JP3261279B2 - 宅配便受け押印装置における受領書投入口の開閉装置 - Google Patents

宅配便受け押印装置における受領書投入口の開閉装置

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JP3261279B2
JP3261279B2 JP11594295A JP11594295A JP3261279B2 JP 3261279 B2 JP3261279 B2 JP 3261279B2 JP 11594295 A JP11594295 A JP 11594295A JP 11594295 A JP11594295 A JP 11594295A JP 3261279 B2 JP3261279 B2 JP 3261279B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宅配便受け押印装置に
おける受領書投入口の開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、宅配便受けに付属する宅配便
受け押印装置として、荷物投函用ボックス部を有する宅
配便受けに宅配便受けに受領書を差し込むための受領書
投入口を設け、該受領書投入口から受領書を差し込んだ
状態で、宅配便受けに設けた押印スイッチを押すこと
で、宅配便受け内に設けた印鑑ホルダが電磁ソレノイド
により押されて、印鑑ホルダーに保持した印鑑により受
領書に押印するようになっている。
【0003】ところが、従来にあっては、受領書投入口
は使用時及び非使用時のいずれの場合も開口しており、
このため、内部に雨水等が吹き込んで侵入する恐れがあ
る。また、従来にあっては、印鑑ホルダを電磁ソレノイ
ドで作動させていたので、しっかりと捺印するには印鑑
を捺印面に充分強く押し付ける必要があり、このため押
印のためには大きな駆動力が必要となり、大きな電圧・
電流が必要となるという問題があり、電源として電池を
使用することができず、商用電源を使用することにな
り、このため、宅配便受けの施工に当たり、建築工事作
業者の他に電気工事作業者も必要となるという問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とす
るところは、宅配便受けに設けた受領書投入口から雨水
が侵入しないようにでき、しかも、押印に当たっては手
動で押印し、シャッタの開動作のみに電圧・電流を必要
とすることで大きな電圧・電流を必要とせず、電源とし
て乾電池の使用も可能とし、また、シャッタ駆動手段の
駆動源としてモータを用いた場合にモータ駆動時間の時
間制御をCR時定数だけで制御するものとしても、シャ
ッタが限界まで開閉動作してもモータに負担がかからな
いようにでき、更に、手動で押印するようにしたにもか
かわらず、シャッタを開としない限り手動で押印動作が
できず、不必要に押印してインクを無駄に消費したりし
ないようにできる宅配便受け押印装置における受領書投
入口の開閉装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するために本発明の宅配便受
け押印装置における受領書投入口の開閉装置は、宅配便
受け1に受領書2を差し込むための受領書投入口3を設
けるとともに該受領書投入口3から内部に差し込まれた
受領書2に受領用の捺印をするための押印装置4におい
て、受領書投入口3に開閉自在なシャッタ5を設け、宅
配便受け1に設けた荷物投函用ボックス部6に開閉自在
な扉7を設け、扉7に施錠手段8を設け、施錠手段8に
よる施錠後に一定時間シャッタ5を開とするシャッタ駆
動手段9を設けて成ることを特徴とするものである。
【0006】ここで、押印装置4に上下移動自在に印鑑
ホルダ10を設けると共に該印鑑ホルダ10を手動によ
り押し下げる操作レバー11を設けることも好ましい。
また、乾電池によって動作するモータと、モータにより
駆動するウォームギア12と、ウォームギア12に噛合
するウォームホイル13と、ウォームホイル13に偏心
して突設したシャフト14と、回動自在なシャッタ5に
設けて前記シャフト14と係合させる作動部24とでシ
ャッタ駆動手段9を構成することも好ましい。
【0007】また、ウォームホイル13を、ウォームギ
ア12と噛み合うウォームホイル本体15と、該ウォー
ムホイル本体15と同心状に回転自在で且つ偏心位置に
シャフト14を設けた回転板16とで構成し、ウォーム
ホイル本体15と回転板16とを所定負荷以下では回転
を伝達しないクラッチ機構により接続することも好まし
い。
【0008】また、シャッタ駆動手段9が保持型電磁ソ
レノイドであることも好ましい。また、押印装置4に上
下移動自在に印鑑ホルダ10を設けると共に該印鑑ホル
ダ10を手動により押し下げる操作レバー11を設け、
シャッタ5が閉じた状態で印鑑ホルダ10の下降を阻止
し且つシャッタ5が開いた状態で印鑑ホルダ10の下降
を可能とするストッパ17を設けることも好ましい。
【0009】
【作用】上記のような構成の本発明によれば、受領書投
入口3に開閉自在なシャッタ5を設け、宅配便受け1に
