JP2002200147A - 捕集器の脱臭装置、方法、及び空気中の浮遊粒子捕集装置 - Google Patents

捕集器の脱臭装置、方法、及び空気中の浮遊粒子捕集装置

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JP2002200147A JP2000400522A JP2000400522A JP2002200147A JP 2002200147 A JP2002200147 A JP 2002200147A JP 2000400522 A JP2000400522 A JP 2000400522A JP 2000400522 A JP2000400522 A JP 2000400522A JP 2002200147 A JP2002200147 A JP 2002200147A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気清浄装置の運転開始時における異臭の発
生を有効に防止する。 【解決手段】 脱臭用ファン90を駆動させて脱臭運転
を開始すると、脱臭室66の空気は、連通路72、73
を経由して中継室68へと導かれる。中継室68の空気
は下側の吹出口69から吹き出て、エアシャッター流と
なって対向する脱臭室66の吸込口67へと吸い込まれ
る。また、中継室68の空気の一部は、上側の吹出口7
1から捕集器40の上面に沿って流れ出て、捕集器40
を通過して上記エアシャッター流に合流する。このよう
にしてタール分等から発生した異臭を含んだ空気は、脱
臭室66に吸い込まれて脱臭ユニット80を通過し、こ
のときに脱臭ユニット80により光触媒を用いた脱臭が
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タバコ煙等の空気
中に浮遊する粒子、即ち塵埃粒子を捕集する捕集器の脱
臭装置、方法、及び空気中の浮遊粒子捕集装置に係り、
特に、継続して使用している装置の運転開始時における
異臭の発生を防止するように工夫されたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種粉塵やタバコ煙等の空気中を
浮遊する粒子、即ち塵埃粒子を捕集・除去するための空
気中の浮遊粒子を捕集する装置、例えば、空気清浄装置
などが知られている。特に事務所・会議室・待合室・ロ
ビー等のタバコ煙対策のために使用されるカウンター型
やテーブル型の空気清浄装置が知られている。この種の
装置では、各種粉塵やタバコ煙を捕集するための捕集器
を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような空気清
浄装置においては、高捕集効率で捕集している装置であ
ればあるほど、空気中に浮遊しているタバコ煙等の浮遊
粉塵を捕集器により多く付着堆積させることになる。空
気清浄装置としては高性能であり好ましい反面、タバコ
煙のタール分等は異臭を発生するので、より多く捕集す
ればするほど捕集器にタバコ煙のタール分等が付着堆積
して、異臭発生の要因になるといった問題があった。
【0004】この異臭は、特に運転開始時、すなわち、
長時間停止状態での放置後、最初の運転を開始する時に
問題となる。例えば、会社等において就業時間が終了
し、空気清浄装置の運転を停止させ、翌日に初めて運転
する際に、捕集のための運転を行なうが為に装置外に異
臭が流出されてしまうこととなる。更に、装置の運転時
間が増えるほど、即ち装置を継続して使用するほど異臭
が強くなる傾向があり、捕集器の交換・洗浄の周期を、
捕集性能の維持・回復に関わりなく行なわなくてはなら
ない等の問題があった。
【0005】特開平11−51430号公報には、集塵
部の下流側に光触媒フィルタ及び殺菌灯を配置し、殺
菌、脱臭を行うようにしたテーブル型の空気清浄機が開
示されている。
【0006】しかしながら、上記従来の方式では、集塵
部を通過した清浄空気に対して殺菌、脱臭を行うだけで
あり、捕集器(集塵部)に付着堆積したタール分等から
の異臭の発生を防止するものではない。
【0007】また、運転時の異臭の発生を防止するもの
として、特開平10−318550号公報に、脱臭器を
備えた空気調和装置が開示されている。この空気調和装
置では、通常運転の起動開始から所定時間の間に、吹出
口のルーバ(風向板)を吸込口に近い方向に向け、吹出
口から吹き出る異臭を含む吹出風を吸込口から吸い込ん
で、装置内に内蔵した光脱臭装置を通過させることによ
り、異臭の発生を防止するようにしている。
【0008】しかしながら、上記従来の方式では、脱臭
運転は吹出方向を変えるだけであり、脱臭運転のための
