JP3227233U - フェースガード - Google Patents

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Abstract

【課題】安価なフェースガードを提供する。【解決手段】使用者の顔面の少なくとも一部を覆う透明性のシールド部2と、シールド部2を支持するフレーム部1とを備え、フレーム部1は、使用者の前頭部から両側頭部に向かって延びる形状を有し、使用者の頭部に装着される頭部装着部11と、頭部装着部11に沿って延び、両側頭部の係止位置14において頭部装着部11に係止され、係止位置14間において頭部装着部11から離間し、より前方に配置されるシールド支持部12と、前頭部において頭部装着部11の縁部及びシールド支持部12の縁部を連結するブリッジ部13と、を有し、シールド部2が、柔軟性を有するシート状部材からなり、シールド支持部12に取り付けられ、シールド支持部12から垂下され、フレーム部1が、1枚のシート状部材の折り曲げ加工により形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、フェースガードに係り、さらに詳しくは、使用者の顔面の少なくとも一部を覆うフェースガードの改良に関する。
フェースガードは、透明性のシールド材により顔面を覆い、飛来する有害物や汚染物が顔面に付着するのを防止する衛生具である。従来のフェースガードは、帽子の鍔にシールド材を取り付けたものや、頭部に装着するフレームにシールド材を取り付けたものなどが知られている。
シールド材を顔面に近づけ過ぎると、使用者が息苦しさを感じ、また、使用者の呼気によってシールド材に曇りが生じる場合がある。このため、シールド材は、使用者の顔面から適度に離間して配置する必要があり、シールド材を支持する帽子やフレームには、一定の構造的強度が求められる。
このため、口及び鼻を覆う一般的な使い捨て衛生マスクに比べて、フェースガードは高価であり、ウイルス感染や細菌感染に対する防疫具としては、衛生マスクよりも効果的であるにもかかわらず、衛生マスクに比べて普及率が著しく低いという問題があった。
急激な感染拡大時に、フェースガードを迅速に供給することを可能にするためには、専用の製造装置を用いることなく製造可能であることが求められる。また、予め備蓄しておく場合には、保管スペースが最小限であることが重要になるが、従来のフェースガードは、このような要求に十分に答えるものではないという問題があった。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、フェースガードを安価に提供することを目的とする。また、極めて軽量なフェースガードを提供することを目的とする。また、最小限のスペースで保管することができるフェースガードを提供することを目的とする。
本考案の第1の態様によるフェースガードは、使用者の顔面の少なくとも一部を覆う透明性のシールド部と、前記シールド部を支持するフレーム部とを備えたフェースガードにおいて、前記フレーム部が、前記使用者の前頭部から両側頭部に向かって延びる形状を有し、前記使用者の頭部に装着される頭部装着部と、前記頭部装着部に沿って延び、前記両側頭部の係止位置において前記頭部装着部に係止され、前記係止位置間において前記頭部装着部から離間し、より前方に配置されるシールド支持部と、前記前頭部において前記頭部装着部の縁部及び前記シールド支持部の縁部を連結するブリッジ部と、を有し、前記シールド部が、柔軟性を有するシート状部材からなり、前記シールド支持部に取り付けられ、前記シールド支持部から垂下され、前記フレーム部が、シート状部材の折り曲げ加工により形成される。
このような構成を採用することにより、シート状部材の折り曲げ加工により、所定の構造的強度を有するフレーム部を形成することができる。このため、極めて軽量であり、低コストで製造することができる。また、組み立て前のシールド部及びフレーム部は、いずれもシート状部材であることから、省スペースで保管することができる。
また、シールド支持部を頭部装着部から離間し、より前方に配置することにより、シールド部を使用者の顔面から離間して配置することができる。このため、フェースガードの装着中における息苦しさやシールド部の曇りを防止することができる。
さらに、シールド支持部を頭部装着部から離間して配置することにより、ブリッジ部の両側に開口が形成され、シールド部の内側空間の通気性を確保することができる。このため、フェースガードの装着中における息苦しさやシールド部の曇りを防止することができる。
