JP2001248865A - 換気機能付空気清浄装置 - Google Patents

換気機能付空気清浄装置

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JP2001248865A
JP2001248865A JP2000064132A JP2000064132A JP2001248865A JP 2001248865 A JP2001248865 A JP 2001248865A JP 2000064132 A JP2000064132 A JP 2000064132A JP 2000064132 A JP2000064132 A JP 2000064132A JP 2001248865 A JP2001248865 A JP 2001248865A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 換気効率及び集塵効率を向上させた換気機能
付空気清浄装置を提供する。 【解決手段】 室内の空気を第1の室内空気吸込口11
から吸い込んで排気口53から室外に排気する排気手段
70と、室外の空気を室外空気吸込口56から吸い込む
と共に室内の空気を第2の室内空気吸込口12から吸い
込み捕集部40に送って清浄化された清浄空気を吹出口
から室内へ吹き出す吸込吹出手段90と、排気手段70
により室外に排気される空気と吸込吹出手段90により
室外から吸い込まれる空気との間で熱交換を行う熱交換
手段30とを具備し、捕集部40の上流側の清浄前空気
チャンバ61に連通する第2の室内空気吸込口が装置本
体の下面側に設けられた下面室内空気吸込口12及び前
面側に設けられた前面室内空気吸込口からなり、且つ室
外空気吸込口56から吸い込まれて熱交換手段30を通
過した室外空気が清浄前空気チャンバ61に流入するよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の空気を換気
する機能を有すると共に空気中に浮遊する塵埃、細菌、
臭気成分等の粒子を捕集する換気機能付空気清浄装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、換気機能付空気清浄装置が提
案されている。この種の空気清浄装置としては、例え
ば、特開平11−23042号公報に開示されたものが
ある。この公報に開示された装置は、室内空気吸引口か
ら吸引された室内空気と室外空気吸引口から吸引された
室外空気との間で熱交換を行う熱交換部と、該熱交換部
において熱交換が行われた後の室外空気と室内空気吸引
口から吸引された室内空気とを混合して混合体とする混
合部と、前記混合体を受けて空気清浄を行い清浄空気と
する空気清浄部とを有するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の装置では、省
スペース化を図った装置本体内で、換気効率及び集塵効
率をいかに高めるかが問題であり、また、低騒音、省エ
ネなどの基本的な要求も満たさなければならない。
【0004】しかしながら、上述した装置は、上述した
換気効率及び集塵効率を高めるという観点からは、満足
できないという問題がある。
【0005】上記公報の実施例に開示された装置では、
装置本体が壁埋め込み型であるので、室内吸気口と吹出
口とが同一平面上に存在するので、吹出口から吹き出さ
れた空気がそのまま室内吸気口に吸い込まれる、所謂シ
ョートサーキットが形成される虞があり、また、室内吸
気口を大きくできないので、換気能力が不足しがちであ
る。また、このことに起因すると思われるが、ファンを
3台用いており、低騒音及び省エネの面でも不十分とな
る。
【0006】本発明はこのような事情に鑑み、換気効率
及び集塵効率を向上させた換気機能付空気清浄装置を提
供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の第1の態様は、室内の空気を換気すると共に空気中
の塵埃粒子を捕集する捕集部を有する換気機能付空気清
浄装置において、室内の空気を第1の室内空気吸込口か
ら吸い込んで排気口から室外に排気する排気手段と、室
外の空気を室外空気吸込口から吸い込むと共に室内の空
気を第2の室内空気吸込口から吸い込み且つこれらを前
記捕集部に送って清浄化された清浄空気を吹出口から室
内へ吹き出す吸込吹出手段と、前記排気手段により室外
に排気される空気と前記吸込吹出手段により室外から吸
い込まれる空気との間で熱交換を行う熱交換手段とを具
備し、前記捕集部の上流側の清浄前空気チャンバに連通
する前記第2の室内空気吸込口が装置本体の下面側に設
けられた下面室内空気吸込口及び前面側に設けられた前
面室内空気吸込口からなり、且つ前記室外空気吸込口か
ら吸い込まれて前記熱交換手段を通過した室外空気が前
記清浄前空気チャンバに流入することを特徴とする換気
機能付空気清浄装置にある。
【0008】かかる第1の態様では、排気手段により効
率よく室内の空気を排気できると共に吸込吹出手段によ
り室外の空気及び室内の空気を効率よく捕集部に送って
空気清浄を行うことができ、且つ清浄前空気チャンバで
室内空気と室外空気とが効率よく混合されるので、捕集
部での集塵が効率よく行われる。
【0009】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記熱交換手段を通過して前記清浄前空気チャンバ
に入る室外空気が、側方から前記下面側に設けられた第
2の室内空気吸込口に向かって流入することを特徴とす
る換気機能付空気清浄装置にある。
【0010】かかる第2の態様では、清浄前空気チャン
バで室内及び室内の空気が理想的に混合攪拌される。か
かる第3の態様は、第1又は2の態様において、前記捕
集部の下流側に、清浄空気を光触媒フィルタエレメント
と、この光触媒フィルタエレメントに光触媒励起光を照
射する光源とを具備することを特徴とする換気機能付空
気清浄装置にある。
【0011】かかる第3の態様では、清浄空気を脱臭し
て室内に吹き出すので、室内及び室外の空気の脱臭も効
率よく行うことができる。
【0012】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様において、前記吸込吹出手段が、前記捕集部の下
