JP3227340B2 - 宅配便受け押印装置 - Google Patents

宅配便受け押印装置

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JP3227340B2
JP3227340B2 JP11594095A JP11594095A JP3227340B2 JP 3227340 B2 JP3227340 B2 JP 3227340B2 JP 11594095 A JP11594095 A JP 11594095A JP 11594095 A JP11594095 A JP 11594095A JP 3227340 B2 JP3227340 B2 JP 3227340B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宅配便受け押印装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、宅配便受けに付属する宅配便
受け押印装置として、荷物投函用ボックス部を有する宅
配便受けに宅配便受けに受領書を差し込むための受領書
投入口を設け、該受領書投入口から受領書を差し込んだ
状態で、操作レバーを移動して操作レバーに設けた印鑑
ホルダで保持した印鑑を受領書に押し付けて押印するよ
うにしている。
【0003】ところが、従来にあっては、印鑑ホルダに
は対向する一対の把持部を設け、この把持部に互いに近
付く方向に弾性力を付勢し、一対の把持部により印鑑を
把持していただけであった。このため、操作レバーを下
方に移動させて印鑑を受領書に押し付けた場合、把持部
で把持している印鑑が上方にずれて充分に印鑑の下端面
を受領書に押し付けることができない事態が生じてしま
うおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とす
るところは、押印によって印鑑が上方にずれるのを防止
して確実な押印ができ、しかも、印鑑の上方へのずれを
防止しながら、印鑑の長さが異なっても操作レバーのス
トロークが大きく変わることがなく、確実な押印ができ
る宅配便受け押印装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するために本発明の宅配便受
け押印装置は、宅配便受け1に設けた受領書投入口3か
ら差し込んだ受領書2に、操作レバー11の移動により
操作レバー11に設けた印鑑ホルダ10に保持した印鑑
21で押印するようにした押印装置4において、印鑑ホ
ルダ10に保持した印鑑21の上端部を印鑑ホルダ10
に設けた印鑑ずれ防止部90に当接し、該印鑑ホルダ1
0を操作レバー11に対して上下方向の異なる位置に選
択的に取付け自在として成ることを特徴とするものであ
る。
【0006】また、操作レバー11乃至印鑑ホルダ10
の少なくとも一方に上下に多段に嵌合溝1cを設けると
共に他方に上下多段の嵌合溝11cのうち任意の嵌合溝
11cに嵌合自在な嵌合突起10gを設け、操作レバー
11乃至印鑑ホルダ10の少なくとも一方に上下に多段
にねじ孔11dを設けると共に他方に上下多段のねじ孔
11dのうち任意のねじ孔11dに結合自在な固定ねじ
10hを設けることも好ましい。
【0007】また、表面パネル18の背面部にシャフト
19を立設し、該シャフト19に上下移動自在に操作レ
バー11を取付けるとともに操作レバー11をばね材2
0により上方に弾性付勢し、操作レバー11に手動操作
のための操作部11cを設けることも好ましい。
【0008】
【作用】上記のような構成の本発明によれば、操作レバ
ー11に取付けた印鑑ホルダ10に保持した印鑑21の
上端部を印鑑ホルダ10に設けた印鑑ずれ防止部90に
当接してあることで、操作レバー11を移動して印鑑2
1により受領書2に押印する際に、受領書2に印鑑21
を強く押し付けても印鑑21が上方にずれて移動するこ
とがなく、したがって、確実に押印ができることにな
る。そして、印鑑ホルダ10を操作レバー11に対して
上下方向の異なる位置に選択的に取付け自在としてある
