JP3227482U - ケーブル部カバー部材 - Google Patents

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泰己 大石
泰己 大石
昌孝 中平
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【課題】所定形状に合わせて容易に加工形成可能であり、且つケーブル部への取り付け作業も簡単に行えるケーブル部カバー部材を提供する。【解決手段】ケーブル部カバー部材1は、橋梁に張設されたケーブルにおける所定のケーブル部に設けるものであり、シリコーンゴムシートから形成された基材シート11上に、シリコーンゲルで構成する粘着層12が積層形成され、シリコーンゴムシートの基材シート11をケーブル部に被せてシリコーンゲルの粘着層12をケーブル部の貼り付け面に接着させて貼り付け可能とする構成を備える。【選択図】図3

Description

本考案は、橋梁の張設されたケーブルにおける所定のケーブル部に設けるケーブル部カバー部材に関するものであり、例えば、ケーブル配設部やケーブルの補修部等のケーブル部に設けて当該ケーブル部の防水や防護等のために使用されるケーブル部カバー部材である。
斜張橋、ニールセン橋等の橋梁は、ケーブルによって橋桁を支持する構造を有し、例えば、斜張橋は、塔に連結された多数本のケーブルによって橋桁が支持されている。ケーブルは、鋼製の素線を多数本束ねてこれをポリエチレン樹脂製の被覆管で被覆形成した構成を有し、上端部がアンカーにより塔に連結固定され、下端部がアンカーにより橋桁に連結固定されている。このケーブルの配設部やケーブル自体の所定部分等であるケーブル部において、雨水の浸入防止や保護等のために必要に応じてカバー部材が設けられる。例えば、塔の外壁面のケーブル挿通孔部が設けられたケーブル配設部(ケーブル部)おいて、外部へ露出されるケーブルの外径に合わせた前記カバー部材となる樹脂製カバーを金型製作によって形成し、この樹脂製カバーをケーブルの外周に取り付け、カバー端部を一対のC字金具で締め付け固定させるようにして、ケーブル配設部の防水等を行うようにしている。また、ケーブルの被覆管にキズや亀裂等の損傷がある場合は、その損傷部分を補修した後、このケーブル補修部(ケーブル部)において、前記カバー部材となるファスナー付きの熱収縮シートを巻き付け、ファスナーを閉じてケーブルを覆った熱収縮シートをバーナーで加熱し熱収縮させてケーブル外周面に密着固定させるようにして、ケーブル補修部の保護や防水等を行うようにしている。
実開平5−73012号公報 実開昭60−142925号公報
前記樹脂製カバーは、ケーブルの太さに合わせた金型製作による成形品であるため、金型の設計・製作から製品の樹脂製カバーの作製までに長い時間を要し、製作納期の長期化やコスト高となっていた。前記ファスナー付き熱収縮シートは、現場での作業にバーナーを用いた特殊作業を行う必要があり、また、ファスナー付きの特別な構造を有するため当該シートの入手に時間を要するものであった。
本考案は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、所定形状に合わせて容易に加工形成可能であり、且つケーブル部への取り付け作業も簡単に行えるケーブル部カバー部材を提供することを目的とする。
本考案に係るケーブル部カバー部材は、
橋梁に張設されたケーブルにおける所定のケーブル部に設けるカバー部材であって、
シリコーンゴムシートから形成された基材シート上に、シリコーンゲルで構成する粘着層が積層形成され、シリコーンゴムシートの基材シートを前記ケーブル部に被せてシリコーンゲルの粘着層を前記ケーブル部の貼り付け面に接着させて貼り付け可能とする構成を備えるものである。