設けた荷物投函用ボックス部6に開閉自在な扉7を設
け、扉7に施錠手段8を設け、施錠手段8による施錠後
に一定時間シャッタ5を開とするシャッタ駆動手段9を
設けてあるので、荷物投函用ボックス部6に荷物を入れ
て扉7を閉じて施錠手段8により施錠することで、シャ
ッタ駆動手段9が駆動してシャッタ5が一定時間開き、
この状態で受領書投入口3に受領書2を差込み、押印装
置4により受領書2に捺印するものであり、一定時間が
経過すると、シャッタ5が閉じて受領書投入口3から雨
水などが内部に侵入しないようになっている。
【0010】そして、押印装置4に上下移動自在に印鑑
ホルダ10を設けると共に該印鑑ホルダ10を手動によ
り押し下げる操作レバー11を設けることで、捺印に当
たっては従来のように大きな電圧・電流を必要とする電
磁ソレノイドが必要でなく、操作レバー11を手で操作
することで、捺印面に強く印鑑を押し付けて確実に捺印
できることになる。
【0011】また、乾電池によって動作するモータと、
モータにより駆動するウォームギア12と、ウォームギ
ア12に噛合するウォームホイル13と、ウォームホイ
ル13に偏心して突設したシャフト14と、回動自在な
シャッタ5に設けて前記シャフト14と係合させる作動
部24とでシャッタ駆動手段9を構成することで、商用
電源を使用することなく、小さな電圧・電流でよくて乾
電池を使用しても長時間の使用に耐えるものである。
【0012】また、ウォームホイル13を、ウォームギ
ア12と噛み合うウォームホイル本体15と、該ウォー
ムホイル本体15と同心状に回転自在で且つ偏心位置に
シャフト14を設けた回転板16とで構成し、ウォーム
ホイル本体15と回転板16とを所定負荷以下では回転
を伝達しないクラッチ機構により接続することで、モー
タを駆動源とし、該駆動時間をCR定数だけで作れる時
間制御としたとしても、シャッタ5が限界まで開閉動作
してもクラッチ手段の働きによりモータに負担がかから
ないようにできるものである。
【0013】また、シャッタ駆動手段9が保持型電磁ソ
レノイドであると、簡単な構成でシャッタ駆動手段9を
構成できることになる。また、押印装置4に上下移動自
在に印鑑ホルダ10を設けると共に該印鑑ホルダ10を
手動により押し下げる操作レバー11を設け、シャッタ
5が閉じた状態で印鑑ホルダ10の下降を阻止し且つシ
ャッタ5が開いた状態で印鑑ホルダ10の下降を可能と
するストッパ17を設けることで、シャッタ5が開かな
い限り、手動により操作レバー11を操作して捺印がで
きず、このため、いたずらにより操作レバー11を操作
しても、捺印がなされず、インクが無駄に浪費されない
ことになる。
【0014】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図26には本発明の一実施例が示
してある。宅配便受け1は図2に示すように、箱体の一
部が押印装置4の組み込み部となっており、箱体の他の
大部分が前方が開口する1乃至複数個の荷物投函用ボッ
クス部6となっている。該荷物投函用ボックス部6には
開閉自在な蓋7が設けてあり、扉7には施錠手段8を設
けてある。
【0015】押印装置4は、図1に示すように、表面パ
ネル18と、表面パネル18に上下移動自在に取付けた
操作レバー11と、操作レバー11に取付けた印鑑ホル
ダ10とで構成してある。すなわち、表面パネル18の
背面部には図3のようにシャフト19を取付けてあり、
該シャフト19に操作レバー11のレバー本体部11a
に設けた孔11bがはめ込んであって、シャフト19に
対して操作レバー11が上下方向に移動自在となってお
り、レバー本体11aはシャフト19に被嵌したばね材
20により操作レバー11に上方へのばね力が付与して
ある。レバー本体部11aの前面部には図6に示すよう
に前方に向けて操作部11cが突設してあり、この操作
部11cは図3、図4のように表面パネル18に設けた
表面凹部18aの奥壁に設けた孔部18bから表面凹部
18a内に突出してあり、表面側から操作部11cを押
し下げ操作することでばね材20に抗して操作レバー1
1を下方に押し下げることができるようになっている。
レバー本体部11aの背面部には図5のように上下に複
数段に嵌合溝11cが設けてあり、また、レバー本体部
11aの側部には背面側が45°の傾斜面となった突部
11eが突設してあり、該突部にねじ孔よりなるホルダ
固定部11dが上下に多段に設けてある。
【0016】印鑑ホルダ10は図7に示すようにホルダ
本体10aの前面部に嵌合突起10gを突設してあり、
下方及び側方が開口した箱状のホルダ本体10a内には
一対の把持部10bが回動自在に取付けて構成してあ
る。一対の把持部10bは図10に示すようにばね10
cにより互いに近付く方向にばね付勢してあり、印鑑2
1を一対の把持部10bにより弾性的に挟持してある。
把持部10bは図11に示すようなもので、内面部に凹
所10dを設けて、該凹所10dに図10(b)のよう
にスポンジ10eの後部をはめ込んでスポンジ10eを
印鑑21に押し付けて挟持するようになっている。図中
10fはばね10cを引っ掛けるための孔である。印鑑
21は図9のようにホルダ本体10aの側方開口から一
