JP4308365B2 - 喫煙用空気清浄機 - Google Patents

喫煙用空気清浄機 Download PDF

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  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は喫煙用空気清浄機に関し、さらに詳しくは事務所,待合室,カラオケルーム等の分煙対策のためにテーブルサイドやデスクサイドに設置されて好適な喫煙用空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
喫煙によって生じる煙草の煙には、ニコチン,タール(ヤニ),一酸化炭素,窒素酸化物,アンモニアの他、ベンツピレン等の発癌性物質が多数含まれている。また、室内の浮遊粉塵の主な発生源となる。特に、置き煙草などから発生する副流煙には、喫煙者が吸い込む主流煙に比べて、数倍の有害物質が含まれていることが判っており、非喫煙者にも健康被害をもたらすことから受動喫煙として問題となっている。また、煙草の煙の不快感からくるストレスにより、仕事の効率やコミュニケーションにも悪影響を及ぼしている。このため、近年、厚生省,労働省等の喫煙に伴う分煙対策勧告により、煙草の煙を含む空気を吸引して清浄化する喫煙用空気清浄機の設置が事務所等で進んでいる。
【0003】
従来、この種の喫煙用空気清浄機としては、テーブル型,カウンタ型,灰皿スタンド型などがあったが、テーブル型やカウンタ型は空気清浄機がテーブルやカウンタに一体的に組み込まれており、大型であるので設置スペースを必要とするとともに高価であった。また、灰皿スタンド型は、空気清浄機が灰皿スタンドに一体的に組み込まれたもので、小型ではあるが、その分、空気清浄能力が劣るものであった。このため、テーブルサイドやデスクサイドに設置して使用する十分な空気清浄機能を有する喫煙用空気清浄機が求められていた。
【0004】
また、従来の喫煙用空気清浄機は、吸込口がカバー等により覆われていて、筐体内に配設されているプレフィルタや内部機構が保護されるようになっていたが、カバー等が吸込口に合わせてただ置いてあるだけだったり、単に穴に差し込むだけだったりという簡単な取り付け構造であったので、カバー等を使用者が簡単に取り外すことが可能であった。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】
上述した従来の喫煙用空気清浄機には、テーブルやカウンタとは別体でテーブルサイドやデスクサイドに設置して使用する十分な空気清浄機能を有するものが提供されていないという問題点があった。
【0006】
また、従来の喫煙用空気清浄機では、筐体内に配設されているプレフィルタを保護するカバー等が使用者により簡単に取り外すことができるものであったので、カバー等が取り外されてプレフィルタにタバコの火が押し付けられたり、ゴミを投げ入れられたりした場合には、空気清浄機能が十分に発揮できないばかりでなく、故障や発火の原因にもなるという問題点があった。
【0007】
さらに、カバー等が取り外された場合に、プレフィルタが外れて使用者が筐体内部に手を入れると、高電圧を使用する電気集塵ユニット,ファンが高速回転する送風機等が収納されているので、大変危険であるという問題点があった。
【0008】
このため、逆に、カバー等をねじ,溶接,接着等により喫煙用空気清浄機に固定してしまうことも考えられるが、このようにした場合にはプレフィルタや内部機構のメンテナンス時に邪魔になり、十分な清掃が行えないという問題点がある。
【0009】
本発明の目的は、上述の点に鑑み、テーブルやカウンタとは別体にテーブルサイドやデスクサイドに設置して使用でき、かつ十分な空気清浄機能を有する喫煙用空気清浄機を提供することにある。
【0010】
