JP3229005U - 荷重試験用ウェイトユニットと荷重試験用ウェイト装置 - Google Patents

荷重試験用ウェイトユニットと荷重試験用ウェイト装置 Download PDF

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良卓 若林
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Abstract

【課題】荷重試験を容易に行うことができる荷重試験用ウェイトユニットと荷重試験用ウェイト装置を提供する。【解決手段】荷重試験用ウェイト装置は、1個または複数個の第1荷重試験用ウェイトユニット3と1個又は複数個の第2荷重試験用ウェイトユニット5、5´とから構成されている。第1荷重試験用ウェイトユニット3は、5枚の金属製板7と、2枚の金属製板9とから構成されている。金属製板7、9は長方形で、2枚の金属製板9の左右方向の長さは5枚の金属製板7の左右方向の長さより長く設定されている。5枚の金属製板7を重合させた上に2枚の金属製板9を重合させて部分溶接により一体化されている。2枚の金属製板9の左右は5枚の金属製板7から所定量張り出されていて、右張出部13と左張出部15となっている。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、天井クレーンの荷重試験を行う場合に使用する荷重試験用ウェイトユニットと荷重試験用ウェイト装置に係り、特に、荷重試験を容易に行うことができるように工夫したものに関する。
従来のクレーン荷重試験用ウェイトの構成を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2がある。
上記特許文献1に開示されている荷重試験用の構造体および構造体の製造方法では、ウェイトを枠状体の内側に設置して使用する。上記枠状体は底板と、この底板の四隅に立設される支柱と、上記底板に設置された複数のガイド部材から構成されている。上記支柱の上端にはコンテナクレーンのスプレッダの連結具と連結するための連結孔が形成されている。上記ウェイトを上記枠状体に設置する際は、上記ウェイトを上記枠状体の上側から上記枠状体内に入れて上記底板の上に設置する。上記ウェイトは上記ガイド部材によってガイドされながら上記底板の上に設置される。
荷重試験を行う際は、上記支柱の連結孔にコンテナクレーンのスプレッダの連結具を連結して、上記枠状体ごと上記ウェイトを持ち上げる。上記枠状体に設置するウェイトの数によって荷重が調整される。
また、上記特許文献2に開示されているクレーンの試験用ウェイトは鋳鉄で一体形成されたもので、複数の上記試験用ウェイトを積み重ねて設置できるように、上面に凸部が形成されているとともに、底部に別の上記試験用ウェイトの凸部が係合される凹部が形成されている。また、上記試験用ウェイトの幅方向両側にはそれぞれ吊上部が形成されている。上記吊上部の基端には底面側から側面側にかけてU字型のロープ掛け溝が形成されている。上記ロープ掛け溝の側面側の部分は上記試験用ウェイトを積み重ねた際に上下方向に重合するようになっていて、ロープを複数の試験用ウェイトにロープ引っ掛け溝の側面側に係合させ、一番下の試験用ウェイトのロープ掛け溝の底部側に引っ掛けるようにすることで、積み重ねた全ての上記試験用ウェイトを吊り上げることができる。
特開2018−163041号公報 実公昭62−8512号公報
上記従来の構成によると、次のような問題があった。
すなわち、上記特許文献1に開示されている荷重試験用の構造体および構造体の製造方法では、枠状体が必要で、上記枠状体にウェイトを設置して使用するため、試験の実施が面倒であるという問題があった。
また、上記特許文献2に開示されているクレーンの試験用ウェイトは、鋳鉄で一体成型されたものであり、これらを積み重ねて荷重を調製するようになっているため、荷重を細かく調整したい場合は、例えば、重量の異なるものをあらかじめ用意する必要があり面倒であるという問題があった。
本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、荷重試験を容易に行うことができる荷重試験用ウェイトユニットと荷重試験用ウェイト装置を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願考案の請求項1による荷重試験用ウェイトユニットは、荷重試験用ウェイトユニット本体と、上記荷重試験用ウェイトユニット本体に設けられた複数個の吊金具と、を具備したことを特徴とするものである。
また、請求項2による荷重試験用ウェイトユニットは、請求項1記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、上記荷重試験用ウェイトユニット本体は直方体形状をなすものであることを特徴とするものである。
また、請求項3による荷重試験用ウェイトユニットは、請求項1記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、上記荷重試験用ウェイトユニット本体は直方体直形状を基本とし、左右上部が吊下げ部材を引っ掛けるための左張出部と右張出部として張り出されていることを特徴とするものである。
