JP2000325753A - 喫煙用空気清浄機 - Google Patents

喫煙用空気清浄機

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JP2000325753A
JP2000325753A JP14434699A JP14434699A JP2000325753A JP 2000325753 A JP2000325753 A JP 2000325753A JP 14434699 A JP14434699 A JP 14434699A JP 14434699 A JP14434699 A JP 14434699A JP 2000325753 A JP2000325753 A JP 2000325753A
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照之 山田
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸込口にプレフィルタを防護するように着脱
可能に設けられたフロントグリルを、筐体へのフロント
パネルの装着に連動して取り外し不能とする。 【解決手段】 通常の運転時等には、フロントパネル6
が筐体1の前面に装着されており、フロントグリル4を
故意に外そうとしても、フロントグリル4の垂直金属棒
の下端部がフロントパネル6に当たり取り外すことがで
きない。しかし、メンテナンス時に、フロントパネル6
を筐体1から取り外すと、フロントグリル4を手で持っ
て上方に持ち上げることにより、フロントグリル4は上
方に変位し、垂直金属棒の下端部はフロントガイド8に
穿設された穴から抜け出すので、さらにフロントグリル
4を手前斜め下に向けて引き出せば、フロントグリル4
の垂直金属棒の上端部も吸込口3の傾斜開口上壁に穿設
された穴から抜け出して、フロントグリル4を取り外す
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は喫煙用空気清浄機に
関し、さらに詳しくは事務所,待合室,カラオケルーム
等の分煙対策のためにテーブルサイドやデスクサイドに
設置されて好適な喫煙用空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】喫煙によって生じる煙草の煙には、ニコ
チン,タール(ヤニ),一酸化炭素,窒素酸化物,アン
モニアの他、ベンツピレン等の発癌性物質が多数含まれ
ている。また、室内の浮遊粉塵の主な発生源となる。特
に、置き煙草などから発生する副流煙には、喫煙者が吸
い込む主流煙に比べて、数倍の有害物質が含まれている
ことが判っており、非喫煙者にも健康被害をもたらすこ
とから受動喫煙として問題となっている。また、煙草の
煙の不快感からくるストレスにより、仕事の効率やコミ
ュニケーションにも悪影響を及ぼしている。このため、
近年、厚生省,労働省等の喫煙に伴う分煙対策勧告によ
り、煙草の煙を含む空気を吸引して清浄化する喫煙用空
気清浄機の設置が事務所等で進んでいる。
【0003】従来、この種の喫煙用空気清浄機として
は、テーブル型,カウンタ型,灰皿スタンド型などがあ
ったが、テーブル型やカウンタ型は空気清浄機がテーブ
ルやカウンタに一体的に組み込まれており、大型である
ので設置スペースを必要とするとともに高価であった。
また、灰皿スタンド型は、空気清浄機が灰皿スタンドに
一体的に組み込まれたもので、小型ではあるが、その
分、空気清浄能力が劣るものであった。このため、テー
ブルサイドやデスクサイドに設置して使用する十分な空
気清浄機能を有する喫煙用空気清浄機が求められてい
た。
【0004】また、従来の喫煙用空気清浄機は、吸込口
がカバー等により覆われていて、筐体内に配設されてい
るプレフィルタや内部機構が保護されるようになってい
たが、カバー等が吸込口に合わせてただ置いてあるだけ
だったり、単に穴に差し込むだけだったりという簡単な
取り付け構造であったので、カバー等を使用者が簡単に
