JP2000175772A - 竜巻式排気清浄装置を備えた椅子 - Google Patents

竜巻式排気清浄装置を備えた椅子

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JP2000175772A
JP2000175772A JP10377909A JP37790998A JP2000175772A JP 2000175772 A JP2000175772 A JP 2000175772A JP 10377909 A JP10377909 A JP 10377909A JP 37790998 A JP37790998 A JP 37790998A JP 2000175772 A JP2000175772 A JP 2000175772A
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electrode plates
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chair
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Tadashi Kanezashi
忠 金指
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デザインをスッキリさせコスト的に有利にし、
エアーカーテンに旋回性を付与して、煙を広い範囲で確
実に捕捉清浄化する。 【解決手段】椅子本体2後部にエアーカーテン4を形成
する空気吹出部5を設け、その背面の上部に旋回案内壁
を形成した空気案内壁3をほぼ垂直に取り付け、椅子本
体2両側の側壁7に空気吸引口8を旋回気流の軸方向に
設けてなる竜巻発生機構と、椅子本体2内に空気清浄装
置20及び送風機21を収納し、送風機21の吸引側を
空気吸引口8に接続し、吐出側を空気吹出部5及び排気
口22に接続してなる空気清浄機構と、で構成すること
で、エアーカーテン4は空気案内壁3に沿って流れ旋回
し自由空間に流れ出し、同時に両側の空気吸引口8に向
かう竜巻tにより煙を速やかに吸引清浄化し、清浄空気
の一部は空気吹出部5から再びエアーカーテン4とな
り、残りは排気口22から外部に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内外を問わず使
用でき、ばい煙、粉塵など、特に煙草の煙を含んだ空気
を捕集し清浄化する竜巻式排気清浄装置を備えた椅子に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の椅子は、単に人が腰掛けて休んだ
り、仕事をしたりする機能しかない。したがって、従来
の椅子では、レストラン、料理店、ファーストフード
店、一般事務所、列車、飛行機などの喫煙席での煙草の
煙が喫煙席以外に流出する。また、焼肉などの煙や臭い
の発生する席でも、従来の椅子では、周囲に煙や臭いを
出して他人に迷惑がかかり、更に本人にとっても不愉快
になることがある。
【0003】このような不都合を解消するため、本出願
人は、エアーカーテン付椅子(実開平1−114860
号公報)を開示している。このエアーカーテン付椅子
は、上方部にエアー吹出口を設けかつ下方部にエアー吸
引口を設けた椅子本体を有し、この椅子本体内に送風機
を設けた構成であり、送風機を作動させてエアー吸引口
から空気を吸引しエアー吹出口から排気して、椅子本体
の上方部からのエアーカーテンを形成するものである。
このエアーカーテン付椅子によれば、椅子本体の上方部
から吹き上がるエアーカーテンにより、エアーカーテン
内外の空気を巻き込み、その風量も増すため椅子本体の
間から発生する煙草の煙なども混入して、天井部分の排
気口などから外部巻込風量より多く排気して常にエアー
カーテンで囲んだ内部を負圧状態にしてやると、煙草の
煙などは周囲に流出せず他人に迷惑が掛からない。しか
し、このエアーカーテン付椅子は、排気量を相当多くし
なければ、常にエアーカーテン内部を負圧に保てず、ま
た、空気清浄装置が無いから、排気による空気調和装置
のロスが生じる。
【0004】これらを解消したものに、本出願人の空気
清浄機及びエアーカーテン付椅子(特開平2−4501
3号公報)がある。この空気清浄機及びエアーカーテン
付椅子は、エアー吸引口から吸引した空気を空気清浄機
により清浄化し、その清浄空気によりエアーカーテンを
形成し、その一部の清浄空気をエアーカーテン外に逃が
すことで、常にエアーカーテン内部を負圧に保ち、ま