対の把持部10b間にはめ込むものであり、把持部10
bで把持したいる状態で印鑑21は上端部がホルダ本体
10aの上面部に当接して印鑑21が上方に移動して逃
げないようになっている。
【0017】ホルダ本体10aの前面部の側端部から4
5°斜め前方に突片10fが突設してあり、この突片1
0fに固定ねじよりなる固定手段10hが設けてある。
そして、図8(a)や(b)のように、ホルダ本体10
aに突設した嵌合突起10gをレバー本体部11aの背
面部の複数段の嵌合溝11cのうち任意の嵌合溝11c
に嵌合して位置決めした状態で、突部11eの背面に突
片10fの前面を当接し、固定手段10hである固定ね
じを上下に複数設けたホルダ固定部11dであるねじ孔
のうち対向するねじ孔に螺合することで印鑑ホルダ10
を操作レバー11に取付けるのである。
【0018】ここで、印鑑21の長さが異なる場合、嵌
合突起10gを嵌合する嵌合溝11cを選択して嵌合す
れば、印鑑21の長さが異なっても操作レバー11に取
付けた際の印鑑21の下端のレベルをあまり違わせずに
すみ、この結果、操作レバー11の一定のストロークで
印鑑21を一定の状態で受領書2に押し付けることが可
能となる。なお、複数段のホルダ固定部11dのピッチ
と複数段の嵌合溝11のピッチとは同じピッチにしてあ
り、任意の嵌合溝11を選んで嵌合突起10bを嵌合し
た場合、必ずいずれかのホルダ固定部11dに固定手段
10hが対応して固定できるようになっている。
【0019】表面パネル18の下部には受領書投入口3
が設けてある。また、表面パネル18の背部の下部には
上記受領書投入口3を開閉自在としたシャッタ5が取付
けてある。シャッタ5は図12に示すように前面部両側
に腕片22を突設してあって、該腕片22を表面パネル
18に軸により回動自在に枢支してある。シャッタ5の
背面部には横長孔23を有した作動部24が突設してあ
る。なお、図22(a)のようにシャッタ5の前面部に
はストッパ操作用突起25が突設してもよい。
【0020】表面パネル18の下端部には図1のように
背方に向けて底板26が突設されるものであり、該底板
26には制御ボックス29、駆動部が設置してある。制
御ボックス29内には乾電池27や制御部が収納してあ
る。また、駆動部は乾電池27を電源として駆動するモ
ータ30、モータ30の出力軸に固着したウォームギア
12、該ウォームギア12に噛み合うウォームホイル1
3とで構成してある。図13、図14に示すように、ウ
ォームホイル13にはウォームホイル13の回転中心か
ら偏心した位置にシャフト14が突設してあり、該シャ
フト14がシャッタ5の作動部24の横長孔23にスラ
イド自在に嵌まり込んでいる。そして、モータ30が駆
動すると、ウォームギア12、ウォームホイル13の順
に回転し、ウォームホイル13が回転することで、ウォ
ームホイル13に偏心して突設したシャフト14が回動
し、このシャフト14の回動によりシャッタ5が回動し
て受領書投入口3を開閉するようになっている。したが
って、本実施例においては、乾電池によって動作するモ
ータ30と、モータ30により駆動するウォームギア1
2と、ウォームギア12に噛合するウォームホイル13
と、ウォームホイル13に偏心して突設したシャフト1
4と、回動自在なシャッタ5に設けて前記シャフト14
と係合させる作動部24とでシャッタ駆動手段9が構成
してある。
【0021】上記シャッタ駆動手段9は後述する荷物投
函用ボックス部6に設けた扉7の施錠手段8による施錠
後に一定時間(実施例では3分間)シャッタ5を開とす
る駆動をし、一定時間(実施例では3分間)経過後はシ
ャッタ5を閉とする駆動をするものである。表面パネル
18の背面側に図19に示すようにストッパ17が回動
自在に設けてもよい。このストッパ17は図22(b)
のようにL状部材により構成してあってL状部材のコー
ナ部分に設けた軸61を中心に回動自在となっており、
また、スプリング60により図22(b)の矢印方向に
回動するようなばね力が付与してあり、該ばね力により
ストッパ17の一片がシャッタ5に設けたストッパ操作
用突起25(図22(a)に示す)に弾接している。そ
して、シャッタ5が閉姿勢では図20のようにストッパ
17のL状部材の他片の端部がレバー本体部11aの下
端面に近接対向しており、したがって、この状態では操
作レバー11を下方に引き下げようとしてもストッパ1
7に当たって操作レバー11を引き下げることができな
いようになっており、図21のようにストッパ17が開
方向に回動すると、ストッパ17が操作用突起25によ
り押されて回動して倒れることでL状部材の他片がレバ
ー本体部11aの下端面から離れ、したがって、ストッ
パ17に邪魔されることなく、操作レバー11を下方に
引き下げることができるようになっている。
【0022】図1に示す実施例では押印装置4の表面パ
ネル18が正面視で略三角形状をして、図2に示すよう
に宅配便受け1の外殻を構成する箱体の上部の一方の角
部内に押印装置4をはめ込んで取付けている例を示して
いるが、図15、図16のように押印装置4の表面パネ
ル18の正面視の形状を四角形状をしてもよいものであ
