JP3228655U - 太陽電池パネル設置構造及び太陽電池パネル支持金具 - Google Patents

太陽電池パネル設置構造及び太陽電池パネル支持金具 Download PDF

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Abstract

【課題】傾斜した屋根板の上面に対しても太陽電池パネルを手軽に設置できる太陽電池パネル設置構造を提供する。【解決手段】折板12の山部12aの上に固定される設置片14aと、設置片14aより上方に設けられて太陽電池パネル15を支持する支持部14bを有した太陽電池パネル支持金具14を用いて構成される太陽電池パネル設置構造11において、設置片14aの下面に、山部12aの上面に面接触する接着面52を形成する。接着面52の少なくとも一部を、支持される太陽電池パネル15の下方に対応する位置に形成し、接着面52を山部12aの上面に対して両面接着シート17で固定する。【選択図】図1

Description

この考案は、傾斜した屋根板の上に太陽電池パネルを固定する太陽電池パネル設置構造に関する。
屋上や陸屋根、舗装表面などの設置面に太陽電池パネルを設置する構造として、下記特許文献1に開示のものがある。
この設置構造は、太陽電池パネル支持金具の下端に形成され設置面に対して固定される接地片が、太陽電池パネルの内側に対応する方向に向けて延設されており、この接地片の下面が接着剤によって設置面に固定される構造である。
この太陽電池パネル支持金具を用いると、手軽に設置ができる上に、接着剤が日光を受けて劣化することを抑制できるので良い。
特開2018−201281号公報
しかし、特許文献1の技術を用いて勾配を有する屋根板に対して太陽電池パネル支持金具を固定しようとしても、固定に接着剤を用いているので、接着剤塗布と接合の作業性がよくないばかりか、接着が完了するまでの間に太陽電池パネル支持金具が動いてしまう。
そこで、この考案は、傾斜した屋根板の上面に対しても太陽電池パネルを手軽に設置できるようにすることを主な目的とする。
そのための手段は、設置面の上に固定される設置片と、前記設置片より上方に設けられて太陽電池パネルを支持する支持部を有した太陽電池パネル支持金具を用いて構成される太陽電池パネル設置構造であって、前記設置片の下面に、前記設置面としての屋根板の上面に面接触する接着面が形成されるとともに、前記接着面の少なくとも一部が、支持される太陽電池パネルの下方に対応する位置に形成され、前記接着面が前記屋根板の上面に対して両面接着シートで固定される太陽電池パネル設置構造である。
この構成では、太陽電池パネル支持金具の設置片の下面である接着面又は屋根板の上面に両面接着シートの一方の面を固定した後、太陽電池パネル支持金具を、両面接着シートを介して屋根板に押し付けると、両面接着シートにより即座に設置状態が得られる。太陽電池パネル支持金具の支持部に支えられた太陽電池パネルは、その下方に直射日光が当たらない日陰をつくり、少なくとも一部の接着面の下に位置する両面接着シートの劣化を抑制する。
この考案によれば、設置片を両面接着シートで固定する構造であるので、傾斜した屋根板の上面に対して太陽電池パネルを手軽に設置できる。そのうえ、日陰を作って両面接着シートの劣化を抑制するので、設置状態の耐久性を得られる。
太陽電池パネル設置構造の分離状態の斜視図。 太陽電池パネル設置構造の斜視図。 太陽電池パネル支持金具の分解斜視図。 太陽電池パネル設置構造の一部破断側面図。 太陽電池パネル設置構造の正面図。 他の例に係る太陽電池パネル設置構造の一部破断側面図。 他の例に係る太陽電池パネル設置構造の一部破断側面図。 他の例に係る太陽電池パネル設置構造の一部破断側面図。 他の例に係る太陽電池パネル設置構造の一部破断側面図。 他の例に係る太陽電池パネル設置構造の一部破断側面図。
この考案を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1に太陽電池パネル設置構造11(以下、「設置構造」という)の分離状態の斜視図を示し、図2に設置構造11の斜視図を示す。
これらの図に示すように設置構造11は、屋根板、この例では金属製で長尺の折板12で構成された屋根13の上に、太陽電池パネル支持金具14(以下、「支持金具」という。図3参照)を介して太陽電池パネル15を設置する構造である。折板12は山部12aと谷部12bを有する形状であるので、支持金具14は折板12の上面のうち、山部12aの上面に固定される。