本考案の第2の態様によるフェースガードは、上記構成に加えて、前記シールド支持部が、前記係止位置に対応するスリット孔を有し、前記頭部装着部が、前記係止位置に係止フックを有し、前記スリット孔に前記頭部装着部を挿通し、前記係止フックを前記スリット孔と係合させることにより、前記係止位置において、前記シールド支持部が前記頭部装着部に係止されるように構成される。
このような構成を採用することにより、構造的強度が確保されたフレーム部を1枚のシート状部材から組み立てることができ、この組み立て作業を使用者でも容易に行うことができる。
本考案の第3の態様によるフェースガードは、上記構成に加えて、前記係止フックは、前記頭部装着部の切り起し部として形成されるように構成される。このような構成により、部品点数を削減して安価に実現することができ、また、容易に組み立てることができる。
本考案の第4の態様によるフェースガードは、上記構成に加えて、前記頭部装着部及び前記ブリッジ部間の折り曲げ線が、前記ブリッジ部側に凸となるように湾曲する曲線であるように構成される。このような構成により、ブリッジ部との連結部において頭部装着部を使用者の前頭部に沿って湾曲させることができ、装着感を向上させることができる。また、ブリッジ部を湾曲させることができ、構造的強度を更に向上させることができる。
本考案によれば、フェースガードを安価に提供することができる。また、極めて軽量なフェースガードを提供することができる。また、最小限のスペースで保管することができるフェースガードを提供することができる。
本考案の実施形態によるフェースガード100の一構成例を示した斜視図である。 図1のフェースガード100の使用状態の一例を示した図である。 フレーム部1の詳細構成の一例を示した図であり、組み立て前のフレーム部1の表面(印刷面)が示されている。 フレーム部1の詳細構成の一例を示した図であり、組み立て前のフレーム部1の裏面(非印刷面)が示されている。 フレーム部1にシールド部2を貼付する様子を示した図である。 折り曲げ加工後のフレーム部1を示した図である。 頭部装着部11の両端をスリット支持部12のスリット孔121に挿通させた状態を示した図である。 組み立て後のフレーム部1を示した図である。
図1は、本考案の実施形態によるフェースガード100の一構成例を示した斜視図である。図2は、図1のフェースガード100の使用状態の一例を示した図である。
フェースガード100は、透明性フィルムで顔面を保護することにより、飛来する有害物が顔面に付着するのを防止する衛生具である。例えば、対面しているウイルス感染者や細菌感染者から発せられた飛沫が目、口、鼻などの粘膜に付着するのを防止する目的で使用される。また、汚染物が飛来するような汚染環境下において、汚染物が顔に付着するのを防止する目的で使用することもできる。
フェースガード100は、顔の全体又は大部分を覆うものであることが望ましいが、顔の一部を覆うものであってもよい。顔の一部を覆う場合、目、口又は鼻を覆うものであることが望ましい。
フェースガード100は、使用者の頭部に固定されるフレーム部1と、使用者の顔面を覆うシールド部2とを備える。また、フレーム部1は、頭部に装着するための頭部装着部11と、シールド部2を支持するシールド支持部12と、頭部装着部11及びシールド支持部12を連結するブリッジ部13とによって構成される。
頭部装着部11は、厚さが一定の薄い素材からなり、上下方向の幅が短く、前頭部から両側頭部に向かって延びる細長い形状を有し、両端部が、弾性連結手段としての輪ゴム3により互いに連結され、使用者の頭部に巻き付けるように装着される。頭部装着部11は、正面部が使用者の前頭部(例えば額)に配置され、正面部から左右に延びる両腕部が使用者の両側頭部(例えば両耳の直上付近)にそれぞれ配置される。輪ゴム3は、使用者の後頭部に配置される。
シールド支持部12は、厚さが一定の薄い素材からなり、上下方向の幅が短く、頭部装着部11に沿って延びる細長い形状を有する。また、シールド支持部12は、前頭部に対応する正面部と、両側頭部にそれぞれ対応する両腕部を有し、正面部及び両端部において頭部装着部11と連結され、頭部装着部11よりも前方に配置されている。
ブリッジ部13は、頭部装着部11の正面部と、シールド支持部12の正面部とを連結する手段である。ブリッジ部13は、厚さが一定の薄い素材からなり、左右方向に略一定の幅を有し、前端がシールド支持部12の正面部の上縁に連結され、後端が頭部装着部11の正面部の上縁に連結されている。このため、シールド支持部12の正面部は、ブリッジ部13の長さに応じて、頭部装着部11から離間され、頭部装着部11よりも前方に配置される。