ことで、印鑑21の上端部を印鑑ずれ防止部90に当て
て押印時に印鑑21が上方にずれ移動しないようにした
にもかかわらず、印鑑21の長さが違うものの場合には
操作レバー11への印鑑ホルダ10の上下方向の取付け
位置を変えて、操作レバー11に対する印鑑21の下端
のレベルをほぼ一定にすることができて、操作レバー1
1の一定のストロークでほぼ同じ状態で印鑑21の下端
部を受領書2に押し付けて確実な押印ができることにな
る。
【0009】また、操作レバー11乃至印鑑ホルダ10
の少なくとも一方に上下に多段に嵌合溝11cを設ける
と共に他方に上下多段の嵌合溝11cのうち任意の嵌合
溝11cに嵌合自在な嵌合突起10gを設け、操作レバ
ー11乃至印鑑ホルダ10の少なくとも一方に上下に多
段にねじ孔11dを設けると共に他方に上下多段のねじ
孔11dのうち任意のねじ孔11dに結合自在な固定ね
じ10hを設けることで、操作レバー11への印鑑ホル
ダ10の上下方向の取付け位置を変えて取付けるに当た
り、複数の嵌合溝11cのうち任意の嵌合溝11cに嵌
合突起10gをはめ込んで位置決め保持した状態で、複
数のねじ孔11dのうち任意のねじ孔11dに固定ねじ
10hを螺合して簡単に固定できることになる。
【0010】また、表面パネル18の背面部にシャフト
19を立設し、該シャフト19に上下移動自在に操作レ
バー11を取付けるとともに操作レバー11をばね材2
0により上方に弾性付勢し、操作レバー11に手動操作
のための操作部11cを設けることで、押印に当たって
は操作部11cを指で操作してばね材20に抗して押し
下げることで、強い力で印鑑21の下面を受領書2に押
し当てて押印でき、また、指を離すとばね材20により
操作レバー11が元の状態に自動的に弾性復帰するもの
である。
【0011】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。宅配便受け1は図2に示すように、箱体の
一部が押印装置4の組み込み部となっており、箱体の他
の大部分が前方が開口する1乃至複数個の荷物投函用ボ
ックス部6となっている。該荷物投函用ボックス部6に
は開閉自在な蓋7が設けてあり、扉7には施錠手段8を
設けてある。
【0012】押印装置4は、図1に示すように、表面パ
ネル18と、表面パネル18に上下移動自在に取付けた
操作レバー11と、操作レバー11に取付けた印鑑ホル
ダ10とで構成してある。すなわち、表面パネル18の
背面部には図3のようにシャフト19を取付けてあり、
該シャフト19に操作レバー11のレバー本体部11a
に設けた孔11bがはめ込んであって、シャフト19に
対して操作レバー11が上下方向に移動自在となってお
り、レバー本体11aはシャフト19に被嵌したばね材
20により操作レバー11に上方へのばね力が付与して
ある。レバー本体部11aの前面部には図6に示すよう
に前方に向けて操作部11cが突設してあり、この操作
部11cは図3、図4のように表面パネル18に設けた
表面凹部18aの奥壁に設けた孔部18bから表面凹部
18a内に突出してあり、表面側から操作部11cを押
し下げ操作することでばね材20に抗して操作レバー1
1を下方に押し下げることができるようになっている。
レバー本体部11aの背面部には図5のように上下に複
数段に嵌合溝11cが設けてあり、また、レバー本体部
11aの側部には背面側が45°の傾斜面となった突部
11eが突設してあり、該突部11eにねじ孔11dが
上下に多段に設けてある。
【0013】印鑑ホルダ10は図7に示すようにホルダ
本体10aの前面部に嵌合突起10gを突設してあり、
下方及び側方が開口した箱状のホルダ本体10a内には
一対の把持部10bが回動自在に取付けて構成してあ
る。一対の把持部10bは図10に示すようにばね10
cにより互いに近付く方向にばね付勢してあり、印鑑2
1を一対の把持部10bにより弾性的挟持してある。把
持部10bは図11に示すようなもので、内面部に凹所
10dを設けて、該凹所10dに図10(b)のように