る。
【0023】次に、扉7に設けた施錠手段8につき説明
する。扉7を開閉自在に取付けた荷物投函用ボックス部
6の前面開口部は荷物投函用入口と荷物取り出し用出口
とを兼ねるようになっている。この扉7の表面には扉開
閉操作用の把手32、投函表示用孔33、及び鍵孔34
が夫々設けられ、扉7の裏面のケース36内には図17
(b)に示すように、ラッチ35付き施錠手段8が付設
されている。ラッチ35はばね材によりケース36から
外方に突出する方向に弾性付勢されていて扉7を閉じた
状態で荷物投函用ボックス部6の開口縁に設けたラッチ
受けに係止されるようになっている。そして、この状態
で把手32を操作することでばね材に抗してラッチ35
を後退させて係止を解除し、扉7を開くことができるよ
うになっている。施錠手段8に設けた施錠セット釦37
を操作した状態で蓋7を閉じるとラッチ35がラッチ受
けに係止した状態でロックがかかってしまい、この状態
では把手32を操作してもロックを解除して扉7を開く
ことができないようになっている。そして、この施錠手
段8による扉7のロックを解除するには鍵孔34から鍵
を挿入して開錠することでロックが解除され、把手32
を操作することでラッチ35の係止を解除できるように
なっている。
【0024】施錠手段8の施錠セット釦37を操作して
ロックをした場合には施錠手段8に連動して色表示板
(図示せず)が移動して色表示板の赤色表示部が投函表
示用孔33に対向して投函表示用孔33に赤色Rが現出
し、施錠手段8による施錠状態が確認されるようになっ
ている。一方、この施錠状態において鍵孔34から鍵を
入れて開錠すると、ロックが解除されるのであるが、こ
の場合、施錠手段8に連動して前述の色表示板が移動し
て色表示板の青色表示部が投函表示用孔33に対向して
投函表示用孔33に青色Bが現出し、施錠手段8による
非施錠状態が確認されるようになっている。
【0025】そして、施錠手段8の施錠セット釦37を
操作して扉7を閉じてロックをすると、リミットスイッ
チ41が駆動されてロック信号が制御部42に出力さ
れ、ロック開始から一定時間(例えば3分間)シャッタ
5を開くようにシャッタ駆動手段9が制御されるのであ
る。図18には本実施例の回路図が示してあり、64は
タイマ回路、65はモータ駆動回路であり、41は上記
施錠手段8が施錠された際にオンされるリミットスイッ
チである。そして、通常はモータ30は駆動していない
が、施錠手段8が施錠されてリミットスイッチ41がオ
ンされると、タイマ回路64が動き出し、モータ30が
モータ駆動回路65により駆動(正転)してシャッタ5
を開く。このシャッタ5を開く時間は1秒間であり、1
秒間だけモータ30が正転する。リミットスイッチ41
がオフするかまたはタイマが一定時間(3秒間)経過す
ると、モータ駆動回路65によりモータ30が逆転側に
回転し、シャッタ5が閉じる。このシャッタ5を閉じる
時間は1秒間であり、1秒間だけモータ30が逆転する
ようになっている。また、図18において66はLED
であって乾電池の電圧が落ちるとトランジスタ67によ
って発振回路68が動作し始め、LED66が点滅し、
LED66の点灯限界電圧に電圧が降下するまで点滅し
続けて乾電池切れを表示するようになっている。
【0026】以下、図17(a)乃至(f)に基づいて
宅配便の出し入れの具体例につき説明する。図17
(a)のように扉7が閉じている状態である。投函表示
用孔33が青色Bの表示をしている場合には「荷受可能
状態」であるため、宅配便業者は、把手32を操作して
扉7を開き、荷物投函用ボックス部6内に宅配荷物を入
れることができる。そして、図17(b)のように施錠
手段8に設けた施錠セット釦37を操作した状態で蓋7
を閉じるとラッチ35がラッチ受けに係止した状態でロ
ックがかかると同時に図17(c)のように投函表示用
孔33が赤色Rの表示をして「施錠状態」を表示する。
この施錠手段8によって施錠されるとリミットスイッチ
41がオンしてモータ30が正転し、ウォームギア1
2、ウォームホイル13と駆動してシャフト14を介し
てシャッタ5を開く。この状態で宅配便業者は図17
(d)のように受領書投入口3に受領書2を差し込み、
操作レバー11の操作部11cを操作して操作レバー1
1を押し込むことで、印鑑ホルダ10に保持した印鑑2
1により受領書2に押印をするものである。そして上記
モータ30は一定時間(例えば3分間)経過後、制御部
に設けたタイマ回路64により逆方向に回動してシャッ
タ5を閉じるものである。荷物投函用ボックス部6内に
入れられている宅配荷物を取り出すには図17(e)の
ように鍵を鍵孔34に差し込んで回すことで施錠手段8
によるロックを解除し、この状態で把手32を操作して
扉7を開き、荷物投函用ボックス部6内に宅配荷物を取
り出すのである。取り出し後は、施錠セット釦37を操
作することなく扉7を閉じることで、扉7はラッチ35
が係止するのみで施錠手段8によるロックはなされず、
図17(a)のように投函表示用孔33が青色Bの表示
となって「荷受可能状態」となる。
【0027】ところで、本実施例において、電気回路の