シールド支持部12の両端は、頭部装着部11の係止位置14に連結されている。係止位置14は、頭部装着部11の両腕部上であって、端部よりも前方の位置、例えば、耳又はこめかみ付近の位置である。シールド支持部12は、係止位置14よりも前方において、頭部装着部11から離間して配置され、シールド支持部12と頭部装着部11の間には、ブリッジ部13を挟んで一対の開口15が形成される。
シールド部2は、柔軟性を有するシート状部材であり、上端部をシールド支持部12に固定して吊り下げられ、下端部が使用者の顎よりも下に位置し、顔面を覆うように配置されている。シールド部2は、両面テープなどを用いて、シールド支持部12の表面上部に貼付される。シールド部2は、透明性を有する薄い素材、例えば、ポリプロピレンからなる透明フィルムが用いられ、顔面を覆った状態でも十分な視認性を確保することができる。シールド部2は、視認性を確保することができる程度の透明性を有する素材であればよく、着色された素材や半透明の素材であってもよい。また、飛沫や細かな汚染物を防御できればよいことから、軽量かつ柔軟性を有するフィルム状の素材を用いることができる。
シールド支持部12は、頭部装着部11から離間して配置されているため、シールド部2も使用者の顔面から離間して配置され、シールド部2の内側に適度な空間を確保することができる。このため、フェースガード100の装着中における息苦しさを軽減することができ、また、使用者の呼気によりシールド部2が曇るのを抑制することができる。
また、頭部装着部11及びシールド支持部12の間には開口15が設けられており、シールド部2の内側空間の通気性を確保することができる。シールド部2の内部空間は、下側は開放されているため、上部に開口15を設けることにより、上下方向の通気性が確保され、内側空間における湿度の上昇を抑制することができる。このため、シールド部12が曇るのを効果的に抑制することができる。
図3及び図4は、フレーム部1の詳細構成の一例を示した図であり、組み立て前のフレーム部1の表面及び裏面がそれぞれ示されている。図5〜図7は、フレーム部1の組み立て時の様子を示した図であり、図8は、組み立て後のフレーム部1を示した図である。
組み立て前のフレーム部1は、シート状の素材に打ち抜き加工、例えばトムソン加工を行うことにより得られる。その後に行われる折り曲げ及び連結の組み立て加工により、フレーム部1の構造的強度を増大させることができるため、加工前のフレーム部1は、例えば、一面に印刷が行われ、打抜き加工された紙を用いることができる。なお、フレーム部1の強度は、紙の厚さにより調整することができ、また、樹脂フィルムの圧着加工などにより調整することもできる。
図3には、組み立て前のフレーム部1の表面(印刷面)が示され、図4には、組み立て前のフレーム部1の裏面(非印刷面)が示されている。フレーム部1は、頭部装着部11、シールド支持部12及びブリッジ部13により構成され、おおむねHの字型の形状からなる。
頭部装着部11は、上下方向を短手、左右方向を長手とする略矩形の形状からなり、中央部が使用者の前頭部に対応し、中央部から左右に延びる両腕部が使用者の側頭部に対応する。中央部の上縁は、シールド支持部12側へ凸となる緩やかな湾曲部110を有する。また、頭部装着部11は、湾曲部110の一部においてブリッジ部13と連結され、ブリッジ部13との境界には、折り曲げ線111が形成されている。
折り曲げ線111は、湾曲部110の極大点を含む一部であり、シールド支持部12側へ凸となる緩やかな湾曲線からなり、すじ押し加工により形成される。なお、すじ押し加工は、打ち抜き加工と同時に行うことができる。
切り込み112は、輪ゴム3を連結する連結手段である。頭部装着部11の両端付近には、輪ゴム3を連結するための上下一対の切り込み112がそれぞれ形成されている。
係止フック113は、シールド支持部12の両端を頭部装着部11の腕部に係止する係止手段である。頭部装着部11の両腕部には、係止フック113を形成するための切り込みがそれぞれ形成されている。係止フック113は、コの字型の切り込み内に形成される舌形状部であり、後端側を支点として前端側を開いた切り起こし部である。
シールド支持部12は、上下方向を短手、左右方向を長手とする略矩形の形状からなり、中央部が使用者の前頭部に対応し、中央部から左右に延びる両腕部が使用者の側頭部に対応する。中央部の折り曲げ後の上縁(図3では下縁)はブリッジ部13と連結され、ブリッジ部13との境界には、折り曲げ線120が形成されている。折り曲げ線120は直線であり、折り曲げ線111と同様のすじ押し加工により形成される。