本考案に係るケーブル部カバー部材によれば、シリコーンゴム製の柔らかいシートにより形成されているので、様々なケーブルの形状に合わせて容易に加工形成が可能であり、金型製作を必要とせずに柔軟に対応でき、また、基材シート裏面の粘着層によって貼り付け面に対して密着固定させることができ、ケーブル部への取り付け作業も簡単に行うことができる。
斜張橋の側面図である。 実施形態1のカバー部材を構成する第1シート(図2(a))、第2シート(図2(b))を示す平面図である。 実施形態1のカバー部材の構成を示す断面図であり、同図(a)は通常のカバー部材、同図(b)はガラスクロス入りのカバー部材をそれぞれ示している。 実施形態1のカバー部材をケーブル配設部に取り付ける作業手順を説明するための平面図である。 ケーブル配設部に施工したカバー部材に対して、馬蹄形金具を取り付けた例(図5(a))及びシーリング処理を行った例(図5(b))を示す平面図である。 実施形態2のカバー部材を示す平面図(図6(a))及び断面図(図6(b))である。 実施形態2のカバー部材をケーブル補修部に取り付ける作業手順を説明するための斜視図である。 ケーブル補修部に施工したカバー部材に対して、防食テープを巻き付けた例を示す斜視図である。
以下に、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1には、橋梁構造物の一例として斜張橋2を示している。斜張橋2は、垂直に立設する主塔21と、水平に延設する橋桁22と、主塔21と橋桁22との間で張設されて橋桁22を支持する複数本のケーブル3とを備える。ケーブル3は、鋼製の素線を多数本束ねてこれをポリエチレン樹脂製の被覆管で被覆形成した構成を有している。このケーブル3の配設部4aやケーブル3自体の所定部分(例えば、ケーブル補修部)等であるケーブル部4において、雨水の浸入防止や保護等のために必要に応じてカバー部材1が設けられる。
実施形態1のケーブル部カバー部材(以下、単に「カバー部材」という。)1は、主塔21の外壁面211のケーブル挿通孔部212が設けられたケーブル配設部4a(ケーブル部4)に取り付けて、ケーブル配設部4aの防水や保護等を行うために使用される。
図2に示すように、実施形態1のカバー部材1は、第1シート5aと第2シート5bとの2枚一組に構成され、これら第1シート5aと第2シート5bとは、同一素材であり、シリコーンゴム製の粘着シートから形成されている。
第1シート5aは、塔21の外壁面211のケーブル挿通孔部212から外部に露出するケーブル3を囲むようにして塔21の外壁面211に貼り付けられるものである(図4参照)。この第1シート5aは、塔21の外壁面211への貼り付け状態において、上辺が円弧状に形成された略矩形形状を有しており、ケーブル3を挿通させる縦長の略楕円形状の貫通孔51と、貫通孔51から下辺に達するスリット52とが形成されている。第1シート5aは、このスリット52を開くことで貫通孔51内にケーブル3を挿通状態に配置させることができる(図4(a)参照)。
第2シート5bは、第1シート5aの横幅よりも長い横幅を有する矩形状に形成されており、ケーブル挿通孔部212から外部に露出するケーブル3の外周面に被せ、塔21の外壁面211に貼り付けられた第1シート5a上に重ねて、第1シート5aの一部を覆って塔21の外壁面211に貼り付けられるものである(図4参照)。実施形態1では、第2シート5bは、正四角形形状に形成され、第1シート5aの円弧状の上側部分を覆って塔21の外壁面211に貼り付ける形態としている。この場合、第1シート5aの上側部分が円弧状に形成されているので、第2シート5bの塔21の外壁面211への貼り付け面積を広く確保でき、また、第1シート5aの上側部分においても塔21の外壁面211への貼り付け面積を広く確保できる。
図3(a)に示すように、第1シート5a及び第2シート5bを形成する粘着シートは、シリコーンゴムシートから形成された基材シート11と、基材シート11の一面側に積層形成されたシリコーンゲルで構成する粘着層12と、粘着層12上に剥離可能に貼り付けられたセパレータ13とを備えている。
