のC−C線に沿う矢視断面図、図
8は、図2のD−D線に沿う矢視断面図、図9は、図2
のE−E線に沿う矢視断面図、図10は、同装置箱体に
収納される集塵ユニットの構成を示す外観斜視図、図1
1は、同集塵ユニットの要部の一部を拡大して示す部分
拡大斜視図、また、図12は、同集塵ユニットの集塵原
理を説明するための原理説明図である。
【0022】まず、この例の空気清浄機の全体構成から
説明する。この例の空気清浄機は、携帯型、可搬型、置
き型の空気清浄機に係り、図2に示すように、正面に方
形でかつ広口の正面開口部Kが設けられた装置箱体1の
内部に、空気AF中の浮遊微粒子をコロナ帯電して静電
捕集する集塵部2と、外部空気AFを集塵部2に導くと
共に、該集塵部2で清浄化された空気を外部に吐き出す
ための送風部3と、空気吹出通路4とを有し、送風部3
が稼動すると、装置箱体1の正面開口部Kから外部の空
気AFが吸い込まれ、吸い込まれた空気AFは集塵部2
に導かれて清浄化された後、空気吹出通路4を経由し
て、再び正面開口部Kから、外部に吐き出される構成と
なっている。
【0023】次に、装置各部について概説する。上記集
塵部2は、同図に示すように、プレフィルタ5と、静電
捕集式の集塵ユニット6と、脱臭フィルタ7とを有して
構成されている。送風部3は、例えば、シロッコファン
等の送風ファン3aと、送風ファン3aを駆動するファ
ンモータ3bとから概略なっている。
【0024】また、装置箱体1は、例えば、板金加工し
て形成されるもので、前面と後面とのそれぞれに開口部
を有し、集塵部2を収納する概略桝形の内箱体部8と、
前面に広口の開口部を有し、内箱体部8及び送風部3を
収納する外箱体部9とから概略構成されている。なお、
この例では、内箱体部8の前面の開口部が、上述の正面
開口部Kと一致する。また、外箱体部9は、内箱体部8
を収納する外観方形の本体部9aと、本体部9aの後面
に接合されて送風部3を覆う概略碗形状の裏蓋部9bと
からなっている(図4参照)。そして、内箱体部8を外
箱体部9に収納装着した状態では、内箱体部8の外側面
と外箱体部9の本体部9aの内側面との間に複数の空洞
部(クリアランス)が生じる構成となされていること
で、複数の空気吹出通路4,4,…が形成されていて、
各空気吹出通路4の下流端には、比較的小さな装置内吹
出口Ko,Ko,…が設けられている。
【0025】次に、装置各部についてさらに詳述する。
内箱体部8には、図3及び図4等に示すように、何等隔
壁を設けることなしに、かつ、互いに同時刻的に、外部
空気AFを吸い込む吸込口として機能すると共に、清浄
空気を外部に吐き出す吹出口としても機能する正面開口
部Kと、外部空気AFを吸い込むための概略方形の装置
内吸込口Kiが形成され、また、内箱体部8を外箱体部
9の本体部9a正面にビスN,N,…止めされ、空気吹
出通路4を画成するためのフランジ8aが設けられてい
る。この例では、正面開口部Kと、装置内吸込口Kiと
は、概略同寸同形の方形に形成されている。
【0026】また、内箱体部8の奥部背面には、図2及
び図4に示すように、ファンモータ3bやリング形状の
ファンシュラウド3cをビスN,N,…止め(又はボル
ト締め)固定するためのビス孔(又はボルト挿通孔)
H,H,…が穿孔され、また、ファンモータ3bが、空
気AFを吸引するための複数の吸引孔Ka,Ka,…も
穿設されている。なお、ファンモータ3bは、ブラケッ
ト3dを介して内箱体部8の背面に締結固定されてい
る。また、送風ファン3aの吸引力の低下を防止するた
めに、ファンシュラウド3cと送風ファン3aとの間の
間隔が極力小さくなるように設定されていている。さら
に、内箱体部8の装置内吸込口Ki近傍の側壁の離散的
な4隅には、空気吹出通路4の出口である装置内吹出口
Ko,Ko,…が、開口面を順に、図3及び図4中時計
回りに向きを変えて、切欠形成されている。このように
して、各装置内吹出口Ko,Ko,…から吐出される清
浄空気は、図1,図3及び図4に示す矢印S1,S2,
S3,S4の向きに吹き出されて、全体として渦流を形
成して外部に吹き出される。
【0027】外箱体部9の本体部9aには、図4に示す
ように、縦断面8角形で両面開口の空洞が形成されてい
る。また、本体部9aの角部裏面には、裏蓋部9bをビ
スN,N,…止めするためのビス孔H,H,…が螺刻さ
れている。図示していないが、同様に、本体部9aの角
部正面には、内箱体部8をビス止めするためのビス挿通