流側に設けられたファンであることを特徴とする換気機
能付空気清浄装置にある。
【0013】かかる第4の態様では、捕集部の下流側の
ファンにより、室内空気を吸い込むと共に室外空気を熱
交換素子部を介して吸い込んで捕集部に送り、且つ捕集
部で清浄化された空気を室内に吹き出すことができる。
【0014】本発明の第5の態様は、第1〜4の何れか
の態様において、前記排気手段が、室内空気を排気する
流路の前記熱交換手段の下流側に設けられたファンであ
ることを特徴とする換気機能付空気清浄装置にある。
【0015】かかる第5の態様では、熱交換手段の下流
側に設けられたファンにより、効率よく室内の空気を室
外に排気できる。
【0016】本発明の第6の態様は、第1〜4の何れか
の態様において、前記第1の室内空気吸込口が装置本体
の少なくとも下面側に設けられ、前記吹出口が装置本体
の少なくとも前面側に設けられていることを特徴とする
換気機能付空気清浄装置にある。
【0017】かかる第6の態様では、装置本体の下面に
設けられた室内空気吸込口より吸い込まれて、前面側に
設けられた吹出口から吹き出されるという空気の流れが
形成されるので、室内の広い範囲の空気を排気できると
共に清浄化することができる。
【0018】本発明の第7の態様は、第1〜6の何れか
の態様において、前記下面側室内空気吸込口及び前記前
面室内空気吸込口のそれぞれの吸込風量に差を設定する
ことにより所望の室内循環流を形成することを特徴とす
る換気機能付空気清浄装置にある。
【0019】かかる第7の態様では、下面側室内空気吸
込口の吸込風量と、前面室内空気吸込口の吸込風量とに
差を設定することにより、有効な室内循環流を作って、
効率的な換気及び空気清浄を行うことができる。
【0020】本発明の第8の態様は、第1〜7の何れか
の態様において、前記下面側室内空気吸込口及び前記前
面室内空気吸込口の合計の吸込風量に対して、前記室外
空気吸込口の吸込風量を略1/10にすることを特徴と
する換気機能付空気清浄装置にある。
【0021】かかる第8の態様では、寒冷地での使用に
おいては室外空気吸込口付近での結露を防止すると共
に、室内外の温度差が大きい場合には、温室度ロスを小
さくすることができる。
【0022】本発明の第9の態様は、第1〜8の何れか
の態様において、前記捕集部の上流側の前記清浄前空気
チャンバ内に粉塵センサが設けられ、当該粉塵センサに
より検出された粉塵の量に応じて前記吸込吹出手段によ
る吸込吹出量が調整されることを特徴とする換気機能付
空気清浄装置にある。
【0023】かかる第9の態様では、室内空気の粉塵量
に応じて能力を調整でき、効率よく換気及び清浄化を行
うことができる。
【0024】本発明の第10の態様は、第9の態様にお
いて、前記粉塵センサが、前記室外空気吸込口から吸い
込まれる空気の流入側から反対側に離れて設けられてい
ることを特徴とする換気機能付空気清浄装置にある。
【0025】かかる第10の態様では、粉塵センサで検
出される粉塵量に対する室外空気の影響を最低限に押さ
えることができ、室内空気の粉塵量に応じて効率よく換
気及び清浄化を行うことができる。
【0026】本発明の第11の態様は、第9又は10の
態様において、前記粉塵センサにより検出された粉塵の
量による前記吸込吹出手段の吸込吹出量の調整が、所定
時間毎に行われることを特徴とする換気機能付空気清浄
装置にある。
【0027】かかる第11の態様では、吸込吹出量の調
整を所定の時間毎に行うことにより、ファンの強弱を頻
繁に調整することに伴う騒音の発生を防止する。
【0028】本発明の第12の態様は、第1〜11の何
れかの態様において、前記捕集部が、空気中の微粒子に
電荷を与える荷電部放電電極及び対向電極と、電界を発
生する非集塵電極及び集塵電極とを具備し、電荷が与え
られた微粒子を電気的に吸引して捕集することを特徴と
する換気機能付空気清浄装置にある。
【0029】かかる第12の態様では、長期間に亘って
集塵を行っても圧力損失の低下がないので、微細な粉塵
を長期に亘って安定して除去することができ、且つ再生
使用も可能である。
【0030】本発明の第13の態様は、第1〜12の何
れかの態様において、前記排気口の近傍に、装置内部と
室外とを隔離可能なシャッタを有することを特徴とする
換気機能付空気清浄装置にある。
【0031】かかる第13の態様では、換気機能を必要
に応じて停止する際に、室外空気が室内へ流入するのを
防止することができる。
【0032】本発明の第14の態様は、第1〜13の何
れかの態様において、前記排気手段が室内の空気を前記
第1の室内空気吸込口から吸い込んで排気口から室外に
排気する排気流路に、前記熱交換手段を迂回するバイパ
ス流路を有することを特徴とする換気機能付空気清浄装
置にある。
【0033】かかる第14の態様では、バイパス流路を
介して室内空気を排気でき、排気手段の能力を大きくす
ることなく必要量の排気量を確保できる。
【0034】本発明の第15の態様は、第14の態様に
おいて、前記バイパス流路が、開閉自在であることを特
徴とする換気機能付空気清浄装置にある。
【0035】かかる第15の態様では、必要に応じてバ
イパス流路を開閉することにより、室内空気を排気する
能力を調整することができる。
【0036】本発明の第16の態様は、第1〜15の何
れかの態様において、装置本体に上端部の係止部で支持
された状態で下端部が開閉自在となる蓋体を有し、前記
係止部は、所定の開閉角度までは開閉自在に係合状態を
保持するが、前記所定の開閉角度以上に開かれると係合
状態が解除されることを特徴とする換気機能付空気清浄
装置にある。
【0037】かかる第16の態様では、メンテナンス作
業等で前面パネルを開ける際の前面パネルの落下を防止
することができる。
【0038】本発明の第17の態様は、第3〜16の何
れかの態様において、装置本体の前面パネルには、前記
光源から照射される光が目視可能な窓が設けられてお
り、当該窓には、前記紫外線照射手段から照射される光
を斜め下方に案内する光案内手段が設けられていること
を特徴とする換気機能付空気清浄装置にある。
【0039】かかる第17の態様では、装置本体が上方