まず太陽電池パネル15について簡単に説明すると、太陽電池パネル15は、平面視長方形であり、全周にフレーム15aを有している。フレーム15aのうち長辺の底面部には、設置状態の一部破断側面図である図4に示したように、外方へ向けて突出する板状の張り出し片15bが形成されている。張り出し片15bは水平に延びており、適宜幅に形成されている。なお、張り出し片15bには様々な態様がある。
つぎに、支持金具14について説明する。支持金具14は、設置面である屋根板の上面(山部12aの上面)に固定される設置片14aと、設置片14aより上方に設けられて太陽電池パネル15を支持する支持部14bを有している。図3は支持金具14の分解斜視図である。
図3に示したように支持金具14は、本体金具41と、裏面押さえ金具42と、表面押さえ金具43と、複数の締結具44,45で構成されている。
本体金具41は、短冊状をなす一定幅の金属板をプレス成形して形成されたものであり、設置片14aと、設置片14aの一端から垂直に起立する起立片51と、起立片51の上端から水平に延びる支持部14bを有している。一定幅とは、所望の接触面積を得られる適宜の幅であり、この例では、設置面である山部12aの上面の幅に対応する幅である。
設置片14aは、設置面に面接触する接着面52を下面に有している。設置片14aは全体が平らであり、接着面52は平面で構成されている。設置片14aの長さは、荷重支持と接着固定に必要な適宜長さ、つまりに面同士を接着固定しつつ太陽電池パネル15を支持するのに必要な面積を得られる長さに設定されている。
起立片51は、支持部14bを所定高さに支持する部分であるとともに、表面押さえ金具43を結合する部分である。起立片51の上下方向の中間部には、左右方向に締結具44を挿通するための貫通穴53が形成されている。
支持部14bは、起立片51の上端から設置片14aと同じ方向に延びている。つまり支持部14bと設置片14aは上下に間隔を隔てて平行に並ぶ。支持部14bは太陽電池パネル15を載せる部分であるので、支持部14bと平行に並ぶ設置片14aは、その全体が、つまり接着面52のすべての部分が、支持される太陽電池パネル15の下方に対応する位置に置かれることになる。
支持部14bの長さは、太陽電池パネル15のフレーム15aを載せるのに十分な長さであればよく、設置片14aよりも短く形成できる。支持部14bは裏面押さえ金具42を結合するための部分でもあり、支持部14bの略中央には上下方向に締結具45を挿通するための貫通穴54が形成されている。
裏面押さえ金具42は、本体金具41と同様に一定幅の金属板をプレス成形して形成されたものである。裏面押さえ金具42は、平面視方形状の押さえ板55を有し、押さえ板55における支持部14bの長手方向に沿う方向の両端には、垂下縁56,57を有している。
支持部14bの先端側に対応する位置の垂下縁56は、支持部14bの基端側に対応する位置の垂下縁57よりも長い。垂下縁56,57の長さの差は、太陽電池パネル15のフレーム15aの裏面で内周側に張り出す張り出し片15bの厚さよりも若干短く設定する(図4参照)。これは、押さえ板55における長さが長いほうの垂下縁56が支持部14bに接したときに、他方の垂下縁57がフレーム15aの張り出し片15bを強力に挟むようにするためであるが、たとえば同一の長さに設定したりするなど、長さは適宜設定できる。また、一方または双方の垂下縁56,57を省略したりすることもできる。
支持部14bに挿通される締結具45を挿通するため、押さえ板55における支持部14bの先端側に寄った位置には貫通穴58が形成されている。この貫通穴58は長穴で構成してもよい。
表面押さえ金具43も、本体金具41と同様に一定幅の金属板をプレス成形して形成されたものである。表面押さえ金具434、本体金具41の起立片51の外側面に重ねられる垂直片61と、垂直片61の上端から水平に延びる押さえ片62を有し、全体として側面視逆L字状である。垂直片61における起立片51の貫通穴53に対応する部位には、垂直片61の長手方向に長い長穴63が形成されている。長穴63は、固定する太陽電池パネル15の厚さに対応可能にするためのものであり、太陽電池パネル15の厚さを考慮して適宜長さに設定される。
締結具44,45は、ボルト64とナット65で構成され、ボルト64とナット65には座金付きのものが好適に使用できる。締結具4,45のうち、本体金具41の起立片51に表面押さえ金具43を固定する締結具44は、ロックナット66も使用するとよい。締結具45による裏面押さえ金具42の固定を容易にするため、設置片14aには、ナット65を回転する冶具(図示せず)を差し込むためのルーズホール(図示せず)を形成してもよい。