また、本発明の他の目的は、吸込口にプレフィルタを防護するように着脱可能に設けられたフロントグリルを筐体へのフロントパネルの装着に連動して取り外し不能となるようにした喫煙用空気清浄機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の喫煙用空気清浄機は、筐体の前面に設けられた吸込口と、この吸込口に隣接する前記前面に着脱可能に取り付けられるフロントパネルと、前記吸込口の奥の筐体内に配置され空気中の大きな塵埃を捕捉するプレフィルタと、このプレフィルタを通過した空気中の小さな塵埃を集塵する電気集塵ユニットと、この電気集塵ユニットを通過した空気を光脱臭ランプからの光によって光触媒フィルタ中に含まれる光触媒を励起させて脱臭する光触媒脱臭ユニットと、前記吸込口,前記プレフィルタ,前記電気集塵ユニット,前記光触媒脱臭ユニット,および排出口を通過する空気流を作り出す送風機と、前記吸込口に前記プレフィルタを防護するように着脱可能に配設され前記筐体に取り付けられた前記フロントパネルに規制されて前記吸込口から取り外し不能となるフロントグリルとを有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0013】
図1,図2,図3および図4は、本発明の一実施の形態に係る喫煙用空気清浄機を示す側断面,正面斜視図,フロントパネル開放正面図および上面図である。本実施の形態に係る喫煙用空気清浄機は、筐体1と、筐体1を支持する2本のスタンド2と、筐体1の正面上端部寄りに設けられた吸込口3と、吸込口3にプレフィルタ5を防護するように配設されたフロントグリル4と、吸込口3の奥の筐体1内にやや斜めに傾けられて配置されたプレフィルタ5と、筐体1の吸込口3を除く前面に着脱可能に取り付けられたフロントパネル6と、フロントパネル6の中央上端寄りに設けられたパネルロック機構7と、吸込口3の下位近傍に水平に配置されたフロントガイド8と、プレフィルタ5の下位に配設された電気集塵ユニット11と、電気集塵ユニット11の下位に配設された光触媒脱臭ユニット12と、光触媒脱臭ユニット12の下位に配設された送風機13と、筐体1の背面壁の下端寄りに穿設された多数の透孔でなる吹出口14と、筐体1の上面に設けられた操作パネル15とから、その主要部が構成されている。
【0014】
筐体1は、縦長の直方体状に形成され、下面壁を2本のスタンド2で支持されて、テーブルサイドあるいはデスクサイドの床に設置されるようになっている。したがって、設置面積が少なくて済むようになっている。なお、筐体1の両側面の上端寄りには、喫煙用空気清浄機を持つための取手1a,1bが設けられている。
【0015】
吸込口3は、筐体1の正面上端部寄りに設けられていて、フロントグリル4が嵌め込まれているとともに、フロントグリル4の奥には後方に向けて徐々に立ち上がるようにやや傾けられてプレフィルタ5が配置されている。
【0016】
フロントグリル4は、3本の水平金属棒と、2本の垂直金属棒とをスポット溶接することにより横格子状に形成されている。なお、横格子の1つの大きさは、手を入れることができない程度の大きさに設定されている。2本の垂直金属棒の上端部および下端部は、上位の水平金属棒および下位の水平金属棒から延出されており、図1に示すように、上端部は吸込口3の傾斜開口上壁に穿設された穴にそれぞれ嵌入され、下端部は吸込口3の下位近傍に水平に配置されたフロントガイド8に穿設された穴にそれぞれ嵌入されている。ただし、吸込口3の傾斜開口上壁に穿設された穴には、フロントガイド8に穿設された穴の深さより長い余裕が設けられており、フロントグリル4を手で持って上に持ち上げると、フロントグリル4は上方に変位し、2本の垂直金属棒の下端部はフロントガイド8に穿設された穴から抜け出すことができるようになっている。
【0017】
プレフィルタ5は、周囲を金属フレームで覆われたステンレス鋼線製の平織金網で形成されていて、空気中の大きな塵埃を捕捉するとともに、外部からの異物の侵入を防止する役目をする。プレフィルタ5をステンレス製としたのは、煙草の火や灰に対する耐性,灰やタール等の付着時の洗浄等を考慮したためである。プレフィルタ5は、図1に示すように、筐体1の内壁に突設された段部に載置されるように斜めに傾けられて配置され、この配置状態で前縁垂下片がフロントガイド8に契合されるようになっているとともにフロントパネル6の傾斜上端面の後縁と当接し、プレフィルタ5の表面とフロントパネル6の傾斜上端面とがほぼ面一となるようになっている。