なお、図3(b)に示すように、基材シート11には、ガラスクロス14をシート面と平行に埋設させてもよい。このガラスクロス14によって、基材シート11の強度を補強することができる。
基材シート11のシリコーンゴムシートは、シリコーンゴム組成物を各種成形法にてシート状に加工して製作することができる。基材シート11の厚さは、例えば、0.2〜5mmの範囲に設定される。基材シート11の厚さが0.2mm未満ではシートの弾性が不十分となり、5mmを超えると重量が重くなって貼り付け作業性を低下させる場合がある。実施形態1では、基材シート11の厚さとして、ガラスクロス14を使用しないもの(図2(a))では、0.8mmに設定され、ガラスクロス14を埋設するもの(図2(b)では、0.5mmに設定される。
基材シート11の硬度は、例えば、デュロメータA硬度で10〜90の範囲に設定される。基材シート11の硬度が10未満ではゴムの強度が不十分となり、90を超えるとゴムの弾性が不十分となる場合がある。実施形態1では、基材シート11の硬度は、デュロメータA硬度で50〜75の範囲に設定されている。
粘着層12のシリコーンゲルは、基材シート11の上にシリコーンゴム組成物をコーティングやディッピング等の方法で積層形成して製作することができる。粘着層12となるシリコーンゲルは、付加反応硬化型のシリコーンゴム組成物から形成することができる。これにより、カバー部材1を塔21の外壁面211やケーブル3の外周面等に貼り付けると、所定時間経過後には貼り付け時よりも粘着力が増加することとなり、貼り付けの安定性を良好に確保することができる。
粘着層12の厚さは、例えば、0.3〜3mmの範囲に設定される。粘着層12の厚さが0.3mm未満では貼り付け面の凹凸を吸収できなくなって粘着性が不十分となり、3mmを超えると貼り付け面でのゴムの強度が基材シート11よりも粘着層12側に依存してカバー部材1の強度が不十分となる場合がある。実施形態1では、粘着層12の厚さは1.0mmに設定されている。
粘着層12の硬度は、基材シート11の硬度よりも小さく設定され、例えば、アスカーC硬度で1〜60の範囲に設定される。粘着層12の硬度が1未満ではゴムの強度が不十分となり、60を超えると粘着性が不十分となる場合がある。実施形態1では、粘着層12の硬度はアスカーC硬度で1〜15の範囲に設定されている。
また、粘着層12は、所定の貼り付け面に貼り付けると、その後カバー部材1を引き上げると糸引き状態となるような強力な粘着性を有するものである。粘着層12の粘着力は、例えば、ガラスに貼り付けて剥離速度300mm/分で180°方向剥離試験を行った場合、0.5〜10N/25mmのものが使用される。0.5N/25mm未満では橋梁構造物面やケーブル3の外周面等の貼り付け面への粘着力が不十分となり、10N/25mmを超えると貼り付け面への貼り付け時のリワーク性や再貼り付け性が低下する場合がある。実施形態1では、粘着層12の粘着力として、例えば、炭素鋼板面(粗さRaが0.29)に対して7N/25mm以上のもの、また、エポキシ塗装面(粗さRaが0.40)に対して4N/25mm以上のものが使用される。
セパレータ13は、例えば、PETシート等の合成樹脂シートにより形成されたものである。セパレータ13は、カバー部材1の使用前には粘着層12上に剥離可能に貼り付けられているが、使用時には剥離除去して粘着層12を露出させて所定の貼り付け面に接着させるようにする。
図4に示すように、カバー部材1を塔21のケーブル配設部4aに取り付けるには、まず、第1シート5aを塔21の外壁面211のケーブル挿通孔部212から外部に露出するケーブル3を囲むようにして塔21の外壁面211に貼り付ける。この際、第1シート5aのスリット52を開いてケーブル挿通孔部212から外部に露出するケーブル3を第1シート5aの貫通孔51内に配置させてケーブル3を囲んでケーブル挿通孔部212を覆うようにして、セパレータ13を剥離除去して、塔21の外壁面211に対してシリコーンゲルによる粘着層12を接着させ、基材シート11を上から手で押さえ付けて貼り付ける(図4(a)(b))。