また、請求項4による荷重試験用ウェイトユニットは、請求項2記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、上記荷重試験用ウェイトユニット本体は複数枚の同じ大きさの長方形の金属製板を積層させたものであることを特徴とするものである。
また、請求項5による荷重試験用ウェイトユニットは、請求項3記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、上記荷重試験用ウェイトユニット本体は複数枚の同じ大きさの長方形の金属製板を積層させ、その上に左右に所定量長い複数枚の同じ大きさの長方形の金属製板を積層させたものであることを特徴とするものである。
また、請求項6による荷重試験用ウェイトユニットは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、クレーンの荷重試験用であることを特徴とするものである。
また、請求項7による荷重試験用ウェイト装置は、請求項2又は請求項4記載の荷重試験用ウェイトユニットと、請求項3又は請求項5記載の荷重試験用ウェイトユニットを適宜重ねることにより所望の重量とするようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項8による荷重試験用ウェイト装置は、請求項7記載の荷重試験用ウェイト装置において、最下位に請求項3又は請求項5記載の荷重試験用ウェイトユニットを置き、その上に任意個数の請求項2又は請求項4記載の荷重試験用ウェイトユニットを置き、同様の組み合わせで複数段重ね、吊下げ部材を引っ掛ける請求項3又は請求項5記載の荷重試験用ウェイトユニットを選択することにより試験荷重を調整するようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項9による荷重試験用ウェイト装置は、請求項8記載の荷重試験用ウェイト装置において、請求項2又は請求項4記載の荷重試験用ウェイトユニットには吊金具の左右ピッチが異なる二種類があり、一つは請求項3又は請求項5記載の荷重試験用ウェイトユニットの吊金具の左右ピッチと同じであり、残りの一つはそれよりも狭い左右ピッチとなっていることを特徴とするものである。
また、請求項10による荷重試験用ウェイト装置は、請求項7〜請求項9の何れかに記載の荷重試験用ウェイト装置において、クレーンの荷重試験用であることを特徴とするものである。
以上述べたように本願考案の請求項1による荷重試験用ウェイトユニットは、荷重試験用ウェイトユニット本体と、上記荷重試験用ウェイトユニット本体に設けられた複数個の吊金具と、を具備したので、試験を容易に行うことができる。
また、請求項2による荷重試験用ウェイトユニットは、請求項1記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、上記荷重試験用ウェイトユニット本体は直方体形状をなすものであるので、構成を簡易にできる。
また、請求項3による荷重試験用ウェイトユニットは、請求項1記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、上記荷重試験用ウェイトユニット本体は直方体直形状を基本とし、左右上部が吊下げ部材を引っ掛けるための左張出部と右張出部として張り出されているので、上記第1試験用ウェイトユニットを容易に吊り下げることができ、取り扱いを容易にできる。
また、請求項4による荷重試験用ウェイトユニットは、請求項2記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、上記荷重試験用ウェイトユニット本体は複数枚の同じ大きさの長方形の金属製板を積層させたものであるので、構成を簡易にできる。
また、請求項5による荷重試験用ウェイトユニットは、請求項3記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、上記荷重試験用ウェイトユニット本体は複数枚の同じ大きさの長方形の金属製板を積層させ、その上に左右に所定量長い複数枚の同じ大きさの長方形の金属製板を積層させたものであるので、構成をより簡易にできる。
また、請求項6による荷重試験用ウェイトユニットは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、クレーンの荷重試験用であるので、クレーンの荷重試験を容易に行うことができる。
また、請求項7による荷重試験用ウェイト装置は、請求項2又は請求項4記載の荷重試験用ウェイトユニットと、請求項3又は請求項5記載の荷重試験用ウェイトユニットを適宜重ねることにより所望の重量とするようにしたので、簡易な構成により重量を調製できる。