た、外部に排気することによる空気調和装置のロスを防
ぐものである。しかしながら、発生したばい煙、粉塵な
どは速やかに排除されず、エアーカーテン内部に一定時
間滞留後排除されることになり、更にエアーカーテン内
部を負圧に保つためどうしても風量が大きくなりがち
で、排気用の送風機の容量が大きくなる。
【0005】これらを解消したものに、エアーカーテン
にて遮断して煙草の煙などを周囲に流出させず他人に迷
惑を掛けないようするだけでなく、エアーカーテン内に
人工的に竜巻を起こし、竜巻が有する渦収束性により積
極的に煙草の煙などを捕集し、清浄化する、本出願人の
人工竜巻式局所排気装置(特開平2−290452号公
報)がある。この人工竜巻式局所排気装置は、人工竜巻
発生機構と排気清浄機構とからなる。この人工竜巻発生
機構は、正面が開口してなる箱体の背面壁を渦巻状曲面
に形成し、かつこの背面壁の渦巻状曲面の先端にエアー
カーテンを発生させるエアー吹出パイプを配設し、更に
両側の側壁面にエアー吸引口を設けてなる。そして、上
記箱体の下に作業台を設け、排気清浄機構は、この作業
台内に有り、前記エアー吸引口から吸引したばい煙、粉
塵などを含んだ空気を清浄空気にして作業台外に排出し
てなる。したがって、作業台上で発生したばい煙、粉塵
などは、エアー吹出パイプから吹き出された空気により
形成されたエアーカーテンにより外部に漏れず、エアー
吸引口の軸線を中心として発生した人工竜巻によりエア
ーカーテン内に空気と共に捕集されて作業台内に送ら
れ、この作業台内で浄化され清浄空気になる。しかしな
がら、この人工竜巻式局所排気装置は、作業台上に発生
するばい煙、粉塵などを局所排気するものであるから、
椅子にそのまま利用することは出来ない。
【0005】上記の本出願人によるエアーカーテン付椅
子、空気清浄機及びエアーカーテン付椅子並びに人工竜
巻式局所排気装置を集大成したものに、人工竜巻式局所
排気装置を備えた椅子(特公平6−34769号公報)
がある。この人工竜巻式局所排気装置を備えた椅子は、
人工竜巻発生機構と空気清浄機構とからなる。この人工
竜巻発生機構は、椅子本体の背もたれを上方に延出させ
てその上部を椅子本体の座板方向に向かう渦巻状曲面に
形成し、かつ背もたれの渦巻状曲面の先端にエアーカー
テンを発生させるエアー吹出パイプを配設すると共にこ
のエアー吹出パイプに接続した供給用送風機を備え、更
に椅子本体の側面に設けられると共に背もたれに連設さ
れた側壁に、エアー吸引口を渦巻状曲面のほぼ渦巻中心
部軸方向に設けたものである。一方、空気清浄機構は、
椅子本体内に空気清浄装置及び送風機を収納し、エアー
吸引口から吸引した空気を清浄空気にして排出するもの
である。
【0006】そして、上記従来例は、いずれも使用時に
電源スイッチをオンし、送風機を作動させ周辺の煙草の
煙を空気と共にエアー吸引口から吸引し、空気清浄装置
が有る場合はプレフィルタにより粗大粒子を除去し、電
気集塵機に入り込まないようにしてパチパチ音の発生を
防ぎ、この電気集塵機により微細粒子を除去して、更に
脱臭フィルタにより臭いを取り、空気排出口から清浄空
気を排出するものである。そして、不使用時に電源スイ
ッチをオフすることで、運転を停止するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
集大成した人工竜巻式局所排気装置を備えた椅子は、背
もたれの渦巻状曲面の先端にエアーカーテンを発生させ
るエアー吹出パイプを配設すると共に、このエアー吹出
パイプに接続された供給用送風機を備えなければならな
い。あるいは供給用送風機を備えない場合は、エアー吸
引口から空気を吸引する送風機のデリバリにエアー吹出
パイプを接続するか、渦巻状曲面を二重にする必要があ
る。更にエアー吹出パイプから吹き出したエアーカーテ
ンは直線的であり、遮断効果は高いものの、エアー吸引
口からの空気の吸引のみにより旋回気流を起こすことに
なるから、エアー吹出パイプからの吹出空気量とエアー
吸引口からの吸引空気量との調整が難しくなる。加え
て、椅子上部にエアー吹出パイプや供給用送風機を設置
したり、渦巻状曲面が二重になったりでデザイン的にス
ッキリしない。
【0008】更に、電気集塵機による放電音であるパチ
パチ音の発生を防ぐためプレフィルタの目を細かいもの
にすることは、圧力損失を招き送風機に負担がかかり、
運転音が上昇するしエネルギーも無駄にすることにな
る。また、運転開始・停止を電源スイッチのオン・オフ
のみに頼ることは、運転開始・停止を忘れることに繋が