次に、第2シート5bを第1シート5aの上側部分に上から重ねて塔21の外壁面211に貼り付ける。この際、第2シート5bをケーブル3の上側外周面に被せ、セパレータ13を剥離除去して、塔21の外壁面211に貼り付けた第1シート5aの円弧状の上側部分を覆って塔21の外壁面211に至る範囲にシリコーンゲルによる粘着層12を接着させ、基材シート11を上から手で押さえ付けて貼り付ける(図4(b)(c))。以上の貼り付け作業だけでケーブル配設部4aへのカバー部材1の施工が完了する(図4(c))。これにより、ケーブル挿通孔部212を設けたケーブル配設部4aにおいて雨水や砂塵等の浸入防止及び防護対策ができ、塔21及びケーブル3の劣化を防止することができる。
なお、図5に示すように、必要に応じて、ケーブル配設部4aに貼り付けたカバー部材1に対して上から馬蹄形金具6を配設して塔21の外壁面211にボルト締めで固定させたり(図5(a))、また、塔21の外壁面211に貼り付けたカバー部材1の外縁部に対して、シリコーン製コーキング材7を充填したり(図5(b))、コーキング材7に代えるかコーキング材7の上からさらにシリコーンパテ状物からなる粘着テープを貼り付けてシーリング処理を施すようにしてもよい。
以上より、実施形態1のカバー部材1によれば、第1シート5a及び第2シート5bを構成する基材シート11及び粘着層12がともにシリコーン製であるため、このカバー部材1は、耐熱性、耐寒性、耐久性、耐候性、防水性、粘着性、非腐食性、耐炎性、加工性、安全性、環境性に優れる。従って、ケーブル配設部4aの防水及び防護状態を長期的に且つ安定的に確保することができる。また、シリコーン製のカバー部材1は、疲労耐久性を有し、ケーブル3及び塔21に対して持続的に且つ長期的に受ける振動に対してもカバー部材1の破壊や貼り付け位置のずれ等が発生せず、ケーブル配設部4aの防水及び防護性能にも優れる。
カバー部材1の第1シート5a及び第2シート5bは、シート状に形成されたものであるから、ケーブル3や塔21のケーブル挿通孔部212等の形状に合わせて簡易に加工形成して用意、提供することが可能である。従って、標準的な形状や大きさのケーブル3及びケーブル挿通孔部212だけでなく多様な形態のケーブル3及びケーブル挿通孔部212にも、金型製作を要さずに柔軟に対応できる。よって、従来の金型成形品のものと比べて、本カバー部材1の製作納期が短期で済み、コスト的にも有利となる。
ケーブル配設部4aへの施工にあたり単純なシートの貼付け作業で済むから、特殊技術を必要とせず、簡単にケーブル配設部4aへの施工を行うことができる。従って、施工作業性に優れる。
粘着層12のシリコーンゲルは、様々な材質に対して粘着し、塗装面に直接貼り付けることができる。従って、ケレン等の作業で塔21の外壁面211の塗装を剥がしたり、プライマー塗料等を塗るといった手間もなく、施工作業性に優れる。
(実施形態2)
図6に示すように、実施形態2のカバー部材1Aは、シリコーンゴム製の矩形シート(図6(a))から形成されたものであり、ケーブル3の被覆管にキズや亀裂等の損傷がある場合は、その損傷部分31を補修した後、このケーブル補修部4b(ケーブル部4)に巻き付けてこの補修部4bの保護や防水等を行うために使用される(図7参照)。実施形態2のカバー部材1Aは、実施形態1の第1シート5aや第2シート5bと同じ素材のシリコーンゴム製の粘着シート(図6(b))から形成されたものであり、基材シート11、粘着層12、セパレータ13によって構成されている。この粘着シートについては、実施形態1の説明を援用し、ここでは省略する。