取り外すことが可能であった。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】上述した従来の喫煙用
空気清浄機には、テーブルやカウンタとは別体でテーブ
ルサイドやデスクサイドに設置して使用する十分な空気
清浄機能を有するものが提供されていないという問題点
があった。
【0006】また、従来の喫煙用空気清浄機では、筐体
内に配設されているプレフィルタを保護するカバー等が
使用者により簡単に取り外すことができるものであった
ので、カバー等が取り外されてプレフィルタにタバコの
火が押し付けられたり、ゴミを投げ入れられたりした場
合には、空気清浄機能が十分に発揮できないばかりでな
く、故障や発火の原因にもなるという問題点があった。
【0007】さらに、カバー等が取り外された場合に、
プレフィルタが外れて使用者が筐体内部に手を入れる
と、高電圧を使用する電気集塵ユニット,ファンが高速
回転する送風機等が収納されているので、大変危険であ
るという問題点があった。
【0008】このため、逆に、カバー等をねじ,溶接,
接着等により喫煙用空気清浄機に固定してしまうことも
考えられるが、このようにした場合にはプレフィルタや
内部機構のメンテナンス時に邪魔になり、十分な清掃が
行えないという問題点がある。
【0009】本発明の目的は、上述の点に鑑み、テーブ
ルやカウンタとは別体にテーブルサイドやデスクサイド
に設置して使用でき、かつ十分な空気清浄機能を有する
喫煙用空気清浄機を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、吸込口にプレ
フィルタを防護するように着脱可能に設けられたフロン
トグリルを筐体へのフロントパネルの装着に連動して取
り外し不能となるようにした喫煙用空気清浄機を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の喫煙用空気清浄
機は、筐体の吸込口を除く前面に着脱可能に取り付けら
れるフロントパネルと、前記吸込口の奥の筐体内に配置
され空気中の大きな塵埃を捕捉するプレフィルタと、こ
のプレフィルタを通過した空気中の小さな塵埃を集塵す
る電気集塵ユニットと、この電気集塵ユニットを通過し
た空気を光脱臭ランプからの光によって光触媒フィルタ
中に含まれる光触媒を励起させて脱臭する光触媒脱臭ユ
ニットと、前記吸込口,前記プレフィルタ,前記電気集
塵ユニット,前記光触媒脱臭ユニット,および排出口を
通過する空気流を作り出す送風機と、前記吸込口に前記
プレフィルタを防護するように着脱可能に配設され前記
筐体への前記フロントパネルの装着に連動して取り外し
不能となるフロントグリルとを有することを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1,図2,図3および図4は、本発明の
一実施の形態に係る喫煙用空気清浄機を示す側断面,正
面斜視図,フロントパネル開放正面図および上面図であ
る。本実施の形態に係る喫煙用空気清浄機は、筐体1
と、筐体1を支持する2本のスタンド2と、筐体1の正
面上端部寄りに設けられた吸込口3と、吸込口3にプレ
フィルタ5を防護するように配設されたフロントグリル
4と、吸込口3の奥の筐体1内にやや斜めに傾けられて
配置されたプレフィルタ5と、筐体1の吸込口3を除く
前面に着脱可能に取り付けられたフロントパネル6と、
フロントパネル6の中央上端寄りに設けられたパネルロ
ック機構7と、吸込口3の下位近傍に水平に配置された
フロントガイド8と、プレフィルタ5の下位に配設され
た電気集塵ユニット11と、電気集塵ユニット11の下
位に配設された光触媒脱臭ユニット12と、光触媒脱臭
ユニット12の下位に配設された送風機13と、筐体1
の背面壁の下端寄りに穿設された多数の透孔でなる吹出
口14と、筐体1の上面に設けられた操作パネル15と
から、その主要部が構成されている。
【0014】筐体1は、縦長の直方体状に形成され、下
面壁を2本のスタンド2で支持されて、テーブルサイド
あるいはデスクサイドの床に設置されるようになってい
