JP3229133B2 - ラジアルタイヤのサイドウォール貼付方法 - Google Patents
ラジアルタイヤのサイドウォール貼付方法Info
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- JP3229133B2 JP3229133B2 JP20515994A JP20515994A JP3229133B2 JP 3229133 B2 JP3229133 B2 JP 3229133B2 JP 20515994 A JP20515994 A JP 20515994A JP 20515994 A JP20515994 A JP 20515994A JP 3229133 B2 JP3229133 B2 JP 3229133B2
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- carcass
- bead
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジアルタイヤのサイ
ドウォール成形方法に関するものである。
ドウォール成形方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来の１ｓｔステージにおける
タイヤ成形工程を示しており、１が１ｓｔ用ドラム、２
がチューブレスライナ＋ボディプライ層、３がビード、
４がサイドウォール、５がビードステッチャツール、６
がステッチャツールである。従来は、ラジアルタイヤの
成形時、チューブレスライナ＋ボディプライ層２とビー
ド３とサイドウォール４とよりなる１ｓｔカーカスと呼
ばれる中間製品をステッチ作業により接合し、この１ｓ
ｔカーカスを２ｎｄステージへ搬送して、トレッド、ブ
レーカ等のタイヤ外周層を接着するようにしている。
タイヤ成形工程を示しており、１が１ｓｔ用ドラム、２
がチューブレスライナ＋ボディプライ層、３がビード、
４がサイドウォール、５がビードステッチャツール、６
がステッチャツールである。従来は、ラジアルタイヤの
成形時、チューブレスライナ＋ボディプライ層２とビー
ド３とサイドウォール４とよりなる１ｓｔカーカスと呼
ばれる中間製品をステッチ作業により接合し、この１ｓ
ｔカーカスを２ｎｄステージへ搬送して、トレッド、ブ
レーカ等のタイヤ外周層を接着するようにしている。
【０００３】なお上記ステッチ作業は、ビード３回り
（範囲Ａ）をビードステッチャツール５により行い、円
筒部分（範囲Ｂ）をステッチャツール６により行ってい
る。
（範囲Ａ）をビードステッチャツール５により行い、円
筒部分（範囲Ｂ）をステッチャツール６により行ってい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記１ｓｔカーカス
は、ステッチ作業により互いを接合する必要があり、サ
イドウォール４もビード回り、円筒部分共にステッチ作
業を行っていたが、この１ｓｔカーカスの成形作業に
は、トレッドとブレーカ層とよりなる外周層のみ、また
はそれにフルカバー・キャップを含んだ外周層を成形す
るよりも長い時間を要し、１ｓｔステージ、２ｎｄステ
ージが独立した装置では、問題ないが、１ｓｔステー
ジ、２ｎｄステージが１対１で対応したシステムでは、
効率が低下するという問題があった。
は、ステッチ作業により互いを接合する必要があり、サ
イドウォール４もビード回り、円筒部分共にステッチ作
業を行っていたが、この１ｓｔカーカスの成形作業に
は、トレッドとブレーカ層とよりなる外周層のみ、また
はそれにフルカバー・キャップを含んだ外周層を成形す
るよりも長い時間を要し、１ｓｔステージ、２ｎｄステ
ージが独立した装置では、問題ないが、１ｓｔステー
ジ、２ｎｄステージが１対１で対応したシステムでは、
効率が低下するという問題があった。
【０００５】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、ステッチ作業時間を短
縮でき、１ｓｔステージ、２ｎｄステージが１対１で
対応したシステムの効率低下を防止できるラジアルタイ
ヤのサイドウォール貼付方法を提供しようとする点にあ
る。
であり、その目的とする処は、ステッチ作業時間を短
縮でき、１ｓｔステージ、２ｎｄステージが１対１で
対応したシステムの効率低下を防止できるラジアルタイ
ヤのサイドウォール貼付方法を提供しようとする点にあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のラジアルタイヤのサイドウォール貼付方
法は、チューブレスライナ、ボディプライおよびビード
を備えた１ｓｔカーカスの両端を一対の２ｎｄドラムフ
ランジによって内側から支持し、ビードステッチャツー
ルと前記１ｓｔカーカスとの間に前記サイドウォールを
挟んで該サイドウォールのビード周りのみを前記１ｓｔ
カーカスにステッチし、その後、前記１ｓｔカーカス内
側に空気を注入しながら前記一対の２ｎｄドラムフラン
ジを互いに接近する方向に移動させて前記１ｓｔカーカ
スをトロイダル状に膨張させることで前記サイドウォー
ルの残りの部位を前記１ｓｔカーカスに接合することを
特徴としている。