スポンジ10eの後部をはめ込んでスポンジ10eを印
鑑21に押し付けて挟持するようになっている。図中1
0fはばね10cを引っ掛けるための孔である。印鑑2
1は図9のようにホルダ本体10aの側方開口から一対
の把持部10b間にはめ込むものであり、把持部10b
で把持している状態で印鑑21は上端部がホルダ本体1
0aの上面部の印鑑ずれ防止部90に当接して印鑑21
が上方に移動して逃げないようになっている。したがっ
て実施例においてはホルダ本体10aの上面部が印鑑2
1の上端部が当接して印鑑21が上方にずれ移動するの
を防止するための印鑑ずれ防止部90となっている。
【0014】ホルダ本体10aの前面部の側端部から4
5°斜め前方に突片10fが突設してあり、この突片1
0fに固定ねじ10hが設けてある。そして、図8
(a)や(b)のように、ホルダ本体10aに突設した
嵌合突起10gをレバー本体部11aの背面部の複数段
の嵌合溝11cのうち任意の嵌合溝11cに嵌合して位
置決めした状態で、突部11eの背面に突片10fの前
面を当接し、固定ねじ10hである固定ねじを上下に複
数設けたねじ孔11dのうち対向するねじ孔11dに螺
合することで印鑑ホルダ10を操作レバー11に取付け
るのである。
【0015】ここで、印鑑21の長さが異なる場合、嵌
合突起10gを嵌合する嵌合溝11cを選択して嵌合す
れば、印鑑21の長さが異なっても操作レバー11に取
付けた際の印鑑21の下端のレベルをあまり違わせずに
すみ、この結果、操作レバー11の一定のストロークで
印鑑21を一定の状態で受領書2に押し付けることが可
能となる。なお、複数段のホルダ固定部11dのピッチ
と複数段の嵌合溝11のピッチとは同じピッチにしてあ
り、任意の嵌合溝11を選んで嵌合突起10gを嵌合し
た場合、必ずいずれかのねじ孔11dに固定ねじ10h
が対応して固定できるようになっている。
【0016】表面パネル18の下部には押印のために受
領書2を挿入するための受領書投入口3が設けてある。
なお、表面パネル18の背部の下部には必要に応じて上
記受領書投入口3を開閉自在としたシャッタ5を取付け
て受領書投入口3から雨水が内部に侵入しないようにし
てもよい。
【0017】シャッタ5はモータ30や保持型電磁ソレ
ノイドなどにより駆動するようになっている。図12に
はシャッタ5の一例が示してある。シャッタ5の前面部
両側に腕片22を突設してあって、該腕片22を表面パ
ネル18に軸により回動自在に枢支してある。シャッタ
5の背面部には横長孔23を有した作動部24が突設し
てある。
【0018】表面パネル18の下端部には図1のように
背方に向けて底板26が突設されるものであり、該底板
26には制御ボックス29、駆動部が設置してある。制
御ボックス29内には乾電池27や制御部が収納してあ
る。また、駆動部は乾電池27を電源として駆動するモ
ータ30、モータ30の出力軸に固着したウォームギア
12、該ウォームギア12に噛み合うウォームホイル1
3とで構成してある。図13、図14に示すように、ウ
ォームホイル13にはウォームホイル13の回転中心か
ら偏心した位置にシャフト14が突設してあり、該シャ
フト14がシャッタ5の作動部24の横長孔23にスラ
イド自在に嵌まり込んでいる。そして、モータ30が駆
動すると、ウォームギア12、ウォームホイル13の順
に回転し、ウォームホイル13が回転することで、ウォ
ームホイル13に偏心して突設したシャフト14が回動
し、このシャフト14の回動によりシャッタ5が回動し
て受領書投入口3を開閉するようになっている。したが
って、本実施例においては、乾電池によって動作するモ
ータ30と、モータ30により駆動するウォームギア1
2と、ウォームギア12に噛合するウォームホイル13
と、ウォームホイル13に偏心して突設したシャフト1
4と、回動自在なシャッタ5に設けたシャフト14が係
合する作動部とでシャッタ駆動手段9が構成してある。
【0019】上記シャッタ駆動手段9は後述する荷物投
函用ボックス部6に設けた扉7の施錠手段8による施錠