流路を確保するものではない。すなわち、異臭を含む吹
出風は装置本体外にいったん吹き出されるため、その全
てを装置内に回収することは困難で、異臭の発生を抜本
的に防止できることにはなっていない。また、上記従来
の方法では、運転開始から所定時間の間に異臭の発生を
防止するようにしているため、その間は装置本来の目的
である運転が行なわれなくなるといった問題もあった。
特に、空気清浄装置は、運転開始と同時に浮遊粒子、含
塵空気を吸い込み捕集することが望まれるので、空気清
浄装置にこの方法を転用すると、運転開始から所定の間
全く捕集が行なわれないという装置としては重要な問題
が発生する虞がある。
【0009】本発明は、上記のような点に鑑みてなされ
たものであり、空気清浄装置の運転開始時における異臭
の発生を有効に防止できるようにすることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の捕集器の脱臭装
置は、吸込面から吸い込んだ空気中の浮遊粒子を捕集し
て、吹出面から清浄空気を吹き出す捕集器に用いられる
脱臭装置であって、前記捕集器の吸込面及び吹出面のう
ち少なくともいずれか一方の面に沿う空気の流れを発生
させ、該空気に対して脱臭を行う構成にした点に特徴を
有する。
【0011】本発明の捕集器の脱臭装置は、吸込面から
吸い込んだ空気中の浮遊粒子を捕集して、吹出面から清
浄空気を吹き出す捕集器に用いられる脱臭装置であっ
て、前記捕集器の吸込面及び吹出面のうち少なくともい
ずれか一方の面に沿う空気の流れを発生させ、該空気の
流れは、前記捕集器の吸込面から吸い込まれ、吹出面か
ら吹き出される空気の流れとは交差するように別流路と
なっており、該空気に対して脱臭を行う構成にした点に
特徴を有する。
【0012】本発明の捕集器の脱臭装置の他の特徴とす
るところは、前記捕集器に対して一方の側に位置する脱
臭室と、前記捕集器に対して他方の側に位置する中継室
と、前記中継室に設けた中継室側の開口部と、前記脱臭
室に設け、前記中継室側の開口部に対向させた脱臭室側
の開口部とを備え、前記中継室側の開口部と前記脱臭室
側の開口部との間で前記捕集器の面に沿う空気の流れを
発生させる点にある。
【0013】また、本発明の捕集器の脱臭装置の他の特
徴とするところは、前記中継室側の開口部及び前記脱臭
室側の開口部をそれぞれ1つずつ設け、かつ、前記脱臭
室と前記中継室とを連通する連通路を設けた点にある。
【0014】また、本発明の捕集器の脱臭装置の他の特
徴とするところは、前記中継室には、前記捕集器の吸込
面及び吹出面のうち前記中継室側の開口部を位置させた
面側と異なる面側に、中継室側の他の開口部を設けた点
にある。
【0015】また、本発明の捕集器の脱臭装置の他の特
徴とするところは、前記中継室側の他の開口部の開口面
積を、前記中継室側の開口部の開口面積よりも小さくし
た点にある。
【0016】また、本発明の捕集器の脱臭装置の他の特
徴とするところは、前記中継室、前記脱臭室、及び前記
連通路を、前記捕集器を支持する支持フレーム体内に形
成した点にある。
【0017】また、本発明の捕集器の脱臭装置の他の特
徴とするところは、前記中継室、前記脱臭室、及び前記
連通路からなる空間の一方向へ空気を流す循環手段を設
けた点にある。
【0018】また、本発明の捕集器の脱臭装置の他の特
徴とするところは、前記脱臭室には、光触媒フィルタエ
レメントと、前記光触媒フィルタエレメントに光触媒励
起光を照射する光源とを設けた点にある。
【0019】本発明の捕集器の脱臭方法は、吸込面から
吸い込んだ空気中の浮遊粒子を捕集して、吹出面から清
浄空気を吹き出す捕集器に利用される脱臭方法であっ
て、前記捕集器の吸込面及び吹出面のうち少なくともい
ずれか一方の面に沿う空気の流れを発生させ、該空気に
対して脱臭を行う点に特徴を有する。
【0020】本発明の捕集器の脱臭方法は、吸込面から
吸い込んだ空気中の浮遊粒子を捕集して、吹出面から清
浄空気を吹き出す捕集器に利用される脱臭方法であっ
て、前記捕集器の吸込面及び吹出面のうち、少なくとも
いずれか一方の面に沿う空気の流れを発生させ、該空気
の流れは、前記捕集器の吸込面から吸い込まれ、吹出面
から吹き出される空気の流れとは交差するように別流路
とされ、該空気に対して脱臭を行なう点に特徴を有す
る。
【0021】本発明の空気中の浮遊粒子捕集装置は、吸
込面から吸い込んだ空気中の塵埃粒子を捕集して、吹出
面から清浄空気を吹き出す捕集器と、上記脱臭装置とを
具備し、前記捕集器により空気清浄を行い、前記脱臭装
置により脱臭を行う点に特徴を有する。
【0022】また、本発明の空気中の浮遊粒子捕集装置