る。運転開始を忘れることは、局所排気機能及び空気清
浄機能を使用しないことであり、運転停止を忘れること
は、喫煙していないのに局所排気機能及び空気清浄機能
を作動させエネルギーを無駄にするし、作動中は煙草の
煙が無くても、空気を清浄化しているから、それはそれ
で室内の空気を清浄化しているから良いと言えるが、目
的とする煙草の煙の除去以外で空気清浄機能を消費して
機能低下を招き、その分メンテナンスに負担がかかるこ
とになる。
【0009】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたもので、椅子上部にエアー吹出パイプや供給用送風
機を設置したり、二重にする必要がなく、デザイン的に
スッキリさせコスト的に有利にし、エアーカーテンに旋
回性を付与し、しかもパチパチ音の発生を押さえ、煙草
の煙が発生する蓋然性のある場合に確実に清浄化機能を
働かせることのできる竜巻式排気清浄装置を備えた椅子
を提供することを課題とする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、椅子本体後部にエアーカー
テンを形成する空気吹出部を設け、該空気吹出部背面に
空気案内壁をほぼ垂直に取り付け、該空気案内壁の上部
をエアーカーテンを旋回させる旋回案内壁に形成し、更
に前記椅子本体の両側及び前記空気案内壁の両側に設け
た側壁に、空気吸引口を前記旋回案内壁によって生じた
旋回気流の軸方向に設けてなる竜巻発生機構と、前記椅
子本体内に空気清浄装置及び送風機を収納し、該送風機
のサクション側を前記空気吸引口に接続し、デリバリ側
を前記空気吹出部及び排気口に接続してなり、前記空気
吸引口から吸引した空気を清浄化し、その清浄空気の一
部を空気吹出部からのエアーカーテンとし、残りを前記
排気口から排出する空気清浄機構と、からなることを特
徴とする。したがって、この特徴によれば、送風機を作
動させて空気吹出部から吹き出たエアーカーテンは、空
気案内壁に沿って流れ旋回し、その流れが一定になりな
がら旋回案内壁の先端から離れて自由空間に流れ出し、
椅子本体に座った状態の喫煙などで発生したばい煙、粉
塵などは自由空間に流れ出たエアーカーテンにより巻き
込まれて混入する。一方、空気吸引口から空気を吸引す
ると、主にエアーカーテンと空気案内壁とにより囲われ
た空間内が負圧状態となり、エアーカーテンと共に空間
外の空気も引き戻される。同時に、旋回案内壁により形
成した旋回気流の軸心部は空気吸引口からの空気の吸引
により負圧域を形成して、この負圧域は旋回気流の軸心
部に沿って負圧コアー部を形成し、これら旋回気流の遠
心力と負圧コアー部の負圧とがバランスして、両側の空
気吸引口に向かう連続的な水平方向の竜巻が発生し、こ
の水平方向に長く延びた竜巻によりばい煙、粉塵などは
広い範囲にわたり平均的に空気と共に速やかに吸引され
る。吸引された空気は椅子本体内に導入され、空気清浄
装置により清浄化され、一部は空気吹出部から吹き出て
再びエアーカーテンとなり、残りは排気口から外部に排
出される。
【0011】請求項2の発明は、前記旋回案内壁は前記
空気案内壁の垂直壁に対して150度±5度湾曲させて
なることを特徴とする。したがって、この特徴によれ
ば、上記機能に加えて、旋回案内壁からのエアーカーテ
ンは空気案内壁の垂直壁から遠ざかるように自由空間に
放り出されるから、両側の空気吸引口に向かって発生し
た連続的な水平方向の竜巻の形状はその中間部が椅子本
体に垂れ下がるようになって、ばい煙、粉塵などの発生
源により近い位置に竜巻が近づくことになる。
【0012】請求項3の発明は、前記空気案内壁は透明
であることを特徴とする。したがって、この特徴によれ
ば、上記機能に加えて、透明であるため前面のみの開放
であっても、閉塞感が無くなる。
【0013】請求項4の発明は、前記空気清浄装置にお
ける電気集塵機は、互いに平行に配設した複数の正電極
板と、該複数の正電極板の間に所定間隔を保持して互い
に平行に配設した複数の負電極板と、前記複数の正電極
板と複数の負電極板との間に高電圧を印加することによ
りこれら複数の正電極板と複数の負電極板との間に電荷
を蓄積させる高圧電源と、該高圧電源と複数の正電極板
との間に介在し少なくとも正電極板1枚おきに直列に接
続した高抵抗体と、からなる集塵部を具備したものであ
ることを特徴とする。したがって、この特徴によれば、
上記機能に加えて、高圧電源と複数の正電極板との間に
少なくとも正電極板1枚おきに直列に高抵抗体を接続し