孔が螺刻されている。また、内箱体部8を外箱体部9の
本体部9aに収納して組み込むとき、内箱体部8の出隅
稜線R,R,…が、本体部9aの斜面壁W,W,…に当
接状態となることで、図2,図7、図8及び図9に示す
ように、4個の独立した空気吹出通路4,4,…が形成
される構成となっている。これらの空気吹出通路4の下
流側には、上記した装置内吹出口Ko,Ko,…が設け
られている。また、外箱体部9の裏蓋部9bの前面に
は、図4及び図6に示すように、フランジ9cが設けら
れていて、図4及び図5に示すように、このフランジ9
cには、碗形の裏蓋部9bが、内箱体部8に取着された
送風部3を覆った状態で、外箱体部9の本体部9a隅部
にビスN,N,…止め固定されるためのビス孔H,H,
…が穿設されている。
【0028】次に、集塵部2について説明する。この例
の集塵部2は、図2及び図12に示すように、内箱体部
8の箱体内に、装置内吸込口Kiから下流側に向かっ
て、パネル状のプレフィルタ5、箱形の集塵ユニット
6、パネル状の脱臭フィルタ7の各要素をこの順序で着
脱自在に装着されて構成されている。プレフィルタ5
は、内箱体部8の装置内吸込口Kiに配備されて、ま
ず、外部から装置内に吸い込まれてくる、タバコの煙、
トナー、紙粉、溶接ヒューム等の浮遊微粒子(塵埃)や
悪臭を含む汚れた空気AFの中から、まず、大粒の浮遊
粒子を捕捉する。集塵ユニット6は、プレフィルタ5で
捕捉できなかった、浮遊微粒子をコロナ帯電して静電捕
集する。脱臭フィルタ7は、この例では、活性炭素繊維
からなり、集塵ユニット25の下流側に配置されて、異
臭や悪臭を吸着除去する。
【0029】さらに詳述すると、集塵ユニット6は、図
10及び図11に示すように、箱型フレーム39の中
で、レコード針状のニードル電極40と、このニードル
電極40を先端面にて突起状態に支持固定する角柱状の
偏向電極41と、これらのニードル電極40及び偏向電
極41を非接触で取り巻く両端開口角筒状のコレクター
セル(捕集電極)42とからなる電極セットを縦横に格
子状に配列することにより構成され、ニードル電極40
及び偏向電極41の四周とコレクターセル42との間に
は空気AFの通路となる角環状の隙間が形成されてい
る。
【0030】ここで、図12を参照して、上記構成の集
塵ユニット6の駆動動作について説明する。高圧直流電
源部(図示しない)のスイッチをオンとして、ニードル
電極40及び偏向電極41に正電位を、コレクターセル
42に負電位を印加する態様で、これらの電極間に例え
ば、5〜6kVの直流電圧を架けると、ニードル電極4
0の針先の廻りで一様なコロナ放電が持続的安定的に起
きてイオン化空間領域43が形成される。このとき、送
風ファン3aの作動により、装置内吸込口Kiから吸い
込まれた室内の汚れた空気AFが、集塵ユニット6のイ
オン化空間領域43に到達すると、まず、イオン化エネ
ルギの低い酸素が、電離してプラスイオンとなり、これ
が微粒子(例えば、タバコの煙等)44,44,…に付
着して帯電させる。帯電した微粒子44,44,…は、
次の偏向電極41とコレクターセル42との間を通過す
る際に、コレクターセル42に近いものは負電位のコレ
クターセル42に吸着される。一方、コレクターセル4
2の極板から離れている微粒子44,44,…は、偏向
電極41の正電位の極板に近いので、クーロン反発力を
受けて、コレクターセル42の極板の方向に移動し、結
局、コレクターセル42に吸着捕集される。
【0031】次に、図1及び図2等を参照して、この例
の空気清浄機の動作について説明する。この空気清浄機
では、図2に示すように、ファンモータ3bの駆動によ
り送風ファン3aが回転すると、室内の空気AFを吸引
する作用が生じる。このため、室内の空気AFは、装置
内吸込口Kiから集塵部2に吸い込まれるが、このと
き、プレフィルタ5を通過する際に、まず、大粒の浮遊
粒子が捕捉される。大粒の浮遊粒子が除去された空気A
Fは、下流の集塵ユニット6に流れ、ここで、0.01
〜10μmの浮遊微粒子が静電捕集されて除去される。
浮遊粒子を取り除かれた空気AFは、さらに、下流の脱
臭フィルタ7に通され、悪臭や有毒な異臭までも吸着除
去される。
【0032】こうして、清浄化された空気は、図2に示
すように、内箱体部8の奥部背面に設けられた吸引孔K
a,Ka,…(図3及び図5)を通過して送風部3に送
られた後、送風ファン3aから与えられる遠心力によ
り、送風ファン3aの外側に吐出され、吐出された空気