に設置されていても、窓を介して、光触媒フィルタエレ
メントを励起するための光源の寿命を目視で確認するこ
とができる。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明を一実施形態に基づいて詳
細に説明する。
【0041】図1は一実施形態の換気機能付空気清浄装
置の斜視図、図2はその蓋体を取り外した分解斜視図、
図3は空気の流れを概念的に示す図である。
【0042】これらの図面に示すように、換気機能付空
気清浄装置1は、壁取り付け型であり、全体として略直
方体形状を有する前面に開口部を有する装置本体10
と、装置本体10の開口部を開閉し且つ着脱自在に取り
付けられる蓋体20とを具備する。装置本体10の下面
には、室外に排気するために室内の空気を吸い込む第1
の室内空気吸込口11と、清浄化するために室内の空気
を吸い込む第2の室内空気吸込口12とが設けられてい
る。また、装置本体10の前面上部には、清浄化した空
気を室内に吹き出す吹出口13が設けられている。一
方、蓋体20の下部には、清浄化するために室内の空気
を吸い込む第3の室内空気吸込口21が設けられてい
る。
【0043】蓋体20で開閉される開口部内は、隔壁1
4により左右二つに仕切られており、図において隔壁1
4の左側には熱交換素子部30が、右側には捕集部40
がそれぞれ着脱自在に設置されている。
【0044】隔壁14の左側は熱交換部50となってお
り、右側が空気清浄部60となっている。熱交換素子部
30の下方の室内空気流入チャンバ51及び上方が室内
空気排気チャンバ52が室内空気排気用流路となる。室
内空気流入チャンバ51は、第1の室内空気吸込口11
に連通している。また、室内空気排気チャンバ52内に
は、室内空気の排気手段である第1のファン(本実施形
態では軸流ファンなどを使用)70が設けられており、
軸流ファン70の下流側の後方には室内空気を排気する
ための排気口53が設けられている。
【0045】一方、熱交換素子部30の左方の第1の室
外空気流入チャンバ54及び右方の第2の室外空気流入
チャンバ55は室外空気流入路となっており、第1の室
内空気流入チャンバ54の後方には、室外空気吸込口5
6が設けられている。また、第2の室内空気流入チャン
バ55は、隔壁14に設けられた連通口14aを介して
空気清浄部60に連通している。
【0046】空気清浄部60の捕集部40の下方(上流
側)には、連通口14aを介して第2の室外空気流入チ
ャンバ55に連通する清浄前空気チャンバ61が画成さ
れており、清浄前空気チャンバ61には、第2の室内空
気吸込口12及び第3の室内空気吸込口21が連通して
いる。 また、捕集部40の上方(下流側)には清浄化
空気チャンバ62が画成されている。清浄化空気チャン
バ62内には、捕集部40の直ぐ上方に設けられた脱臭
部80と、その上方に設けられた吸込吹出手段である第
2のファン(本実施形態ではクロスフローファンを使
用)90とが配置されており、第2のファン90の前方
が吹出口13となっている。
【0047】このような構成では、第2のファン90の
作用により、第2の室内空気吸込口12及び第3の室内
空気吸込口21から室内空気が清浄前空気チャンバ61
へ吸い込まれると共に室外空気吸込口56から室外空気
が熱交換素子部30を通って清浄前空気チャンバ61へ
流入し、清浄前空気チャンバ61で一緒になった室内空
気及び室外空気は、捕集部40及び脱臭部80を通って
吹出口13から室内に吹き出される。このとき、吸い込
まれた室内空気及び室外空気は、捕集部40で清浄化さ
れ、脱臭部80で脱臭される。
【0048】また、第1のファン70により第1の室内
空気吸込口11から吸い込まれた空気は熱交換素子部3
0を通って排気口53から排気される。このとき、熱交
換素子部30では、排気される室内空気と室外から吸い
込まれて清浄前空気チャンバ61へ流入する室外空気と
の間で熱交換を行い、室外空気が暖められ又は冷却され
て室内に流入する。なお、熱交換素子部30として全熱
交換素子を用いれば、熱交換と共に湿度交換も可能であ
る。
【0049】ここで、清浄前空気チャンバ61に連通す
る第2の室内空気吸込口12は装置本体10の下面に設
けられ、第3の室内空気吸込口21は前面側に設けら
れ、且つ室外空気吸込口56から吸い込まれて熱交換素
子部30を通った室外空気を取り込む連通口14aは側
方に設けられている。従って、室内空気及び室外空気
は、それぞれ立体的に略直交する3方向から清浄前空気
チャンバ61へ流れ込むので、捕集部40に流れ込む前
に良好に混合攪拌される。さらに詳言すると、室外空気
は、連通口14aから斜め下方の第2の室内空気吸込口
12に向かって流れ込むように流路が形成されているの
で、清浄前空気チャンバ61に入った室外空気は、ま
ず、第2の室内空気吸込口12から取り入れられる室内
空気と衝突し、これにより良好に混合攪拌され、次い
で、清浄前空気チャンバ61の上部において、前面側の
第3の室内空気吸込口21から流れ込む室内空気と合流
してさらに混合攪拌されて捕集部40に取り入れられ
る。
【0050】これにより、室内空気と室外空気に含まれ
ている粉塵や臭気の量が異なっても、例えば、室外空気
に多くの粉塵や臭気が含まれていても、捕集部40に取
り込まれる前に完全に混合攪拌され、均一な状態になる
ので、捕集部40での清浄化が良好に行われる。すなわ
ち、捕集部40や脱臭部80での清浄、脱臭の能力は面
方向に亘って一定であるので、混合攪拌が十分ではない
状態で捕集部40に取り込まれると、粉塵や臭気が多く
含まれた空気が流れ込んだ部分では局所的に清浄化及び
脱臭が不十分になる場合があり、また、局所的な汚れに
よる性能劣化が生じ、好ましくない。例えば、粉塵を多
く含む空気が部分的に流れ込むと、捕集部40に局部的
な粉塵の堆積が生じて、洗浄等のメンテナンスまでの時
間が短くなるという問題があり、一般的な静電式集塵装
置を用いた場合には、スパークや沿面リークの原因とな
るという問題がある。なお、本実施形態では静電式集塵
装置を用いているが、後述するように、集塵電極及び非
集塵電極を特殊な材料で形成することにより、スパーク
や沿面リークの心配はない。
【0051】また、本実施形態では、上述したように、