の他の特徴とするところは、空気清浄化運転の運転停止
時に前記脱臭装置による脱臭運転を行う点にある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
捕集器の脱臭装置、方法、及び空気中の浮遊粒子捕集装
置の実施の形態について説明する。
【0024】図1は、本実施の形態の空気清浄装置の外
観を示す概略斜視図である。本実施の形態の空気清浄装
置10はテーブル型であり、天板20と、テーブル本体
30とを具備する。天板20には、略長方形の貫通孔で
ある開口部21が形成されている。天板20の下側に設
けられたテーブル本体30内には、捕集器40及びファ
ン50が順次設置される。
【0025】捕集器40は、図2に示すように筐体から
なり、その上面の吸込開口部41から下面の吹出開口部
42(図4参照)へと空気を通過させて清浄化するもの
である。捕集器40は、吸込開口部41から吸い込んだ
空気中のタバコ煙等の塵埃粒子を捕集し、清浄空気を吹
出開口部42から吹き出すものであれば、いずれの方
式、例えば静電式、又は、濾過式、或いはそれら両方の
方式により捕集を行うものであってもよい。
【0026】本実施の形態では、静電式集塵方式を採用
している。すなわち、捕集器40の筐体には、吸込開口
部41側から順次プレフィルタ、帯電部であるアイオナ
イザ、捕集部であるコレクタが内蔵されている。
【0027】アイオナイザ及びコレクタは、放電電極部
材、対向電極部材、非集塵電極部材、及び集塵電極部材
の組み合わせにより形成されている。対向電極部材及び
集塵電極部材は体積固有抵抗値が107Ωcm以下の導
電性樹脂材料で形成し、非集塵電極部材は体積固有抵抗
値が1010〜1013Ωcmの半導電性樹脂材料で形成す
るのが好ましい。この場合、アイオナイザは、放電電極
部材と対向電極部材との組み合わせにより構成され、コ
レクタは、集塵電極部材と非集塵電極部材との組み合わ
せにより構成される。
【0028】このように構成したアイオナイザ及びコレ
クタでは、アイオナイザにより荷電された粒子の中に導
電性粉塵が混在しても、非集塵電極部材の電荷の移動が
半導電性樹脂材料の抵抗で制限されるため、集塵電極部
材と非集塵電極部材との間でのスパーク発生を防止する
ことができる。
【0029】かかる捕集器40は、図3、4に示すよう
に、支持フレーム体60に取り外し自在に設置される。
なお、図3、4では、支持フレーム体60のみを示す
が、この支持フレーム体60はテーブル本体30内に固
定されているものである。
【0030】この支持フレーム体60に捕集器40を設
置すると、捕集器40の吸込開口部41が天板20の開
口部21に連通し、また、吹出開口部42がファン50
の設置されたテーブル本体30の下部空間に連通する。
この状態で、ファン50を駆動させると、図1の矢印に
示すように、天板20の開口部21から含塵空気を吸い
込み、捕集器40を通過した清浄空気を吹出口31から
外部に出すことになる。
【0031】支持フレーム体60は、図5に示すよう
に、捕集器40を支持するための支持空間部61を有し
ており、図3、4に示すように、支持フレーム体60の
一方の長手側の側面に挿入口62が形成されている。こ
の挿入口62から捕集器40を支持空間部61へとスラ
イド挿入して、捕集器40を支持フレーム体60に設置
することができる。
【0032】支持フレーム体60の上面には、支持空間
部61に連通する連通空間部63が形成されている。こ
の連通空間部63は、捕集器40が支持空間部61に挿
入された状態で、捕集器40の吸込開口部41にちょう
ど連通する。すなわち、支持空間部61に挿入された捕
集器40の吸込開口部41は、この連通空間部63を介
して、天板20の開口部21に連通することになる。な
お、連通空間部63には、捕集器40の吸込開口部41
に設けられているプレフィルタ64が、吸込開口部41
と共に連通空間部63に一致するように設けられてい
る。
【0033】同様に、支持フレーム体60の下面には、
支持空間部61に連通する連通空間部65が形成されて
いる。この連通空間部65は、捕集器40が支持空間部
61に挿入された状態で、捕集器40の吹出開口部42
にちょうど連通する。すなわち、支持空間部61に挿入
された捕集器40の吹出開口部42は、この連通空間部
65を介して、ファン50が設置されたテーブル本体3
0の下部空間に連通することになる。
【0034】ここで、図5〜7に示すように、支持フレ
ーム体60内には、捕集器40に対して一方の側に位置
するように、ここでは挿入口62の右側の端部に脱臭室
66が形成されている。脱臭室66は、上側の連通空間
部63から閉ざされているが、下側の連通空間部65に