構成を簡単化するため、モータ30を駆動する駆動時間
はパルス等で制御せずCR定数だけで作れる時間制御を
するようにしてもよい。このようにCR定数だけで作れ
る時間制御を行う場合は、シャッタ5が限界まで開/閉
すると、モータ30に負担がかかるが、これを緩和する
ため、ウォームホイル13を図23のような構成として
ある。すなわち、ウォームホイル13を、ウォームギア
12と噛み合うウォームホイル本体15と、該ウォーム
ホイル本体15と同心状に回転自在で且つ偏心位置にシ
ャフト14を設けた回転板16とで構成してあり、ウォ
ームホイル本体15と回転板16とを所定負荷以下では
回転を伝達しないクラッチ機構により接続してある。こ
こで、回転板16にフェルトのような摩擦板51が貼り
付けてあり、スプリング52によりウォームホイル本体
15が回転板16にフェルトのような摩擦板51を介し
て押圧してあってクラッチ機構を構成している。つま
り、スプリング52によりウォームホイル本体15が回
転板16にフェルトのような摩擦板51を介して押圧し
てあるので、モータ30が回転するとモータ30の駆動
によりウォームギア12が回転し、ウォームギア12が
回転することでこれに噛合したウォームホイル本体15
が回転し、ウォームホイル本体15と共に回転板16が
回転することでシャフト14が回動してシャッタ5を回
動する。シャッタ5が開又は閉の限界まできてそれ以上
動かなくなると、フェルトのような摩擦板51とウォー
ムホイル本体15とが滑ってモータ30に負担がかから
ないようになっている。
【0028】なお、シャッタ5には図24のように受領
書ガイド部材90を設けてもよい。すなわち、図25の
ように受領書ガイド部材90はシャッタ5の背面下端部
から背方に向けて突出しており、印鑑21が通過できる
隙間91を介して一対配置してある。そして、シャッタ
5が開いた状態で、未だ操作レバー11を引き下げてい
ない状態で受領書2を図24(b)のように受領書投入
口3に受領書2を差し込むのであるが、この場合、受領
書ガイド部材90よりも印鑑21が下方に飛び出さない
ように設定してあり、このため、受領書2が上に曲がっ
ていても印鑑21に引っ掛からず、受領書ガイド部材9
0にガイドされてスムーズに挿入されることになる。こ
のようにして印鑑21に引っ掛かることなく受領書2を
差し込んだ後に、操作レバー11を押し下げて印鑑21
により受領書2に捺印するものである。ちなみに、受領
書ガイド部材90を設けてない場合、受領書2が上方に
曲がっていると図26のように印鑑21に引っ掛かって
挿入できないおそれが生じる。
【0029】次に、図27乃至図36に基づいて、本発
明の他の実施例につき説明する。この実施例ではシャッ
タ駆動手段9を保持型電磁ソレノイドで構成した例を示
している。なお、この実施例ではシャッタ5の構成、シ
ャッタ5を駆動するシャッタ駆動手段9の構成、印鑑ホ
ルダ、ストッパの構成が前述の実施例と異なるが、他の
構成は前述の実施例と同じであるので、同じ構成の部分
は説明を省略し、前述の実施例と異なる構成についての
み詳述する。
【0030】表面パネル18の背面側の下端部には図2
7のように背方に向けて底板26が突設してある。シャ
ッタ5は図29に示すようにシャッタ板部70から後方
に向けて後向き突片71が突設して構成してあり、後向
き突片71の後端部を底板26の後端部に軸により回動
自在に枢支してある。表面パネル18には電磁ソレノイ
ド72が取付けてあり、電磁ソレノイド72のプランジ
ャ73にロッド74の一端部が取付けてあり、ロッド7
4の他端部が後向き突片71の後端部に設けた係止部7
5に引っ掛け係止してある。
【0031】図35には保持型電磁ソレノイド72の動
作原理図が示してある。図35(a)は通常状態であ
り、ばね材76によりプランジャ73が引かれている
(図35において矢印がばね材76による引っ張り方向
を示している)。図35(b)は電磁ソレノイド72に
正方法に瞬時電流を流した場合で、プランジャ73がば
ね材76に抗して引き込む方向に移動し、電磁石でプラ
ンジャ73を吸引し続ける。図35(c)は図35
(b)の状態で逆方向に瞬時電流を流すと、電磁石がら
プランジャ73が離れてばね材76の力で元に戻るよう
になっている。
【0032】図31乃至図34は上記保持型電磁ソレノ
イド72の動作原理に基づいた本実施例の動作説明図で
ある。すなわち、通常は、図33に示すように電磁ソレ
ノイド72はばね材76によりプランジャ73を引っ張
って、ロッド74により係止部75を前方に引っ張って
おり、このためシャッタ5が閉方向に回動されて受領書
投入口3がシャッタ5のシャッタ板部70により閉じら
れている。ここで、施錠手段8が施錠されてリミットス
イッチ41がオンされると、電磁ソレノイド72に瞬時
電流が流れ図32のように電磁ソレノイド72のプラン
ジャ73が引かれて保持される。この時、ロッド74が
後ろに押され、係止部75を後方に押すことでシャッタ
5が開方向に回動して受領書投入口3を開状態にする。
この状態で図33のように受領書投入口3に受領書2を
差し込み、更に、図34のように操作レバー11の操作