第2のファン90の作用により、第2の室内空気吸込口
12及び第3の室内空気吸込口21から室内空気を吸い
込むと共に室外空気吸込口56から室外空気を吸い込む
ようになっているが、第2の室内空気吸込口12及び第
3の室内空気吸込口21からの室内空気の合計吸込風量
に対する、室外空気吸込口56からの室外空気の吸込風
量は、熱交換素子部30やフィルタ35の圧力損失を適
宜調整することで、任意の風量に設定することができ
る。例えば、寒冷地での使用において室外空気吸込口5
6付近での結露を防止するため、又は室内外の温度差が
大きい場合の温湿度ロスを小さくするためには、室内空
気の吸込風量に対して室外空気の吸込風量を1/10程
度と小さくするのが好ましい。
【0052】以下、各部材に関して詳細に説明する。
【0053】熱交換素子部30は、装置本体10内に着
脱自在に載置される略直方体形状を有し、図4に示すよ
うに前面側に取っ手31を有する。また、熱交換素子部
30は、伝熱板32と空気流路を形成するコルゲート板
33とが交互に積層された構造を有し、左右方向に連通
する多数の第1の流路と、上下方向に連通する多数の第
2の流路とが伝熱板32を介して隣接して設けられてお
り、第1の流路の入出側となる左右面及び第2の流路の
入出側となる上下面のそれぞれにフィルタ35が設けら
れている。また、熱交換素子部30の後面側には、凹部
37が形成されており、凹部37と装置本体10の後面
との間が室内空気を室外に排気するためのバイパス流路
となる。
【0054】捕集部40は、本実施形態では、静電式集
塵装置であり、空気中の微粒子に電荷を与えるアイオナ
イザ41と、荷電した微粒子を静電力により捕集するコ
レクタ42とを有する。なお、これらアイオナイザ41
及びコレクタ42は、容易に着脱自在となり、簡便にメ
ンテナンスを行えるようになっている。
【0055】ここで、アイオナイザ41は、放電電極部
材と対向電極部材との組み合わせにより構成され、放電
電極部材はイオン化線と呼ばれるワイヤ、対向電極部材
は体積固有抵抗値が107Ω・cm以下の導電性材料で
形成される。このようなアイオナイザ41では、イオン
化線を対向電極部材に対して高精度な位置決め状態で且
つ簡便に設置する構造とする必要がある。
【0056】かかるアイオナイザ41の一例を図5〜図
7に示す。図5の平面図及び正面図に示すように、アイ
オナイザ41は、金属製の箱形状の枠体101と、その
長手方向両端部に係合する樹脂製のイオン化線保持部材
102、103とを具備し、枠体101は、底部を部分
的に立ち上げて形成した対向電極104と、開口部10
5とを具備する。
【0057】また、イオン化線保持部102及び103
により所定の位置に張り巡らされたイオン化線106
は、両端にコイルばね107が接続され、略中央部がイ
オン化線保持部材103に設けられた折り返し部108
に係止されると共に両端部がイオン化線保持部材102
の案内部109により位置決めされた状態で、コイルば
ね107をイオン化線保持部102の係止孔110に係
止することにより保持されている。
【0058】ここで、折り返し部108は、半円筒形の
形状を有し、イオン化線106の折り返される中央部を
所定の幅及び所定の高さに保持する構造を有する。ま
た、案内部109もイオン化線106を折り返し部10
9と同じ所定の幅及び所定の高さに保持する形状を有す
る。しかしながら、図7(a)に示すように、イオン化
線106の両端を係止する一対の係止孔110の間隔d
1は案内部109の所定の幅d2より若干狭くなり、且つ
案内部109の幅広部109aの下端部より高い位置に
設けられている。これにより、案内部109が規制する
所定の幅で且つ所定の高さでイオン化線106が保持さ
れることが担保される。
【0059】このように張られたイオン化線106は、
往復で一本のワイヤで形成されているので、一本ずつの
ワイヤで形成するよりは取付が容易であり、また、全て
を一本のワイヤとする構造よりは張力を均一化できると
いう利点がある。
【0060】また、枠体101の長手方向中央部には、
このように張られたイオン化線106の高さを所定の高
さに規定する高さ規制部材111が設けられているの
で、コロナ放電等の原因によるイオン化線106の振動
を防止することができる。
【0061】なお、枠体101とイオン化線保持部10
2及び103との係合は、枠体101に形成された係止
つめ112がイオン化線保持部材102及び103に形
成された貫通孔113に係合されることにより、容易に
行うことができるようになっている。
【0062】一方、コレクタ42は、図示は省略する
が、集塵電極板と非集塵電極板との組み合わせにより構
成され、集塵電極板は体積固有抵抗値が107Ω・cm
以下の導電性材料で形成し、非集塵電極板は体積固有抵
抗値が1010〜1013Ω・cmの半導電性樹脂材料で形
成するのが好ましい。好適には、各集塵電極板及び非集
塵電極板は、それぞれの材料で、複数の櫛歯を有する形
状に一体成形したものや、平板状に成形したものを積層
体とし、これらを組み合わせることによりコレクタ42
を構成するようにするのが好ましい。
【0063】ここで、各集塵電極板及び高非集塵電極板
は、お互いが平行平板状であって、それぞれが平行且つ
等間隔に交互に並ぶことが必要である。静電式集塵方式
の場合は、集塵電極板と非集塵電極板は、集塵効率を向
上させるために電界の強度を均一に(気流の上流位置と
下流位置での電極間距離を均一に)するために平行・等
間隔であることが必要であり、また、通気抵抗の関係か
ら本発明のようなクロスフローファンを用いた場合に
は、各電極板は、第2のファン90の軸方向に対して直
交するように配置すると都合がいい。これにより、各電
極板間の空気流量を同じ程度にし、通気抵抗を少なくす
ると共に、各電極板の集塵性能を有効に使うことができ
る。
【0064】このように構成したアイオナイザ41及び
コレクタ42では、アイオナイザ41により荷電された
粒子の中に導電性粉塵が混在していても、高圧電極部材
の電荷の移動が半導電性樹脂材料の抵抗で制限されるた
め、集塵部の高圧電極部材と対向電極部材との間でのス
パーク発生が防止できる。
【0065】なお、捕集部40としては、例えば、ろ過