開放されている。すなわち、下側の連通空間部65の部
分で支持フレーム体60の壁が全て取り除かれ、長方形
状の吸込口67が形成されている。なお、本実施の形態
においては、この吸込口67が本発明でいう脱臭室側の
開口部に相当するものである。
【0035】また、支持フレーム体60内には、捕集器
40に対して他方の側に位置するように、ここでは挿入
口62の左側の端部に中継室68が形成されている。中
継室68は、上側の連通空間部63及び下側の連通空間
部65の両方に開放されている。ただし、下側の連通空
間部65の部分で支持フレーム体60の壁が全て取り除
かれ、長方形状の吹出口69が形成されるのに対して、
上側の連通空間部63の部分の壁面70は、捕集器40
に近い部分のみが取り除かれ、吸込口67や吹出口69
よりも細長い長方形状の吹出口71が形成されている。
なお、本実施の形態においては、吹出口69が本発明で
いう中継室側の開口部に相当し、吹出口71が本発明で
いう中継室側の他の開口部に相当するものである。
【0036】さらに、図6、7に示すように、支持フレ
ーム体60内には、上側の連通空間部63の両長手方向
に沿って連通路72、73が形成され、これら連通路7
2、73を介して脱臭室66と中継室68とを連通させ
ている。
【0037】上記脱臭室66には、脱臭ユニット80が
設けられている。脱臭ユニット80は、図8に示すよう
に、平行に並べられた2本の直管型光源81を、厚さ方
向に多数の貫通孔を有するハニカム構造の光触媒フィル
タエレメント82、83により上下に挟み込む構成とし
ている。光触媒フィルタエレメント82、83は、脱臭
室66を上下に隔てるプレート84、85にそれぞれ設
置されている。また、光源81もいずれかのプレート8
4、85に設置されている。
【0038】また、上記脱臭室66には、脱臭ユニット
80の下方に脱臭用ファン90が設けられている。この
脱臭用ファン90は、脱臭室66を上下に隔てるプレー
ト91に設置されている。
【0039】なお、脱臭ユニット80が設置されたプレ
ート84、85や脱臭用ファン90が設置されたプレー
ト91は、光源81や脱臭用ファン90のメンテナンス
のために脱臭室66から取り外し可能にしておくのが望
ましい。本実施の形態では、図3、4に示すように、支
持フレーム体60に蓋74を設けておき、この蓋74を
外してプレート84、85やプレート91をスライド脱
着できるようにしている。
【0040】ここで、脱臭ユニット80及び脱臭用ファ
ン90について詳述する。脱臭ユニット80に用いられ
た光触媒フィルタエレメント82、83は、20セル/
(インチ)2の貫通したセルを有し、光触媒を担持した
ものである。光触媒フィルタエレメント82、83のサ
イズは、それぞれ188×48×10(厚さ)mmとし
ている。
【0041】また、2本の直管型光源81は、ランプ電
力6W、主波長352nmの熱陰極タイプの蛍光ランプ
であり、直径15.5×210mm(口金まで含んだ全
長)としている。
【0042】このようにした光触媒を用いた脱臭ユニッ
ト80では、光触媒励起光が光触媒フィルタエレメント
82、83の各面方向にわたって均一に照射されるよう
に配置する必要がある。本実施の形態の脱臭ユニット8
0では、上下の光触媒フィルタエレメント82、83間
に水平に光源81を配置し、各光源81の中心の軸から
光触媒フィルタエレメント82、83の光源側の表面ま
での距離が一定以下となるようにするのが望ましい。こ
れは、光源から離れると光触媒の励起をする紫外線強度
が弱まるためで、光触媒が励起される必要強度の紫外線
光が届く一定距離の範囲内に光触媒フィルタエレメント
82、83を配置することが望ましい。また、光触媒フ
ィルタエレメント82、83の長手方向の寸法を、光源
81の口金を除いた有効照射領域の寸法に一致させてい
る。
【0043】また、光触媒フィルタエレメント82、8
3に担持された光触媒を有効に利用するためには、吸込
側の光触媒フィルタエレメント83を通過する風速、吹
出側の光触媒フィルタエレメント82と通過する風速が
それぞれ面方向にわたって均一になるようにするのが望
ましい。そこで、光触媒フィルタエレメント82の吹出
側の表面に、所定の圧力損失を与える不織布を設けてい
る。不織布としては、0.1m/s時に0.2Paの圧
力損失を与えるものを使用している。
【0044】なお、本実施の形態では光触媒を用いる場
合を記載したが、他の方法、例えば活性炭などの吸着脱
臭方法やオゾン脱臭方法を用いてもよい。ただし、性
能、安全性、メンテナンス性や、それに伴うコストなど
を勘案すると光触媒を用いることが最も望ましい。ま