また、請求項8による荷重試験用ウェイト装置は、請求項7記載の荷重試験用ウェイト装置において、最下位に請求項3又は請求項5記載の荷重試験用ウェイトユニットを置き、その上に任意個数の請求項2又は請求項4記載の荷重試験用ウェイトユニットを置き、同様の組み合わせで複数段重ね、吊下げ部材を引っ掛ける請求項3又は請求項5記載の荷重試験用ウェイトユニットを選択することにより試験荷重を調整するようにしたので、簡易な構成により重量を調製できる。
また、請求項9による荷重試験用ウェイト装置は、請求項8記載の荷重試験用ウェイト装置において、請求項2又は請求項4記載の荷重試験用ウェイトユニットには吊金具の左右ピッチが異なる二種類があり、一つは請求項3又は請求項5記載の荷重試験用ウェイトユニットの吊金具の左右ピッチと同じであり、残りの一つはそれよりも狭い左右ピッチとなっているので、ピッチが異なる上記荷重試験用ウェイトユニットを交互に重合させて更に幅広い重量を設定することができる。
また、請求項10による荷重試験用ウェイト装置は、請求項7〜請求項9の何れかに記載の荷重試験用ウェイト装置において、クレーンの荷重試験用であるので、クレーンの荷重試験を容易に行うことができる。
本考案の一実施の形態を示す図で、荷重試験用ウェイト装置の使用状態を示す正面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、第1荷重試験用ウェイトユニットの斜視図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、第2荷重試験用ウェイトユニットの斜視図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、第2荷重試験用ウェイトユニットの斜視図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、荷重試験用ウェイト装置の使用状態を示す正面図である。
図1乃至図5を参照しながら本願考案の一実施の形態について説明する。この実施の形態では天井クレーンの荷重試験に本願考案を適用した構成を例に挙げている。図1に示すように、この一実施の形態による荷重試験用ウェイト装置1は1個又は複数個(この実施の形態の場合には2個)の第1荷重試験用ウェイトユニット3と1個又は複数個(この実施の形態では6個)の第2荷重試験用ウェイトユニット5、5´とから構成されている。
図2に示すように、上記第1荷重試験用ウェイトユニット3は、複数枚(この実施の形態の場合には5枚)の金属製板7と、複数枚(この実施の形態の場合には2枚)の金属製板9とから構成されている。上記金属製板7と上記金属製板9は長方形で、上記金属製板9の左右方向(図2中左上から右下に向かう方向)の長さは上記金属製板7の左右方向(図2中左上から右下に向かう方向)の長さより長く設定されている。上記複数枚の金属製板7を重合させた上に上記複数枚の金属製板9を重合させて部分溶接により一体化されている。上記複数枚の金属製板9の左右は上記複数枚の金属製板7から所定量張り出されていて、右張出部13と左張出部15となっている。
また、上記第1荷重試験用ウェイトユニット3の前後方向(図2中左下から右上に向かう方向)の各面にはそれぞれ2個、合計4個の吊金具17、17、17、17が設置されている。上記吊金具17の上端側には貫通孔19が形成されている。任意の吊金具17の貫通孔19に図示しない吊下フックを通して、上記第1荷重試験用ウェイトユニット3を吊り上げて移動させる。
図3に示すように、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5は複数枚(この実施の形態の場合には7枚)の金属製板21から構成されている。上記金属製板21は上記第1荷重試験用ウェイトユニット3の金属製板9と同じものである。上記複数枚の金属製板21を重合させて部分溶接により一体化されている。上記第2荷重試験用ウェイトユニット5の前後方向(図2中左下から右上に向かう方向)の各面にはそれぞれ2個、合計4個の吊金具23、23、23、23が設置されている。上記吊金具23の上端側にも貫通孔25が形成されていて、例えば、上記吊金具23の貫通孔25に吊下フックを通して、上記第1荷重試験用ウェイトユニット5を吊り上げて移動させる。
また、図4に示すように、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5´は上記第2荷重試験用ウェイトユニット5と略同様の構成であるが、各面に設置された上記吊金具23、23間のピッチが、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5と比べて狭くなっている。これにより、上記第1荷重試験用ウェイトユニット5と上記第1荷重試験用ウェイトユニット5´を交互に重合させることができ、それぞれの吊金具23が干渉することはない。
なお、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5の各面の吊金具23、23間のピッチは上記第1荷重試験用ウェイトユニット3の各面の吊金具23、23間のピッチと同じである。