このような複数の部材からなる支持金具14は、設置片14aの接着面52が、設置面である屋根板の上面、つまり折板12の山部12aの上面に対して両面接着シート17で固定されることになる。
両面接着シート17は、図1に一部を拡大して示したように、例えばゴムシートや織布、不織布などからなるシート状の基材71の両面に接着層72が一体形成されたものであり、強力な接着力を有し、耐候性も良好なものが使用される。
使用される両面接着シート17は、設置片14aの接着面52に対応する形状に裁断されて使用されるのが好ましい。
以上のような支持金具14と両面接着シート17を用いた設置構造は、次のようにして得られる。
まず、太陽電池パネル15における屋根の勾配方向の上と下に対応する位置に、折板12の山部12a同士の間隔を考慮して、複数個所ずつ支持金具14を固定する。支持金具14は、本体金具41と裏面押さえ金具42と表面押さえ金具43を締結具44,45で緩く結合してから、本体金具41の支持部14bと表面押さえ金具43の間に太陽電池パネル15のフレーム15aを挟むとともに、裏面押さえ金具42でフレーム15aの張り出し片15bを押さえるように仮組する。その後、支持金具14を太陽電池パネル15の正しい位置において、図4に示したように、裏面押さえ金具42で張り出し片15bを押さえ、表面押さえ金具43でフレーム15aの表面を押さえて締結具44,45を緊結する。
つぎに、支持金具14の設置片14aの設置面に両面接着シート17の一方の面を接着するか、折板12の上面に両面接着シート17の一方の面を接着するかしたのち、設置片14aを折板12の上面に押し付けて支持金具14と折板12との両面接着シート17による接着を行う。
このとき、作業は、太陽電池パネル15の勾配方向の上下に配設された支持金具14の接着面52を折板12に押し付けるだけでよく、高所作業であっても極めて容易である。しかも、両面接着シート17の接着層72は基材71と一体のシート状をなしており、接するだけで接着作用を発揮するので、傾斜した屋根13の上であっても簡単にずれたり脱落したりしない。この点からも、作業性がよい。
また、両面接着シート17は、基材71を有するシート状であって、基材71の両面の接着層72は基材71に一体であるので、接着時に両面接着シート17が容易にずれたり捻じれたりすることはなく、接着状態を維持できる。
設置状態において、図4に示したように太陽電池パネル15は屋根板(折板12)に対して平行である。そして、屋根の長手方向から見ると図5に示したように、折板12の山部12aの上面より上に太陽電池パネル15が架設された状態になり、折板12の谷部12bにおいては、山部12aの上よりも大きな空間ができる。
なお、図5中、81はH鋼やC型鋼などの下地材であり、82はタイトフレームである。
折板12の上面と太陽電池パネル15との間の空間では通気がなされ、この部分は図2に示したように日陰18となる。日陰18になる部分には、支持金具14の設置片14aが存在するため、設置片14aの接着面52と折板12との間の両面接着シート17も日陰に存在することになる。
このため、日光が当たることによる接着状態の劣化を抑制し、強固な固定状態の維持ができる。
以上のように、この設置構造11は、傾斜した屋根板(折板12)の上面に対して太陽電池パネル15を手軽に設置できるうえ、設置状態の耐久性を得られる。
以下、その他の例について説明する。この説明において、前述の構成と同一の部位については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
図6は、他の例に係る設置構造11と支持金具14を示す一部破断側面図である。この支持金具14は、支持金具14に結合されて折板12の上面に対する設置状態を補助する補助金具19が設けられている。
すなわち、本体金具41は、図1〜図5に示した本体金具41と同様に、設置片14aと起立片51と支持部14bを有するが、この例の本体金具41は、支持部14bを、設置片14aが延びる方向とは逆方向に延設した構成である。
支持部14bの先端には、起立片51と左右に平行に並ぶ垂下片46が延設されている。垂下片46には、表面押さえ金具43を締結するための締結具44を挿通する貫通穴53が形成される。
このように、設置片14aと支持部14bを相反する方向に延ばすとともに、垂下片46を支持部14bの先の設けることによって、設置片14aは、図6に示したように太陽電池パネル15の下方におけるより内方に位置させることができるようになる。