式の集塵装置を用いることも可能であるが、ろ過式の場
合にはフィルタの目詰まりにより集塵効率が低下して圧
力損失が増大し、また、再生も不能である。これに対
し、上述したような静電式集塵装置を用いると、空気中
の細かな粉塵が多くても圧力損失の低下がないので、小
さな動力で長期に亘って安定して集塵を行うことができ
るという利点があり、さらに、再生もできるので、環境
に対しても良好なものである。
【0066】脱臭部80は、板状の光触媒フィルタエレ
メント81と、光触媒励起光を照射する光源(本実施形
態では直管状の紫外線ランプを用いた)82とで構成さ
れる。光触媒フィルタエレメント81は、例えば、ハニ
カム状の厚さ方向に連通する多数の流路を有すると共に
これら流路を構成する隔壁に光触媒が担持された構造を
有する。また、光源82は、光触媒全体を活性化できる
ように、光触媒フィルタエレメント81の全面に光を照
射できるように設けるのが好ましいが、上流側にあって
も下流側にあってもよい。なお、光触媒フィルタエレメ
ント81の平面方向に亘って通気の通過が均一となるよ
うに、所定の圧力損失を与える構造としてもよい。
【0067】蓋体20は、図8に示すように、装置本体
10に対して開閉自在で且つ着脱自在に設けられている
が、所定の角度以上開くまで脱離しないようになってい
る。すなわち、このような空気清浄装置は通常、天井に
近いところに設置されるが、頭上で蓋体20を開けたと
きに落下による事故を防止する構造となっている。
【0068】詳細には、蓋体20は、3つの係止部22
及び23により装置本体10に係止されており、係止部
の部分拡大断面を示す図9に示すように、係止部22及
び23は装置本体10の係止孔16に挿入された状態で
裏側に設けられたリブ22a及び23aにより支持され
る構造となっている。ここで、左右両側の係止部23
は、所定の角度、例えば30°程度開いたときに、係止
孔16から脱離するようになっている。しかしながら、
中央部の係止部22は、先端に係止つめ部22bを有
し、例えば30°程度開いた状態ではリブ22a及び係
止つめ部22bが係止孔16に係止されて脱離しない
が、より大きく、例えば60°程度開いたときに始めて
脱離できるように設計されている。
【0069】また、蓋体20には、脱臭部80の光源8
2の点灯を確認すると共に明度の低下により寿命時期を
判断するためのぞき窓25が設けられている。すなわ
ち、紫外線ランプなどの光触媒励起光を照射する光源8
2は、光触媒励起光と共に可視光も僅かに照射し、この
可視光が十分に照射されなくなったときに寿命と判断す
ることができる。これに対して、照射時間を積算して寿
命をセンサ等で知らせることも考えられるが、この場
合、光源自体が故障したときなどには対応できず、ま
た、タイマー及びセンサを別途設ける必要があるという
問題がある。本発明では、直接的に光源82の点灯、明
度を確認できるようにして、脱臭部80が確実に作用す
ることを確認できるようにしている。
【0070】さらに、図10(a)に示すように、のぞ
き窓25には透過性で光を斜め下方に導く構造を有する
光伝達部材26を設けることにより、例えば、天井近傍
に設置された装置を下から見上げても、のぞき窓25の
明度が確実に確認できるようにしている。これに対し、
図10(b)に示すように、光を単に透過する光伝達部
材26Aとした場合には、光源82からの光が下方に向
かっては行かないので、目視で確認し難いという問題が
ある。
【0071】以上説明した本実施形態の換気機能付空気
清浄装置1の空気の流れを示す概略フローを図11に示
す。同図に示すように、第2のファン90の作用によ
り、第2の室内空気吸込口12及び第3の室内空気吸込
口21から吸い込まれた室内空気と、室外空気吸込口5
6から吸い込まれた室外空気とが、清浄前空気チャンバ
61で一緒になる。これらの空気は、第2のファン90
の作用により、さらに、捕集部40で清浄化されると共
に脱臭部80で脱臭されて、吹出口13から室内に吹き
出される。また、第1のファン70の作用により第1の
室内空気吸込口11から吸い込まれた室内空気は熱交換
素子部30を通って排気口53から排気される。また、
室外空気吸込口56から取り入れられた室外空気と、第
1の室内空気吸込口11から吸い込まれて排気口53か
ら排気される室内空気とは、熱交換素子部30により熱
交換されるので、エネルギーの無駄を省くことができ
る。
【0072】このように、本実施形態の換気機能付空気
清浄装置1は、第1〜第3の室内空気吸込口11,1
2,21から室内空気を取り込んで換気及び清浄化する
ので、非常に効率よく室内空気の清浄化をすることがで
きる。
【0073】また、このとき、特に、装置本体10の下
面に設けられた第1及び第2の室内空気吸込口11,1
2から室内空気を吸い込むと共に装置本体10の前面上
部から清浄化された空気を吹き出すので、室内に大きな
空気循環の流れが形成され、室内の広い範囲の空気が効
率よく換気・清浄化されるという利点がある。
【0074】この様子を示したのが、図12(a)であ
り、第1〜第3の室内空気吸込口11、12及び21か
ら吸い込まれる室内空気は全体として斜め下方から吸い
込まれて、吹出口13から前方に吹き出されることにな
るので、室内に良好な循環流が形成され、煙草の煙等が
良好に清浄化される。このような循環流は、煙草の副流
煙のようにゆらぎながら上昇する煙等も拡散させること
なく、良好に捕集し清浄化することができる。一方、図
12(b)のような壁埋め込み式では、前面から吸込前
面に吹き出すので、煙草の煙が吹出流に巻き込まれて拡
散されて十分に清浄化されないという問題がある。
【0075】また、本実施形態では、第2の室内空気吸
込口12からの吸込量と第3の室内空気吸込口21から
の吸込量との比を、6〜8:4〜2とすることにより、
上述した良好な室内循環流を安定して形成するようにし
ている。
【0076】具体的には、第2の室内空気吸込口12と
第3の室内空気吸込口21の開口面積比を、約2:1と
し、それぞれに設けたプレフィルタの圧力損失値を、約
0.6〜0.8Pa、約1Paとし、これにより、第2
の室内空気吸込口12からの吸込量を約2.1m3/m
inと第3の室内空気吸込口21からの吸込量を約0.