なお、図2に示すように、プレフィルタ5の前縁両隅部は切り欠かれていて、フロントグリル4の2本の垂直金属棒の下端部がフロントガイド8に穿設された穴に嵌入することを許容しているとともに、その位置から後方へは移動できないように規制している。プレフィルタ5の未挿入または方向や位置が正しくセットされていないときには、図示しないプレフィルタスイッチが作動して、喫煙用空気清浄機のすべての機能は停止し、運転ボタン15a(図4参照)を押しても運転を開始しないようになっている。このとき、操作パネル15の運転表示ランプ15b(図4参照)および風量表示ランプ15d(図4参照)は、全て消灯状態となる。
【0018】
フロントパネル6は、ほぼ長方形板状の形状を有し、筐体1の吸込口3を除く正面壁を形成するように、筐体1に対して着脱自在に取り付けられるようになっている。フロントパネル6の上端面は、後方に向けて高くなる斜面となっており、傾斜上端面の後縁はフロントグリル4の2本の垂直金属棒の下端部がフロントガイド8に穿設された穴に嵌入している位置から前方へ移動できないように規制する役目をする。フロントパネル6は、フロントパネル6の中央上端寄りに配設されたパネルロック機構7によって筐体1に固定されるようになっている。なお、パネルロック機構7によりフロントパネル6を筐体1に固定していないときには、図示しないフロントパネルスイッチが作動して、喫煙用空気清浄機のすべての機能は停止し、運転ボタン15a(図4参照)を押しても運転を開始しないようになっている。このとき、操作パネル15の運転表示ランプ15b(図4参照)および風量表示ランプ15d(図4参照)は、全て消灯状態となる。
【0019】
パネルロック機構7は、図5(a)および(b)に示すように、フロントパネル6の中央上端寄りにナットによりフロントパネル6を貫通するように軸設された回転軸7aと、回転軸7aの内端側(フロントパネル6の裏面側)に固着された係止片7bとから構成されている。回転軸7aは、フロントパネル6の表面側にノッチが穿設され、コイン等を用いて回転させることができるようになっており、係止片7bが垂直になった状態でその先端がフロントガイド8に穿設された長孔(図示せず)に係入してフロントパネル6を筐体1に係止し、係止片7bが水平になった状態でその先端がフロントガイド8に穿設された長孔(図示せず)から離脱してフロントパネル6の筐体1への係止を解除する。
【0020】
電気集塵ユニット11は、主に、空気中の塵埃等の微粒子に電荷を与える電極板(図示せず)と、帯電された微粒子を吸い寄せる多層集塵板(図示せず)とから構成されており、プレフィルタ5を通過した空気中の小さな塵埃を電気集塵する役目をする。特に、煙草の煙に含まれる灰粒子,タール粒子等を強力に吸い寄せて除去することができる。電気集塵ユニット11は、フロントパネル6を取り外した状態で筐体1に対して容易に着脱可能になっていて、洗浄可能である。
【0021】
光触媒脱臭ユニット12は、主に、蛍光灯等でなる光脱臭ランプ(図示せず)と、光触媒フィルタ(図示せず)とから構成されており、電気集塵ユニット11を通過した空気を光脱臭ランプからの光によって光触媒フィルタ中に含まれる光触媒を励起させて脱臭する役目をする。光触媒フィルタは、アナターゼ型の二酸化チタン(TiO2 )等の光触媒が塗布または含有されている部材でハニカム構造となるように形成されている。光触媒は、光脱臭ランプからの光(紫外線)によって励起されて、空気中の悪臭成分、特に煙草の煙に含まれる窒素酸化物,アンモニア,ニコチン,さらにはベンツピレン等の発癌性物質等の広範囲な物質を吸着して分解する役目をする。光触媒脱臭ユニット12は、フロントパネル6を取り外した状態で筐体1に対して容易に着脱可能になっている。なお、光触媒フィルタは、触媒作用により脱臭するので半永久的に使用することが可能である。
【0022】
送風機13は、モータ(図示せず)および回転ファン(図示せず)を内蔵しており、吸込口3,プレフィルタ5,集塵ユニット11,光触媒脱臭ユニット12,および吹出口14を通過する空気流を作り出す役目をする。
【0023】