めに、本発明のラジアルタイヤのサイドウォール貼付方
法は、チューブレスライナ、ボディプライおよびビード
を備えた１ｓｔカーカスの両端を一対の２ｎｄドラムフ
ランジによって内側から支持し、ビードステッチャツー
ルと前記１ｓｔカーカスとの間に前記サイドウォールを
挟んで該サイドウォールのビード周りのみを前記１ｓｔ
カーカスにステッチし、その後、前記１ｓｔカーカス内
側に空気を注入しながら前記一対の２ｎｄドラムフラン
ジを互いに接近する方向に移動させて前記１ｓｔカーカ
スをトロイダル状に膨張させることで前記サイドウォー
ルの残りの部位を前記１ｓｔカーカスに接合することを
特徴としている。
【０００７】
【作用】本発明のラジアルタイヤのサイドウォール貼付
方法は前記のように構成されており、チューブレスライ
ナとボディプライビードとサイドウォールとよりなる中
間製品からサイドウォールを除いておき、シェーピング
作業前にサイドウォールを貼り、サイドウォールのビー
ド回りのみにステッチ作業を行う。
方法は前記のように構成されており、チューブレスライ
ナとボディプライビードとサイドウォールとよりなる中
間製品からサイドウォールを除いておき、シェーピング
作業前にサイドウォールを貼り、サイドウォールのビー
ド回りのみにステッチ作業を行う。
【０００８】
【実施例】次に本発明のラジアルタイヤのサイドウォー
ル貼付方法を図１〜図４に示す一実施例により説明す
る。図１〜図３は、図４のＤ部分を示しており、２がチ
ューブレスライナ＋ボディプライ層、３がビード、４が
サイドウォール、７，７’が２ｎｄドラムフランジ、８
がビードステッチャツール、１０がサイドウォール４の
オーバハング部、１１が２ｎｄドラム軸中心線、１２が
タイヤ中心線、１３，１５が２ｎｄドラム軸、１４が１
ｓｔカーカスで、この１ｓｔカーカス１４は、チューブ
レスライナ＋ボディプライ層２とビード３とよりなり、
サイドウォール４を有していない。
ル貼付方法を図１〜図４に示す一実施例により説明す
る。図１〜図３は、図４のＤ部分を示しており、２がチ
ューブレスライナ＋ボディプライ層、３がビード、４が
サイドウォール、７，７’が２ｎｄドラムフランジ、８
がビードステッチャツール、１０がサイドウォール４の
オーバハング部、１１が２ｎｄドラム軸中心線、１２が
タイヤ中心線、１３，１５が２ｎｄドラム軸、１４が１
ｓｔカーカスで、この１ｓｔカーカス１４は、チューブ
レスライナ＋ボディプライ層２とビード３とよりなり、
サイドウォール４を有していない。
【０００９】シェーピング作業前に図３に示すようにサ
イドウォール４を１ｓｔカーカス１４上に貼り付ける。
次いでビート３回りをビードステッチャツール８により
ステッチすると、サイドウォール４のオーバハング部１
０が矢印９のように擦り降ろされて、２点鎖線位置のよ
うに接合する。サイドウォール４の円筒部分は、ステッ
チしない。
イドウォール４を１ｓｔカーカス１４上に貼り付ける。
次いでビート３回りをビードステッチャツール８により
ステッチすると、サイドウォール４のオーバハング部１
０が矢印９のように擦り降ろされて、２点鎖線位置のよ
うに接合する。サイドウォール４の円筒部分は、ステッ
チしない。
【００１０】次いで図４に示すようにタイヤ内膣部Ｃに
空気を注入しながら、フランジ７、７’を互いに接近す
る方向に移動させ、１ｓｔカーカス１４を図１に示すよ
うにトロイダル状に膨張させて、シェーピングする。こ
のようにトロイダル状に膨張する過程でサイドウォール
４は、引き延ばされるが、このとき、自身の張力により
１ｓｔカーカス１４に接合する。
空気を注入しながら、フランジ７、７’を互いに接近す
る方向に移動させ、１ｓｔカーカス１４を図１に示すよ
うにトロイダル状に膨張させて、シェーピングする。こ
のようにトロイダル状に膨張する過程でサイドウォール
４は、引き延ばされるが、このとき、自身の張力により
１ｓｔカーカス１４に接合する。
【００１１】
【発明の効果】本発明のラジアルタイヤのサイドウォー
ル貼付方法は前記のように構成されており、チューブレ
スライナとボディプライビードとサイドウォールとより
なる中間製品からサイドウォールを除いておき、シェー
ピング作業前にサイドウォールを貼り、サイドウォール
のビード回りのみにステッチ作業を行うので、サイドウ
ォールのビード回り以外の部分のステッチ作業を省略で
きて、ステッチ時間を短縮できる。
ル貼付方法は前記のように構成されており、チューブレ
スライナとボディプライビードとサイドウォールとより
なる中間製品からサイドウォールを除いておき、シェー
ピング作業前にサイドウォールを貼り、サイドウォール
のビード回りのみにステッチ作業を行うので、サイドウ
ォールのビード回り以外の部分のステッチ作業を省略で
きて、ステッチ時間を短縮できる。
【００１２】また上記のようにステッチ時間を短縮でき
るので、１ｓｔステージ、２ｎｄステージが１対１で対
応したシステムの効率低下を防止できる。
るので、１ｓｔステージ、２ｎｄステージが１対１で対
応したシステムの効率低下を防止できる。
【図１】本発明のラジアルタイヤのサイドウォール貼付
方法のシェーピング工程を示す縦断側面図である。
方法のシェーピング工程を示す縦断側面図である。