る。したがって、設置面積が少なくて済むようになって
いる。なお、筐体1の両側面の上端寄りには、喫煙用空
気清浄機を持つための取手1a,1bが設けられてい
る。
【0015】吸込口3は、筐体1の正面上端部寄りに設
けられていて、フロントグリル4が嵌め込まれていると
ともに、フロントグリル4の奥には後方に向けて徐々に
立ち上がるようにやや傾けられてプレフィルタ5が配置
されている。
【0016】フロントグリル4は、3本の水平金属棒
と、2本の垂直金属棒とをスポット溶接することにより
横格子状に形成されている。なお、横格子の1つの大き
さは、手を入れることができない程度の大きさに設定さ
れている。2本の垂直金属棒の上端部および下端部は、
上位の水平金属棒および下位の水平金属棒から延出され
ており、図1に示すように、上端部は吸込口3の傾斜開
口上壁に穿設された穴にそれぞれ嵌入され、下端部は吸
込口3の下位近傍に水平に配置されたフロントガイド8
に穿設された穴にそれぞれ嵌入されている。ただし、吸
込口3の傾斜開口上壁に穿設された穴には、フロントガ
イド8に穿設された穴の深さより長い余裕が設けられて
おり、フロントグリル4を手で持って上に持ち上げる
と、フロントグリル4は上方に変位し、2本の垂直金属
棒の下端部はフロントガイド8に穿設された穴から抜け
出すことができるようになっている。
【0017】プレフィルタ5は、周囲を金属フレームで
覆われたステンレス鋼線製の平織金網で形成されてい
て、空気中の大きな塵埃を捕捉するとともに、外部から
の異物の侵入を防止する役目をする。プレフィルタ5を
ステンレス製としたのは、煙草の火や灰に対する耐性,
灰やタール等の付着時の洗浄等を考慮したためである。
プレフィルタ5は、図1に示すように、筐体1の内壁に
突設された段部に載置されるように斜めに傾けられて配
置され、この配置状態で前縁垂下片がフロントガイド8
に契合されるようになっているとともにフロントパネル
6の傾斜上端面の後縁と当接し、プレフィルタ5の表面
とフロントパネル6の傾斜上端面とがほぼ面一となるよ
うになっている。なお、図2に示すように、プレフィル
タ5の前縁両隅部は切り欠かれていて、フロントグリル
4の2本の垂直金属棒の下端部がフロントガイド8に穿
設された穴に嵌入することを許容しているとともに、そ
の位置から後方へは移動できないように規制している。
プレフィルタ5の未挿入または方向や位置が正しくセッ
トされていないときには、図示しないプレフィルタスイ
ッチが作動して、喫煙用空気清浄機のすべての機能は停
止し、運転ボタン15a(図4参照)を押しても運転を
開始しないようになっている。このとき、操作パネル1
5の運転表示ランプ15b(図4参照)および風量表示
ランプ15d(図4参照)は、全て消灯状態となる。
【0018】フロントパネル6は、ほぼ長方形板状の形
状を有し、筐体1の吸込口3を除く正面壁を形成するよ
うに、筐体1に対して着脱自在に取り付けられるように
なっている。フロントパネル6の上端面は、後方に向け
て高くなる斜面となっており、傾斜上端面の後縁はフロ
ントグリル4の2本の垂直金属棒の下端部がフロントガ
イド8に穿設された穴に嵌入している位置から前方へ移
動できないように規制する役目をする。フロントパネル
6は、フロントパネル6の中央上端寄りに配設されたパ
ネルロック機構7によって筐体1に固定されるようにな
っている。なお、パネルロック機構7によりフロントパ
ネル6を筐体1に固定していないときには、図示しない
フロントパネルスイッチが作動して、喫煙用空気清浄機
のすべての機能は停止し、運転ボタン15a(図4参
照)を押しても運転を開始しないようになっている。こ
のとき、操作パネル15の運転表示ランプ15b(図4
参照)および風量表示ランプ15d(図4参照)は、全
て消灯状態となる。
【0019】パネルロック機構7は、図5(a)および
(b)に示すように、フロントパネル6の中央上端寄り
にナットによりフロントパネル6を貫通するように軸設
された回転軸7aと、回転軸7aの内端側(フロントパ