てあるから、絶縁破壊が発生した一対の正電極板及び負
電極板の間以外の、他の残り多数の正電極板及び負電極
板の間に蓄えられていた電荷は、直列の高抵抗体に阻ま
れて一定値に収束し放電規模が常時縮小し放電音が小さ
くなり、且つ放電による電圧及び電流の少なくとも一方
の変化を検知出来る。
【0014】請求項5の発明は、前記空気清浄装置にお
ける電気集塵機は、互いに平行に配設した複数の正電極
板と、該複数の正電極板の間に所定間隔を保持して互い
に平行に配設した複数の負電極板と、前記複数の正電極
板と複数の負電極板との間に高電圧を印加することによ
り、これら複数の正電極板と複数の負電極板との間に電
荷を蓄積させる高圧電源と、該高圧電源と複数の正電極
板との間に介在し少なくとも正電極板1枚おきに直列に
接続した高抵抗体と、前記高圧電源と複数の負電極板と
の間に介在し少なくとも負電極板1枚おきに直列に接続
した高抵抗体と、からなる集塵部を具備したものである
ことを特徴とする。したがって、この特徴によれば、上
記機能に加えて、正電極板側に接続した高抵抗体が破壊
されても、放電規模が常時縮小し放電音が小さくなり、
且つ放電による電圧及び電流の少なくとも一方の変化を
検知出来る。
【0016】請求項6の発明は、前記竜巻発生機構及び
空気清浄機構のいずれかの箇所に人感知センサを設けて
人の有無の感知情報により、前記送風機及び空気清浄装
置を作動・停止させることを特徴とする。したがって、
この特徴によれば、人感知センサにより人の有無を感知
しない限り、送風機及び空気清浄装置を作動・停止させ
ない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜6に基づいて詳述する。図1は本発明の実施形態を示
す竜巻式排気清浄装置を備えた椅子の斜視図、図2は図
1のII−II線に沿う断面図、図3は本発明の実施形
態を示す竜巻式排気清浄装置を備えた椅子の正面図であ
る。図において、1は竜巻式排気清浄装置を備えた椅子
を示し、この竜巻式排気清浄装置を備えた椅子1は、竜
巻発生機構Aと空気清浄機構Bとを主要構成要素として
なる。竜巻発生機構Aは、椅子本体2後部にエアーカー
テン4を形成する空気吹出部5を設け、該空気吹出部5
背面に空気案内壁3をほぼ垂直に取り付け、該空気案内
壁3の上部をエアーカーテン4を旋回させる旋回案内壁
6に形成し、更に椅子本体2の両側及び空気案内壁3の
両側に設けた側壁7、7に、空気吸引口8、8を旋回案
内壁6によって生じたる旋回気流の軸方向に設けてなる
ものである。
【0018】前記椅子本体2は、ソファー状に形成さ
れ、クッションなどが貼り付けられている座席10とこ
れをスライドさせて着脱自在に載せられる箱体11とか
らなっている。この箱体11にリミットスイッチ(不図
示)が取り付けられ、座席10が箱体11にずれて載せ
られている場合には椅子1が作動しないようになってい
る。この椅子本体2後部には空気吹出部5が前記側壁
7、7間に渡って設けられている。この空気吹出部5
は、中空の板状をなし、その上面に所定の間隔をなして
エアー吹出スリット12……が多数明けられ、これらエ
アー吹出スリット12……の軸線方向は垂直であり、中
空である通路13を介して後述する送風機21のデリバ
リ側に接続している。そして、空気吹出部5の背面に前
記空気案内壁3がほぼ垂直に取り付けられ、この空気案
内壁3は、透明な素材で作られ明るく開放的にしてお
り、垂直壁6aとその上部の旋回案内壁6とからなり、
全体として人の身長より高くなっている。この旋回案内
壁6は前記座席10側に向かって湾曲している。この湾
曲の程度は、図4に示すように、150度±5度であ
り、これに沿ってエアーカーテン4が流れることにより
旋回気流を形成させ、且つ旋回案内壁6の先端からエア
ーカーテン4が垂直壁6aから遠ざかるように自由空間
に放り出させようと、するものである。
【0019】したがって、前記送風機21により空気が
通路13に送られ、空気吹出部5のエアー吹出スリット
12から吹き出されると、薄板状の空気の流れであるエ
アーカーテン4が空気案内壁3の垂直壁6aに沿って流
れ、更に旋回案内壁6に沿ってエアーカーテン4が流れ
ることにより旋回気流を形成させ、旋回案内壁6の先端
から椅子本体2前方斜め下方にエアーカーテン4が自由
空間に放り出されるように形成される。このエアーカー
テン4と空気案内壁3とで主に形成される空間は外部と
遮断され、この空間内の空気は外部に出ない。
【0020】前記側壁7、7は、中空になっており、側
板7a、7b、7cが従来公知の手段により容易に取り