た、フィルタエレメントの大きさ・使用枚数や光源の性
能や使用本数は、脱臭装置が搭載される空気清浄装置の
大きさ等の要求事項により、適宜設定することで比較的
容易に対応できる点からも光触媒方式が望ましい。
【0045】脱臭用ファン90は、脱臭室66に下方か
ら上方への空気の流れを発生させるものであり、静圧
2.5Pa時の定格処理風量が120リットル/分のフ
ァンモータを使用しており、本実施の形態においては、
約300リットル/分の空気を循環させている。なお、
参考として、空気清浄装置そのものの処理風量(ファン
50による処理風量)は、約15000リットル/分と
している。
【0046】次に、本実施の形態の空気清浄装置10の
動作について説明する。捕集運転(空気清浄化運転)に
ついては既に説明したとおりであり、ファン50を駆動
させて、図3〜5に示すように、含塵空気を支持フレー
ム体60の連通空間部63から捕集器40の吸込開口部
41に吸い込み(図中矢印X)、清浄空気を吹出開口部
42から連通空間部65へと吹き出す(図中矢印Y)。
なお、連通空間部63、65において吸込口67や吹出
口69、71が開口しているが、捕集運転時の空気の流
れ方向の側方に開口しているので、これら吸込口67や
吹出口69、71に空気が流入することは実質的にな
い。参考として、本発明者らが吸込口67や吹出口6
9、71を塞いだ空気清浄装置と、本実施の形態の空気
清浄装置との捕集効率を比較したところ、同様の捕集効
率が得られている。
【0047】捕集運転を停止し(テーブル本体30内の
ファン50を停止)、脱臭運転を行う場合、脱臭用ファ
ン90を駆動させる。脱臭用ファン90が駆動すると、
図6、7、9に示すように、脱臭室66内の空気は下方
から上方へと流れ始め(図中矢印K)、脱臭室66から
連通路72、73を経由して中継室68へと導かれる
(図中矢印L)。
【0048】そして、中継室68の空気は下側の吹出口
69から吹き出て、対向する脱臭室66の吸込口67へ
と吸い込まれる。したがって、吹出開口部42が形成さ
れた捕集器40の下面に沿ってエアシャッター流が生じ
ることになる(図中矢印M)。このエアシャッター流に
より、捕集器40のコレクタに付着堆積したタバコ煙の
タール分等から発する異臭が脱臭室66へと運ばれる。
【0049】また、中継室68の空気の一部は上側の吹
出口71から吹き出て、吸込開口部41が形成された捕
集器40の上面に沿って流れ出る。ただし、吹出口71
に対向する吸込口はなく、捕集器40の上面に沿って流
れ出た空気は、上記エアシャッター流の捲き込み現象に
より、捕集器40を通過してエアシャッター流に合流す
ることになる(図中矢印N)。この通過流により、捕集
器40のコレクタ等、特に捕集器40の内部に付着堆積
したタバコ煙のタール分等から発する異臭が効率よく脱
臭室66へと運ばれる。
【0050】上記のようにして脱臭室66に吸い込まれ
た空気は、脱臭用ファン90により下方から上方へと流
れ、脱臭ユニット80を通過する。このときに、脱臭ユ
ニット80により光触媒を用いた脱臭が行われ、脱臭後
の空気が、脱臭室66から連通路72、73を経由して
中継室68へと導かれる(図中矢印K、L)。
【0051】以上述べたように本実施の形態において
は、空気清浄装置の運転停止時に、空気を循環させて光
触媒を用いた脱臭を行う脱臭運転を行うことにより、空
気清浄装置の運転開始時における異臭の発生を有効に防
止することができる。
【0052】しかも、本実施の形態においては、脱臭運
転時の流路(図6、7、9の矢印K〜M)を、捕集運転
時の流路(図3〜5の矢印X、Y)と交差するように異
ならせている。これにより、光触媒フィルタエレメント
82、83を捕集運転時(=通常運転時)の含塵空気が
通過することがなく、それに伴う光触媒フィルタエレメ
ント82、83の汚れ、すなわち、フィルタエレメント
の脱臭性能低下を防ぐことが出来ると共に、テーブル本
体30に内装された支持フレーム60内で被脱臭空気を
何回も循環させるように運転するので、脱臭効率が上が
ると共に、脱臭運転時に、異臭を含む空気が装置本体外
に漏れることがない。この場合に、例えば、機械的なシ
ャッター等を用いて捕集器40を密封して脱臭運転を行
うことも考えられるが、本実施の形態では、かかる機構
が必要なく、部品点数やコストを抑えながら効果的な脱
臭運転を行うことが可能となる。
【0053】また、脱臭運転時における空気の流れのう
ち一部を捕集器40を通過させるようにしたので(図
6、7、9の矢印N)、捕集器40の内部に付着堆積し
たタバコ煙のタール分等による長時間放置後の運転開始
時における異臭の発生を有効に防止することができる。
