JP3439250B2 - 荷物等自動管理ロッカー装置における解錠装置 - Google Patents

荷物等自動管理ロッカー装置における解錠装置

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JP3439250B2 JP35113693A JP35113693A JP3439250B2 JP 3439250 B2 JP3439250 B2 JP 3439250B2 JP 35113693 A JP35113693 A JP 35113693A JP 35113693 A JP35113693 A JP 35113693A JP 3439250 B2 JP3439250 B2 JP 3439250B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図2に示すような、居
住人が不在であっても、宅配荷物等を自動的に受け渡し
管理する荷物等自動管理ロッカー装置における扉の電気
錠の解錠装置に関する。また、本発明の解錠装置は、戸
建住宅用の荷物等自動受け渡しボックスに応用でき、さ
らには、コインロッカーなどの通常のロッカーにも応用
できる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電気錠
を用いた荷物等自動受け渡しボックスや荷物等自動管理
ロッカー装置においては、誤って人がボックスやロッカ
ーに入り施錠してしまった場合、ボックス内あるいはロ
ッカー内に設置した人体センサーで人を検知し、電気的
に電気錠を強制解錠するものもある。しかし、このよう
な従来技術では、停電時や施解錠を管理、制御している
コンピュータ等に問題が生じた時は、上記の安全システ
ムは機能せず、安全性の観点から問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、電気
的なトラブルやコンピュータの故障によって解錠が左右
されることなく、常時、ロッカー内から機械的に解錠で
きる解錠装置を研究した。上記の問題点は、請求項1に
記載の本発明の解錠装置、すなわち、丸棒材をU字形に
曲げ、両端にそれぞれねじを螺合した電気錠フックと、
片端が開放され、幅がねじの直径よりわずかに広い切欠
きを2本有し、電気錠フックの両側辺とそれぞれ係合し
ねじ止め結合されるスライド板と、片端が開放され、幅
が電気錠フックの丸棒材の直径よりわずかに広い切欠き
を裏面に2本有する扉本体と、を含む荷物等自動管理ロ
ッカー装置における解錠装置であって、スライド板を引
き抜くことによって、電気錠フックと扉本体との結合が
解かれる荷物等自動管理ロッカー装置における解錠装置
によって、解決される。なお、電気錠フックは丸棒材を
U字形に曲げたものであり、中央辺の両側に側辺が連ら
なっており、90°の角度をなしたものである。
【0004】本発明の好ましい実施態様においては、請
求項2に記載のように、解錠装置の操作手順を示した蛍
光シールが荷物等自動管理ロッカー装置の内部に貼り付
けられている。
【0005】
【作用】電気錠フックの両端にはねじ穴が切ってあり、
ねじが螺合している。まず、ねじをゆるめ、スライド板
の切欠きにねじ基部を通した後に、ねじを締めると、電
気錠フックの端とねじ頭部との間にスライド板の一部を
挟まれ締め付けられ、電気錠フックはスライド板に結合
される。次に、電気錠フックを扉本体の裏面に設けた切
欠きに通した状態で、スライド板を扉本体に取り付け
る。すると、扉本体の裏面には電気錠フックが突出した
状態で組立てられる。そして、電気錠フックは荷物等自
動管理ロッカー装置の本体に取り付けてある電気錠と係
合することができる。このように、電気錠が施錠され、
電気錠フックが電気錠と係合している場合には、電気錠
フックが固定されているので、スライド板だけを引き抜
くことができる。すなわち、電気錠フックの端及びねじ
頭部がスライド板の両面に接触しながら摺動するととも
に、ねじ基部がスライド板の切欠きに沿って移動し、つ
いにはねじ基部がスライド板の切欠きの片端から抜け出
して、スライド板と電気錠フックの結合が解かれる。そ
して、スライド板を引き抜くと、電気錠フックの側辺は
扉本体に設けた切欠きの幅より狭いため、電気錠フック
は切欠きを通り抜けて脱落し、電気錠フックと扉との結
合が解かれる。そのために、簡単にしかも確実に扉を開
けることができる。しかし、電気錠フックが電気錠と係
合していない場合には、電気錠フックが自由でありスラ
イド板と一体となって動くため、スライド板を引張って