部11cを操作して操作レバー11を押し込むことで、
印鑑ホルダ10に保持した印鑑21により受領書2に捺
印をするものである。そして一定時間(例えば3分間)
経過すると今度は前記シャッタ5開時とは逆方向に瞬時
電流が流れ、電磁ソレノイドの電磁石の吸着が離れてば
ね材76の力によりプランジャ73が前に動き、これに
よりロッド74が前に動き、係止部75を前に引いてシ
ャッタ5が回動して図31のように受領書投入口3を閉
じるものである。
【0033】図36には本実施例においてストッパ17
を設けた例が示してある。この実施例においては、表面
パネル18にストッパ17となる回動部材80の一端部
を軸により回動自在に枢支し、該回動部材80の上部に
駆動ロッド81の一端部を軸により回動自在に枢支し、
駆動ロッド81の他端部をシャッタ5に設けた係止部7
5に回動自在に係止するか、あるいは、係止部75以外
に後向き突片71の後端部に上方に向けて突片を突出し
てこの突片に回動自在に係止してある。そして、シャッ
タ5が閉じた状態では図36(a)のように、ストッパ
17となる回動部材80が起立姿勢となり、回動部材8
0の上端面が操作レバー11のレバー本体部11aの側
面に突設した突起82が近接対向し、操作レバー11を
下方に引き下げようとしても突起82が回動部材80の
上面部に当たって下に動かないようになっている。一
方、シャッタ5が開くと駆動ロッド81により回動部材
80を引いて回動して図36(b)のようになり、した
がって、操作レバー11を押し下げても突起82がスト
ッパ17に当たらず、操作レバー11を操作して押印が
できる状態となる。
【0034】なお、本実施例においては、操作レバー1
1の背面に印鑑ホルダ10を取付けてあるが、この実施
例では印鑑ホルダ10の操作レバー11への取付けに当
たって上下方向に取付け位置を選択できるようにした構
成となっていないが、本実施例においても、操作レバー
11、印鑑ホルダ10として前述の実施例における図7
乃至図9に示すような操作レバー11、印鑑ホルダ10
と同じ構成のものとしてもよいものである。
【0035】ところで、上記各実施例に示した本発明の
宅配便受け1としては、図37に示すように大ボックス
1aと、小ボックス1bとがあり、大ボックス1aにの
み押印装置4が設けてある。そして大ボックス1aのみ
を単独で使用する場合、大ボックス1aと小ボックス1
bとを重ねて使用する場合とがある。大ボックス1aと
小ボックス1bとを重ねて使用する場合には小ボックス
1bに設けた扉7にも施錠手段8を設け、該小ボックス
1bに設けた施錠手段8による施錠後にも大ボックス1
aに設けた押印装置4のシャッタ駆動手段9により一定
時間シャッタ5を開とするようになっている。
【0036】そして、図37に示すように、大ボックス
1aは高さが590mm、横幅が390mmとなってお
り、小ボックス1bは高さが400mm、横幅が390
mmとなっている。図中95はスタンドであり、このス
タンド95は高さが200mm、横幅が390mmとな
っている。また、塀や門柱を形成するためのコンクリー
トブロック96は高さが190mm、横幅が390mm
となっている。そして、コンクリートブロック96を積
み重ねて塀や門柱を形成するのであるが、この場合、コ
ンクリートブロック96間の目地97の幅を10mmに
設定してあり、これにより、例えば、コンクリートブロ
クック96の代わりに図38のように大ボックス1aを
はめ込んで施工したり、あるいは、図39のように小ボ
ックス1bと大ボックス1aとを積み重ねた状態ではめ
込んで施工したり、あるいは、図40のようにスタンド
95、小ボックス1b、大ボックス1aを積み重ねた状
態ではめ込んで施工したりするものであり、このように
することでコンクリートブロック96に代えて大ボック
ス1aや、小ボックス1bや、スタンド95をぴったり
と納めることができるものである。
【0037】もちろん、大ボックス1aのみ、又は小ボ
ックス1bと大ボックス1aとを積み重ね接続したもの
を地面に立設した支柱に載設固定してもよいものであ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、宅配便受けに受領書を差し込むため
の受領書投入口を設けるとともに該受領書投入口から内
部に差し込まれた受領書に受領用の捺印をするための押
印装置において、受領書投入口に開閉自在なシャッタを
設け、宅配便受けに設けた荷物投函用ボックス部に開閉
自在な扉を設け、扉に施錠手段を設け、施錠手段による
施錠後に一定時間シャッタを開とするシャッタ駆動手段
を設けてあるので、荷物投函用ボックス部に荷物を入れ
て扉を閉じて施錠手段により施錠した際にのみ一時的に
シャッタ駆動手段が駆動してシャッタが開くので、この
状態で受領書投入口に受領書を差込んで押印装置により
受領書に捺印できるものであり、その後一定時間が経過
すると、シャッタが閉じるので受領書投入口から雨水な
どが内部に侵入することがないものであり、また、シャ
ッタの開閉が自動的に行えるので、押印装置の操作が簡
単となるものである。