【0054】ここで、中継室68側の吹出口71につい
て詳細に説明する。この吹出口71を、吹出口69と同
様に、支持フレーム体60の壁70を全て取り除くよう
に形成した場合、この吹出口71から流れ出る空気の量
が多くなり、捕集器40を通過せず、そのまま拡散する
ものが生じてしまう。一方、吹出口71を形成せずに、
支持フレーム体の壁70により閉塞した場合、捕集器4
0の内部に付着堆積したタール分等により発生した異臭
を有効に脱臭室66に移送できなくなってしまう。
【0055】そこで、本実施の形態で説明したように、
吹出口71の開口面積を吹出口69や吸込口67の開口
面積より小さくして、捕集器40の上面に沿って流れ出
る空気の量を絞る。これにより、吹出口71から流れ出
る空気のほぼ全てを捕集器40を通過させることがで
き、拡散をなくすとともに、捕集器40の内部に付着堆
積したタール分等により発生した異臭を有効に脱臭室6
6に移送することができる。
【0056】なお、吹出口71の開口面積や吹出口69
の開口面積については、他の条件等に応じて適宜定めれ
ばよいが、本実施の形態では、開口面積の比を約1:5
に設定している。また、吸込口67や吹出口69、71
の開口を設定する上で大切なことは、吸込口67や吹出
口69、71の開口幅(捕集器40の挿入方向寸法)と
捕集器40の吸込開口部41、吹出開口部42の幅(同
じく捕集器40の挿入方向寸法)を合わせることであ
る。このように設定することで前述の開口面積比設定と
の相乗効果で、吹出口71から流れ出る空気は捕集器4
0の内部全体を通過し、吹出口69から吹き出した空気
が、吹出開口部42が形成された捕集器40の下面全面
に沿ってエアシャッター流を生じさせることができ、シ
ャッター効果を向上させることができる。
【0057】なお、捕集運転と脱臭運転との開始・停止
のためのスイッチは別々に設けてもよいが、脱臭運転は
捕集運転停止時に行うものであるので、捕集運転の開始
・停止に連動して脱臭運転が停止・開始するようにして
もよい。また、運転開始・停止を手動で操作するのでは
なく、例えば、空気清浄装置10に人感センサを設けて
おき、通常は脱臭運転を行わせ、センサが反応したとき
のみ脱臭運転を停止して捕集運転を開始するようにして
もよい。
【0058】また、脱臭ユニット80の光源81は、脱
臭・捕集運転の切り替えのたびに点灯・消灯を繰り返す
と逆に寿命が短くなるおそれがあるので、その場合は常
時点灯しておけばよい。また、光源81を常時点灯させ
ておくことにより、捕集運転時にも光触媒は励起される
こととなり、脱臭運転が開始された際の脱臭効果が向上
する。
【0059】(試験例)以下、上記実施の形態で説明し
た空気清浄装置に関する試験について説明する。図10
は、試験の概要を示す図である。図10に示すように、
空気清浄装置により4m3チャンバ内で300本のタバ
コを約半日で自然燃焼させて発生したタバコ煙を捕集さ
せた後、1m3チャンバ内に移し、10時間の脱臭運転
を行った。そして、チャンバ内で1分間捕集運転させ、
チャンバ内の臭気濃度を測定した。この試験を数回繰り
返し行って、チャンバ内の臭気濃度を測定した。なお、
臭気濃度の測定は、悪臭防止法に定められた3点比較式
臭袋法により行った。
【0060】また、比較のため、同じ機種の空気清浄装
置について、脱臭運転を行わない点以外は同様の試験を
行った。すなわち、空気清浄装置により4m3チャンバ
内で300本のタバコを約半日で自然燃焼させて発生し
たタバコ煙を捕集させた後、1m3チャンバ内に移し、
脱臭運転を行わずに、10時間自然放置した。そして、
チャンバ内で1分間捕集運転させ、チャンバ内の臭気濃
度を測定した。この試験を数回繰り返し行って臭気濃度
を測定した。
【0061】図11には、試験の結果を示す。脱臭運転
を行った空気清浄装置では、1回(延べ捕集タバコ本数
300本)、5回(延べ捕集タバコ本数1500本)、
9回目(延べ捕集タバコ本数2700本)の試験結果
(臭気濃度)を得た。また、脱臭運転を行わなかった空
気清浄装置では、1回目(延べ捕集タバコ本数300
本)、2回目(延べ捕集タバコ本数600本)、3回目
(延べ捕集タバコ本数900本)の試験結果(臭気濃
度)を得た。
【0062】図中点線に示すように、脱臭運転を行わな
かった空気清浄装置では、1回目から臭気濃度が高く、
繰り返していくに従って、臭気濃度が急激に上昇するこ
とがわかった。それに対して、図中実線に示すように、
脱臭運転を行った空気清浄装置では、1回目から臭気濃
度が低く、試験を繰り返して、延べ捕集タバコ本数を増
やしていっても、臭気濃度が緩やかに上昇するだけであ
ることがわかった。