は、裏蓋部9bの内壁によって強制的に流れを偏向され
て、4つの空気吹出通路4を図2中右方から左方へ流れ
て、装置正面へ向かい、装置内吹出口Ko,Ko,…か
ら吹き出され、さらに、正面開口部Kを通って再び室内
に戻される。このとき、4つの装置内吹出口Ko,K
o,…が、開口面を順に、図3及び図4中時計回りに向
きを変えて、切欠形成されているので、各装置内吹出口
Ko,Ko,…から吐出される清浄空気は、内箱体部8
の内壁面に沿って、図1,図3及び図4に示す矢印S
1,S2,S3,S4の向きに吹き出され、内箱体部8
の前方内壁面(図9)に当たって偏向させられるので、
結局、全体として渦流(旋回流)となって、正面開口部
Kの周辺部から、外部に吹き出される。それゆえ、外部
空気AFは、正面開口部Kの中央領域を経由して、か
つ、送風ファン3a吸引力によって吸い込まれることと
なる。
【0033】このように、この例の構成によれば、装置
箱体1の正面に、装置の最外側の正面開口部Kが、空気
の吹出口と吸込口とを兼ねるので、壁等に近づけて設置
しても、従来装置がそうであるように、吹出口が壁等に
よって塞がれる虞はない。それゆえ、使い勝手が良い。
また、正面開口部Kとは反対側の裏面側(裏蓋9b側)
に、ファンモータ3bが配備されており、加えて、装置
内吹出口Ko,Ko,…が、直接、正面側外方を向くこ
とのないように、正面開口部Kに対して略直交する態様
で、設けられているので、(送風ファンの風切り音を含
む)モータ騒音が著しく弱められ、それゆえ、気になら
ない程度の静寂性を実現できる。また、装置内吹出口K
o,Ko,…は、外部からは見えにくくなるので、装置
の意匠効果を高めることができる。また、正面開口部K
から吹き出す風(清浄空気)が、吸い込まれる風(汚れ
た空気)に勢いをそがれ、緩やかとなるので、人体(皮
膚)は、吹き出す風をほとんど感じない。それゆえ、爽
快である。同様に、他の空調機器との干渉を生じさせる
こともない。また、吹き出される清浄空気によって、全
体として時計回りの渦流が発生し、この渦の内側に、タ
バコの煙等が吸い込まれるため、タバコの煙等の吸引効
率が著しく上昇するという、実験結果も得られた。
【0034】◇第2実施例 図13は、この発明の第2実施例である空気清浄機に用
いられる内箱体部の外観構成を示す斜視図、また、図1
4は、同空気清浄機の構成を示すと共に、作用を説明す
るための断面図である。この第2実施例の構成が、上述
の第1実施例のそれと大きく異なるところは、内箱体部
82の装置内吹出口Ko2,Ko2,…が、単なる切り抜
きで形成されているのではなく、図13及び図14に符
号M,M,…で示すように、断面先細りの形状に折り曲
げられて形成されている点である。これ以外の点では、
上述の第1実施例のそれと略同様である。それゆえ、図
13及び図14において、図1及び図2の構成各部と同
一の構成部分には、同一の符号を付してその説明を省略
する。なお、図14において、符号42は、空気吹出通
路を示している。
【0035】この例の空気清浄機の構成によれば、上述
の第1実施例で述べたと略同様の効果を得ることができ
る。加えて、装置内吹出口Ko2,Ko2,…が、断面先
細りとなっているので、清浄空気は、充分に絞られて、
勢い良く、矢印S21,S22,S23,S24の向き
に吐出する。この絞り効果により、一段と旋回性の良い
渦流が形成され、この渦流の内側に、タバコの煙等が吸
い込まれるため、タバコの煙等の吸引効率が、一段と上
昇するという、実験結果が得られた。
【0036】◇第3実施例 図15は、この発明の第3実施例である空気清浄機に用
いられる装置箱体の外観構成を示す斜視図、また、図1
6は、同空気清浄機の構成を示すと共に、作用を説明す
るための断面図である。この第3実施例の構成が、上述
の第1実施例のそれと大きく異なるところは、方形の正
面開口部K(図1及び図3)に代えて、図15及び図1
6に代えて、円形の正面開口部Kcを採用した点であ
る。それゆえ、4箇所の装置内吹出口Ko3,Ko3,…
が、内箱体部83の円形の正面側内周壁に等間隔に分布
し、この結果、吹き出される清浄空気は、矢印S31,
S32,S33,S34の向きに吹き出して、絶えず、
円形の内周壁を這うように進むので、さらに、一段と旋
回性の良い渦流が形成され、この渦流の内側に、タバコ
の煙等が吸い込まれるため、タバコの煙等の吸引効率
が、さらに一段と上昇するという、実験結果が得られ
た。なお、図16において、符号43は、空気吹出通路