付け、取り外しが出来るようになっているから、事実上
煙道となる側壁7、7内を容易に掃除が出来て都合がよ
く、更に、前記箱体11に連通するための通路孔14、
14が設けられている。したがって、側壁7、7に設け
られている前記空気吸引口8、8は、中空で煙道となっ
ている側壁7、7、通路孔14、14を通じて箱体11
に連通している。なお、側壁7、7は、必ずしも中空で
なくても良く、空気吸引口8、8と通路孔14、14あ
るいは箱体11とがパイプにより接続されていても良
い。
【0021】前記空気清浄機構Bは、椅子本体2内に空
気清浄装置20及び送風機21を収納し、該送風機21
のサクション側を前記空気吸引口8、8に接続し、デリ
バリ側を前記空気吹出部5及び排気口22に接続してな
り、送風機21により空気吸引口8、8から吸引した空
気を空気清浄装置20により清浄化し、その清浄空気の
一部を空気吹出部5からのエアーカーテン4とし、残り
を排気口22から排出するものである。
【0022】前記空気清浄装置20は、空気中に含まれ
る粗大粒子を除去し前記空気吸引口8、8に取り付けら
れているネットであるプレフィルター23と、プレフィ
ルター23を通過した微細粒子を捕捉する電気集塵機2
4と、気体等の臭気成分を除去する脱臭フィルター25
とからなる。そして、この電気集塵機24は、図5に示
すように、コロナ放電により空気中の微細粒子を荷電す
る荷電部30と、この荷電部30により荷電された微細
粒子をクーロン力により捕捉するための正電極板31及
び負電極板32を備えた集塵部33と、荷電部30及び
集塵部33に高電圧をかける高圧電源34とからなる。
【0023】前記荷電部30は、イオン化線35とイオ
ン化電極36とからなり、イオン化線35は前記高圧電
源34のイオン化電源34aのプラス極37に、イオン
化電極36はイオン化電源34aのマイナス極38にそ
れぞれ接続されている。前記集塵部33は、互いに平行
に配設した複数の正電極板31と、複数の正電極板31
の間に所定間隔を保持して互いに平行に配設した複数の
負電極板32と、複数の正電極板31と複数の負電極板
32との間に高電圧を印加することによりこれら複数の
正電極板31と複数の負電極板32との間に電荷を蓄積
させる高圧電源34の集塵電源34bと、該集塵電源3
4bと複数の正電極板31との間に介在し少なくとも正
電極板31を1枚おきに直列に接続した高抵抗体39
と、を具備している。そして、正電極板31は前記高圧
電源34の集塵電源34bのプラス極40に、負電極板
32は集塵電源34bのマイナス極41にそれぞれ接続
されている。そして、イオン化電源34aのマイナス極
38及び集塵電源34bのマイナス極41は共にアース
されている。なお、前記高圧電源34のイオン化電源3
4aの電圧は、6000ボルトから9000ボルトの範
囲であり、集塵電源34bの電圧は、2000ボルトか
ら5000ボルトの範囲である。
【0024】そして、正電極板31及び負電極板32
は、ともに金属で作られ、並列に接続され高電圧が印加
されるから、一対の正電極板31及び負電極板32間は
空気を誘電体とするコンデンサーと化すから、電荷
(Q)=静電容量(C)・電位差(V)で定まる電荷が
蓄えられることになる。前記高抵抗体39は、図5では
2枚の正電極板31に対して、1個の高抵抗体39を直
列に接続した状態を示すが、3枚あるいはそれ以上の正
電極板31に対して、1個の高抵抗体39を直列に接続
しても良い。そして、高抵抗体39は、10〜10
12Ωの範囲のものが選定され、この範囲に入るもので
あれば、特に限定が無い。環境面からはセラミックス製
抵抗体が良く、特にフェライト製のものは、入手が容易
であるし、安定供給の面、コストの面から現在のところ
最適である。当然樹脂製のものも採用し得るが、廃棄
時、環境ホルモンやダイオキシンの発生などなにかと問
題が多く、現状ではベターでない。
【0025】また、図6に示すような電気集塵機24a
であっても良く、この電気集塵機24aと図5の電気集
塵機24との相違点は、高圧電源34と複数の負電極板
32との間にも高抵抗体39aを介在させ、少なくとも
負電極板32一枚おきに直列に接続してなり、一対の正
電極板31及び負電極板32に絶縁破壊が起き、正電極
板31側に接続した高抵抗体39aが破壊されても、放
電規模が常時縮小され、放電による電圧及び電流の少な
くとも一方の変化を検知出来る点にある。その他の構成
・作用については、図5の電気集塵機24と同様なの
で、図6に符号を付してその説明を省略する。