【0063】この結果からも、長時間停止状態、本試験
では10時間の放置後、最初の運転を開始する時に、効
果的に脱臭がなされていることが明らかとなった。
【0064】(他の実施の形態)上記実施の形態で述べ
た以外にも、図12〜14に示すようなものが考えられ
る。例えば、図12に示すものは、捕集器40の上下面
の両方でエアシャッター流を発生させるようにしたもの
である。
【0065】このように捕集器40の上下面においてエ
アシャッターを発生させるようにしてもよいが、脱臭室
66や中継室68への吸込口、脱臭ユニット80等によ
る圧力損失が生じ、特に上流側(同図では捕集器40の
上面側)のエアシャッター流に乱れが生じやすくなって
しまう。
【0066】そこで、図13に示すように、脱臭用ファ
ン90を、脱臭室66だけでなく中継室68にも設置し
ている。また、図14に示すように、脱臭用ファン90
及び脱臭ユニット80を、脱臭室66だけでなく中継室
68にも設置している。このように上側エアシャッター
流用のファン及び下側エアシャッター流用のファンを設
置し、さらには両方のエアシャッター流に対して圧力損
失の条件を同じにすることで、コストアップするが、エ
アシャッター流の乱れを防止することができる。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、空気
清浄装置の運転停止時に、光触媒を用いた脱臭運転を行
うことにより、空気清浄装置の運転開始時における異臭
の発生を有効に防止することができる。しかも、脱臭運
転時には、捕集運転時とは異なる空気の流れ、すなわ
ち、捕集器の吸込面や吹出面に沿う空気の流れを発生さ
せるので、異臭を含む空気が外部に漏れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の空気清浄装置10の外観を示す
概略斜視図である。
【図2】捕集器40の概略斜視図である。
【図3】捕集器40を支持する支持フレーム体60を上
方から見た概略斜視図である。
【図4】捕集器40を支持する支持フレーム体60を下
方から見た概略斜視図である。
【図5】図3のA−A線断面の概略を示す図である。
【図6】捕集器40を支持する支持フレーム体60を上
方から見た概略斜視図である。
【図7】捕集器40を支持する支持フレーム体60を下
方から見た概略斜視図である。
【図8】脱臭ユニット80を説明するための図である。
【図9】図6のB−B線断面の概略を示す図である。
【図10】試験の概要を説明するための図である。
【図11】試験結果を示す図である。
【図12】他の実施の形態を示す図である。
【図13】他の実施の形態を示す図である。
【図14】他の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
10 空気清浄装置 20 天板 30 テーブル本体 40 捕集器 41 吸込開口部 42 吹出開口部 50 ファン 60 支持フレーム体 61 支持空間部 62 挿入口 63 連通空間部 64 プレフィルタ 65 連通空間部 66 脱臭室 67 吸込口 68 中継室 69 吹出口 70 壁 71 吹出口 72、73 連通路 74 蓋 80 脱臭ユニット 81 光源 82、83 光触媒フィルタエレメント 84、85、91プレート 90 脱臭用ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 香川 雅彦 東京都渋谷区広尾五丁目4番3号 ミドリ 安全株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA07 AA09 BB02 CC01 HH08 JJ03 KK08 LL02 LL12 MM01 QQ17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込面から吸い込んだ空気中の浮遊粒子
    を捕集して、吹出面から清浄空気を吹き出す捕集器に用
    いられる脱臭装置であって、 前記捕集器の吸込面及び吹出面のうち少なくともいずれ
    か一方の面に沿う空気の流れを発生させ、該空気に対し
    て脱臭を行う構成にしたことを特徴とする捕集器の脱臭
    装置。
  2. 【請求項2】 吸込面から吸い込んだ空気中の浮遊粒子
    を捕集して、吹出面から清浄空気を吹き出す捕集器に用
    いられる脱臭装置であって、 前記捕集器の吸込面及び吹出面のうち少なくともいずれ
    か一方の面に沿う空気の流れを発生させ、該空気の流れ
    は、前記捕集器の吸込面から吸い込まれ、吹出面から吹
    き出される空気の流れとは交差するように別流路となっ