を示している。 ◇第4実施例 図17は、この発明の第4実施例である空気清浄機の外
観構成を示す斜視図、また、図18は、同空気清浄器の
内部構成を示す断面図である。この第4実施例の構成
が、上述の第1実施例のそれと大きく異なるところは、
プレフィルタ50を、内箱体部の装置内吸込口Kiに配
備(図1及び図2)するのを廃し、内箱体部80の正面
開口部Kに配備(図17及び図18)するようにした点
である。それ以外の点では、上述の第1実施例のそれと
略同様である。
【0037】この第2実施例の構成によれば、装置外装
板に設けられた唯一の通風用開口部である正面開口部K
が、パネル状のプレフィルタ5で通気可能に塞がれてい
るので、モータ騒音が著しく弱められる。それゆえ、気
にならない程度の静寂性を実現できる。また、装置内吹
出口Ko,Ko,…が、装置箱体内に設けられているの
で、外部からは全く見えない状態となる。それゆえ、装
置の意匠効果を一段と高めることができる。また、吹き
出す風の勢いが、プレフィルタ5によってもそがれる結
果、一段と緩やかとなるので、人体(皮膚)は、吹き出
す風をさらに感じなくなる。それゆえ、一段と爽快であ
る。
【0038】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
でなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。例えば、正面開口部
Kや装置内吹出口Ko,Ko,…の形状、個数、分布状
態、向き等は、上述の実施例のものに限らず、必要に応
じて、変更可能である。同様に、空気吹出通路4,4,
…の個数、形状、長さ、作り方も、上述の実施例に限定
されない。また、装置箱体1は、板金加工品に限らず、
樹脂成型品でも良い。また、送風ファン3aはシロッコ
ファンに限らず、軸流型、ターボファン、その他のファ
ンでも良い。また、上述の実施例では、ファンモータ3
bを内箱体部8に取着したが、これに代えて、裏蓋部9
bに取着するようにしても良い。また、上述の実施例で
は、集塵部2が、プレフィルタ5と、集塵ユニット6
と、脱臭フィルタ7との組み合わせからなる場合につい
て述べたが、これに限らず、必要に応じて、これらのう
ちの1つ又は2つを省略しても良い。例えば、高い集塵
効率を要求されない簡易形の空気清浄機なら、静電捕集
型の集塵ユニット6を省略しても良い。また、異臭・悪
臭の除去を目的とする空気清浄機なら、脱臭フィルタ7
のみを備えていれば良い。このように、プレフィルタ
5、集塵ユニット6、脱臭フィルタ7の中から1つ又は
2つを省略すれば、図19、図20及び図21に示すよ
うに、一段と薄型の空気清浄機10a,10bを得るこ
とができる。また、この発明の空気清浄機は、図19、
図20及び図21に示すよな、携帯型、可搬型、置き型
のものに限らず、天井吊り下げ型、天井ビルトイン型、
壁掛け型にも勿論適用できる。なお、図21において、
机11の上に固定された空気清浄機10bは、図20に
示すように、正面開口部Kdを下方に向けた空気清浄機
本体12と、空気清浄機本体12を支えるアーム13付
き支柱14と、机11の面板を挟む挟持部15とから構
成されている。そして、空気清浄機本体12は人の顔の
斜め上方に位置するように配置されている。また、上述
の第1実施例の変形例として、内箱体部80の正面開口
部Kに図示せぬグリルを配備するようにすれば、装置内
吹出口Ko,Ko,…が、外部からは全く見えなくなる
ので、装置の意匠効果が一段と高められる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の空気清
浄機によれば、装置箱体の正面に、装置の最外側の(し
たがって、装置の外観を構成する)通風用の開口部が、
空気の吹出口と吸込口とを兼ねるので、壁等に近づけて
設置しても、従来装置がそうであるように、吹出口が壁
等によって塞がれる虞はない。それゆえ、使い勝手が良
い。また、通風用の開口部とは反対側の裏面側(つま
り、通風用の開口部から遠い裏面側)に、ファンモータ
を配備するようにすれば、(送風ファンの風切り音を含
む)モータ騒音を緩和できるし、加えて、通風用の開口
部をパネル状のプレフィルタで塞ぐようにすれば、モー
タ騒音が著しく弱められるので、気にならない程度の静
寂性を実現できる。また、装置内吹出口を、その法線
が、通風用の開口部のそれに略直交する態様で、設ける