も、スライド板と電気錠フックとが分離することはな
く、スライド板を電気錠フックから取り外すことはでき
ない。
【0006】また、解錠装置の操作手順を示した蛍光シ
ールがロッカー内部に貼り付けられているので、ロッカ
ー内部に誤って閉じ込められた人間は、真暗な中で解錠
装置の操作手順を知ることができ、自力でロッカー扉を
開けて脱出することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について、添付図面を
用いて、説明する。
【0008】図2は、荷物等自動管理ロッカー装置1の
斜視図である。上部には、制御部が内蔵されており、I
Dカード・リーダー、テンキー、ディスプレーがその前
面に取り付けられている。下部には、ロッカー・ボック
スが2個上下に並んでおり、前面にはそれぞれ、扉2が
取り付けられている。扉2は前面から見て、右端は蝶番
によって軸支され、左端近くの前面には把手が取り付け
られ、その裏面には図示していないが、電気錠フックが
扉に取り付けられている。電気錠フックの対応する位置
には電気錠が取り付けられている。そして、電気錠は電
気錠フックと係合することができる。また、電気錠の施
錠・解錠は制御部によってコントロールされる。
【0009】本発明は、扉2への電気錠フック5の取り
付けかたに主たる特徴がある。図1は、扉への電気錠フ
ックの取り付けを示す斜視図である。図1、図3、図
4、図5においては、扉2を裏面から見ているので、こ
れらの図においては、右端近くに電気錠フック5が取り
付けられ、左端に図示していない蝶番が取り付けられて
いる点に注意されたい。扉2の裏面の周囲は金属板を折
り曲げ、くるんで構成され、裏面中央はあいており、金
属板の自由端は扉2の周囲から中央へ向かってわずかに
離れた位置に存在する。扉2の裏面右端の金属板3は、
扉2の表面から離れ平行に位置している。この金属板3
の左端は開放されており、自由端となっているが、自由
端側から2本の切欠き32、33を設けてあり、その幅
は電気錠フック5の丸棒材の直径よりわずかに広い。そ
のために、電気錠フック5の2つの側辺51、53は金
属板3の切欠き32、33にそれぞれ貫通することがで
きる。また、切欠き32より上の所には金属板3に貫通
孔31を設けてある。また、電気錠フックの下方には、
扉2の表板と金属板3の間に、電気錠に付いているLE
Dの点灯、消灯を扉2の表面から確認するためのレンズ
がさし渡されている。次に、スライド板4は、長方形の
1角を切り落した台形のような形状の金属板である。ス
ライド板4の上底近くには、丸棒材をU字形に曲げてな
る把手44が取り付けてある。スライド板4の下底には
ねじの直径よりわずかに幅が広い切欠き42、43が2
本設けてある。スライド板の下底の鋭角の近くには管通
孔41が設けてある。なお、把手44には蛍光塗料を塗
っておくと、ロッカーの扉がしまり、ロッカー・ボック
スの中に閉じ込められ、真暗になった状態においても、
操作すべき把手44の位置がわかるので、望ましい。ま
た、電気錠フック5は丸棒材をU字形に曲げたものであ
り、中央辺52の両側に側辺51、53が連らなってお
り、90°の角度をなしている。そして、電気錠フック
5の両端には、それぞれ、ねじ穴が切ってあり、ねじ5
4、55が螺合している。
【0010】そして、初めに、スライド板4の切欠き4
2,43にねじ54,55のねじ基部を通し、ねじ5
4,55のねじ頭部と電気錠フック5の端との間にスラ
イド板4の一部分を挟み、ねじ取めをして、スライド板
4と電気錠フック5とを結合する。この時、把手44と
電気錠フック5はスライド板4に関して、同じ側に突き
出している。続いて、スライド板4を金属板3の後に当
てがい、電気錠フック5の側辺51,53を金属板3の
切欠き32,33に通し、かつ、スライド板4の貫通孔
41と金属板3の貫通孔31を一直線上に並べ、次いで
貫通孔31と貫通孔41に図示していないビスを用い
て、軸支する。上記のように組立てが完了すると、電気
錠フック5は扉2の裏面右端近くの金属板3に強固に取
り付けられたと同様の状態となる。この通常の状態にお
いては、電気錠フック5は電気錠6と係合し離脱し、扉
が施錠、解錠される。
【0011】次に、図3、図4、図5を用いて、ロッカ
ー・ボックス内に人間が誤って閉じ込められた際に、解
錠する操作について説明する。図3のように、電気錠フ
ック5が電気錠6に係合し、施錠されているときに、ロ
ッカー・ボックスの内部から、スライド板4の把手44
を握り、矢印の方向に動かす。すると、図4のように、