実施形態2のカバー部材1Aは、ケーブル3に1周以上巻き付け可能な長さを有する。図7に示すように、このカバー部材1Aをケーブル3の補修部4bに取り付けるには、カバー部材1Aのセパレータ13を剥離除去しながらカバー部材1Aをケーブル補修部4bに巻き付けてシリコーンゲルの粘着層12により接着させ、上から手で押さえ付けたりローラで転圧させたりして貼り付ける(図7(a)(b))。この際、カバー部材1Aは、ケーブル補修部4bに対して少なくとも1周以上に巻き付けて両端部をオーバーラップさせて全周を覆うようにする(図7(c))。実施形態2では、カバー部材1Aをケーブル補修部4bに対して1周と約1/4周程度に巻き付けている。以上の巻き付け作業だけでケーブル補修部4bへのカバー部材1Aの施工が完了する。これにより、ケーブル補修部4bにおいて雨水や砂塵等の浸入防止及び防護対策ができ、ケーブル3の補修状態を安定して保持することができる。
なお、必要に応じて、図8に示すように、ケーブル補修部4bに巻き付けたカバー部材1Aに対して全体を覆い隠すように防食テープ8を巻き付けるようにしてもよい。これにより、ケーブル補修部4bの防食性をさらに向上することができる。カバー部材1Aの万一の剥がれも確実に防止することができる。その他に実施形態2のカバー部材1Aにおいても、実施形態1と同様の作用効果が発揮される。
なお、本考案は、以上の各実施形態に限定されず、実用新案登録請求の範囲内で様々な変更を行うことができる。
1,1A カバー部材(粘着シート)
2 斜張橋
3 ケーブル
4 ケーブル部
4a ケーブル配設部
4b ケーブル補修部
5a 第1シート
5b 第2シート
6 馬蹄形金具
7 コーキング材
8 防食テープ
11 基材シート
12 粘着層
13 セパレータ
14 ガラスクロス
21 塔
22 橋桁
51 貫通孔
52 スリット
211 塔の外壁面
212 ケーブル挿通孔部

Claims (3)

  1. 橋梁に張設されたケーブルにおける所定のケーブル部に設けるカバー部材であって、
    シリコーンゴムシートから形成された基材シート上に、シリコーンゲルで構成する粘着層が積層形成され、シリコーンゴムシートの基材シートを前記ケーブル部に被せてシリコーンゲルの粘着層を前記ケーブル部の貼り付け面に接着させて貼り付け可能とする構成を備えるケーブル部カバー部材。
  2. 前記ケーブル部は、塔の外壁面のケーブル挿通孔部が設けられたケーブル配設部であり、
    前記ケーブル部カバー部材は、第1シートと第2シートとの2枚の組み合わせにより構成され、
    前記第1シートと前記第2シートとは、前記基材シート及び前記粘着層で構成する同一の素材で形成され、
    前記第1シートは、前記ケーブル配設部において外部に露出するケーブルを囲むようにして塔の外壁面に貼り付けられるものであり、ケーブルを挿通させる縦長の略楕円形状の貫通孔と、貫通孔から下辺に達するスリットとが形成され、スリットを開くことで貫通孔内にケーブルを配置可能とする構成を備え、
    前記第2シートは、ケーブル挿通孔部から外部に露出するケーブルの外周面に被せ、塔の外壁面に貼り付けられた前記第1シート上に重ねて貼り付けられるものである請求項1に記載のケーブル部カバー部材。
  3. 前記ケーブル部は、ケーブルの補修部であり、
    前記ケーブル部カバー部材は、前記ケーブルに1周以上巻き付け可能な長さの矩形状に形成され、前記ケーブル補修部に巻き付けてシリコーンゲルの粘着層により接着させて貼り付け可能とするものである請求項1に記載のケーブル部カバー部材。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102488197B1 (ko) * 2022-06-17 2023-01-13 다올이앤씨 주식회사 사장교 케이블 보수 방법 및 이에 사용되는 브라켓

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