後に一定時間(実施例では3分間)シャッタ5を開とす
る駆動をし、一定時間(実施例では3分間)経過後はシ
ャッタ5を閉とする駆動をするものである。図1に示す
実施例では押印装置4の表面パネル18が正面視で略三
角形状をして、図2に示すように宅配便受け1の外殻を
構成する箱体の上部の一方の角部内に押印装置4をはめ
込んで取付けている例を示しているが、図15、図16
のように押印装置4の表面パネル18の正面視の形状を
四角形状をしてもよいものである。
【0020】次に、扉7に設けた施錠手段8につき説明
する。扉7を開閉自在に取付けた荷物投函用ボックス部
6の前面開口部は荷物投函用入口と荷物取り出し用出口
とを兼ねるようになっている。この扉7の表面には扉開
閉操作用の把手32、投函表示用孔33、及び鍵孔34
が夫々設けられ、扉7の裏面のケース36内には図17
(b)に示すように、ラッチ35付き施錠手段8が付設
されている。ラッチ35はばね材によりケース36から
外方に突出する方向に弾性付勢されていて扉7を閉じた
状態で荷物投函用ボックス部6の開口縁に設けたラッチ
受けに係止されるようになっている。そして、この状態
で把手32を操作することでばね材に抗してラッチ35
を後退させて係止を解除し、扉7を開くことができるよ
うになっている。施錠手段8に設けた施錠セット釦37
を操作した状態で蓋7を閉じるとラッチ35がラッチ受
けに係止した状態でロックがかかってしまい、この状態
では把手32を操作してもロックを解除して扉7を開く
ことができないようになっている。そして、この施錠手
段8による扉7のロックを解除するには鍵孔34から鍵
を挿入して開錠することでロックが解除され、把手32
を操作することでラッチ35の係止を解除できるように
なっている。
【0021】施錠手段8の施錠セット釦37を操作して
ロックをした場合には施錠手段8に連動して色表示板
(図示せず)が移動して色表示板の赤色表示部が投函表
示用孔33に対向して投函表示用孔33に赤色Rが現出
し、施錠手段8による施錠状態が確認されるようになっ
ている。一方、この施錠状態において鍵孔34から鍵を
入れて開錠すると、ロックが解除されるのであるが、こ
の場合、施錠手段8に連動して前述の色表示板が移動し
て色表示板の青色表示部が投函表示用孔33に対向して
投函表示用孔33に青色Bが現出し、施錠手段8による
非施錠状態が確認されるようになっている。
【0022】そして、施錠手段8の施錠セット釦37を
操作して扉7を閉じてロックをすると、リミットスイッ
チ41が駆動されてロック信号が制御部42に出力さ
れ、ロック開始から一定時間(例えば3分間)シャッタ
5を開くようにシャッタ駆動手段9が制御されるのであ
る。図18には本実施例の回路図が示してあり、64は
タイマ回路、65はモータ駆動回路であり、41は上記
施錠手段8が施錠された際にオンされるリミットスイッ
チである。そして、通常はモータ30は駆動していない
が、施錠手段8が施錠されてリミットスイッチ41がオ
ンされると、タイマ回路64が動き出し、モータ30が
モータ駆動回路65により駆動(正転)してシャッタ5
を開く。このシャッタ5を開く時間は1秒間であり、1
秒間だけモータ30が正転する。リミットスイッチ41
がオフするかまたはタイマが一定時間(3秒間)経過す
ると、モータ駆動回路65によりモータ30が逆転側に
回転し、シャッタ5が閉じる。このシャッタ5を閉じる
時間は1秒間であり、1秒間だけモータ30が逆転する
ようになっている。また、図18において66はLED
であって乾電池の電圧が落ちるとトランジスタ67によ
って発振回路68が動作し始め、LED66が点滅し、
LED66の点灯限界電圧に電圧が降下するまで点滅し
続けて乾電池切れを表示するようになっている。
【0023】以下、図17(a)乃至(f)に基づいて
宅配便の出し入れの具体例につき説明する。図17
(a)のように扉7が閉じている状態である。投函表示
用孔33が青色Bの表示をしている場合には「荷受可能
状態」であるため、宅配便業者は、把手32を操作して