ようにすれば、装置内吹出口が、直接、正面側外方を向
くことはなくなるので、さらに一段と静寂性を達成でき
る。また、装置内吹出口が、装置箱体内に設けられてい
るので、外部からは見えないか、あるいは、見えにくい
状態となる。それゆえ、装置の意匠効果を一段と高める
ことができる。また、吹き出す風が、吸い込まれる風に
勢いをそがれ、緩やかとなるので、人体(皮膚)は、吹
き出す風をほとんど感じない。それゆえ、爽快である。
同様に、他の空調機器との干渉を生じさせることもな
い。また、全体として時計回り又は反時計回りの渦流を
発生させて、清浄空気を吹き出すようにすれば(、渦の
内側に、タバコの煙等が吸い込まれるため、タバコの煙
等の吸引効率が著しく上昇するという、実験結果も得ら
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である空気清浄機の外観
構成を示す斜視図である。
【図2】同空気清浄器の内部構成を示す断面図である。
【図3】同空気清浄機を構成する装置箱体を示す図で、
プレフィルタ、集塵ユニット等の集塵部を装着していな
い状態の装置箱体の外観構成を示す斜視図である。
【図4】同装置箱体を、内箱体部と外箱体部、さらに、
同外箱体部を本体部と裏蓋部とに分解して示す外観分解
斜視図である。
【図5】図4の矢印B向から視た図で、同内箱体部を背
後から視た斜視図である。
【図6】図3の矢印A方向(背面)から視た図で、同装
置箱体を背後から視た斜視図である。
【図7】図2のC−C線に沿う矢視断面図である。
【図8】図2のD−D線に沿う矢視断面図である。
【図9】図2のE−E線に沿う矢視断面図である。
【図10】同装置箱体に収納される集塵ユニットの構成
を示す外観斜視図である。
【図11】同集塵ユニットの要部の一部を拡大して示す
部分拡大斜視図である。
【図12】同集塵ユニットの集塵原理を説明するための
原理説明図である。
【図13】この発明の第2実施例である空気清浄機に用
いられる内箱体部の外観構成を示す斜視図である。
【図14】同空気清浄機の構成を示すと共に、作用を説
明するための断面図である。
【図15】この発明の第3実施例である空気清浄機に用
いられる装置箱体の外観構成を示す斜視図である。
【図16】同空気清浄機の構成を示すと共に、作用を説
明するための断面図である。
【図17】この発明の第4実施例である空気清浄機の外
観構成を示す斜視図である。
【図18】同空気清浄器の内部構成を示す断面図であ
る。
【図19】この発明の実施例の変形例に係る空気清浄機
の外観構成を概略示す斜視図である。
【図20】この発明の実施例の別の変形例に係る空気清
浄機の外観構成を概略示す斜視図である。
【図21】同変形例に係る空気清浄機の取付例を示す斜
視図である。
【図22】この発明の空気清浄機の作用を簡単に説明す
るための図である。
【図23】従来の空気清浄機の作用を簡単に説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 装置箱体 8,82 内箱体部 9 外箱体部 9a 本体部 9b 裏蓋部 2 集塵部(集塵手段) 5 プレフィルタ 6 電気的制御の集塵ユニット 7 脱臭フィルタ 3 送風部(送風手段) 3a 送風ファン 3b ファンモータ 4 空気吹出通路(空気の吹出通路) Ki 装置内吸込口 Ko,Ko2,Ko3 装置内吹出口 K,Kc 正面開口部(装置の外観を構成する通風
用の開口部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B03C 3/155 B01D 53/34 116J 3/36 B03C 3/14 A 3/45

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置箱体の内部に、外部空気に含まれる
    浮遊微粒子を捕集して除去する集塵手段と、前記外部空
    気を前記集塵手段に導くと共に、該集塵手段の作用によ
    り清浄化された空気を再び外部に吐き出すための送風手
    段とが少なくとも収納されてなると共に、 前記装置箱体に、装置外観を構成する通風用の開口部が
    設けられ、該通風用の開口部は、何等隔壁を設けること
    なしに、互いに同時刻的に、外部空気を吸い込む吸込口
    にもなり、かつ、清浄空気を外部に吐き出す吹出口にも
    なる空気清浄機であって、 前記装置箱体の内部では、前記集塵手段及び送風手段を