操作パネル15には、図4に示すように、運転ボタン15aと、運転表示ランプ15bと、風量ボタン15cと、3つの風量表示ランプ15dとが設けられている。運転ボタン15aは、運転のオン/オフを行い、押すたびに運転は、入→切→入を繰り返す。運転開始時には、運転ランプ15bと風量表示ランプ15dとが点灯し、数秒間だけ強運転した後に弱運転が始まるようになっている。また、風量ボタン15cは、運転時の風量の切り換えを行い、押すたびに風量は、弱→中→強→弱を繰り返し、それぞれの風量に対応する風量表示ランプ15dが点灯する。
【0024】
次に、このように構成された本実施の形態に係る喫煙用空気清浄機の動作について説明する。
【0025】
操作パネル15の運転ボタン15aが押されて喫煙用空気清浄機が運転状態になると、送風機13により吸込口3から筐体1内に煙草の煙を含む空気が吸い込まれ、筐体1内に吸い込まれた煙草の煙を含む空気は、まず、プレフィルタ5を通過して空気中の大きな塵埃を捕捉される。
【0026】
次に、プレフィルタ5を通過した空気は、電気集塵ユニット11を通過することにより、空気中の小さな塵埃を除去される。特に、煙草の煙に含まれる灰粒子,タール粒子等は、電極板(図示せず)により電荷を与えられ、多層集塵板(図示せず)により強力に吸い寄せられて除去される。
【0027】
続いて、電気集塵ユニット11を通過した空気は、光触媒脱臭ユニット12を通過することにより、悪臭成分が吸着されて分解されることにより脱臭される。特に、煙草の煙に含まれる窒素酸化物,アンモニア,ニコチン,さらにはベンツピレン等の発癌性物質が光触媒フィルタを通過することにより光触媒に吸着され、光脱臭ランプからの光によって励起された光触媒フィルタ中の光触媒の分解作用によって分解される。
【0028】
光触媒脱臭ユニット12を通過して脱臭されたきれいな空気は、送風機13から筐体1の背面下端部に穿設された吹出口14から筐体1外に排出される。
【0029】
ところで、通常の運転時等には、図1に示すように、パネルロック機構7の係止片7bが垂直になった状態でフロントガイド8に穿設された長孔に係入してフロントパネル6を筐体1に係止しており、使用者がフロントグリル4を上方に変位させて故意に外そうとしても、フロントグリル4の2本の垂直金属棒の下端部がフロントパネル6の上端面の後縁に当たり取り外すことができない。詳しくは、使用者がフロントグリル4を手に持って上方に変位させ、2本の垂直金属棒の下端部をフロントガイド8に穿設された穴から抜け出させたとしても、フロントパネル6の傾斜上端面の後縁に当たるので前方にフロントグリル4を引き出すことができないとともに、プレフィルタ5の切り欠かれた前縁両隅部に当たるので後方にフロントグリル4を押し込むこともできない。
【0030】
メンテナンス時には、フロントパネル6の前面中央上端寄りに露呈する回転軸7aをコイン等により90度回転させると、係止片7bは水平位置へと回動変位しフロントガイド8に穿設された長孔から離脱してフロントパネル6の筐体1への係止が解除され、フロントパネル6を筐体1から取り外すことができる(図3参照)。フロントパネル6を取り外した状態では、電気集塵ユニット11および光触媒脱臭ユニット12の交換等のメンテナンスが可能となる
【0031】
また、フロントパネル6を取り外した状態では、フロントグリル4を手で持って上に持ち上げると、フロントグリル4は上方に変位し、2本の垂直金属棒の下端部はフロントガイド8に穿設された穴から抜け出すことができる。したがって、さらにフロントグリル4を手前斜め下に向けて引き出せば、フロントグリル4の2本の垂直金属棒の上端部も吸込口3の傾斜開口上壁に穿設された穴から抜け出して、フロントグリル4を取り外すことができる。フロントグリル4を取り外した状態では、プレフィルタ5のメンテナンスが可能となる。
【0032】
プレフィルタ5のメンテナンス終了後は、フロントグリル4を再び取り付け、フロントパネル6を筐体1に取り付けてパネルロック機構7により再びロックすればよい。
【0033】