【0026】なお、図2、3における50はキャスタ
ー、51はアジャスターであり、図1、2、3における
52は透明の側板、図1における53は人感知センサで
あり、椅子1に人が近づくと感知して作動指令を出し竜
巻発生機構Aと空気清浄機構Bとを作動させ、椅子1か
ら人が去ると感知して停止指令を出し竜巻発生機構Aと
空気清浄機構Bとを停止するものである。
【0027】次に、上記構成になる竜巻式排気清浄装置
を備えた椅子1の使用状態を説明する。まず、必要な組
み立ての終わった椅子1をキャスター50を働かせて設
置場所に移動し、アジャスター51にて動かないように
設置して、電源線に接続し据え付けを終了する。次に、
椅子1に人が近づき人感知センサ53が感知するか、手
動で電源スイッチをオンすると、送風機21が作動し空
気を通路13に送り、空気吹出部5のエアー吹出スリッ
ト12……から空気が吹き出されると、薄板状の空気の
流れであるエアーカーテン4が空気案内壁3の垂直壁6
aに沿って流れ、更に旋回案内壁6に沿ってエアーカー
テン4が流れることにより旋回気流を形成させ、その過
程でも煙などを巻き込み、旋回案内壁6の先端から椅子
本体2前方斜め下方にエアーカーテン4が自由空間に形
成される。
【0028】一方、送風機21が作動しているから両側
の空気吸引口8、8より空気を吸引することになり、こ
れにより、エアーカーテン4と空気案内壁3とで主に形
成される空間内は負圧状態となり、エアーカーテン4と
共に空間外の空気も引き戻される。同時に、旋回案内壁
6により形成された旋回気流の軸心部は空気吸引口8、
8からの空気の吸引により負圧域が形成され、この負圧
域は旋回気流の軸心部に沿って負圧コアー部を形成し、
これら旋回気流の遠心力と負圧コアー部の負圧とがバラ
ンスして、両側の空気吸引口8、8に向かう連続的な水
平方向の竜巻tが発生する。この竜巻tの形状は、前述
の通り、エアーカーテン4が旋回案内壁6の先端から椅
子本体2前方斜め下方に向かって自由空間に形成されて
おり、それに連れて旋回気流も椅子本体2前方斜め下方
に形成されるから、上記竜巻tの形状はその中間部が椅
子本体2に垂れ下がるようになる。
【0029】したがって、座席10に座った人が煙草を
吸い煙が出ると、この煙は上記空間の外部に漏れること
がなく、直ちにその中間部が椅子本体2に垂れ下がった
ような形状で、水平方向に長く延びた竜巻tにより、広
い範囲にわたり平均的に巻き込まれて、両側の空気吸引
口8、8から空気と共に側壁7、7内に入り、通路孔1
4、14を経由して箱体11内に入る。粗大粒子は空気
吸引口8、8に取り付けられたネット状のプレフィルタ
ー23により除去されているから、通過した微細粒子が
電気集塵機24により捕捉され、更に、脱臭フィルター
25により気体等の臭気成分を除去されて、清浄空気と
なる。この清浄空気の一部は前記空気吹出部5から吹き
出て再びエアーカーテン4となり、残りは排気口22か
ら外部に排出される。
【0030】一方、粗大粒子が空気吸引口8、8に取り
付けられたネット状のプレフィルター23により除去さ
れないで、電気集塵機24内に入った場合は以下の通り
となる。通常、図5の矢線K方向から微細粒子を含んだ
空気が電気集塵機24内に入ると、荷電部30のコロナ
放電により空気中の微細粒子を荷電し、更に、集塵部3
3に入り、その正電極板31及び負電極板32にて荷電
された微細粒子をクーロン力により捕捉する。しかし、
何らかの原因により一対の正電極板31及び負電極板3
2に粗大粒子が入る異常事態が生ずると、絶縁破壊が生
じQ=C・Vで定まる電荷が放電し、放電音であるパチ
パチ音が発生する。同時に残りの全ての正電極板31及
び負電極板32に蓄えられた電荷が回り込み放電しよう
とするが、正電極板31の1枚おきに直列に接続された
高抵抗体39により一定値に収束され阻止されて、放電
する電荷量が少なくなり、パチパチ音が低く押さえられ
る。なお、この際、図5中、a点で絶縁破壊が起きた場
合は、隣接するb点、c点に蓄えられた電荷は回り込み
a点で放電するから、合計三対の正電極板31及び負電
極32板間に蓄えられた電荷が放電することになり、高
圧電源34の集塵電源34bの電圧及び電流の少なくと
も一方の変化が大きくなり、検知可能となって、所定時
間高電圧の印加を停止することが出来、火災など不測の
事態にいたることがなくなる。
【0031】そして、椅子1から人が去ってそれを人感
知センサ53が感知するか、手動で電源スイッチをオフ
して、椅子1の運転を停止する。あとは上記した椅子1