電気錠フック5が電気錠に係合し固定されているので、
スライド板4を引き抜くことによって、電気錠フック5
の端及びねじ54,55の頭部がスライド板4の両面に
接触しながら摺動するとともに、ねじ54,55の基部
が切欠き42,43に沿って移動し、ついには、ねじ5
4,55の基部がスライド板4の切欠きの片端から抜け
出してスライド板と電気錠フックの結合が解かれる。こ
れは、電気錠フック5が電気錠6に係合しているからで
あって、係合していない場合には、電気錠フック5は自
由でありスライド板4と一体となって動くことに注目さ
れたい。本実施例においては、図5に示すように、もは
や、スライド板4が金属板3の後に当てがわれていない
ので、扉2を内側から外側へと軽く押すと、電気錠フッ
ク5の側辺は金属板3の切欠き32,33を簡単に通り
抜けてしまい、扉2と電気錠フック5の結合は解かれて
しまい、扉2は自由に開けることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明の非常解錠装置は機械的にロッカ
ー内部から操作するものであるから、たとえ電気的なト
ラブルが併発しようとも、確実に作動し、安全性が高
い。
【0013】解錠されているときには、スライド板を引
き抜くことができず、いたずらできない機構となってい
る。
【0014】さらに、操作は極めて単純であり、独力で
脱出しやすく、安全性が高い。
【0015】また、本スライド板の形状によって、扉の
左右開きに対応が可能であり、製造コストの低減に資す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における扉への電気錠フックの取り付け
を示す斜視図である。
【図2】荷物等自動管理ロッカー装置の斜視図である。
【図3】実施例における、解錠操作を示す斜視図であ
る。
【図4】実施例における、解錠操作を示す斜視図であ
る。
【図5】実施例における、解錠操作を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 荷物等自動管理ロッカー装置 2 扉 3 金属板 31 貫通孔 32 切欠き 33 切欠き 4 スライド板 41 貫通孔 42 切欠き 43 切欠き 44 把手 5 電気錠フック 51 側辺 52 中央辺 53 側辺 54 ねじ 55 ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半澤 茂 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 クリナップ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−154984(JP,A) 実開 昭59−54071(JP,U) 実開 昭58−27455(JP,U) 実開 昭59−96250(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/10 E05B 65/00 - 65/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸棒材をU字形に曲げ、両端にそれぞれ
    ねじを螺合した電気錠フックと、 片端が開放され幅がねじの直径よりわずかに広い切欠き
    を2本有し、切欠き内にねじ本体をそれぞれ挿入し、電
    気錠フックの端とねじ頭部との間に挟んでそれぞれねじ
    止め結合されるスライド板と、 片端が開放され幅が電気錠フックの丸棒材の直径よりわ
    ずかに広い切欠きを裏面に2本有する扉本体と、 を含み、 扉本体の裏面とスライド板とが引き抜き自在に結合さ
    れ、通常は扉本体の切欠きと電気錠フックとが係合し結
    合している、荷物等自動管理ロッカー装置における解錠
    装置であって、 電気錠フックが電気錠と結合している場合には、スライ
    ド板を引き抜くことができ、スライド板と電気錠フック
    との結合を解くことができるとともに、扉本体と電気錠
    フックとの結合を解くことができる荷物等自動管理ロッ
    カー装置における解錠装置。
  2. 【請求項2】 解錠装置の操作手順を示した蛍光シール
    が荷物等自動管理ロッカー装置の内部に貼り付けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の荷物等自動管理
    ロッカー装置における解錠装置。
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