スリット孔121は、係止フック113とともに、シールド支持部12の両端を頭部装着部11の腕部に係止する係止手段である。シールド支持部12の両端付近には、上下方向に延びる細長い形状からなるスリット孔121がそれぞれ設けられ、頭部装着部11を挿通することができる。頭部装着部11をスリット孔121に挿通した状態において、係止フック113をスリット孔121の前方縁部と係合させることにより、シールド支持部12の両端が後方へ移動するのを規制することができる。
シールド貼付領域122は、シールド部2を貼付するためのシールド支持部12上の領域である。シールド貼付領域122は、シールド支持部12の表面であって、折り曲げ後の上部(図3では下部)に形成され、両面テープなどにより、シールド部2の上端部が貼付される。
ブリッジ部13は、前頭部において、頭部装着部11及びシールド支持部12を連結する連結手段である。ブリッジ部13は、一定の幅を有し、頭部装着部11の正面部の上縁と、シールド支持部12の正面部の上縁とを連結する形状からなる。ブリッジ部13には、1又は2以上の押圧すじ130が形成され、構造的強度を向上させている。押圧すじ130は、折り曲げ線111、120と同様のすじ押し加工により形成される。図中では、略等間隔で前後方向に延びる3本の押圧すじ130が形成された例が示されている。押圧すじ130は、折り曲げ線111、120を連結するものであることが望ましい。
図5は、フレーム部1にシールド部2を貼付する様子を示した図である。この図では、組み立て前のフレーム部1に対し、シールド部2を貼付する場合を示したが、シールド部2の貼付は、フレーム部1の組み立て後に行うこともできる。
図6の(a)〜(c)は、折り曲げ加工後のフレーム部1を示した斜視図、平面図及び正面図である。フレーム部1は、折り曲げ線111及び120に沿って、表面から見て山折りになるように折り曲げられ、頭部装着部11及びシールド支持部12の裏面同士が対向する状態になる。
折り曲げ線111は、頭部装着部11の正面部とブリッジ部13との境界線であり、ブリッジ部13側へ凸となるように緩やかに湾曲する曲線からなる。このため、折り曲げ後の頭部装着部11の正面部は、図6(b)に示すように、左右方向において前方へ凸となるように緩やかに湾曲する。このため、頭部装着部11の正面部は、使用者の前頭部に自然にフィットし、装着中における違和感を低減することができる。
また、折り曲げ後のブリッジ部13も、図6(c)に示すように、左右方向において上方へ凸となるように緩やかに湾曲する。このため、ブリッジ部13の構造的強度を増大させることができる。
さらに、ブリッジ部13は、前後方向に延びる押圧すじ130が形成されている。このため、頭部装着部11及びシールド支持部12の距離を変化させるような曲げに対する耐性が向上し、構造的強度が向上している。
図7は、頭部装着部11の両端をスリット支持部12のスリット孔121に挿通させた状態を示した図である。頭部装着部11は、その幅方向(上下方向)が、スリット孔121の長手方向(上下方向)と一致するように挿入される。
図8は、組み立て完成後のフレーム部1を示した図である。図7に示した状態のフレーム部1において、シールド支持部12を撓ませ、係止フック113をスリット孔121に係合させることによりフレーム部1が完成する。
撓ませたシールド支持部12は、直線状に戻ろうとする復元力が生じ、その復元力がシールド支持部12の両端部を後方に移動させるように作用する。一方、係止フック113は、スリット孔121の前方縁部と係合し、シールド支持部12の両端が後方へ移動するのを規制する。このため、シールド支持部12の復元力と、係止フック113の作用により、シールド支持部12の両端部が、頭部装着部11の係止位置に係止される。
また、シールド支持部12を撓ませた状態で係止することにより、十分な開口面積を有する開口15を確保することができる。
このようなフェースガード100の組み立て加工は、極めて容易であり、使用者自身で行うことができる。従って、フェースガード100は、組み立て前のフレーム部1及びシールド部2として使用者に提供され、使用開始時に組み立てられる。つまり、シート状部材として保管することができ、省スペースで保管することができる。
本実施の形態によるフェースガード100は、1枚のシート状部材を加工してフレーム部1が形成されている。例えば、紙を用いてフレーム部1を形成することができる。このため、極めて軽量なフェースガード100を実現することができる。
また、フレーム部1が、使用者の頭部に装着される頭部装着部11と、頭部装着部11より前方に配置されるシールド支持部12と、前頭部において、頭部装着部11及びシールド支持部12を連結するブリッジ部13とを備え、使用者の両側頭部においてシールド支持部12が頭部装着部11に係止されている。このため、フレーム部1の構造的強度を確保することができる。