ネル6の裏面側)に固着された係止片7bとから構成さ
れている。回転軸7aは、フロントパネル6の表面側に
ノッチが穿設され、コイン等を用いて回転させることが
できるようになっており、係止片7bが垂直になった状
態でその先端がフロントガイド8に穿設された長孔(図
示せず)に係入してフロントパネル6を筐体1に係止
し、係止片7bが水平になった状態でその先端がフロン
トガイド8に穿設された長孔(図示せず)から離脱して
フロントパネル6の筐体1への係止を解除する。
【0020】電気集塵ユニット11は、主に、空気中の
塵埃等の微粒子に電荷を与える電極板(図示せず)と、
帯電された微粒子を吸い寄せる多層集塵板(図示せず)
とから構成されており、プレフィルタ5を通過した空気
中の小さな塵埃を電気集塵する役目をする。特に、煙草
の煙に含まれる灰粒子,タール粒子等を強力に吸い寄せ
て除去することができる。電気集塵ユニット11は、フ
ロントパネル6を取り外した状態で筐体1に対して容易
に着脱可能になっていて、洗浄可能である。
【0021】光触媒脱臭ユニット12は、主に、蛍光灯
等でなる光脱臭ランプ(図示せず)と、光触媒フィルタ
(図示せず)とから構成されており、電気集塵ユニット
11を通過した空気を光脱臭ランプからの光によって光
触媒フィルタ中に含まれる光触媒を励起させて脱臭する
役目をする。光触媒フィルタは、アナターゼ型の二酸化
チタン(TiO2 )等の光触媒が塗布または含有されて
いる部材でハニカム構造となるように形成されている。
光触媒は、光脱臭ランプからの光(紫外線)によって励
起されて、空気中の悪臭成分、特に煙草の煙に含まれる
窒素酸化物,アンモニア,ニコチン,さらにはベンツピ
レン等の発癌性物質等の広範囲な物質を吸着して分解す
る役目をする。光触媒脱臭ユニット12は、フロントパ
ネル6を取り外した状態で筐体1に対して容易に着脱可
能になっている。なお、光触媒フィルタは、触媒作用に
より脱臭するので半永久的に使用することが可能であ
る。
【0022】送風機13は、モータ(図示せず)および
回転ファン(図示せず)を内蔵しており、吸込口3,プ
レフィルタ5,集塵ユニット11,光触媒脱臭ユニット
12,および吹出口14を通過する空気流を作り出す役
目をする。
【0023】操作パネル15には、図4に示すように、
運転ボタン15aと、運転表示ランプ15bと、風量ボ
タン15cと、3つの風量表示ランプ15dとが設けら
れている。運転ボタン15aは、運転のオン/オフを行
い、押すたびに運転は、入→切→入を繰り返す。運転開
始時には、運転ランプ15bと風量表示ランプ15dと
が点灯し、数秒間だけ強運転した後に弱運転が始まるよ
うになっている。また、風量ボタン15cは、運転時の
風量の切り換えを行い、押すたびに風量は、弱→中→強
→弱を繰り返し、それぞれの風量に対応する風量表示ラ
ンプ15dが点灯する。
【0024】次に、このように構成された本実施の形態
に係る喫煙用空気清浄機の動作について説明する。
【0025】操作パネル15の運転ボタン15aが押さ
れて喫煙用空気清浄機が運転状態になると、送風機13
により吸込口3から筐体1内に煙草の煙を含む空気が吸
い込まれ、筐体1内に吸い込まれた煙草の煙を含む空気
は、まず、プレフィルタ5を通過して空気中の大きな塵
埃を捕捉される。
【0026】次に、プレフィルタ5を通過した空気は、
電気集塵ユニット11を通過することにより、空気中の
小さな塵埃を除去される。特に、煙草の煙に含まれる灰
粒子,タール粒子等は、電極板(図示せず)により電荷
を与えられ、多層集塵板(図示せず)により強力に吸い
寄せられて除去される。
【0027】続いて、電気集塵ユニット11を通過した
空気は、光触媒脱臭ユニット12を通過することによ
り、悪臭成分が吸着されて分解されることにより脱臭さ
れる。特に、煙草の煙に含まれる窒素酸化物,アンモニ
ア,ニコチン,さらにはベンツピレン等の発癌性物質が
光触媒フィルタを通過することにより光触媒に吸着さ
れ、光脱臭ランプからの光によって励起された光触媒フ
ィルタ中の光触媒の分解作用によって分解される。