    ており、該空気に対して脱臭を行う構成にしたことを特
    徴とする捕集器の脱臭装置。
  3. 【請求項3】 前記捕集器に対して一方の側に位置する
    脱臭室と、 前記捕集器に対して他方の側に位置する中継室と、 前記中継室に設けた中継室側の開口部と、 前記脱臭室に設け、前記中継室側の開口部に対向させた
    脱臭室側の開口部とを備え、 前記中継室側の開口部と前記脱臭室側の開口部との間で
    前記捕集器の面に沿う空気の流れを発生させることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の捕集器の脱臭装置。
  4. 【請求項4】 前記中継室側の開口部及び前記脱臭室側
    の開口部をそれぞれ1つずつ設け、かつ、前記脱臭室と
    前記中継室とを連通する連通路を設けたことを特徴とす
    る請求項3に記載の捕集器の脱臭装置。
  5. 【請求項5】 前記中継室には、前記捕集器の吸込面及
    び吹出面のうち前記中継室側の開口部を位置させた面側
    と異なる面側に、中継室側の他の開口部を設けたことを
    特徴とする請求項4に記載の捕集器の脱臭装置。
  6. 【請求項6】 前記中継室側の他の開口部の開口面積
    を、前記中継室側の開口部の開口面積よりも小さくした
    ことを特徴とする請求項5に記載の捕集器の脱臭装置。
  7. 【請求項7】 前記中継室、前記脱臭室、及び前記連通
    路を、前記捕集器を支持する支持フレーム体内に形成し
    たことを特徴とする請求項4に記載の捕集器の脱臭装
    置。
  8. 【請求項8】 前記中継室、前記脱臭室、及び前記連通
    路からなる空間の一方向へ空気を流す循環手段を設けた
    ことを特徴とする請求項4に記載の捕集器の脱臭装置。
  9. 【請求項9】 前記脱臭室には、光触媒フィルタエレメ
    ントと、前記光触媒フィルタエレメントに光触媒励起光
    を照射する光源とを設けたことを特徴とする請求項3に
    記載の捕集器の脱臭装置。
  10. 【請求項10】 吸込面から吸い込んだ空気中の浮遊粒
    子を捕集して、吹出面から清浄空気を吹き出す捕集器に
    利用される脱臭方法であって、 前記捕集器の吸込面及び吹出面のうち少なくともいずれ
    か一方の面に沿う空気の流れを発生させ、該空気に対し
    て脱臭を行うことを特徴とする捕集器の脱臭方法。
  11. 【請求項11】 吸込面から吸い込んだ空気中の浮遊粒
    子を捕集して、吹出面から清浄空気を吹き出す捕集器に
    利用される脱臭方法であって、 前記捕集器の吸込面及び吹出面のうち、少なくともいず
    れか一方の面に沿う空気の流れを発生させ、該空気の流
    れは、前記捕集器の吸込面から吸い込まれ、吹出面から
    吹き出される空気の流れとは交差するように別流路とさ
    れ、該空気に対して脱臭を行なうことを特徴とする捕集
    器の脱臭方法。
  12. 【請求項12】 吸込面から吸い込んだ空気中の塵埃粒
    子を捕集して、吹出面から清浄空気を吹き出す捕集器
    と、請求項1〜11のいずれか1項に記載の脱臭装置と
    を具備し、 前記捕集器により空気清浄を行い、前記脱臭装置により
    脱臭を行うことを特徴とする空気中の浮遊粒子捕集装
    置。
  13. 【請求項13】 空気清浄化運転の運転停止時に前記脱
    臭装置による脱臭運転を行うことを特徴とする請求項1
    2に記載の空気中の浮遊粒子捕集装置。
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JP2011125780A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Sharp Corp 送風装置
JP2012232051A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Midori Anzen Co Ltd 脱臭装置、脱臭方法、空気清浄装置および空気清浄方法
CN114307568A (zh) * 2021-12-31 2022-04-12 刘亚萍 一种纺织印染废气除尘除异味的低温等离子装置

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CN114307568B (zh) * 2021-12-31 2024-01-19 东莞市毅彤纺织品有限公司 一种纺织印染废气除尘除异味的低温等离子装置

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