本実施の形態の場合には、最下位に上記第1荷重試験用ウェイトユニット3を置き、その上に上記第2荷重試験用ウェイトユニット5´、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5´を交互に置き、その上に記第1荷重試験用ウェイトユニット3、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5´、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5´を交互に置いた構成になっている。
また、図1に示すように、上記最下位の第1荷重試験用ウェイトユニット3の右張出部13と左張出部15に、天井クレーン30の吊下フック31に掛けられた吊下帯33を引っ掛けて上記荷重試験用ウェイト装置1の全体を持ち上げる。それによって、記荷重試験用ウェイト装置1の全体が試験荷重となる。また、図5に示すように、途中の第1荷重試験用ウェイトユニット3の右張出部13と左張出部15に吊下帯33を引っ掛けることにより、そこから上の荷重を試験荷重とする。
また、必要に応じて、上記第1荷重試験用ウェイトユニット3、上記第1荷重試験用ウェイトユニット5´、上記第1荷重試験用ウェイトユニット5、上記第1荷重試験用ウェイトユニット5´の組を更に重合させていくことにより、試験荷重の幅を広げるようにしてもよい。そして、何れの第1荷重試験用ウェイトユニット3から上のウェイトユニットを持ち上げるか選択することで様々な試験重量を選択する。
次に、この一実施の形態の作用について説明する。
まず、吊金具17に吊下フックを掛けて第1荷重試験用ウェイトユニット3を吊り上げて所定の場所まで移動させて設置する。次に、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5´に吊下フックを掛けて上記第1荷重試験用ウェイトユニット3の上まで移動させて載置する。次に、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5に吊下フックを掛けて上記第2荷重試験用ウェイトユニット5´の上まで移動させて載置する。次に、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5´に吊下フックを掛けて上記第2荷重試験用ウェイトユニット5の上まで移動させて載置する。これで一組の荷重が構成されたことになる。同様の作業を繰り返すことにより図1、図5に示す荷重試験用ウェイト装置1を構成する。
同様の作業を繰り返すことにより図1、図5に示す荷重試験用ウェイト装置1を構成する。
そして、図1に示すように、上記最下位の第1荷重試験用ウェイトユニット3の右張出部13と左張出部15に、天井クレーン30の吊下フック31に掛けられた吊下帯33を引っ掛けて上記荷重試験用ウェイト装置1の全体を持ち上げる。それによって、記荷重試験用ウェイト装置1の全体が試験荷重となる。
また、図5に示すように、途中の第1荷重試験用ウェイトユニット3の右張出部13と左張出部15に吊下帯33を引っ掛けることにより、そこから上の荷重を試験荷重とする。
次に、この一実施の形態による効果について説明する。
まず、本実施の形態による荷重試験用ウェイト装置1を使用することにより、天井クレーン30の荷重試験を容易に行うことができる。すなわち、予めユニット化された第1荷重試験用ウェイトユニット3、第2荷重試験用ウェイトユニット5、5´を適宜組み合わせて重合させることにより、所望の試験荷重を容易に提供することができるからである。
また、上記第1荷重試験用ウェイトユニット3の左右両端側には右張出部13と左張出部15が設けられているので、荷重試験用ウェイト装置1の全体或いは一部を容易に吊り上げて試験荷重とすることができる。
また、上記第1荷重試験用ウェイトユニット3は複数枚の金属製板7、9を重合させて構成され、上記第1荷重試験用ウェイトユニット5、5´も複数枚の金属製板21を重合させて構成されているので、その構成も簡単であり、且つ、ユニット当たりの荷重の設定も容易である。
また、上記第1荷重試験用ウェイトユニット3には吊金具17、17があり、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5、5´には吊金具23、23があるので、それらに吊下フックを掛けて吊り上げることにより、所望の場所まで容易に移動させることができ、簡易な作業で上記荷重試験用ウェイト装置1を構成することができる。
また、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5´の吊金具23、23のピッチは、上記第1荷重試験用ウェイトユニット3の吊金具17、17のピッチ、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5の吊金具23、23のピッチより狭くなっているので、上記第1荷重試験用ウェイトユニット3、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5´5を交互に重合させて荷重を任意に調製することができる。