【0028】光触媒脱臭ユニット12を通過して脱臭さ
れたきれいな空気は、送風機13から筐体1の背面下端
部に穿設された吹出口14から筐体1外に排出される。
【0029】ところで、通常の運転時等には、図1に示
すように、パネルロック機構7の係止片7bが垂直にな
った状態でフロントガイド8に穿設された長孔に係入し
てフロントパネル6を筐体1に係止しており、使用者が
フロントグリル4を上方に変位させて故意に外そうとし
ても、フロントグリル4の2本の垂直金属棒の下端部が
フロントパネル6の上端面の後縁に当たり取り外すこと
ができない。詳しくは、使用者がフロントグリル4を手
に持って上方に変位させ、2本の垂直金属棒の下端部を
フロントガイド8に穿設された穴から抜け出させたとし
ても、フロントパネル6の傾斜上端面の後縁に当たるの
で前方にフロントグリル4を引き出すことができないと
ともに、プレフィルタ5の切り欠かれた前縁両隅部に当
たるので後方にフロントグリル4を押し込むこともでき
ない。
【0030】メンテナンス時には、フロントパネル6の
前面中央上端寄りに露呈する回転軸7aをコイン等によ
り90度回転させると、係止片7bは水平位置へと回動
変位しフロントガイド8に穿設された長孔から離脱して
フロントパネル6の筐体1への係止が解除され、フロン
トパネル6を筐体1から取り外すことができる(図3参
照)。フロントパネル6を取り外した状態では、電気集
塵ユニット11および光触媒脱臭ユニット12の交換等
のメンテナンスが可能となる
【0031】また、フロントパネル6を取り外した状態
では、フロントグリル4を手で持って上に持ち上げる
と、フロントグリル4は上方に変位し、2本の垂直金属
棒の下端部はフロントガイド8に穿設された穴から抜け
出すことができる。したがって、さらにフロントグリル
4を手前斜め下に向けて引き出せば、フロントグリル4
の2本の垂直金属棒の上端部も吸込口3の傾斜開口上壁
に穿設された穴から抜け出して、フロントグリル4を取
り外すことができる。フロントグリル4を取り外した状
態では、プレフィルタ5のメンテナンスが可能となる。
【0032】プレフィルタ5のメンテナンス終了後は、
フロントグリル4を再び取り付け、フロントパネル6を
筐体1に取り付けてパネルロック機構7により再びロッ
クすればよい。
【0033】このように、フロントグリル4をメンテナ
ンス時に開閉を行うフロントパネル6の奥の位置に設け
ることにより、通常の運転時等にはフロントパネル6が
閉じているため、フロントグリル4を故意に外そうとし
ても、フロントグリル4の2本の垂直金属棒の下端部が
フロントパネル6に当たり取り外すことができない。し
かし、メンテナンス時には、フロントパネル6を開けて
電気集塵ユニット11および光脱臭ユニット12の交換
等を行うため、フロントグリル4を取り外すことが可能
となり、プレフィルタ5のメンテナンスを行うことがで
きる。
【0034】なお、本実施の形態では、パネルロック機
構7をコイン等でロックできるようにしたが、鍵等を取
り付けることにより、安全性をさらに高めることができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
テーブルやカウンタとは別体でテーブルサイドやデスク
サイドに設置して使用する十分な空気清浄機能を有する
喫煙用空気清浄機を提供することができるという効果が
ある。
【0036】また、吸込口にプレフィルタを防護するよ
うに着脱可能に設けられたフロントグリルを筐体へのフ
ロントパネルの装着に連動して取り外し不能となるよう
にしたので、フロントグリルが取り外されてプレフィル
タにタバコの火が押し付けられたり、ゴミを投げ入れら
れたりすることがなくなるという効果がある。これによ
り、空気清浄機能の低下や、故障,発火の原因を未然に
除去することができる。
【0037】さらに、運転時にフロントグリルが取り外
されて、使用者がプレフィルタから筐体内部に手を入れ
て怪我をする等のおそれがなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る喫煙用空気清浄機