扉7を開き、荷物投函用ボックス部6内に宅配荷物を入
れることができる。そして、図17(b)のように施錠
手段8に設けた施錠セット釦37を操作した状態で蓋7
を閉じるとラッチ35がラッチ受けに係止した状態でロ
ックがかかると同時に図17(c)のように投函表示用
孔33が赤色Rの表示をして「施錠状態」を表示する。
この施錠手段8によって施錠されるとリミットスイッチ
41がオンしてモータ30が正転し、ウォームギア1
2、ウォームホイル13と駆動してシャフト14を介し
てシャッタ5を開く。この状態で宅配便業者は図17
(d)のように受領書投入口3に受領書2を差し込み、
操作レバー11の操作部11cを操作して操作レバー1
1を押し込むことで、印鑑ホルダ10に保持した印鑑2
1により受領書2に押印をするものである。そして上記
モータ30は一定時間(例えば3分間)経過後、制御部
に設けたタイマ回路64により逆方向に回動してシャッ
タ5を閉じるものである。荷物投函用ボックス部6内に
入れられている宅配荷物を取り出すには図17(e)の
ように鍵を鍵孔34に差し込んで回すことで施錠手段8
によるロックを解除し、この状態で把手32を操作して
扉7を開き、荷物投函用ボックス部6内に宅配荷物を取
り出すのである。取り出し後は、施錠セット釦37を操
作することなく扉7を閉じることで、扉7はラッチ35
が係止するのみで施錠手段8によるロックはなされず、
図17(a)のように投函表示用孔33が青色Bの表示
となって「荷受可能状態」となる。
【0024】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、印鑑ホルダに保持した印鑑の上端部
を印鑑ホルダに設けた印鑑ずれ防止部に当接し、該印鑑
ホルダを操作レバーに対して上下方向の異なる位置に選
択的に取付け自在としてあるので、操作レバーを移動し
て印鑑により受領書に押印する際に、印鑑に印鑑を強く
押し付けても印鑑ずれ防止部により印鑑の上方へのずれ
が防止され、確実に押印ができるものであり、また、こ
のように、印鑑の上端部を印鑑ずれ防止部に当てて押印
時に印鑑が上方にずれ移動しないようにしたにもかかわ
らず、印鑑の長さが違うものの場合には操作レバーへの
印鑑ホルダの上下方向の取付け位置を変えて取付けこと
ができて、操作レバーに対する印鑑の下端のレベルをほ
ぼ揃えることができるものであり、この結果、印鑑の長
さが異なっても一定の操作レバーのストロークで印鑑の
下端部を受領書にほぼ同じ状態で押し付けて確実な押印
ができるものである。
【0025】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、操作レバー乃至
印鑑ホルダの少なくとも一方に上下に多段に嵌合溝を設
けると共に他方に上下多段の嵌合溝のうち任意の嵌合溝
に嵌合自在な嵌合突起を設け、操作レバー乃至印鑑ホル
ダの少なくとも一方に上下に多段にねじ孔を設けると共
に他方に上下多段のねじ孔のうち任意のねじ孔に結合自
在な固定ねじを設けてあるので、操作レバーへの印鑑ホ
ルダの上下方向の取付け位置を変えて取付けるに当た
り、複数の嵌合溝のうち任意の嵌合溝に嵌合突起をはめ
込んで位置決め保持した状態で、複数のねじ孔のうち任
意のねじ孔に固定ねじを螺合して簡単に固定でき、簡単
な構成で印鑑ホルダを操作レバーの上下方向の異なる位
置に取付けることができるものである。
【0026】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、表
面パネルの背面部にシャフトを立設し、該シャフトに上
下移動自在に操作レバーを取付けるとともに操作レバー
をばね材により上方に弾性付勢し、操作レバーに手動操
作のための操作部を設けてあるので、押印に当たっては
操作部を指で操作してばね材に抗して押し下げること
で、強い力で印鑑の下面を受領書に押し当てて確実に押
印でき、また、指を離すとばね材により操作レバーが元
の状態に自動的に弾性復帰することができるものであ