【図２】同サイドウォール貼付方法においてサイドウォ
ール無しの１ｓｔカーカスを２ｎｄドラムに装着した状
態を示す縦断側面図である。
ール無しの１ｓｔカーカスを２ｎｄドラムに装着した状
態を示す縦断側面図である。
【図３】同サイドウォール貼付方法において２ｎｄドラ
ムの１ｓｔカーカスにサイドウォールを貼り付けた状態
を示す縦断側面図である。
ムの１ｓｔカーカスにサイドウォールを貼り付けた状態
を示す縦断側面図である。
【図４】同サイドウォール貼付方法において２ｎｄドラ
ムにサイドウォール無しの１ｓｔカーカスを２ｎｄドラ
ムに装着した状態を示す縦断側面図である。
ムにサイドウォール無しの１ｓｔカーカスを２ｎｄドラ
ムに装着した状態を示す縦断側面図である。
【図５】従来の１ｓｔステージにおけるタイヤ成形工程
を示す説明図である。
を示す説明図である。
２ チューブレスライナ＋ボディプライ層 ３ ビード ４ サイドウォール ７、７’ ２ｎｄドラムフランジ ８ ビードステッチャツール １０ サイドウォール４のオーバハング部 １１ ２ｎｄドラム軸中心線 １２ タイヤ中心線 １３、１５ ２ｎｄドラム軸 １４ １ｓｔカーカス（サイドウォール無し中間
製品）
製品）
Claims (1)
- 【請求項１】 チューブレスライナ、ボディプライおよ
びビードを備えた１ｓｔカーカスの両端を一対の２ｎｄ
ドラムフランジによって内側から支持し、ビードステッ
チャツールと前記１ｓｔカーカスとの間に前記サイドウ
ォールを挟んで該サイドウォールのビード周りのみを前
記１ｓｔカーカスにステッチし、その後、前記１ｓｔカ
ーカス内側に空気を注入しながら前記一対の２ｎｄドラ
ムフランジを互いに接近する方向に移動させて前記１ｓ
ｔカーカスをトロイダル状に膨張させることで前記サイ
ドウォールの残りの部位を前記１ｓｔカーカスに接合す
ることを特徴とするラジアルタイヤのサイドウォール貼
付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20515994A JP3229133B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ラジアルタイヤのサイドウォール貼付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20515994A JP3229133B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ラジアルタイヤのサイドウォール貼付方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0866976A JPH0866976A (ja) | 1996-03-12 |
| JP3229133B2 true JP3229133B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=16502407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20515994A Expired - Fee Related JP3229133B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ラジアルタイヤのサイドウォール貼付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3229133B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8513020B2 (en) * | 2009-12-08 | 2013-08-20 | National Oilwell Varco, L.P. | Corrosion testing apparatus and methods |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102935723A (zh) * | 2012-11-27 | 2013-02-20 | 贵州前进橡胶有限公司 | 斜交轮胎的自动打花方法及装置 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20515994A patent/JP3229133B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8513020B2 (en) * | 2009-12-08 | 2013-08-20 | National Oilwell Varco, L.P. | Corrosion testing apparatus and methods |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0866976A (ja) | 1996-03-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010807 |
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