補助金具47は、本体金具41と同様に一定幅の金属板をプレス成形して形成されたものであり、設置片14aと立設片47aを有する側面視L字形状である。設置片14aは、平らな下面を有し、下面は本体金具41の設置片14aの接着面52と同様に、設置面(山部12aの上面)に面接触する形態の接着面52である。立設片47aは、適宜長さに設定され、上下方向の適宜位置に、本体金具41の起立片51に対して締結具48で結合するための貫通穴47bが形成されている。締結具48もボルト64とナット65で構成される。
裏面押さえ金具42と表面押さえ金具43は前述と同じ構成である。
このような構成の支持金具14と補助金具47を用いた太陽電池パネル15の設置は、前述と同様に行われる。このとき、補助金具47は支持金具14にあらかじめ固定され、支持金具14の設置片14aを固定する両面接着シート17と同一の両面接着シート17で、同じように接着するとよい。支持金具14の設置片14aを固定する両面接着シート17と、補助金具47の設置片14aを固定する両面接着シート17は連続していても、分離していても、いずれでもよい。
このような構成の設置構造11では、固定の主体となる本体金具41の設置片14aがより内方に位置するので、接着の劣化を抑える効果を高められる。また補助金具47は本体金具41の支持力を補うとともに、補助金具47の設置片14aについても、その少なくとも立設片47aに寄った部分は支持される太陽電池パネル15の下方に対応する位置に置かれることになるので、接着状態の耐久性が得られる。
図7は、他の例に係る設置構造11と支持金具14を示す一部破断側面図である。この支持金具14は、屋根板(折板12)の勾配方向に並ぶ太陽電池パネル15同士の間隔を保持する間隔保持部49が形成されている。
この例の支持金具14は、図1〜図5に示した本体金具41に相当する本体金具41を、内側金具41aと外側金具41bの2種類の金具で構成しており、外側金具41bに間隔保持部49が形成されている。
具体的には、内側金具41aは図6に示した補助金具47と同様に、設置片14aと立設片41cを有した形状である。外側金具41bは、設置片14aと、設置片14aの長手方向の両端から垂直に起立する起立片51と、起立片51の上端から設置片14aとは反対側に向けて水平に延びる支持部14bを有している。これら内側金具41aと外側金具41bは、一定幅の金属板をプレス成形して形成されたものである。
外側金具41bの設置片14aが前述した間隔保持部49であり、所定の長さに形成される。
内側金具41aの立設片41cと外側金具41bの起立片51における同じ位置には、表面押さえ金具43を結合するための締結具44を留める貫通穴41d,53が形成されている。
裏面押さえ金具42と表面押さえ金具43は前述と同じ構成である。
屋根板(折板12)の勾配方向の上端と下端に位置する支持金具14は、間隔保持部49が不要であるので、外側金具41bには、図8に示したように適宜長さの設置片14aが形成される。その他の金具の構成は前述と同じである。
このような構成の支持金具14を用いた太陽電池パネル15の設置は、まず、勾配方向の下端に位置する支持金具14と、中間に位置する支持金具14を太陽電池パネル15に固定した後、これら支持金具14を屋根板(折板12)の上面に固定する。つづいて、それよりも勾配方向の上側に設置する太陽電池パネル15を中間に位置する支持金具14の勾配方向上側に固定しつつ、別の支持金具14をその太陽電池パネル15の勾配方向上側に固定する。このとき、内側金具41aと外側金具41bの設置片14aは、同一の両面接着シート17で接着するとよいが、内側金具41aと外側金具41bで分離していてもよい。
このような構成の設置構造11では、一定間隔おきに固定できるので複数枚の太陽電池パネル15の美麗な設置が容易に行える。
図9は、他の例に係る設置構造11と支持金具14を示す一部破断側面図である。この支持金具14は、図7の例の支持金具14と同様に、屋根板(折板12)の勾配方向に並ぶ太陽電池パネル15同士の間隔を保持する間隔保持部49を有している。
この例の支持金具14は、図7に示した支持金具14とは異なり、支持部14b間に間隔保持部49が形成されている。
具体的には、支持金具14の構成は図6の支持金具14に類似しており、本体金具41は、設置片14aと起立片51と支持部14bを有するが、支持部14bを、設置片14aが延びる方向とは逆方向に延設した構成である。そして、支持部14bが2個形成されるとともに、これら支持部14b間に所定長さの間隔保持部49を有している。換言すれば、離間配置された2個の設置片14aの相対向する側の端から起立片51が立設され、起立片51の先端同士の間に支持部14bと間隔保持部49が一体に形成されている。