このように、フロントグリル4をメンテナンス時に開閉を行うフロントパネル6の奥の位置に設けることにより、通常の運転時等にはフロントパネル6が閉じているため、フロントグリル4を故意に外そうとしても、フロントグリル4の2本の垂直金属棒の下端部がフロントパネル6に当たり取り外すことができない。しかし、メンテナンス時には、フロントパネル6を開けて電気集塵ユニット11および光脱臭ユニット12の交換等を行うため、フロントグリル4を取り外すことが可能となり、プレフィルタ5のメンテナンスを行うことができる。
【0034】
なお、本実施の形態では、パネルロック機構7をコイン等でロックできるようにしたが、鍵等を取り付けることにより、安全性をさらに高めることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、テーブルやカウンタとは別体でテーブルサイドやデスクサイドに設置して使用する十分な空気清浄機能を有する喫煙用空気清浄機を提供することができるという効果がある。
【0036】
また、吸込口にプレフィルタを防護するように着脱可能に設けられたフロントグリルを筐体へのフロントパネルの装着に連動して取り外し不能となるようにしたので、フロントグリルが取り外されてプレフィルタにタバコの火が押し付けられたり、ゴミを投げ入れられたりすることがなくなるという効果がある。これにより、空気清浄機能の低下や、故障,発火の原因を未然に除去することができる。
【0037】
さらに、運転時にフロントグリルが取り外されて、使用者がプレフィルタから筐体内部に手を入れて怪我をする等のおそれがなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る喫煙用空気清浄機の側断面図である。
【図2】本実施の形態に係る喫煙用空気清浄機の正面斜視図である。
【図3】本実施の形態に係る喫煙用空気清浄機のフロントパネルを取り外した状態を示す正面図である。
【図4】本実施の形態に係る喫煙用空気清浄機の操作パネルを示す上面図である。
【図5】図1中のパネルロック機構を示す図であり、(a)は一部破砕上面図、(b)は一部破砕背面図である。
【符号の説明】
1 筐体
1a,1b 取手
2 スタンド
3 吸込口
4 フロントグリル
5 プレフィルタ
6 フロントパネル
7 パネルロック機構
7a 回転軸
7b 係止片
8 フロントガイド
11 電気集塵ユニット
12 光触媒脱臭ユニット
13 送風機
14 吹出口
15 操作パネル
15a 運転ボタン
15b 運転表示ランプ
15c 風量ボタン
15d 風量表示ランプ

Claims (3)

  1. 筐体の前面に設けられた吸込口と、この吸込口に隣接する前記前面に着脱可能に取り付けられるフロントパネルと、
    前記吸込口の奥の筐体内に配置され空気中の大きな塵埃を捕捉するプレフィルタと、
    このプレフィルタを通過した空気中の小さな塵埃を集塵する電気集塵ユニットと、
    この電気集塵ユニットを通過した空気を光脱臭ランプからの光によって光触媒フィルタ中に含まれる光触媒を励起させて脱臭する光触媒脱臭ユニットと、
    前記吸込口,前記プレフィルタ,前記電気集塵ユニット,前記光触媒脱臭ユニット,および排出口を通過する空気流を作り出す送風機と、
    前記吸込口に前記プレフィルタを防護するように着脱可能に配設され前記筐体に取り付けられた前記フロントパネルに規制されて前記吸込口から取り外し不能となるフロントグリルと
    を有することを特徴とする喫煙用空気清浄機。
  2. 前記フロントグリルが、水平金属棒と垂直金属棒とにより格子状に形成され、前記垂直金属棒の上端部が前記吸込口の開口上壁に穿設された穴に嵌入され、前記垂直金属棒の下端部が前記吸込口の開口下壁に穿設された穴にそれぞれ嵌入されて配置されており、前記フロントパネルにより前方への移動を規制され、前記プレフィルタにより後方への移動を規制されている請求項1記載の喫煙用空気清浄機。
  3. 前記フロントパネルが、該フロントパネルに設けられた回転軸および該回転軸に取り付けられた係止片と、前記吸込口近傍に形成された被係止部とからなるパネルロック機構により前記筐体に固定されるようになっている請求項1記載の喫煙用空気清浄機。
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