また、両側頭部の係止位置14間において、シールド支持部12は頭部装着部11から離間して配置されている。このため、ブリッジ部13の両側に開口15が形成され、シールド部2の内側空間における通気性を確保することができ、息苦しさやシールド部の曇りを防止することができる。
また、頭部装着部11及びブリッジ部13間に形成される折り曲げ線111が、ブリッジ部13側に凸となる緩やかな湾曲線からなる。このため、折り曲げ後の頭部装着部11は、ブリッジ部13との結合部において緩やかに湾曲した形状になり、折り曲げ線111が直線の場合に比べて、使用者の前頭部にフィットし、使用者は、違和感や痛みを感じることなく装着することができる。
また、折り曲げ線111を上記湾曲線にすることにより、折り曲げ後のブリッジ部13は、中央部が上方、左右端が下方に変位し、左右方向において緩やかに湾曲した形状になり、前後方向における折り曲げ力に対する耐性が向上し、構造的強度を向上させることができる。
また、ブリッジ部13は、前後方向に延びる押圧すじ130を有するため、前後方向における折り曲げ力に対する耐性が更に向上し、構造的強度を更に向上させることができる。
また、一般的な紙は、抄紙機で製造する際に繊維の向きが揃っており、この繊維の向きは紙目と呼ばれ、紙目方向において紙は張りがあって曲がり難い。このような紙目のある紙を用いてフレーム1を形成する場合、紙目を頭部装着部11及びシールド支持部12の長手方向と一致させ、長手方向に張りを保たせることが望ましい。しかし、この場合、紙目が左右方向になるため、ブリッジ部13は前後方向に曲がりやすくなる。このため、折り曲げ線11を湾曲線にしてブリッジ部13を湾曲させ、あるいは、前後方向に延びる押圧すじ130を形成し、ブリッジ部3が曲がりにくいように補強することが特に好適である。
また、紙を用いたフレーム1の場合、印刷及び打ち抜き加工の装置を用いて製造することができる。つまり、一般的な印刷装置で製造することができ、急激な感染拡大により、需要が急増したような場合に大量に供給することができる。しかも、安価であることから様々な需要に対応することができる。例えば、医療用、接客業務用、家庭用として使用することができる。
1 フレーム部
2 シールド部
3 輪ゴム
11 頭部装着部
12 シールド支持部
13 ブリッジ部
14 係止位置
15 開口
100 フェースガード
110 湾曲部
111 折り曲げ線
112 切り込み
113 係止フック
120 折り曲げ線
121 スリット孔
122 シールド貼付領域
130 押圧すじ

Claims (4)

  1. 使用者の顔面の少なくとも一部を覆う透明性のシールド部と、前記シールド部を支持するフレーム部とを備えたフェースガードにおいて、
    前記フレーム部が、
    前記使用者の前頭部から両側頭部に向かって延びる形状を有し、前記使用者の頭部に装着される頭部装着部と、
    前記頭部装着部に沿って延び、前記両側頭部の係止位置において前記頭部装着部に係止され、前記係止位置間において前記頭部装着部から離間し、より前方に配置されるシールド支持部と、
    前記前頭部において前記頭部装着部の縁部及び前記シールド支持部の縁部を連結するブリッジ部と、を有し、
    前記シールド部が、柔軟性を有するシート状部材からなり、前記シールド支持部に取り付けられ、前記シールド支持部から垂下され、
    前記フレーム部が、シート状部材の折り曲げ加工により形成されることを特徴とするフェースガード。
  2. 前記シールド支持部が、前記係止位置に対応するスリット孔を有し、
    前記頭部装着部が、前記係止位置に係止フックを有し、
    前記スリット孔に前記頭部装着部を挿通し、前記係止フックを前記スリット孔と係合させることにより、前記係止位置において、前記シールド支持部が前記頭部装着部に係止されることを特徴とする請求項1に記載のフェースガード。
  3. 前記係止フックが、前記頭部装着部の切り起し部として形成されることを特徴とする請求項2に記載のフェースガード。
  4. 前記頭部装着部及び前記ブリッジ部間の折り曲げ線が、前記ブリッジ部側に凸となるように湾曲する曲線であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフェースガード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021250910A1 (ja) * 2020-06-10 2021-12-16 株式会社北原産業 フェイスガード
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