起立片51には、補助金具47が結合される。この補助金具47の構成は前述と同様である。
裏面押さえ金具42も前述と同様であるが、表面押さえ金具43は支持部14b間の間隔保持部49に固定される。すなわち、間隔保持部49には表面押さえ金具を締結具45締結するための貫通穴49aを有し、表面押さえ金具43は、垂直片61の下端を間隔保持部49の上面に沿うように直角に曲げる結合片67を有する構造である。表面押さえ金具43は、間隔保持部49を有する本体金具41と同様に、結合片67同士が連結されてもよい。
屋根板(折板12)の勾配方向の上端と下端に位置する支持金具14は、間隔保持部49が不要であるので、図10に示したように、支持部14bの先端側には、適宜長さの突片68が形成されている。突片68には、表面押さえ金具43の結合片67が結合される。その他の金具の構成は前述と同じである。
このような構成の支持金具を用いた太陽電池パネルの設置は、図8に示したよう支持金具と同様に行う。
このような構成の設置構造11においても、一定間隔おきに固定できるので複数枚の太陽電池パネル15の美麗な設置が容易に行える。またこの支持金具14においては、間隔保持部49が屋根板(折板12)の上面から浮いた位置に形成されているので、屋根板の固定に用いられたナット等の締め具が屋根板の上面に露出していても固定を行うことができる。
以上の構成はこの考案を実施するための一形態であって、この考案は前述の構成のみに限定されるものではなく、その他の構成を採用することができる。
例えば、表面押さえ金具は省略してもよい。
また屋根板は、山部と谷部を有する縦葺のものではなく、横葺の屋根板であってもよい。
11…太陽電池パネル設置構造
12…折板
12a…山部
12b…谷部
14…太陽電池パネル支持金具
14a…設置片
14b…支持部
15…太陽電池パネル
17…両面接着シート
47…補助金具
49…間隔保持部
52…接着面

Claims (8)

  1. 設置面の上に固定される設置片と、前記設置片より上方に設けられて太陽電池パネルを支持する支持部を有した太陽電池パネル支持金具を用いて構成される太陽電池パネル設置構造であって、
    前記設置片の下面に、前記設置面としての屋根板の上面に面接触する接着面が形成されるとともに、
    前記接着面の少なくとも一部が、支持される太陽電池パネルの下方に対応する位置に形成され、
    前記接着面が前記屋根板の上面に対して両面接着シートで固定される
    太陽電池パネル設置構造。
  2. 前記屋根板が、山部と谷部を有する折板であり、
    前記屋根板の上面が、前記山部の上面である
    請求項1に記載の太陽電池パネル設置構造。
  3. 前記太陽電池パネルが前記屋根板に対して平行に固定される
    請求項1または請求項2に記載の太陽電池パネル設置構造。
  4. 前記接着面のすべの部分が、支持される太陽電池パネルの下方に対応する位置に形成された
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の太陽電池パネル設置構造。
  5. 前記太陽電池パネル支持金具が、前記太陽電池パネルの勾配方向の上下に配設される
    請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の太陽電池パネル設置構造。
  6. 前記太陽電池パネル支持金具に、前記屋根板の勾配方向に並ぶ太陽電池パネル同士の間隔を保持する間隔保持部が形成された
    請求項5に記載の太陽電池パネル設置構造。
  7. 前記太陽電池パネル支持金具に結合されて前記屋根板の上面に対する設置状態を補助する補助金具が設けられた
    請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の太陽電池パネル設置構造。
  8. 設置面の上に固定される設置片と、前記設置片より上方に設けられて太陽電池パネルを支持する支持部を有した太陽電池パネル支持金具であって、
    前記設置片の下面に、前記設置面としての屋根板の上面に面接触する接着面が形成されるとともに、
    前記接着面の少なくとも一部が、支持される太陽電池パネルの下方に対応する位置に形成された
    太陽電池パネル支持金具。
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