の使用状態が繰り返されることになる。したがって、室
内外を問わず本発明の竜巻式排気清浄装置を備えた椅子
1を別置きにすれば、室内の場合では空気調和装置と関
係なく、喫煙による煙を含んだ空気を速やかに排除し、
清浄空気とすることができ、特別に喫煙所などを設けな
くても良い。
【0032】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更・追加、各請求項における他の組み合
わせに係るものも、本発明の範囲内である。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の竜巻式排
気清浄装置を備えた椅子によれば、以下のような効果が
ある。請求項1記載の発明は、送風機を作動させて空気
吹出部から吹き出たエアーカーテンは、空気案内壁に沿
って流れ旋回し、その流れが一定になりながら旋回案内
壁の先端から離れて自由空間に流れ出し、椅子本体に座
った状態の喫煙などで発生したばい煙、粉塵などは、自
由空間に流れ出たエアーカーテンにより巻き込まれて混
入する。一方、空気吸引口から空気を吸引すると、主に
エアーカーテンと空気案内壁とにより囲われた空間内が
負圧状態になり、エアーカーテンと共に空間外の空気も
引き戻される。同時に、旋回気流の軸心部に沿って負圧
コアー部を形成するから、これら旋回気流の遠心力と負
圧コアー部の負圧とがバランスして、両側の空気吸引口
に向かう連続的な水平方向の竜巻が発生し、この水平方
向に長く延びた竜巻により、ばい煙、粉塵などは広い範
囲にわたり平均的に空気と共に速やかに吸引される。吸
引された空気は椅子本体内に導入され、空気清浄装置に
より清浄化され、一部は空気吹出部から吹き出て再びエ
アーカーテンとなり、残りは排気口から外部に排出され
る。したがって、椅子上部にエアー吹出パイプや供給用
送風機を設置したり、二重にする必要がなく、デザイン
的にスッキリさせて、コスト面で有利になり、加えてエ
アーカーテンに旋回性を付与し、竜巻ばかりか旋回案内
壁に沿って流れているエアーカーテンによってもばい
煙、粉塵などを空気と共に巻き込み排除され得る。
【0034】請求項2記載の発明は、旋回案内壁からの
エアーカーテンは空気案内壁の垂直壁から遠ざかるよう
に自由空間に放り出されるから、両側の空気吸引口に向
かって発生した連続的な水平方向の竜巻の形状はその中
間部が椅子本体に垂れ下がるようになる。したがって、
上記効果に加えて、竜巻の中間部が垂れ下がり椅子本体
に近くなるから、ばい煙、粉塵などを含んだ空気を効率
良く速やかに吸引出来、その分効果的にばい煙、粉塵な
どを排除出来る。
【0035】請求項3記載の発明は、透明であるため前
面のみの開放であっても、閉塞感が無くなる。したがっ
て、上記効果に加えて、全体として明るいイメージとな
り、発明の構成上の不都合さを和らげる。
【0036】請求項4記載の発明は、高圧電源と複数の
正電極板との間に少なくとも正電極板1枚おきに直列に
高抵抗体を接続してあるから、絶縁破壊が発生した一対
の正電極板及び負電極板の間以外の、他の残り多数の正
電極板及び負電極板の間に蓄えられていた電荷は、直列
の高抵抗体に阻まれて一定値に収束し放電規模が常時縮
小し、放電による電圧及び電流の少なくとも一方の変化
を検知出来る。したがって、上記効果に加えて、放電音
であるパチパチ音が低いのに、放電による電圧あるいは
電流の変化を検知でき、電源供給を一時止め、火災など
不測の事態の発生を防止出来る効果がある。
【0037】請求項5の発明は、正電極板側に接続した
高抵抗体が破壊されても、放電規模が常時縮小し、放電
による電圧及び電流の少なくとも一方の変化を検知出来
る。したがって、上記効果に加えて、仮に正電極板側の
高抵抗体が破壊されたとしても、放電音であるパチパチ
音が低く、放電による電圧あるいは電流の変化を検知で
き、電源供給を一時止め、火災など不測の事態の発生を
防止出来る効果がある。
【0038】請求項6記載の発明によれば、人感知セン
サにより人の有無を感知しない限り、送風機及び空気清
浄装置を作動・停止させない。したがって、上記効果に
加えて、作動開始や停止忘れが無くなり、煙草の煙など
が発生する蓋然性のある場合にのみ確実に清浄化機能を
働かせることが出来、余分なメンテナンスを行う必要も
なければ、電気代を余計に支払う必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す竜巻式排気清浄装置を