また、重合させた上記第1荷重試験用ウェイトユニット3と上記第2荷重試験用ウェイトユニット5、5´の吊金具17、17、23、23が横方向に規制し合うことにより、相互に位置ずれを防止して荷重試験時の安全性を高めることができる。
なお、本考案は前記一実施の形態に限定されない。
まず、前記一実施の形態の場合には、第1荷重試験用ウェイトユニットの吊金具間のピッチを大きく設定したが小さく設定する構成も考えられる。
また、前記一実施の形態の場合には、第1荷重試験用ウェイトユニット3の上に、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5´、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5、上記第2荷重試験用ウェイトユニット5´を重合させ、それ2組重ねることにより荷重試験用ウェイト装置を構成したが、それに限定されるものではなく、様々な組み合わせが考えられる。
また、前記一実施の形態の場合には、天井クレーンの荷重試験を例に挙げて説明したが、その他の各種機器の荷重試験にも適用可能である。
また、前記一実施の形態は一例であり、様々な実施の形態が考えられる。
本考案は、荷重試験に使用する荷重試験用ウェイトユニットと荷重試験用ウェイト装置に係り、特に、試験を容易に行うことができるように工夫したものに関し、特に、工場内で使用される天井クレーンの荷重試験に好適である。
1 荷重試験用ウェイト装置
3 第1荷重試験用ウェイトユニット
5 第2荷重試験用ウェイトユニット
5´ 第2荷重試験用ウェイトユニット
7 金属板
9 金属板
17 吊金具
21 金属板
23 吊金具
30 天井クレーン
31 吊下フック

Claims (10)

  1. 荷重試験用ウェイトユニット本体と、
    上記荷重試験用ウェイトユニット本体に設けられた複数個の吊金具と、
    を具備したことを特徴とする荷重試験用ウェイトユニット。
  2. 請求項1記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、
    上記荷重試験用ウェイトユニット本体は直方体形状をなすものであることを特徴とする荷重試験用ウェイトユニット。
  3. 請求項1記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、
    上記荷重試験用ウェイトユニット本体は直方体直形状を基本とし、左右上部が吊下げ部材を引っ掛けるための左張出部と右張出部として張り出されていることを特徴とする荷重試験用ウェイトユニット。
  4. 請求項2記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、
    上記荷重試験用ウェイトユニット本体は複数枚の同じ大きさの長方形の金属製板を積層させたものであることを特徴とする荷重試験用ウェイトユニット。
  5. 請求項3記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、
    上記荷重試験用ウェイトユニット本体は複数枚の同じ大きさの長方形の金属製板を積層させ、その上に左右に所定量長い複数枚の同じ大きさの長方形の金属製板を積層させたものであることを特徴とする荷重試験用ウェイトユニット。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載の荷重試験用ウェイトユニットにおいて、
    クレーンの荷重試験用であることを特徴とする荷重試験用ウェイトユニット。
  7. 請求項2又は請求項4記載の荷重試験用ウェイトユニットと、請求項3又は請求項5記載の荷重試験用ウェイトユニットを適宜重ねることにより所望の重量とするようにしたことを特徴とする荷重試験用ウェイト装置。
  8. 請求項7記載の荷重試験用ウェイト装置において、
    最下位に請求項3又は請求項5記載の荷重試験用ウェイトユニットを置き、その上に任意個数の請求項2又は請求項4記載の荷重試験用ウェイトユニットを置き、同様の組み合わせで複数段重ね、吊下げ部材を引っ掛ける請求項3又は請求項5記載の荷重試験用ウェイトユニットを選択することにより試験荷重を調整するようにしたことを特徴とする荷重試験用ウェイト装置。
  9. 請求項8記載の荷重試験用ウェイト装置において、
    請求項2又は請求項4記載の荷重試験用ウェイトユニットには吊金具の左右ピッチが異なる二種類があり、一つは請求項3又は請求項5記載の荷重試験用ウェイトユニットの吊金具の左右ピッチと同じであり、残りの一つはそれよりも狭い左右ピッチとなっていることを特徴とする荷重試験用ウェイト装置。
  10. 請求項7〜請求項9の何れかに記載の荷重試験用ウェイト装置において、
    クレーンの荷重試験用であることを特徴とする荷重試験用ウェイト装置。
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