9m3/minとしている。なお、プレフィルタの圧力
損失値の調整は、第2の室内空気吸込口12及び第3の
室内空気吸込口21に設けたプレフィルタを同一ものと
し、且つ前者用はプリーツ折りで後者用は平板状として
フィルタ面積を調整することにより行った。
【0077】さらに、本発明では、上述したような換気
及び清浄化の機能を第1及び第2のファン70、90で
行うことができ、、省エネ、省スペースの面でも優れて
いる。このとき、熱交換素子部30では、排気される室
内空気と室外から吸い込まれて清浄前空気チャンバ61
へ流入する室外空気との間で熱交換を行い、室外空気が
暖められ又は冷却されて室内に流入する。
【0078】また、本実施形態では、小さな動力で換気
機能を高めるために、熱交換素子部30の後面に凹部3
7を設け、第1の室内空気吸込口11から取り込まれた
室内空気の一部が熱交換素子部30をバイパスして排気
口53に排気されるようにしている。これにより、室内
空気を効率よく換気して、小さなエネルギーで効率よく
清浄化を行うことができる。なお、このようなバイパス
流路は、図示は省略するが、シャッタ部材により開閉自
在となっており、必要に応じて換気能力を調整すること
ができるようになっている。また、このシャッタ部材
は、内外温度差、湿度差、外気汚れ度などの情報に基づ
いて自動開閉するようにしてもよい。
【0079】本実施形態の換気機能付空気清浄装置1
は、第1及び第2のファン70,90の回転数を制御す
ることにより、換気・空気清浄機能を調整することがで
きるが、これを自動的に制御するために、図2に示すよ
うに、清浄前空気チャンバ61内に粉塵センサ110を
設けている。この粉塵センサ110は、空気中のほこ
り、タバコ煙などの量を検知するものであり、図示は省
略するが、この検出量に応じて、第1及び第2のファン
70,90の回転数をフィードバック制御するようにな
っている。この際、粉塵センサ110は連続的に粉塵量
を検出するが、この値に応じて連続的に第1及び第2の
ファン70,90の回転数を制御すると、回転数の変化
が多すぎて騒音の原因にもなるので、本実施形態では、
例えば、10秒間隔取得した粉塵センサ110の検出量
に基づいて第1及び第2のファン70,90の回転数を
制御するようにしている。
【0080】この際、第1及び第2のファン70,90
の回転数を連続的に変化させてもよいが、強、中、弱等
の3段階程度に区分して段階的に制御するのが効率的で
ある。また、このとき、第1のファン70と第2のファ
ン90とを同じように制御しても良いが、粉塵量がある
程度以上のときは換気機能を最大限にして空気清浄能力
だけを細かく制御するようにしてもよい。例えば、空気
清浄能力に直接関係する第2のファン90を強、中、弱
の3段階とし、換気機能のための第1のファン70を
強、弱の2段階とし、第2のファン90が強、中のとき
には第1のファン70を強で運転するようにするもので
あり、換気機能を効率的に使用することができ、好まし
い。
【0081】粉塵センサ110の設置位置は、空気清浄
前の空気が接触する位置であれば特に限定されないが、
清浄前空気チャンバ61の室外空気が流入する連通口1
4aから最も遠い場所に設置するのが好ましい。これ
は、室外よりも人が居る室内の空気内の粉塵量に応じて
運転能力を調整するのが好ましいからである。また、セ
ンサの種類も特に限定されず、例えば、ガスセンサなど
を設けてもよいが、室内の人が粉塵を感じる感覚と同様
にタバコ煙等を検出できる粉塵センサ110を設けるの
が好ましい。
【0082】また、本実施形態の換気機能付空気清浄装
置1は、上述したように粉塵センサ110の検出結果に
応じて運転能力を調整する自動運転モードの他、例え
ば、運転能力を強、中、弱の3段階に手動で切り替える
モード、換気機能のみをオフとするモード、換気機能の
みを働かせるモード、1,2,4時間後に運転をオフに
するオフタイマー運転モード等を有する。
【0083】さらに、本実施形態の換気機能付空気清浄
装置1は、装置本体10の前面下部に、上述したような
各種運転モードの他、各種情報を表示するための操作表
示部120を有する。図13に操作表示部120の拡大
図を示す。同図に示すように、操作表示部120内に
は、装置全体の電源の入/切を示すオン状態表示ランプ
121、上述した粉塵センサ110に接続されて検出さ
れている粉塵量に応じて現在の室内のダスト量を4段階
で表示するダストモニタ122、換気機能が働いている
状態を示す換気ランプ123、上述した自動運転モー
ド、または強、中、弱の手動運転モードの何れかである
ことを表示する運転モードランプ124、オフタイマー
運転モードを示すオフタイマーランプ125を具備す
る。また、例えば、アイオナイザ41やコレクタ42の
高圧電源の出力が低下したとき等、点検が必要であるこ
とを知らせる点検ランプ126、捕集部40のフィルタ
の洗浄時期を、例えば運転時間の積算等により知らせる
フィルタランプ127,点検ランプ126,フィルタラ
ンプ127のリセットをするリセットスイッチ128を
具備する。なお、操作表示部120内には、リモコンか
らの制御信号である赤外線等を受光する受光部130が
設けられている。
【0084】本実施形態の空気清浄装置1は、換気機能
をオフとするモードを有することは上述したが、このモ
ードはリモコンにより支持することができる。これによ
り、第1のファン70の動作が自動的に停止するように
なっている。また、このとき、排気口53からの室外空
気の室内への逆流を防止するために、排気口53及び室
外空気吸込口56を開閉するためのシャッタが装置本体
10の後面側に設けられており、シャッタを開閉するた
めのシャッタ開閉レバー140が装置本体10の前面左
側に設けられている(図1(a)参照)。なお、シャッ
タ開閉レバー140によりシャッタを閉じた際に、自動
的に換気機能オフモードに切り替わるようにすることも
できる。
【0085】図14及び図15に示すように、シャッタ
開閉レバー140及びシャッタ150は、熱交換部50
の背面パネル57と、装置本体10の背面パネル17と
の間に配置されている。シャッタ開閉レバー140は、
先端141を装置本体10の側方に突出させた状態で基
端部142が回転自在に保持されている。一方、シャッ
タ150は、背面パネル57の裏面側に立設されたガイ
ド部材151により外周を案内保持されると共にシャッ
タ150の中央部から上方に延設されたガイドバー15
2が背面パネル57に立設されたガイドバー案内溝15
3に係合することにより、回転方向の動きが規制された
状態で上下方向移動自在に設けられている。また、シャ