備えた椅子の斜視図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】本発明の実施形態を示す竜巻式排気清浄装置を
備えた椅子の正面図。
【図4】本発明の実施形態を示す竜巻式排気清浄装置を
構成する空気案内壁の断面図。
【図5】本発明の実施形態を示す竜巻式排気清浄装置に
適用する電気集塵機の回路図。
【図6】本発明の他の実施形態を示す竜巻式排気清浄装
置に適用する電気集塵機の回路図。
【符号の説明】
1 竜巻式排気清浄装置を備
えた椅子 2 椅子本体 3 空気案内壁 4 エアーカーテン 5 空気吹出部 6 旋回案内壁 6a 垂直壁 7 側壁 7a、7b、7c 側板 8 空気吸引口 10 座席 11 箱体 12 エアー吹出スリット 13 通路 14 通路孔 20 空気清浄装置 21 送風機 22 排気口 3 プレフィルター 24、24a 電気集塵機 25 脱臭フィルター 30 荷電部 31 正電極板 32 負電極板 33 集塵部 34 高圧電源 34a イオン化電源 34b 集塵電源 35 イオン化線 36 イオン化電極 37、40 プラス極 38、41 マイナス極 39、39a 高抵抗体 50 キャスター 51 アジャスター 52 透明の側板 53 人感知センサ A 竜巻発生機構 B 空気清浄機構 t 竜巻

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅子本体後部にエアーカーテンを形成する
    空気吹出部を設け、該空気吹出部背面に空気案内壁をほ
    ぼ垂直に取り付け、該空気案内壁の上部をエアーカーテ
    ンを旋回させる旋回案内壁に形成し、更に前記椅子本体
    の両側及び前記空気案内壁の両側に設けた側壁に、空気
    吸引口を前記旋回案内壁によって生じた旋回気流の軸方
    向に設けてなる竜巻発生機構と、前記椅子本体内に空気
    清浄装置及び送風機を収納し、該送風機のサクション側
    を前記空気吸引口に接続し、デリバリ側を前記空気吹出
    部及び排気口に接続してなり、前記空気吸引口から吸引
    した空気を清浄化し、その清浄空気の一部を空気吹出部
    からのエアーカーテンとし、残りを前記排気口から排出
    する空気清浄機構と、からなることを特徴とする竜巻式
    排気清浄装置を備えた椅子。
  2. 【請求項2】前記旋回案内壁は前記空気案内壁の垂直壁
    に対して150度±5度湾曲させてなる請求項1記載の
    竜巻式排気清浄装置を備えた椅子。
  3. 【請求項3】前記空気案内壁は透明である請求項1又は
    2記載の竜巻式排気清浄装置を備えた椅子。
  4. 【請求項4】前記空気清浄装置における電気集塵機は、
    互いに平行に配設した複数の正電極板と、該複数の正電
    極板の間に所定間隔を保持して互いに平行に配設した複
    数の負電極板と、前記複数の正電極板と複数の負電極板
    との間に高電圧を印加することによりこれら複数の正電
    極板と複数の負電極板との間に電荷を蓄積させる高圧電
    源と、該高圧電源と複数の正電極板との間に介在し少な
    くとも正電極板1枚おきに直列に接続した高抵抗体と、
    からなる集塵部を具備したものである請求項1、2又は
    3記載の竜巻式排気清浄装置を備えた椅子。
  5. 【請求項5】前記空気清浄装置における電気集塵機は、
    互いに平行に配設した複数の正電極板と、該複数の正電
    極板の間に所定間隔を保持して互いに平行に配設した複
    数の負電極板と、前記複数の正電極板と複数の負電極板
    との間に高電圧を印加することにより、これら複数の正
    電極板と複数の負電極板との間に電荷を蓄積させる高圧
    電源と、該高圧電源と複数の正電極板との間に介在し少
    なくとも正電極板1枚おきに直列に接続した高抵抗体
    と、前記高圧電源と複数の負電極板との間に介在し少な
    くとも負電極板1枚おきに直列に接続した高抵抗体と、
    からなる集塵部を具備したものである請求項1、2又は
    3記載の竜巻式排気清浄装置を備えた椅子。
  6. 【請求項6】前記竜巻発生機構及び空気清浄機構のいず
    れかの箇所に人感知センサを設けて人の有無の感知情報
    により、前記送風機及び空気清浄装置を作動・停止させ
    る請求項1、2、3、4又は5記載の竜巻式排気清浄装
    置を備えた椅子。
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