    通る空気流路が形成され、該空気流路で、外部空気を吸
    い込む装置内吸込口と、清浄化された空気を吐き出す装
    置内吹出口とが、互いに分離して設けられ、かつ、 前記装置内吸込口は、その中心軸を、前記開口部の中心
    軸に略一致させた状態で、前記開口部のすぐ内側に設け
    られる一方、 前記装置内吹出口は、前記開口部周縁部のすぐ内側に複
    数個互いに離散的に設けられ、各装置内吹出口は、その
    吹出面法線を、前記開口部の開口面法線に略直交させて
    なることを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記開口部の中央領域を経由して、前記
    外部空気が装置内に吸い込まれる一方、同時刻的に、該
    開口部の周辺領域を経由して、装置内で清浄化された空
    気が外部に吐き出される構成になされていることを特徴
    とする請求項1記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記開口部は、略平坦な正面外装板にの
    み設けられていることを特徴とする請求項1記載の空気
    清浄機。
  4. 【請求項4】 装置の外観を構成する通風用の前記開口
    部には、パネル状のプレフィルタが取着されていること
    を特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記集塵手段は、空気中の浮遊微粒子を
    コロナ帯電させて静電捕集する電気的制御の集塵手段で
    あることを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  6. 【請求項6】 前記集塵手段は、空気中の浮遊微粒子を
    捕捉する多孔性又は繊維性の集塵フィルタからなること
    を特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  7. 【請求項7】 前記装置箱体内の前記空気流路には、外
    部空気中の異臭を除去する脱臭手段が付加されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  8. 【請求項8】 前記脱臭手段は、空気中の異臭を除去す
    る多孔性又は繊維性の脱臭フィルタからなることを特徴
    とする請求項7記載の空気清浄機。
  9. 【請求項9】 前記装置内吸込口には、パネル状のプレ
    フィルタが取着され、前記装置内吹出口は、前記開口部
    と前記パネル状のプレフィルタとの間に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  10. 【請求項10】 互いに離散的に配設された複数の前記
    装置内吹出口から装置内に吹き出された清浄空気は、全
    体として時計回り又は反時計回りの渦を形成して、前記
    開口部の周辺領域から外部に吐き出される構成になされ
    ていることを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  11. 【請求項11】 前記開口部が、多角形の形状に形成さ
    れ、前記複数の装置内吹出口が、前記開口部の多角形の
    角部毎に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の空気清浄機。
  12. 【請求項12】 前記装置箱体は、前面に広口の第1の
    開口部、後面に第2の開口部を有し、前記集塵手段を収
    納するための内箱体部と、前面に広口の第3の開口部を
    有し、前記内箱体部を収納するための外箱体部とからな
    り、前記内箱体部と外箱体部との間に所定の隙間を設け
    ることで、空気の吹出通路が形成され、かつ、前記各装
    置内吹出口は、前記内箱体部の側面の前端側を切り欠い
    て、あるいは、穿孔して形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の空気清浄機。
  13. 【請求項13】 前記外箱体部は、前記内箱体部を収納
    装着する本体部と、該本体部の後部に接合されて前記送
    風手段を覆う裏蓋部とからなることを特徴とする請求項
    1記載の空気清浄機。
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