ッタ150の下端部154とシャッタ開閉レバー140
の略中央部近傍143とは連結部材155により連結さ
れており、シャッタ開閉レバー140の回動によりシャ
ッタ150が上下方向に移動するようになっている。
【0086】このような構造とすることにより、シャッ
タ開閉レバー140の先端を少し移動するだけでシャッ
タ150を開閉することができ、特に、天井近くに設置
された装置本体10を操作する上で好都合である。
【0087】なお、背面パネル57に立設されたガイド
バー案内溝153は、装置本体10の背面パネル17に
当接するように設けられて、両パネルの間の空間を左右
に仕切るようになっており、これにより吸い込まれる室
外空気と排気される室内空気との混流を防止している。
また、装置本体10の背面パネル17の排気口53及び
室外空気吸込口56の近傍には、断熱パッキン160が
設けられるようになっており、この断熱パッキン160
を介して図示しない吸排気パイプが連結されるようにな
っている。
【0088】本実施形態では、このように排気口53及
び室外空気吸込口56にそれぞれ吸排気パイプを連結す
る構造にしている。これは、動作時の騒音を低レベルに
維持するためであるが、勿論、これに限定されるもので
はない。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明の換気機能付
空気清浄装置は、3つの室内空気吸込口から室内空気を
取り込んで換気及び清浄化するので、非常に効率よく室
内空気の清浄化をすることができる。また、このとき、
特に、装置本体の下面に設けられた室内空気吸込口から
室内空気を吸い込むと共に装置本体の前面上部から清浄
化された空気を吹き出すので、室内に大きな空気循環の
流れが形成され、室内の広い範囲の空気が効率よく換気
・清浄化されるという利点がある。さらに、このような
機能を2つのファンで行うことができ、、省エネ、省ス
ペースの面でも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の換気機能付空気清浄装置
の斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態の換気機能付空気清浄装置
の蓋体を外した状態を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態の換気機能付空気清浄装置
の空気の流れを示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態の換気機能付空気清浄装置
の熱交換素子部の斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態のアイオナイザの平面図及
び正面図である。
【図6】本発明の一実施形態のアイオナイザの断面図で
ある。
【図7】本発明の一実施形態のアイオナイザの断面図で
ある。
【図8】本発明の一実施形態の換気機能付空気清浄装置
の蓋体を開けた状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の一実施形態の蓋体の装置本体への係合
状態を示す部分断面図である。
【図10】本発明の一実施形態の蓋体ののぞき窓の構造
を示す断面図である。
【図11】本発明の一実施形態の換気機能付空気清浄装
置の空気の流れを示す概略フローを示す図である。
【図12】本発明の室内での循環流の様子を示す図であ
る。
【図13】本発明の一実施形態の換気機能付空気清浄装
置の操作表示部を示す図である。
【図14】本発明の一実施形態の換気機能付空気清浄装
置のシャッタ取付構造を示す図である。
【図15】本発明の一実施形態の換気機能付空気清浄装
置のシャッタ取付構造を示す図である。
【符号の説明】
1 換気機能付空気清浄装置 10 装置本体 11 第1の室内空気吸込口 12 第2の室内空気吸込口 13 吹出口 14 隔壁 20 蓋体 21 第3の室内空気吸込口 30 熱交換素子部 40 捕集部 41 アイオナイザ 42 コレクタ 50 熱交換部 60 空気清浄部 70 第1のファン(軸流ファン) 80 脱臭部 81 光触媒フィルタエレメント 82 光源 90 第2のファン(クロスフローファン)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月10日(2000.3.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】かかる第11の態様では、吸込吹出量の調
整を所定の時間毎に行うことにより、ファンの強弱を頻
繁に調整することに伴う騒音の発生や不快感を防止す
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正内容】
【0079】本実施形態の換気機能付空気清浄装置1
は、第1及び第2のファン70,90の回転数を制御す
ることにより、換気・空気清浄機能を調整することがで
きるが、これを自動的に制御するために、図2に示すよ
うに、清浄前空気チャンバ61内に粉塵センサ110を
設けている。この粉塵センサ110は、空気中のほこ
り、タバコ煙などの量を検知するものであり、図示は省
略するが、この検出量に応じて、第1及び第2のファン
70,90の回転数をフィードバック制御するようにな
っている。この際、粉塵センサ110は連続的に粉塵量
を検出するが、この値に応じて連続的に第1及び第2の
ファン70,90の回転数を制御すると、回転数の変化
が多すぎて騒音や不快感の原因にもなるので、本実施形
態では、例えば、10秒間隔取得した粉塵センサ110
の検出量に基づいて第1及び第2のファン70,90の
回転数を制御するようにしている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B03C 3/02 B03C 3/41 A 3/155 3/82 3/40 F24F 7/007 B 3/41 B01D 53/36 J 3/82 H F24F 7/007 103Z B03C 3/14 A (72)発明者 竹腰 真一 東京都渋谷区広尾五丁目4番3号 ミドリ 安全株式会社内 (72)発明者 小見山 仁 東京都渋谷区広尾五丁目4番3号 ミドリ 安全株式会社内 Fターム(参考) 3L056 BD07 BE01 4C080 AA07 CC01 HH05 JJ05 KK08 LL10 QQ17 4D048 AA22 AB05 BB02 CC21 CC40 CD05 EA01 4D054 AA13 BA02 BB02 BB11

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の空気を換気すると共に空気中の塵
