JP2000016031A - トレッド・パターンから延長して延びる溝がサイドウオールの表面に形成された空気入りタイヤ - Google Patents

トレッド・パターンから延長して延びる溝がサイドウオールの表面に形成された空気入りタイヤ

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JP2000016031A
JP2000016031A JP10192045A JP19204598A JP2000016031A JP 2000016031 A JP2000016031 A JP 2000016031A JP 10192045 A JP10192045 A JP 10192045A JP 19204598 A JP19204598 A JP 19204598A JP 2000016031 A JP2000016031 A JP 2000016031A
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pneumatic tire
sidewall
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tire
side wall
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Naoya Ochi
直也 越智
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Bridgestone Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C2011/0337Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
    • B60C2011/0339Grooves
    • B60C2011/0374Slant grooves, i.e. having an angle of about 5 to 35 degrees to the equatorial plane

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  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤのサイドウオールに生じる凹凸を目立
たなくすること。 【解決手段】 トレッド端から内側に向かって、タイヤ
の周方向に対して傾斜した方向に延びる傾斜溝が周方向
に間隔を置いて形成されているトレッドを備えた空気入
りタイヤにおいて、該傾斜溝の少なくとも一部がトレッ
ド端からラジアル方向内側に向かって、少なくともサイ
ドウオール下方領域まで連続してまたは不連続に延びて
いることを特徴とする空気入りタイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気入りタイヤに関
するもので、特に、サイドウオールの表面に改良を加え
た空気入りタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤは、トロイド状またはド
ーナツ状の円環体であるが、一般に、そのカーカスは初
めから円環体として製造されるのではなく、まずシート
状に製造されたカーカス・プライがタイヤの成型ドラム
上で一周回転されて、巻初めと巻終わりの個所がジョイ
ントされることによって円環状に張り付けられる。その
後、チェーファー、ブレーカーまたはベルトおよびトレ
ッドなどの必要な構造部材が張り付けられて成型された
生タイヤが、スチールやアルミニュームなどの金属より
なるモールド内で一定時間加圧・加熱されて、加硫され
ることによってタイヤが製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その結果、加硫後のタ
イヤのサイドウオールには、カーカス・プライの巻初め
と巻終わりのジョイント部に相当する個所に、大なり小
なり、凹凸が生じる。このサイドウオールの凹凸は、タ
イヤの性能面や耐久面では致命的な欠陥ではないが、カ
ーカス・プライが1プライよりなる乗用車用ラジアル・
タイヤなどでは、サイドウオールの凹凸が相対的に顕著
に目立って、顧客に要らざる不安感を与えることがあ
る。
【0004】また、空気入りタイヤは、一般に、左右一
対のビード・コアーを備えていて、カーカス・プライが
このビード・コアーを内側から外側に折り返されてビー
ド部に係留されているので、カーカス・プライの折り返
し端部がサイドウオールに位置し、その外側にサイドゴ
ムが配置されている。タイヤの軽量化等の要請を受け
て、サイドゴムが薄くなると、カーカス・プライの折り
返し端部がサイドウオールの凹凸として相対的に目立っ
てくることがある。
【0005】従来、サイドウオールの凹凸を目立たなく
するために、タイヤのサイドウオールの広範囲にわたっ
て多数の小さなリッジを形成することが提案され、実施
されている。しかし、タイヤのサイドウオールにリッジ
を形成するためには、モールドに凹部を形成する必要が
あり、この凹部形成加工の際バイトの刃先が次第に摩滅
し、凹部の掘り初めと掘り終わりとでは凹部の断面形状