の側断面図である。
【図2】本実施の形態に係る喫煙用空気清浄機の正面斜
視図である。
【図3】本実施の形態に係る喫煙用空気清浄機のフロン
トパネルを取り外した状態を示す正面図である。
【図4】本実施の形態に係る喫煙用空気清浄機の操作パ
ネルを示す上面図である。
【図5】図1中のパネルロック機構を示す図であり、
(a)は一部破砕上面図、(b)は一部破砕背面図であ
る。
【符号の説明】
1 筐体 1a,1b 取手 2 スタンド 3 吸込口 4 フロントグリル 5 プレフィルタ 6 フロントパネル 7 パネルロック機構 7a 回転軸 7b 係止片 8 フロントガイド 11 電気集塵ユニット 12 光触媒脱臭ユニット 13 送風機 14 吹出口 15 操作パネル 15a 運転ボタン 15b 運転表示ランプ 15c 風量ボタン 15d 風量表示ランプ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B03C 3/155 B03C 3/84 3/84 F24F 7/00 A F24F 7/00 B03C 3/14 A (72)発明者 長谷川 章 新潟県柏崎市大字藤井字西沖1350 柏崎シ ルバー精工株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA07 BB02 CC12 HH05 JJ03 KK08 QQ11 4D048 AA06 AA08 AA17 AA22 AB01 AB03 AB05 BB03 BB08 CA07 CC11 CC40 CD05 EA01 4D054 AA13 BA01 EA08 EA11 EA22 EA27 4G069 AA03 BA48A BA48C CA01 CA07 CA10 CA13 CA15 CA17 DA06 EA01X EA01Y EA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の吸込口を除く前面に着脱可能に取
    り付けられるフロントパネルと、前記吸込口の奥の筐体
    内に配置され空気中の大きな塵埃を捕捉するプレフィル
    タと、このプレフィルタを通過した空気中の小さな塵埃
    を集塵する電気集塵ユニットと、この電気集塵ユニット
    を通過した空気を光脱臭ランプからの光によって光触媒
    フィルタ中に含まれる光触媒を励起させて脱臭する光触
    媒脱臭ユニットと、前記吸込口,前記プレフィルタ,前
    記電気集塵ユニット,前記光触媒脱臭ユニット,および
    排出口を通過する空気流を作り出す送風機と、前記吸込
    口に前記プレフィルタを防護するように着脱可能に配設
    され前記筐体への前記フロントパネルの装着に連動して
    取り外し不能となるフロントグリルとを有することを特
    徴とする喫煙用空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記フロントグリルが、水平金属棒と垂
    直金属棒とにより格子状に形成され、前記垂直金属棒の
    上端部が前記吸込口の開口上壁に穿設された穴に嵌入さ
    れ、前記垂直金属棒の下端部が前記吸込口の開口下壁に
    穿設された穴にそれぞれ嵌入されて配置されており、前
    記フロントパネルにより前方への移動を規制され、前記
    プレフィルタにより後方への移動を規制されている請求
    項1記載の喫煙用空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記フロントパネルが、該フロントパネ
    ルに設けられた回転軸および該回転軸に取り付けられた
    係止片と、前記吸込口近傍に形成された被係止部とから
    なるパネルロック機構により前記筐体に固定されるよう
    になっている請求項1記載の喫煙用空気清浄機。
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