    埃粒子を捕集する捕集部を有する換気機能付空気清浄装
    置において、 室内の空気を第1の室内空気吸込口から吸い込んで排気
    口から室外に排気する排気手段と、室外の空気を室外空
    気吸込口から吸い込むと共に室内の空気を第2の室内空
    気吸込口から吸い込み且つこれらを前記捕集部に送って
    清浄化された清浄空気を吹出口から室内へ吹き出す吸込
    吹出手段と、前記排気手段により室外に排気される空気
    と前記吸込吹出手段により室外から吸い込まれる空気と
    の間で熱交換を行う熱交換手段とを具備し、前記捕集部
    の上流側の清浄前空気チャンバに連通する前記第2の室
    内空気吸込口が装置本体の下面側に設けられた下面室内
    空気吸込口及び前面側に設けられた前面室内空気吸込口
    からなり、且つ前記室外空気吸込口から吸い込まれて前
    記熱交換手段を通過した室外空気が前記清浄前空気チャ
    ンバに流入することを特徴とする換気機能付空気清浄装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記熱交換手段を通
    過して前記清浄前空気チャンバに入る室外空気が、側方
    から前記下面側に設けられた第2の室内空気吸込口に向
    かって流入することを特徴とする換気機能付空気清浄装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記捕集部の
    下流側に、清浄空気を光触媒フィルタエレメントと、こ
    の光触媒フィルタエレメントに光触媒励起光を照射する
    光源とを具備することを特徴とする換気機能付空気清浄
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記吸
    込吹出手段が、前記捕集部の下流側に設けられたファン
    であることを特徴とする換気機能付空気清浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記排
    気手段が、室内空気を排気する流路の前記熱交換手段の
    下流側に設けられたファンであることを特徴とする換気
    機能付空気清浄装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記第
    1の室内空気吸込口が装置本体の少なくとも下面側に設
    けられ、前記吹出口が装置本体の少なくとも前面側に設
    けられていることを特徴とする換気機能付空気清浄装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記下
    面側室内空気吸込口及び前記前面室内空気吸込口のそれ
    ぞれの吸込風量に差を設定することにより所望の室内循
    環流を形成することを特徴とする換気機能付空気清浄装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかにおいて、前記下
    面側室内空気吸込口及び前記前面室内空気吸込口の合計
    の吸込風量に対して、前記室外空気吸込口の吸込風量を
    略1/10にすることを特徴とする換気機能付空気清浄
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかにおいて、前記捕
    集部の上流側の前記清浄前空気チャンバ内に粉塵センサ
    が設けられ、当該粉塵センサにより検出された粉塵の量
    に応じて前記吸込吹出手段による吸込吹出量が調整され
    ることを特徴とする換気機能付空気清浄装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記粉塵センサ
    が、前記室外空気吸込口から吸い込まれる空気の流入側
    から反対側に離れて設けられていることを特徴とする換
    気機能付空気清浄装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10において、前記粉塵
    センサにより検出された粉塵の量による前記吸込吹出手
    段の吸込吹出量の調整が、所定時間毎に行われることを
    特徴とする換気機能付空気清浄装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11の何れかにおいて、前
    記捕集部が、空気中の微粒子に電荷を与える荷電部放電
    電極及び対向電極と、電界を発生する非集塵電極及び集
    塵電極とを具備し、電荷が与えられた微粒子を電気的に
    吸引して捕集することを特徴とする換気機能付空気清浄
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12の何れかにおいて、前
    記排気口の近傍に、装置内部と室外とを隔離可能なシャ
    ッタを有することを特徴とする換気機能付空気清浄装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13の何れかにおいて、前
    記排気手段が室内の空気を前記第1の室内空気吸込口か
    ら吸い込んで排気口から室外に排気する排気流路に、前
    記熱交換手段を迂回するバイパス流路を有することを特
    徴とする換気機能付空気清浄装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記バイパス流
    路が、開閉自在であることを特徴とする換気機能付空気
    清浄装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15の何れかにおいて、装
    置本体に上端部の係止部で支持された状態で下端部が開
    閉自在となる蓋体を有し、前記係止部は、所定の開閉角
    度までは開閉自在に係合状態を保持するが、前記所定の
    開閉角度以上に開かれると係合状態が解除されることを
    特徴とする換気機能付空気清浄装置。
  17. 【請求項17】 請求項3〜16の何れかにおいて、装
    置本体の前面パネルには、前記光源から照射される光が
    目視可能な窓が設けられており、当該窓には、前記紫外
    線照射手段から照射される光を斜め下方に案内する光案
    内手段が設けられていることを特徴とする換気機能付空
    気清浄装置。
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