に差が生じて、モールド一周の加工が終わったときに、
掘り初めと掘り終わりの隣接個所が不均一な模様となっ
て外観上好ましくない。
【0006】本発明の目的は、上記のような従来技術の
不具合を解消して、タイヤのサイドウオールに生じる凹
凸を目立たなくすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による空気入りタイヤは、トレッド端から内
側に向かって、タイヤの周方向に対して傾斜した方向に
延びる傾斜溝が周方向に間隔を置いて形成されているト
レッドを備えた空気入りタイヤにおいて、該傾斜溝の少
なくとも一部がトレッド端からラジアル方向内側に向か
って、少なくともサイドウオール下方領域まで連続して
または不連続に延びていることを特徴とする空気入りタ
イヤである。
【0008】上記目的を達成するために、本発明による
空気入りタイヤでは、該傾斜溝の少なくとも一部がトレ
ッド端からラジアル方向内側に向かって延び、そのうち
の一部が少なくともサイドウオール下方領域まで延び、
残余がサイドウオールの途中まで延びていることが好ま
しい。
【0009】上記目的を達成するために、本発明による
空気入りタイヤでは、該傾斜溝の全部がトレッド端から
ラジアル方向内側に向かって、少なくともサイドウオー
ル下方領域まで延びていることが好ましい。
【0010】上記目的を達成するために、本発明による
空気入りタイヤでは、該傾斜溝がトレッド端からラジア
ル方向内側に向かって、ラジアル方向に傾斜した方向に
延びていることが好ましい。
【0011】上記目的を達成するために、本発明による
空気入りタイヤでは、サイドウオールに形成された該傾
斜溝よりなる模様の上に、さらに、文字、数字、記号又
は図形などよりなるトレードマークやトレードドレスが
重畳的に形成されていることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にしたがう実施例の
空気入りタイヤについて図面を参照して説明する。図1
は本発明による実施例のタイヤの一部斜視図である。実
施例のタイヤは、図示のごとく、トレッド端から内側に
向かって、タイヤの周方向に対して傾斜した方向に延び
る傾斜溝が周方向に間隔を置いて形成されているトレッ
ドを備えた空気入りタイヤである。この傾斜溝がトレッ
ド端からラジアル方向内側に向かって、サイドウオール
下方領域まで連続して延びている。この傾斜溝がトレッ
ド端からラジアル方向内側に向かって、ラジアル方向に
傾斜した方向に延びている。サイドウオールに形成され
たこの傾斜溝よりなる模様の上に、さらに、アルファベ
ットの文字よりなるトレードマークの「BRIDGES
TONE」が重畳的に形成されている。
【0013】
【発明の効果】本発明の空気入りタイヤは、タイヤのサ
イドウオールに生じる凹凸を目立たなくする効果があ
る。また、トレッド・パターンと類似する模様の上に重
畳的に形成されたトレードマークやトレードドレスに注
意を喚起し、目立たせることができる。さらに、タイヤ
を車両に装着した状態などで、タイヤを側面から見るだ
けでトレッド・パターンを判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤの一部斜視図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド端から内側に向かって、タイヤ
    の周方向に対して傾斜した方向に延びる傾斜溝が周方向
    に間隔を置いて形成されているトレッドを備えた空気入
    りタイヤにおいて、該傾斜溝の少なくとも一部がトレッ
    ド端からラジアル方向内側に向かって、少なくともサイ
    ドウオール下方領域まで連続してまたは不連続に延びて
    いることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 該傾斜溝の少なくとも一部がトレッド端
    からラジアル方向内側に向かって延び、そのうちの一部
    が少なくともサイドウオール下方領域まで延び、残余が
    サイドウオールの途中まで延びていることを特徴とする
    請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 該傾斜溝の全部がトレッド端からラジア
    ル方向内側に向かって、少なくともサイドウオール下方
    領域まで延びていることを特徴とする請求項1記載の空
    気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 該傾斜溝がトレッド端からラジアル方向
    内側に向かって、ラジアル方向に傾斜した方向に延びて
    いることを特徴とする請求項1乃至3記載の空気入りタ
    イヤ。
  5. 【請求項5】 サイドウオールに形成された該傾斜溝よ
    りなる模様の上に、さらに、文字、数字、記号又は図形
    などよりなるトレードマークやトレードドレスが重畳的
    に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5記載
    の空気入りタイヤ。
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