【0039】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、押印装置に上下
移動自在に印鑑ホルダを設けると共に該印鑑ホルダを手
動により押し下げる操作レバーを設けてあるので、捺印
に当たっては従来のように印鑑ホルダを駆動して印鑑を
捺印面に強く押し付けるための大きな電圧・電流を必要
とする電磁ソレノイドが必要でなく、操作レバーを手で
操作することで、捺印面に強く印鑑を押し付けて確実に
捺印できるものである。
【0040】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、乾
電池によって動作するモータと、モータにより駆動する
ウォームギアと、ウォームギアに噛合するウォームホイ
ルと、ウォームホイルに偏心して突設したシャフトと、
回動自在なシャッタに設けて前記シャフトと係合させる
作動部とでシャッタ駆動手段を構成してあるので、簡単
な構成で、乾電池を用いて小電圧・小電流でシャッタを
開閉できることになり、商用電源を使用しなくて良いの
で施工に当たって、電気工事を行うための電気工事作業
者を必要とせず、建築作業者による作業のみでよいもの
である。
【0041】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項3記載の発明の効果に加えて、ウォームホイル
を、ウォームギアと噛み合うウォームホイル本体と、該
ウォームホイル本体と同心状に回転自在で且つ偏心位置
にシャフトを設けた回転板とで構成し、ウォームホイル
本体と回転板とを所定負荷以下では回転を伝達しないク
ラッチ機構により接続してあるので、モータを駆動源と
し、該駆動時間をCR定数だけで作れる時間制御とした
としても、シャッタが限界まで開閉動作してもクラッチ
手段の働きによりモータに負担がかからないようにでき
るものである。
【0042】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、シャッタ駆動手
段が保持型電磁ソレノイドであるから、少電流を瞬間的
に印加するだけでシャッタを駆動することができて、宅
配便受けの使用期間中の押印装置の使用電流量が少なく
なり、乾電池により動作することが可能となり、施工時
に電気工事を行うための電気工事作業者を必要とせず、
建築作業者による作業のみでよいものである。
【0043】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項2記載の発明の効果に加えて、押印装置に上下
移動自在に印鑑ホルダを設けると共に該印鑑ホルダを手
動により押し下げる操作レバーを設け、シャッタが閉じ
た状態で印鑑ホルダの下降を阻止し且つシャッタが開い
た状態で印鑑ホルダの下降を可能とするストッパを設け
てあるので、シャッタが開かない限り、手動により操作
レバーを操作して押印ができず、このため、いたずらに
より操作レバーを操作しても、押印がなされず、インク
が無駄に浪費されないことになく、印鑑の印面の破損も
防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の押印装置の斜視図である。
【図2】同上の押印装置を組み込んだ宅配便受けの全体
斜視図である。
【図3】同上の押印装置の表面パネルの背面側に操作レ
バーを取付けた状態の断面図である。
【図4】同上の押印装置の表面パネル部分の前面側から
見た斜視図である。
【図5】同上に用いる操作レバーの背面側から見た斜視
図である。
【図6】同上に用いる操作レバーの前面側から見た斜視
図である。
【図7】同上の押印装置の印鑑ホルダを取付ける前の状
態の分解斜視図である。
【図8】(a)(b)はそれぞれ印鑑ホルダの操作レバ
ーへの取付け高さの異なる例を示す説明図である。
【図9】同上の印鑑ホルダへの印鑑の取付けを示す斜視
図である。
【図10】(a)は同上の印鑑ホルダへの印鑑の取付け
を示す平面図であり、(b)はスポンジを介して印鑑を
把持している例を示す平面図である。
【図11】同上に用いる把持部を示す斜視図である。
【図12】同上のシャッタの斜視図である。
【図13】同上のシャッタ駆動手段の一例を示し、シャ
ッタが閉じている状態の断面図である。
【図14】同上のシャッタ駆動手段の一例を示し、シャ
ッタが開いている状態の断面図である。
【図15】同上の表面パネルの形状が異なる場合の例を
示す押印装置の斜視図である。
【図16】同上の表面パネルの形状が異なる場合の例を
示す表面パネルの斜視図である。
【図17】(a)乃至(e)は本発明の宅配便受けの使
用例を示す説明図である。
【図18】本発明の回路図である。
【図19】同上のストッパを設けた例を示す断面図であ
る。
【図20】同上のストッパにより操作レバーを押し下げ
ることができない状態の説明図である。
【図21】同上のストッパが動いて操作レバーを押し下
げることができるようになっている状態の説明図であ
る。
【図22】(a)は同上に用いるシャッタの斜視図であ
り、(b)は同上に用いるストッバの斜視図である。
【図23】(a)はクラッチ機構を備えたウォームホイ
ルの平面図であり、(b)は同上の断面図である。