り、押印操作が簡単となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の押印装置の斜視図である。
【図2】同上の押印装置を組み込んだ宅配便受けの全体
斜視図である。
【図3】同上の押印装置の表面パネルの背面側に操作レ
バーを取付けた状態の断面図である。
【図4】同上の押印装置の表面パネル部分の前面側から
見た斜視図である。
【図5】同上に用いる操作レバーの背面側から見た斜視
図である。
【図6】同上に用いる操作レバーの前面側から見た斜視
図である。
【図7】同上の押印装置の印鑑ホルダを取付ける前の状
態の分解斜視図である。
【図8】(a)(b)はそれぞれ印鑑ホルダの操作レバ
ーへの取付け高さの異なる例を示す説明図である。
【図9】同上の印鑑ホルダへの印鑑の取付けを示す斜視
図である。
【図10】(a)は同上の印鑑ホルダへの印鑑の取付け
を示す平面図であり、(b)はスポンジを介して印鑑を
把持している例を示す平面図である。
【図11】同上に用いる把持部を示す斜視図である。
【図12】同上のシャッタの斜視図である。
【図13】同上のシャッタ駆動手段の一例を示し、シャ
ッタが閉じている状態の断面図である。
【図14】同上のシャッタ駆動手段の一例を示し、シャ
ッタが開いている状態の断面図である。
【図15】同上の表面パネルの形状が異なる場合の例を
示す押印装置の斜視図である。
【図16】同上の表面パネルの形状が異なる場合の例を
示す表面パネルの斜視図である。
【図17】(a)乃至(e)は本発明の宅配便受けの使
用例を示す説明図である。
【図18】本発明の回路図である。
【符号の説明】
1 宅配便受け 2 受領書 3 受領書投入口 4 押印装置 10 印鑑ホルダ 10g 嵌合突起 10h 固定ねじ 11 操作レバー 11c 操作部 11d ねじ孔 18 表面パネル 19 シャフト 21 印鑑 90 印鑑ずれ防止部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−46946(JP,A) 実開 平5−94196(JP,U) 実開 平1−106262(JP,U) 実開 平3−114358(JP,U) 実開 平4−54870(JP,U) 実開 平5−26442(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 29/00 - 29/30 B41K 3/00 B65D 91/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宅配便受けに設けた受領書投入口から差
    し込んだ受領書に、操作レバーの移動により操作レバー
    に設けた印鑑ホルダに保持した印鑑で押印するようにし
    た押印装置において、印鑑ホルダに保持した印鑑の上端
    部を印鑑ホルダに設けた印鑑ずれ防止部に当接し、該印
    鑑ホルダを操作レバーに対して上下方向の異なる位置に
    選択的に取付け自在として成ることを特徴とする宅配便
    受け押印装置。
  2. 【請求項2】 操作レバー乃至印鑑ホルダの少なくとも
    一方に上下に多段に嵌合溝を設けると共に他方に上下多
    段の嵌合溝のうち任意の嵌合溝に嵌合自在な嵌合突起を
    設け、操作レバー乃至印鑑ホルダの少なくとも一方に上
    下に多段にねじ孔を設けると共に他方に上下多段のねじ
    孔のうち任意のねじ孔に結合自在な固定ねじを設けて成
    ることを特徴とする請求項1記載の宅配便受け押印装
    置。
  3. 【請求項3】 表面パネルの背面部にシャフトを立設
    し、該シャフトに上下移動自在に操作レバーを取付ける
    とともに操作レバーをばね材により上方に弾性付勢し、
    操作レバーに手動操作のための操作部を設けて成ること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の宅配便受け押
    印装置。
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