【図24】受領書ガイドを設けた例を示し、(a)はシ
ャッタを閉じた状態の断面図であり、(b)はシャッタ
を開いた状態の断面図である。
【図25】同上に用いるシャッタの斜視図である。
【図26】受領書ガイドを設けない場合の問題点を示す
説明図である。
【図27】本発明の他の実施例の押印装置の背面側から
見た一部省略斜視図である。
【図28】同上の正面側から見た斜視図である。
【図29】同上のシャッタとシャッタ駆動手段の斜視図
である。
【図30】同上に用いるロッドの斜視図である。
【図31】同上のシャッタの閉状態を示す側面図であ
る。
【図32】同上のシャッタの開状態を示す側面図であ
る。
【図33】同上のシャッタ開状態で受領書を差し込んで
いる状態の側面図である。
【図34】同上のシャッタ開状態で受領書を差し込んで
操作レバーを操作して捺印している状態の側面図であ
る。
【図35】(a)乃至(c)は本発明に用いる保持型電
磁ソレノイドの動作を示す説明図である。
【図36】ストッパの他の例を示し、(a)はストッパ
により操作レバーを押し下げることができない状態の説
明図であり、(b)はストッパが解除されて操作レバー
を押し下げることができるようになっている状態の説明
図である。
【図37】(a)は大ボックスの正面図、(b)は小ボ
ックスの正面図、(c)はスタンドの正面図である。
【図38】コンクリートブロックの塀の一部に宅配ボッ
クスの大ボックスをはめ込んで施工した例を示す正面図
である。
【図39】コンクリートブロックの塀の一部に宅配ボッ
クスの大ボックスと小ボックスとをはめ込んで施工した
例を示す正面図である。
【図40】コンクリートブロックの塀の一部に宅配ボッ
クスの大ボックスと小ボックスとスタンドとをはめ込ん
で施工した例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 宅配便受け 2 受領書 3 受領書投入口 4 押印装置 5 シャッタ 6 荷物投函用ボックス部 7 扉 8 施錠手段 9 シャッタ駆動手段 10 印鑑ホルダ 11 操作レバー 12 ウォームギア 13 ウォームホイル 14 シャフト 15 ウォームホイル本体 16 回転板 17 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 29/00 - 29/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宅配便受けに受領書を差し込むための受
    領書投入口を設けるとともに該受領書投入口から内部に
    差し込まれた受領書に受領用の捺印をするための押印装
    置において、受領書投入口に開閉自在なシャッタを設
    け、宅配便受けに設けた荷物投函用ボックス部に開閉自
    在な扉を設け、扉に施錠手段を設け、施錠手段による施
    錠後に一定時間シャッタを開とするシャッタ駆動手段を
    設けて成ることを特徴とする宅配便受け押印装置におけ
    る受領書投入口の開閉装置。
  2. 【請求項2】 押印装置に上下移動自在に印鑑ホルダを
    設けると共に該印鑑ホルダを手動により押し下げる操作
    レバーを設けて成ることを特徴とする請求項1記載の宅
    配便受け押印装置における受領書投入口の開閉装置。
  3. 【請求項3】 乾電池によって動作するモータと、モー
    タにより駆動するウォームギアと、ウォームギアに噛合
    するウォームホイルと、ウォームホイルに偏心して突設
    したシャフトと、回動自在なシャッタに設けて前記シャ
    フトと係合させる作動部とでシャッタ駆動手段を構成し
    て成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の宅
    配便受け押印装置における受領書投入口の開閉装置。
  4. 【請求項4】 ウォームホイルを、ウォームギアと噛み
    合うウォームホイル本体と、該ウォームホイル本体と同
    心状に回転自在で且つ偏心位置にシャフトを設けた回転
    板とで構成し、ウォームホイル本体と回転板とを所定負
    荷以下では回転を伝達しないクラッチ機構により接続し
    て成ることを特徴とする請求項3記載の宅配便受け押印
    装置における受領書投入口の開閉装置。
  5. 【請求項5】 シャッタ駆動手段が保持型電磁ソレノイ
    ドであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    宅配便受け押印装置における受領書投入口の開閉装置。
  6. 【請求項6】 押印装置に上下移動自在に印鑑ホルダを
    設けると共に該印鑑ホルダを手動により押し下げる操作
    レバーを設け、シャッタが閉じた状態で印鑑ホルダの下
    降を阻止し且つシャッタが開いた状態で印鑑ホルダの下
    降を可能とするストッパを設けて成ることを特徴とする
    請求項2記載の宅配便受け押印装置における受領書投入
    口の開閉装置。
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